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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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3701.  アイス・エイジ 何度、子供に見せようとしても、食いつきが悪くて悪くて。洞窟のシーンにだけは食いついてたけど(このシーンだけ、「コレ、おもしろいね~」とか言ってたけど)、基本的にはサッパリ。そりゃそうだなあ、おとうさんが観ててもちっとも面白くないもんなあ。で、とりあえず一点だけ言わせてもらうと、最後に再会した子供を抱き上げるシーンで、フーセンでも抱き上げるみたいに、何の重さも表現できてないのが、まさに無味乾燥なるCG。つまらんと言うより、寂しかったよ。子供ってのは、そりゃキログラムで言ったら軽いかしらんが、このシーンでは、そういうのとは違った意味での重みってのが、あるでしょうよ。そういうのを表現して欲しいのよ。[CS・衛星(吹替)] 4点(2009-05-19 23:07:04)

3702.  グエムル/漢江の怪物 《ネタバレ》 「CGってすごいね、ボク達にも怪獣映画作れちゃったよ」みたいな感じの映画で、何がしたかったのやら、よくワカリマセン。モンスター映画として観れば明らかにヘンテコ、じゃあモンスター映画の形式を借りて何かを表現したかったのかというと・・・やっぱり上記の「 」の通りなのでは? と言う訳で、以下ぼやき。①怪獣が怖くない。行動が何となく読める。②そもそも、怪獣ほったらかしで、ウィルス騒動ばっかし。その肝心のウィルスが嘘でした~って、そりゃ殺生やで。③3人きょうだいとオヤジが怪獣退治。主人公連中のせっかくの冴えないキャラが、いい味出す間もなく、銃を平気で振り回す。つまらん。④特にポンコツの長兄。体力だけはピカイチらしいのは、最初の怪獣登場シーンでわかるけど、物語を通じた彼の成長って、「寝ないで店番できるようになりました」だけかいな。⑤プレッシャーから金メダルを逃すアーチェリー選手の妹。しかしそのエピソードから何のトラウマも受けず、アーチェリーを平気で振り回し続ける、盛り上がりの無さ。ラストの火矢なんぞミエミエ以下で背中がむず痒くなっちゃうぜ。⑥娘に新しいケータイを買うために貯めていた金は、「カップ麺の中の小銭」だった。じゃあ、映画のどこかで、それを取り落して小銭をぶちまけてしまうシーンでもあるのかと期待したけど。賄賂としてこっそり人手に渡すだけとは(それも無理やり入れたような場面だしなあ)。ついでに言えば、この雨の中の車中シーン、車が走ってるのか止まっているのか、よくわからんのだが。もうちょっとうまい撮り方は? ⑦ラストの怪獣との死闘。そこに至るまでの本作には色々と非日常的な場所にもカメラが入るシーンもあったのに、これまた平凡な場所で戦うもんですなあ。⑧突然参戦する謎の浮浪者。これが噂の、大日本人ならぬ、大韓国人なのか(デカくは無いけど)。⑨結局、あの猛毒の薬を撒いて欲しかったのでしょうか、撒いて欲しくなかったのでしょうか(薬が撒かれる事に関しては、唐突すぎで説得力無し。なのに、この薬のおかげで怪獣を仕留められたようなもの)。⑩まだ文句を言いたい点があった気もしますが、それでもいくつか、印象的なシーンも、あるにはあったのです。次はいっぺん、CG抜きでじっくりと怪獣映画を作ってみては??[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-01 11:05:04)

3703.  パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド 《ネタバレ》 私は予言する「あなたは 途中で 必ず 飽きる」[DVD(字幕)] 4点(2008-09-29 07:31:00)(笑:1票) (良:1票)

3704.  エアポート'05 “なんちゃってエアポート”シリーズ第?弾。大体こんな邦題つけたって、「おお、往年のエアポート・シリーズがまだ続いているのか」と勘違いする人もいなければ、仮に勘違いしたところで「それならゼヒ観たい」と思う人も果たしてイマドキどのくらいいるのやら。という、罪の無い邦題ではありますが、そもそもこの作品では、“エアポート”どころか、その肝心の飛行場が未完成ってんだから、むしろ気のきいた邦題とも言えそうな。さて内容ですが、冒頭の不時着シーンから、謎の自動車暴走、謎のガス爆発、謎の感電殺人などなど、よくわからんままに映画の派手さをアピールしたあとは、「ハイジャック犯に単身たちむかうヒーロー」という、まあ、ありきたりというか、どっちかっつうと「沈黙のエアフォースワン/ダイハード仕立て」みたいなタイトルの方が似合いそうですが(なんだかイタメシ屋のメニューっぽいけど)。女性ひとりを誘拐するために、飛行機ごと乗っ取ってしまう犯人たち。しかも壮大というか、相当回りくどい事前準備の末の犯行。ここまで手の込んだことができるんなら、誘拐くらいもっと簡単にできそうなもんだけど。凶悪犯に単身立ち向かう白人ヒーローを、無線で語りかけ励ます黒人脇役、というお馴染みの光景。単なるパクリといえばパクリだけど、なかなか律儀なパクリ方ではないですか。戦いのさなか、機体に穴があき気圧が急降下、客室は大パニック、というのもお約束。酸素マスクが一斉に下り、パニック描写を煽る! でも次に客室が写ったときには酸素マスクが無くなってる、というのも、まあお約束なんですかね。とにもかくにも、マイケル・パレが元気そうで、一安心(笑)。[地上波(字幕)] 4点(2008-02-03 15:57:38)

3705.  超酔拳 私もかねがねより、サル拳と酔拳の融合という事に関して期待をかける者のひとりであり・・・←ウソつけっての。もーどうでもいいです。これだけ器用な人たちを集めて、もう少し面白い映画が作れないもんなんですかね~。20~30年ばかし作られるのが遅かった、という感じの映画です。[地上波(吹替)] 4点(2007-01-26 16:30:17)

3706.  太陽を盗んだ男 街のど真ん中での大捕り物やカーチェイスという、実にダイナミックなシーンが目を引くものの、その反動か、細かい部分にはまーったく神経が届かず、腰砕けになった作品。原爆を手作りし国家を脅迫する中学教師、彼に見込まれ交渉の最前線に立つことになる豪腕刑事、そしてこれまたひょんな事から犯人と警察の間に立つことになるラジオの女性DJ、という三つ巴の関係が織り成すサスペンス・・・ってか?これがもう全然ダメで、この女性DJが、とにかくイモ。「先の行動が読めない」という魔性みたいなもの、があればサスペンスも盛り上がるだろうし、映画的なリアリティも充分に備わろうというもの。しかし、先が読めないどころか、いかにも「さあ今からアホな事します」「今からアホな事言います」と言わんばかりの、究極レベルの単細胞的言動の数々。ワカリヤスイにも程がある、深みも含みも一切無いキャラクター。唯一、ラジオを通して犯人を煽るため、本音を隠した発言をするシーンがあるかと思えば、わざわざ風間杜夫が横から出てきて「判った、犯人を挑発してるんだな」と注釈をのたまう。もー勘弁してくれ。肝心の、一連の犯罪描写についても、どうだろう?プルトニウム原料をドエラくあっさり盗んだり、プルトニウム抽出シーンがとにかくアヤシかったりするのは、この際、許せてしまえるレベルの話。とにかくおかしなシーン続出。中でも、現金強奪のくだりで、主人公の電話が逆探知されるシーンには、もう失笑を禁じえない(略して失禁)。主人公が使う公衆電話以外の回線が切断されていることで、警察が大規模な逆探知を行っていることに主人公は気付くんだけど、要するにこの場面、主人公以外のヒトたちは、回線が切れてから何十秒間も、揃いも揃って「もしもし!もしもし!」と受話器に向かって叫びつづけているワケですな。隣の電話の回線も切れてる&一台だけ回線が切れていない、というこの異変に、誰も気付かない(ってか、主人公より先に気付くわけにいかない。ストーリーの都合上。笑)。まさにマンガ以下の光景であり、ここまで来たら、社会派サスペンスではなくてむしろ不条理幻想映画(にしても中途半端だが)。主人公が刑事に抱く感情も、同性愛的なものなのか何なのか、結局コントのような格闘で終わってしまい、激しく消化不良。スペクタクルシーンはホントに良く撮ったと思う、それだけに、スペクタクルシーンが泣いてる。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-19 11:20:05)

3707.  デイ・アフター・トゥモロー ちょっと寒かったり暑かったり大雨ふったりするとすぐ、「異常気象や」「ぜったい地球温暖化の影響やで」と騒ぐ、小市民的な発想、そんな発想が生み出した一大勘違い叙事詩。ストーリーは簡単で、‘寒くなったから暖をとって過ごしました’コレだけ。何とか盛り上げようと、オオカミに襲われてみたりするのが、これまたエメリッヒらしくもない思い切りの悪さ。どうせなら、氷河期が訪れたついでに突然マンモスなんかもよみがえったりして大騒ぎ、という展開だったなら、もっと彼らしい映画になったかもしれない(でもこの場合さらに1点減点だけど)。大体、映画を作る側、演じる側、観る側、みなそろって「んなアホな」と思ってるワケですから、まあ、何となくそこに連帯感を感じちゃったりしなくもないのですが、内容的には盛り上がりも何もなく、氷河期なみに「お寒い」映画でした。[DVD(字幕)] 4点(2005-12-06 22:42:31)

3708.  デモンズ5 《ネタバレ》 マリオ・バーヴァ『血ぬられた墓標』のリメイク?or続編?or姉妹編?or無関係?な本作。勿論『デモンズ』とは無関係(しいて言えば「仮面」繋がり)。監督は息子ランベルト(マリオ・バーヴァ=通称、バーヴァ・パパ。なんちゃって)。どうにも訳のわかんない作品ではありますが、がんばってストーリーを追ってみましょう。 ヘリから雪山に降り立った若者たち、颯爽とスキーを開始するが、突如雪にクレバスが生じ、全員転落!(ザマ~ミロ) →スキーを雪面に突き立て、脱出を試みる(意外と頭いいぞ)が、そこにどこからともなく、安っぽい効果音が! →クレバスの底に氷漬けになった、仮面をかぶる死体を発見。仮面を手にしてナゼかはしゃぎまわる若者たち(アホか) →地震発生!若者のひとりが氷の串刺しに! →崩れたクレバスの氷壁の向こうにはナゼか教会が、そして死に絶えたような村が! →盲目の司祭登場、彼らを家に招く!(怪しすぎ!) →司祭の回想シーン、ウン百年前の魔女裁判!(ここがポイント!) →主人公ダビデ以外の若者、ナゼか司祭へ嫌がらせを!(仮面をとったせいで魔女アニバスが蘇り、彼らを操っているらしい!) →さっき串刺しになった若者まで、生き返って嫌がらせに加わってるぞ! →なんと、若者たちの名前の頭文字をとると「ANIBAS」になる!(だから?) →司祭はアニバス退治の儀式を!(若者たちの口に氷を押し込むだけ!) →しかし逆に司祭は若者たちに食い殺される!(ここの描写が雑でイマイチわかりにくい) →主人公ダビデは彼女サビーナと逃走、しかしサビーナに異変が! →何と、「サビーナ」を逆から読むと「ANIBAS」だったのだ!(しつこいぞ!) →襲いかかる若者たち、ダビデはナゾの結界を張り防戦!(そんな特技があったとは!) →サビーナはアニバスへ変貌、髪の毛が蛇(?)に!(この髪、予算の関係で、少ししか動きません) →はたしてダビデの運命やいかに! ・・・まあ、こんな感じです。いやあ、こうやって整理すると実に面白くなさそうな映画ですね。ワケワカランし。本作のテーマは、「バカ騒ぎする若者はハタ迷惑」、これ以外には特に言いたいことはなさそうに思います、ハイ。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-09-23 14:02:59)

3709.  トラックス<TVM>(1998) この作品のドキドキ感と言いますと、「この先どうなるんだろう、皆助かるんだろうか、ドキドキ」というのとは程遠く、「え~いヌルい展開だ。お!そろそろ面白くなってくるんでないかい、ドキドキ・・・ちぇっこりゃダメだ。いや諦めるのはまだ早い、今度こそ」、という、かなり後ろ向きなサスペンス感覚であります。そう、「無人のトラックが人を襲う!」という映画、私の尺度からすれば、ゼッタイに面白いはず、ゼッタイに面白くなきゃいけない、少なくとも、ド素人監督の撮った『地獄のデビル・トラック』に負ける訳にはイカンのだ・・・。しかし『地獄の~』が持っていたアタマの悪さ(=殿堂入りレベル)が影を潜めた分、悲しいかな、かえって本作に分が無い。無人のトラックが右往左往し続けるだけの緊張感の無い展開に、ちょっとグッタリ。これを思えば『ザ・カー』なんて実によくできた映画で、へちょちょさんのおっしゃる通り、6点なんて随分辛い点をつけちゃったもんだ。ちょっと後悔。ま、本作の場合、そこそこクラッシュシーンをガンバってくれていたので大負けに負けて、この点でいかが。あと最後に。いっそ本作にもデコトラ出しちゃってくれたらよかったんだけどなあ。[地上波(吹替)] 4点(2005-09-10 23:25:53)(良:1票)

3710.  モータル・コンバット2/魔界来襲 相変わらず、何だかワケがわからんのですが、何となく判るのは、どうやら、人類の運命ってのは、ものすごーくしょうもない事に左右されてるんやなーって事で。判らんと言っても、ストーリーはめちゃくちゃ単純。キタナ姫が誘拐された!助けに行かねば、とテクテク歩いてると、時々敵が襲って来て、戦ってこれを倒す。これの繰り返し。前作からはスケールダウン。CGキャラはやたら早く倒される。経済的! 例えば、荒野で突然、巨大なCGモンスターに襲われるシーン。腕に変なメカ取り付けたにーちゃんにポカスカ殴られただけで、あっというまにやられちゃう。モンスターを倒したのを見て、味方のオネーチャンはほっと安堵の表情を浮かべるが、見てる私はそれ以上にほっとする。何しろ、あんな出来の悪いCG、長々と見せられちゃたまらんもんね。そういや前作にはクリストファー・ランバートが出てたと思ったが、どうやら気のせいだったらしい(笑)。その代わり、おお、ブライアン・トンプソンが出てるじゃないの、いやあ御無沙汰してます(←知合いじゃないっての)。というわけで、アクションシーンをぼーっと眺めて楽しむ、環境ビデオのような映画です。しっかし、世の中、運動神経のいい人っていっぱいいるんだねえ、としみじみ思うのでした。4点(2004-12-02 23:43:41)

3711.  アナザヘヴン 原作からして、ちょっとガッカリものだったので・・・。読んでて、とにかく尻すぼみ、説得力もどんどん無くなっていきます。あとがき読んでみりゃあ、連載中に読者から来た手紙にまで影響されて書き進められたとか? そんなんじゃあ、まとまる訳ないでしょう。あくまで連載小説として読むならそれもアリかもしれんが、単行本として一気に読むと、どうもパッとしない。さらにはこれを映画にしてしまうと・・・まあ確かに映画らしく纏めてはいますが、どうしたって原作の計算の足りなさ、尻すぼみ感は、映画ではかえって目立っちゃう。キャスティングもいまいち好きになれないし、サスペンスとしても弱い。う~む、「原作者=脚本家=監督」というのは、ある世界を描ききるためのひとつの理想かも、という期待もあったが、なかなか難しいですな。原作の魅力であった部分すら削ぎ落とされ、原作をさらに下回ってしまった感があります。4点(2004-06-27 02:22:34)

3712.  グロリア(1999) さて、ジーナ・ローランズの役をシャロン・ストーンがやるとは、まさに使用前・使用後。いやあ、やるもんだ。元映画では鬼ババアとクソガキという素晴らしい黄金コンビだったが、本作はそういう味わいも無く・・・いやいや、こちらも捨てがたい、そう、この関係はまさに「メーテル&鉄郎」ではないか!ちょっと懐かしいゾ。でも鉄郎があまりにイケ好かないのでメーテルもぶち切れ寸前。そうそう、車掌さんがいないのも物足りないな(どうでもいいっての)。ま、80年の『グロリア』があまりにも独自の世界を築き上げているので、リメイクにあたってかなりアレンジして来たのは、当然のことでしょう。それで盛り上がればいいが、バカに徹するなり何なりの割り切りも無く、よって何だか中途半端(しかしバカに徹したら、80年版のファンはさらに激怒しただろうけど)。イマ風に無難に映画をまとめつつ、それなりに元映画と付かず離れずの展開(公共交通機関を使うのがポイント)、そしてしだいに打ち解ける二人。ベッドを共にし、う~む、少年はきっと筆下ろししてもらったにちがいない(失言ですスンマセン)。ラスト、こりゃくどすぎ。感動するより笑ってしまったよ。ところで、いまだに(99年当時で)なんでフロッピーディスクなんだろう。リメイク作品が時流に乗り遅れてるのは悲しい。4点(2004-06-12 02:45:16)(笑:1票)

3713.  聖なる嘘つき/その名はジェイコブ これは困った映画。どうして、出てくる連中はどいつもこいつもこんなにオシャベリなんだろうか。ロビン・ウィリアムズは職業病だからとりあえず大目に見ようかとも思ったが、誰もかもよくしゃべる、しゃべる(ドイツ兵までよくしゃべる)。さらには大声でヒトリゴト言うのもしつこく、しまいにゃ死人までしゃべるってか? こんなに何でもかんでもセリフで説明されたんでは、映画を「観る」楽しみは損なわれる一方。セリフが多いなら多いで、そこに生活感が滲み、間接的に映画の背景を醸し出す役目を果たしていれば結構だが、そんな器用さも無い・・・。しかも映画の舞台はよりによってゲットー。別に無理矢理、悲惨さ一色で描く必要は無いが、「しゃべり過ぎ」から来る緊張感の無さは、この映画にとって致命的。要するにどう見ても、あくまで「アメリカ人」、なんだな。無論、全編をお涙頂戴で埋め尽くさなかった点は、ひとつの良心ではあるし、ラストを盛り上げるのにも効果的、ではあります(それにしたって安直なオチだと思いますが)。4点(2004-06-06 00:34:25)

3714.  フラッシュダンス タイヤキは尻尾までアンコがぎっしりつまっていると嬉しいもんである。これと同じでダンス映画も尻尾までダンスがつまっている方がよいのである。そういう意味ではなかなか良心的な構成のようにも思える、しかしこれは諸刃の剣でもある。本作はダンスを重視して他のすべてを徹底的に割愛した結果、薄皮が破けてアンコがはみ出すに至っている。ここまでくると食べるのにも一苦労。ってか、もはやこれはタイヤキではなくただのアンコの塊ではなかろうか。ジェニファー・ビールス演じるところの松本千秋(?)は人間的な深みに著しく欠け、どうにも感情移入できず、気分的に盛り上がりませんでした。一見ハッピーエンドだが、こんなに斑気では、この先も苦労するだろう。4点(2004-04-24 23:55:25)(笑:1票)

3715.  ジャッジメント・デイ/合衆国が震撼した日 《ネタバレ》 敵がネオ・ナチというのが新味と言えば新味。でもこの際どうでもよい。いきなりドンパチばっかり続く。背景に流れる音楽もまた、このテの映画にアリガチなB級煽り系音楽・・・と思いきや、これがよく聴くと、おやおや何だか勇ましくも物悲しいメロディ、何だかムード音楽風、いやむしろ演歌調とでも言いますか。さてさて、ドンパチが続く中にも、どうやら映画の主題は、2人の主人公、タネンとPJの友情にあるらしい、という事が何となくわかってくるのだが、残念ながら、2人のうちどっちがタネンでどっちがPJなのか私が認識する前に、早々に一方が死んじゃったよ。これじゃちっとも感動できん。でも、一応泣かせるシーンのつもりなんだろうナ~、という事はヒシヒシと伝わってくる。何しろ、背景の音楽はギター演奏へと変わり、ほとんど古賀メロディかと思わせる泣きのメロディ。さてさて、後半はタネンの活躍なんだけど・・・見どころはすぐにやってくる。まずはホッケー会場での死闘。タネンと敵との銃撃戦の中、何故か選手達はホッケーをやめない。さすがは氷上の格闘技と言われるだけの事はある競技だ。気合いが違う。しまいにゃ、タネンが落としたピストルをパックと間違えてプレーを続ける始末。さすがに不注意だと思うぞ(笑)。それはさておき、その後の展開、敵は核ミサイルのサイロを占拠してしまう。しかもミサイルを操作できる博士を拉致、仲間に引き入れる。まずは政府へ脅しをかけるため、ミサイル一発ぶっ放してやれ! しかしこのミサイル発射のシーンでは、ミサイルを吊るすヒモがあまりにも鮮明に!(見なかったことにしよう)。で、いよいよクライマックス、タネンは仲間と共に、占拠下のサイロへ潜入。敵の数がミョーに少ない気がするが、まあいいでしょう。一方タネン一行の中には、何故か、上述の拉致された博士の娘の姿も。いや彼女の存在はダテではなく、システムに侵入し、ミサイル発射を阻止するという任務があるのだ。かくして、敵の手先となってしまった博士と、それに立ち向かう娘との間で、システム上でミサイル制御の主導権を奪い合う戦いが! 親子でテレビのチャンネル争いをしているかのようで、なかなか微笑ましいぞ! という訳で、結局、敵の野望は無事阻止されるのでした。メデタシメデタシ。う~む。前半のPJの存在は、一体何だったんだ?後半はめっきり忘れられた存在になっちゃった気が。4点(2004-04-18 00:56:30)

3716.  MOON44 金は無くてもSF映画を撮る事は可能である。アイデアが無くてもやはり撮る事は可能である。両方無いと、チト辛い。でもやっぱり撮れちゃう。そしてそんな映画に似合うのは、やはりB級映画界きっての男前マイケル・パレでしょう(ま、他にもそんな俳優ゴロゴロいそうですが)。大宇宙の衛星、そこでは鉱物資源の採掘が行われてるんだけど、何やらヘンなロボット(ホントに変)の乗る宇宙船がそれを襲う。しかしストーリーはそんな事そっちのけで、潜入捜査官パレの冴えない活躍が描かれております。派遣されたMOON44で出会った訳有りっぽい囚人ジェイク・オニール、演ずるは、おお、『地獄の女囚コマンド』で人気沸騰、皆さんお馴染みのブライアン・トンプソンではないか。これだけでもう、少し得したような損したような複雑な気持ちに。見どころはヘリによる追撃シーン(もろミニチュア撮影でイサギヨさ炸裂)、スターウォーズのパクリだろ、とか、今更言う気も起こらない。ま、しかしですね、無闇にスモーク炊いてみたりする、雰囲気作りのための工夫(悪アガキとも言う)は、観るべきものが無くも無く、手作りの素朴さを味わうには、うってつけの映画ではないかと(ちょっと褒めすぎたか?←全然褒めてないっての)。4点(2004-02-14 01:11:14)

3717.  ヒューマノイド/遊星寄生体 何やら、プレデターが処刑ライダーになって襲ってくる、と言った趣きの映画、こう言うと何となくオモシロそうに聞こえるではないですか。まあ、どっかの山小屋でテキトーにロケしてでっち上げたような雰囲気ですからね(きっとロケ現場では和気あいあいとして楽しかったに違いない、なんてことを観ながらふと思った)。限りなくチープなんですけれども、この襲ってくる処刑ライダー(っぽい奴)、意外とカッコいいんで、仮面ライダーファンならきっと楽しめますよ、多分。何よりも、超能力者役のオネーチャン、お世辞にも美人とは到底言いがたく、かなりイタダケナイ(そのくせ、超能力で男性隊員の心を読むと、自分が彼に襲われている光景を読んでしまうという・・・観てて気が滅入る)。という訳で、意外な拾い物、と言いたいのはヤマヤマだが、マイナスポイント多数で相殺してしまい、「しょうもない」の半歩手前くらいの作品ですかねえ。4点(2004-01-24 02:26:32)

3718.  アルファヴィル ベルリン映画祭金熊賞だそうですが・・・。ワケワカラン系の映画、気に入るか気に入らないかの境界がどこにあるか自分でもはっきりしないのですが、コレは楽しめませんでした。例えば一種のパロディと受け止められたらある程度楽しめたのかも知れませんが、演出の「キザさ」が鼻についた時点で、もーダメ、斜に構えたようなこの映画全体が「見え透いたウソ」としか感じ取れなくなりました。あと一歩、キタナイ部分にまで足を突っ込む大胆さというか、ヨゴレを厭わぬ凄みが、私は欲しいのです、ゴダールさんよ。4点(2004-01-10 00:24:34)

3719.  ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ セラーズ亡き後の作品ですので、失踪したクルーゾー警部をドジな若手刑事が探すストーリーになってます。別にギャグのレベルが下がった訳ではないんですが(というか元々レベルが高かった訳ではないんですが)、どうにも物足りない。そう、結局、「クルーゾーを演じるセラーズ」を観たかった、というだけなんですよね。しかし映画に進むにつれ、彼がボケる度につい「ガンバレ」と応援する気持ちも徐々に芽生えてきます。ところで、この映画の最大のギャグは、キャスティングにすでに表れています。ささ、この映画未見の方で、まだこのオチを知らない人は、キャスティングを見ずにこのままどうか御退場を!4点(2003-12-14 16:52:38)

3720.  ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀 なんとなくフツーに面白くなく、と言って全然楽しめないわけでもなく、この程度の映画にラジー賞ってのも何だかもったいない気が。なまじ実写でやるから気色悪いんで、アニメだったら、も少し違和感なかったでしょ。しかし、ナニとナニがナンのために戦っているのやら、あんまり興味の沸かない映画ではあります。4点(2003-12-13 02:24:55)

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