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341.  どら平太 市川崑監督に山本周五郎の原作と言えば同じようなキャスティングで「その木戸を通って」というのがある。あの映像の美しい世界に今度は活劇としての楽しさ、コメディタッチな雰囲気をという試みは買える。ただ全体的に単調と言うか?思ったほどワクワク出来るほどの面白味が感じられない。何か突き抜けるような爽快感が無い。映画的興奮、スリリングさに欠ける印象!丁寧に撮られてはいるがそれ故にもっともっとはじける笑いやら楽しさが欲しい。つまらなくはないが市川崑監督作品としては普通の感じです。この手のコメディタッチな時代劇は岡本喜八監督の方が相応しい気がする。フランキー堺か伊藤雄之助が健在だったらなあ![DVD(邦画)] 6点(2012-01-08 20:56:08)(良:1票)

342.  愛と追憶の日々 《ネタバレ》 最初のうちは何だか退屈な映画だなあ!ぐらいにしか感じなかったのに、見ているうちに段々と面白くなっていく。シャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソンの演技が素晴らしい。自分に対してちょっかいばかり出す嫌な男なのに何故だか惹かれていくシャーリー・マクレーン、そこには女である以上、年齢なんて関係ないと言っているようであり、またその一方では娘を思う優しい母親の姿に良い母であるなあ!あの娘の為に注射をお願いする場面は辛い。辛すぎるし、泣かずにはいられない。人間の愛の深さ、母と娘の人間ドラマとして完成度の高い映画だと思うし、アカデミー賞が本当に良かった頃の作品という気がするし、アカデミー賞受賞も納得です。[DVD(字幕)] 8点(2012-01-07 20:20:30)(良:1票)

343.  電撃フリントGO!GO作戦 《ネタバレ》 すげえなあ!自分の思うように好きな時に心臓を止められる。ここまで死んだふりが上手い俳優は他にいるのか?ジェームズ・コバーンの動きの面白さに加えて、そこに関わってくる女達が美女ばかりでしかもナイスプロポーション!007シリーズを完全に意識しているような内容なんだけど、そこにコメディの要素がふんだんに加わっている。完全にお馬鹿ムービーである。正月に観るに最適な映画かもしれない。それにしても羨ましいなあ!あんなにも大勢の美女、しかも皆、水着であるに囲まれてチューチューのオンパレード!美女好きならストーリーなんかどうでも良いとさえ思えてしまう映画![DVD(字幕)] 7点(2012-01-04 21:35:17)

344.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 やられた。まんまと騙された。ヘンリー・フォンダが倒れ、急遽駆けつけた医者、そして、奥さん、更には銀行の頭取までもが全員、グルで他のポーカーの相手全員騙す。その騙し方が何とも爽快である。あの亭主も亭主なら奥さんも亭主以上のやり手だ。ポーカーのルールさえも全く知らないなんてとんだ大嘘である。結局どんな手で勝ったのか?見せないけれど、そこは見せなくて正解です。見せないことで観る側の立場から考えれば想像することの楽しさというものも面白さであり、またこの映画、ヘンリー・フォンダ以外のポーカーの相手もそれぞれが個性的であり面白い。更に西部劇好きにとってはあの西部の街並み、セット、そういう雰囲気を楽しむだけでも良いのに、そこに来てこの騙す者と騙される者とのやりとり、最後まで騙されたままでいることすら知らないでいる男達の事を思えばそれもまた面白い。とにかくこの映画は最近の下手な大作なんかじゃ絶対に味わえない面白い駆け引きが見られるのも良い。映画は脚本の力でどれだけ面白く撮られるかってことを見せ付けられる映画でもある。[DVD(字幕)] 9点(2012-01-04 10:23:27)(良:2票)

345.  阿修羅のごとく 《ネタバレ》 NHKのドラマも原作も全く見てません。そもそも私は向田作品が好きじゃない。だから期待もせずに観た。森田芳光監督死去のニュースを聞いて何日か経つわけだけど、これは観てないし、どうなのかな?ぐらいの気持ちで借りてきた。キャスティングに関しては素晴らしい。好きじゃない向田作品にしてはそれなりに楽しめたし、いや、思ったより楽しめた。大竹しのぶと桃井かおりの玄関先での壮絶なバトル、桃井かおりの放つピストルのおもちゃには噴出してしまった。黒木瞳の大人の色気、更に色気と言えば黒木瞳演じる長女の旦那を誘惑する女の木村佳乃の色気も忘れられなくなりそうなほどです。森田作品と言えば「ハル」ですっかりファンになってしまった深津絵里も良い。中村獅童演じるおかしな男にジャムパンが大好きなんです。大好きなんです。とか言っていきなり言われてそれでも一緒になることを選ぶなんて、何て良い女だ。深田恭子に関してはまあ、こんなもんかな?彼女には「下妻物語」の桃子のようなぶっとんだ役のが似合う。あっ、そうそう、四人の姉妹の母親役の八千草薫が如何にも昭和の良き母って感じで良い。女優陣に比べると男優陣は仲代達矢は良いが他がどうもいま一つ。小林薫の駄目ぷりも中途半端と言うか弱い。どうせ駄目男演じるならとことん駄目な男、例えば川島雄三監督の作品や成瀬巳喜男監督の作品に出てくる駄目男ぐらいの駄目ぷりが観たかった。小林薫の「女は阿修羅」って台詞を聞いて、なるほどね。女が阿修羅なら男は原だな?なんてくだらんことを思ってしまった。最後にもう少し!森田芳光監督「家族ゲーム」や「の・ようなもの」で見せた才気をもっと観たかった。良い役者と良い脚本にさえめぐり合えればまだまだ凄い映画を撮れるだけの実力はあるはず。それだけに61歳という若さでの死は残念です。ご冥福お祈り致します。[DVD(邦画)] 6点(2011-12-27 21:28:42)

346.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 「なりたい自分になるんだ」という少年ホーガースの言葉が何とも心に響く。人間、歳と共に子供の頃になりたかった大きな夢というものをどこかに置き去りにしてしまっていて忘れがちであるものであろう。この少年の気持ち、言葉は夢を持つことは素晴らしい。それは年齢なんて関係ないと言っているようである。そんな少年の気持ちを察して「スーパーマン」と叫びながらロケットに向って飛んで行くアイアンの姿が感動的であるし、泣けてくる。変な思想やらテーマなんて要らない。ただただストレートに思い切り伝えたいことを映像で持って見せてくれている。少年と巨大なロボットの交流、何の新鮮味もないけど思い切り泣かせてくれる。テーマがどうとか?そんなものはどうでも良い。子供も大人も誰にでも楽しんで貰いたい。そして、感動して貰いたいという思いが伝わってくる。それがこの映画の素晴らしさだ。[DVD(字幕)] 9点(2011-12-22 21:27:29)(良:2票)

347.  3-4X10月 《ネタバレ》 北野武監督作品第二作目も北野武らしい。いや、北野武というよりはビートたけしらしい馬鹿馬鹿しい笑いを描いている。例えばオープニングからしてもそうである。草野球の最中にただ一人だけ仮設のトイレから出てくる冴えない男の登場の仕方といい、やくざに巻き込まれるまでの流れ、更に最初に代打で出てきて一度もバットを振らずに三振の汚名返上とばかりにもう一度代打で今度は大きな逆転ホームランも前のランナーを追い越してアウトで逆転ならずに敗戦。ここらは予想通りではあるが、たけしらしい。更にそんな男が初めてのデート中、二人をからかっている奴等が止まっている車に追突。監督武というよりもビートたけしらしい馬鹿馬鹿しさである。ビートたけしの子分、渡嘉敷の指を詰めるのも将棋の駒ってのも如何にもたけしが思いつきそうな感じである。沖縄での場面、置いてけぼりを喰らう二人のシーンや事務所に乗り込んで銃を撃っても弾が出ず、その後の彼女のデート中の車の中で発射やら空港内で前の乗客の荷物にどさくさに紛れて持ち歩いていた銃を投げ入れるというようなアホらしさ、そうそう、海でのシーンの静けさ、最初から最後まで全く音楽無しなのも新鮮である。うるさい音楽なんて無い方が映画に集中出切るんだぜ!とでも言っているような演出である。最後も草野球の場面で閉める。しかもここでまたトイレから出てくる男、野球とヤクザ、何の関係もないような中でそれぞれの見せ方が面白い。面白い映画なんだけどどうにも女性に対して殴る。蹴るシーンが多過ぎるのが気になる。作品全体の色、静かな中で感じられる殺気やら馬鹿たけど何とも憎めない登場人物、北野武(ビートたけし)は岡本喜八監督の初期の頃の映画に出てくる可笑しな人達の様にこの映画は明らかに岡本喜八監督の「「ダイナマイトどんどん」の影響を受けているそんな映画だと思いました。[DVD(邦画)] 7点(2011-12-19 20:00:45)

348.  チャイナタウン 《ネタバレ》 痛い。痛い。鼻はやめてくれ!いや、鼻というより顔をやるのは勘弁して欲しい。あっ!雰囲気そのものは好きです。ただ、やっぱり鼻にあんなことするのは見ているだけで痛さまで伝わってきそうです。[DVD(字幕)] 6点(2011-12-18 19:03:56)

349.  シムソンズ 《ネタバレ》 ベタ、思い切りベタである。何のひねりもない。至ってシンプル。この映画の主人公、四人の女の子達の姿は世の中の落ちこぼれと言われている人達、勉強も出来ない。だからと言ってスポーツもけして出来るわけでもなく、ドラえもんの「のび太」みたいな存在、コンプレックスの固まりである彼女達への応援であり、どんな理由であれ、何かに対して目標を持って頑張る姿は観ていて応援したくなるし、応援せずにはいられなくなる。和子と美希との衝突や同じように和子と史江との衝突、そんな間に入って何かしたくても不器用で上手く持っていくことの出来ない菜摘、コーチの過去の出来事、嘘付いてまで勝ちたくなかった為に正直に申し出て負けたという過去を知った彼女達がその後、絶対に嘘は言わないと約束し、衝突しあっていた四人が仲直りするシーンでの最後の嘘(史江の投げた五円玉が表なら続ける。裏ならカーリングを辞める。)はこれで嘘は最後にしようという現れであると感じることが出来るし、エンジェルスとの優勝決定戦で美希が和子に対して「このチームでオリンピックに行きたい。」と言う場面で本当の仲間になれた喜びを四人は感じることも出来た。最後の一投を和子の思うように託した他の三人の仲間意識、試合には負けたけど彼女達は試合で勝つこと以上に幸せな何かを掴んだに違いない。四人揃って観客、最後まで戦った相手チームに対しても精一杯戦った喜びを噛み締めて歓声、拍手に応える姿はこれこそスポーツマンに相応しい。0から始まる物語、たった1点だけどその1点取ることがどんなに嬉しいかよく解る。そういう喜びを味あわせてくれる映画です。[DVD(邦画)] 8点(2011-12-15 21:40:35)(良:1票)

350.  ハイジ(2005) 「ハイジ」の実写映画なんて存在しているとは知らなかった。これは明らかにアニメの方に思い入れがあればある程、軍配を挙げたくなるし、どうしたってアニメと比較してまう。するなという方が無理です。ハイジ自身は可愛いけど着ている服やクララの服の色、髪型も何か違う。アニメのクララに比べると健康そうで弱そうには感じない。おんじもペーターもロッテンマイヤーさんもクララのお父さん、お婆さんもほぼイメージに近くて、そういう意味では良しである。セバスチャンが二枚目なのは驚き。アニメで何度も見ては楽しんだり感動した場面が描かれている点は大いに評価しても良いし、映像も美しくて良い。ただやはり全体的な印象としては短すぎる。もっと観たかった場面もかなりある。あと、クララが立つのがあんなにも簡単なのはそれはないだろ?て思う。最後にこれだけは絶対に言える。少なくとも日本人が同じように自分達の国である日本のアニメを実写するとほぼ百パーセントに近く駄作になる。その原因の多くはアニメ、原作を利用するだけの金儲け主義に走り、元の話への愛を感じられないがそれに比べるとこの映画を撮った人達は愛というものを感じる。はっきり言えば海外の映像作家、監督をはじめとする関係者達には映画愛、アニメ、原作に対する愛情が感じられるという意味では日本人よりも上である。日本の監督をはじめとする人達にはその点をきちんと考えて作って欲しい。どう考えてもアニメには勝てない作品ではあるが、この映画にはとにかくハイジへの愛が感じられる。だから不満も多いけどそれなりに楽しむことは出来た。[DVD(字幕)] 6点(2011-12-14 21:44:44)(良:2票)

351.  ルパン三世(1978) 「ルパン」の映画と言えば「カリオストロの城」とこの最初の作品というのがほとんどの方の意見で多くの方はそう感じてるはずである。私も実際、そうである。子供の頃、学校から帰り、友達と遊んで帰ってくれば夕方6時の時間は「ルパン」か「あばれはっちゃく」である。勿論、テレビシリーズは全部観てます。だから緑のルパンも好きだし、赤のルパンも好きだし、どちらのルパンも好きである。この作品にはルパンならではの面白さが詰まっている。ルパンと峰不二子のやりとり、いつもの様に不二子に騙されるお調子者の女たらしでとにかくそれでも不二子の事が好きで好きでたまらないルパンが私は好きだ。また相棒役の二人、次元と五エ門も良い。不二子にだらしないルパンに対しても愛想付かしそうになりつつも、結局はお互いが好きな者同士であることが解るほど仲の良いのが観ていてもよく解るし、そんなルパン達を追うことに命をかけている銭形のとっつぁんも良い。あの凄まじいほどのルパン逮捕に対する執念、見習うべきものがある。諦めない気持ちというものを銭形のとっつぁんは教えてくれている。それは勿論、ルパン達も同じこと。ルパンという日本のアニメが生んだ名キャラクター、この作品と「カリオストロの城」の傑作2本が余りにも素晴らしく、ヒットしたせいか?その後、何度もテレビスペシャルが作られてるけどはっきり言って物足りない。いや、物足りない所か大いに不満である。ルパン映画と言えば最初の二つである。この二つを観ないで、特に最初のこの作品観ずに他のルパンを語るなんてことは出来ない。「カリオストロの城」派かどちら派かで意見が分かれるだろうけど、私はどちらも好きである。緑だろうが赤だろうがルパンには変わりないと声に出して言いたい。[DVD(邦画)] 9点(2011-12-13 22:46:49)(良:1票)

352.  雪の女王(1957) 《ネタバレ》 ゲルダのカイへの一途さ、愛の深さ、強さがよく伝わってくる。見ているだけで何とかしてやりたくなります。ゲルダが出逢う山賊やらその娘やら老婆に沢山の動物、何だかディズニーのアニメを意識しているようにも感じられる。アメリカに対するソ連の意識、ソ連映画にだってアメリカに負けない凄い作品があるんだぞというようなものが感じられる。「カイは離さない」と力強い台詞を吐くゲルダの前に立ちはだかろうとして解ける雪の王女と冷たくされていたカイが氷を離す瞬間の映像などこの作品はアニメであるからこその美しい映像の世界によって描かれていると言っていいぐらい本当に映像が美しい。おそらく今ならどの場面もCGで描こうとするだろうけど、この映画はCGでは表現出来ない人の気持ち、優しさというものをきちんと描いている。確かに迫力のある映像では現代の映画には勝てないが、中身では完全に勝っている。古い作品だからって侮れない。むしろ、何でもかんでもCGに頼ろうとする昨今の映像作家、監督にこの作品を観て何かを感じ取って欲しい。[DVD(字幕)] 8点(2011-12-12 21:32:28)

353.  三大怪獣地球最大の決戦 《ネタバレ》 まさかまさか?ゴジラとラドンがタッグを組んでキングギドラに戦いを挑む。しかも地球の平和を救う為といのが何とも意外であって面白い。ゴジラとラドンを説得する役目がモスラであるがこのモスラの動きと説得されているゴジラとラドンも面白い上にその説得を通訳するピーナッツの二人の小美人には笑わせてもらいました。モスラの説得に対しゴジラとラドンの「そんなこと、知ったことか」って何と言う通訳だ。もう、笑いを堪えるのに必死でした。確かにゴジラとラドンからしてみたら「知ったことか」である。がモスラの素晴らしい説得に負けてキングギドラに挑むゴジラとラドン、そんな協力しあうことの大切さをこの映画は怪獣というものを使って人間に訴えかけているとも思えるし、また金星人であるサルノ王女の姿からは人は忘れてしまいたいこととそうでないことをあの最後の方のシーンの「ローマの休日」のパクリのようなやりとりから色んなものが見えてくるような気がするし、そう考えて観るとこの映画はふざけてるようで意外と奥の深い映画でもある。それにしてもラドンに攻撃されて倒され、キングギドラとの戦いでも転んでぱかりで自分の力だけでは立てないゴジラをついつい、応援してしまいます。[DVD(邦画)] 8点(2011-12-08 21:47:45)(良:2票)

354.  キングコング対ゴジラ 《ネタバレ》 キングコングとゴジラと誰もが知ってる二代怪獣をどう戦わせるのか?と思っていたら何と眠らされたキングコングが上空を黄色の風船みたいなもので移動。そして、運んでいる途中で薬が切れて眼が覚める。その時の嫌がる姿の可笑しなことといったらない。キングコングを目覚めさせる時のあの島の住民達の変な踊りもやたら可笑しい。これは完全にコメディだと思って観ることにしよう。そうすれば全て笑い飛ばせてしまうほどとにかく変な魅力で笑えて面白い映画として評価も出来る。コジラの後ろから不意打ちのように突如現れるキングコング、ゴジラもまたやはり一番最初のあの大傑作のような恐ろしさも見せてくれる。カラーなのがちょっと残念ではあるが(だってモノクロの方が怖さがより強調されるだけに)キングコングとゴジラの対決を実現させてしまう試みに、そして、ラスト海の中へと消えて行くゴジラに監督がゴジラ映画生みの親である本多猪四郎監督からの全てのゴジラファンへのオマージュを思わせるシーンで締め括る。良い終わり方です。それにしてもこの映画での日本人キャストの面子は何だか「社長」シリーズや「若大将」シリーズや植木等の映画を思わせるし、そんな中でも有島一郎の可笑しさは際立っており、本来なら主役であるはずのキングコングとゴジラをも食ってしまっている。最後にこの映画を初めて観る方へ、これから観る方へくれぐれも食事しながら観るのは止した方が良い。特にタコ料理は禁物です。[DVD(邦画)] 8点(2011-12-07 21:13:55)(良:1票)

355.  日本侠客伝 絶縁状 おや?いつもの健さんとちょっと違うぞ!このシリーズでは珍しいスーツ姿で登場の健さん、親分さんとのやりとりやら子分達とのやりとりにしても大人しい。もっと勢い良くやって欲しい。金子信雄、天津敏、河津清三郎に山本麟一といった馴染みの悪い奴がいない。藤純子もいない。そういう意味での不満もあるが、それ以上に相手の面子が弱い。凄みがないのが一番の不満である。健さんは健さんらしくてここでもまたかっこ良い上にラストの殴り込みのシーンでの迫力、どこか「昭和残侠伝」シリーズぽい最後の一気の殴り込み、ここなんて本当にマキノ映画らしくて良いだけにやはり相手が何だかぱっとしない。それなりにに楽しめたので一応は6点は付けてみるものの全体的に物足りない。[DVD(邦画)] 6点(2011-12-06 21:20:14)

356.  ファンタジア2000 なんであの名作を再び作るかなあ?なんて気分にさせられることがよくあるし、この作品にしても同じであるが、これはこれで十分に楽しめる。素晴らしい映像と音楽、想像力を生かした映画作りに共感出来る。ただちょっと残念なのは最初にこちらを見ていれば9点だったかもしれない。最初に昔の作品のを観ている者としては最初の作品ほどの新鮮さを感じられない。しかし、何度も言うようにこれ1本として観れば十分に楽しめるし、下手なハリウッド大作よりはずっと良い。[DVD(字幕)] 8点(2011-12-05 22:03:29)

357.  三匹の侍 私は今まで五社英雄監督の映画を観て面白いと思ったことは一度もない。この監督の女性に対する画き方が嫌いであるのとカメラワークも最悪、監督自らが酔いしれているようで駄目。監督自ら酔うのではなく観る者を酔わせるぐらいでなければならない。今回、これが監督デビュー作品とのこと。なるほどこれはなかなか面白い。三匹の侍のそれぞれの個性、かっこ良さ、丹波哲郎、長門勇、平幹二郎の全く違う性格が力を合わせて悪い奴を倒す。モノクロの画面から伝わるエネルギー、役者の演技で見せるというよりは魅了する作品とでも言うべきか、本当にどの俳優もかっこ良い。対する女優陣に関しても魅力的、中でも桑野みゆきの素晴らしさ、彼女一人いるだけで作品に与える影響、男達に与える影響の強さを画面を通しても伝わってきます。本当は8点にしても良いと思ったけどやはりここでもこの監督の女性に対するいたぶり方、この監督は後の映画の多くに共通して見られる女性を痛めつける描写があるのが7点止まりにしてしまった。それでもこの映画に関しては脚本による力も大きく、他のどの五社英雄監督作品よりも面白い。監督デビュー作であって五社英雄監督のベスト作品だと思う。[DVD(邦画)] 7点(2011-12-02 21:04:04)

358.  スネーキーモンキー/蛇拳 何となく「酔拳」に似たような雰囲気を思わせる。ここでのジャッキー・チェンは最初は弱いけど最後は強くなる。いつものパターンではあるがだからこそジャッキー・チェンなのだろうし、ジャッキー・チェン映画なのかもしれない。幾つかジャッキー・チェンの映画を見て感じるマンネリ感、日本で言うなら寅さんや釣りバカシリーズに通じるような安心して楽しめる作品になっている。それにしてもあの爺さん、強いんだか弱いんだかよく解らん。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-01 21:16:26)

359.  さんかく 《ネタバレ》 男って本当にどうしようもないよなあ!女って本当に強いなあ!強いけど弱い部分も持っているなあ!何だか男女のどうしようもない部分がここまでリアルに描かれているのは凄いと思うし、でも何だかスッキリしない。きちんとした彼女がいながらもその妹に対して恋愛感情を抱いていく駄目男とそんな男を忘れられない女のやりとりも痛い。痛いなんてよりも痛すぎる。本当に哀れだ。一方でその二人を狂わす原因となるもう一人の女、これがまた監督の趣味なのか?的なロリコンタイプとその女が付き合っている柔道部の男、この二人を最後はボコボコにやっつけて欲しかった。タイトル通りな映画という意味での面白さ、リアリティこそがこの映画の魅力であり、吉田恵輔監督はこの映画を通して人は見かけで判断するな!見た目に騙されないようにしよう。特に男は女に騙される生き物なんだと言っているようである。[DVD(邦画)] 6点(2011-11-26 17:09:52)(良:1票)

360.  何がなんでも首ったけ 久しぶりに観るブリジット・バルドー主演映画です。最初から最後までブリジット・バルドーの可愛さにストーリーそのものよりも見入ってしまう。とにかくそのぐらい本当にここでもまた可愛い。そして、エロい。監督が監督だけにそうなるのもある程度は予想できてしまうし、何だかもう滅茶苦茶な感じだけど、その滅茶苦茶さこそこの監督の持ち味かもしれないと納得するようにして見るべきである。可愛いブリジット・バルドー、エロいブリジット・バルドーとどちらも見られる反面、どうせならこの映画に関してはカラーでお願いしたい。それにしてもこの監督の女性の画き方が男からしてみたら羨ましいやら憎いやらで、監督て仕事の特権を感じずにはいられなくなる。最後に音楽の使い方(ジャズ)がルイ・マル監督ぽく感じられるのは私だけでしょうか?監督としての才能ではルイ・マル監督の方が一枚も二枚も上だと思うけどルイ・マル監督ならこうはならないだろうし、そういう意味ではロジェ・ヴァディム監督らしい映画だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2011-11-25 22:17:56)

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