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コメント数 814
性別 女性

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361.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 クライム・ロード・ムービーだと疑いもせず観た。余計な情報を何一つ頭に入れずに観て、本っ当に良かったと思う。あんな異質な映画体験をしたのはこの映画だけだ。本当にびっくりした。「はいよ、監督交代!イエイッ」というような、通常なら有り得ないレベルの前半と後半の格差(笑)。そして後半の出鱈目っぷりと、あのテンションを保ち続けたまま最後まで突っ走るスタミナ。素晴らしい。タラの野郎、好き放題で滅茶苦茶な脚本書きやがって…。このあたりでもうすでに、vol.1と2で全く違った様相を見せる「キル・ビル」に通ずるものが垣間見える。そういう意味でこの映画はキル・ビルvol.0、もしくはエピソード0なのかも知れない。この映画は好きだし、貴重な映画体験をさせてくれたということで10点あげてしまいたくなるけれど、基本的にこの映画はタランティーノの完全な趣味映画なので、心を鬼にして点を減らします。それにしても、「ドリームキャッチャー」や「ジーパーズ・クリーパーズ」も、この系統なのだろうか…。でも、あっちは情報を仕入れてから観たから衝撃は感じなかったのだよな…残念だった。8点(2003-12-25 21:12:37)

362.  紅の豚 「自分の作品は全て子供の為に作っている」と断言する宮崎駿監督のある意味失敗作。なぜならこの映画に対しては、子供からではなく中高年の男性からのファンレターが殺到したらしいから(笑)。「男のロマンをよくぞ描いてくれた!ありがとう!」というような、団塊世代のおっさんたちの熱烈な手紙が大量に(笑)。そういう訳で監督にとってこの映画は、「アレ、僕ひょっとして失敗しちゃったかなムービー」に当たる。宮崎監督は豚が大好き。「なぜ豚が好きなのか?」その質問に監督はこんな趣旨の回答をした。「強欲で汚いけど、どこか憎めない。人間にそっくり。だから僕は豚が好き」。この監督、どの映画にも豚(もしくは猪)を出すものね。豚と人間は同じ。なるほど、確かにこの映画は文字通りそうだ。7点(2003-12-25 20:13:04)

363.  リトル・ヴォイス 《ネタバレ》 ハリウッド映画的なストーリー運びを想像して観た方はかなり肩透かしをくらうと思う(つまりリトル・ヴォイスが歌手として成功して、みんなと上手くいって、大スターになる、というような)。しかしこれは立派なイギリス映画。現実なんてこんなもんさ、というリアリティ。最初と比べて別に何も得ていないけれど、何だか最初よりはいいかな、こんなものよね、というリアリティ。閉塞性の中でのそれなりの幸せ。実にイギリス的な人生の機微。5点(2003-12-24 20:43:09)

364.  ドラキュラ(1992) 中学生の頃に友人数人とこの映画を観て、ゲイリー・オールドマンの髪型に「前葉体!前葉体!」と爆笑していた。出る度に「また出た!前葉体出た!ハートおやじ、もういいよ!」と腹がよじれるほど笑った。何があんなにおかしかったのだろう。若いっていいね。前葉体…懐かしいな。そんな名称憶えても生きて行く上で特に何の役にも立たない。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-24 20:26:47)(笑:3票)

365.  ウィズアウト・ユー 恋愛っていうのはアレですね。結局は2人の自作自演で世界が完結しちゃってるイタいものですよね。傍から見たら滑稽なものですよ。分かってないのは渦中の2人のみ。そんな滑稽なものをシリアスにやらざるを得ない人の弱さというか、愚かしさというか、業というか。馬鹿ですねえ。こういう作品を見るにつけそう思う。男と女ってのは凡庸で馬鹿なことを延々とやり続けるんでしょう。未来永劫。何も学ばずに。いつまで経ってもこんな凡庸なラブストーリーがちゃんと商業ラインに乗って配給されるんですからね。5点(2003-12-24 20:13:16)

366.  恋する惑星 スタイリッシュで独特の雰囲気がある。中国返還前の香港の、不安を孕んだどっちつかずの浮遊感が、それを意識する訳でもなく作品全体から滲み出ている。この時期の香港だからこそ出せた雰囲気。タランティーノはこの映画をひどく気に入り、欧米での公開の為に奔走した。なるほど、確かにこの作品は、映画が本当に好きな人に好かれる映画だという感じがする。玄人、もしくは感覚で映画を捉えられる人に。7点(2003-12-24 19:57:45)

367.  クリフハンガー 主人公の有り得ない不死身っぷりには唖然としました。いや、どう考えても滅茶苦茶やん!死人の数も異常で、爽快さもなくただただ人が無意味に死んで行く。登場人物の9割は死んだ気がする。別に死ぬ必要もない人までどんどん死んで行く。それが不愉快でした。撮影が大変だったことは認めるけれど、私はこの作品は駄目でした。2点(2003-12-24 19:28:43)

368.  フェイス/オフ 「表皮だけ取っ替えてどうにかなる問題じゃないだろ、骨格と体型が全然違うじゃねえかよ、だいたい普通は拒絶反応だって当然のように出るだろうよ、ぴんぴんしてあんな大仰なアクションできねーよーぅ」なんてことを言わずに割り切ってこの映画を純粋にエンターテイメントとして鑑賞するだけの度量が私にはありません(笑)。割り切れる方は賢く映画を楽しんでいると思います。私はそういう所融通が利かないもんで、随分損していると自分でも思います。4点(2003-12-24 13:26:31)

369.  悦楽共犯者 私が「ヤン・シュヴァンクマイエル」の名前を知ったのはこの作品。雑誌で作中のワンカットの写真を観ただけでやばい位に心魅かれた。タイトルも私の心にクリーンヒットしてしまった。観れば分かるけれど、これ程適切なタイトルはない。大衆映画では絶対にお目にかかれない独自世界、“戦闘的シュールレアリスト”ヤン・シュヴァンクマイエルの描く深遠で哲学的な変態世界。好みは分かれるだろうけれど、他の何にも似ていないこの独自世界、1度観てみて損はないと思います。9点(2003-12-23 22:12:49)

370.  乙女の祈り 《ネタバレ》 女性というものはもともと暴力性を内に向けがちな生き物で、その内向する暴力が最大級まで増幅され、そのベクトルがいきなり外に向いた時の恐ろしさは言わずもがな。耐え続けた挙句に切れた女性は本当に怖い。この映画の2人はしかも未成年で、ある部分においては非常に幼稚。未成年の、まだ未発達で未分化な精神性が暴力性と結び付き、狂気として発露していく様子を、この映画は大変に巧みに表現している。キワモノ映画というなかれ、この映画は思春期の少女の破綻していく精神性を丹念に描いた秀作です。それにしてもラストシーンには、「ああ、母親っていうのは、本当に救われない生き物なのだな…」と相当ブルーになってはしまいますね。9点(2003-12-23 21:47:00)

371.  ゴースト・ドッグ 監督の意図がどうも分からない。主人公の貫く「武士道」が実際のそれとかなりズレているのは狙いなのか、本当に勘違いしているのか、それが微妙。日本文化の精神性をきちんと正確に把握できるアメリカ人などいやしないし、語られても当惑する。この映画の印象は「アメリカのフィルターを通って適当にアレンジ解釈された武士道」という感じ。でもだからこそ映画自体から、何とも言えず微妙で、おそらく熱烈なファンの方の心をくすぐるような、ジャームッシュ流の空気を醸し出していることは確かなのだけれど。6点(2003-12-23 21:13:19)

372.  シャンヌのパリ、そしてアメリカ 印象的には普通の家族ドラマでしたね。別に文句を言うところもないけれど、取り立てて褒めるところもない。普通の出来です。それにしてもこの頃のリリー・ソビエスキーは、見る度にでかくなっていってました。5点(2003-12-23 20:28:28)

373.  ミザリー こういう人間、本当にいますよ。本当に始末に負えないヤバイ人というのは、普段は普通のテンションで常人ヅラして生きてるのに、突然に全く何の前触れもなくアレな感じになるんですよ。そして本人はそのおかしさを自分で分かっていないんですね。いましたよ。本当にいますよ。しかも結構うようよと。とにかく気を付けましょう。こういう人間に一旦深く関わってしまったら大変です。この作家の話は他人事ではないかも知れないですよ。5点(2003-12-23 17:59:29)

374.  フック わくわくしたいのに、出来ない。そんな困った作品。久しぶりに観直したら10代後半のグウィネス・パルトローが若き日のウェンディ役で出ているのに気付いた。何だか本当に今のウェンディ役のマギー・スミスと同一人物に見えた。ひょっとしてあの2人の顔立ち、似てる?この映画の主人公として自分を使わなかった、ということでマイケル・ジャクソンがスピルバーグに呪いを掛けたというエピソードには10点献上しても良い。でもいかんせん、繰り広げられるのは壮大なコント。作り手側が楽しんでいる程に観客が楽しめるかどうかはかなり微妙。私としては、まあ、こんなもんだろうな、という感じで5点。5点(2003-12-23 17:37:27)

375.  リッチー・リッチ 細分化されてない単純明快で子供だましな世界観が、意外にも楽しい。登場人物もストーリー展開も全てがステレオタイプで適当。そんなかなり幼稚な作品なのに、何だかとても楽しかった。何も考えずに楽しめる能天気で可愛い作品でした。この時点ですでにマイケル・ジャクソンの鼻ネタが出て来ているというのにはびっくらこきました。7点(2003-12-23 17:25:13)

376.  スペシャリスト(1994) シルベスター・スタローンはシャロン・ストーンと激しいベッドシーンを演じられるということで、もうそりゃ相当にはしゃいでいたらしい。シャロンの超ミニの喪服がクール。あんなの絶対彼女しか着れない。それが個人的にとってもツボで、その姿にはかなり惚れた。内容は相当大味だけれど、この作品に関しては細かいことを考えず、その開き直ったラジー風味を味わいましょう。5点(2003-12-23 17:15:32)

377.  聖者の眠る街 《ネタバレ》 意外にもみんなあまり知らないのですよね、この映画。ラストが良かったな。痛切な現実、人生の辛酸。でも観客を不快にさせない。ひどく絶望的でありながら感傷を抱かせる不思議な余韻。本当に絶望的なラストは、観客を深い穴に落とし、感傷すら抱く余地すら与えないでしょう。上手いですね。ああいうラストの映画はハリウッドではあまり作られない。貴重です。だから好きです。8点(2003-12-23 16:59:26)

378.  スティーヴン・キング/地下室の悪夢 観たことすら忘れかけていた。こういうキング原作の見事な失敗映画を観ると、「ドリームキャッチャー」は大成功だ、とキングがはしゃいでいるのが分かる気がする。これはひどかったですね。真っ暗で画面は見えないし。しょぼいのを隠すためにわざとやっているのかも。てゆうか根本的にコレ、原作と別物だね。原作は短編小説。2点(2003-12-23 16:16:03)

379.  プラクティカル・マジック 映画を観ることで何かを得たいという方は、この映画は観ない方がいいです。これはニコール・キッドマンとサンドラ・ブロックが綺麗ね、というだけの映画で、観終わっても何も得るものはないです。3点(2003-12-23 16:03:27)

380.  河童(1994) 石井竜也が自分の才能を過信して調子に乗っちゃった、という感じがして私は駄目だった。評価が意外と高いのにびっくりした。個人的に、至る所の台詞が、いかにも脚本に書かれてました、という感じに思えた。どうも全編を通して、「作られた映画」という感じがした。2点(2003-12-22 14:52:31)

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