みんなのシネマレビュー |
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21. ブレイブハート 今この時代、「ロード・オブ・ザ・リング」「トロイ」「キング・アーサー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの大がかりな合戦や戦闘シーン、あるいはアドベンチャー性にとんだストーリーの作品公開が目立っている。そして、そこの、このレビューを見ているあなた!最近のこの手の映画に退屈さやつまらなさを覚えませんか??YESと答える人もso-soもいればNOと答える人もいるでしょう。ぼくはしばしYESにさしかかったところでしょうか・・・。何故か?なぜならここ数年このような映画を立て続けにみて(決してあきてきているわけではありませんよ!)新しい感激や印象がないからです。手始めに「ロード・オブ・ザ・リング」で新しい鮮烈な印象を受ける。しかし、その後に公開された映画でも同じような印象を植え付けようとしている。ところが僕にはその印象がもはやある。だからみていてもおもしろく感じないのは当然ですよね?あなたもそんな心地がしませんか?そんな今日このころ、ふと「ブレイブ・ハート」について考えた。≪あの1990年代に元祖の作品があるではないか!!≫と。その通り、いま公開されているようなアドベンチャー大作に欠かせない要素が全てと言っていいほど入っている「ブレイブ・ハート」。こんな素晴らしい作品が存在するではないか!!公開中の作品やレンタル中の作品には超巨大で強力な大敵が出現。ブレイブ・ハートに比べられればそれは、批判を買うのは当たり前で、それは「ブレイブ・ハート」にたいする高評価を物語っているに過ぎないのである。「ブレイブ・ハート」全ての原点がここにあり。[DVD(吹替)] 9点(2004-01-10 23:08:49) 22. ペイ・フォワード/可能の王国 《ネタバレ》 絶対成功するはずのないような考えがここまで成り立ったという事が良いと思う。しかし、最後に主人公は死んでしまいますね。これこそ、現代社会における風刺的作品と言えるのでは無いだろうか?9点(2004-01-10 18:45:42) 23. プルーフ・オブ・ライフ プルーフ・オブ・ライフはアクション要素がたくさんありながらも、人間の金銭的、人間的駆け引きが描かれているところが最大の見せ場。そしてキャストも豪華。その上、今まで立てこもりとかがニューヨークの超高層ビルとかだったのに対して、立てこもるのは南米の山の中の村。見るべき価値は大いにあり、見ないで他のことをする価値は大いになし。9点(2004-01-10 18:45:17) 24. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド 「1」に引き続いて「2」も公開されたこの映画の魅力は、今までのこのタイプの映画ではミイラの恐怖やのろいといった物がピラミッドの周辺地域だけで行われる「地域限定制」だったものに対し、場所を問わずに都心部でも行われる「地域非限定制」にあることである。9点(2004-01-10 18:39:54) 25. ハムナプトラ/失われた砂漠の都 スフィンクスやピラミッドが主な舞台となる映画には「財宝」という一つのキーワードが必ずといっていいほど存在する。そしてまた、この映画にも財宝は絡んでくる。しかし、冒険をしている人々は財宝を手に入れるということの前に数々の試練をくぐり抜けていかねばならない。(ここまではよくあるタイプ)そしてこの試練であるが、普通であれば数通りある罠や仕掛けをくぐり抜けるという物である。だが、この物語はそうはいかない!なんとミイラがよみがえってしまうというのである。(結構ありきたり??)しかも、このミイラ。過去の記憶を持ったまま現代によみがえってしまうのである。この過去を現在に持ってくるという部分にこの映画のおもしろさがあるはずである9点(2004-01-10 18:39:45) 26. バック・トゥ・ザ・フューチャー バックトゥーザフューチャー・・・未来に戻る。いかにもSF感あふれる題名であり、期待させる題名である。実際その期待も裏切らず、ストーリー・俳優をとっても最高である。ではでは何故9点??もちろんこれよりもおもしろい映画があると思うからである。9点(2004-01-10 18:38:02) 27. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 海賊といえばべらぼうに戦っているという印象をお持ちの方も多いかもしれない。しかし、この映画ではしっかりと戦う目的を一人一人が持っている。そしてその目的が各個人で少しずつ異なり、新たな海賊映画としての風潮をかもしだしている。主演のオーランド・ブルームはロード・オブ・ザ・リングでの戦士としての活気を失うことが無いまま、海賊として生きる男をうまく演じている。9点(2004-01-10 18:37:06) 28. トレーニング デイ デンゼルワシントンとは、どこまで幅広く演技を行うのか??いわばこの映画でも善と悪という両者の立場を演じているから1人2役と言っていいほどの活躍である。相方をくんでいたイサーンホークはこの演技を見てまさに役者修業のトレーニングデイになったに違いない。9点(2004-01-10 18:27:14) 29. RONIN 《ネタバレ》 おとり捜査と途中まで気づかせないストーリーがすばらしい。最後のバッグの中身が明かされないのも魅力。(だけど結構気になってたリする今日この頃・・・。)9点(2004-01-10 18:07:59) 30. 15ミニッツ 《ネタバレ》 普通の映画っていうのは、主人公が途中で交代することは滅多にない。しかしながら、これは、しちゃうんですよ。ちょっと、助演的出演の男がいきなり、物語の主軸を形どって行く。そこがいい。主人公役のデ・ニーロは物語中盤で死にます。2人の男の物語から、1人の男の物語へと。いいですね~。9点(2004-01-10 17:46:40) 31. スペース・カウボーイ カウボーイ::アメリカ合衆国西部の牛飼い牧童。(牧童=(1)牧場で牛馬などの番をする子供。(2)家畜の世話をする者。)そしてスペースカウボーイ。彼らにとって家畜とは?牧場とは?一体何だったのか??それはこのレビューを読むひとの考えや印象によって異なるであろう。それは宇宙か・・星か・・宇宙ステーションか・・・。 9点(2004-01-06 14:15:39)《改行有》 32. ジョンQ-最後の決断- 交渉する側を描くのは簡単かもしれない。しかし、交渉される方を描くのは僕は難しいと思っている。そして、この映画は交渉される側を展開はもとより、一人一人のキャラクターを重視して構成されストーリーが展開されている。タイムリミットが迫る中、人間の心の中の心情の移り変わりをとても上手に描いている。9点(2004-01-06 14:08:45) 33. サウンド・オブ・サイレンス(2001) 普通のサスペンスじゃ無いことは確か。証拠、そして鍵となる人物というものはいつでも存在する物ですが、「それ」の過去や現在に一ひねりも、二ひねりも工夫がなされている。そこがこの映画の魅力。9点(2004-01-06 14:03:24) 34. ザ・ロック 《ネタバレ》 まず、物語の序盤にこの映画の鍵となる「細菌兵器」が登場するんであるが、これが他の映画との分岐点となる訳だ。そして、あの「アルカトラズ」にテロリストが潜伏するという設定が何とも言えず心を揺さぶるのである。9点(2004-01-06 14:02:20) 35. ギャラクシー・クエスト スゴーイ!!こんな新しい発想で生まれたSFは初めてだ!スター・ウォーズでもなく、スタートレックでもなく、エイリアンでもないSF。しかし、それらのすべていいととこを結集したSF!それがこの作品でしょう!!これは新しい傾向の作品ですよ。これからもこんな作品が出るとおもしろいことになるかもしれませんね~。これは大傑作。新SFの金字塔。9点(2004-01-06 13:56:02) 36. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン スピルバーグ監督は「逃げる」ということを主体的にとらえて描くのがうまいとつくずく思う。マイノリティーリポートでもそうだったし、ジュラシックパークもある意味そうだ。もっと古いのを言えば「激突」なんてその代名詞なんじゃ無いか。この映画には職業を転々としながら逃げる、巧みな口実をつかって逃げるという工夫がなされていると思う。しかも実話。空想の逃走から現実の逃走に進化しましたね~。9点(2004-01-06 13:55:16)(良:1票) 37. アルマゲドン(1998) 奇抜な発想は人を魅了するというが、それはまさにこの作品のことだと感じる。誰が石油発掘業を営む人間が宇宙に飛び出すと予想しただろうか?どの映画にも共通することだが、映画の基盤となる設定は非常に大切な存在である。そして、その設定が、先程述べた「石油発掘業者」という部分にあるから、評価できる。また、「起承転結」という四字熟語があるが、その「起」の部分に、奇抜な設定「石油発掘業者」が直結するので、それも高く評価できる。そして、彼らが実際に宇宙に行き、全人類のために任務を遂行する。そこにはマニュアル通りに事が進まない現実があったりして良い。そうして、最後。感動のシーンにたどり着くのである。SFとしても、人間ドラマとしても一級品であろう。9点(2004-01-06 13:46:46) 38. 交渉人(1998) 交渉人と書くと、主人公が交渉する人のように感じられるが、主演のサミュエル・L・ジャクソンは交渉される方である。その交渉される人だが、これがまた免罪。あの場で立てこもって、警察からの疑いを大きくさせるような行動も問題有りと考えるべきかもしれないが、あくまで交渉される人の立場に立ったなら、どんなアクションを起こすかわからない。ふつうのアクション映画とは違い、ただ銃を連射するのではなく、そこに「免罪」という重要な要素・ストーリー性があってこの映画の核が形成されているであろう。ほかの交渉をテーマにした映画は本当の交渉人(ネゴシエーター)の駆け引きと心情を描いているが、これはそのような視点ではなく、あくまで交渉される側の心情の変化と視点で描かれているからこそおもしろいのである。あなたもこの映画をみたなら映画をみる上での新しい観点や視点ができるかもしれない。[映画館(字幕)] 9点(2004-01-06 10:19:23)(良:1票) 39. ディープ・インパクト(1998) 僕はこういう現実では絶対不可能な任務を、いとも簡単にクリアするようなSFも結構好きなんですね。このディープ・インパクトはアルマゲドンの「一部の人間」で繰り広げられるわけでなく、「ニュースキャスター、一般人、宇宙飛行士」といった様々な人間で繰り広げられ、その都度、登場人物に合わせて場面が変わる。さらに、その登場人物達に一切のつながりや、関係はなく、全く異なる視点で描かれているところに魅力がある。9点(2004-01-06 10:16:37) 40. 魔法にかけられて かかっちゃいましたよ、魔法![DVD(字幕)] 8点(2008-11-09 00:08:41)
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