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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
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21.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 現実にどうなったかを知っている知っていないは関係なく、8~10点をつけるには緊迫感が足りない気がしました。観ているうちにシドニー・ルメットの『未知なる飛行』くらいの緊迫感を期待してしまったので(長の決定に反対する人物の心情や行動の描写など似たものがあって引き込まれる)。『生きる』で役場に脅しにくるヤクザや、『七人の侍』で銃をかっぱらって戻ってきた久蔵が、あのイメージからは想像しがたい柔和な見かけの人物になっていたり、今じゃ毛糸の帽子かぶってニコニコしてるおじちゃん黒沢年男がギラギラお目々でイッちゃってる熱血サイコ若造を任されていたり、そういうところも楽しめました。どの作品観ても代わり映えしないような今どきの線の細いジャニメン俳優に比べたら、俳優さんたちに存在感があります。年男ちゃんが演じたところは、分かりやすい暴走サイコなものになっていますが、実際、降伏した後に日本がどう扱われるか次第では、あの人たちの気持ちも分からないではないです。直後の実際の日本を知る僕ら未来人は、結果論で好き勝手言えるけど、彼らは先が分からなかったのだから。この映画は、志村さんが「儀式」云々を述べるラスト近くの下りで「そうか、帝国だったんだ・・・」と再認識させられたことが強く印象に残りました。こういう映画を観ると、その前の話として、軍隊が暴走して戦争をおっぱじめた部分の物語とかを観てみたくなりました。[DVD(邦画)] 7点(2011-01-08 17:35:41)

22.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 このサイトでこの映画の存在を知り、「史上最低」という映画がどんなものか観てみたくなったわけなのですが。。。そう思っているうちが花だったみたいです。すごくぶっ飛んだ馬鹿馬鹿しさを期待した自分が残念! 夜中のドライブと思いきや、真昼の道路を走る車のシーンが出てきて「待ってました!」と思ったのもつかの間。ダサくて「なんじゃこらー」と唸ってしまうメイクをした死霊がたくさん馬鹿踊りをするのかと期待していたので、普通に裸の女がぬるーい音楽をバックに一人踊ってはまた一人。。。という90分に笑うこともできませんでした。これが、ダンスにメリハリがあるとかエロくでもあればまだ救いがあるのに。。。 ダンス以外の場面でも、ぬるーい動きとセリフ棒読みのオンパレード。地獄があるとしたら、まさにこれなんじゃないかと思ったわけですが、登場人物の「地獄に落とすぞ」の台詞で、これ以上にひどい場所があるのかと驚愕。「一応見た」という満足は得ましたが、一見の価値もなかったことを確認しました。賞賛の0点など与えられたものではありません。かといって「面白なさ過ぎて大笑い」の1点でもなく、「年に一度のはずれ」2点と並べるのも他作に失礼。「かなり面白くない。かなりコケ具合」3が最もふさわしいと判断します(「盆踊り」って邦題の馬鹿センスに献上としてもいいかな)。もし自分がこれを他人に薦めるとしたら、本編ではなく付録の監督解説を推します。こうした映画が作られることになった映画業界の背景はトリビアものだし、自分を成功者だと勘違いした監督の上から目線のお話は、突っ込みどころ満載で、こちらの方がはるかに笑いのネタにできます。そこで述べられる「続編」の予告は、見てやってっもいいかもと思えました(←上から目線返し) 監督、この解説が素ではなく「狙い」だったら、一目置いてあげてもいいです。[DVD(字幕)] 3点(2011-01-01 05:40:31)(笑:4票) (良:1票)

23.  鳥(1963) 《ネタバレ》 今観ると、怖くもなく、ゆるーい感じですが、1963年というアナログ時代のまっただ中に、あれだけの数の鳥たちを意図通りに映像に仕上げた技術や知恵がすごいなと思いました。この作品に限らないことですが、CGなんて技術が映像制作に取り入れられるようになる何十年も前には、ガラスに描いた背景を実際のロケーションと重ねて撮影したそうで、その手描きの絵が全くそれと分からず本物の景色と馴染んでいることに驚きます。火事になった港町を上空から見下ろすショットなんて、画面のほとんどが絵で占められているカラクリを知って感動しちゃいました。ラストシーンの鳥の数も、当時の特撮技術でよくやりました! シナリオの段階では、あのラストシーンからあとに世界の惨状を見渡せるシークェンスがあったそうで、それを知ったら知ったで映像として見てみたくもなりますが、そこを見せずに終わりとしたこの作品のラストのムードって、よくよく考えたら「ゾンビ」のラストに受け継がれたんだなーと意外なことに気づきました。 男性の母親はなんだかすごく見覚えのある顔で、誰か気になり続けていたら「コクーン」や「ドライビング・ミス・デイジー」のオスカー女優ではないですか! それに「エイリアン」で死んじゃう方の女性も子役で出てる! とか、そんなところで楽しんじゃいました。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-23 11:16:00)(良:1票)

24.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 予備知識なしで観るにしても、有名なシャワーシーンだけはとっくに知っており、だから彼女がシャワーを浴びながらどうなるかは分かっていたのに・・・。分かっていたはずなのに、初めて見た時はガーンと頭が真っ白に。お金を盗って逃げた彼女の運命やいかに、というスリルにまんまと引き込まれていたのに、「えっ! え~~~~っ!???」と、彼女の運命など心配する必要のない事態へシャキーンと唐突に断ち切られる。じゃあ、そこから先に何を見続ければ良いのかってところが、彼女に突然降り掛かる予想外の運命を起因にスタート。この作品に関してはヒッチコックへの評価より、この斬新な展開を考えだしたシナリオライターに高い敬意を持ちます。初めて観たときは全くの作り話だと思っていましたが、現実にあった犯罪をもとにした原作本があったんですね! そこから大胆に観客を欺く導入を付け足した脚本家のアイデアがすごいなと思いました。で、もちろんそれをしっかりセンスある映像に仕上げたヒッチコックも素晴らしい。この作品は、怖い怖くないのレベルで観るよりは、美術館のモノクロ写真展を観るような気持ちで接した方が、得るものがあるような気がします。シャワーシーンを筆頭に、この映画の映像は『アート』だなと感じます。そして、全く動かないジャネット・リーの瞳はそれこそ静止したフォトをカメラでなめているのかと思いきや、そこから雫が滴って動いた時には驚きと感心のため息が漏れました。[ビデオ(字幕)] 9点(2010-09-23 10:27:27)(良:1票)

25.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 いつか自分の子供に見せたいと思いながらも吹き替えものが見当たらず「まだ字幕は辛いだろうな」と時期を待ち続けていました。学校で何か学んだのか、子供の方からヘレン・ケラーのことをいろいろ聞いてきたもので「これは時なのかも?」と10歳の子供に字幕で白黒の映画を恐る恐る鑑賞させてみました。こちらの不安などものともせず、いささか大げさなオープニングが功をなして引き込まれる引き込まれる。やって来たサリバン先生を部屋に閉じ込める悪ガキっぷりに、先の展開が楽しみになったようで、成り行きを見守りながら茶化すお兄さんのジョークも手伝って、ハマったようでした。食事の躾のシーンは、もちろんもう目が釘付け状態で、二人きりの言葉のない攻防だから字幕に煩うこともないし、ドリフのドタバタを観るようにギャハギャハ笑いながらも、実在したヘレン・ケラーという人物の持った障害(+親の哀れみ)がどれほど人間としての質を蝕むものかを感じ取っていたようです。凄まじいタイマン勝負のあとも、わが子の集中力は持続し続け、世の中のもの一つ一つに名前があることにヘレンが気づくラストまでじっと見入っていました。今どきの10歳を最後までつなぎとめられる白黒の字幕映画って、そうないと思いますし、大人の自分は何度鑑賞しても笑って泣いちゃう感動作です。力強い作品![DVD(字幕)] 10点(2010-08-22 12:13:30)(良:1票)

26.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 この映画を思い出すとき、精神病院に閉じ込められて窓から救いの手紙を放り投げたことで救われたという現実の事件を思い出します。あと、ベティ・デイビスはきっと大友克洋「AKIRA」のキヨコのモデルなんだろうなって思います。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-10 02:16:47)

27.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 映画館でのリバイバルで初めて観たとき、とっても感心したのは猿のメイクでした。着ぐるみかぶった人が演技してるんでしょうが、そう思えなかったんです。洞窟の中で口を大きく開ける姿を見て「え、どうやって作ってんの?」と、そればかり気になりました(笑) 『猿の惑星』とどっちが先か年代を見たら同じ年なんですね! 『猿の惑星』の猿は口が大きく開けられないマスクですが、『2001年宇宙の旅』の猿のマスクは驚嘆します。もしかして特殊メイクではない?? 未だに気になります。着ぐるみつけた人間が演技してるのだったら、ものすごいリアリティだし、本物の猿を使って演技指導したなら、それも驚愕だし。一番印象に残ったのはそれでした。でも、ラストはワケ分からなすぎで決してストーリー的には満足できません。【追記】ここでの過去レビューを読んでいくうちに『スタンリー・キューブリックが後にコメントしているのですが、 「殺す相手がいないので自分で自分を殺し始めた」という事らしいのです。』という情報を知り、これが本当なら作品にひどく幻滅です。バカバカしくて(というか、キューブリックはその場の思いつきで喋ってる気がして冷めてしまった)。ネットで調べていくうちにオリジナルを頼まれた作曲家の扱われ方、リゲティの曲の無断使用の疑惑、クラークが用意して削られたり変更されたエピソードの数々・・・げんなり。原案通りだったら『LOST』なみに面白かったかも。どのみち当時の技術じゃ無理だったろうけど。この映画、時々思うんですけど、ピカソの「アビニョンの娘たち」みたいな扱いに思えます。本気であの絵に「美的に」価値があると思ってる人どれだけいるの? みたいな。批評家が祭り上げた末に、鑑賞者たちが自己の解釈に酔って知的になれたつもりを味わうネタにされてる気がしてならないです。それでも天才の絵にいちゃもんつけたところで、ピカソが天才ってことになってるのはずっと変わらないし「分かる人だけ分かればいいんだ」と気取ってみせればすむみたいな。ホントのところは「シャイニング」に近いレベルの原作者冒涜作品なのかも。技術や予算の問題で削りに削ったあげくの「単なる難解」に対して、鑑賞者が、作者が思ってもいなかったgoodな解釈の数々でフォローして名作に祭り上げられただけなのかも。なんかズルい気がしてならない。けど、一度は大きな画面で見る価値ありです。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-08 11:35:16)(良:2票)

28.  猿の惑星 《ネタバレ》 レンタルに吹替えがなく、子どもが字幕について行ける日が来るのを待ち遠しく思っています。公開当時小学生だった私には、かなり衝撃的なラストでしたが、異星の住人が地球人と同じ言語を喋るはずがないことを当たり前に感じる時代になってしまえば、最初から「変だな」と思われる危うさがあり、我が子が字幕映画を見れる頃、どう感じるのか少し気になります(ティムバートン版も、そこがリメイクのネックだったのでしょうか)。本作は最近DVDで再見し、議長らオランウータンが3匹並んで「見ざる言わざる聞かざる」をやっているのに気付き笑いました。あのジョークは万国で理解されるものなのか気になっている今日この頃です。 小学生の頃テレビで見たときは、紙飛行機を握りつぶすザイウス議長を無知の分からず屋だと思っていましたが、大人になって見直してみると、ザイウス議長の見え方が全く変わって深みを感じました。 【追記】最近、小学生の息子に見せましたが、テイラー大佐が猿に捕らえられて、とうとう言葉を発するシーンで「わ、喋っちゃった!」と反応。現代の鑑賞では、このシーンの緊迫感を感じられたら、それでOKと思います。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-06 18:07:05)《改行有》

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