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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. 最強のふたり 社会からのドロップアウト組ともいえる立場に甘んじてた、資質の違う者同士が出会って、ぶつかり合って、友情で結ばれて人生のリングに再度躍り出るお話。事前情報で想像はできたもののやっぱり良い題材だし、画の取り方やBGMのセレクトなど、演出もまたセンス良し。無作法でも情に厚いチンピラと偏屈でも知的なロマンチストという取り合わせはありきたりだけど全体的に良かった。感動というより感激させてくれた映画でした。多くの方が仰るようにタイトルだけは難があるので、スターウォーズのEP6みたいに後付けで変えてもいいかと。[CS・衛星(吹替)] 8点(2015-03-16 04:42:18) 22. ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》 小さくても一端の漢に成長する片鱗を見せてくれる主人公。ストーリーは80年代からの定番だけど、何もかもがグレードアップしていて存分に楽しめました。だからこそ続編は無いほうがいいと思います。そうそう、先輩のダニエル君と違って、決勝戦での必殺技に呼び名が無かった事だけ残念でした(笑)。[地上波(邦画)] 8点(2015-03-12 17:10:54) 23. ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 山奥で修行した忍術の使い手よりも、重力を無視したアクロバット殺法使う女よりも、兵隊経験のある筋肉男が最強という設定に落ち着きましたか。さすが米・英の合作。いや、膝の軟骨が無いのに大活躍するブルースも大したもの。でも女の力で動かしたナイフが通るくらい弱いのかバットスーツ。酷評してきたけど私はどんなに荒唐無稽でも勧善懲悪が好きです。ブルースは境遇がそのままで、貧乏な家に生まれていればもっと地に足をつけたすごいヒーローになれたでしょう。執事・警部・重役は最後までかっこよかった[地上波(吹替)] 7点(2015-03-05 18:08:10) 24. プリンセス トヨトミ 《ネタバレ》 あまりの整合性の取れなさに、制作に関わった全てのスタッフが解っていたでしょうね。つまらない事を。何がつまらないかは他の批評家さん方の仰るとおり。いつも役作りに徹底するはずの中井貴一さんが、どんな環境で何年間過ごそうとも絶対に大阪弁を使い続けるほど強烈な誇りを大阪に持っている大阪人の役なのに大阪弁を使わない。そんな所に中井さんとスタッフの、この映画を作る姿勢が見えたように思えました。それにしても、【職務に実直な人柄で周囲の人を教化していくナイスミドル】が堤さんで、【一種異様で巨大な野望を達成するために突き進むクレバーな変人】が中井さんって、この二人が得意とする役どころが逆なのは制作スタッフの思惑かな。[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-02 07:28:21)
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