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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678910
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21.  愛は霧のかなたに 本作の良い所は【たかちゃん】さんも指摘されてる通り、ダイアン・フォッシーを自然保護に生涯を捧げた素晴らしい学者としてだけでなく、頑固でパラノイックな変人としてもきちんと描いていることだと思う。大体が山奥に篭って、たった一人でこんなことをしようと考える人間なんか変わってて当然。もちろん絶滅危惧種の保護が大切だとは思いますが、私的には「たかがエテ公」と「人間様の命」とどっちが大切なんだと問いたい。自然保護を宣えるのは食うに困っていない輩だけ。たぶん現地の人達を先に「保護」すれば、自動的にゴリラ他、自然の保護に繋がる筈です、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-11 00:03:24)

22.  ザ・フォッグ(1980) 何とリメイクが全米No.1になってる! てか、リメイクする程の映画か、これ? 本作の逸話と言えば、序盤の超常現象シーンのいくつかが「未知との遭遇」の超常現象シーンと被ってることを知ったスピルバーグが、泣く泣くそのシーンをカットしたということ位で、数あるカーペンター作品の中でも特別優れてるとは思えませんが…。所々は流石カーペンターって描写もありますが、掴み所の無い「霧」の恐怖というのはカーペンター向きではなかったのかもしれません。私、これを高い金出して映画館で観てるんですよ、トホホ…。という訳で、カーペンター風味に+1点して4点献上。[映画館(字幕)] 4点(2005-11-11 00:02:58)

23.  ウインダリア 安っぽいキャラクター・デザインと低い作画レベル(当時としては標準的?)。「宮崎アニメに隠れてしまった」と【うさぎ】さんのコメントにありますが、確かに同年の「天空の城ラピュタ」と一緒に並べられては到底勝ち目の無い品質です。私も皆さんのレヴューを読まなければまず観なかったでしょう。初めの内はその「絵」や雰囲気に引きずられて、十派一絡げのバッタもんアニメという印象を持ちました。しかし、ストーリーは徐々に救い様の無い方向に進んでいく。ラストはほとんど「イデオン」か「エヴァ」の世界。これは見た目から来るイメージでだいぶ損をしてる作品ですね、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-18 00:01:30)

24.  天使のたまご(1985) たぶん私の観てきたアニメーション映画の中では断トツに退屈な作品。僅か1時間10分程度の中編にも関わらず、余りの眠たさに我慢できず、途中で一回休んでしまった程の実力。話自体がワケ解らなくても、絵や美術で圧倒してくれるなら眠気も吹き飛びますが、終始薄暗い映像では何が描かれているのかさえ判りません。また、ほとんど動きの無いワンカットが異様に長くて、まるで紙芝居。陰気な音楽も映像に輪をかけて睡眠中枢を刺激してくる。押井守はアニメ界のテオ・アンゲロプロスを目指してたのか? 不眠症でお悩みの方にだけ、自信を持ってお薦めします、1点献上。[CS・衛星(字幕)] 1点(2005-10-18 00:01:05)

25.  ビルマの竪琴(1985) 水島の旅は正に地獄巡りであり、それ自体が並の僧侶をも超えた厳しい修行。彼が「供養」を決心するのも自然の成り行きです。個人的には、その過程はもう少し丁寧に描写した方が良かったと思いましたが、東南アジア系に見える中井貴一やインテリに見える石坂浩二は適役だったと思います。私が一番感動したのは、イギリス兵の納骨堂で隊長が日本の骨壷を見つけたシーンと、水島の奏でる「仰げば尊し」。オリジナルは未見なので何とも言えませんが、本人がわざわざリメイクしたということは、市川崑自身は旧作より新作の方が優れてると考えていたのではないでしょうか(まさかオリジナルより劣ったもので満足するとも思えませんし…)。日本的ファンタジー映画としては完成度の高い作品だと思いますよ、7点献上。[地上波(字幕)] 7点(2005-09-24 00:06:18)

26.  眺めのいい部屋 旅先で出会った自由の香りを漂わせる男と、親の決めた家柄のあるガチガチの堅物。これまでなら本作同様、前者を選ぶのがロマンスの定石でしたけど、後者を選んだブリジット・ジョーンズは同じ英国人でも、現代的な女性だったことを改めて思い出しました。で、本作のヘレナ・ボナム・カーターの家柄はもの凄い上流という感じはせず、上の下くらいの感じなんでしょうか。旅行できること自体が贅沢だったのだとは思いますけど、フィレンツェの宿も超高級ホテルという感じじゃない。この辺が多くの人の共感を集めるのに一役買ってるんだと思います。そういうことで、5点献上。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-20 00:06:50)

27.  リリー・マルレーン 第二次大戦下のヨーロッパで一世を風靡した歌「リリー・マルレーン」の歌手、ララ・アンデルセンの自伝を基にした戦争メロドラマ。時代に翻弄される波乱に満ちた女性の半生は大変興味深い題材だったとは思いますが、中途半端な演出が全てをスポイルしてると思う。映画は単にエピソードを並べただけで、甘美な名声に酔いしれつつ、恋人と離れてしまったことを悲しみ、ナチスによる待遇には疑問を持たず、しかしレジスタンス活動を助けもするという、複雑な内面を持つ一人の人間を描けていない。わざわざジャンカルロ・ジャンニーニを招いてしまった所為か、話の視点が分散してしまった様に感じました。余談ですが、ラストのステージはアンデルセンではなく、完全にマレーネ・デートリッヒを意識してると思います、4点献上。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-26 00:06:03)

28.  子熊物語 原題はそのものズバリ「熊」だし、海外のビデオ・ジャケットは「大熊物語」って感じで「グリズリー」の親戚みたい。そう考えると本作のパブリシティは、我が国の方が遥かに優れてます。“The Bear”なんて味も素っ気も無いタイトルより、正に“Adventure of a Little Bear”という方がしっくりくるし、何より面白そうです。映画的には「トゥー・ブラザーズ」同様、熊が主役で人間は脇役。しかし「トゥー~」と比べても、また、似た様なタイトルの「子猫物語」と比べても、圧倒的に面白く出来ており、一体どうやって撮影したのか、動物達が絶妙な構図に収まって名演技を披露してます。動物愛護精神の欠如した私が見ても、この子熊の可愛さにはやられてしまう。大熊もチェッキー・カリョに負けないくらい渋い所を見せてました、6点献上。[地上波(字幕)] 6点(2005-08-16 00:07:29)

29.  キッチン(1989) 話題になった当初から著作どころか、よしもとばななという人自体に全く興味が湧かなかったので、今の今までその作品に触れることはありませんでしたが、この映画を観る限りだと少女趣味の極致という感じがしました。プラトニックでママゴトみたいな恋愛関係と、そのままの自分を受け入れてくれるヌルくて狭い人間関係。血や汗や汚物等とも関係のない無菌状態の生活。孤児への憧憬を絡めながら、しかし他力本願的に極度の物質的豊かさも求める。これらは正にバブル真っ盛りに相応しい世界観です。こんなもの21世紀には通用しません。この夢の様な物語が、例によってリアリティの欠けらも無い森田芳光の人物造形によって(てか、単に台詞が棒読みなだけ?)、何とも言えないファンタジーになってます、3点献上。[地上波(字幕)] 3点(2005-08-11 00:05:46)

30.  ビートルジュース 今にして思えば、実は「アザーズ」そっくりそのままだったという、ティム・バートンの先見性とこだわりと遊び心が見事に融合「してない」、散らかったままの子供部屋みたいなホラー・コメディ。初見時は何の前知識も無かったので、主人公夫婦がいきなり死んでしまったことにびっくりし、映画全体がホラー映画のパロディであると共に、「幽霊が幽霊に悩まされる」という捻った展開も新鮮でした。当時17歳のウィノナ・ライダーは人形みたいな可愛さですけど、本作でもやっぱり根暗な変わり者役(ま、一家全員が変人でしたけど…)。これを「三つ子の魂百まで」と言うのか? 6点献上。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-23 00:06:32)

31.  いまを生きる 《ネタバレ》 この異様な高評価の中で誠に恐縮ですが、私にはとても秀でた映画だとは思えません。新任の個性派教師が生徒達に影響を与え、それが学内で問題になり、責任を取らされて辞職していく…って、これこそ「ありきたり」の極致じゃないですか。後は生徒達が教師の周りにワッと集まって涙するか、机の上に立って涙するかの違いだけ。それに、親がたかが演劇部(?)の活動に何で強硬に反対し、何で子供はそれ位で人生を悲観する所にまで至るのか? ま、時代背景と名門寄宿学校の実態に詳しくないので、ピンと来ないだけかもしれませんが…、5点献上。[DVD(字幕)] 5点(2005-07-17 00:05:45)

32.  やかまし村の春・夏・秋・冬 子供達の夏休みの様子を追っただけの前作に対し、こちらは夏休み終了直後の初秋から、翌年の初夏にかけての物語。物語と言っても前作同様、今作にもストーリーらしいストーリーはありませんが、描かれる期間が長くなり、季節にも変化があり(厳しくも美しい自然が素晴らしい)、舞台に町や学校も加わるので、エピソードのボリュームは前作と比べて相当増えてる印象です。なので私にとっては、こっちの方が断然楽しめました。特に、前作と全く同じタイトル・バックから前作のラスト・シーンへ繋がるオープニングは、私の様な続編好きには堪らない演出なんです、6点献上。[地上波(字幕)] 6点(2005-06-20 00:37:54)

33.  やかまし村の子どもたち 本作にストーリーらしいストーリーは皆無。村の子供達が夏休みの間中、遊び回ってるのをただ写してるだけ(いったい原作はどんな風になってるんだろう?)。「ラスムスくんの幸せをさがして」同様、緑の眩しい田園風景は非常に美しく、鑑賞中は村の素朴さ、子供達の純朴さ、遊びの楽しさに癒された様な気はするものの、「面白いか?」と問われれば、私にはとても「面白い」とは言えない代物。従って、申し訳ありませんが4点献上。[地上波(字幕)] 4点(2005-06-20 00:37:29)

34.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ ま、何とも味のある話ではありますが、事ある毎に星空をバックに語られるモノローグが鬱陶しくもあり、私もこの映画の良さが解らなかった者の一人です。そもそも、この出来の悪い少年自身が母親の病気を悪化させたんじゃないの? それに、犬と比べて自分を慰めるほど不幸か? イングマル君は私と比べたって幸せに見えるぞ。自身が子供の頃から子供が主役の映画が好きじゃない所為もあって、どうしても主人公の目線ではなく、大人の目線で見てしまう。各エピソードはそれなりに楽しいものばかりでしたけど、私は最後まで少年の視点に立てませんでした、5点献上。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-20 00:37:03)

35.  オズ 本作当時から数えて40年以上も前に作られた「オズの魔法使い」の「正当な」続編ですけど、本家よりも「ダーククリスタル」か「ネバーエンディング・ストーリー」の続編っぽい仕上がり。ファミリー向けに作られてた前作は、それにも拘らず世代や時代を超えた永久不変の名作ですけど、現代風にダークな世界観を持つ本作が、逆に子供騙しに見えてしまうのは何故か。また、「オズの~」の撮影技術や特撮は今見ても新鮮なのに、本作のはまんま20年前の技術にしか見えないのは何故か。ということで、9歳にして現在と全く変わらない顔立ちのフェアルーザ・バークに、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-06-20 00:36:37)

36.  ラスムスくんの幸せをさがして フィルムがきちんとレストアされてただけあって、映し出されるスウェーデンの田園風景が非常に美しく、それだけで童話の雰囲気が充分再現されてます。私はアストリッド・リンドグレーンの児童文学を一つも読んだことがありませんが、この物語は私が「映画で」知っている他の著作とは違って、昔の児童文学ではある意味オーソドックスな孤児の主人公が、ささやかな冒険の果てに幸せに巡り合うというオーソドックスなものでした。それにしても、決してホームレスではないこの風来坊という「職業」には、ラスムスくんならずとも憧れるなぁ。彼は正しい選択をしましたネ、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-20 00:36:04)

37.  アタメ 私は最近の作品しか知りませんが、ペドロ・アルモドバル監督はずっと「倒錯した性愛」をテーマにしてる様ですね。本作には「私をしばって!」等という副題が付いてるもんですから、SMモノを想像してたんですけど、中身はストーカーとストーカーに監禁される女とのロマンス。女を監禁する部屋の美術や、ビクトリア・アブリルとアントニオ・バンデラスの匂い立つ様な色気は雰囲気抜群でしたけど、変態の私も話には納得しかねます。しかも【ぐるぐる】さんもお書きの通り、ハッピーエンドと言うには余りにも能天気すぎるラストの会話には着いていけません。確かに「倒錯」してるとは思いますけど、倒錯に付き物の「危うさ」みたいなものが全く無いゾ。このあっけらかんとした感じがスパニッシュ・スタイルなんでしょうか…、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-13 00:09:32)

38.  ドライビング Miss デイジー ほのぼのとしたヒューマン・コメディの体裁をとった小品ですけど、この映画の主題は「老い」でも「差別」でも「友情」でもなく、明らかに「アフリカ系アメリカ人の地位向上の歴史」にある。ポイントポイントのエピソードは差別問題を提起するのではなく、ずっと同じ仕事に就きながら、確実に暮らし向きの良くなっていくモーガン・フリーマンを描いている(最終的に文盲の使用人の孫は大学に通ってる)。そう考えれば、心優しき裕福な保守層が選ぶ作品として、アカデミー賞は非常に相応しいんじゃないでしょうか。特に感心するのは、僅か98分で30年近くを見せきる構成と、その作り込み。「○年」等というキャプションに頼ることなく、自動車と風俗とメイクと演技だけで確実に時代を表現できてる。これぞ映画の醍醐味ですヨ、7点献上。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-19 00:05:34)(良:2票)

39.  バベットの晩餐会 【アンドロ氏】さんお書きの通り、料理は一つの芸術であり、優れた芸術には神が宿る。芸術を愛で、そこに神を感じることは、教会での祈りにも通じる聖なる行い。贅を尽くした食材に超一流の技術で、かつてのフランス一のシェフは慈愛と感謝を形にしていく。料理が崇高な儀式となり、華麗な一皿一皿に神が宿っていく。質素な暮らしで神に感謝を捧げてきた愛すべき人達が、初めて舌と胃袋で感じる神の存在。やがて「バベットの晩餐会」は、尽くせぬ感謝を神に捧げるミサへと変わっていく。お腹が満たされていく様に、その時、彼女達の心には愛が満ちていったのです、7点献上。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-05 00:04:41)

40.  時空の旅人 当時は少女マンガ家のSFアニメってのがブームになった時期もありましたっけ。その流れで萩尾望都にキャラクター・デザインのお鉢が回ってきたのでしょう。それにしても、当時でも本作の未来世界のイメージやメカニック及び衣装デザインは既に相当古臭く、物語以前に、角川の製作意図自体のレベルが知れるというものです。原作は知りませんが、経済誌等で持てはやされてた織田信長だけが歴史を変えうる人物だというのも、バブル絶頂期らしい感じがしました。通り一遍の日本史も深く描かれる訳ではありませんし、何とも中途半端としか言い様のない出来です、4点献上。4点(2005-03-04 00:04:59)

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