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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. 失われた週末 同じようにアル中患者を扱った「酒とバラの日々」よりもひどくはないがリアルさは負けてないレイ・ミランドの演技は素晴らしい。ビリー・ワイルダーと言えばマリリン・モンローやジャック・レモンとかと組んだコメディ映画が有名だけどシリアル系やサスペンス系の映画も結構いいの、撮ってるんですよねぇ。今回はシリアス系で深刻な話なんだけどもどうも終わり方が・・・。ハッピーエンドと言わんばりの助け合えば乗り越えられるというのはちと軽くないかぃ?「酒と~」と正反対すぎて異質な感じがした。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-06 12:22:16) 22. 怒りの葡萄 ジョン・フォードらしい波乱万丈な展開と家族を中心とした当時のアメリカを象徴したストーリーは流石。彼の作風に合ったスタインベックの原作が見事なぐらいにハマってました。家族を養わなきゃいけねえのに1ドル稼ぐのに何時間働かなきゃいけないんだ!!という絶望なんですが何故か希望を感じるのは脚本の上手さなんでしょうねぇ、セリフ回しが秀逸すぎて演技・ストーリー・脚本全てが素晴らしい具合に絡み合ってました。うん、久しぶりにいい映画を見たもんだ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-18 23:33:05) 23. フィラデルフィア物語 リメイク版は未見。この頃キャサリン・ヘプバーンのコメディエンヌ?のようなコミカルな演技はほんと凄いなぁ。ケイリー・グラントとジェームズ・スチュワートを差し置いてのこの印象。個人的には血縁はないけど同じヘプバーン姓のオードリーよりも強いなぁ。でもまぁ軽い雰囲気は好きだけど戯曲が原作なのでセリフのちょいと逃してしまうと話がこんがらがっちゃうのは少し辛かった。1回少し巻き戻して見たけどさぁ(笑)[DVD(字幕)] 6点(2010-04-22 12:16:44) 24. キー・ラーゴ 舞台の映画化なのでスケールはそんなにも大きくはありませんがエドワード・G・ロビンソンの役がハマリすぎてボギーの役が…。なんで彼ってギャング役がこんなにも似合うんですかね(笑)一人一人の人間がうまく描けててモノクロ映画らしい影を使った画が印象的。ジョン・ヒューストンらしさが久しぶりに見れてちょっとうれしかったっす。ラストショットでボギーが銃で撃たれてもへっちゃらですねん!!と言わんばかりのすごいさわやかな顔をしてたのが妙に気になるなぁ~。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-27 02:13:05) 25. 北西騎馬警官隊 なんか豪華キャストですっげぇ無難に作ってますよぉってな感じでウエスタン映画にはうーん、何か物足りないように思えるんですがそこまセシル・B・デミル、たまに背景のセットっぽいのは気になるし西部劇らしい展開がほとんどなくても警官隊の赤の制服を始め映像の綺麗さと主演らしくないけどやっぱりカッコいいゲイリー・クーパーの存在感は素晴らしい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-11-17 22:59:23) 26. 女相続人 なんちゅーかもうオリヴィアさんの演技が凄いなぁ。今でいうイケメンだけど金はねぇ、だけど世界中で君が誰よりも好きだっていうような感じだけどここまで突き放すとは・・・。ラストショットが「泳ぐひと」に似ててアメリカニューシネマのさきがけ?みたいに思えて怖い。重厚すぎる人間ドラマにウィリアム・ワイラーの演出がさえまくった恐ろしいほど女の怖さが表現されたオリヴィアさんの演技にアッパレ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-11-16 10:54:45) 27. 哀愁 なんつーかもうヴィヴィアン・リーが可愛すぎというか華麗すぎというか。悲劇的な話でも彼女の眼力はすごかった。彼女のラストショットの顔と眼力ときたらもう・・、、無理です、悲しくて耐えれません。全編にわたって美しい風景とロバート・テイラーのカッコよさ、これもたまらん。モノクロ映画らしさがすんごい伝わってきて久しぶりに映画の素晴らしさを実感したように思えます。まさに「哀愁」という邦題がハマった映画でした。[地上波(字幕)] 8点(2009-11-10 19:41:41) 28. 私を野球につれてって 意外に野球とミュージカル、合うもんですね(笑)アメリカ人なら誰でも(?)知ってるであろう、野球の定番曲"Take Me Out to the Ball Game"、流れたのは最初だけなんですね~。ちょいと少なくて残念な感じがしましたがまぁ手を抜いていない野球のシーンは結構ビックリしました。単なるミュージカル映画だけじゃなくて野球もしっかりしてねんねや!!な出来。ジーン・ケリーのダンスのワンマンショーあり、野球でも楽しめ、この頃では定番の強引な恋愛もあり、いろんな意味で楽しめました。まぁ今じゃこんなこと絶対にあり得ないけどね~。[DVD(字幕)] 8点(2009-11-04 13:13:24) 29. オール・ザ・キングスメン(1949) 良きアメリカ、というのを一切排除して政治の裏側と腐敗を描いてるんですが今とあんまり変わんないですね。なる前はみんなの為に、トップに立てばあとは自分の為に、この変化はほんと怖い。見ごたえ十分でブロデリック・クロフォードの図体が少々大きい分だんだんと権力者に見えてきてしゃあなかったです、でも一人の男がある事件をきっかけに市民の支持を得て知事に成り上がるっていう話だけどアメリカの事だから実際にありそうな感じがしてならないんですが・・。[DVD(字幕)] 6点(2009-08-15 01:48:04) 30. 素晴らしき哉、人生!(1946) クリスマスにやっとこさ、見れました。人間だれにだって生きる意味がある、いるだけで周りの人の人生も変わる、素晴らしいほどのにうまく描けてました。モノクロ映画だから描けた世の中と暗さ、ジェームズ・スチュワートの鬼気迫る演技に嫌味な顔しまくりのライオネル・バリモアが印象的。フランク・キャプラらしい奥深いストーリーに思わず感動してしまいました。今見ればベタでもいいもんはいい!![DVD(字幕)] 10点(2008-12-27 10:57:24) 31. キャット・ピープル(1942) ホラーっていうよりもミステリー要素が強い感じがするんだけども、モノクロ映画にしかできない光と影をうまく使っていい雰囲気だしてます。夜の街の霧なんて、ほれぼれしちゃいます。runtimeは短いのに奥深いストーリーにまとめ上げた監督はなかなかやりますねぇ。そんなにも美人じゃないんだけどシモーヌ・シモンの隠された顔の不気味さと映像の不気味さが非常にマッチしてたと思います。[DVD(字幕)] 8点(2008-11-18 11:21:46) 32. ガス燈(1944) オリジナルを一昨日ぐらいに見たので話の筋は全部わかってるんだけどもほんとのミステリー映画になっちゃってる、な印象です。モノクロの中で光るイングリッド・バーグマン美人さにだんだんと険しくなるのがちょっと可哀そう・・・・。なんか西郷輝彦に似てねねか?とたぶん自分だけだど思うけどシャルル・ボワイエの悪顔が変に似合ってました。でも前と比べて30分近く長くなってるのでちょっと伸ばしすぎかな・・・というのもありました。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-24 10:27:50) 33. ガス燈(1940) モノクロ映画ってやっぱいいなぁ~。影と光が絶妙に上手いとそのシーンがすごい後々残るんだけどオープニングからそれを見せられてちょっとやられました。あとでリメイク版をみますので比まだ較は出来ませんが、runtimeも短いようなので狂気さやサスペンスさっていうのがよく現れていたと思います。「ガス燈」はあまり日本ではなじみがありませんが、重要な役割をしてるところもしっかりしてました。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-21 12:03:03) 34. わが谷は緑なりき 西部劇のジョン・フォードしか知らない自分にとっては初めて見たジョン・フォードの馬が出てこない映画。子役があの「猿の惑星」のコーネリアスかぃ!!って知って面影ないなぁ(笑)と思いつつ家族愛の素晴らしさと不幸なことがあっても立ち向かえることがよく伝わってきました。炭鉱に住んでたらなんでいじめれるのかがよくわからんかったけど、変に歌唱シーンが多いのでなんか宗教映画っぽく感じました。[DVD(字幕)] 7点(2008-07-22 12:09:27) 35. 紳士協定 《ネタバレ》 無宗教な人が多い日本人にとって宗教映画を見せて理解せぇと言っても無理なんだよねぇ実際は。グレゴリー・ペックの演技はいいんだけどもユダヤのことについてはあんまり知らないので真剣にのめり込むということが出来ませんでした。アメリカにもユダヤ差別があったんだぁという驚きと社内の仲のいい人がユダヤ人だと知ると避けたくなる風景はちょっと都合よするような・・感じです。テーマが重いだけに内容がついていってないように思えます。[DVD(字幕)] 6点(2008-06-24 10:45:16) 36. 青空に踊る フレッド・アステアお得意の見知らぬ女性への強引な口説きとかを見てると彼って今で言う軽いストーカーだよね(笑)なんか臭すぎる演出にはむむむ・・・な所あり。体系が細いので空軍に属してるようにはちょっと見えないしいつもよりタップや歌が少ないけども最低限のことはやってますよーって感じがしましたし、戦争関連のことを一切入れなかったのもよかったです。まぁ手ごろに見るにはいい映画ってところでしょうね。[DVD(字幕)] 6点(2008-05-19 09:47:05) 37. スミス夫妻 初めて見たヒッチコックのコメディ映画。もしやサスペンス・コメディなのかな?と思ってたけどコメディ要素が抜群に強くてちょっとビックリ。ヒッチコックってこんな映画も撮ってたんだぁ。時代が時代だけにわかりやすい内容で当時はやったスクリューボール・コメディのど真ん中を突っ走っていた作品かと思います。キャロル・ロンバードかわいかったなぁ。。。こんな人と喧嘩がしてぇ(ぇ[DVD(字幕)] 6点(2008-05-13 10:53:49) 38. 天国は待ってくれる(1943) ごめんなさい、この映画で初めてエルンスト・ルビッチという人を知りました。絵に描いたようなそのまんまの閻魔大王が出てきて脚線美を見せようとしたオバサマを問答無用で地獄に落としたシーンに思わず爆笑。ぜんぜん悪いことしてないのに何でそんなにも落ち込んでるのかなぁ?と少し思いつつ内容はすごいいいんだけどなんか・・物足りないような気がすると思いつつ昔らしいあっさりとした展開が結構印象に残りました。[DVD(字幕)] 6点(2008-04-18 21:10:08) 39. 拳銃の町 久しぶりのジョン・ウェイン、若いっすねぇ~。188cmも背があるしいかつい格好されちゃ、そらカッコイイに決まってんじゃん。戦後初めて日本で公開された西部劇ということで「駅馬車」みたいな派手なアクションもなく比較的静かな西部劇といったところなんですが、ウェイン以外にもジョージ・ヘイズやエラ・レインズ、ジョン・フォード映画でお馴染みウォード・ボンドなどが個性的な役柄で出てくるのでちょろっとコメディもはいって結構楽しめました。どのへんが「拳銃の町」なんかはわかりませんでしたけどまぁいいか。[DVD(字幕)] 6点(2008-04-04 16:39:38) 40. 西部の男 ゲイリー・クーパーとウォルター・ブレナン、いい役者さんですねぇ。後半はちょっと強引な感じがしたし、劇場800席買占めっておぃ!ってちょっと突っ込んでしまったけど、表向きは友情があっても裏では対決メラメラな炎が立っている二人の演技はなかなか見ものです。あんまりロイ・ビーンのことは知らないけど辞書で名前引いたら出てくる有名さんがこんな死に方なわけ・・・ないよね!?[DVD(字幕)] 7点(2008-01-30 00:13:21)
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