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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. シェーン 《ネタバレ》 これぞ西部劇の決定版。「シェーン!カムバック!」、ジェイ少年魂の叫び。清々しい幕引きでしたがどうも彼の声色に違和感がありました。誇りのために命を賭ける熱き男の映画。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 00:25:44) 22. 見知らぬ乗客 《ネタバレ》 アルフレッド・ヒッチコック監督による殺人サスペンス。列車内で見ず知らずの男に持ちかけられた交換殺人。承諾していないのに勝手にコトを進められちまう。大いなるとばっちり。貸しをいつ返してくれるんだ…狂気的なこの男に付き纏われシカトも許されねえ。決定的な物証を巡って、ハラハラドキドキ。テニス試合、右に左に打ち合うも上の空。最後は暴走したメリーゴーランドでグルグル取っ組み合いだ。名作ではないけれどお話はなかなか面白いな。[DVD(字幕)] 6点(2021-10-04 01:12:40) 23. 戦争と平和(1956) 《ネタバレ》 上映時間3時間半に及ぶ戦争恋愛大作。時代は天下のナポレオン率いる仏軍と露軍の戦い。さすがは大女優オードリー、天真爛漫で尻軽な小娘から戦況が進むにつれて徐々に大人の女性に成長していく様を見事に体現。寒すぎる露の国土、「冬将軍」を食らわされて倒れるナポレオン軍。疲弊しきったチビな皇帝。戦争で多くを失ったアタシ、最大の理解者であるあの人と再会。長尺の割に、戦争スペクタクルとしても恋愛ロマンとしてもイマイチですな。[DVD(字幕)] 6点(2020-11-08 04:37:09) 24. クォ・ヴァディス(1951) 《ネタバレ》 暴君ネロの時代のローマ帝国を舞台にした歴史大作。帝国の将軍と前将軍の養女の恋愛が中心。戦いこそが安らかなる道。当初は嫌われていた粗野なオイラに対し、徐々に心惹かれる優しき敬虔なクリスチャンのアタシ。争いの構図は皇帝ネロVSキリスト教。激しいキリスト教弾圧から、怪力男が猛牛を制したことにより形勢逆転。暴君ネロ陥落。要所で大きく取り上げられる歌舞伎の見得きりみてえな演説シーン。大がかりな戦闘シーンはなく、歴史大作としては物足りねえな。[インターネット(字幕)] 6点(2020-08-16 05:16:30) 25. 喝采(1954) 《ネタバレ》 息子の事故死による悲嘆のために俳優崩れとなった男とその妻、演出家の三角関係。華やかさは無いけど男女の愛憎をありのままに描いていると思う。ダメになった夫を見捨てられねえアタシ。グレース・ケリー嬢、アカデミー主演女優賞受賞。[DVD(字幕)] 6点(2019-12-30 22:48:21) 26. 羅生門(1950) 《ネタバレ》 中世の日本を舞台にした、黒澤明監督による名作サスペンス・ドラマ。雨降りの羅生門の下で、殺人・強姦事件について語らう3人。三船敏郎が鬼気迫る怪演。マチ子ちゃんは感情豊かに熱演。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-09-24 00:47:31) 27. 野火(1959) 《ネタバレ》 原作は大岡昇平。太平洋戦争下、フィリピン・レイテ島でのサバイバルゲーム。強い生存本能が男たちを突き動かす。やってることはトチ狂ってるんだけどね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-08-18 04:52:51) 28. 生きる 《ネタバレ》 約4年ぶり2度目観賞。リメイク版公開に向けての復習。黒澤明監督の代表作。瞳をギョロつかせるミイラ面の廃人。タカシくん渾身の名演。胃がんで余命半年、マジメだけど生きた化石のような市民課長が「ハッピバースデー」を境にシャキーーン。やる気があれば何でもできーるっ。廃人をやめて、市民が要望する公園作りに瞳を白黒させながら奔走。だけど最期のブランコで唄うシーンはやっぱり不気味ですな。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-06-30 20:36:27) 29. 決断の3時10分 《ネタバレ》 やはり見所は互いの思惑が潜む二人のやりとり。豪胆で余裕を見せる大物犯罪者にペースを握られ冷や汗タラタラの牛使い。なぜか駅まで奥方サマが追ってきてます。こちらが本家なのですがテンポ、緊迫感、ラストの盛り上がりなど全てにおいてリメイク版の方がよかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-30 01:09:43) 30. OK牧場の決斗 《ネタバレ》 争いを好まない男たちによる怒りの銃弾、実在の人物による伝説的西部劇。奥目で凄みのある顔つきのバート・ランカスター、「ヴェラクルス」とは異なる正統派キャラの保安官を熱演。ぜんそく賭博師ガンマンをカーク・ダグラス。見所はやはり“OK”という看板が立てかけられた荒野での決闘。[地上波(字幕)] 6点(2013-05-25 22:57:27) 31. めまい(1958) 《ネタバレ》 ヒッチコック監督代表作の一つ。友人の妻を尾行しているうちに愛してしまった高所恐怖症の男。教会の塔からの転落で彼女を一度ならず二度までも失うことになります。幽霊の存在などややしらける場面もありましたがアイデアは秀逸です。今作では監督自身を見つけられませんでした。[DVD(字幕)] 6点(2013-05-05 00:46:11) 32. 裏窓(1954) 《ネタバレ》 主人公がアパートの一室から一歩も出ないシチュエーション・サスペンス、ヒッチコック監督の代表作。“覗き屋”、脚を怪我した車イス男の道楽。迎えのアパートに住む様々な人間模様が手に取るように分かります。それがいつしか妻殺しの殺人犯を探るという思わぬ展開に。終盤15分の急展開に釘付け。殺人犯に覗きがバレてあわやという所まで追い詰められる動けぬ男。円熟したスター、ジェームズ・スチュワートと麗しき天下のグレース・ケリー嬢が共演。もちろん監督本人の出演アリ(作曲家の横で時計を巻く男)。DVD付属の特典映像が1時間以上あり盛り沢山です。[DVD(字幕)] 6点(2013-04-13 23:13:35) 33. 旅情(1955) 《ネタバレ》 行きずりの熟年愛。旅先で一人寂しく過ごす中年女性と妻子持ちの中年男性がイイ仲に。そんなイケナイ恋愛と知りつつも至福のひとときを楽しむ二人。駅ホームでの別れ、恋人との別離場面の決定版。[地上波(字幕)] 6点(2013-01-22 01:53:16) 34. 王子と踊子 《ネタバレ》 気品ある王宮に転がり込んだマリリン嬢と監督・主演のローレンス・オリヴィエ演じる摂政閣下のドタバタラブコメ。天真爛漫で自由奔放なマリリン嬢が周囲を振り回す小悪魔的魅力満載ですが、中身は薄いですね。「マリリン 最後の7日間」はこの作品を撮影中の物語。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-21 00:59:45) 35. 続・菩提樹 《ネタバレ》 トラップファミリーが移民先のアメリカで大いに歌います。聖母マリア・トラップの苦労は半端ないですね。男児の歌声が甲高すぎます。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-08 01:13:55) 36. ライムライト 《ネタバレ》 喜劇王晩年の力作。さびれた喜劇家と娘ほどの年頃のバレリーナとの淡い恋。自信を失い萎縮するバレリーナにお見舞いしたチャップリンの強烈なフック、唖然。自身を投影させる最期、感慨深いです。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-14 21:29:14) 37. 波止場(1954) 《ネタバレ》 冒頭の殺人事件に関する証言を巡って物語が展開。主演はヒシャゲた目の若きマーロン・ブラント、ワイルドな外見に秘めた繊細な内面を時折見せる名演。後味のない米アカデミー作品賞受賞作。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-14 00:40:56) 38. 恋の手ほどき(1958) 《ネタバレ》 富豪との恋愛を通して成長していくお転婆娘ジジのミュージカル。米アカデミー作品賞受賞作にしてはインパクトが弱いですね。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-01 23:27:51) 39. 戦場にかける橋 《ネタバレ》 法廷モノ傑作2作を抑えての米アカデミー作品賞受賞作。日本軍と英国人捕虜兵の葛藤を描いた前半の熱いドラマが後半は尻すぼみの印象です。耳に残る「口笛」行進曲。イカツすぎる強面の斉藤大佐。意外な幕切れですが「大佐が倒れてスイッチオン」は腑に落ちません。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-01 01:27:55)(良:1票) 40. 巴里のアメリカ人 《ネタバレ》 パリに住むアメリカの想い人たちが四角関係に一喜一憂し歌い踊ります。街のど真ん中でいきなり踊りだすのは異様ですが、軽やかなステップでキレまくりのタップダンスパフォーマンスに注目の米アカデミー作品賞受賞作。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-30 21:29:45)
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