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プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ガープの世界 DADAさんのレビューに感服いたしました。私の漠とした感想ももう少し言語化できるようになってきた思いがあります。たとえば、ガープが闘争心を必要とするレスリングに向かったのはなぜか、というあたりですが、フェミニズムに育てられた男の内面に生まれる自己の葛藤とのバランスをとるには、スポーツという「ルールのある世界」での「闘争」に身を置くことが、彼にとっての必然だったのではないかなあというふうに、私は感じていました。但しこの映画はすべからく全編にわたって、まったくといっていいほど説明的でないから、これは私の勝手な解釈であり、観た人によってかなり印象が違っていることでしょう。もし私の解釈に妥当性があったとしても、彼自身にそういう自覚があったかのような描写はまったくなかったですしね。確かに言えるのは、ガープは「母親の精神を受け継いで母親の僕でいることに些かの疑念を感じることもない」人物だったということですね。DADAさんのおっしゃることに同感です。かつて文学の世界では「父の娘」はテーマにされても、「母の息子」はあまり描かれることがなかったのではないでしょうか。そこがこの映画と原作の持っていた新しさ(発表された当時のね)だったのでは、と思います。さして詳しくないので間違っていたらごめんなさい、ですが。ところで、母を生き方のモデルにしている息子と、父を生き方のモデルにしている娘という組み合わせは、決して少なくないような気がします。ガープ夫妻がそもそもそうだったのでは、と。そういう仮説を立ててみると、妻の性的に奔放なキャラクターが俄然リアリティーを帯びてくる気がします。この映画の新しい見方に気づいた思いがして、急に再見したくなってしまいました。〈追記〉数年ぶりで4回目くらいの再見をしました。感動は今までで一番深かったかもしれません。女はひたすら自分の道を歩み、悩んでいるのは男のほう、という点が、日本の観客には公開当時よりも今のほうが理解しやすいかも、と思いました。但し、プーの描き方、ガープの主張を見ると、これは決してフェミニズム映画ではないと思うのですが、まだそのあたりについては誤解を生みやすい作品かなと。展開がアップテンポでまた映像も刺激的だから見ていて飽きてしまう映画じゃないと思うんですよね。初見で呆れた人も、再見したら新しい発見がいくらでも出てきそう。そんな作品です。9点(2003-03-21 01:01:10)(良:1票)

22.  トッツィー 《ネタバレ》 この時期の映画で映画館で見た覚えのないものは、最初にビデオで見たのかテレビで見たのか、実は判然としません。何度か見てるのは確かですが、一番記憶にあるのは吹き替えなので、「テレビ」としておきます。本作はもちろんコメディですが、大志を抱いているのになかなか評価されない中年男性、密かに子育てをしながら女優をしているシングルマザーを配していることが、さらなるハラハラやせつない笑いを促しており、単なるドタバタコメディとは一線を画しているなあと思います。その後のさまざまな映画やドラマでこういった設定は使いたおされてますし、ありがちなパターンと見えなくもないですが、まだこの映画が製作された当時はゲイ文化やシングルマザーが取り上げられること自体が少なかったことを考え合わせると、画期的な作品だったと思います。途中ゲラゲラ笑えるシーンもいいんですが、個人的には、ダスティン・ホフマンがジェシカ・ラングのお父さんに詫びるシーン、二人が仕切り直しといった雰囲気でただ肩を並べて去っていく粋なラストシーンが、今でも好きです。(ところで、この作品のレビューを書いてなかったことを本日まで気付かなかったことは、私にとり「まさか!」でした。まだまだそんな作品もあるかもしれないなあと気付かされました)[地上波(吹替)] 8点(2012-05-17 01:20:28)

23.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 公開当時に同僚が見に行き「つまらなかった」と語っていたために、長いこと見そびれてしまった作品。ミッシェル・ファイファーの美しさ満開の頃だし、シミジミ感もわるくない佳作なのに、彼女はいったいこの映画の何が気に入らなかったのかしら。「恋のゆくえ」という邦題からもっとドラマチックなものを想像してしまったのかな。[ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-03 00:20:12)

24.  プロジェクトA ジャッキーの黄金時代ですよね。 あのジャンプを、ほかのちょこざいな俳優もやっている「アクション」と同列にしちゃいけないと思う。 あのからだをはってのコミカルさをふつうの「コメディ」と同列にしちゃいけないと思う。 ジャッキーの最近の作品しか見てない人には、これだけは必ず見てみて!と思いますね。 眼からウロコ、になるはずです。8点(2004-07-11 22:16:51)《改行有》

25.  蒲田行進曲 ことごとくこまった人たちなんだけど、憎めない。人間なんてそんなもの。映画ってそんなもの。だから好き。それにしても、つかこうへいと深作欽二では作家としての質が違いすぎないか? と思うのは、私だけ? 本作はつかの手を離れ深作にわたった段階で、いったん変質してしまっているような気がする。でももちろん、それはそれでよいのだ。8点(2004-07-05 01:02:39)

26.  エイリアン2/完全版 キャメロン監督作品ではこれが最も完成度が高いと感じたし、納得モンでした。個性と大衆性は両立しないのね、とここでもまた実感。「タイタニック」に至り大衆性は身につけたんでしょうけれど、個性の乏しい平凡な監督になってしまいましたね。8点(2004-06-15 23:25:49)(良:1票)

27.  グレートウォール(1986) 【酒と泪と男と女とゲロッパ!】さんこと【ぐるぐる】さん、私もこれ観ましたー(私は公開当時に・・そこは【ぐるぐる】さんと違いますよね!?(^_^;)劇場公開は確かかなり限られた期間と場所だったと記憶しています)。確かに今観たほうがかえって面白いかも。里帰りした父親の祖国に寄せる想い、その長男のアメリカ人ぶりの対比や、迎えた側の家族との対比、すべてにほどほどの緊張感があって、面白い作品でした。娯楽映画ではなかったけれど、長男が万里の長城でフットボールの真似事をしたり(中国人のそれも年配者が観たら「何て不謹慎」という話なんでしょうね)、いとこ同士が生活習慣やファッションの違いをお互いにビックリしたり、といったところ(があったと思う・・不確かだけど)は、けっこう面白かったと思います。アメリカと中国の文化や風土の差の話を、日本人が観て理解するには、80年代当時には、私たち観客側にも情報が不足していたと思うから、またもう一度見てみたいなあ、中国も劇的に変化しつつあるから、さらに新しい発見がきっと幾つもあるかもなあ、と今回思いました。この映画の、ユニークさに8点をつけたいと思います。でも観た人がそう大勢いるとは到底考えにくい作品ですね。とうぶん、【ぐるぐる】さんとの二人部屋かも!? 。<追記>ぐるぐるさん(そうお呼びしてイイですよね)、こちらこそ宜しくお願いします。でもどなたかいらっしゃるかしら? それもまた楽しみですね。私の場合、近所の小さなビデオやになぜか置いてあったので、ほおと思い、それももう10年くらい前かもしれませんが、ビデオでも見たことありました。だから探せば皆さんもあんがい手に入るだろうと思います。8点(2004-05-27 11:06:44)

28.  ペギー・スーの結婚 私にはそれほどひどい出来だったという記憶はないなあ・・。ほかのそういう作品につけた点数に準じて、7点にしておきます。キャスリーン・ターナーには思い切りエコヒイキの私だから、これでよいのだ。<追記>けさスカパーで放送しているのを見ていたら、ジム・キャリー、ヘレン・ハントその他超メジャーになった俳優陣、監督になったソフィア・コッポラの若かりし頃が見られて、それも楽しかった。この豪華キャストを味わえるし、どうしてこのオバサンが高校生に見えるわけ~?とツッコムという楽しみどこもあるので、1点プラスの8点に変更します。大真面目に見るばかりが映画じゃないよッ!てことで。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-05-17 15:54:28)《改行有》

29.  愛は静けさの中に おーー、書き忘れていた作品がここにもあったっけ、とたどり着いたら、直前のレビュワーさま【伊達邦彦】さんも、加藤健一事務所の『小さき神の作りし子ら』をご覧になった方だったのですね。私もあなたの感想とほぼ同様です。加藤事務所の舞台を15年ほど前に見ています。映画のほうを後から見たという経緯だった記憶があります。戯曲の映画化は難しいものだと思いますが、かなりうまくいっているとは思いました。但し舞台が醸し出している「奥行き」のようなものが映画からは感じられない。これも伊達さまの感想とほぼ同じ。舞台という「場」そのものが持っている「奥行き」のせいかもあるかもしれませんが(けっこうマジでそう思う)、「距離感」が感じられないところが、残念なところですね。このテーマには欠かせない要素だったのではないか、と改めて思います。私が見たのは熊谷真実さんがヒロインを演じたものでしたが、伊達さんもそうでしたでしょうか。そもそもほかの方がヒロインを演じた、という話を聞いたことがないので、おそらく同じキャストのものをご覧になったのではないかと思いますが・・。はっきり言って本作より、「加藤・熊谷」組の演技のほうが私の胸は打ちました。熊谷さんがあそこまで名女優であること、多くの方はご存じないのではないか、と思うと、ぜひ再演していただけないか、という思いをずーっと持っています。多くの方に、映画もぜひ見て頂きたいし、加藤事務所の再演もぜひ期待したいところです。8点(2004-05-13 23:56:59)

30.  赤毛のアン〈TVM〉(1985) 中年を少し過ぎた二人暮らしの(気むずかしい気性の・・ここがミソよね)兄と妹が、働き手として孤児をもらおうとしたら、なぜか手違いで女の子がやってきて、最初その子はまた孤児院に戻されそうになって・・。しかしほだされた兄妹は想像だにしなかった、アンという少女との生活を始めていく・・という出だしから、ささやかながら上質なサスペンス、センチメンタルを含んでいるこのストーリー。アニメで有名なようですが、漠然とした思いこみも含め、実は本当のストーリーはよく知られていないのではないでしょうか。名作にありがちなことですが。その点、本作は、長いストーリーをよくまとめ、また本物のアンが動いている!という感じで、見事です。8点(2004-05-11 09:04:07)

31.  ブルース・ブラザース あらま、私はこの作品もレビューを書いたつもりでいました。本日、BSで再見したので、改めて・・。いやあ今見ても、これが四半世紀前の作品とは、とても思えないです。でも、ジョン・ベルーシもジョン・キャンディーも亡くなってしまいましたねー。それを思うと、あーときが経ってしまったんだなあ、と。まあ二人とも若すぎましたけどね・・。(それとやっぱりキャラクターとはいえ太りすぎだったのかな・・ドキッ!)でもベルーシなんて、何度もバク転してたのにね。ノリのよさはもちろんだけど、一瞬彼がグラサンはずしたときのあの目も忘れられないですね、シャイな感じで。そして、大好きなダン・エイクロイドがまだスリムでハンサムだったことー! でも一人ずつじゃ魅力は半分以下なんよね。あの二人がそろってこその「ブルース・ブラザース」でした。あーア、笑って、ノッて、最後はシンミリ、でした。8点(2004-04-29 23:06:43)

32.  偶然の旅行者 たぶん日本国内ではヒットしなかった作品だろうと思う。ちゃんと確かめてないけど。私がなぜ見たかというと、昔買った「ぴあ」のシネマガイド本(ご存じの方多いと思うけど、あの電話帳みたいな本)であらすじを読み、面白そうだと思ったから。(余談だけど、この本で興味を持って、その後見たマイナーな作品が実はゴチャマンとある。たとえば「ヒドゥン」とか。今思い出したのはこれだけだけど、でも数え切れない。このことは初めて書いたけど。変な映画に免疫ができたのは、間違いなくこの本のおかげ!)ウィリアム・ハートが好きだからエコヒイキ点が入っているかもしれないけれど、私はいいと思いましたね、この映画は。自分のつれあいとの関係が、この夫婦の関係性に近いと感じたせいかもしれません。そこに登場するジーナ・デイビスの個性が、なかなかいい。あまり好きではなかった女優ですが、この人物造形でアカデミー賞受賞は、納得できます。大人向けの映画ではないかと思いますね。余談の、さらに余談ですが、あのガイドブックは何かにつけ使いまくり、とうとうボロボロになったので捨てましたが、当時しばらくは家族と、ビデオやテレビを見ながら「あれで調べてよ」「あれ捨てちゃったのよ」「あそうか、捨てなきゃよかったのに」という会話を繰り返しました。(;´_`;)8点(2004-04-22 23:39:49)(良:1票)

33.  ハンナとその姉妹 苦手なウディ・アレンですが、これはかなり面白かった! 世間的にも評価の高い本作にはたくさんレビューが寄せられてるかと思いきや、また、平均点ももっと高いかと思いきや、このサイトではアレンて人気ないんですかね。びっくりするほどすくなっ! ドロドロしたメロドラマが、情けなくて、コミカルで、でも何か知的に描かれていて、とても多彩な味わいが、さすがアレン、て感じですかね。(でもやっぱり苦手だ~、と思う作品のほうが実は多いけど・・) 8点(2004-04-20 09:43:43)(良:1票) 《改行有》

34.  ラジオ・デイズ ウディ・アレンて苦手なんですが、本作はとてもわかりやすく、その分いつものファンには物足りないかもしれませんが(投稿も少ないですもんね)、私にはよかったです。良質のノスタルジーを感じました。 8点(2004-04-20 09:33:40)《改行有》

35.  旅立ちの時 あら、レビューを書きそこなってました。てっきりすでに書いたと思ってたんだけどな…。忘れられないシーンがたくさんあります。両親役を演じたお二人、地味だけど幾つかの作品で見た覚えがあります。特にお母さん役の彼女はこれまた地味な作品ですが「ドクター」でウィリアム・ハートの奥さんを演じた方。いい仕事を重ねているなあと思いました。ラストがやはりよかったですね。これだけいい仕事をしながら、早世してしまったリバーのこと、やはりかえすがえすも惜しかったと思います。8点(2004-03-25 21:42:42)

36.  普通の人々 「ORDINARY PEOPLE」と「普通の人々」とでは、ニュアンスにかなり違いがあると思うのだけど、英語のニュアンスはよく分からないから、まあこれ以上つっこむのはやめておきます。 見たのは公開当時で、その頃は映画というものはもっと簡単に作られているような錯覚をしていたので、「フツウ」? ほんとにふつうだわー、とバカにしていたような気がします。 「ふつう」としか思えないほどにナチュラルに演出しているすごさに、気づいてなかったんですよね。 今思うと、自分が出ればそれだけでベーシックな観客動員は約束されているようなものなのに、それをしなかった監督の潔さにも、改めて感服です。 ○ニーニとか、○ブソンのように、自分で監督して主演して、という人が好きじゃないので、 なおさらです。 今なら素直に言えます。「感動しました」って。 でも観た当時はそう言えない何かもこの映画は持っていたのも事実です。 直球勝負の映画に、たじろいだということかもしれません。[映画館(字幕)] 8点(2004-02-07 16:57:55)(良:2票) 《改行有》

37.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 初めて目にしたのはずいぶん前だが、2人のキャラクターが類型的な気がして途中で見るのをやめてしまった。アホでした。今回、ジェシカ・タンディも確かによかったけれど、ワーすごい、と思ったのはモーガン・フリーマン。初めてデイジーが車に乗ったシーンの彼の表情だけでウルウルしてしまった。さりげないスマイルだけで観客を泣かせる彼はやっぱりほんとに素晴らしいアクターだ。ジェシカ・タンディのアカデミー賞受賞に文句はないが、彼のほうはさらにそれを上回ってふさわしかったはずではなかったか。アカデミー賞選考委員たちの頑迷さがほんとに腹立たしい。シナリオと演出に、初見のとき私が感じた「くささ」はやはりあったけれど、温かさと2人の名演技は、心身の疲れにほどよく効いた。一見は地味な雰囲気だけど、クリスマスシーンに代表される映像の愛らしさ、ロードムービーとしての味わいなど、さすがこういうところは「とにかく観客を楽しませる」ことが大命題のハリウッド作品らしいメリハリで、心地よい。息子役にダン・エイクロイドという配役も、絶妙。ほかの役者をもってきても、こうはいいアンサンブルにならなかったに違いない。8点(2004-02-06 09:10:16)

38.  恋におちて 昔、愛川欽也氏がうつみ宮土理サンと不倫を経て結婚したときに、言った言葉が忘れられない。座右の銘です(なんちゃって)。曰く「結婚していたって人を好きになることはあるんです」。私はそれは真実だと思うんですね。まあ浮気癖の弁解ととれないこともないけど、もともと恋なんて出会い頭の事故みたいなもの(古くさい人間から見たら、今みたいに「カレ(カノジョ)はいて当たり前」みたいな風潮は単なるファッションでそれは恋とはいわんです)。自分の心を勘違いして起こる大恋愛だってありまさーな。だから、不倫相手に走ったって、実は元の相手のほうがよかったよ~と嘆く場合だってある。そんな愚かなことやってちゃいけません、と思う人はそう生きればよろしいし、だけど、愚かだけどかわいいとこもあるじゃないですか、こうなってあーなって、そりゃしょうがなかったよね、ということもあるのが、人間のありのままの姿です。つまずくときもありますよ。もちろん、石橋をたたいて渡る人もいるでしょう。中にはたたいてたたいて、でも渡るのをやめちゃう人もいる。たたきすぎて、ぶっこわしちゃう人もいる。私のように、なぜか同じ相手とずっと暮らしつつ、生活面では、橋を見もしないで、ダダダッと渡ってしまうような困ったチャンもいる。生きてりゃいろいろあらーな、ってことです。まあしかし最近は、映画より現実のほうがすさまじいことがありすぎて、アタマがクラクラすることのほうが多いけどね。あ、映画? えーと何だっけ、そうそう「恋におちて」でしたね。私が言いたいことはほとんど皆さんがおっしゃってるからなあ・・。ありきたりですが、私も最初に観たときに、奥さんのセリフとバチーン!にドキッとし、シナリオがうまいなーと思いました。女性は男性に常に心を求めている、そのことがよく表現されていると思います。あとは、名優2人の自然な演技を堪能すればいいんじゃないでしょうか? あの2人が本当にふつうの市井の人々に見えるんだから、やっぱりすごい人たちですよねえ・・。そうそう、ブレイクする前のハーヴェイ・カイテルがデ・ニーロの友人役で出てきますね。「タクシー・ドライバー」でも共演し、ハーヴェィもそこそこは売れたんだと思いますが、その後は低迷していた記憶です。本作の当時はまだ「レザボア・・」とか「ピアノ・・」の前だったからか、チョイ役でした。残念。8点(2004-01-05 11:33:51)(良:3票)

39.  変態家族 兄貴の嫁さん ポルノという形式を借りて作ろうとした、小津監督へのオマージュで、「東京物語」そっくりのシーンの連続。私は愛のこもったパロディーだと思ったけど、「冒涜だ」と怒る人もいるかしら? 周防監督はほんとに小津監督が好きで、これを作るのも「楽しくて仕方なかった」そうですが。「びっくりするほどポルノじゃない」という感想に変わりはありませんが、深夜放送で見たら、案外そうでもなかったです。シツレイ! しかし「Rー15版」とわざわざ書いてありましたから、私が借りたのは、レンタルショップの「一般向け」コーナー用の別バージョンだったのかしら? だけど、私の記憶にあったシーンで、なくなっていたのもあったんですよ。記憶違いかしら? でももし仮にバージョンによって、あちこち違うところが削ったりされてたら、困りますね。基本的にやっぱりフィルムを切る権利は、監督だけのものであってほしーい!(そういう意味では、TV放映されたバージョンというのは本物と区別して考えるべきなんでしょうね、ほんとは。)8点(2003-12-08 10:31:09)

40.  ワールド・アパート 早く登録されないかな、見た人いないのかな、と思っていました。今までドンくさくて投稿してもエラー続きだったのですが、やっと今日登録 のコツがわかりあれこれ登録していたら、本作はすでに登録されていたことを知り、やっとこここにたどりつきました。ゼエゼエ・・。レビューに直接関係ない話ですみません。えーとところで、白人が主人公で差別問題を扱った映画は、ややもすると白人の無意識の優位意識、偽善ぶりがハナにつくこともあるのですが、本作はとても謙虚に、真摯に作られていて感心した、いや感動した覚えがあります。少女の成長物語としても、一級品ではないでしょうか。8点(2003-12-04 16:27:22)《改行有》

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