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コメント数 594
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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

21.  雪の女王(1957) 《ネタバレ》 美しい絵。吹雪に揺れる少女の髪は、CGで一本一本丁寧に作られた髪の毛でさえ及ばない。主人公のゲルダを始め、雪の女王のキャラクターの表情や顔立ちなど、現在の日本アニメにも共通しているところがあるような気がします。そういう意味でやっぱり影響力の強い作品だったのでしょうか。「川さん、カイの居場所に連れて行って」「扉さん、道を開けて」と、こんな少女から頼まれたんじゃ断れないよ~。でもそれじゃあ結局彼女自身は何もしていないじゃないか。と言われそうですが、愛する者を助けるために一人見知らぬ土地へと飛び込んで行くというだけで、既に彼女も立派に戦っているのだと思います。最後に元来た道をそのまま戻るというのも面白いですね、普通のアニメならそこで省略されて終わりでしょう。[ビデオ(吹替)] 8点(2005-06-01 12:42:45)(良:1票)

22.  赤い風車 《ネタバレ》 トゥールーズ・ロートレック、哀愁の男。2001年の「ムーラン・ルージュ」で華やかなムーラン・ルージュの豪華絢爛さを売りにしていたのとは違い、こちらはパリの影の部分、暗黒と退廃の面を描いていますね。それでもダイナミックなカンカンの舞踏、目まぐるしく展開される色彩表現には圧倒されます。はっきり言って何故ロートレックが一番目の女にあそこまで拘ったのかはよく分からないけど、文字通り人生の階段を転げ落ちた彼の姿には悲哀の念を感じます。ラストの幻想シーンはフェリーニをも思わせる美しさでした。8点(2005-03-13 10:14:34)

23.  アスファルト・ジャングル 《ネタバレ》 同じ強奪物のフィルムノワールではキューブリックの「現金に体を張れ」を思い出すけど、こちらは人間の心理描写にまで踏み込んでいて奥が深いと思いました。メンバーは必要最低限の人数、普通警報が鳴ったらそこで終わりだがこの映画の男たちは何事もなかったかのように着々と計画を進めていく。どこかの余分に11人も集めてくる誰かさんとは大違いです。犯人たちに子供がいたり実は破産していたりと訳有りなところも感情移入できるし、綿密に練られた計画がほんの些細な出来事で崩壊していく様も非常にリアルで説得力がある。それにしてもチームの頭脳的存在"ドック"を演じるサム・ジャッフェは渋いですねぇ、もし自分が犯罪計画に参加するならあんなリーダーの下で働きたいですな。8点(2005-02-15 11:57:38)

24.  刑事(1959) 《ネタバレ》 こいつは文句なく抜群に面白いですね。別に取り立てて刑事ドラマが好きなわけじゃないけど、コミカルなタッチでありながらも刑事たちは至って真面目で有能で、それでいて殺人などのスパイスが効いているところが見事自分の嗜好にマッチしました。ジェルミ本人が演じる刑事の姿も格好良く、テーマ曲の音楽もいつまでも耳の奥に残ります。しかしこれってジャンルで言うと一体何になるんでしょうね?サスペンスにしては緊張感が足りないし、ミステリーにしてはやけに幕切れが呆気ないような気がする。となるとやっぱりドラマでしょうか。それにしても泥棒に入られた家主がてっきり事件に絡んでいるのかと思ったら全然関係ありませんでしたね、しょーもない!8点(2005-01-19 18:47:00)

25.  リリー 《ネタバレ》 可愛いなあ、勿論リリーもだけど特にあの人形たちが。レイノルドでしたっけ?中でもあの狼の人形がお気に入りです。レスリー・キャロンは随分と若々しいなぁと思っていたけれど、空想シーンの中でのウェイトレス姿はかなり色っぽくてビックリ。あれだけ無垢で純粋な少女だったら誰でも守ってあげたくなるよ~と思いました。それからこれはどういうわけか、てっきり最初からリリーはポールが人形を操っていることを知っているものとばかり思っていたので最後の方がちょっと混乱してしまったのですが、それでも影からしか彼女を愛することができなかった人形使いのひたむきな姿に胸を打たれました。最後のダンスシーンはちょっとクドいけどあれがMGMミュージカルの醍醐味ですね。そういえばエイドリアン・ブロディ主演で「ダミー」という人形使いの映画がありましたが、あれはおそらくこの作品の影響を受けているのではないでしょうか。ちなみに僕はこの映画のビデオを図書館で見つけました。8点(2005-01-06 22:14:49)(良:2票)

26.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より ロベール・ブレッソン監督の作品を初めて観ました、大好きな脱獄映画です。仏脱獄モノとしてはジャック・ベッケル監督の名作「穴」に引けを取らないんじゃないかと思いました(実際、製作年ではこちらの方が先だし)。とにかく物凄く淡々としているにも関わらず、全篇サスペンスフルに満ち溢れているのは凄い。ちょっと話が上手く運びすぎじゃない?なんて思っても、事実本当にあった話なのだから仕方がない。物語のほとんどを主人公のモノローグで語らせるという点も渋いです。8点(2004-11-18 21:33:34)(良:2票)

27.  鳥の島の財宝 カレル・ゼマンの長編人形アニメーション。ややシニカルで教訓的な話ながらも、やっぱり根底にあるのは純粋に子供たちを楽しませようという監督の優しい姿勢だと思う。本作は兎に角もキャラクターたちの表情が凄く良い。財宝があると知った時の住民の表情や、ずる賢そうなペリカンの目付きなど。繊細なパペットの動きに語り手の優しい口調が伴って、より一層ファンタジックな世界を創り上げています。8点(2004-10-17 13:13:38)

28.  前世紀探険 《ネタバレ》 生きた三葉虫を見つけに、氷河期・第三期・中生代へと時間を遡っていくSFアドベンチャー。どうやって過去へ行くのかというと、ただ洞窟を通り抜ければその先は前世紀という、タイムマシンも使わずに何の科学的根拠もないところが良い。四人の少年の冒険記から「スタンド・バイ・ミー」を想起させ、ノスタルジックかつ壮大なロマンを感じさせる。しかもこれ特撮の完成度もなかなか高く、本当に「ジュラシック・パーク」だって目じゃないぞと思えた(さすがに言いすぎか)。時代は生命の誕生のシルル記まで遡り、遂に生きた三葉虫を手にするラストシーンは感動的だ。8点(2004-10-15 23:15:54)

29.  或る殺人 レイプ事件を扱った映画というと性質上どうしても重くなりがちですが、これは独自のユーモアを織り交ぜつつオープニングから軽快なデューク・エリントンの音楽が流れてくるという、非常に小気味の良いものでした。主演はアメリカの良心こと弁護士ジェームズ・スチュワート、もうこの人が味方に付いていてくれるというだけで百人力です。しかし相手もそう一筋縄ではいかない、検事ジョージ・C・スコット。とにかく全篇のほとんどが法廷バトルなので、観ているこちらも手に汗握られっぱなし!その見応えたるや相当なもので、小さな字幕を追うのにこっちの目が疲れてしまいました(汗)。ラストまでニヤリとさせられる法廷ドラマの佳作です。8点(2004-09-27 18:49:47)

30.  ハーヴェイ 《ネタバレ》 巨大なウサギを架空の友達として暮らす中年男性のエルウッド。「全てにおいて恵まれていたのに、ハーヴェイによって何もかも失った」という家族の言葉を聞いて、初めはちょっぴり気の毒な人なんだなと思っていたのですがそんな考えはすぐに吹っ飛びました。あまりにも幸せそうなエルウッドの姿を見て、本人が良いなら別にそれでも良いじゃないか、と。見た目からすぐに変人だと決め付けないで、周りの人たちもそれぐらいの寛容を持って接してあげることが必要なのですね。まぁ振り回される方の身にもなれ~!って話ですけどね(^^;。ハーヴェイが現れたのは決してエルウッドが現実に対して心を閉ざしてしまったからではなく、もともとそういう妖精だったというのが実にイイ感じです。それにしてもこの映画には尽く予想を裏切られます。最後にエルウッドに注射して現実的な終わりを迎えるのかと思えばそうではなく、その後さらにエルウッドがハーヴェイと別れるのかと思うとやはりそうではない。あくまでファンタジーを貫いてくれる物語の姿勢が素敵です。そして終了後のスタッフクレジットにもちゃんと"HARVEY=Himself"と表記してくれるところにこの映画の良質さを感じます。8点(2004-09-08 16:22:08)(良:1票)

31.  チャップリンのニューヨークの王様 これはやはりチャップリン自身の姿が投影されているのでしょうねぇ。もはや放浪紳士ではなくなりましたが、これだけお爺ちゃんになっても愛嬌があるキャラクターというのは珍しいです。昔のドタバタはありませんが、落ち着いたチャップリンというのもまたほのぼのとした味わいがあって好きです。8点(2004-08-18 20:19:04)(良:1票)

32.  都会の牙(1950) 結婚を目前に控えた独身男性が、いつの間にか毒を盛られ余命あと1日と宣告されてしまう物語。医者が主人公に対して放った一言、「君は殺されたんだ」という言葉は非常にショッキングです。最初はなぜこの男が毒を飲まされたのか?というミステリーで話が進んでいき、次第に事件の真相を暴いていくサスペンスになります。裏でうごめく陰謀が明らかになっていく後半場面はストーリーがグングンと面白くなり、物語の中に引き込まれます。それにしても死を覚悟した人間というのは末恐ろしいもので・・・、もはや自分には何も失うものが無いわけですから、どんなことだってやってのけられるわけです。もし自分がこの映画の主人公と同様、毒を盛られ死の宣告を受けたら?と考えさせられてしまいます。主人公と同じように命を懸けて犯人究明に乗り出すか、それともひたすら絶望に打ちひしがれているか。はたまた最愛の人と最後の時を過ごすのか・・・。そういうことも考えさせられるとても奥深い映画です。8点(2004-06-12 12:53:36)(良:1票)

33.  眼には眼を 《ネタバレ》 究極の嫌がらせ映画。理不尽な目に合わされた主人公の医師が不憫でならないが、彼にも絶対落ち度がないとは言い切れないところがミソ。そしてボルタクの方も直接手を下すわけではなく、あくまでも親切的に接してワルテルに復讐を開始していく。前半は無言電話にストーカーとあまり大したことのない話が続くが、後半になってからの展開がひたすらに凄い。主人公はいつ広大な砂漠に置いてけぼりにされるのかとドキドキしました。ラストシーンは確かに圧巻だけど、あれを見ると結局ボルタクも最初から死ぬつもりだったのかな?とちょっと疑問。何はともあれ自分もこういう目に合わないよう、なるべく他人の反感を買わないように生きていきたいものです。8点(2004-04-19 19:33:23)(良:1票)

34.  ぼくの伯父さんの休暇 これぞバカンス!・・・とまでは言えないけど、海の映像と音楽だけで充分気分は味わえます。悪気はないんだけれども、行く先々で必ず騒動を巻き起こしてしまう人物ユロ氏。「もう何にも手を触れないで~!!」と思ってしまいます(^^; ”ミスター・トラブルメーカー=ムッシュー・ユロ”8点(2004-04-14 18:23:20)

35.  妻(1953) まず冒頭の”心の声”をそのまま台詞にしてしまうところが凄い。この一連のシーンで「この夫婦はお互いにあまり上手くいっていないんだな」ということが分かります。後半は前半と打って変わってかなりシリアス、シビアな展開の中にも三國連太郎の飄々とした役柄が和やかな雰囲気を漂わせてくれました。夫婦関係って何だろう?と考えさせられるラストも良いです。8点(2004-04-01 18:12:58)

36.  波止場(1954) まずオープニングからこの映画が自信に満ち溢れた傑作だということが分かります。物語の雰囲気を盛り上げる音楽がカッコ良い!「十二人の怒れる男」同様、リー・J・コッブは流石の迫力。ヒロインのエヴァ・マリー・セイントはちょっと小うるさいけど、男ばかりの面子の中に華やかさを加えています。以前に観た時の記憶はハト小屋と、最後のボロボロになりながらも歩いて行くマーロン・ブランドの姿だけだったけど、今回改めて見直してみてまさかこんな話だとは知らなかった(忘れていた)ので驚きました。エリア・カザンという人の人間性は別にして、映画自体は確実に良い作品だと思うので惜しみなく8点を献上します。[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-09-09 23:15:22)

37.  理由なき反抗 オープニングのブリキの玩具と戯れるジェームズ・ディーンの姿から、この何ともやるせない世界に引きずり込まれてしまいます。正直古臭さは否めません、確かに現代ではもっと悲惨な事件が起きていますからね。それでもどうしても観ていて悲痛な気持ちになってしまうのは、偏にジェームズ・ディーンの才能と監督ニコラス・レイの的確な演出によるものではないでしょうか。チキンレースのシーンは、後にディーンが自動車事故で命を落としたということを知りより一層感慨が深まりました。青春映画の名作。[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-09-02 22:43:13)

38.  暗黒の恐怖 TVシリーズ「24」の原型的な作品。伝染病の感染を防ぐ為に、菌の保有者である殺人犯を追う二人の政府役人の姿を描いた犯罪サスペンス。衛生局の調査官と警察の刑事が互いに反目しながらも、一つの目的の為に協力し合い友情を育んでいくというバディ・ムービーの古典でもあり、また名匠エリア・カザンのキレの良い演出と、鋭いフィルムノワール調のモノクロ撮影が絶妙な効果を上げています。確かに今の時代から観れば多少物足りないかもしれませんが、後に多くの模倣を生んだことを考えればその元祖というだけでも評価に値するのではないでしょうか。それにしてもこの作品、原題も邦題も何だかB級っぽいんだよなぁ…。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-03 17:43:26)

39.  オルフェ 何たるイマジネーション!ジャン・コクトーの映画を観たのは「美女と野獣」に引き続き二度目ですが、またもや度肝を抜かれました。映像の逆回転なんて今の時代から見れば子供騙しでしかないのでしょうが(それとも当時からそうだったのでしょうか?)、幻想的で詩情豊かなコクトーワールドの雰囲気がその技法をより洗練されたものへと生まれ変わらせています。監督本人が詩人というだけあって登場人物たちの会話が妙にまどろっこしく感じられる部分もあるのですが、映像だけでも一見…いや、二見三見する価値はあります。ブラボー![ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-17 11:29:35)(良:2票)

40.  ボディ・スナッチャー/恐怖の街 《ネタバレ》 カラー版を観ちまいました。オリジナルの方も探したのですが結局見付からなかったので…。感想としては例のサヤエンドウ及び、その中身のグジュグジュが着色化されたことにより、より気色悪さが倍増されたように思えるのですが、全体的にはやはりモノクロの方が50年代ホラーの作風にマッチしていて良かったと思います。映画自体は低予算ながらも煮詰めに煮詰められた脚本と的確な演出によりなかなか良質な作品に仕上がっていたと思います。侵略の規模が小さすぎるという突っ込みも逆にリアリティがあって良かったし、一見安易そうに見えるラストも、あの後果たして本当に異性人の侵略を食い止められたのか?という想像力を刺激されます。意外とパロディ作品「パラサイト」(ロバート・ロドリゲス監督)なんかと見比べてみると面白いかもしれません。もう一点はいつかオリジナル版を観た時の為に残しておきます。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-17 10:36:38)

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