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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1016
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/gepper26/
年齢 37歳
自己紹介 いつまでもこどもでいたいから映画は感情で観る。その一方で、もうこどもではいられないから観終わったら映画を考える。その二分化された人間らしさがちゃんと伝わってくる映画が好き。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

21.  早春(1956) 刺激の無い日々、平凡で退屈な毎日。そんな日々の中、男は刺激を求めた。穏やかな風景、川の流れのように静かに流れる時間の進み。僕は身を任せて画面に食い入った。そんな中、小津監督の動かないカメラが動いた。それは、男の心が動いたのを知らせるかのように動いた。ハイキングの最中、人々は歩く。それと同じペースで小津監督のカメラが動いた。目を凝らして見ていないと気遣いくらい、あっさりと動いた。そしてトラックの荷台に乗る男と女。その時はこれからの展開も気にせず笑った。その時、僕は“明るい映画”であると錯覚を起こした。しかしストーリーは急転する。男は過ちを犯し、泥沼にはまった。ふと気付けば自分の心境は複雑になり、気持ちは落ちこみ、暗い気持ちになった。ちょっと前まで感じていた、この映画に対する想いとはまったく反対になっていた。そう、まさに“暗い映画”と感じるようになっていた。これほどまで深刻な映画も小津監督は作っていたのだと知り正直驚き、そして感動した。ラストもとても良かった。カバンとハンガーにかけてある洋服を目にした時、僕自身がとても安心し、嬉しくなりまた感動した。この映画は140分と言う長さを全く感じさせない、素晴らしい作品です。9点(2004-09-27 22:06:05)(良:1票)

22.  雨月物語 恐ろしい・・・欲望を抱き過ぎて本当に大切なものを見失ってしまう、その単純な人間の心が死ぬ程恐ろしい・・・8点(2004-09-21 20:34:48)

23.  鉄道員(1956) 前半の暗い一家の様子は僕の心をとことん悲しくさせ、本当に胸がはり裂けそうだった。しかしそれとは対称的に、酒場での男達の笑い声や歌声は、心を驚く程明るくさせ、いつまでも頭の中で流れ続け、響いていた。なぜこんなにも対称的な演出をするのだろう。もしかするとこれは演出ではなく実際にイタリア人というのはこういう人種なのだろうか。よくわからない。でも、観賞後のあの清々しい気持ちはすごく好き。それに最後のサンドリの笑顔も。[ビデオ(字幕)] 9点(2004-09-16 23:04:19)(良:1票)

24.  東京物語 開始五分はとにかく穏やかだった。その五分と言う間に、日本映画の“静けさ”の本当の意味を知った。音楽はいらない、日常の音がただ静かに音楽のような役目になって、二人の会話を浮き立たせる。そして二人の穏やかな会話が心を和ませた。自分が持っているのにも関わらず、自分は持っていないと言って強情を張り、でも結局自分が持っている事がわかると、黙り込む。しかし妻は決して夫を責めない。その心の余裕、やさしさに感動し、泣きかけてしまった。二人は決して争い事を起こさず、無理もまったくせず、ただ自然に相手を想い合う老夫婦。優しさに満ちていた。そして僕の心は完全に癒され、幸せな気分になった。この時点で既に10点をつけると確信した。そして二人は東京へ。大都会、多人口、日本の中心へ。未知の世界へと足を踏み入れた二人だった。始めは子供達も親切に親を想い、見ていたが、徐々にその姿も雑になって行く。その姿はあまりにもあからさまで、僕自身、怒りの感情が爆発して、壁に穴を空けてしまうのを抑えるのにすごく苦労した。どうして親の気持ちを理解しない?親がどれだけ我が子を想い、どれだけ愛しているかなぜ解らない?親が何を求めて東京に来たのかなぜ気付かない?あまりにも辛く悲しかった。観続けているのが辛くなった。そんな中、血の繋がりのまったくない紀子だけがこの辛さ(暗さ)に光を灯していた。老夫婦を心から想い、優しく包み込む紀子。あまりの優しさ、親身さに涙が止まらなかった。血の繋がりはなくとも、まるで親子のような“愛”が老夫婦と紀子の間にはあったのに、実の子供と親の間には薄っぺらな形だけの親子のような関係のようにしか見えず、悔しさすら込み上げ、奥歯を噛締めても涙が止まらなかった。本当に親子の絆はこの映画のようにいつかは薄れてしまうのだろうか?そんなの辛過ぎます。悲し過ぎます。僕は絶対そんな大人にはなりたくない。でも、今はそうならない自信がある。それはこの映画を観たから。僕に親という掛け替えのない存在の大切さに気付かせ、深く考えさせる切っ掛けを作ってくれた。僕はこの気持ちを絶対に忘れない。僕に親の大切さを“映画”という形で教えて下さった小津安二郎監督に、感謝の気持ちと敬意を払い、10点を点けさせていただきます。僕はこの映画が大好きです。本当にありがとうございました。10点(2004-08-23 15:17:13)(良:3票)

25.  旅情(1955) 愛と言うのは炎と同じで激しく燃えた後、いつかは消えてしまうかもしれない。しかし二人は愛が一番激しく燃え、二人ともが激しく相手を求め合っている時に別れた。心の中で一生相手を求め、一生愛し続ける為に・・・そしてその別れは突然やってくる。キャサリン・ヘップバーン演じるジェーンが別れを告げる数分前、とても嫌な予感はしていた。それはストーリーの流れから読み取れる雰囲気もあったけれど、やはり一番は彼女の顔から滲み出る切なさ、愛の感情が並半端なものじゃなかった。この映画は水の都ベネチアの数々の美しい風景を観て感動し、そこに暮らす人々の温かい心、人情を知りさらに感動した。さらにその上に、二人の情熱的で美しい愛を目にし、心が揺さぶられ胸が苦しくなるほど感動した。そしてラストの美しい別れ。辛く悲しい別れだったけれど、二人の赤い糸はしっかりと結ばれたまま別れた。別れとは必ずしも辛いだけとは限らない事を知った。9点(2004-08-16 22:13:38)(良:1票)

26.  禁じられた遊び(1952) 戦争によって両親を亡くし、“死”を知り、悲しみを覚えたポーレット。そしてポーレットの死者に対しての思い遣り、優しさの考えが幼く切なくなった。8点(2004-08-16 09:36:38)

27.  近松物語 《ネタバレ》 古き良き日本映画。 半世紀も昔に、これほどまでに熱く、強い想いの伝わる、情熱的な日本映画が存在した事を、僕は始めて知った。前半、このストーリーが一体どういう方向に進んで行くのか見当がつかず、ただただ逃げるシーンばかりで胸がつまる想いだった。しかし、後半の入り、湖の上で船に揺られる二人の、真っ直ぐで強く、熱い想いを目にした後はもう、終わりへとあっという間に時間が過ぎて行き、僕自身高鳴る想いを感じた。引き裂かれる二人、離れる事が出来なくなった二人の強過ぎる想い、死に向かう事を幸せに想う二人。愛し合う事を許されない二人が結ばれる所は死後の世界だけなのだろうか?しかし、僕はそうは思えなかった。二人は短い時間しか愛し合う事が出来なかったけれど、二人の愛し合った時間は、千年に匹敵するほどの愛のように僕には見えた。そして、僕に愛し合う事の重み、愛と言う、目には見えないものの大切さを、映像美、音楽、役者達の演技など、数々の素晴らしい演出を融合させた“映画”と言う形で教えて下さった、溝口健二監督に感謝の意を込めて10点を付けさせていただきます。どうもありがとうございました。[映画館(字幕)] 10点(2004-08-05 19:13:12)(良:4票) 《改行有》

28.  蜘蛛巣城 クライマックスでの三船さんの演技。矢から死に物狂いで逃げ惑う姿、矢が刺さり階段を転げ降りそして刀に手をやった所で力尽きる。全てに鬼気迫るものがあり、圧倒的で素晴らしい演技でした。やはり日本映画は白黒が似合う。影と光を映さしたら黒澤監督の上に出る者はいないと思う。とにかくこの映画はすごいの一言に尽きる。8点(2004-07-31 11:35:39)

29.  幕末太陽傳 雰囲気がすごく良かった。聞き取り難い言葉がいくつもあったけど、別に聞き取れなくても十分ストーリーは理解できたからOKでした。気分の良くなる楽しい時代劇でした。8点(2004-07-29 18:32:22)

30.  ハリーの災難 サスペンスなのにとても穏やかで笑えて、最後まですごく楽しめた。それにあれだけほのぼのとストーリーが進行いて行くのに、サスペンスらしい緊張感を醸し出していて、そのヒッチコックの演出力に驚きと感動を覚えました。そして、S・マクレーンは期待通りの美しさで、彼女を見れただけでこの映画を観る価値は十分にありました。ありがとうヒッチコック。ヒッチコックに大きな拍手。8点(2004-07-27 19:51:19)(良:1票)

31.  めまい(1958) まぁ~面白かったんですけど、なんか足りないような・・・6点が限界です。6点(2004-07-25 12:10:48)

32.  グレン・ミラー物語 テンポの良い流れ、聞き心地の良いメロディ、素晴らしいストーリー。全てが温かく、優しさに包まれていた。うん、ホント良い映画でしたぁ~。間違いない!8点(2004-07-16 17:38:18)

33.  知りすぎていた男 緊張感スゴイッス!ラスト周辺のヒッチコックのテクニックは、まさにマジック!7点(2004-07-15 19:51:55)

34.  裏窓(1954) 個性的なカメラワーク。主人公が覗く双眼鏡、カメラから見える様子がとても自然で、それが当り前のように思えてくる。ストーリーも面白いんですが、やっぱりカメラワークが個性的で斬新でよかった。8点(2004-07-11 10:37:18)

35.  サンセット大通り あぁ~、話の結末は始まった時に既にわかっていた。でも、それがどんなどんでん返しでそこに行きつくのか楽しみだった。しかし、イライラした。その理由は、あの気味の悪い元大スター女優の顔、性格。あれを観ていると胸がムカムカした。あごを上げ、下目使いをしているのを観続けているのは、苦痛以外の何者でもなかった。まぁそれはさて置き、あの結末は正直、ガッカリ。もっとストーリーにひねりが欲しかった。適当に予想したら、その通りになってしまった。結局、この映画で印象に残ったものは、あの女の嫉妬深い恐怖的な行動と、ラストのあの女の下目使いの気持ち悪い目だけだった。6点(2004-06-26 21:33:49)

36.  大人は判ってくれない 主人公アントワーヌの気持ちが凄くよく解った。いや、逆に今でも彼と同じ気持ちや感情は持ち続けている。そのせいか、彼の気持ちがあまりにわかり過ぎて、新鮮味が感じられず、古さも感じた。残念だ・・・この映画を面白いと感じられなくて・・・大人になってからもう一度観たい。6点(2004-06-18 21:53:14)

37.  ライムライト チャップリンが話すセリフ、一言一言が重く、素晴らしくて心に染みました。そして、切ないストーリーの中に希望や夢が詰まっていました。この映画を観た人の感想を見ると、ただ“面白かった”や“感動した”だけじゃなくて、“この映画に出会えて良かった”という想いがみなさんの文章に書かれている気がします。自分もこの映画に出会えて本当によかったです。素晴らしい。9点(2004-05-30 21:12:22)

38.  羅生門(1950) 観終えた今の気持ちが、なんだかとてもずっしり重い・・・ 自分を正統化させようと嘘をつくのは、なんとなく理解できる。 でも、ここまで登場してくる人達の性格がドロドロしていると・・・ キツイ・・・人の本性というのはこういうものなのかな・・・!? ん~文学はむずかしい・・・ 7点(2004-05-22 20:03:13)《改行有》

39.  エデンの東(1955) 重い・・・ズッシリ重い・・・でも最後は感動。7点(2004-05-02 00:10:27)

40.  雨に唄えば これが半世紀前の映画とは・・・スゴイです!歌も踊りもストーリーも すべてが楽しくて、元気になりました。短い時間にギッシリと面白さが 濃縮された作品でした。 9点(2004-04-25 21:49:27)(良:1票) 《改行有》

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