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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. 惑星ソラリス 爆睡モードだったんだけど、なんとか最後まで気合で観た。女の子が綺麗だけどその他は分からず。ただ哲学的な世界とSFの世界が交じり合う奇妙な心地よさにまた眠気が…。3点(2004-05-04 15:31:33) 22. ロング・グッドバイ 煙草とか猫とか、なんでかセクシーな雰囲気を感じさせる。ただやる気もなく事件を追っていくが、この気だるさが心地よい。ついつい味があるっていう言葉が出てしまう。6点(2004-04-27 18:18:04) 23. ミツバチのささやき 白い画面、ノスタルジックな音楽。穢れ無きものに対する憧憬を見事に刺激された。ただ腫れ物を触るように、大事に大事にしたくなってしまう映画。でも人間が成長するって言う事は何かを捨ててしまうことだと思うと寂しくなる。イザベルが大好き。8点(2004-04-15 09:37:48) 24. ミッドナイト・エクスプレス(1978) 疲れた。まず気に入らないのが、アメリカとトルコの問題なのに一方的なアメリカ視点のみでしか描かれていないこと。映画だからしかたないけど…。ま、しかし、この映画のもつパワーは認めざるを得ない。いい意味で重たい。6点(2004-04-14 15:04:57) 25. 未知との遭遇 はっきり言って退屈。途中まで…。そもそもトリュフォー扮する科学者達の行動がすごく変やし、UFOの行動も意味不明。まぁ宇宙人があまりにも分かり易い行動しかしなかったら興醒めだけどね。やってることは金正日と同じではないかと思う。しかし、しかし、そんなことに拘っていた自分が小さな人間にみえてくるほどラストは圧巻。映像と音楽のコンビネーションが素晴らしい。映画に飲み込まれた感覚を味わった。まさにファンタジー。まさに感動。7点(2004-04-14 14:52:06) 26. M★A★S★H/マッシュ サザーランドがいい演技してる。実にナチュラルなんで、素でやってるのかとさえ思える。彼はちょっと曲がったキャラが合ってるのかも。ブラックユーモア溢れていて面白い。溢れ過ぎという噂もあるけどね…。まぁ上辺だけの人よりこういう人のほうが信頼できると思う。また、BGMの選曲もくそ面白い。8点(2004-04-12 12:38:51) 27. ペーパー・ムーン 淡々としていて、なおかつほのぼの。本当の親子が演じる親子(?)の掛け合いが不思議な感じがして面白い。テータム・オニールはかわいいけど、美人じゃない。どう考えても精神年齢発達し過ぎ。親父は娘がこんな役柄をやることに抵抗はないんだろうか。まぁくだらないこと考えないで、微笑みながら見るのがよろし。9点(2004-04-10 09:38:38) 28. ベニスに死す 今の自分に分かる事は、醜いものは美しいものを引きたてるということだけ。ベニスの景色を変な合成で流していたのには閉口。ということで、また25年後くらいに観よう。2点(2004-04-10 09:33:16) 29. ファイブ・イージー・ピーセス 人間に運命なんてあるんだろうかと思う。ジャックニコルソンは全然好きじゃないが、いい演技をしていると思う。禿げ青年の苦悩はすごく伝わってきた。こういうシンプルなピアノ曲って心地よい。ラストシーンはかなり唐突で、唖然とさせられたが、この映画のイメージを決定付ける名場面だと思う。そしてそれが全く受けつけなかった。4点(2004-03-29 18:29:26) 30. ひまわり(1970) オープニングからして既に良い。ひまわりがとても綺麗。ソフィアンローレンの役柄はきつい。でも女はすごいと思った。結婚してからの僅か10日余りの思い出をずっと大事に心にしまっていられるなんてね。ラストは意外とあっさりしてた。でも、これが大人の恋愛かななどと思ったりしてみたり。実にストレートな作品だと思う。7点(2004-03-28 20:07:32) 31. ハロウィン(1978) 音楽があまりにも単調なので笑ってしまった。カーペンターはそれが良いと思ってるんだろうけど、ワンパターンで可笑しくなる。そしてブギーマンの行動パターンもワンパターン。しかし、これはこれでいいのかも。全く喜怒哀楽を表に出さない冷酷な無差別殺人犯、ブギーマンというキャラクターが色々知恵を絞るのも変やし。まぁ楽しそうに映画を作ってるのが伝わってきた。5点(2004-03-28 15:07:02) 32. 時計じかけのオレンジ 第9を使っても全然負けてないのがすごい。ていうか融合してる。芸術的。とても強いエネルギーを感じた。7点(2004-03-23 04:37:24) 33. オーメン(1976) 《ネタバレ》 音楽も含めてキリスト教的な世界観がいい。好きな人はどっぷりはまれるかも。悪魔ってもっと派手なのをイメージしてしまうけど、こういう内在的な悪魔も面白い。何気に最初に気が狂って首吊った乳母さんが一番きもい死に方のような気がする。5点(2004-03-18 13:26:54) 34. チャンプ(1979) ストーリーや演出は、まさに泣かせるための王道で新鮮味は無い。あざといと言えばあざといですかね。ただ、かなり子役に頼ってる感じがしたのがちょっと気になる。この子役はせこい。この映画のいいところは、話に関係のない風景のカットが美しい事かもしれない。きれいで物悲しく静かな美しさ、ただそれだけで全然違う。まるで純粋に父親を愛するTJの心のようだ。7点(2004-03-12 21:07:15) 35. タワーリング・インフェルノ パニック映画なんだけど、ど派手な音や映像技術だけに頼っていない。むしろ淡々としていて、じわりじわりと迫り来る火事の恐怖がよく伝わる。死を目前にした人々の哀愁や緊張感などの描写は最近のパニック映画をはるかに超えてると思う。オムニバス的な楽しみ方ができるのも良い。6点(2004-03-12 20:49:37) 36. タクシードライバー(1976) スコセッシの最高傑作だと思う。こんなかっこいいデニーロは後にも先にも無い。すべてにおいて悲しさ、空しさが溢れ、心の穴に隙間風を吹かせる。妄想の中でしか自分を大きく見せられない苦しさはまだ自分を諦めていない証拠だと思いたい。9点(2004-03-12 20:40:38) 37. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 ゾンビがあんまり弱いんで笑ってしまった。実にくだらないのが良い。こんな映画を金かけて作ることができるアメリカを尊敬する。なかなか設定も凝ってるし、演出もこだわっている。でも、なんかメルヘンチック。まぁこの音楽のせいだろう。製作がダリオ・アルジェントか・・・。なるほど。4点(2004-03-05 22:13:12) 38. 1900年 きつい。登場人物に魅力が感じられない。動物を殺すシーンを誇らしげに入れてるのが腹立つ。など、不満な点が多いが、確かに時間の長さは感じさせない。(とはいってもさすがに疲れたが。)ドナルドサザーランドは馬鹿役がよく似合う。2点(2004-02-16 21:31:26) 39. 砂の器 《ネタバレ》 まぁせつない話なんだが、この病気のことをよく知らないのでいまいち共感できなかった。70年代の日本の雰囲気が味わえたのは楽しかったが・・・。共感できる人には名作なんだろう。5点(2004-02-15 17:03:32) 40. スティング 変に天邪鬼を気取ってるわけじゃないけど、明日に向かってのほうが断然面白いと思った。つまらなくもないけど、ここまでもてはやされるのは不思議。まぁ一生懸命観客を喜ばせようとする姿勢は素晴らしい。6点(2004-02-15 16:54:17)
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