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21. エイリアン3
多くの方が誤解しているようですが、この作品、作る前から話がまとまってなくて難航してた上、脚本家が製作サイドと喧嘩して途中降板して他の人に変わり、その次の人も変わり・・。と、結局、脚本が2転3転して、もの凄い現場だった作品なんです。それを、CM界から呼ばれた、長編映画1作目となるフィンチャーが、全てを聞き入れながら作ったんです。彼の介入する余地は映像だけだったんです。非はフィンチャーにはないんです。それを分かってほしい。確かに作品はこけました。が、私の中ではこけなかった。苦しい中で作り上げられたあの映像美と重厚感。フィンチャーの才能の片鱗を覗わせるに足る仕上がりだったと思います。私は初見で7点を付けていました。変更した今も変わりません。7点(2001-07-01 05:25:11)(良:1票)
22. エイリアン4
なんだかしんみりするとこが今作の味でしょうか?エイリアンシリーズは、監督の選抜も面白いし、4作全て異なるテイストだから面白いですね。今作は、「ロスト・チルドレン」の監督のジュネだったから期待していましたが、流石。ちょっとブラックな美を上手に絵にする監督さんですよね。少々ハリウッド風な作り(仕方ない)ですが、それでも全編ジュネ節。しんみりしますが、アクションもいいです!登りハシゴのシーンは素晴らしい!一緒に連れてきた?パールマン、ピノンがこれまた味を出しまくりでしたね。でも正直、もうシガニーいらなかったな・・。リプリーは3作目で消えてほしかった。まあ、あとの5,6作目でも出るんだろうけど・・・。8点(2001-07-01 05:07:39)
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