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プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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変更日付順12

21.  キリクと魔女 《ネタバレ》 オシャレで先進的なヨーロッパ臭がすごいが、イライラしないのは映像が優れているから。エジプトの古代美術を模したような平面的な描写にカラフルな彩色を付加したこのビジュアルは最強。 何も恐れず、理由を突き詰める「自由な知性」を持ったキリクのキャラがイカす。子供に必要なものを全て備えている。オシャレでありながら、子供にも見せられるアニメ。 ラストは現代版「美女と野獣」とも呼べるのでは。男女が逆転しているのがモダン。[DVD(字幕)] 7点(2010-06-10 23:59:45)《改行有》

22.  フローレス 《ネタバレ》 デ・ニーロにシーモア・ホフマンと役者をそろえ、演技面ではすごく面白かったのだが、何かが足りない映画。漠然と何が足りないのかなと考えながら観ていたが、自分の中では分かり合いのドラマとしての盛り上がりに欠けるのではないかという結論に達した。 厳しく言えば、結局ウォルトが同性愛に理解を示すのは、自分が脳梗塞をわずらったからだし、異質なもの同士の理解に過ぎないのではないかと感じた。そこには最初からドロップアウト組同士の連帯感が存在しているわけで。こういう環境の力に頼らずに、理解しあわなかった二人がお互いを尊重していくような映画の方がもっと感動したかもしれない。 ただし、愛情とカネという描きにくいテーマにも踏み込んでいるのは好い。社会的な弱者ほど、愛を求めていてそれを得られないのは必然とはいえ、何とも悲しい話である。エンディングの二人のやり取りも面白い。アドリブの可能性もあり、この二人の卓越した演技力を象徴するカットだ。[DVD(字幕)] 7点(2009-09-27 18:41:50)《改行有》

23.  ギター弾きの恋 《ネタバレ》 アレンの音楽愛と人間愛がひしひしと伝わってくる映画。感情表現が苦手なエメットとハッティのやり取りは子供同士の初恋のようでほほえましかった。目と表情だけで見事な演技を見せたサマンサ・モートンは素晴らしかったし、不器用でだらしのないエメットをコミカルに演じたショーン・ペンも良かった。ユマ・サーマンもはまり役だ。 少しコンパクトにまとまりすぎていて、アレンお得意の無駄話がなくなっているのが難点といえば難点。おとぎ話のような映画だ。[DVD(字幕)] 7点(2009-04-21 21:45:33)(良:1票) 《改行有》

24.  アパートメント(1996) 新感覚ラブストーリー~ミステリー仕立て~といった感じだが、プロットの練りこみが半端じゃないだけに、チープには堕していない。2度続けて観る気は起こらなかったので、1度しか観ていないが、正直、細かいところまで頭の中で再構成するのは無理だった。ただ、なんとなく見ても十分おしゃれだし、イケてる映画を観たという満足感は強い。とにかく、美男美女が右往左往するし、撮り方もセクシーなので、ただもう耽美的に映像を楽しみたい!という方にもお勧め。僕としては、比較的苦手なタイプだが、うまく作れているので、最後まで飽きなかった。[DVD(字幕)] 7点(2008-09-11 23:47:08)

25.  コーカサスの虜 《ネタバレ》 地味ながら、戦争のもたらす数奇な出会いと別れの悲しみをきちんと描いている作品。サーシャとの絆、ジーナとの絆、ハッサンとの絆、チェチェン人との絆。どれも、戦争のおかげで芽生えたもの。そして、全て消え行く運命にあるもの。 ラストの攻撃ヘリは村を攻撃しに行くものなんでしょうね。何とも哀しくやるせない。過剰な演出を排した素朴な演技が余計に悲しみを増幅させます。レビューを書いているとまた泣きたくなります。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-11 01:22:55)(良:1票) 《改行有》

26.  ブロードウェイと銃弾 アーティストとは?ということをウッディ・アレンが追求した作品。本人が出ていないため、ライト(?)で癖のない感じに仕上がっている。オチもうまいし、ほろりとさせられる。脚本はほとんど完璧に近いですが、個人的にはもっと毒のある自意識丸出しのアレン映画の方が好きなので、8点にしておきます。[DVD(字幕)] 7点(2008-06-02 00:16:22)

27.  父の祈りを 《ネタバレ》 非常にまっとうな映画。キャストは一級ぞろいで映像も重厚、抑え気味の演出、脚本も良くできている。デイ・ルイスとポスルスウェイトの父子のやり取りは、並みの俳優じゃ真似できないリアリティだ。迫真の演技とはまさにこのこと。また、エマ・トンプソンは大好きな俳優だが、更に好きになった。法廷での弁護の場面は、見せ場を攫っていく鮮やかな演技だった。良くも悪くも「癖がない」映画であると言えよう。 だが、映画に求める娯楽性、心を強く揺さぶられる「ケレン味」が全く感じられないのは少し物足りない。同種のIRA関連映画「ブラディ・サンデー」のもつ緊張感、爆発的なエネルギーは感じられなかった。いわゆる「実話に基づく」映画はこのバランスが難しい。真実に対する真摯な姿勢と派手な脚色に対する誘惑。両者の鬩ぎ合いが卓越した映画を生むと僕は信じているが、この映画からは、あまり後者が感じられない。それはそれで素晴らしいことなのかもしれないが、それなら徹底的なドキュメンタリーでも良かったのでは?と考えてしまう。ジェリーのテープや監獄内での微妙な人間関係など、映画を「面白くする」素材はいっぱい転がっているのに、あえてそれを行わない。男らしいが、少し無骨で地味な印象を受ける。8点に限りなく近い7点。 追記:詭弁かもしれないが、こういう話を観ていていつも思うのは、真実に対する畏敬ということ。確かに、監獄で命を落としたジュゼッペや貴重な青春時代を失った「ギルフォード・フォー」は本当に気の毒だ。本当にひどい話である。だが、私はあの証拠が15年後まで残っていて、それが弁護士という司法側からすれば一番の敵に易々と渡されるような場所で管理されていたという事実に深い感銘を覚えずにいられない。検察ぐるみだったのなら、あんな証拠、いつでも破棄できていたはずだ。それをしなかったということ。単なるミスだとは私は思わない。司法の人々の心の中に「そこまでやるか?」という意識があったから、あるいは、イギリスが「法治国家」として成立しているから、あの証拠はひっそりと残されていたのだろう。過去の新聞写真から人が消えたりする国家ではないということだ。逆説的に法で管理される国家の素晴らしさを教えられた作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2008-02-07 00:16:57)(良:1票) 《改行有》

28.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 このテの作品はたいてい苦手で、「何を知った風に」と腹を立てて観るのをやめてしまうのが通例であるのに、これに限って言えばすごく面白かった。旧市街と新市街が入り混じった現代中国のような近未来都市は魅力的で、妙な歌とその風景が延々と写るシーンには魅入られた。何が人間で何が機械か、ひょっとしたら自分は人間では無いのではないか、そういう恐ろしさと言うか居心地の悪い感情に責められる主人公が海に潜る理由について語るシーンも出色である。ただ一点、残念な点は、とてもこの作品一本で語りつくせる量の世界観ではないから仕方ないのかもしれないが、説明が少ないこと。僕よりもう少し短気な人は、「ゴーストって何やねん、アホくさ」と思って観るのをやめてしまうかもしれないということ。それはそれでいいのかもしれないが、せっかくだからもう少し分かり易く教えてくれてもいいのにと思った。気を長く持って観てよかった。[DVD(邦画)] 7点(2007-10-11 01:09:15)(良:1票)

29.  エイリアン3 1や2と比べて、良い意味でも悪い意味でも普通のSF映画になったなあという印象。それほど癖のあるつくりにもなっていないかわり、特に面白いわけでもない。ストーリーもあいまいなままで作り始められたらしく、フィンチャー作品の割には、確かに大して新味がない。どんでん返しというほどのこともない。 でも、エイリアンのもともとの造形が秀逸すぎるので、本作の犬型エイリアンもなかなか楽しめた。通路を天井も床もなく走って追いかけてくるのは、なかなか怖くて手に汗握った。話の規模が小さくなってしまっているし、1や2の完成度を求めるマニアの人には物足りないかもしれないが、普通のSFホラーと思って観れば、悪くない作品だと思った。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-10 19:55:08)《改行有》

30.  アビス/完全版 《ネタバレ》 この前、「アバター」を観て、で、この作品を観たのだが、ジェームズ・キャメロンの考えって昔から全然変わっていないんだなと感じた。単純すぎるほどラブ&ピース。そして設定は壮大なSFで「強い女性」が登場。この分かりやすさが良いところだし、同時に彼の限界でもあるような気がする。 良いところとしては、訴えたいポイントが絞られているからそれがストレートに伝わってくるところ。バッドがリンジーを必死で蘇生させようとするシーンなどは誰が観ても感動的だと思う。一方で、どうしても話が薄っぺらでご都合主義に見えてしまうところが悪いところ。コフィ大尉はそもそも狂いすぎだし、ラストの津波シーンと宇宙人登場シーンもいたずらに壮大すぎて感動どころか逆に笑ってしまった。 監督の純粋な思いがあまりにも強すぎる。彼と同じように純粋な観客に対する訴求力は強いが、僕のような不純な人間、うがった物の見方をする人間は、観ていてちょっと小っ恥ずかしくなる。リアリティを疑いたくなる。 たとえば、この作品の世界では、ラストの宇宙人出現後、人間は本気で宇宙人を倒す方策を考え始めると僕は思う。だって、いつなんどき海底の宇宙人に津波で滅ぼされるか分からないのだ。人間は核による先制攻撃を狙うだろう。そして滅ぼされるだろう。 結局人間なんてそんなものさと嘯く僕は、彼の映画で本当の意味で「感動」はできないのかもしれない。それは寂しいことなのかもしれないが、それが正しいかもしれないじゃないか。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-02 22:57:25)(笑:1票) 《改行有》

31.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 前作ほどではないが、本当に良くできたアニメ。分かりやすい悪役がいるのが、前作に比べると陳腐だが、「玩具のアイデンティティ」に踏み込む展開は流石だ。「遊んでもらえてこその玩具!」というメッセージにはジンと来た。続編が楽しみになってきた。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-04 20:08:12)

32.  イル・ポスティーノ 《ネタバレ》 まさに風光明媚を絵に描いたようなイタリア南部の島の映像を背景に、そこで友情を育むマリオとネルーダの関係性が繊細なタッチで描かれている。マリオ役の人の演技は本当にうまいと思った。感情を出しにくい内気で無骨な男の心の動きを、抑制された演技で見事に表現している。また、「詩」という表現方法の魅力も存分に楽しめた。言葉とは本当に美しいものだ。これといった事件も起きない日常を切り取った温かい雰囲気の映画で、誰にでも勧めやすい内容になっている。 ただし、最後にマリオを殺すのは安易過ぎる。再会するも、インテリと労働者の気持ちのすれ違いみたいなものを感じるというような展開だったら、もっと切なくて興味深い内容になっていただろうに。泣けるのは確かなんだが、話に必然性が無く、そこが残念に感じざるを得ない。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-05 21:40:05)《改行有》

33.  未来は今 コーエン兄弟の作品はやはり何か自分と合わない。本作も具体的にどこが?と訊かれると返事に窮するが、「面白かった!」とはいかない。テーマ設定、キャスト、脚本、キャラクター。何をとっても楽しくなる素材は十分に揃ってるのだが、何でだろうか・・・。特にキャラクターについては、ティム・ロビンスもポール・ニューマンもぴったりと役を演じきれていて気持ちがいい!ジェニファー・ジェイソン・リーの機関銃トークも心地良かった。 たぶん、「何気ない日常」みたいなシーンが無くて、全編筋を追っているのが、僕からすると物足りないのかもしれない。キャラがあまりにも立ちすぎていて、意外な一面とかが無いのがいけないのか。例えて言えば、登場人物に強烈な光は当たっているのだが、その光源が全て正面に配置されているため、彼らの背後(というか内面?)に隠されているものが、見えてこない。少し平板なキャラになっちゃっているのかなと思う。 これは純粋に好みの問題なんだよなあ。正直、コーエン兄弟の映画を楽しめる人はかなりうらやましい。[DVD(字幕)] 6点(2008-02-03 23:26:01)(良:1票) 《改行有》

34.  ラスト・キングス 謎解きの面白さはあんまり無くて残念な感じ。タランティーノをぱくったような会話もちょっといただけない。期待しすぎちゃってたかな。でも飽きることなく最後まで見られたのはウォーケンのお陰!何でこんなに渋いんだ!6点は全て彼に捧げます。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-28 22:53:51)

35.  あの夏、いちばん静かな海。 いい映画だとは思うけど、ちょっと静かすぎるかな。 北野映画独特の映像美、雰囲気、間は健在なのだが、いかんせん静かすぎる。主人公が聾唖者であり、言葉がほとんど無いだけに仕草や表情など外形的な体の動きが、普通の映画より強いメッセージを持っていて、それはそれで興味深いのだけれど、やっぱり台詞回しのない映画は寂しい。テクニカルな面では、周囲の人の口の動きと声が微妙に合っていないのも違和感があった。この映画を好きな人の気持ちも分かるが、僕には少し芸術レベルが高すぎたようだ。[DVD(邦画)] 5点(2010-08-06 00:07:51)《改行有》

36.  エド・ウッド 史上最低の映画監督を面白く撮ろうなんてほうが土台無理な話。確かに変人たちがむちゃくちゃやってんのは面白いんだけど、少しだれるのも事実。でも、ベラ・ルゴシ役のマーティン・ランドーはすごくよかった。そして、彼の遺作をぐちゃぐちゃにしてしまうエド・ウッド。ほんとサイテーだ。愛があれば許されるのか?きっと、バートン監督はそう思ってる。エド・ウッドは幸せだ。[DVD(字幕)] 5点(2008-02-13 23:13:17)

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