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341.  ヴァン・ヘルシング 「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」「アンダーワールド」から遅れること1年、真打でありながら既に三番煎じとなってしまった古典モンスター大集合映画。確かに10点、9点つける様な傑作ではないですけど、観客を退屈させずに入場料分楽しませるアトラクション・ムービーとしては、前記の二作品なんかよりも遥かにその役目を果たせたんじゃないでしょうか。大体スティーブン・ソマーズに、それ以上のことは映画会社も観客も望んでいないでしょうしね。それにしても「アンダー~」から引き続いての、ケイト・ベッキンセールの腰の細さにはメロメロ。ケイト、もう貴女はこの路線で突っ走りなさい。「セレンディピティ」はまだ良かったですけど、間違っても大作メロドラマなんかに出てはいけませんよ。そういう訳で、6点献上。6点(2005-01-05 13:36:35)

342.  ベッカムに恋して “Bend It Like Beckham”という原題に対して「ベッカムに恋して」という邦題は、そんなに悪くないと思います。実際、主人公の女の子はベッカム・ファンだったし、イギリスでベッカムはサッカーと同義語な訳ですから、この邦題も主人公のサッカーへの一途な思いを表現したものと解釈できます。しかし映画としては、想像してたよりもかなり予定調和の展開だったので、インド映画に馴染みの無い人はいいとしても(特に欧米でのヒットは凄く納得できた)、私には少し期待外れでした。本作で一番驚いたのは、「このパキスタン野郎!」(意訳)というのがインド人を侮辱する最悪の言葉だったということ。例えば「この北朝鮮人!」と罵られて傷つく日本人も余りいないと思うので、印パ間の関係が少し垣間見えた気がしました、6点献上。6点(2005-01-05 13:36:13)

343.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 「ゴジラ×メカゴジラ」の完全なる続編(本作の鑑賞には「ゴジラ(54)」「モスラ(61)」及び前作の鑑賞が大前提となります)。丸っきり「G消滅作戦」の焼き直し及び「エヴァ」のパクリだった前作には、個人的にかなり白けてしまったんですけど、今回は意外なほど面白く観れました。ま、オープニングの演出は「ガメラ」のパクリだし、機龍の最期も「ジャイアントロボ」等のパクリっぽいし、モスラの扱いも「モスラ」の焼き直しに変わりはないんですけど、今作ではそれらがちゃんと脚本の中で消化されていたと思います(ガキの扱いが小さかったのも大きいと思う)。オリジナルに近い小美人の歌が流れ、生まれた幼虫がちゃんと双子だった辺りには少し感動してしまった。それにしても、またゴジラ細胞持ち出すつもりなんですか、6点献上。6点(2004-12-18 02:46:33)

344.  カンフーハッスル まず、この「カンフーハッスル」ってタイトルが良く解らない。てっきりカンフーを取り入れたダンス映画かと思ってたら、中身は原題通り「功夫」の達人達のバトルのみ。もちろん「ドラゴンボール」そのままの馬鹿馬鹿しいバトル(緻密に計算されたユエン・ウーピンの殺陣は、これまでの最高の仕上がりだと思う)にお得意のギャグも満載で、故に「ありえねー。」というキャッチ・コピーですけど、映画ではとっくの昔からあり得る内容。これまで書画や食、そしてサッカーに+功夫という題材でしたが、本作はチャウ・シンチー初の本格(?)功夫映画って感じでしょうか。それにしても、今作の主人公は影が薄すぎる(ヒロインも取って付けただけ)。いくら馬鹿映画でも、もう少し主人公が話に絡まないとクライマックスにも乗り切れません、6点献上。6点(2004-12-15 00:20:08)

345.  ターミナル 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が、近年稀に見るほど映画監督の演出力を見せつけた作品だったので、JFK国際空港を一からこさえて撮影したという本作にも、当然の如く期待を持って臨みましたが、今回その点では、ほんの少し期待外れでした。「キャッチ・ミー~」と比べて話自体が地味だからしょうがないのかもしれませんけど、自由自在に撮影できる筈の、折角作った空港セットが今一つ生かされていない様に感じました(本作では、敢えてオールド・スクールな演出手法を目指したのかもしれない)。ところで、アメリカの空港に一人で降り立ち、英語も喋れないのに乗り継ぎ便に間に合わなかった経験を持つ私には、このシチュエーションは笑い事じゃなかった。この経験が鑑賞の妨げだったのかもしれません、6点献上。6点(2004-12-15 00:19:42)

346.  戦争のはじめかた アメリカの対テロ戦争の煽りを受けて全米公開が何度も延期になったという、冷戦終結直前のドイツ駐留米軍を舞台としたブラック・コメディ(やっぱり配給はミラマックスだったそうです)。平和な時代に於いては、軍隊は何処にも採用されない様な輩の吹溜りと化し、また平和故に、暇を持て余したそういう連中のやることはロクなことじゃない。これは現在戦時下にあるイラクに於いてさえも、何ら変わることがないのは報道の通り。本作も「M★A★S★H」等と同じ軍隊風刺コメディなんですが、こちらは少し生真面目な印象。物語には毒が含まれてるのでそれなりに面白くは観れましたが、笑いも弱めで演出も平板に感じました。終盤の落下シーンは「太陽を盗んだ男」を意識したんでしょうか? ということで、私的には惜しくも6点献上。6点(2004-12-15 00:19:20)

347.  裸足の1500マイル 例えば外見や文化にほとんど差異の無いドイツ人とユダヤ人、日本人と朝鮮人・中国人の間にも似た様な歴史がある訳で、外見も文化も丸っきり違う民族同士であれば、こういう政策が存在していたとしても不思議はない。人類史上でヒューマニティが叫ばれる様になったのは極々最近のこと。で、比較的低評価なのには少し驚きましたが、私も同様の感想を持ちました。序盤をサラッと流し過ぎの上、残りは決死の逃避行ではなく、何かロードムービーの様になってしまってる。淡々と描くことももちろん悪くありませんが、本作にはもう少し悲壮感が欲しかったと思います、6点献上。6点(2004-12-15 00:18:54)

348.  あずみ (本作同様、レヴューも無駄に長くなってしまった…) 「ジョン・ウーの猿真似をした出来損ないのサム・ライミ」という印象に変わりありませんが、大幅に増えた予算の甲斐もあって、これ以前の北村作品と比べれば随分マシになってると思う。本サイトで気になったのは、どうしてこうも同時期同ジャンルの「座頭市」と評価に差があるのかということ。皆さん「演技が演技が…」と仰いますけど、上戸彩とビートたけし、そして共演者達同士の演技力に、大して開きがある様には見えません。寒いギャグにしたって、リアリティにしたって同程度(こっちが茶髪ならあっちは金髪だし…)。私にとってこの二作の違いは二点。まず「傑作」と「駄作」の評判の違いで、鑑賞前の心構えが少し違ってたかもしれない。従って、あちらの印象は「何だ、この程度か」って感じで、こっちは「そんなでも無いじゃん」って感じでしょうか。もう一点は主演俳優。似た様な内容の似た様な出来の映画なら、60近いオヤジを眺めるより、10代の可愛いアイドルに萌えた方が楽しいに決まってる(ま、男性限定の楽しみ方ではありますが…)。以上の心証から、私はこちらに軍配を上げたい(釈ちゃんの「修羅雪姫」程じゃないですけどね)。そんなことで、上戸彩のあらわな太腿と岡本綾のはだける胸元に+1点、大負けに負けて6点献上っ、持ってけ泥棒!6点(2004-12-07 00:07:30)(笑:1票) (良:1票)

349.  DRIVE (↓)比較的評判悪いですけど、私はそんなに悪くはないと思いました。仲間達が偶然に進むべき道を発見し、最後に残されるのは自分一人。そうなれば当然、自らと向き合うしかなくなる。これまでのSABU監督は、物理的アクションで主人公の葛藤を表現してたんだと思いますけど、本作の主人公(毎度お馴染み堤真一)は内なる葛藤に苦しみ、そして文字通り自分に打ち勝つ。これは青春映画の普遍的テーマだと思うし、これまでの作品と比べて遜色あるとも思いません。ただ、確かに柴崎コウのセカンド・ロールは酷いと思う。これじゃカメオ扱いでも文句は言えないぞ、6点献上。6点(2004-12-07 00:06:45)

350.  APPLESEED アップルシード ハリウッド的CGアニメでも日本的セル・アニメでもない、ジャパニメーションの辿るべき一つの方向性を示した、2004年度のダークホース的フルCGアニメ。クォリティの面では大横綱「イノセンス」に及ばないものの、スタッフの本気度は充分伝わってくる、チャレンジしただけのことはある仕上がりだと思います。唯、キャラクター・デザインをかなりセル・アニメ寄りにしてしまった為、モーション・キャプチャーとの違和感、背景との違和感が際立ってしまったので、もう少し3Dに寄っても良かったかもしれません。また、題材に士郎正宗を選んだのも賢い選択とは言い難いです。私としてはこの技術を使って、ぜひ寺沢武一の「コブラ」に挑戦して欲しいと思いました(もちろん「クリスタルボーイ編」。技術と題材が良く馴染む筈)、6点献上。6点(2004-12-02 00:36:59)

351.  東京原発 《ネタバレ》 日本の原子力政策の矛盾を告発する、現在の日本では非常に珍しいポリティカル・エンターテインメント映画。確かに「そこそこ」は面白いし、製作者の気骨も感じましたが、同時に脚本の安易さも感じてしまいました。劇中では反原発の大学教授が唐突に出てきて、原子力政策の矛盾点を登場人物達に説明するというだけで、物語でそれが説明されたり、矛盾点がパロディになっていたりする訳じゃなかった。ラストを臨界で終わらせてくれたのは良かったですけど、私はもっと毒のある笑いを期待してました。でも、こういう試みは是非応援させて戴きます、6点献上。6点(2004-12-02 00:34:48)

352.  人斬り銀次 タイトルと出演者から連想される様なヤクザ映画ではなく、敗戦後、半世紀以上を経た現在まで、ずっと戦争を引きずって生きてきた男達が、自分達の戦後を総括する物語。主要人物は今と昔のダブル・キャスト。夏八木勲が死に切れなかった男の哀愁を表現し、竹内力がそんな男の中にたぎる昔のままの熱い血を表現する(主人公は夏八木勲ですけど、「人斬り銀次」は明らかに竹内力です)。これは結構ありがちな演出だし、脚本の練り込みや中途半端なワイヤー・アクションに不満もありましたけど、私好みの漢の物語だったので、熱くなりながら楽しむことが出来ました。そしてもう一つ、残念なことに本作は、昨年亡くなられた古尾谷雅人の遺作となってしまいました。心よりご冥福をお祈りいたします。という訳で、6点献上。6点(2004-12-02 00:34:16)

353.  トロイ(2004) 私は、本作のタイトルはストレートに「アキレス(2004)」で良かったような気がします。完全にアキレスが主役なので、コトの発端となる、もの凄く重大事である筈のパリスとヘレンの不倫、そして二人のエピソードはほとんど描かれない。また、男優にギャラを使い果たしてしまったのか、女優が余りにも小粒でバランスが悪い(特にヘレンには美の説得力が欠けてる)。大艦隊・大軍勢の映像に、既に驚きを感じなくなってしまった自分にも怖い気がします(つまり、もうそんなモノはハリウッド映画の売りにはならない)。そんな中で一番燃えたのは、やっぱりアキレスとヘクトルの一騎打ち。それぞれの戦闘スタイルに個性を持たせた殺陣の演出、迫力あるカメラワークと、ここは久々に「見せる戦い」のシーンでした。という訳で6点献上。6点(2004-11-26 00:13:51)

354.  トンネル(2001) 1961年8月13日未明、突然建設が開始され、ゲルマン民族を30年近くに亘って分断した冷戦時代の象徴・ベルリンの壁。本作は東側に取り残された家族を西側に脱出させる為、壁の下に、後に「トンネル29」と呼ばれるトンネルを掘った人達の実話を元にしたドイツ映画。丁寧に描かれた壁建設時の状況(この描写は非常に珍しいと思うので、本作一番の見所のような気がする)、実話の重み、スパイ物にも似た脱走劇のリアルなサスペンスと、非常に完成度の高い作品だとは思います(ヘンテコ発音の英語を聞かされなくても済んだし…)。しかし娯楽映画としては、リアルなだけに盛り上がりには欠けるし、3時間近い長さも、はっきり言ってキツかった。この作りは「U・ボート」同様、ドイツ映画の伝統なんでしょうか? 6点献上。6点(2004-11-26 00:13:00)

355.  エブリバディ・フェイマス! 【ぐるぐる】さんご指摘の様に、かなりイギリス映画的匂いのする、チョコレートの様にほろ苦いベルギー(他近隣諸国)製のダメ人間奮闘コメディ。もちろん主人公は「この手の話には絶対欠かせない失業中のダメおやじ」なので、売れっ子歌手を人質にして娘を歌手デヴューさせようとするものの、いつの間にやら逆に娘を人質に取られた形になってしまうという体たらく。そして物語は、ラストの「ラッキー・マヌエロ」一曲に向けて収束していく。ダメおやじの鼻歌が見事にアレンジされた上、その詞もジプシーが人生の悲哀を歌った敗者への、つまりは劇中のダメおやじ自身に向けた人生哀歌になっている。これは泣ける。そう考えると、劇中のプロデューサー(マネジャー?)は悪知恵だけでなく、実力も本物だったんですね、6点献上。6点(2004-11-18 00:05:13)

356.  昭和歌謡大全集 「昭和歌謡大全集」(原作未読)という題名でも、描かれてる内容は、昭和からは遠く離れた平成の今現在。しかし今の時代を作り上げたのが昭和だとすれば、かなり相応しいタイトルなのかもしれない。無意味に生を消費するイマドキの若者と、薄っぺらな人生を謳歌する今時のおばさんは、互いが時代を代表する記号でしかなく、その争いは文字通り空虚。その先にあるものは、確かに滅亡しかないでしょう。話自体が面白いのでそこそこ面白くは観れましたけど、それにしたってこの中身で、何で篠原哲雄なのかが全く解らない(それに、おばさん達も綺麗過ぎるよ)。三池崇史か石井聰亙、若しくは黒沢清が監督してれば、ひょっとして大傑作になったかもと思うと残念でなりません(この人選じゃ少しカルト寄り過ぎる?)、6点献上。6点(2004-11-12 00:55:07)

357.  パルコフィクション 流行の発信地から赤字続きのテナント・ビルへと凋落した渋谷パルコをモチーフとする、パルコのパルコによるパルコ起死回生の為の、パルコらしいオムニバス不条理コメディ。鑑賞中は充分楽しいし、1時間ちょいの中品なので観易いことは観易い。しかし、どうにも納得いかないのが、既に「ウォーターボーイズ」でメジャー・デヴューを果たした矢口史靖監督が、何でまたキャリアを一歩後退させる様な映画を撮らなければならないのかということ。これは「エイリアン2」でメジャー進出したジェームズ・キャメロンが次に「T2」を撮らないで、「殺人魚フライングキラー2」(原題で言えば「ピラニア3」か)を撮る様なもの。自主映画並のお遊び感覚では原点回帰とは呼べません。それに、得意の人形アクションにも飽きてきました、6点献上。6点(2004-11-12 00:54:17)

358.  シベリア超特急2 ≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 2≫ 何と、普通に面白かった。いや、きっと普通に観せられた場合は、憤慨しないにしても退屈だったとは思いますが、「シベ超」だと思って観ればとても楽しい作品だと思う。冒頭、新幹線のカットから入る予想を裏切る展開にまずビックリ。前作からはとても考えられないオールスター・キャストにビックリ(SKD時代を思わせる草笛光子の役と脚線美にもビックリ。寺島しのぶに至っては、これが銀幕デヴュー作)。あの「シベリア超特急」の続編だというのに、よくこれだけ製作規模が拡大したと思う。これは快挙です。そしてこのオールスターの中に於いても、「やめたぁ~」のたった一言で、全てをさらってしまうマイク水野は半端じゃなく凄い。映画への愛も充分感じられました、6点献上。6点(2004-11-12 00:51:55)(笑:1票) (良:1票)

359.  ソウ 全ては私の先入観の所為。ほとんど情報を仕入れず、「大評判の密室不条理ミステリー」だとばかり思い込んでたので、「数多ある猟奇連続殺人モノの一つ」だったことに、とにかく拍子抜けしてしまった。ラストにしたって「そうだったのかっ!」ではなく、「な~んだ…」程度の印象。うるさい編集と音響にも特別な新味は無い。【六本木ソルジャー】さんの仰る様に、被害者達が全く繋がってこないのが最大のマイナス要因だと思う。どうせ予算も限られてた訳だから、医師、カメラマン、犯人、死体の四人だけに物語を絞って、脚本をもっと煮詰めた方が良かった。ということで、6点献上。6点(2004-11-03 12:37:18)(笑:1票)

360.  父、帰る 公式ウェブ・サイトのトップ・ページには「なんで今さら帰ってきたんだ」を始めとした疑問が羅列してありますが(これってほとんどネタバレに等しいゾ)、それらの疑問はほとんど物語には関係無いと思う。ここには父親と息子の関係性に於ける真理がある。兄にとっては逞しく、全知全能の絶対的な存在。弟にとっては疎ましく、得体の知れない存在。息子にとってはどちらも正しい父親像です。父親は、互いに涙を流して抱き合う様な腑抜けた存在であってはいけない。私は本作を非常に微笑ましく観ました。だから、この不必要な「謎」やラストの展開は残念でならない。映画に過剰な説明は不要だと思いますが、同時に思わせぶりな謎も不要。その所為で本作も、出来損ないのミステリーみたいになってしまった感じです、6点献上。6点(2004-11-03 12:36:57)

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