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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  真夜中のゆりかご 《ネタバレ》 警察の妻、どうしょうもないバカですな。自分の可愛い子なら自己判断してないで少ない可能性にかけても救命呼べよ! それもせず「引き離さないで、離したら自殺するから」とか、救いようのないアホで自己中。母親失格、勝手に死んでくれと思いました。だいたい旦那の「後悔してない?」くらいで激おことか、まともな女じゃないし、「子供を引き離したら自殺する」とか、旦那に対して「子供が全て、あんたとの生活は無価値」と言ってるも同然。こんな基地外女が、別の子と交換されて「私の子を返せ!」と発狂しない保証ある? 発狂しなかったぜ…やっぱただの自己中女だ。死んだ我が子がヤク中の家で糞まみれで放置されても、トイレで吐いてお終いかよ! 生きてる他人の子でとりあえず自殺せず落ち着くわけね。お前の我が子への愛はそんなもんなんだな。 ヤク中夫婦の旦那、赤ん坊に死なれてそんなに騒ぐくらいなら、もう少しマシな子育てしろ。夫婦二人ともヤク中とはいえ、子供すり替えられて気付かないとか救いようがないと思ったが、奥さんは気づいたみたいでしたな。この女を警察は助けてやれよ! 赤ん坊は救ったともいえるが、ヤク中にされた女から勝手に子を奪う権利はない。警察、基地外妻に振り回されんな! 警察の妻だけは地獄に行って欲しいと思ったが、その後も他人に迷惑かけまくり。死んでも許せん自己中基地外女でした。 で…不愉快な展開を見守っていたら、警察の妻の基地外行動選択の理由に納得がいく真実が浮かび上がる! なかなかの展開でございました! というか、一緒に生活してる旦那さんは気づかないとダメじゃ〜ん! ここがご都合的で7点以上にできない。けれど「よそん家のDVも気になるけど、あなたはちゃんと自分の子を守れてる?」というテーマは良いです。 物語の終わり方は良かったです。収束の仕方次第では怒りの0点になりそうでしたが、ちゃんと締めてくれたので良かったです。[DVD(字幕)] 6点(2016-04-22 20:20:34)《改行有》

22.  ミケランジェロ・プロジェクト 《ネタバレ》 「絵なんて興味ねぇ」という人は少なくないはず。人々の日常に浸透してるのは音楽の方。それと同じように浸透してる絵があるとしたらアニメとか漫画かなという気がする。そういう人たちでも、もし戦争のドサクサの中で、大好きな漫画や映画やアニメの原画やオリジナルフィルムやデジタルデータに至る全てを消滅させようとする事件が起きようとするなら、それを命がけで阻止しようとする人の気持ちは少しは分かるのではないかと思います。どこかちょっとジーン・ケリーぽさを感じた男優さんはサイレントでモノクロの『アーティスト』で主演してた人だと途中で気づきましたが、なかなか存在感ありました。マット・デイモンとケイト・ブランシェットのエピソードが良かったです。「30年後もその芸術を守るために命を掛けた者がいることを覚えている人がいるか?」みたいな問いは、もちろん語り継がなければ消えるものだと思う。だから語り継ぐことは大切だと思うんだけど、最近「ヒトラーは極悪人」&「ユダヤ人は可哀想な被害者」という図式ばかりの刷り込みに疑問を感じていて、この映画にもその図式があることだけはちょっと…という感じでした。映画では「語り継ごう」みたいな表現はどこにもないのだけど、映画を作ったこと自体が語り継ぐ行為なのだし…。で、語り継ぐというのは、とある国では嘘八百の歴史が語り継がれて、そこ国の若者たちはその嘘を刷り込まれてるってことがあったりするわけで…そういうの考えるとねー、この映画も「本当の出来事」をベースにどんな嘘を投げ込んでるのかな? と思ってしまうのでした。[DVD(吹替)] 6点(2016-04-18 00:18:13)

23.  人生スイッチ 《ネタバレ》 『人生スイッチ』というか『怒りのスイッチ』では? 最近、ひどいことや卑怯なことをした人間が何のしっぺ返しもないまま蚊帳の外になり、災難を受けた主人公が「それでも前向きに誠実に生きる」みたいな負け犬根性全開の映画とか、ポリシーもないただの犯罪者が犯罪を成功させて終わる映画とか、殺人を犯してまでものし上がっていく主人公の映画とか、気分があまりよろしくない映画が増えているので、この映画のように酷い人間にきちんとやり返すエピソードはスッキリします。ラストの結婚式のエピソードの女性には拍手でした。これくらいきっちり落とし前つけられる女性だったら、この女性と組める男は出世できそう! やったやられたばかりにならずに、このエピソードでの締めくくり方も好感持ちました。車の喧嘩は追い越した男に何の問題もなかったわけではないので、両成敗に終わったのも納得だし、2人とも「死後にそんな誤解されるんかい」という笑えるオチでした。飲食店のおばさんだけは、真実の確認もないまま一方の言うこと鵜呑みで、とんでもない事やらかすから、あれはただのアブナイ人でしたけど、確実に犯罪の責任取らされるはずだし、スッキリしたので目をつぶります。[DVD(吹替)] 7点(2016-04-17 19:16:14)

24.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 《ネタバレ》 どれだけ酷い出来かと思っていましたが、視覚的にはさほどガッカリ感はありませんでした。しかし、ミサイルやヘリや電気を使う道具が存在していたことを、人々が知っているという設定。原作ではおそらく遮断しているはずの情報を市民が知っている。ライトはあるし、移動は馬でなく自動車。科学が遮断されている中であの立体機動装置があるという原作設定が違和感を生み「もっと発達した首筋カットマシン作れるやろ」と感じてしまう。目の前で母を食われた設定は目の前でミカサを助けられなかった設定に変更。どうにもならない状況下だったのに、主人公を責めるような眼差しと態度のミカサには魅力なし。このストーリー運びでの「世界は残酷」も説得力無し。まるで「見ているだけで助けてくれなかった」とひねているような見え方しかしない。エレンが巨人化してミカサを襲うシーンは、このストーリーだと理由が分かりやすいが、原作やアニメでの「制御不能感」のスリルはゼロ。巨人化エレンは筋肉ではなくケロイドに見せたパフパフスーツを着ている感じで興醒め甚だしい。カッコ良くなくゾンビだ。奇行種はギャグになってしまうからか出てこない。巨人たちは最初から女もいる。ということは、この映画版では男性型ばかりの巨人の中に突如現れる女型の巨人のインパクトは予定されていないと思われる。仕方がないことではあるが、全員日本人なのも、古い西洋の街並みではなくなっているのも、正直残念。巨人初登場シーンも、その後の巨人と人間の追いかけっこも、人間側がボケーとつっ立ってたり、しゃがみ込んだままだったりで緊迫感ゼロ。ミサイルに描かれた海を見て「本当にあるんだ」はおかしすぎ。空想を描いたのではなく現実を描いたとは限らないのだから。ミサイルに立つエレンは「未来少年コナンか!」だし、ミカサをつかむ巨人エレンは「キングコングか!」という感じでした。とっても薄っぺらいドラマになってしまっていて残念でした。[DVD(邦画)] 3点(2016-04-16 03:51:43)

25.  フレンチアルプスで起きたこと 《ネタバレ》 大丈夫だと思っていた計画雪崩が眼前に迫る。横で恐怖に叫ぶ息子を抱くことさえもなく、2人の幼い子供と妻を置いて1人で逃げ出した旦那さん。あららら〜…。でも雪崩は寸前で止まり皆無事。そして飄々と戻ってきて、まるで何事もなかったかのように家族と食事…沈黙の食事…。自分のとっさの行動にショックだったろうなぁ…。でも、子供が聞いてない時にでも、なるべく早く奥さんに謝ればいいのに! 結局そのままヘラーっとしてるから、人前で奥さんが暴露し始める。「事実の解釈の違い」などと言い続ける旦那に唖然。そのあたりまでは「最低の旦那やな」としか思ってませんでしたが、だんだん奥さんのやり口に、ヤーな気分が募っていく。早い段階で夫が「怒ってるんだろう?」と問うても「いいえ」なんて言いながら、段階踏まずに他人の耳に入れていく。そんなら、食事に戻ってきた時すぐに怒れよ、と思ったりするのだが、夫も妻も突然の雪崩と、そこで起きた光景に、頭がグチャグチャで感情を正常に働かすこともできなかったんだろうなぁ。追い詰められた旦那が泣き崩れた後、10メートル先も見えないような視界の悪い中の家族四人のスキーが始まる。一体、誰が何を考えているやら不穏な空気にのまれながら一面真っ白な画面をヒヤヒヤしながら見守る。ハイ、お約束通りアクシデント発生! しかし、この映画はどこへ向かっていくのか、白い画面のごとくまるで先が見えず「計画的に奥さん殺害?」「逆に奥さんから旦那への復讐が?」「それとも幼い子供2人が孤児に?」とハラハラ。その顛末を描いたら物語は終わりと思いきや、雪山を去る帰り道にまたもアクシデント! 話の構造としてはすごく運びが上手いと思いました。しかし、一回観ただけではこの映画が何を伝えたいのかはよくつかめませんでした。おそらくテーマに「家族」があるとは思うのだけど、本妻とうまくいかず若い娘と遊んでるおっさんや、不倫に何の罪悪感もなく「自分の責任は果たしている」と自信満々のおばさん(彼女だけラスト別行動)を描きながら含んでいる主張は何なのだろう? これ、『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』のミハルコフが撮ったらどんな感じの映画になるかなーと思ったりしました。[DVD(字幕)] 7点(2016-04-09 00:29:02)

26.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 楽しめました! この手のコメディに詳細なリアリティを求めようとは思わないので、突っ込みどころもオーバーなところも、ほとんど気にする事なくノリよく話に乗っていけました。「女なら誰でもできる仕事」みたいなことを言う小娘に、その現実を見せる誘拐男の男気と哀愁もいいし、チャラくて卑怯な松坂桃李にも、弱い人の気持ちを応援したい気持ちがあったり、芋ケンピに支えられてた彼女の気持ちとか、ジンときちゃうところ結構あります。千葉真一には全く興味なかったけど、下手に台詞や演技させずに自然体でどっしりそこにいるだけですごい引き立つオーラに感心。子分のチンピラもいい味してました。ツボだったのは宇宙からの迎えを待つ中学生。その嘘をネットに投じた奴が誰かわかった時も拍手もんでした。いい具合にみんなリンクして、楽しかったです。高嶋政伸も今回のキャラはいい遊び感があって兄の方がやりそうなキャラをうまく演じてたと思います。中学生に訪れる最後の最後だけ、ちょっとついていけなかった。スカッと吹っ切れて明日の現実に爽やかに対峙しようとする彼の姿が見たかった。[DVD(邦画)] 8点(2016-04-06 02:08:29)

27.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 うわ〜、まんまと騙された! ストーリーではなく売り文句に…。僕には『宣伝マンがお前を嘲笑う』て感じでした。見る前から「どんでん返し」だの「驚愕のラスト」だの、ストーリーにすごいヒネリがあるんだよと豪語する類の宣伝はハードル上げてしまって、作品の面白さを台無しにするだけのような気がする。何も知らずに観ていて「えーっ!?」と驚いたあの映画やあの映画も、見る前からそういう宣伝されてたら、面白くなくなってただろうなーと心底思わされました。僕はマジな話、画面に映らないところでザキヤマが「かーらーのぉ〜?」を連呼してる状況を想像してしまう状態で、「感動的な騙しを披露してくれるんだろ? それは、まさかこれじゃないよね?」という期待を繰り返し、結局「それがオチかい!」とガッカリでした。取り調べのおばさんが、もう一枚上手だったとか、とっ捕まったはずのカリスマハッカーが実は…というような展開でもあったら面白く思えたかも。いや、騙し系なら普通そのくらい期待しません?[DVD(字幕)] 4点(2016-04-05 16:31:48)

28.  劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~ 《ネタバレ》 前編では「何故あのエピソードを省略するか〜!」という不満があったので、後編もその不満は覚悟の上で鑑賞したのですが、後編はけっこうそういう不満なく、おさえるべき見どころはシッカリ見せてくれた感じがしました。前編で「アニの格闘技について省いていいの?」と疑問に思っていた分は、TV版とは違って新たに製作された映像を後編で披露してくれました。ひとつだけほんのわずかな不満としては、森で女型の巨人に追われてエレンが「信じて」と迫られるシーンで、スプーンのエピソードを挟むという構成をなくしてしまっていたのが、ちょっぴり残念でした。けれど、アニメ13巻までのところをおよそ3分の1の尺にしてまとめなければならない条件の中で、後編はなかなかよくまとまっていると感じました。ウォール教の存在が希薄になっていますが、アニメ13巻の終わりに描かなかった部分をエンドクレジット中に描き、宗教組織の存在にインパクトを落として次作への期待をしっかりつなげてくれました。前編に比べると単なる総集編ではないプラスαを楽しめました。[DVD(邦画)] 8点(2016-04-05 02:35:36)

29.  アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! 《ネタバレ》 子供のために借りた『マーシャル博士の恐竜ランド』で、ウィル・フェレルがテレビ放送中に子供っぽいケンカをして見せたのが可笑しくて爆笑したことを思い出し「彼のコメディなら観てみようかな」とレンタルしました。ドウェイン・ジョンソンが脇を固めることは特に興味もなかったのですが、サミュエルとドウェインというコンビが冒頭をド派手に飾るという、思ってもみない出だしも良かったです。この2人を大活躍のヒーロー警官として紹介した後に、その他大勢(アザー・ガイズ)の主役2人を登場させるという見せ方は、映画のテーマを印象的にしていました。そして、サミュエルとドウェインのこの作品の去り方が、僕にはツボで大爆笑でした。主役のウィル・フェレルはこの作品でも子供っぽいノリの笑いを披露してくれました。マーク・ウォルバーグは普通の人という感じですが、ボケ役のフェレルを引き立てるツッコミ役を違和感なく演じていました。上司役のマイケル・キートンも雰囲気良かったです。この作品のマイケル・キートンが僕は一番好きかも。コメディですが、一部の金持ちがどういうコネクションで(警察を支配して)思いのままに悪さを重ねるのか、その構造を描いてもいるし、エンドクレジット中に示される様々な金の動きの統計を示しているところなんて最高に印象的。真面目に正義を貫こうとするウォルバーグのラストのナレーションは「アザー・ガイズ」のタイトルを心地良く結んでくれて好感持てる映画でした。期待せずハードル下げて観た分、これはなかなかの拾い物でした。字幕と吹き替え両方試しましたが、フェレルの味わいは吹き替えの方が楽しめます。特典には短いスピンオフがいくつかあって、今話題のトランプ氏やパリス・ヒルトンが出てきます。異常な格差拡大の一端が隠れたテーマにある中で、この2人の金持ち族をうまく引っ張り込む手腕も、本編のキャスティングとその使い方もも結構贅沢な作品でした。[DVD(吹替)] 8点(2016-04-05 00:50:04)(良:1票)

30.  劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日 どうしてぇ〜? どうしてぇ〜? どうして織田はしばかれたん? だが、その時だった! 誰かがチャイムを鳴らした。玄関のドアを開けると男が立っていた。NHKの者だと言っているが、どうやら委託を受けている別会社の人間のようだ。彼はろくに自分の身も明かさず名刺も出さずに、テレビを設置していないか、ワンセグを見れる携帯を持っていないか、車にカーナビを付けていないかなどしつこく個人的なことを質問してきた。私は特殊な交渉術を用いて撮影を試みたが、彼は「撮影はやめて下さい」と言いながら慌てたように逃げ去ってしまった。「こちら沢嶋、本部どうぞ」「はい、こちら本部」「現在NHKについて取材中なんですが、詳細お願いします」「NHKですね…この放送局は2000年代以降、度重なる不祥事が続いたため、国民の受信料不払い運動が激化した歴史があります。不偏不党ノンコマーシャルをうたい、その性質を保持する仕組みとして国民から受信料を徴収するシステムでしたが、実際には特定の企業を宣伝するかのような番組が製作されたり、当時年末恒例だった歌謡祭典番組のステージで民放局のマークを人文字で大きく描くなど、視聴者の不信感を買うことが続きました。さらには偏向報道や捏造番組などが多数流されたうえに受信料の無駄遣いや横領も発覚して、人々からの信頼を大きく失いました。」「平成のNHKは堕落していたんですね。」「その後もこの放送局の体質は改善されることなく、強引で詐欺まがいの受信契約を行ったり、ゴーストライターに作品を作らせていた作曲家を入念な調査や検証もないまま現代のベートーベンのごとく持ち上げ放送したり、必要性のない深夜アニメを無駄にたれ流しながら公共放送だと言い張って受信料を取り立てていたようです。NHKなんで…。また、出資者である国民は番組を自由に何度でも無料で視聴する機会は与えられておらず、オンデマンドでさらにお金を取り、また映画やDVDを子会社などに製作させ上映販売、出資者の国民に利益還元の恩恵はなく…あっ、沢嶋さん今すぐその場から逃げてください! ヤクザのような集金人がもうすぐそちらに来ます‼︎」「しかし、ここにはテレビはありませんが…」「沢嶋さんが身につけている通信装置は潜入した時代の放送を受信できますから受信契約を迫られてしまいます!」「でも私はNHKの放送を観ていませんから問題ないと思うのですが…」「見なくても払えと言われるんです!」「そんな乱暴な…!」「沢嶋さん、通信装置を直ちに破棄すれば契約しなくても済みますが…」「しかし、それでは本部との連絡が取れず戻れなくなって…」その時だった、チャイムが鳴った! ピンポンピンポンピンポン、ドンドンドンドン‼︎「今夜眠れないねぇ!」「本部、本部、逃げ遅れてしまいました。転送をお願いします!」「この時代のNHK取材は危険だからやめて下さいとあれほど忠告したじゃありませんか…今回は特別にNHKから国民を守る党の立花孝志さんの所へ転送します! 彼は別の特殊な交渉術を持っています」当時不況に苦しんでいた名もなき一般市民たちはこうしてNHKにお金をせびられていた…みたいなのが観たいです![インターネット(字幕)] 0点(2016-03-18 18:14:22)

31.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 パッケージ裏の解説読んでもイマイチ理解はできないまま、ベストセラーの映画化ということでレンタルしてみました。パニック映画なのかSFなのかオカルトものなのか、テロ映画なのかスピリチュアル系なのか…大勢が消えた真相がどこに向かうのかを楽しみました。結局、大真面目に宗教的なオチでしたが、なんだか消えた鳩がどこからも再登場しないマジックを見せられたような妙な気分でした。小説にはどの程度心情や論理の描写があるかわかりませんが、セリフや出来事のみで見せようとする映画では信心について大真面目に持って行かれても、伝わってくるものがなく、むしろ娘の弁に共感するばかり。航空機内の狭い空間の話に閉じ込めた意図も不明で、とくに航空機パニックものとしての面白みがあるわけでもない。車1台の幅で障害物を払って、飛行機を着陸させようなんて、真面目な話し可能なことなんでしょうか? 消えた人が天国に行った確証なんてあるんでしょうか? 絶対幸せなんでしょうか? もしそうなら家族にどんな意味があるんでしょうか? 変な宗教です。宗教には集団自殺もあったりしますね。2050年、環境問題で食料不足が進み飢餓による死亡者数が50万人増加するだろうなんて話があります。その50万人を「天国に行った」と言う生き残りの詭弁を想像したら寒々しくなります。こういう映画は主張や立場をハッキリ明確にして欲しいです。[DVD(吹替)] 4点(2016-03-06 12:34:20)(良:1票)

32.  ナイトクローラー 《ネタバレ》 ギレンホールのちょっと異常者っぽい雰囲気を醸す目の演技が印象的でした。このキャラの駆け引きの上手さなども引き込まれました。段々サイコに拍車がかかっていくのも面白かったです。が、こいつが行き過ぎて結局墓穴を掘るのだろうと思っていたので、オチにはポカーン…でした。劇場公開を観るつもりで見逃した作品でしたが、それで良かったと思いました。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-28 09:14:32)

33.  チャイルド44 森に消えた子供たち 《ネタバレ》 『楽園に殺人は存在しない』という言葉を初めて知りました。どうやら資本主義を批判する意図があって「(連続)殺人は資本主義の弊害」みたいなことが言われていたらしいようで…。ところがそんな国が放つ『楽園』という言葉は「人を殺してもみんな知らないふりをしてくれる楽園」というものを作り出してしまったようで…。「なに、この超おバカで恐ろしい国は!?」と思ったのですが、これは意図的なプロパガンダかもしれないので、資本主義だの社会主義だの共産主義だのまるっきり興味のなかったことをきちんとお勉強したくなりました。ソ連がどんな世界を望み、どうして崩壊したのか、そういうこともきちんと知りたくなりました。主人公の妻が機転が利いて、「生きるための嘘」も「同意に見せかけた反論も」お上手で、しかもいざとなったらビシバシ暴れてパワフル! それが一番印象に残りました。しかし映画自体はあまり面白くはないです。そして楽園から程遠い陰鬱な世界。ろくに食べ物がないから人を殺して食う人間がいた世界で、しかもその世界は楽園ということでなければならないので、殺人は殺人じゃないことにしないといけない世界。正しいことをしようとすると簡単に殺される世界(殺人は存在しないと言うくせに)。shintaxさんのレビュー読んで原作に興味が湧いてきました。[DVD(字幕)] 5点(2016-02-24 21:55:03)

34.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 冒頭は非常に良かったと思います。何よりキャメロン作の「1」「2」を大事にしてるのが有難いです。カイルが転送される前にジョンが母への伝言を託すところなんて、本当に嬉しい。懐かしいシーンに新たなエレメントが加わるという展開は『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』のような面白さ。ただ、やっぱりタイムトラベルものの因果関係の物語はグダグダ感を避けられず「もう飽きた」という感じ。サラを殺しゃあジョンは生まれないって、そんな追っかけっこなら、サラの親殺せや…て思ってしまう。けれど、「3」「4」で「2」のシュワちゃんさえ否定してしまったジョンに代わり、サラが幼少よりシュワちゃんに守護されてたという設定は好感もてます。だいたい大人になったジョンの機械嫌いはタチが悪いので、ジョンは今作の扱いで良し。「2」で本当は計画されながら1人2役の大変さから断念された『悪玉シュワちゃんvs善玉シュワちゃん』が今作で描かれたのも良かったです。ただ、本当にタイムトラベルの因果を巡ったグダグダは、あんまり続けても飽きるー。まだ続けるつもりなんて…。どうせならサラの親殺しに行って、それに成功してみたら、サイバーダインの運命がバタフライエフェクト的に変わっちゃったという話でも観てみたい。それとか思い切ってどこかの時点で共産主義が支配してる世界を見せるとか、イルミナティがサイバーダインを裏で仕切ってるとか、思い切った新しさを見せてくれたらいいのに。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-18 00:59:28)

35.  プロミスト・ランド(2012) 《ネタバレ》 パッケージ裏に書いてある解説から想像したものとはなんか違うなーと感じた作品でした。環境保護派の感じ良さそうな兄ちゃんとの展開はすごく面白かったです! そこだけは10点満点‼︎ ここがすご過ぎて、後の展開は弱いです。 「農業を教えてるの?」「家庭菜園を教えてるの?」からくるくだりは、あとで再度出てくる言葉になるのが見えてしまって、大事なシーンで感動できず「やっぱり」としか感じられませんでした。 自分があの街にいたら、どうなんだろうなぁ〜? 僕はわりと金になびくかも。汚染や環境破壊の側面が描かれてはいたけれども、イマイチ悪事であるとか人を不幸にすることであるとかが、ピンときてないのかなー、自分…。酷い部分をクローズアップしすぎると主人公に気持ちが入らなくなるから、裏側の描きは弱めになってるのかな? この映画で描かれた企業のやり口にはビックリでしたが、これきっと政治でも同じカラクリあるんでしょうねぇ! 争わせたり、嫌わせたり、そういうので人は熱くなっちゃうということなんでしょう。 騙されないようにしなきゃとは思うけど、もう何を信じていいか… そういうことを考えられたという点では満点ですが、映画としてはしりすぼみでしたのでこの点です。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-11 18:15:20)《改行有》

36.  プリデスティネーション 《ネタバレ》 全て思った通りの展開過ぎて逆にビックリでした。T2のファーロングやジョディ・フォスターに見えてくるバーの客は最初っからバレバレなんだけど、そこはわりと早めに種明かししてくれるので許容範囲でした。その彼の過去の姿はちょっとシャーロット・ランプリング入ってる感じ。「自分を好きになる」のは大事なことらしいけど、あんな風に自分を好きになるのはなんか気色悪いかなー。しかも「自分×自分」で子供ができるとか、なんかヤダ。でもって、このお話の場合、自分を好きになったばっかりに、人を愛することよりも憎むことへ傾いていくという、世間一般で言われていることの逆へ進行して行くという点が面白かったです。しかも、それが辛いから選択のチャンスをやるのに変わらない。そして未来の自分は今の自分に「俺を愛せ」というけれど、それを拒否。過去の自分が愛おしくて、未来の自分を否定…やるせない。ストーリーは予想通りだったけれども、それでも人物の心理を描く場面がとっても良くて、楽しんで鑑賞し続けられました。(種明かし部分が全て想定内過ぎたので6点ですが) 疑問に思った点 1. 過去語りを聞く限り納得してなさそうなんだけど、ではなぜ「女のままでいます」という選択をしなかったのか?(それじゃ、この話は成立しなくなるけど) 2. 同一人物が格闘したら実力互角なので、勝率はどちらも1/2のはずなのに、常に勝敗の結果が同じなのは結局「宿命」ということ? 3. 「自分×自分」で生まれた子供は完全に100%自分のコピー? 4. タイムマシンのエラーは事故か?、それとも上層の故意? あるいはもう一人の(バレないためには当然未来側の)自分の仕業? 5. ずっと追い続けた爆破犯と決着つけるのは何度目? 6. 過去の主人公は爆破犯を「救世主かも」と言っていたけど、現在の主人公は爆破犯の話に聞く耳なく嫌悪のみ。この差は男性ホルモンの影響? 7・たとえば「2人の死で100人の死が食い止められる」というような場合、それでも2人殺したことばかり責めたいのなら、なぜ誰も殺さずに全員を救う方法を協力しあって探さないのか? (結局、大勢を殺させないために1人を殺す…ということがこの時点で始まっていて、嫌悪した自分になってしまっているというオチなわけですが) また見直してみようかな。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-06 15:45:16)《改行有》

37.  6才のボクが、大人になるまで。 《ネタバレ》 後半、ライブハウスで振られた息子にあれこれ話をする父に「要点は?」と聞くけれど、この映画がまさにそういう感じ。何についての映画かと聞かれたら、僕はうまく答えようがない。けれど、表情や仕草を楽しく見られる映画でした。息子が巣立っていく時、母が泣いて語ったことも、人生の中に特に大きなイベントなんてそうそうなくって、自分の葬式までを言葉で要約するのに数十秒。息子は「あと40年はある」と言ったけど、それだってあっという間なんだろうなぁと…。ラストに女の子と語り合う「一瞬を逃すな」の話で終わるのがとっても心地よかったです。FaceBookについて「結局は何もしてない」「どうでもいいこと」みたいな話も出てくるけれど、そんな他愛ない一瞬一瞬を味わうのが人生なのかなぁというような…ただ、その他愛なさも携帯画面やモニタ越しでなく、ラストシーンのようにリアルに一緒の場所にいて、ちゃんと声で会話して、他愛なくても笑顔がすぐそばで生で動いていて、視線がすれ違ったり、視線が合ったり…そういうのが大事なんだって感じられました。暗室で写真科の教授が語ったり課題を与えたエピソードと、配管工のエピソードが好きでした。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-05 01:27:51)

38.  オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 《ネタバレ》 パッケージやショップの売り文句に騙されました。あまりにもつまらない。時間泥棒すぎる映画でした。ほんっとに観た時間返して欲しい! 0点にしたかったけど、子どもの健気なメッセージに免じて1点だけ献上します。主人公、何考えてんだ? バカかお前は?[DVD(字幕)] 1点(2016-01-30 22:46:47)

39.  博士と彼女のセオリー 《ネタバレ》 数学や物理学って、厳密には現実の世界をうまく表せない部分もあって、解に虚数が出てくるのなんて現実世界では展開できないこともあるし、単純なことを言えば「ここからマイナス3メートル移動して」と言われたら、この命に従える人はいないし、数学のある視点だけに偏ると『きっと、星のせいじゃない』で出てくるような亀に追いつくことは不可能というパラドックスも生じるし…僕は現代の数学や物理学を手放しには信じていない。宇宙の始まりはビッグバンだとか言われた頃は「じゃあ、その前は?」とずっと思ってきたし、宇宙は膨張していると言われても「その外側どうなってるの? どこまで傍聴できるの?」とか疑問は尽きない。なので、ホーキングの科学的価値というのは僕は全く信用していない。だからそういう科学的視点ではこの映画はちっとも価値を感じない。間違いを頑なに認めない科学者は問題外だけど、持論を「あれは間違いだった」と言っても名声や価値が下がっていかない科学者って珍しいなとも思う。そこは別として、一人のただの人間として観た時、牧師さんの存在に対して奥さんの気持ちにも気づいてたはずのホーキングのベッドでの姿がちょっと痛々しかったし、牧師さんも可哀想だった。と、思うと、新しく現れた女性のことでもまた無問題というわけにはいかず、人間ていろいろややこしいなと思う。奥さんいなかったら、本当に2年とか短命で終わってるかもしれないなと思う反面、みなさんまだご存命で生活があるわけで、多分映画化においてはかなり美化されてるんじゃないかな〜? と思ったりもします。ビッグバンとシンクロさせて、出来事を巻き戻しにする映像は安直で好きになれない。「だからなに?」状態でした。僕が一番疑問に思っていることは「ホーキングは死にたいと思ったことはないのだろうか?」ということだったけれど、そういうものは一切描かれてなかった。彼はそんなに強くて前向きなの? 本当にそういう人なら秘訣を知りたい。[DVD(吹替)] 3点(2016-01-30 01:29:53)

40.  ビッグ・アイズ 《ネタバレ》 話の中心になってる絵そのものに全く価値を感じないし、最初から酷評している評論家や画商たちと同じ気持ちなので「だから?」という感じしかしなかった。「これは私が描いた」と言えないことの苦悩ってどれほどのものかよく伝わってこない映画の出来だし、そもそも夫無しにあのくだらない絵は最初から売れなかったのではと思えるし、売れたおかげでいい思いもしたんでしょうに。本当に才能あるなら、ビッグアイから離れて違う作品描いて認められればいいじゃないですか。自分は、絵ではないけれど、自分一人で作ったものが全国の店に並んだことが何度かあるし、人気も得たけれど、それを作ったのが自分だと誰も知らないことをとくに何とも思わない。むしろ、誰も知らないでいる方が気が楽。ただし、自分の作った物を他の人間が「俺が作ったんだ」といい気に自慢してるのを見てたら、それが売れてようが売れていまいが嫌で嫌でたまらないだろうなとは思う。もっと、本来自分が得られたであろう幸福を横取りされて酷い思いをしたことや、自分のアイデンティティーを酷く踏みにじられたことが心の底まで共感できるような出来だったら、感想は随分変わると思うが、DVも大したことない生ぬるい表現だったし、あまり内容のない映画だった。だいたい真面目に作ってないよね。コミカルな裁判にそう思う。[ビデオ(吹替)] 3点(2016-01-29 21:51:22)

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