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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 とにかく感動したのはもう囚人かそれ以上に過酷なあの環境で息子であるジョズエの子どもとしての純粋な心を守った、グイドである。グイド個人は過酷な労役にヒーヒー音を上げていましたが、ひとたび息子の前に立てばこれ以上頼もしい父親はいないのではないでしょうか。自分がどれだけ後で苦境に立たされようと、息子に辛い思いをさせないために尽くす父親の姿は強いと思いました。普通ならあのような環境でしかも子どもに「なんでこんなところにいなきゃいけないの?」とか聞かれようものなら、最初の内はごまかせても途中でそんな気を無くして洗いざらい全部子どもにぶちまけてしまいそうなものですが、最後の最後までそれをせず、文字通り子どもを守ったグイドに尊敬の念を抱きます。でも実際あんなオヤジがいたら子どものうちは良くても、年が経つにつれてだんだん恥ずかしくなってきそうですね。収容所でも、よく同じ部屋の人達にボコられなかったなと思います。 正直、「映画だな」と思わず思ってしまうようなうまくいきすぎるシーンが気になったりしますが、(ドーラとの出会いやリアル戦車とか)。でも映画に良いテイストを加えてたので良しとします☆ [DVD(字幕)] 8点(2009-02-12 01:03:18)《改行有》

22.  ザ・ロック 《ネタバレ》 デビッド・モース・・・そういえばこの映画に出てたんだ。 大好きなんすよねー、このおっさん。主役なんてほとんどないんです。『ランゴリアーズ』の時に観たくらいで、他は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『アトランティスのこころ』とか『プルーフ・オブ・ライフ』とかそういうのは全て!!脇役というこのおっさん。しかし何か目を惹きつけられる、ものすごい存在感のある名脇役です。たぶん本国でもそういう評価を受けてるのでは・・・。このおっさんが出るだけで一味違いますね。 とまあ脇役のおっさん評価はこのくらいにして、映画そのものはストーリーもそうなんですが音楽が良いですよね。序盤のカーチェイスシーンの音楽なんかかなりいい感じでした。 Goodspeed・・なんて名前の人って実際いるんですかね。現実世界では聞いたことねーや。またFBIの化学兵器専門っていう微妙にひ弱っぽい部署に配属されてるのがニコラス・ケイジにうまいことはまってました(笑)でもどんな仕事でもそうですが家族を犠牲にする仕事ってのは、もちろん度合いによりけりでしょうが、葛藤を感じますねー。ああ仕事って辛い。私も最近常々思うことですが。。。 なかなかアクションとしても評価が高いし、意外と隠れファンの多いこの映画(私の周りだけか??)自分も大好きです。いかにもっていう色をした毒薬だったり、またアルカトラズを使うってのもポイント高いですよね。 停滞しない、流れの良いストーリー展開もそうだし、とにかく観てる者を飽きさせない中だるみのないそのつくりはとても高く評価できると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-14 00:15:20)《改行有》

23.  追跡者(1998) 《ネタバレ》  今時分の日本で観るとトミー・リー・ジョーンズはどうしても缶コーヒーのCMに出てくる「宇宙人のジョーンズさん」と重ねてしまう(笑)日本の労働基準法にグチを言い、商用車を駐禁取られ、八代亜紀に泣くこの男が・・・(笑)  前作『逃亡者』のほうはものすごく小さなときに観た記憶がうっすらある程度だったので、続編としてではなくほとんど『追跡者』単独で観たわけですが、それでも十分楽しかった(*^ー^*) アクションとしては長いほうのこの映画ですが、2時間たっぷり充実感があります。もう遅いから早く寝たいな~と思いつつもやめられない、止まらない。  『追跡者』と言うだけあって、サム(=トミー・リー・ジョーンズ)率いる追跡チームの手際のよさにはプロを感じる。今の映画みたいに「製作費~億ドル!」とか「目を見張るほどのSFX」なんて無いし、そういう意味では地味な映画だけど、こういう映画を観てきて育った世代にはこのどこか素朴で純粋なストーリーが単純に面白い。最近無いもんねー、こういう単純に楽しめるアクション。大事にしたい一作だなと感じました。[DVD(字幕)] 8点(2006-12-04 01:25:04)(良:1票) 《改行有》

24.  ナインスゲート 《ネタバレ》 神学・悪魔学にうといオレでも(てゆーかほとんどの人はそうだと思いますが)、興味を掻きたてられるとてもエキサイティングなオカルトホラーでした。ちょっと詳しいところをはしょりすぎ感も多少ありますが、それでも観るほうには次に何が起こるか?次の本の持ち主は?といった様々な切り口からの楽しみ方があって、飽きが来ないのが特徴です。いわく付きの本の謎を解き明かすというのが、子供のときテレビなどでやっていた暗号解読のような感じでなにかすごくワクワクするものがあり、目が離せませんでした。DVDに入っていた簡単なゲームもやったのですが、つくりの単純さのわりになかなかのめりこんでしまって、ますます「ナインス・ゲート」の魅力に引き込まれました。 上述のナインス・ゲートの魅力とは全く関係ないのですが、自分的に印象深かったのが、本屋の兄弟の店を出た後にディーン(=ジョニー・デップ)が鉄骨の崩落に巻き込まれそうになるシーンです。「本を狙う何者かにはめられてる」ってことだったのでしょうが、そんなの関係なくあのシーンは脳裏に焼きつきました。なんて言うか、ものすごくインパクトが強かったので。 できれば「九の門」が開いてどうなるかももっと作中に描写して欲しかったと思います。門が開いて、それで終わって、自分の中で微妙に納得いかず不完全燃焼気味ってのが正直なところです。 それでも、本や神学・悪魔学に観ている人の興味を引き付けるこの映画はとても言い出来だと思います。観終わった後、ちょっと本が、しかも悪魔学とかについて書かれた本が読みたくなる、そんな映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 01:27:45)《改行有》

25.  セブン 《ネタバレ》 観る前は怖い映画だとばかり思ってたんですが、実際観てみたらそんなに怖くもなかったです。死体が多少エグイかなってぐらいで。 しかしラストは衝撃的でした。「そんな終わらせ方していいの!?」ってぐらいショック受けましたね。えげつない・・・。中身がわかる前からなんとなく予想はついてただけに、すごい緊張感でした。その上その予想通りの展開になってしまってもう見てるこっちもなにがなんだか。こっちは見てるだけで軽く錯乱しちゃってるのに、作中のミルス(=ブラッド・ピット)がどんな心境かなんて想像もつきません。そんな状態でしかもそれを行った犯人が目の前にいるのに「撃つな」って言われても多分オレでも絶対無理でしょうね。日本でも、自分の家族が残酷な殺され方をされたらその遺族は決まって、「この手で殺してやりたいです」って堂々とテレビで言うんですから。その遺族の人たちをこの映画のラストと全く同じ状況に立たせたらミルスと全く同じ結果になっただろうし、ある意味一番現実的な結果なんでしょうね。そしてその一番現実的な反応を実行したミルスがその後殺人の現行犯で逮捕なんて、、、皮肉ですよね。 さも世間的に復讐が認められてるかのようにテレビで「息子を奪ったやつを殺してやりたい」とか堂々と報道するくせに、いざそうやって人を殺した人が捕まったら<息子を殺された仕返しに殺人>とか言うふうに新聞の見出しにするんですから。自分のスタンスすら持てない、話題に飛びつくしか能のないマスコミメディアもそうですが、そんな風潮を作ってる世間にも少し憤りを感じるきっかけになった映画でした。 全然ホラー映画のレビューじゃないなこれ(笑) 【追記】 約10年ぶりにBRで鑑賞。あらすじは覚えてたのですが、改めて観るととにかく作りこみ方が半端ないですね。シリアルキラーのサイコ的な描写や、一方でベテラン&若手の刑事コンビが些細なヒントから謎を追っていく展開にもドキドキしてしまいます。さすがにラストはバッチリ覚えていましたが、そこまでのドウの持っていき方はもう完全にサイコな人間のそれ。こんな人間に嫁さん(しかも妊婦の)を殺されたとあってはもうドウを銃殺したミルス刑事を非難できません・・・。 再鑑賞で10年前の自分のレビューも見て、あの頃はこれに6点だったんだなーとか、こんな風に見てたんだなーと、当時を俯瞰して見れたのも面白かったです。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 00:34:40)《改行有》

26.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 アーニー(=レオナルド・ディカプリオ)をお風呂に入れたままにしてしまったギルバート(=ジョニー・デップ)を家族全員で非難するシーンとアーニーを殴って家を出て翌日のアーニーの誕生日に帰ってきたギルバートがボロクソ言われるシーンに正直腹が立ちました。 「こいつら全然ギルバートのありがたみをわかってねえ。」って思いました。ギルバート以外の家族は特にアーニーの面倒なんかほとんど見ないのに、そういう時だけ好き放題言う身勝手さがとても見苦しかったです。できればグレイプ家の両姉妹に何か天罰みたいなのが下って欲しかった。と、それぐらい無心に家族に尽くすギルバートに強く感銘を受けました。 絶対見てるほど簡単なものじゃないですよ、あそこまで太ってしまった母親と精神障害の弟の面倒を見るのは。 ギルバートぐらい家族に尽くしながら暮らしている若者がもし自分の家のそばに住んでいたら絶対「大変ねえ」って言われてると思う。現にまともに世話をしていたのはあの家ではギルバートのみ。もっと評価してあげて欲しかった。 ベッキー(=ジュリエット・ルイス)はそんなギルバートに「道」を示してあげる役割だったんだろう。まさにアーニーと一緒にトレーラーを待つあの道のように、先を示すものとして。 それにしてもこの時点で完全に「子役」のディカプリオとその2年後の「バスケットボール・ダイアリーズ」でのディカプリオの姿はやはりというか完全に別モノですね。たまげました。デップは今と違ってひげとかなくて妙に端正な顔立ちだし。一昔前の映画ってこういう俳優の変化を見るのが楽しいです☆8点(2004-09-23 22:49:04)《改行有》

27.  デンジャラス・マインド/卒業の日まで 《ネタバレ》 自分も大学で教職を取っているので、ああいった対応をしてくる生徒たちの注意を引き付けるのがどれだけ難しいかはよくわかります。 でもこの映画には携帯電話がなくて、代わりに生徒に活力があるだけうらやましいなぁとも思いました。日本の場合の問題クラスでは生徒の関心は教室の中にすら無いことが多いですからね。携帯でだれかとメールしてたり、しゃべってたり。それに比べれば、これはこの映画はまだ生徒が教室で部屋の中の友達とおしゃべりをしてるってだけで、まだマシな感じがします。 作中の生徒たちは先生を好き放題からかうし、前任の先生に至ってはあまりのつらさにやめさせてしまうという、お世辞にもいい生徒とは言えません。しかし、ルアン(=ミシェル・ファイファー)はそうやって先生をからかう生徒たちの活力を、生徒達の興味のあるもの(空手やゲーム方式の授業)を通して詩を勉強するという方向に向けさせました。 これが実話というのがまたすごくて、現実にもしあんなクラスが日本にあればあんな風に対応できる先生はいないんじゃないでしょうか。まあ日本の場合、例え生徒のためでも作中にあったような授業をすれば上司やPTAからそれこそ嫌ってぐらい苦情がきてすぐに辞めさせられるんでしょうね。 教育者だからこそ、生徒にとって何が必要なものかよく考えてほしいものだと、本当にこの映画を観て思いました。必死の思いで駆け込んできた生徒をノックしなかったからと追い出すようなのは論外です。 作中では、比較的簡単に生徒の関心を得られたように見えましたが、実際はあんなもんじゃないはずです。生徒がうまく答えられたときにキャンディバーをあげるってだけのアイディアでも相当考え抜いたはずです。色んな本も読んだろうし、そういったルアンの努力がよく見える作品だと思いました。 この映画はもし教職を取る、又は取ってるという人には是非みてもらいたいものです。8点(2004-09-22 13:05:57)《改行有》

28.  シュリ 《ネタバレ》 どうしてもアジア映画特有のあの血生臭さが受け入れられなかったけど、でもかなり楽しめた。 なんかこれを観る前はいわゆる「ヨン様効果」で韓国映画を観てると思われたくなくて韓国ものはめっちゃ避けてたんやけど、確かにはまるだけのものはあった。 世間で言われてるようにおかしい点もいくつかあったけど。 囲まれてたはずの女スナイパーがいつのまにか逃げおおせてたりしてるし。 ストーリーもけっこうありがちだったんだけどなぁ、なんであんなによかったんだろう。 やっぱり俳優に魅力があったからかな。北朝鮮第8師団のボスみたいな人とかめっちゃ印象に残ってるもんなぁ。 これからはそう毛嫌いせずに韓国映画も色々観てみようか。まだ「冬ソナ」は観る気になれんが。日本映画以上であることは確かだ。 8点(2004-08-17 02:59:45)《改行有》

29.  ウォーターワールド 《ネタバレ》 ちょっとだけ設定がずさんかなとは思った。中盤でヘレンがエノラが見たものを全部絵に描いてしまうのを見て、エノラのことを「鏡みたいな子よ」って言ってるのに、後の方でマリナー(ケビン・コスナー)に対して「あなたが持ってたあの光るものは何よ!?」って聞いてんですよ。・・・それが鏡だよ!!・・ってつっこんじゃいました。あと、エノラがさらわれた後に2人がいちゃついてたのがちとひどいかなと思った。でもまあそれ以外はとても楽しめました☆映画が始まった時に、あのユニバーサルのロゴがだんだん海に覆われて陸地が減っていくのとかがとても興味深い演出でした。その後マリナーが出てきて、ろ過した小便を飲んだのはけっこう衝撃的でしたけどね(苦笑)。海に沈んだ都市もとても味が出ていてよかった。その沈んだ都市と、スモーカーズを倒した後にドライランドに向かう気球のシーン二つが思いっきりオレにラピュタを思い出させてくれました。それがなんか感動してめっちゃジーーーンときました。これ観たのは2回目ですけど、やっぱ2回ぐらい観てみた方が色々こまかいところに気がつけてとてもおもしろいです!8点(2004-05-10 02:22:21)(良:1票)

30.  インサイダー 《ネタバレ》 よくあるスポーツ的「男」映画ではなく、なんつーか社会的「男」でしたね。ローウェル(アル・パチーノ)はこの映画で初めて見ましたけどかっこいいですね。ワイガンド(ラッセル・クロウ)が法廷に行く直前に海で決心を固めるシーンはめっちゃしぶかった。ってゆーか海きれいでした。その後車に乗ってるワイガンドのシーンがすごいコントラストだった。ワイガンドの横に乗ってる人の背景にはすごくきれいな海が写ってるのにワイガンド自身の背景にはなんか墓みたいな物が写ってて、これから法廷に行くワイガンドの運命を表してるような雰囲気が見てるこっちまで伝わってきました。あと、おもわずラッセル・クロウの日本語が聞けて感動でした☆8点(2004-03-23 14:12:23)

31.  翼のない天使 《ネタバレ》 まあ表面的に見れば、死を理解しようとする子供の成長を描くという映画ですね。そういう点では「ポネット」とよく似てますね。でもこっちの、ジョシュアの方は、乗り越え方がけっこう男らしい。その成長の過程で自分をいじめてたクラスメイトを別れの時はやさしく声をかけたり、あそこは泣けました。最後なんか、それまで子供の面倒をみてるつもりだったお父さんがだらしない格好で洗面所にいるジョシュアをいつもどおりに見に行ったら、子供の方がきっちりと準備完了してたのなんか、ジョシュアの成長がほほえましいのと同時に笑えましたね。オススメです。8点(2004-03-21 22:53:05)

32.  ポネット 《ネタバレ》 子供が身近の人間の死をどのように受け止めていくのかを描いた映画。自分のお母さんともういちど会うためにどんなことでも健気にやろうとするポネットの純真さがすごく印象的でした。あのぐらいの年齢なら自分の受け入れたいことしか受け入れようとしないので、周りの人の「きっとママに会える」という無責任な言い方に憤りを感じましたね。子供が死を受け入れる、もうそれなりの年齢になった俺らにはポネットの気持ちはもうわからないかも、ですね。8点(2003-11-26 11:35:23)

33.  レ・ミゼラブル(1998) 《ネタバレ》 いい映画でした。一人の盗人が神父にかけられた恩情をきっかけに真人間になってひとつの村の長にまでなってるとは。そしてその後も自分の信条を最後まで貫ききったことがすごく感動しました。人はやろうと思えばここまででも変われるんだと教えられた気がします。8点(2003-11-07 16:09:22)

34.  ハムレット(1996) このころちょうどシェイクスピアに興味があったときでそのノリでこれを見てみたところ面白かったです。 借りるとき二枚組と気づいてちょっとためらったんですが見てよかったと思いました。 英語はいわゆる英語の古典みたいな感じでyouがthouと発音されてたりするので聞き取るのはすぐ諦めました。でも中身は素晴らしかった! DVDで出ないかなあ・・。8点(2003-11-07 15:55:51)《改行有》

35.  ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は70点くらいかな。今回は銭形回ですね。舞台は日本。アクアポリスなる海上都市型遊園地を舞台にルパン一行が暴れ回る…かと思いきや、ルパンは狙った獲物をなんとも取り逃す、次元は歯痛でいつもの調子が出ない、五エ門は斬鉄剣を奪われ、不二子は色仕掛けに失敗し…と一行はあまり芳しくありません。その代わりと言ってはなんだが銭形のとっつぁんの出番が多いです。ひと昔前の不器用なおっさんの姿を描いています。でも今の時代でこれやると不器用通り越して呆れられそうだ。勝手に酔い潰れておいて家まで運んでもらってさらに味噌汁まで作ってもらって「あいつ、意外に味な真似しやがる」じゃねーだろ!さらに次会った時に「料理の勉強しろ」だと。照れ隠しにしてもちょっとひどいなと、少しとっつぁんに幻滅してしまった回でした。 途中まで歯痛やら何やらで全然見せ場のなかったルパン一行ですが、歯が抜けて斬鉄剣も見つかってからは逆に爽快な展開で見ていて気持ちよかったですね。 今回のお宝もお宝というよりキワモノの部類。遺伝子組み換え、特殊能力を持った人間の作成かあ。 これまでもルパンシリーズで出てきたSF的な技術って、その当時は奇天烈なものでもけっこう今の時代になってみれば当たり前になってることもあって、この遺伝子組み換えも人間以外のものでは当然のように行われているんですが…人間はそうではないことを願いたい。予知能力も、別にいらんかな、個人的には。 少し上述しましたが、今回は銭形を主軸に描こうとしたせいか、なんだか少し毛色の違う回だったと感じました。いやまあルパンシリーズってだいたいいつもテイストが変わるんですが。いきなりただの記者に対してファーストネームで「まりや」と呼ぶ銭形。最初銭形の娘か親戚の子かなんかだと思いましたよ。いくらなんでもそこは「一色さん」では??銭形回にしたせいで、銭形をルパン化させようとした不自然な空気を感じました。そこだけイマイチだったかな。あとは満足です。なんのかんの書きましたがとっつぁんファンはご覧あれ。[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-11 23:35:16)《改行有》

36.  ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は80点くらい。シリーズのこの回は初めて見ました。ハリマオの財宝につながる熊・鷹・猿の三体の像を盗み出すところから話は始まります。 ルパンシリーズって毎回絵が違って特徴があるんですが、今回はなんだか目が飛び出したりやたら吹っ飛んだり、なんだかトムとジェリーみたいなコミカルな感じでした。 そのなかでキャラにも特徴があって面白かったです。アシュリー卿は女好きでバトルも出来て、ルパンが歳をとったらあんなふうになるのかななんて思って見ていました。ルパンガールとしてダイアナという女性が出てきましたが、それほどストーリーに重要に結びついていたわけではなく、アシュリー卿のついでという感じは拭えませんでした。もともと同じような立ち位置に不二子がいるわけで、棲み分けがはっきりしてませんでしたね。 お城の隠し部屋やナンバーブロックの仕掛け、三つの像に隠された手順の謎など、ルパンシリーズ特有の遊び心に満ちた一話でした。ただ、なぜ猿の仕掛けだけ猿の片腕を上げてから湖に投入する方式だったのでしょう??あれだけ、なにか腕を上げなければならない理由付けが欲しかったかな、と思いました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-02-08 18:14:38)《改行有》

37.  ルパン三世 燃えよ斬鉄剣<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は70点。前作が次元にスポットを当てていたからなのか、今回はタイトルでもわかる通り五エ門押しです。 突然始めたルパンマラソンもようやく六作目まで来ましたが、どのシリーズもそれぞれの良さがあって良いですね。五ヱ門は相変わらず女に弱く、しかも今回のルパンガールは五ヱ門の幼馴染み。そういう背景もあるし一度は裏切る彼女だがどこかで心の清い一面が見られるのだろうと思いきや、悪キャラのまま彼女はお亡くなりになってしまいました。なんせ彼女の最後のセリフは、ステルスの機関銃を五ヱ門に向けて乱射しながらの「五エ門死ね!!」ですからね。ここまでクズキャラで終わるルパンガールも珍しい。これもくノ一としての厳しさ、なのでしょうか。そんなくノ一に当てられたのか、五ヱ門も何かと言うと仲間に対して「邪魔だてすれば切る!!」ですからね。あんまりにもわがままなので途中から少し辟易しました。 タイタニック号にお宝が積まれていたとか、沈没船からお宝を探すなんてところはまたルパン的男のロマンで面白いですね。深海で生身に剥かれて死なないルパンも笑える。この男不死身だわ(笑)ていうか龍の置物、完全にシェ◯ロンなんですけど。そのシェ◯ロンを利用していつものように色仕掛けで美味しいところを持っていこうとする不二子ちゃんも流石に今回の悪役は気持ち悪かったようでタジタジ。 あの置物の量でどうやってステルス機一機作ったとか、どんなに装甲が分厚くても着弾の衝撃がゼロとかあり得ないだろとか、戦闘機に真っ正面からぶつかって戦闘機を真っ二つにするステルス機とかあり得ないだろとか色々ツッコミはあるんですが、アニメに、しかも、ルパンシリーズにそういうツッコミは無粋ですかね。斬鉄剣と五ヱ門の無敵伝説はまだまだ続く…[インターネット(邦画)] 7点(2022-01-31 23:51:12)《改行有》

38.  ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎<TVM> 《ネタバレ》 ルパン感は70点。お宝っていうのは男のロマンなんですね。それを皮肉った今回の作品。舞台はお宝のために集まったごろつきのために荒れ果ててしまったコルカカ島。そこでバーを営むマリアが今回の女性ゲスト。お宝を狙い対立する二つの組織それぞれに助っ人に入る次元と五右衛門、そしてそこに割って入るルパンという三つ巴。せっかく三つ巴さんなんだから次元と五右衛門のマジバトルも見てみたかったですね。 しかしなんでヘミングウェイなんでしょう?名前は存じていますが恥ずかしながら著書を読んだことはなく、なぜルパンの題材になったのかがさっぱり持って意味不明。ルパンを隅から隅まで楽しもうと思うと学が必要ですね(笑) 別のルパン作品でも書きましたが、ネクタイ型の隠しカメラなど、この時代には新しい発想の発明品などで溢れているルパン作品はなんだかSF的な夢があります。という近未来的な要素もありながらも、お宝が核燃料というそれはそれで時代を感じさせる一作。 お宝を狙って出発するルパンに、マリアが「あなたもあのごろつき達と同じなの?」と問いかけ、それに否定もしようとせず「たぶんね」と認めながら笑みを返すルパンがかっこいいと思いました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-01-25 20:54:40)《改行有》

39.  ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち 《ネタバレ》 すんごい懐かしい・・・。小学生の時以来だなー。ゲオで見つけてついつい借りてしまった。昔映画館で観たときはもっと長い映画だと思ってましたが、実質40分ちょっとしかなかったんですね。TV版アニメ2本分ってところか。 昔の記憶がほとんど残ってなかったので、ほぼ初見の状態で観れました。 「メタルクウラ」とくるだけあって硬そうなイメージを持ちましたが、その通りでしたね。部下の雑魚ロボットたちも軒並みガチガチの固さという。でも個人的には「バキッ!!」「ドカッッ!!」という効果音の入りまくる『ドラゴンボール』が好きなので、今作のはスカッと観れる作品ではなかった気がします。 しかし終盤にあのメタルクウラが大量に出現するシーンは圧巻ですね。子供心に「もうダメだ・・・」と諦めた覚えがある。でも大量に出しちゃうとやられ方も雑になるんですよねー。ラスト、あの宇宙の帝王フリーザ様の兄ともあろう者があんなにあっさり爆破されてしまう様はある意味見るに耐えません。 あ、劇場版お決まりのクリリンの名台詞「なんでオレだけ・・・」はもう定番ですね(笑) 40分と時間も短いし、観易くてとても良い映画だと思います。[DVD(邦画)] 7点(2013-03-24 23:58:25)《改行有》

40.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 なんかもっと古い映画だと思ってました。『エイリアン』くらい古いと思ってたら、それよりはだいぶ新しい映画でした。そう思うと、「古い映画だから」と許容していた少し安っぽい映像とかそういうところが気になってきてしまった。 しかしSF映画としてとても内容が良い映画だと思いました。まず平和な地球と戦地とのギャップの違いが絶妙に描写されていたのが良かったです。彼女についていきたいという理由をきっかけに軍隊入りする主人公が入隊後彼女に振られ、事故を起こしたりして現実に打ちのめされていく経過がまたリアル。 リアルじゃないところとして、他の惑星で顔面むき出しで呼吸ができることとか、さらっと核を使って、しかも威力はあの程度のところとか色々ありますが、まあ目をつぶりましょう。だって面白かったですから。 これだけシリーズ化されてなぜ自分が今まで観なかったのか不思議なくらい面白かったです。これの『2』を実は先日観てしまいましたが、そっちはこれよりだいぶ劣りますね。まあ『3』に期待します。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-22 22:01:17)《改行有》

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