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プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567
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21.  ウルフ 《ネタバレ》 ちょっと古く、良い時代を感じさせるサスペンスホラー。 地味ではあるが落ち着いた良質サスペンスな雰囲気が深まる秋の鑑賞にぴったりの作品だ。 コッポラ監督が映画界にひっそりと巻き起こしたゴシックリバイバルに便乗する形で作られた映画の一つかもしれない。 狼男という古典的ホラーな題材が、マンハッタンの摩天楼を舞台にして描かれる。 昔から人々に恐れられてきた狼の持つ幻想性がしっかりと描かれている。 舞台となる出版社の吹き抜けの雰囲気が良い。 夕陽に包まれる泉を前にして座る恋人のシーンのどことなくメランコリックな美しさは心に残る。 動物霊の博士の家のオカルト映画な雰囲気など、 (子どものころから何度か見てると)そういった細々とした場面場面が心に沁みついてしまってる。 自分にとってはちょっと愛着のある映画だ。 パーティーで発作を起こした中年よりちょい上の男(ニコルソン演)を介抱し、やがて彼を愛する美女。 美熟女とまではいかないが、婚期をちょい逃したであろう年齢の美女は、 誰もが美しいと思う彼女の外面とは逆に誰にも理解されない面があった。そこが何か彼女はセクシーだ。 しかし彼女にそんな趣味があったなんて・・・ちょっと引いてしまう。 仕事上での「やられたらやり返す、倍返しだ!」といったような、いい気味のするシーンなどもあったりで楽しかった。 男の戦いや略奪が描かれるがそれは一元的ではなく、仕事から女まで多岐にわたるところが本能的でいい。 全体的に地味ではあるが漆黒な闇の描かれ方は上品でいて幻想的、オーソドックスでも賢く丁寧に作られてるのかなと思う。 ロマンス映画らしく見当外れな外野をよそに永遠の愛と哀しみに暮れるヒロイン。 魔女のように妖艶な印象を帯びる彼女の心の中には漆黒の森が生い茂り狼が駆けていた。 怪奇幻想にどっぷりと浸れる名場面。 この地味といわれる作品を絶賛する人は少ないだろうが、自分は幻想映画の良作だと感じる。 [DVD(吹替)] 7点(2013-11-26 23:53:14)《改行有》

22.  運動靴と赤い金魚 《ネタバレ》 子供の心情を生き生きととらえた傑作だった。 ボロい靴には兄妹愛だとかいろんなものが詰まっている。 小さなものに込められた大きなドラマが感動的だった。 物は大切に使わないといけないと思った。そういうメッセージも込められてるのだと思う。 それから妹思いの兄の姿になんとなく感動した。 自然な描写の中にささやかな優しさが感じられてよかったと思う。 癖のある少年の表情が見てると面白くなってきた。 しかし綺麗な足してるなぁ。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-28 18:06:53)(良:1票) 《改行有》

23.  忘れられない人 《ネタバレ》 とても悲しいラブストーリーでした。 片思いは悲しいですが、両思いになっても悲しかったです。 ただ相手を愛することと、そしてその相手から愛されることが素晴らしいことであるということは映画を観ていて伝わりました。 愛に包まれた二人は素晴らしかったです。 この男の片思いはちょっと異常に思えて、一歩間違えばこれは犯罪なんですが、 しかしうまい方向に働いてそれが愛にまでなったのだと思います。 ”愛から逃げる男”と”愛を求めた女”はお互いに一方的で相手を思いやることを忘れた者同士だったのかもしれませんが、 一方的だった二人がお互いの足りない点を補い合ってイイ感じの恋人同士になってゆきます。 男は不器用な感じですが女を危険から守り、女は男に人間の心(ハート)を与えた。 作品中にヒヒからもらった動物の心臓の御伽噺があります。 彼の中では漠然とした動物の心(ハート)のままで戸惑っていたものが、 女の胸のハートに触れて男は彼自身のハートの位置を知ることで、 動物の心臓だと思ってた彼の心臓は人間の心へと変化したのだと思います。 この映画では一方的な愛の恐ろしさとしてレイプとストーカー行為が出てきましたがあまりにも動物的で、 「愛」とはその真逆のことであるとでもいってるかのようです。 またもし人間が「愛」というものを心に抱けなければ、それは動物となんら変わらないとでもいわれたかのようで手厳しいです。 僕もまた動物の心臓から人間の心へと生まれ変わりたいです。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-14 14:14:34)(良:1票) 《改行有》

24.  三銃士(1993) 《ネタバレ》 ディズニー映画だったんですね。 暗闇を船がやってくる描写とか、悪役の枢機卿の“ジャファー”っぽい感じとか、これはもうディズニーのノリですね、なんとなく。 ディズニーは好きです。大砲に狙われても陽気なところとか、、、。 変な話“陽気さ”っていうのは生きるうえで一番失ってはいけない心であると、そうディズニーは教えてくれているようで、 それが未だに数々のディズニー作品にも受け継がれている気がします。 しかしその“陽気さ”とは、文明の進歩とともに最も忘れ去られた心なのだと思います。 もし敵に命を狙われても陽気に立ち向かわねばならない、そんなのは現実じゃとても無理なんですが、 変な話、いま生きているこの人生も一瞬の花。それなら陽気に過ごさねば綺麗な花は咲きません! 話が大きくそれましたが、なかなか面白かったです。 男ならば80%位は憧れる騎士の世界です。仲間、誓い、といった若い男子のスポコンの血を熱くさせる青春ファンタジーです。 陛下は目がパッチリお鼻が高くて凄く美形です。枢機卿は憎ったらしいなコリャ、、、。 悪役だけどカッコイイ眼帯の黒い騎士が良いです。 ディズニーの映画は人の心の芽生えのまだ若い青春の中にあって、その青春から心が完全に離れてしまっている人には全く楽しめないのだと思います。 ディズニーらしさがあって良い感じでした。[DVD(字幕)] 6点(2013-07-14 13:41:11)(良:1票) 《改行有》

25.  ブレインデッド 《ネタバレ》 廃盤のため高値で取引されてるブレインデッドの正規版DVD。 最近はヤフオク等で1500円ほどで買えるみたいだけど、 調べてみたら韓国仕様で所々カットされたものだそうだ。 またヤフオクなどで「デッドアライブ」と入力すれば 日本語字幕付きのDVDが1,500円くらいで買える。 自分の中で“3大スプラッタ”といえば“悪魔のいけにえ”と“死霊のはらわた”とそしてこの“ブレインデッド”だ。 ブレインデッドはその中でも並外れてゴア度が高い。 ブレインデッドほど血の量が多いホラー映画はまず無いと思う。 それでテンションがやたらと高く 本気度が漲っていて迫力が凄い。 この監督が描くゾンビの発想力は、他のゾンビ映画とはまるっきり並外れている。 従来のゾンビの在り方に囚われることなく、あまりにもユニークすぎるコイツ等はゾンビを超えている。 ゾンビとゾンビでゾンビの子が生まれるという、まったく常識ではないところが良い。 ウィルス感染型ゾンビなのか死霊系ゾンビなのか判断に困る。 この映画が他のゾンビ映画よりも特殊なのはファンタジー色の強さでもある。 徹底してグロいのに突き抜けて明るい。 グロさの中にコメディがあって低俗なんだけど最高。 5回くらい爆笑した。 牧師の強すぎる格闘シーンがアホで最高!世界一美しく死にます。 チンピラが死ぬときがまた名場面だ。 デブの包丁さばきが正にキチ×イ。 母親の存在が恐ろしすぎる。 向こう見ずな迫力とバカっぽさがホラー映画として魅力大。 以後こんなホラーは絶対に生まれない。 ホラー映画史上に新しい武器の登場(流行らなかったけど)によりスプラッタのお祭りで 死のパーティーは大盛り上がり。血飛沫からマイナスイオンが出てるかのよう。 血と肉がルナティック。これぞレジェンド。ロード・オブ・ゴアニズムだ。 (変更したのは最初にデッドアライブの話をして、それを僕は日本語吹き替え版と大嘘をいってしまったけど、 それが日本語字幕版の間違いでした。うっかりミスで間違った情報をすみません) [DVD(字幕)] 9点(2013-07-01 23:25:39)《改行有》

26.  グリーンマイル 《ネタバレ》 自分の中でこれは面白さがハンパない。 スティーブンキングで刑務所が舞台のものでは だいぶ前にショーシャンクの空にという映画を1回だけ見たけど個人的にはそれよりも面白かった。 布に包まれたコーンブレッドが忘れられない。 僕がスティーブンキングの映画を好きになったきっかけの一つ。 スティーブンキングの世界にある神秘的なものを最も見事に映像化している作品の一つ。 余談だが二人の少女というとシャイニングを思い出す。 デビッドリンチもそうだけどスティーブンキングは日常にある霊的なものをとらえて それを物語にしているような気がする。 だからファンタジーでも人の心の奥にあるもののような気がする。 パーシー役は凄い!よくもここまで憎ったらしい役を演じられるものだ。 ぶっちゃけパーシーはこの拳でぶっ殺してやりたい。 それに比べるとビリーザキッドの入れ墨の男の方は問題児だけど陽気で全然憎ったらしくない。 やったことの酷さを抜きにすると彼にはユーモアさえ感じる。 個人的に、一期一会もそうだけどトムハンクスの役は吹き替えで見たほうが魅力が増す。 彼のブロッコリーのようなキャラと吹き替えが見事に合っているからだ。 本人が喋った英語のほうが深いけど、思ったよりも暗い印象だったから。 ・・・ネズミがいい!今まで見てきた映画に出てくる動物の中で断トツに可愛過ぎる。 ジョンコーフィーの不思議さがまた良い。 無実どころか最も心の優しいコーフィーを救うことのできなかったことに心の痛さを感じる。 おぞましいシーンや憎ったらしいシーンもあるけれど、 人の心の痛みや優しさを教えてくれるこの映画は最高のヒューマン映画であり、 いってしまえばスピリチュアル映画だ。 これは余談だがコーヒーとコーラって飲み物の名前の人が二人も出てきた。 それから変な話、この作品でオシッコがキーワードの一つみたいだ。 登場人物のうち3人がオシッコ漏らす(これは正確な言い方ではないが)という確率の高さ。 この飲み物と尿の関係は何かありそうだ(ないか)。 子供のころ3回くらい見て強い印象が残っていたが、 映画をたくさん観賞するようになってからは初めて観た。 今「好きな映画は?」と聞かれれば間違いなくこの作品を挙げる。 それくらい自分の中では断トツな映画だ。 [DVD(吹替)] 10点(2013-06-29 00:28:53)《改行有》

27.  スピーシーズ/種の起源 《ネタバレ》 みんなで一人の美女を追い求める青春ラブ・ストーリーと、エイリアン・ホラーとのかけ合わせみたいな感じで面白いです。 ホラー映画において、いや、ホラー全般において、グロとエロとは切っても切り離せない関係がある。 この映画はもしかすると近年のB級エロ・ホラーの原点であり、おそらくはB級ホラーにおいてエロスとホラーとの架け橋であるように思われる。 もちろんホラーとエロスの関係は、ドラキュラやエイリアンなどで既にやられていたかもしれないのだが、この作品ではなんというかそれを包み隠さずストレートに、もしくはB級なやり方で、今後のB級ホラーにつなげていける形で作品にしたところに評価できると思った。 もちろん僕はホラー映画やその歴史にあまり詳しいわけではないので、この作品よりも前にそれをやっていた作品があるのかもしれないけど、それでもこの作品は伝説化されている作品なので、内容的にはB級であっても、名作といわれて良いと思う。 エイリアンと並んでギーガーのデザインを取り入れている点も評価できる。 「性欲は「怪物」だ、、、」というのを、ギーガーのグロテスク・デザインによって表現されている。 今の時代を予測したかのような「肉食系女子」ホラー。 半分がエイリアンのシル。彼女の美しさは完璧だ。 そんな彼女のエイリアン化した姿はちょっとグロい。美しさが崩れて腐った花のようだ。 まるで美女がヨボヨボのおばさんになったみたい。 それはまるで、「美女は若いうちはいい。しかしやがては醜くグロテスクになる」とでもいうかのように。 かつての美女が、もはや美しくはないエイリアンの姿で結婚を急ぎ、「赤ちゃんが欲しいの!」なんて積極的に来られたら、男は恐怖する。 彼女の「赤ちゃんが欲しいの!」という言葉の本当の恐ろしさは、“種”以外の父親の存在は不要であり、やがて排除されてしまうであろうから。 母親の愛は子供に注がれる。 男は恋してる段階では女を自分の物にしたいと思う。だが最終的に女に呑み込まれるのは男なんだと思う。 (以上、女性コンプレックス丸出しのレビューでした。) (2011年の映画メモをもとにレビュー)[DVD(吹替)] 7点(2013-06-04 22:19:20)(良:1票) 《改行有》

28.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 凄い良い作品だった。 自分的には感動系アニメの最高傑作。 感涙必至の感動作。 「自分が本当になりたいものになれる」というメッセージが込められる。 また銃や兵器が最大のヒューマンエラーであることを伝える。 物語はテンポがよくすんなりと見れるがメッセージは深い。 大きなメッセージが大きくならずに自然に童話絵本のようなアニメの世界に溶け込んでいる。 なかなか夢もある。友情、そして別れが訪れるが希望の残る別れだったので良かった。 「公のために」とか圧力を持っていう人はだいたいがそれを自分のためにしかしない。 ガンダムのモビルスーツが好きになれなかった自分にとって、ロボットっていったらラピュタだけだったけど この作品のロボットは良いと思った。[DVD(吹替)] 9点(2013-05-13 22:49:27)(良:2票) 《改行有》

29.  セイント・クララ 《ネタバレ》 イスラエルのSFファンタジー、中学生たちが活躍する革命?映画。 よく分からないが結構好きだ。 捉えどころがなくてなんかカルト映画みたいだ。 十代のころの感覚がよく出ていると思う。 少年少女たちの抱える何ともいえない神秘的な感じがある。 リリィシュシュやドニーダーコのように、時に繊細に、時に浮遊感を持って不思議に描かれる。 これが非常に魅力的。 技巧的には分からないがこのセンスが良いと思う。 子供の繊細な心情を演出するのは味わい深い音楽だ。 ロシア人の超能力少女はどこか癖があって可愛らしい。 他にも個性豊かなキャラクターがたくさんいて面白かった。 キャラクター性が高いのかもしれない。 スタンドバイミーや小さな恋のメロディのような子供の心情を描いた映画が好きな人には 少しだけおススメできるかも。 説明不足な点が妙なさじ加減で魅力を増す不思議な映画だった。 なんともいえない中二な感じもまた魅力大。[DVD(字幕)] 7点(2013-05-03 01:38:25)(良:1票) 《改行有》

30.  富江 tomie 《ネタバレ》 なかなか面白かった。 たぶんコミックのほうがおもしろいんだろうけど。 昔ちょっと読んだことあるけど伊藤潤二の描く恐怖は独特だ。 映画化だとその独特の恐怖を100%は体感できない。 たぶん富江は、「男は美女によって狂う」っていうことのホラーなのかなと思った。 たぶんストーカーみたいに生霊っぽい恐怖だ。 怖いというよりも不気味で、形容しがたい魅力がある。 いや捉えどころがないというべきか。 変な電子音楽が癖になる。 ちなみにゴキブリが嫌いな人は見ないほうがいい。[DVD(邦画)] 5点(2013-04-30 01:21:27)《改行有》

31.  マイ・フレンド・メモリー 《ネタバレ》 あー!昔に見たことがあった。 小さいころだったから忘れてたけど。 長い間DVD化されなかったことが不思議なくらいの名作だった。 少年だったころのことをいろいろと思い出させてくれる。 スタンドバイミーと並ぶ「少年の視点で描かれた物語」の傑作だ。 冒険がワクワクするし、友情がしっかりと描かれている。 こんな友情は自分にはなかった。 この作品は真の友情というものを気づかせてくれる大切な映画だ。[DVD(字幕)] 9点(2013-04-30 01:13:55)《改行有》

32.  グース 《ネタバレ》 森林伐採のために放置されたグースの卵。 少女はそれを発見し家に持って帰って孵化させる。 グースの成長とともに少女の心の成長を描いた感動作。 母を失った少女の心の傷をグースたちが癒してゆく。 また父と娘の蟠りもほぐれていく中で新たな目標が見つかる。 みんなで協力してグースを南へ渡らせる。 無謀とも思える計画。しかし刷り込みとは偉大であった。 刷り込みの強さで母と子の絆の強さも見えてくる。 少女を駆り立てるのは紛れもない母性であったと思う。 前半は平和すぎて、スローすぎてあくびが出るような場面もあったけど、 渡る準備が始まってきて面白くなってきた。 親子関係や家族を描いた古くオーソドックスな外国映画の雰囲気と、 WATARIDORIなどの自然ドキュメンタリーの場面の融合。 下世話な話、少女のシャワーシーンとかあるし、それから少女が女を自覚して化粧をするシーンは怪しく神秘的で、 いかにも少女映画といった感じもする。[DVD(吹替)] 7点(2013-04-11 23:40:58)《改行有》

33.  ゆりかごを揺らす手 《ネタバレ》 これぞサスペンス!怖すぎる美女の復讐! 逆恨みもいい迷惑! なんといってもちょっと古い良質サスペンスな雰囲気が良い。 平和な家族が美しき侵略者によって徐々に崩れてゆく過程が心理的に怖すぎる。 そんなに上手くいく筈がないであろう犯人の巧妙な罠が タイミング悪過ぎる女主人公をはめていく。歯痒い! 怖い。しかし金髪美女はセクシーだ!サイモンは可哀そうすぎる。 「ゆりかごを揺らす手は世界を支配する」という言葉が素晴らしすぎる良質サスペンス。[DVD(吹替)] 8点(2013-04-04 23:19:49)《改行有》

34.  パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 なんていうかホント良い映画だった。 イーストウッドの映画ってあんま見たことありませんが、 たぶんイーストウッドは手腕が凄過ぎて安定感がハンパないんだなと思います。 そのためこれといって感想は思いつかない。 ただただカントリーな雰囲気が心地いい。 男らしさとアメリカっぽい感じのする映画だったと思う。 引き込まれるドラマも素晴らしい。 しかしタイトルからしてなんとなく想像してたけどパーフェクトな世界はない。 最後はマジで感涙だった。これはイイ映画だ! でも映画の中のFBIはう●こだ。 [DVD(吹替)] 9点(2013-04-03 23:40:59)《改行有》

35.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 これを見ると大人になっても夢を持ち続けてないとなと思った。 全てのオタクの人に見てほしい映画だった。 長年のやってきたことが報われたような感動。 ファンを大切にする気持ち。 自分の仕事と夢にプライドを持つこと。 脇役俳優でも主役級になれる。 みんなが見た夢はどこかで確実に実在しているんだという素晴らしい話。 「夢がかなっちゃった」映画ではたぶん頂点に来る映画。 「ネバーギブアップ 望みを捨てるな」という台詞のごとく夢を与えてくれる映画だった。 スターウォーズファンやスタートレックファンでこの映画を見てない人はいないと思うけど、 もしいたら無理やりにでも見せてほしいと思った。[DVD(吹替)] 8点(2013-03-16 01:17:38)《改行有》

36.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 なんだかロケットを作ってるんだかミサイルを作ってるんだかよく分からないシーンも最初はありましたが、 最終的に感動的な映画だった。 そういえば子供のころ僕はペットボトルロケットとかやった(けどあんま興味なかった)。 ロケットっていうのはなんかこう少年心をくすぐるんだろうか。 遠い空の向こうに夢を抱き思いをはせるというのはロマンがあって良い。 自分のそんな心はもうとうの昔に死んでるので、この映画の中にある情熱はとても眩しい。 「父と子はだいたいこういうもんである」みたいのがあってそれがまぁ良かった。 他にも兄弟との比較、仲間と共に一つのことに打ち込むこと、体育会系キャプテンの彼女、 善き理解者でもある担任、進学か就職かなど、十代のころの記憶が甦るようなところが的確に無難に表現されている。 野次馬みたいのもいたけどあんましつこくなくてよかった。 くどいシーンがこれといってなく、 それでいてしっかりと着実に物語が描かれているところが好感の持てる映画だと思います。 ごく自然に感じられる面白さがある。[DVD(吹替)] 8点(2013-03-12 20:51:37)《改行有》

37.  メリーに首ったけ 《ネタバレ》 とっても面白かったです。 どこまでモテない男の気持ちを分かってる映画なんだ!なんて僕なんかは思っちゃいますけど。 ギャグも面白くて笑えました。 この映画のメリーに見るのは初恋の女性のイメージでした。 それで現実ではなかなか上手くいかないところを映画でやってるのが醍醐味でした。 その分だけ他はブラックですが。 何とも毒のありそうな笑いが良い感じです。 とくにチャックに挟んじゃったところが面白すぎて仕方ないです。 キャメロンディアス相変わらず可愛美しいです。 美しい女性に恋する方法も十人十色だと思いました。 誤解を恐れずに言うなら、学園のマドンナの弟がこんなに身ちゃんなわけがない。[DVD(吹替)] 7点(2012-12-28 23:06:48)《改行有》

38.  シザーハンズ 《ネタバレ》 ダークファンタジーの最高峠。 ティムバートン監督の真骨頂。 悲しすぎるラブロマンスに心を揺さぶられる。 シザーハンズエドワードの優しさに感動した。 無垢な人間が怪物になってしまうのは他人の悪意が原因であると思う。 どことなくデイビッドリンチ風な感じもしたのは僕だけだろうか。 町の変な感じが良い。 まるで機械のシステムで動いているようなシュールさが不思議で何とも言えない。 カラフルな家々はおもちゃの家のようで不思議だ。 そしてその家々とは雰囲気のかけ離れた古城のギャップに驚かされる。 この効果のセンスはティムバートン天才的だ。 そしてティムバートンは村の人たちの両面性というか正体を上手くとらえていると思う。 最初は心の未発達な怪物が人々の愛と優しさに触れることで徐々に才能と人間性を開花させてゆく話だと思った。 しかししょせん平和なところの人の集まりとは悪意の渦巻きでしかないとこの映画を見てると思えてしまう。 怪奇映画な雰囲気が楽しい。 「カリガリ博士」のチェザーレのような歩き方、「吸血鬼ノスフェラトゥ」のような影、「ドラキュラ」の古城、「呪われた町」のような設定、 「エレファントマン」のように綺麗な心を持ち芸術性に富んだ感性、 「フランケンシュタイン」のような人造人間とそれから終盤で村人が結束して怪物を追いつめる場面、 そして怪奇映画名優ヴィンセントプライスの演技、 などなど過去の怪奇映画からの影響が怪奇映画ファンをうならせる。 優しさと悲しさと幻想性の相性がみごとぴったり。 残酷さに裏打ちされてるがこんな美しいお伽噺はない。 美しい感性を持つシザーハンズエドワードを追いやったのは他人の悪意と嫉妬でしかない。 しかしエドワードは愛する女性から告げられるある言葉を聞くために神様が彼を地上に落としたのだと思う。 その言葉を聞けただけで彼は報われたと思う。 雪の舞う中で踊る美女キム。ダークファンタジーをいくつか見ましたがこれほどロマンチックで美しい場面はない。 10年ぶりくらいの鑑賞。こんな素敵な作品をどうしてもっと観なかったのか自分は。[DVD(吹替)] 9点(2012-12-28 04:11:41)(良:2票) 《改行有》

39.  ホーム・アローン2 《ネタバレ》 今年も見てしまった。 あのケビン一家がまた帰ってきました! シリーズ2作目も非常に楽しく心温まるクリスマス映画の良作です。 本作はケビン君が一人ニューヨークで大冒険!前作よりもスケールが大幅アップ。 危険なニューヨークですが、クリスマスの雰囲気は素晴らしいです。 クリスマスムードを盛り上げる音楽がまたいい。 リムジンでピザとコーラとか、おもちゃ屋の雰囲気とかすごくワクワクする。 非常に夢のあるファンタジーだと思うから好きだ。 クリスマスの天使ケビン君は今回は可愛らしい小悪魔というか残酷な天使だ。 前作よりも過剰と思えるトラップの数々は商業的な為と思われる。 ホテルのスタッフは愉快な人ばかりでおかしい。 とくにロッキーホラーショーの人はいい演技してると思う。 今回もグリンチみたいな泥棒コンビは大活躍ですが、 僕はノッポなマーブのほうが好き。 いいリアクションするから。 おもちゃ屋のダンカンさんという人物は素晴らしい。 ケビンとダンカンさんとの対話がなんか素敵だ。 鳩おばさんはファンタジーな存在感が良い。 見かけは怖いけどクリスマス愛の抽選に漏れた孤独感と哀しみがなんとも愛おしい。 哀れそうで怖そうな人が人間味を見せると心惹かれる。 しかしケビンの目で見た夜のニューヨークは怖すぎる。 実際はもっと怖いんだろうけど。 そんなニューヨークの孤独さがあったからだろうか、 母親とケビンとの再会は前作以上に感動するかも。 以前はホームアローンは家族愛をテーマにした作品だと思っていたけど、 たぶん母子愛の方が強いのかも。 それでも小さな子供と母親との母子愛って嫌いじゃない。 たぶん自分はそこに自身を投影して観てるんだろうか。 笑いは前作よりも上かも。とても痛快だ。 マーブが女性にビンタされるところが面白くて仕方ない。 あとケビンがいない事に気づいた時の母のリアクション、 フロントマンの男がケビンの母にビンタをくらったところなど、 好きなシーンは多い。 心温まるハートフルコメディの傑作。 このテンションで3作目もいけたと思うんだけど、これでケビン君一家ともお別れです。 ああ寂しい。 [DVD(吹替)] 8点(2012-12-28 02:11:35)《改行有》

40.  ホーム・アローン 《ネタバレ》 クリスマス映画の傑作。 クリスマスが近づくとついつい観たくなる作品のうちの一つです。 この作品はとても賑やかなので孤独になった時に観ると良いと思う。 家々はクリスマスのイルミネーションで彩られ、家族の賑わいは温かく、 こういう映画を見ると向こうの国はクリスマスを大切にしてるんだなと思う。 こういうクリスマスの雰囲気が大好き。 それにちょっと昔のアメリカ映画の良さもあっていい。 この作品の音楽はクリスマスっぽいしファンタジーさも盛り上げてていいと思う。 なにより少年ケビンが天使のように可愛い。 怖いバズ兄ちゃんも最後には優しくなるのは劇場版ドラえもんのジャイアンみたいで観ていて嬉しい。 マリーじいさんの不気味な存在感が子供の視点で描かれていて面白い。 泥棒の凸凹コンビの愛嬌は何度見ても微笑ましい。やっぱ吹き替えで見てる。 大家族の末っ子ケビンにとって誰もいなくなった家というのは今までとは違う自由空間であり そこはまるでクリスマスの非現実的なムードをまとったファンタジーだ。 同時に危険も潜んでいて、地下室やバズの部屋には子供にとっての未知の魔空間や危険も存在します。 地下室にはストーブ・モンスターがいるし、バズの部屋には毒蜘蛛がいるし、武器もあったりで、 なにより「プレイボーイ」なんて子供にとって未知なる冒険だ。 悪魔か死神のようなマリーおじさんはお伽噺めいている。 ケビンはまるで家族が留守の間だけファンタジーを体験しているよう。 「家族なんかいなくなればいいのに」と念じたケビンは 一人きりになることで家族の大切さに気づく。 家族愛(とくに母子愛)を描いた作品であり、仲違いした者を許すことの素晴らしさを描いている。。 一人さみしかったケビンが最後で家族(とくに母)の温かさに包まれるのは感動的。 その後に「ケビーン!!」と怒鳴られるシーンはお約束。でもやさしいんだよね。 とても愉快で温かいファンタジーな気分になるクリスマス・ファミリー映画の傑作。 大好きなのでDVD買って毎年見てる。 [DVD(吹替)] 8点(2012-12-28 02:00:44)(良:1票) 《改行有》

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