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プロフィール
コメント数 79
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/uvoaa/
年齢 43歳
自己紹介 ついに社会人になりました。
しばらくはネット環境がない場所で過ごすので、
なかなか新規レビューを投稿できません。
メールの返事等も遅れることになりますがご容赦下さい。


kobayasi(a)ialab.is.tsukuba.ac.jp
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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21.  バーティカル・リミット 《ネタバレ》 評価ひくっ!いやねぇ、それも分かりますよ。そりゃ3人助けるために4人死んで、しかも1人しか助けられなかったってあんまりだろ。しかもアナタ達、ニトログリセリンを背負って高度8,000メートルの雪山登山とか愉快すぎます。んでもってそのニトログリセリンの扱い方のいい加減なこと、お前ら何回こぼしましたか?ドリフやってんじゃないんだから、勘弁してください。現実は爆発したら天パーになるだけじゃ済まないんですよ。でもねぇ、何か好きなんだよなーこういう映画。理屈はさておき、とにかくハラハラドキドキさせてやっから黙って見てな的姿勢やいさぎよし。おう、乗っかってやろうじゃねーか、あぁ乗っかってやるとも。これだからハリウッドは好きだね。いいんですよ。細かいツッコミは無粋!派手な映像で手に汗握る瞬間を楽しもうぜ!バカになるんだバカに!ってワケで、決しておまけではなく7点献上でございます。7点(2004-09-01 20:10:24)(笑:2票)

22.  Jam Films 《ネタバレ》 これはイイ!いや~実は俺、ただ単に岩井サンが参加してるから借りただけで、他の作品はオマケだと思ってたんですが。これがなかなどうして、見事にイイ方向に裏切られたね。一話目を見てるときは「ヤバい、これは危険信号だ!」と斜に構えそうになってしまったんですが、残りはどれも面白い!回転寿司のようにさっくりと美味しいもん食ってさぁ次っていう、短編の持つテンポの良さがきっちり味わえる素晴らしい作品群でした。さて、本当は全七話に物凄い勢いで感想を書いたんですが、余裕の文字数オーバーをくらったんで(1000文字以内のところを2000文字書いてしまったそうです HAHAHA)、ヤケクソで超短いレビューを行おうと思います。一話目「the messenger」北村龍平監督。「あずみ」の人。うんこ。二話目「けん玉」篠原哲雄監督。「月とキャベツ」の人。すげー面白い。三話目「コールドスリープ」飯田譲治監督。「NIGHT HEAD」の人。バカみたいに面白い。四話目「Pandora」望月六郎監督。よく知らない人。異常に面白い。五話目「HIJIKI」堤幸彦監督。「トリック」の人。突き抜けて面白い。六話目「JUSTICE」行定勲監督。「世界の中心で愛をさけぶ」の人。パッチンパッチン面白い。七話目「ARITA」我らが岩井俊二監督。熱く面白い。 個人的なお気に入り度はこんな感じ ARITA>JUSTICE≧けん玉>HIJIKI=コールドスリープ>>Pandora>>>(超えられない壁)>>>以下略  ひいきなんてしてねーよっ!8点(2004-08-31 01:53:33)(笑:1票) (良:1票)

23.  ボウリング・フォー・コロンバイン よっしゃ、算数の時間だ。耳かっぽじって聞けよ。ここに二人の平均的で健康な男女がいたとしましょう。二人は格闘技などの経験は一切ないものとします。この二人が取っ組みあったら、勝つのはどっちでしょう?99%、男が勝ちますよね。それはもちろん、肉体的な力量が決定的に違うからですな。ちょっとRPGにかぶれた表現で申しわけないんですが、彼らの攻撃力を適当に定めます。「男=100、女=50」としましょう。ここで、双方が武器を持ったと仮定します。バットを装備すると攻撃力が10上がります。するとどうなりますか。「男=110、女=60」ですね。この状況でも、やっぱりその決定的な力の差から、やっぱり勝つのは男だと概ね言えます。攻撃力が20上がるナイフだったらどうでしょう?「男=120、女=70」……やっぱり結果に違いは出ません。さて、ここで双方に銃を持たせてみましょう。銃は強いです。半端じゃなく強いです。言ってみれば最強です。なので、攻撃力が100万です。すると、「男=1000100、女=1000050」。こうなると元々の力の差は誤差範囲内に収まります。殺し合ったらどっちが勝ってもおかしくありません。凄いですね。性別の差をなくしてしまうだけの力が銃にはあるんです。しかも使用法を習得するのに物凄い時間と量の訓練を要するワケでもありません。こんな自衛手段って他にある?ないよね。何が言いたいかって、男女間の根本的な違いがその肉体的な強さにあるとするなら、銃は男女の違いの垣根を埋める鍵になり得るってことです。だからって銃社会を肯定するつもりはないし、男女差別に強い問題意識を持ってるワケでもありません。ただ、ものの見方って多様だし、何に関しても言い方次第だよなっていつも思ってます。そんだけ。ただ、この映画は面白かった。本当にそんだけ。7点(2004-08-20 08:52:20)(良:4票)

24.  スパイダーマン2 ブラボー、最高だ。これだよ。このスピード感と迫力だよ。俺は映画にこれを求めてるんだよ。それは昔から変わらない。アトラクション映画なんて言葉があるけど、俺にとっちゃそりゃ最高の賛辞だよ。しかしまぁよく作ったわなー。あんな冴えないアームのついたオヤジと、糸を飛ばすしか脳のないヒーローの対決ですよ。これだけの素材でこんな面白いアクションが撮れてしまうんだから、やっぱハリウッドってとこは馬力が違うよ。そりゃ結婚式ドタキャンもするっつーの。当然アクションがすげーってのもあるんだけど、これをヒーローものっていうジャンルでやってるのが成功だと思うんだよね。無粋なツッコミは無用。だってヒーローものだもん。この映画に出てくる人はみんなして「スパイダーマンだ!」「スパイダーマン、頑張れ!」って言ってるでしょ。そういう存在が認められてる世界なんですから、ちょっとやそっとの違和感で揚げ足とったつもりになるのは場違いってもんですわ。ドラえもん見てる最中に「あんな何でもありなロボットいるワケないじゃん」とか言わないでしょ。それと同じよね。だから、もう細かいことを気にせずドップリ映画に入り込めるワケだ。最後はもうすっかり童心に返ってスパイダーマンを応援してたぜ、俺は。なんだかえらい気分よかったわー。押し入れから出て来たグローブで久しぶりにキャッチボールをした時のような、懐かしいんだけどその懐かしさが新鮮っつーか、そんな感覚なんだわ。まぁどうでもいいね。とにかく面白かったって言いたいらしいので、そこのキミもさっさと劇場に足を運んでバーストくらって下さい。9点(2004-08-19 08:03:08)(笑:1票)

25.  天国の口、終りの楽園。 ヤバイ。天国の口、終わり楽園ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。 天国の口、終わりの楽園ヤバイ。 まずセックルばかりしてる。もうヤリまくりなんてもんじゃない。超ヤリまくり。ヤリまくりとか言っても「キッズよりヤリまくり?」 とか、もう、そういうレベルじゃない。何しろ劇中30分はやってた。スゲェ!なんか二人並んでオナニーとかしてんの。理性とか羞恥心とかを超越してる。ヤリまくりだし超エロい。しかも避妊しないらしい。ヤバイよ、中出しだよ。だって普通は結婚前とか避妊するじゃん。だって結婚する気のないセフレがいきなり妊娠したら困るじゃん。学生結婚とか困るっしょ。「来ないの」とか言われて、一年のときは10人の女性をだまくらかしてたのに、三年のときは赤ん坊の世話で哺乳瓶片手オムツ片手とか泣くっしょ。だから普通の感覚の若者は避妊する。話のわかるヤツだ。けどテノッチとフリオはヤバイ。そんなの気にしない。中出ししまくり。知り合って間もないルイサに誘われて一抹の疑問も覚えず挿入するくらいさかってる。ヤリすぎ。ヤリまくりって言ったけど、もしかしたら愛のあるセックルかもしんない。でも愛のあるセックルって事にすると「じゃあ、親友の恋人を寝取るってナニよ?」って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。あと超頭悪い。そのくせ将来の夢は作家。イタさで言うと-272℃。ヤバイ。寒すぎ。ルイサの夫に釘さされる暇もなく挫折する。弱い。それにテノッチとフリオは超速い。超一瞬。そして超焦りまくり。三こすり半とかで平気で出てくる。三こすり半て。中学生でも言わねぇよ、最近。なんつってもテノッチとフリオは馬力が凄い。いざとなったら男同士とか平気だし。うちらなんて恋だとか愛だとかたかだか駆け引きが出てきただけで上手く扱えないから作戦を練ってみたり、いいムードを作ろうと努力してみたり、必死で好きな人に告白したりするのに、テノッチとフリオは全然平気。性欲を性欲のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。とにかく貴様ら、天国の口、終わりの楽園のヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイ映画を作った監督にハリポタの続編を作らせたハリウッドとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。3点(2004-08-14 03:34:22)(笑:4票) (良:2票)

26.  ブルース・オールマイティ 小学生の頃は毎日のように「ウチにもドラえもん来ねーかなー」と引き出しを空っぽにして待ちわびてた俺ですが、そんな誰にでもある万能願望を叶えてくれる映画ですね。もしどんな事も可能にできる神様になれたら?そんな物語の素材は誰にでも思いつくし、実際に今まで多くの作品が作られてきましたが、どう料理するかってのが作り手の腕の見せ所なワケですよね。その点、このブルース・オールマイティは本っ当にセンスいいよー。一体どこの誰がロマンチックな夜景をメークするために、あたかも曇りガラスを拭き取るかのように雲を払いのけて、月にロープを投げて地球に引っぱり寄せて、一等星を空中に描き足して行くなんてバカみたいに素敵なことを考えるんだろう?同監督×主演の前作「ライアー・ライアー」と比較したとき、ジム・キャリーの顔芸は健在ながら、完全にそれに頼ることなく映画に面白みを持たせるのに成功しているので、進歩しているなぁと俺には感じられました。こうしてまた新たなファンタジーコメディの傑作が創造されたことに、主への感謝を申しあげます!8点(2004-08-13 04:38:55)(良:2票)

27.  水の女 ついにこの日が来てしまった!俺がこのサイトで2点を付ける日ですよ。俺の評価基準として0点や1点は最低クソ映画としての褒め言葉であって、その存在は尊敬にすら値するのです。おかしな話ですが、俺にとっては「10>9>8>7>6>5>4>3>2」であり、それとは別次元で「0>1>2」なのです。つまりこの2点というのはそのツマらなささえもネタにできない、本当に毒にも薬にもならない純粋培養のツマらなさ。ある意味でごく貴重な存在です。できればこんな点数一生つけたくは無かったんですが、俺にとっての初2点はこの「水の女」に決定いたしました。だってこれ本当にツマんないよ。間延びに次ぐ間延びの連続!お前は夏の日中に車で放置されたカセットテープかっつの。ドラマだったら速攻でチャンネル変えられんぜ。映画だからそう簡単に客は帰らねーだろとか思って観客ナメてんじゃねーのか?こんなに長く感じられた1時間50分は高校のマラソン大会以来でした。マラソン大会の時と違って、ゴールしたときの虚脱感が半端じゃなかったけどな。まぁ、ここまで言っておいてなんですけど、そう悪い点ばかりじゃないんですよね。あのいかつい顔したUAさんの乳首を拝めたってのはやっぱり嬉しいし、ここで高評価をつけてる皆さんが言う純文学的な芸術性の価値もわからないでもない。でも申しわけないですがそんなことどうでもよくなるくらいツマらないという事実は変わらないので、ここは2点の立場を固持させて頂きます。しかし、しかしですよ。ここまできちんとツマらない作品に出会えたのは人生初なので、逆に清々しい気持ちもあるんですよね。何十年後かの未来、俺が「映画倦怠期」と呼ばれる時期を迎えたら、俺はこの映画を再び手に取るのです。これを見た後ならどんな作品もすばらしく見えるのだから。ありがとう、水の女。2点(2004-07-20 16:50:54)(笑:2票) (良:1票)

28.  テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる 見ましたよ、テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる。このテハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいるはやたら長いタイトルが各所で話題になっていて、いつかレンタルしてみたいと思っていた作品です。いざテハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいるを見てみましたが、奇抜なのはそのテハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいるというタイトルだけじゃなく、内容も突飛でした。テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいるはまさにそのテハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいるというタイトルが示す通りのストーリーなんですが、ただテハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいるだけではなくて、演出も撮影方法も何から何まで奇抜でした。ところでこのテハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいるですが…そろそろウザくなってきたのでやめます。4点(2004-07-14 14:36:08)(笑:15票)

29.  愛しのローズマリー うわあああ、なんてイヤらしい映画だ!太ってる人の感情を逆撫でしまくってます。人間としての尊厳を失わせるような発言の連発です。しかし、それでいて映画としては表面上「人間は外見じゃないよ!心だよ!」と大声で謳っております。これじゃ文句の付けようもないですよ。これ見て怒ったフトシさんが「おい!おめーらデブを何だと思ってるんだ。人間は外見じゃねぇ、中身だ!」と訴えたとしても、「うん、だからそう言ってんじゃん」の一言で済まされてしまいますね。ひどい話だ。でも別にいいんですよ、そんなこと。だって俺関係ないし。対岸の火事を見るような気持ちで、認識のズレによるチグハグな会話を大いに楽しんでました。映画からのメッセージは全く心に響かないけど、そこはそれ。こういうベタなコメディ大好きです。最後に一つ、本当のローズマリーが結構可愛いと思ったの俺だけじゃないよな?な?7点(2004-07-13 07:08:59)(笑:6票)

30.  es[エス](2001) 久しぶりに時間を忘れて見入ってしまった、そんな映画。それほどに怖い。責任の所在を自分の外に押し出されるだけで、どんどん理性を失っていく「看守さん」の姿に戦慄を覚えた。いやしかし、ちょっと待ってくれよ。いくら理性を失うようなシチュエーションに誘導されていたからといって、あそこまで露骨に人間変わるか?人間の理性ってそんなに脆いのだろうか?そんな疑問を一緒に鑑賞した友人に投げかけた。すると、興味深い返答を得た。「逆に理性が強い人間ほど、ルールに則ろうとする。この場合のルールとは、徹底して『看守さん』を演じること。だから、豹変した彼は理性的な人間だった」。なるほど一理ある。そこで、疑問の内容を「人間のモラルってそんなに脆いのだろうか?」と言い換えてみると……あー、やっぱ脆いかも知れないね。我々の元に毎日飛び込んでくる異常な犯罪ニュースを聞いていると、そんな気がしてくる。「異常」って言葉を使ったけど、そんな異常な犯罪者は、犯罪を犯すまでは善良な一市民だったケースも多かろう。明日は我が身、何かしらのきっかけで自分のモラルが崩壊する可能性を危惧することは、決して杞憂ではないんじゃないだろうか?「ついカッとなってやった」「ムシャクシャしてやった」「まさか死ぬとは思わなかった」「今は反省している」…そんなありふれた容疑者のコメントが、自分の口から出る日が絶対に来ないと誰が言えるだろう。人間としての人間、動物としての人間。その境界線の位置づけについて深く考えさせられる作品でした。いつか俺が逮捕されたら、このレビューのことを思い出して、笑うなり身震いするなりしてみて下さい。8点(2004-06-22 03:44:02)(良:8票)

31.  地獄甲子園 はぅあ!とんでもねぇ映画を見ちまったぜ!元々俺は原作のファンでした。高校の時に友達が買って来たものを読ませてもらったんですが、あまりのバカバカしさに大爆笑。実は初めての漫☆画太郎作品で、「世の中にはこんなに突き抜けた漫画家がいるのかっ」としばし興奮していた覚えがあります。その地獄甲子園が実写化されると聞いたときは、一体あの摩訶不思議ワールドをどうやって実写に?と心配をしましたよ。当時はちょうど少林サッカーが大ヒット御礼中の時期だったので、「このブームにあやかった原作の名を借りただけのトンデモ野球映画にするんだろうな」というのが俺の見解でした。しかし、いざ蓋を開けてビックリ。なんと、原作をそのまま映画にしてやがる!何がそのままかって、言葉通り「そのまま」なんですよ!「はぅあ」のような、普通絶対に使わないけど漫画の中ではよく使われるセリフ。「ま、まさか」のような、焦っていることを表現するためのドモリ言葉。漫画符号という漫画符号がそのまま実写になってるんですよ。こういう映像ってありそうでなかった。ニッポンの近代漫画文化が何十年の歴史を誇っているのかは知らないが、その中で培われた表現手法を実写に適用させると一体どんなことになってしまうのかを真摯に試した、意欲的な実験作と言うことができるでしょう。  ……んなワケねーだろ!!!5点(2004-06-20 10:56:38)(笑:2票)

32.  スクール・オブ・ロック 全国の音楽教師の皆さん。授業で「サウンド・オブ・ミュージック」や「アマデウス」を生徒に見せるのもいいですが、この「スクール・オブ・ロック」を見せた方が子供達にいろんなものを与えることが出来ると思いますよ!オーソドックスなストーリーながら、全てにおいて完璧と絶賛したい映画。今期ナンバー1の面白さです。ジャック・ブラックの暴れっぷりももちろん評価しますが、子供達もそれぞれのキャラクターがしっかり立っていて魅力的に描かれていた。というより、サマーたんが可愛過ぎて悶絶しそうになった。10点(2004-06-20 07:21:01)(笑:1票)

33.  8 Mile 《ネタバレ》 皆さんは「美味しんぼの法則」と呼ばれる法則をご存知ですか?物語の中で二人の対決が同時進行でない場合、必ず後攻が勝利するという法則です。これはもう仕方ないんですよ。話の流れとして、先攻に上回る技術を後攻が披露するからこそ作品が盛り上がるワケです。「8Mile」という作品はこの法則を見事に打ち破った偉大な作品です。ラストバトルでエミネムが先攻になっちゃった!どうするの?負けちゃうの?とハラハラして見ていたら、無言で立ち去る敵役。なるほどこう来たか!こいつぁやってくれる! まぁ、そんなことはどうでもいいんですけどね。この作品から得たもの一つ目「こんな世界があることを俺に教えてくれた」。ラップで対決するためのコミュニティがあるなんて知らなかった。とても興味深い。昔ビートたけしの番組で、口喧嘩選手権みたいなのを毎週やってたことを思い出しちゃった。覚えてる人います?この作品から得たもの二つ目「高い言葉の壁を感じた」。ラップ対決は面白かったんだけど、それはリズムの取り方や小気味の良い滑舌、彼らの発する迫力を楽しんだだけ。本当の意味で、どちらがより良い「言葉」を放っていたのか?それは日本人である俺には理解不能。本当は字幕で表現されている以外にも様々な韻が踏んであったんだろうな。そう考えると俺は明らかにネイティブの人達よりこの映画を楽しめていない。なんか悲しー。6点(2004-06-13 08:36:10)(笑:1票) (良:3票)

34.  リリイ・シュシュのすべて (ザワザワ…)くっ、散々言われまくっている…!そう、たしかにこの映画は多くの人にとって低評価…!後味の悪さだけが残る岩井のオナニー映画…っ!が、しかし…!あの点数グラフの異様な形…!!!0点から…10点まで…満遍なく分散…!明らかな異形…!これだけでもう…この映画がいかに「特殊な」映画であるかがうかがい知れる…!そう…この映画は言ってみればインド旅行のようなもの…っ!!その世界に訪れた者は「好き派」と「嫌い派」にハッキリと分別される…!そしてこの俺は…「好き派」…紛れも無く「好き派」…!この映画の面白さを多くの人に伝えたい…っ!だが、それは到底かなわぬこと…!「嫌い派」の人間は…この映画をとことん拒絶し…否定する…!分かり合えぬ…!だから俺ができることは…カイジ風に…この映画が好きであることを叫ぶだけ…っ!!!(ザワザワ…) 9点(2004-06-08 10:14:32)(笑:4票)

35.  キル・ビル Vol.1(日本版) 馬鹿映画だ荒唐無稽映画だと、口々に賛辞とも酷評ともつかぬ意見が飛び交う本作品。しかしその表層的なイメージにとらわれては何も生まれない。タランティーノ監督はこの不可思議な映画を通して、一体何を訴えようとしたのだろうか。俺はひとえに「一つの意志を貫き続ける精神」がテーマだったのではないか、と考えてやまないのだ。主人公・通称ブライドは男に復讐を挑むために、長い道のりを歩むことを決意する。その節々において、彼女は感情の機微を晒け出し葛藤するようなシーンが皆無であることに注目したい。一つの意志を貫く決意はかくも人間を強くし、大いなる行動結果を生み出すのに繋がるのだ。それをしっかりと心に踏まえつつ、俺はこの映画にこう叫ぶのだ。「四年間同じ着メロかよ!!!」9点(2004-06-01 15:23:34)(笑:3票)

36.  オーロラの彼方へ SF、ヒューマンドラマ、サスペンスと様々な要素が盛り込まれていてお得な映画ですよ~なんて誉め方もできるんだけど、んなことどうでもよくなるくらい素晴らしい脚本です。30年前に事故死した父親と無線が繋がって会話をするなんて、何とも夢があるじゃないですか。この映画を観て思ったんだ。もし俺も無線機が過去に繋がって、もう一度父親と話せたら…って。一体何から話せばいいんだろう。俺や母親が元気でやってることも伝えたいし、映画の中みたいに野球ネタも聞かせてあげたいな。阪神が優勝したんだぞーって。でも一番伝えたいのは、勝手に父親が死んだことにしてレビューのネタにするような人間へ息子を育てるなってことですね。9点(2004-06-01 15:21:53)(笑:6票)

37.  ドリームキャッチャー 超能力が絡んだオカルティックなサスペンス・ホラーかな?と思って観てると、ウィルスの蔓延による隔離が始まります。アウトブレイクみたいなお話になるんでしょうか。と思ってみてると、変な化け物が登場します。そうか、これはモンスター・パニックものだったんだ。と思っていると、今度はUFOとか宇宙人とかが登場します。いろんな要素がテンコ盛りでお腹いっぱいだよ俺。食い合わせが物凄くて腹を下したけどな。 支離滅裂なのは何も設定に限った話じゃないよ。ストーリーの中でも「結局記憶倉庫の中身は何だったの?」とか「超能力は道案内に使っただけかよ!」とか「感染者が治るとか治らないとかの謎は放置かよ!」とか、笑いながらツッコんでしまいました。もう枝葉が好き勝手に伸びまくった全然手入れのされてない盆栽みたいな映画ですね。こんなムチャクチャな映画はなかなかないのでとても、もといちょっと、もといそこはかとなく面白かったデス。5点(2004-06-01 14:04:50)(笑:1票) (良:1票)

38.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 志村ぁ!後ろ後ろ!!9点(2004-04-29 20:29:29)(笑:3票)

39.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 《ネタバレ》 19世紀の超人が大集合!すげぇ、なんて斬新なアイデアだ!劇中で「老いぼれ老いぼれ」と連呼されて、ショーンが演じるのも嫌になったであろう冒険家!なぜかオサマ・ビン・ラディンに見えてしまうネモ船長!気合たっぷりで敵の要塞に突入させたくせに、その後一匹も姿が出ないコウモリの大群を操る吸血鬼!吹雪が吹き荒れる雪原に裸でいても死なないくせに、後半全く活躍の場面がなかった透明人間!呼ばれてもないのに勝手に出てきて、しかもあんまり強くないトム・ソーヤー!あっと驚く大どんでん返し、裏切り者を担ったのは不老不死の男!右からも左からも「ハルク」としか聞こえてこないジキル博士とハイド氏!これだけ揃ったら面白くならないはずがない!…5点。あれだ、俺は原作の内容をほとんど知らない状態で見たからダメだったんだきっと。日本の最強マンガキャラを集結させて戦うアニメだったら間違いなく俺は興奮して見たはずだ。知名度・人気・強さの三点を考慮して選出すると、孫悟空(ドラゴンボール)・ドラえもん・範馬勇次郎(グラップラー刃牙)の3人は外せないでしょう。残り4人は誰か考えて下さい。お願いします。5点(2004-03-28 15:42:51)(笑:7票)

40.  シカゴ(2002) 見てるぶんにはイイが、実際にあんな女が身近にいたらヌッ殺したくなるネ!人気のためなら平気で嘘つくは男とセックルするわ、挙句に殺人まで正当化すると来たもんだ。弁護士さんもマスコミ操作に法廷での偽装工作、おまけに拝金主義と三拍子揃って見事なブラックストマック。そして事件をショーとしてしか捉えない大衆。じゃぁこうなると登場人物でまともなのはエイモスだけ?ってことになるんだが、アレだけ妻にいいように使われた挙句、何一つ言い返せないダメ男じゃねーか。あういうウジウジした野郎は救えん。見てて哀れだ。とにかく、どいつもこいつもウザ過ぎて好きになれねー!と言いたいのはダブルマウンテンなのだが、ジャズの華やかなリズムにのったミュージカルが被さることで、不思議と憎めないキャラになってしまうのだから不思議です(日本語変)。法廷もの、しかも殺人事件で起訴されてるのに、前編通してこんなに明るく楽しい雰囲気の映画なんて史上初?とっても楽しめた映画でした!7点(2004-03-28 15:02:47)(笑:2票)

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