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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ダイ・ハード3 《ネタバレ》 日曜洋画劇場で観賞☆私は、普段は洋画を英語音声・英語字幕で観ることにしているのですが、この『ダイ・ハード』シリーズに限っては吹き替えのマクレーンの声が頭にこびりついてしまって、もう吹き替え以外では観られません!!(笑) 今回サミュエル・L・ジャクソンさんが出演してるのがわかってテンション上がりました!若いですね・・・。個人的には最近のサミュエルさんしかあまり知らないので、今と昔の風貌が違いすぎて最初サミュエルさんだとわからなかったです。しかしなんかシュッとしてスマートな彼はちょっとかっこよかったです。 今までシリーズの『1』『2』と観てきて、これって必ずマクレーンは行きずりの誰かとタッグを組んで事件を解決するってパターンなんですね。そのパートナーとマクレーンが何かと口げんかをしながら、徐々に協力し合い、ラストには男の友情が芽生えるってのが面白いですね。なんか、良い意味で男臭くて良い。 今回の事件もまたスケールが大きかったですね。警察・街・学校などあらゆる公共施設を巻き込んで、爆破予告を利用して誘導し、意図的に作った無人地帯である準備銀行の金塊を狙うという・・・。その手口に「はぁ~」と感嘆しながら観ていました。しかしこれだけの規模の大きい事件に、ほぼマクレーンとゼウスの二人だけで対処してしまうというのが、良くも悪くもすごい話だと思う。「いや絶対無理だろ」って反面、「そうでなきゃ映画にする意味も無いか」とも思う。 特段二人が輝いたシーンがあるってわけではなかったですが、ブルース・ウィリスさんとサミュエル・L・ジャクソンさんのダブルキャストは見応えある作品でした。面白かったです。[地上波(吹替)] 7点(2011-11-19 10:10:30)《改行有》

22.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 結論から言えば、『1』と同じくらい面白かったです。『1』観て直後すぐにこれ観たからかもしれませんが。 でも『1』よりショッキングなシーンは増えましたね。乗客満載の飛行機が墜落・爆発とか、ラストに悪役たちも飛行機ごと爆発とか。まあ映画だし、スケールが大きくなれば被害も大きくなるものだと割り切って見ました。そのへん割り切れば、緊迫感のある良質なアクションもの。ただ今回はタンクトップ無かったですね。タンクトップヒーローで盛り上がるのは日本だけなのだろうか、特に『2』ではその辺意識はしてなかったようだ。まあ真冬の空港が舞台じゃ仕方ないっちゃ仕方ない。 今作も行きずりの野郎たちと友情を築いていくジョンにテンション上がりました。地図を保管してるじいちゃんや、最初はいがみ合っていたロレンツォとも最後の最後で和解し、あぁ『ダイハードだなぁ』としみじみ(あくまで『1』、『2』二作を観ての感想なのであしからず)。内部から裏切りが出ることや、上述のスケールが大きくなったことなど、シリーズの雰囲気は崩しすぎないマイナーチェンジ具合が私は好きでした。[地上波(吹替)] 8点(2011-10-31 13:00:49)(良:1票) 《改行有》

23.  氷の微笑 《ネタバレ》 とても雰囲気がありました。もうこの映画の製作からおよそ20年が経とうとしていますが、昔ながらのサスペンスを見れた気がします。 全編を通して底の見えない女を演じきったシャロン・ストーンさんはかなり恐ろしいです。古い映画なので今彼女を見ると女性としては野暮ったい印象は否めませんが、例えば今の時代のスター女優に同じように迫られたらどうでしょうか?今現代の日本で言えば、広末さんとか香里奈さんとかに。たぶんほとんどの人は騙されるんだと思います。美しい女性がその気になったら簡単に人一人の人生壊せるんでしょうね。それが恐ろしいと思いました。 あとはマイケル・ダグラスさん演じるニックがやたら右往左往するのが気になりました。Aっぽい疑惑があったらすぐそっちを疑い、逆にBが怪しくなったら一直線にBを問い詰めに行くという。いやいくら何でも自分ブレ過ぎだろうと(笑)まあ製作側としては視聴者視点で事態を追っかけて欲しかったんでしょうけど、あまりに周囲から影響されやすいキャラだったので、そんな簡単でいいのかとちょっと思ってしまいました。しかも直情型なのがまたイタイ。 しかしラストの引き方は結構好きでした。あれぞサスペンス!!って終わり方だったと思います。結局キャサリンとねんごろになったニックがいつかやっぱり殺されんじゃないかと心配になる感じで、不安とも恐怖とも付かない印象をラストに残す手法は個人的に好きですね。 あと個人的にセクシーと思ったのは、ニックがキャサリンに「火をちょうだい」を言われて、火をつけてあげるのではなく、自分の火のついたタバコをあげたシーンが印象的でした。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-17 11:39:54)《改行有》

24.  理由(1995) 《ネタバレ》 ボビーが晴れて無罪放免になり、パーティの席でみんなで「よかった、よかった」で終わりかと思いきや、DVDプレイヤーの時刻表示機能が無ければそこで終わったと思ってしまいます。「あれ、まだ1時間しか経ってないじゃん?」そこで初めてこの話は終わりではないことに気づきました。危ない危ない。 どんでん返し系のストーリーって最近多くなってきたイメージですけど、当時こんな映画が出てたらけっこう評判良かったんじゃないでしょうか。こういうサスペンスには自分でもそこそこ目が肥えてるほうだと思ってるんですが、それでもだいぶサプライズ的に楽しめた気がします。 でも人ってやっぱりわかりませんね。黒人だから悪いとか、白人だから良いとか、何の根拠もない。逆に迫害されてるからって過剰に保護しようとすると、この映画のような展開になったり。人はいろんなものをデータや感覚で判断します。A国は治安が悪いとかB国は犯罪が少ないとか、そういったものを見て自分で判断して結論を出しますが、判断材料を誤ったり、自分の判断や見る目そのものがそもそも欠落しているとかだったらどうしようもないですよね。 ちゃんと人を見る目を養いたいと思わせる映画でした。興味深かったです。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-12 13:55:07)《改行有》

25.  アイス・ステーション 《ネタバレ》 レンタルショップでホラージャンルの棚から選んで借りたのですが、全然怖くなかった・・・(泣)あんなゾンビ的な出し方をするなら、いっそゾンビ映画として徹底してやればもっと面白くなったと思う。製作側がホラーより不気味さ重視で作ったのか、不気味すぎて逆に白けてしまうような内容になっている。モノが古いだけに当時の価値観で観れば今よりはもっと評価も変わるのかもしれませんが、昨今のアイデア豊富な映画で目が肥えている視聴者にはかなり物足りない作りのように思える。原作は未読で存じ上げませんが、タイトルから察するに本来はもっと雪山をフィーチャーした内容のものではないのでしょうか?本作では閉鎖的な空間などを氷点下の世界と言うことで表現していますが、設定が活かしきれていないと感じました。 最初の方のレビューで【おはようジングル】さんが原作は無いとおっしゃっていますが、それならなおさら製作側は創意工夫して欲しかったと思う。[DVD(字幕)] 3点(2011-01-11 13:33:18)《改行有》

26.  パウダー 《ネタバレ》  常人とは違う白い肌を持って生まれたジェレミー、通称パウダーが祖父の死をきっかけに人前に出ることになり、周囲の人と関わり合っていくという物語ですが、個人的にはヒューマンドラマ一本に絞ったストーリーを作って欲しかった。雷や電気の要素は本当にこの物語に必要だったのかなと・・・。言葉をしゃべれない人や動物とのコミュニケーションに使うというアイデアは興味深かったけど、それ以外のシーンには蛇足を感じました。  ジェシーのジェレミーに対する関わりも打算的なものを感じたので、最後にジェレミーに対して異様に親身になってる彼女に違和感を覚えたり、そんなに周囲の人がジェレミーを阻害する理由が分からなかったり。  はっきり言ってもし自分の周りにジェレミーみたいな人がいても、阻害するどころかとりあえず会ってみたいですけどね。。。ジェレミーと良い感じになってた女の子の親父みたいに理由も無しに遠ざけるようなことは絶対しません。一度会ってみて、その後嫌なやつなら距離おきますし、良いやつなら友人になりたいし。別に対応変わりませんよね。この話の中でそういう行動を取っていたのはリプリー教授だけだったので、彼には共感できました。  ストーリー自体は・・・どうでしょうね。パウダーを中心に作ってはあるんだけど、どこかパウダー視点じゃないみたいな。パウダー自身も、ほとんど外界との接触がなかったというわりには、いくら本から知識を得ていたと言っても、不自然にナチュラルに外界に対応しているようなシーンがあり、違和感でした。  結論として、2倍ほどじっくりとストーリーや周囲の人間の演技などを煮詰めれば、8倍くらい良い映画になったのではと思うような作品でした。素材は良かったのに、気がはやったかなという印象です。変に雷で消えるとか、そんな荒唐無稽なことをしたのもマイナス。鑑賞者を「?」にさせるだけで、良い効果は得られないと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-12 01:07:25)《改行有》

27.  ランナウェイ(1997) 《ネタバレ》 まあ・・・予想通りの映画でした。予想通り過ぎて自分的に鑑賞中のテンションのテンポアップがなかったので、標準の5点から1点引いて4点ということで。 でもこういうのが予想通りなのって、今までにそういう類の映画がたくさんあったってことですよね。たくさんあったということはそれがフィーバーしてた時代があったということだし。こういう映画を観てスッキリして家路についた人は多いのかな、などと往事を想ってみたり。 ただやっぱり私の世代(というほど年いってませんけど)の人達は、自分で観るのはもちろん、金曜ロードショーや日曜洋画劇場などで散々この手のアクション映画を観てきてるので、改めて観ると展開が読めすぎて面白くありません。でも今は客の期待を土壇場で裏切るような演出が流行ってきてるし、もう10年もしたら今度はそういうのにうんざりする世代とか出てくるのかも知れませんね(てかひょっとしたらもう・・・?) キャストや役の魅力について言えば、Chris Tuckerははっきり言ってキィキィうるさい。それを売りにしてるんだろうけど、あれはストレス溜まる。日本語吹き替えはどうだったか知りませんけどね。この映画で素晴らしい味を出してたのはフランクリンの幼なじみで武器と薬の売人のアロンでしたね。スタジアムの登場シーンなんか最高でした!ああいう渋いことをしてちゃんとキマる俳優がもっともっと出てきてほしいと思いますね。 [DVD(字幕)] 4点(2009-02-12 01:06:20)《改行有》

28.  ライフ・イズ・ビューティフル 《ネタバレ》 とにかく感動したのはもう囚人かそれ以上に過酷なあの環境で息子であるジョズエの子どもとしての純粋な心を守った、グイドである。グイド個人は過酷な労役にヒーヒー音を上げていましたが、ひとたび息子の前に立てばこれ以上頼もしい父親はいないのではないでしょうか。自分がどれだけ後で苦境に立たされようと、息子に辛い思いをさせないために尽くす父親の姿は強いと思いました。普通ならあのような環境でしかも子どもに「なんでこんなところにいなきゃいけないの?」とか聞かれようものなら、最初の内はごまかせても途中でそんな気を無くして洗いざらい全部子どもにぶちまけてしまいそうなものですが、最後の最後までそれをせず、文字通り子どもを守ったグイドに尊敬の念を抱きます。でも実際あんなオヤジがいたら子どものうちは良くても、年が経つにつれてだんだん恥ずかしくなってきそうですね。収容所でも、よく同じ部屋の人達にボコられなかったなと思います。 正直、「映画だな」と思わず思ってしまうようなうまくいきすぎるシーンが気になったりしますが、(ドーラとの出会いやリアル戦車とか)。でも映画に良いテイストを加えてたので良しとします☆ [DVD(字幕)] 8点(2009-02-12 01:03:18)《改行有》

29.  ブラック・ラン<TVM> 《ネタバレ》 ある片田舎で元囚人の息子として育ったジョニーは地元のカーレースで賞金を稼ぎ、いずれは大都会に橋を作るという夢を叶えると同時に早くこんな町から出たいと思っていた。そんな折、オクラホマ刑務所で服役中の囚人が脱走してしまい、その逃亡中にジョニーの恋人のサラはその逃亡犯らに偶然出会ってしまい、人質としてさらわれてしまう。  ・・・といったストーリーなのですが、見所はほとんどありません。脚本マジでフランク・ダラボンなんですか??かなりどこにでもあるストーリーで、ぶっちゃけ自分でも作れそうな気さえします。強いて言えば車にこだわりや知識がある人なら多少は楽しいのかなと思ったくらいで、それ以上特筆すべき事はなし。最近安いからってこの手のB級アクションをよく観るんですが、今んとこHITゼロです(泣)安物の冒険はやめようかなと思う今日この頃。。。 [DVD(字幕)] 3点(2009-02-12 01:01:56)《改行有》

30.  8mm 《ネタバレ》 一人の富豪の遺品から見つかった一本のスナッフフィルム。そこに出てくる少女を追う探偵と徐々に明らかになる真相。  けっこうサスペンスしてましたね。わりと面白かったです。この映画を観るのは実は二回目で、正直始めて観たときはあんまり印象に残ってなかったんですが、改めて観ると強烈ですね。まあ探偵ってそういう仕事だとは思いながらも、調べていくうちにゆっくりとでも確実に社会の裏の世界に踏み込んでいきながら変化していく探偵ウェルスの姿が印象的でした。最終的にはあまりの嫌悪感故にスナッフフィルムに関わった人間を殺す側になってしまうというどこか救いようのない物語ではあったかも知れませんが、ただひとつ、最後に少女の母親からもらった手紙はウェルスの心をだいぶ救ったのではないでしょうか。”I realize you and I are only people that are really cared about Mary Anne”という一説がとても響きました。  マスクマンの素顔には驚きましたね、本人が言うようにマジ普通すぎて。でも犯罪者とか凶悪犯とか実際にはいますけど、やっぱ人間には違いないんだもんな。化け物の顔してる訳じゃないし、彼らだって自分たちと同じようにどこかの女性を母親として生まれてきたんだから。途中の裏社会も本当に普通の人には関係ない世界のように描かれてましたが、あれも人間の持つ世界の一つなんだなと感じました。自分に許容できる出来ないは別として。  重い映画でした、色々と。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-12 00:59:50)《改行有》

31.  運命の引き金 《ネタバレ》 もう17年前の映画かあ。やっぱり感覚的に古い感は否めないかな。仮にそれは抜きにしても犯人が稚拙すぎる。知能犯とされるIQ150の相方がいればもうちょっと計画的にしてほしかった。あれではただのナイフ好きミリタリーマニア。 物語は サスペンス4:ラブストーリー5:刑事物語1 って感じです。広ーーーく、浅ーーーーく作った映画ですね。色々な出来事が起こる割りに、物語の流れはあまりそのへんには突っ込まずに中途半端にフェード・アウトしていきます。個人的にはDaleはLilaの親とか家族&自分の家族にも過去の事実をきちんと打ち明け、そこで色々と衝突して、仲直りした後にこのラストシーンになってほしかった。それのほうが絶対涙を誘うけどなあ。 あと、ビリー・ボブ・ソーントンがかなりただのチンピラです(笑) そこは一見の価値あり☆[DVD(字幕)] 4点(2008-06-24 00:17:30)《改行有》

32.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 見終わった瞬間ふと自分の周りを見渡してしまいますね・・・。普通に恐ろしいと思った映画でした。何が恐ろしいって、テレビのために人ひとりの人生を番組化してしまう人間の貪欲さ。ちょっと古いめの映画ですが、そうは思えないリアリティを感じました。「番組のためなら」、「視聴率のためなら」何でもしてしまうその非人間さは、現在のテレビ業界にとっても決して蚊帳の外の出来事ではないように思います。映画の設定に世界観の歪みなんて批判しても仕方ないと思いますが、あんなことが世界的に容認されていて、しかもみんなで楽しんでいるなんて世界がとても気持ち悪く思いました。しっかりそれを楽しんでる国の一つに日本も入ってたし・・・。  それくらい憤りを覚えさせられたあたり、まあ製作者の思う壺なんでしょうが、そこまでの仕打ちを30年近く受けていたトゥルーマン(=ジム・キャリー)が最後に誰のことも糾弾も批判もすることなく、颯爽とその世界を去るその姿はそういう事情を知ってる者なら誰でも感動するでしょう。 [DVD(字幕)] 9点(2008-05-14 00:16:02)《改行有》

33.  ザ・ロック 《ネタバレ》 デビッド・モース・・・そういえばこの映画に出てたんだ。 大好きなんすよねー、このおっさん。主役なんてほとんどないんです。『ランゴリアーズ』の時に観たくらいで、他は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『アトランティスのこころ』とか『プルーフ・オブ・ライフ』とかそういうのは全て!!脇役というこのおっさん。しかし何か目を惹きつけられる、ものすごい存在感のある名脇役です。たぶん本国でもそういう評価を受けてるのでは・・・。このおっさんが出るだけで一味違いますね。 とまあ脇役のおっさん評価はこのくらいにして、映画そのものはストーリーもそうなんですが音楽が良いですよね。序盤のカーチェイスシーンの音楽なんかかなりいい感じでした。 Goodspeed・・なんて名前の人って実際いるんですかね。現実世界では聞いたことねーや。またFBIの化学兵器専門っていう微妙にひ弱っぽい部署に配属されてるのがニコラス・ケイジにうまいことはまってました(笑)でもどんな仕事でもそうですが家族を犠牲にする仕事ってのは、もちろん度合いによりけりでしょうが、葛藤を感じますねー。ああ仕事って辛い。私も最近常々思うことですが。。。 なかなかアクションとしても評価が高いし、意外と隠れファンの多いこの映画(私の周りだけか??)自分も大好きです。いかにもっていう色をした毒薬だったり、またアルカトラズを使うってのもポイント高いですよね。 停滞しない、流れの良いストーリー展開もそうだし、とにかく観てる者を飽きさせない中だるみのないそのつくりはとても高く評価できると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-14 00:15:20)《改行有》

34.  ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀 《ネタバレ》 ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画は初見だったのですが、今まで私が見てきたゾンビ映画は、ゾンビが出てきてパニックが始まるまで色々下地になる伏線が設けられていました。『バイオハザード』シリーズならアンブレラ社だったり、他のゾンビ映画でも伝染病だったりウィルスだったり、「なぜこいつらは全身に弾丸を浴びても死なないのか」とかいうことに対する答えが用意されていましたが・・この映画・・・(汗) 「えっ!?もう出てくんの!!??」って感じでした。映画が始まって、いきなり兄妹が墓参りに行くシーン。なんだかんだつまらないことを言ってくる兄をうざったがりながら墓へ向かうといきなりゾンビ。そのタイム、開始から2分の早さ(爆) ヒロインが「こいつらなんでこんなふうになっちゃったのよ!?」みたいなことを聞くも、「知らん!!」で一蹴(笑) もうとにかく細かいことは抜きにして、「とりあえずゾンビ!」っていうことを全面に出すこのスタイルはとても好きです。 でもこういう映画の定番って言うか、最初は怖がっていたヒロイン(または主役)が話しが進むにつれてさっきまで臆病風に吹かれていたのがどこ吹く風ってくらい逞しくなっていくのはやっぱりこれでもそうなんですねえ。人間あそこまで追い詰められれば大抵そうなるのか?それともこの映画から出来たパターンだろうか。どっちでもいいけど。 まあ、ゾンビ映画好きの私にはいい意味で刺激的でした。やっぱこういう昔のゾンビも見てかなきゃダメだな。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:13:49)《改行有》

35.  エネミー・オブ・アメリカ 《ネタバレ》  やっぱこういうのはリアルに怖いですねぇ・・・。常に監視カメラでピーピングされるってこともそうですが、そういうのを正当化する法案を躍起になって作ろうとする人間もまた怖い。  現在の日本でも多くの人が感じていると思いますが、あまりにも頭ごなしに世の中が進んでいるように最近よく感じます。国会がどうとか、法案がどうとか言われても蚊帳の外のことみたいに話は進んでいって・・・。いつのまにか税金のシステムは変わってるし(住民税の引き上げとか)。どう考えても国民の大多数は反対しそうなものだが、その代表である当の国会議員はあっさり通して・・・。てゆーか、通す法案にしてもお金関係のものが(しかも引き上げる系)明らかに多い気がする。  多分この映画の監視法案にしても、一番最初の法案を通す通さないの時点で反対するべきなんでしょうね。そこを許してしまうと後はズルズルと・・・。何が人間的で何が非人間的かも分からないのか。監視モニターからDean(=Will Smith)を見る指令役の男は、人の部屋をのぞきながら、盗聴をしながら、のぞいてる部屋の主から盗んだミキサーで混ぜたジュースを平然と飲んでいました。たぶんこれが人の生活を覗き見る人間の成れの果てなんだと思いました。もはや悪いことと良いことの分別もつかない、小学生以下の人間だと。  どれだけ有益に見えて、世界に安全をもたらす可能性のある法案だとしても、監視するのはあくまで人間で、どれだけ正義感を持つ人間でも、人の生活を覗き見るなんて行為を繰り返していればいずれその価値観も崩壊してしまうでしょう。  どんなものでも扱うのは所詮人間であって、それ以上のことはできないんだなと思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:12:31)(良:1票) 《改行有》

36.  レインメーカー 《ネタバレ》  映画が始まってすぐ若者がギャング的な法律事務所に雇われるのを見てすぐさま、これはロースクールを出たての弁護士と言う仕事に夢を見る青年がどんどん堕落していくようなストーリーだと思いました。正直そこで関心を失いかけたんですが、最後まで観てよかったです。最終的にルーディ(=Matt Damon)は弁護士を辞めますが、もし周りに弁護士になりたい、どういう仕事なのか知りたいと言う人がいれば勧めてあげたい映画ですね。  でもあれはどうなんだ・・・。はずみとはいえケリー(Claire Danes)の夫をルーディが殺してしまったことに対して「正当防衛なんだ」とさらっと済まされてしまったのはなんか納得いかない・・・。罪にはならなかったものの、結局ケリーが殺したことになってしまい、ルーディが何か頼りなく思えた。もちろん自分は人を殺したことなんて無いし、万が一そういう場面に遭遇したら正気じゃいれないでしょうけど、そこをごまかしたまま進んで欲しくはなかった。  どうでもいいけど、Claire Danesの出番はそれほどありませんでしたね。もっとヒロイン的扱いをされるのかと思いきや、チョイ役程度で逆に意表を突かれました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:11:26)《改行有》

37.  セントラル・ステーション 《ネタバレ》  ほんの10年前に製作された映画なのに、文化の違いのせいもあるのかとてもギャップを覚えました。電車が着くなり窓から乗車する若者、万引きをすると撃ち殺されるのが当然な治安、そんな文化圏にいるにも関わらず万引きを行うドーラとジョズエ。  正直この映画で人間に惹かれることはありませんでした。でも人間の代わりにとても惹かれたのは、代筆屋の仕事のほうでした。文字が書けないために代筆屋に依頼し、手紙の文字を自分の口から出る言葉で綴っていく人々のその姿が、素直にジーンときました。 そもそも識字率がとても高い日本では代筆業なんてものは仕事にもならないでしょう。それどころか今の日本では携帯電話も普及し、口から出す言葉どころか個性も何もないデジタル文字が飛び交っています。しかしそんな環境にいる自分だったからこそ、そんな手紙の綴り方が印象的でした。それだけに、お金だけを取り、書いた手紙を投函しないどころか勝手に開けるようなドーラの行為に憤りすら覚えました。相手にメッセージをなかなか伝えられないような人達だからこそ、それぞれに思いメッセージがこもっているはずなのに・・・。 代筆屋。こんな時代だからこそいて欲しい時もあるかもしれませんね。その時はもちろん、きちんと投函してくれる人で(笑) [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2007-12-23 02:23:26)《改行有》

38.  スピード2 《ネタバレ》 これはぁ・・・、『スピード』だったのは冒頭のバイクでの追跡シーンのみで、あとは正直どこにでもあるアクション映画だったなぁ。 犯人のタイプとか、止められない乗り物だとか、探せばわりと「あーこういうところを『スピード』的にしたかったんだ」みたいなところは見えるんですけどね。 でもやっぱり前作のあのスリルと緊張感にはかなわない。 根本的な土台は一緒なのに、なんで2は面白くないのかって、やっぱ『スピード』感がないからでしょうか。舞台となる船が大きすぎて、船の中のアクションシーンが大半を占めたということもありますし、何より前作と違って乗客一人ひとりの描写が極端に少なく、危機感が全然伝わってこなかったのが残念だった。聾者だったのか手話で会話してた女の子も、後々ストーリーに大きく関わるのかと思って期待して観てたら、別にそんなことはないし。そもそも耳を聞こえなくする設定に意味が無かったし。「あの子を使って何がしたかったん!?」って監督に聞きたい。 もうとにかく犯人のヒルとか、「別に無くてもいいじゃん」って要素が多すぎた。『スピード3』がもし出るならやっぱり観ますが、ちょっと期待値は下がるなぁ・・・。[DVD(字幕)] 4点(2007-06-09 23:10:09)《改行有》

39.  コン・エアー 《ネタバレ》 これをレンタルビデオ屋で借りてきた直後に実は金曜ロードショーでやることを知って・・・、その時点でかなりテンションは下がったんですが一応観ました。 やっぱりこの手のアクション映画は気楽に楽しめて良いですね♪敵味方がはっきりしてて、観ているほうもどっちに肩入れして観ていればいいのかわかりやすくて。けっこうニコラス・ケイジってその手の痛快アクション映画によく出没する気が。。。 ただ少しキャストに魅力が少なかったように思う。Poeは妻を守るために殺人を犯してしまったわけだが、結果獄中生活を送ることになり、なんだかすっかりおとなしく刑に服してしまって。。。もっと「自分は無罪だ!!!」とアピールして欲しかったな・・・。あんまりあっさり服役されてしまうと、「牢獄生活も仕方ねえか」って諦めてるように見える。 ラーキン?だったっけ。彼はどこかもうひとつな印象を受ける。ケビン・スペイシーもそんな感じだけど、なんか見た目がさっぱりしすぎてて、全然インパクトがない。 その点ジョン・マルコビッチは良かった。まさに主役のニコラスを食ってしまう勢いでインパクト絶大!!役どころはともかくとして、そのインパクトは忘れようにも忘れられないものがあります。俳優として大事なことですよね。 だいぶ昔にも見ましたが、この映画のおかげで"convict"=「罪人・犯罪者」って単語を覚えられたのが思い出深いです(笑) [DVD(字幕)] 5点(2007-02-18 02:57:11)(良:1票) 《改行有》

40.  交渉人(1998) 《ネタバレ》  「交渉人は"no""can't"、"won't"みたいな言葉は使ってはいけない」ビルに立てこもったDanny(=Samuel.L.Jackson)のセリフですが、それってむちゃくちゃ難しい・・・(,,-_-) 映画観ながらそれらを使わずにダニーのセリフに答える練習しましたけど、"no"の類の言葉使わずに会話せえってそりゃ無理!! やはりオレも「あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ」で場を乗り切る日本人の血が流れてるんだと実感・・・σ( ̄▽ ̄;)  サミュエル・L・ジャクソンはどんな映画に出ててもあの独特の、どこかリズミカルで高圧的な感じの語り口は変わらない(笑)彼のしゃべり方好きです(*^ー^*) ケビン・スペイシーは、うん、普通の人だね( ^ ^ ;) 彼がどんなに凄んでもあまり怖くない。彼の制止を無視して突入した警官隊の気持ちもわからんでもない。そして名脇役としてひそかに大大大ファンであるデビッド・モースはもう最高!!ラストのほうで脇腹を撃たれたダニーを担ぎながら、今まで極悪犯だと決めてかかっていたのを詫びるかのように彼のことを「警官が一人負傷した、至急救急車を!」と言って「警官」として扱うシーンは、雨降って地固まる的な男の友情を感じた。  洋画を英語字幕で観ていて、本当に洋画の英語の使い回しってうまいと思う。ネイティブの人達には当たり前の表現の仕方なんだろうけど、実際そういう表現がスパッと頭に浮かんで口に出せるかと言うと現実はそう甘くはない。特にこの『交渉人』は「交渉」という言葉を扱う人物たちに焦点を当ててるわけで、言葉の選び方、使い方の複雑さを学べた気がする。[DVD(字幕)] 7点(2006-12-05 23:22:48)(良:1票) 《改行有》

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