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361.  青島要塞爆撃命令 あれ?何かどこかで見たような?ナバロンの要塞に似てる。似てはいるけどこちらの方が断然面白い。それに何よりも役者達が皆、活き活きしているし、楽しそうに演じてるのが見ていても伝わってくる。加山雄三と佐藤允のコンビがあれ?これって岡本喜八映画みたいだぞ。だけど監督は古澤憲吾監督だ。古澤憲吾監督、間違いなく岡本喜八監督が好きな筈だ。どう見たって岡本喜八監督の映画みたいだ。更に植木等の作品で見られるようなテンポの良さと馬鹿みたいだけどつい笑ってしまうギャグ満載で楽しませてくれる。ドイツ兵とのやりとりが可笑しい。間抜けなドイツ兵の連中を相手にする日本人達が本当に活き活きとしている。最近の戦争映画によくあるじめじめ感がまるでないのも良い。古澤憲吾監督って一般の映画ファンには結構評価されててファンも多いと思うけど頭のお堅い映画評論家達にはほとんど評価されてない。もっと評価されて良いと思う。[DVD(邦画)] 8点(2013-05-22 21:48:18)(良:2票)

362.  華麗なる週末 派手さがない分、落ち着いていて見ていられる。からっとした空気、マックイーンが見せる笑顔が良い。少年との色々なやりとりも微笑ましくて爽やかな終わり方で心地良い。そうか、この監督「黄昏」の監督さんか、納得です。地味だけど良い映画を撮るなあ。この監督の他の作品ももっと見たいと思った。 [DVD(字幕)] 8点(2013-05-19 11:30:04)《改行有》

363.  いいかげん馬鹿 《ネタバレ》 ハナ肇主演による馬鹿シリーズの中では一番好きです。全体的にパワー不足で暴れぷりも他の2作品程ではない。しかし、これが一番好きなのは馬鹿シリーズの中では山田洋次作品らしいいからである。ラストシーンなんか本当に寅さんのようだし、寅さんを感じずにはいられないからである。私が馬鹿シリーズが寅さん程熱狂的になれないのはハナ肇があまり好きじゃないからてよりもあのキャラクターこそ渥美清で見たいからである。馬鹿シリーズが寅さんみたいにならなかった。ヒットしなかった理由は渥美清が主演でないのも理由の一つだと思う。渥美清がどれだけ凄い役者かは寅さんファンなら勿論、解るはず。だからこそ渥美清により見たい。見たかった。見たかったて言うと岩下志麻のマドンナを寅さんで見たかったのは私も同じであるように山田洋次作品による岩下志麻の怪しい魅力をスクリーンの中で映し出してる姿がこの作品を見て感じずにはいられない。[DVD(邦画)] 8点(2013-05-06 22:09:19)(良:2票)

364.  女経 大映映画の看板女優三人、若尾文子、山本富士子、京マチ子それぞれを美しく、しかも怪しくて、そんな女に騙される男の馬鹿さがこの映画の面白さである。相変わらず若尾文子の美しくて男を虜にする魅力とまた山本富士子の何を考えてるか分からないミステリアスな雰囲気、京マチ子の怖さと女優それぞれを三人の別の監督さんが魅力的に映し出してる。一つ一つの終わり方が妙な感じではあるし、続きをもう少し見ていたいという不満もあるがこの三人の女優を見ると昨今の日本の女優には無い魅力が感じられて、そういう意味ではなかなか見応えのある作品になってる。個人的には私も2つ目の話が一番好きです。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-04 22:14:13)《改行有》

365.  皇帝のいない八月 参ったなあ。何かもうねえ、主役であるはずの渡瀬恒彦やヒロイン、マドンナ的役割の吉永小百合よりもどうして脇を固める俳優陣に目が行ってしまう。渥美清に宇野重吉、大滝秀次、大地喜和子、岡田嘉子にってもう寅さんじゃないかよ。作品そのもののテーマが面白いだけにファンには申し訳ない吉永小百合が邪魔です。彼女が出てくると緊張感が感じられないのは毎回そうだが今回もそれを強く感じてしまう。三人のドロドロした恋愛模様もどうせならもっと悪女を演じれる女優、脇役でありながら素晴らしい存在感の大地喜和子がこの吉永小百合が演じた役を演じさせたらどうなっていたかなあ?社会派映画としての一応の基準、面白さは感じられただけにしつこく言うけど吉永小百合が悪女としての魅力が感じられなくて残念。あの役に一番適してる若尾文子を抜擢し、監督増村保造なら凄い作品になってた気がしてならない。 [DVD(邦画)] 6点(2013-04-24 20:49:44)(良:1票) 《改行有》

366.  クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!! クレヨンしんちゃん映画においてはあの名作2つ、大人が泣いた2作品を期待してガッカリさせられる人が多いと言われたり、聞いたりする。しかし、あの2つはまるで別と考えて見るべきであろうというのが私のしんちゃん映画における正しい見方だと思ってる。で今回はいやあ笑いぱなしでした。無理やり泣かせようとかてものがまるでなく、ひたすら笑いに徹しているから子供は勿論、大人が見ても楽しめる作品になっている。しんちゃんらしい大馬鹿ぶりに春日部防衛隊も笑わせてくれる。しんちゃんファンなら間違いなく楽しめるはずだ。特に今作ではマサオくんが笑わせてくれるし、格好良いのだ。どう格好良いかは見てもらえたら解るはずだから言わないとして、しんちゃんが途中で出会うお相撲さんとの会話、その袋の中に何が入ってるんだ?の問いに対する答えこそがこの映画、いや、正確に言うならこのしんちゃん映画全体に対する考えだと思えば笑って過ごす事がどれだけ楽しいかてことを伝えてくれるのだ。そんなしんちゃん映画が私は好きでたまらない。周り子供だらけの中で見てきたけどあれだけ大くの笑い声を映画館で聞いたのはいつ以来だろう?笑うて本当に良い事だって改めて教えられた気がする。[映画館(邦画)] 8点(2013-04-21 15:44:13)(良:3票)

367.  人間の約束 日本を代表する名優の1人である三國連太郎が亡くなってから一週間が経とうとしている。三國連太郎と息子佐藤浩市の親子共演て言うとやたら「美味しんぼ」ばかりが取り上げられるけどあんなものより他に取り上げるべき映画はあるだろ!て言いたい。この映画を取り上げないでどうする?三國連太郎が亡くなるまでこの映画の主人公のような感じだったて話を聞き、何だかとても痛たまれない気持ちになる。人間は必ず老いていく。人間を人間として扱って、最後まで約束を果たす役割をこの映画の重い内容により考えさせられる。どんなことになろうとも人間として扱ってこそ、人間なのだというメッセージがこの映画の主題であると感じる事ができる。最後にもう一度だけ言わせてもらうが三國連太郎と息子佐藤浩市親子共演作の代表作は間違っても「美味しんぼ」なんかではない。あんなものを取り上げるぐらいならこの映画をもっと取りあげて1人でも多くの方に見せるべきだ。 [DVD(邦画)] 7点(2013-04-20 20:57:27)(良:1票) 《改行有》

368.  スパルタンX 前半はやや退屈。しかし、ジャッキー映画の三人集が集まってからの展開は面白く、ラストまでの流れと相変わらずのアクションシーンの凄さに釘付けになる。この映画を見てもやはりジャッキー映画はアクション映画とは何なんのかアクション映画の面白さとは何かを見せてくれる。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-14 13:10:01)《改行有》

369.  酔拳2 《ネタバレ》 ジャッキー映画を見て思うのは生身のアクションによる本物のアクションシーンの凄さ、素晴らしさ、面白さに昨今の映画が見失ってしまってるものを感じずにはいられなくなるほど、とにかくアクションシーンが凄い。終盤のアクションシーンの展開、スピード感は今のアクション映画にはないぐらいである。それにしてもあの母ちゃん面白い。面白過ぎる。麻雀をしてたのは誤魔化したり、どう見ても誰が見ても大根なのを人参と言い張ってみたりと面白い。子供が出来たて話にしてもえっ?本当なのかな?てつい思わせてしまうし、最後は子供が出来た話てのも実は嘘だったなんて最高のオチを期待してしまわずにはいられなかったりと、まあ色んな楽しみ方が出来る。前作も面白かったけど個人的には前作より好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-13 10:20:48)《改行有》

370.  日本一のゴマすり男 《ネタバレ》 オープニングから軽快に歌いながら走り出す植木等を見てると嫌な事など全て忘れて気楽にやろうではないかて気持ちにさせられる。新人としての初出社の日にいきなり一仕事してしまう凄さこそこの映画の中等の素晴らしさである。出世の為なら何でもする。やたら誉めて誉めて誉めまくる時には徹底的に誉めてと本当にゴマスリしながらもミスしたら謝る。係長との釣りの場面や課長とのゴルフの場面での何とも調子の良いこと。この調子の良さとご気楽さが主人公の前向きな植木等の笑顔を見て楽しむ為のシリーズ映画である。日本一シリーズの植木等みたいに生きられたらどんなに楽しいかなと毎回毎回思わせながら見てます。 [DVD(邦画)] 7点(2013-04-07 09:45:29)(良:1票) 《改行有》

371.  マルクス捕物帖 久しぶりに見るマルクス兄弟の映画だがこの三人兄弟はやはり凄い。とにかくその勢いで全てをカバーしてしまうほどのチームワークは流石に兄弟だけのことはあると思わず言いたくなる。部屋の中での隠れる場面と飛行機の操縦場面の可笑しさ、話は大して面白くないのにこの三人が面白いから楽しめてしまう。クラシック映画的な雰囲気な内容なのにそれを良い意味でまるで違う雰囲気にしてしまう三人のパワーが凄い。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-29 22:37:39)

372.  穴(1960) 一切音楽を使わない。音楽を省くことによって生まれる緊張感が凄い。ひたすら脱走の為に穴を掘る。その為に大きな音を立てる。この大きな音があれば余計な音楽なんか不要だとばかり言ってるようである。映画を盛り上げるのは何も音楽だけじゃないことがこの映画を見ると思わずにはいられなくなる。バレるかバレないかの緊張感を味わう為の映画でもあると言えよう。 [DVD(字幕)] 8点(2013-03-20 10:52:50)《改行有》

373.  映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 《ネタバレ》 声優陣が皆、変わってからはオリジナルは失敗、リメイク作品は成功の繰り返しであった中で今回は昨年に引き続きオリジナル。しかし出来は昨年を遥かに上回る完成度にやっぱりドラえもんは良い。何故ドラえもんが日本で一番愛される漫画、アニメなのか解る気がした。いつもはドラえもんがのび太の為に力を貸すのが今回はのび太がジャイアン、スネ夫、しずかちゃんといったいつもの仲間と力を合わせドラえもんの為に頑張る。のび太を見てると自分ものび太のようだと思う瞬間を感じる人がこの世に沢山いるはずだ。これといって人に自慢できるものが一つもない。そんな駄目駄目人間だと自分は弱気であるが故に他人の弱さを誰よりも理解できるのび太こそ人間本来のあるべき姿ではないだろうか。ドラえもんと初めて友達になれた瞬間のエピソード、ドラえもんが盗まれた鈴にこだわり続ける気持ち、この描き方がドラえもんの素晴らしさであり、自分以外の誰かの為になら頑張れるのび太が私は大好きだし、その気持ちに応えて見せるドラえもんが私は大好きだ。ドラえもんののび太に放つ台詞、君は良い奴だ。本当にそう思わずにはいられなくなるのがのび太であり、のび太の一番の長所だ。のび太とドラえもんの友情とジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの仲間意識、ドラえもんは子供向けのアニメだが大人には子供の時の純粋で優しかった頃の気持ちをいつまでも持っていて欲しいという藤子不二雄先生からの願いがひしひしと伝わってくる。この世にドラえもん映画がある限り日本は大丈夫だと信じてまた来年も必ず見に行く事を誓うと共にドラえもんファンであり続けることを誓います。 [映画館(邦画)] 8点(2013-03-14 23:05:23)(良:1票) 《改行有》

374.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 子供の頃に見てはいるが当時はただ単に凄い。面白いとしか思えなかったが改めて見返してみると単に凄いとか面白いとかとうより怖い。人間のエゴ丸出しな人達、自分一人だけでも助かろうとする奴の身勝手さ、またちょっとした油断、怠りから招く大惨事により大勢の死者が出ることの恐ろしさを映画という武器を持って教えてくれる。単なる娯楽でありながらこの映画から学ぶべきものが沢山あるように感じることができる。CGなんか不要だ。そんなもの無くてもここまでハラハラドキドキさせることができる上に色々な事を教えてくれてる映画である。映画は単なる娯楽でありながらそこに何か人間として大切なものをこの映画は我々に見せてくれている。ラストのスティーブ・マックイーンの今に一万人以上の死者が出る。という警告、それに頷くポール・ニューマンのやりとりがこの映画とその後のアメリカ社会を物語ってる。 娯楽映画としても人間ドラマとしても語り継がれるパニック映画の代表作品です。 [DVD(字幕)] 9点(2013-02-17 12:45:53)(良:1票) 《改行有》

375.  サニーサイド 《ネタバレ》 蹴られても蹴られてもひたすらに働く。チャップリン映画にしては笑える場面は少ないし、感動させられる場面も少ない。いやほとんどない。そんな中でもチャップリンらしくサニーサイドてタイトルの意味である陽のあたる場所、平和な世界とは全く反対の陽の当たらない場所になってる作品とは、いやはや、チャップリンただ者じゃないです。笑いという意味では物足りないが皮肉いっぱいな所はチャップリン映画らしく、チャップリンが夢の中で踊る場面は何だか楽しそうだ。4人の女性と楽しく踊る場面が夢だと分かった時のチャップリンの表情がとても切ない。お尻にサボテンが刺さってて、あれ?夢か!いや~チャップリンらしい夢の世界。それにしてもチャップリン働き過ぎやろ。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-14 21:56:52)《改行有》

376.  レッド・ツェッペリン/祭典の日(奇跡のライヴ) 《ネタバレ》 ロックになど興味がなかった私がロックが好きになったきっかけが彼らレッドツェッペリンである。レッドツェッペリンは解散してから既に22年という長い年月が経とうしている中での今は亡き盟友ボンゾことジョン・ボーナムへの思いが最高の形で行われたライブ映像である。とにかく解散から何年経とうが解散前と変わらない格好良さ。格好良い男達によるどこまでも熱く格好良い男達の音楽とパフォーマンスに酔いしれた。ラストのロックンロールを歌い終えた後の挨拶、演奏を終える時の格好良さ、とにかく全て格好良過ぎる。歌から演奏、生き様の格好良さがタイトル通りの奇跡のライブ映像として蘇った。見終わったと同時に震え上がる程の感動をありがとう!とメンバー全員に言いたい。あなた達はやはり世界一最高のロックバンドです。 亡きボンゾもきっと天国で喜んでくれたと思う。 [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2013-01-22 21:07:50)(良:1票) 《改行有》

377.  東京家族 《ネタバレ》 東京家族てタイトルからしてもう明らかに小津監督の東京物語を意識した作品になってる。山田洋次監督らしい優しい一面を覗かせる作品だし、小津監督への敬意も十分過ぎる程、感じられて良いのだが山田洋次監督、私が本当に好きな見たい山田洋次作品ではない。名監督の市川崑監督が自ら撮った作品をリメイクしたりしてるけどオリジナルには勝てないように山田洋次監督が仮に今、寅さんをリメイクしたとして果たしてどれだけの方が納得行くか?山田洋次監督程の力量ある監督なら何をリメイクしても傑作になるのでは?というような期待感が多くの方を劇場に向かわすように思えるものの何か違う。この映画山田洋次監督じゃなかったら一体どれだけの映画ファンが見に行くだろう?と色々考えてしまいます。オリジナル作品でも十分傑作を撮れる監督であると私は今でも思ってます。だからこそ山田洋次監督らしいオリジナルとしての個性、笑いと涙が見たい。確かに母親が亡くなれば悲しいに決まってます。震災の場面も何だか無理やり泣かせようみたいに思えてあまり好きにはなれない。良く出来てはいるけどもっと自然体で無理やり泣かせてやるかみたいなものを感じさせずに笑わせて泣かせる映画を撮って欲しかった。山田洋次監督なら絶対出来ると信じてます。次は寅さんみたいな思い切り笑えて泣ける喜劇をお願いしたい。[映画館(邦画)] 6点(2013-01-21 22:07:40)(良:1票)

378.  レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 何て言うべきか?あれもこれもと詰め込み過ぎな感じがして、とにかく長く感じた。良く出来てはいると思うし、魅力的な歌の数々に俳優の演技も文句なく素晴らしい。それなのに今ひとつ乗れなかったのは映画的、いや、ミュージカル映画的と言う方が正しいような私の大好きな歌だけでなく踊る。躍動感溢れるミュージカル映画的興奮が感じられなかったのでどうしても高い点数は付けられない。。それに元が舞台劇てことで映画てより舞台劇の方がきっと楽しめるんだろうなあ!て思ってしまったのも残念です。全ての心情を歌で繋ぐのはけして悪くはないし、同じように全編台詞が歌のシェルブールの雨傘で感じた時のような見終わった時の感動を味わえなかった点やミュージカル映画ならミュージカル映画らしく踊ってくれよ!て思ってしまった。因みに私はシェルブールの雨傘はミュージカル映画てより恋愛映画だと思ってるのでまるで別物だと思ってます。それにしても俳優の顔をやたらアップで映し過ぎなのが気になって仕方ない。これって映画てより明らかに舞台劇やテレビ的演出ではないだろうか? あそこまでしつこくアップで見せなくては感情を伝えられないようでは監督してどうなの?て思います。 色々文句は言ってみたもののそれなりに楽しめはしたから一応6点だけど同じ監督なら英国王のスピーチのが断然良い。[映画館(字幕)] 6点(2013-01-14 16:03:22)《改行有》

379.  武器なき斗い 《ネタバレ》 国民の自由とは何なのか?という問いに対して真っ向から立ち向かって見せた力作!山本宣治の信念、警察や軍隊、その他間違った考え方によって引き起こされることとなる人間達に対して正面から立ち向かって見せた姿に共感を覚える。我々は猿ではない。という小沢昭一の叫びこそが正にそれであり、軍の言いなりになどならない。なってはならないという問いかけが強いメッセージとして残る。子供達に対して戦争のない。失業者の出ない世の中にしたいという山本宣治の言葉は日本人だけではなく世界中の全ての国民の願いであり、気持ちをよく表している。色んな意味で既にこの時代から先の日本の姿を見つめているような作品である。山本宣治の見方である。一番人間らしい宇野重吉と小沢昭一の脇役二人が素晴らしい。本当に素晴らしい脇役二人共もうこの世にはいません。今月の10日に亡くなった名脇役小沢昭一のご冥福お祈りしつつ、全ての日本人、いや世界中の人々に一度は見て欲しい作品です。 [DVD(邦画)] 8点(2012-12-15 11:42:31)《改行有》

380.  喜劇 爬虫類 《ネタバレ》 渥美清と小沢昭一共演が見たくなり借りてきた。寅さん以外で何かないかな?て思って選んだのが今作品。冒頭のストリップ劇場での渥美清のナレーションは俳優渥美清が映画俳優になる以前に実際ストリップ劇場で働いていた経験からなるものなのか?渥美清の元がここにあるようにも思えてならない。また今作品で共演の西村晃を見ると二人が共演した「拝啓天皇陛下様」を思わずにはいられなくなる。但、全体的にテンポが悪く、ギャグも冴えない。渥美清と西村晃が共に薬屋さんに行く場面での「人間にも効くの」だっけ?みたいな会話は笑えたけどもっともっとはじける笑いが欲しかった。また期待していた小沢昭一も今ひとつ。相変わらず出てくるだけでその怪しい魅力はあるし、小沢昭一そのものは面白いのに話そのものが今ひとつ。渥美清と西村晃に小沢昭一、更に伴淳三郎と凄い顔ぶれが繰り出す会話と演技合戦を見てるだけで普通に楽しめはする。それだけに何とも中途半端な感じの作品になってしまってる。最後にもう少し!渥美清は帽子の被り方も洋服の着方も後の寅さんみたいで格好良く、しゃべりも面白い。この映画は後の寅さんを彷彿させる映画として見ればそう悪い点数は付けらんないから6点として、7点以上かと言われるとキャスティングが魅力的なだけにやはりこの点数が限界かな。 [DVD(邦画)] 6点(2012-12-13 20:34:18)《改行有》

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