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プロフィール
コメント数 177
性別
自己紹介 製作年、公開年、気にしない。
似たものがない映画が好きだ。

で、次がマイベスト。
2023年『レッドタートル ある島の物語』
2022年『喜劇 愛妻物語』(2020年公開)
2021年『今さら言えない小さな秘密』(2019年公開)
2020年『ゾンビランド』(2009年公開)
2019年『カメラを止めるな』(2018年公開)
2018年『ルーシー』(2014年公開)
2017年『アベンジャーズ』(2012年公開)
2016年『デッドプール』(2016年公開)
2015年『キン・ザ・ザ』(1986年公開)

2021年、『Filmarks』も使っている。

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21.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 主人公は中年のおっさんで呑んだくれ。 元野球選手で、負けてばかりの少年野球チームの監督になる。 最初は、勝敗なんてどうでもいいよだったが、実の娘がいいピッチャーで勝ち進む。 そのうち、勝つことだけが目的になって、チームのみんなが楽しむことを忘れてしまう。 そして最後、勝ち負けより、チームのみんなが楽しむことを優先して負ける。 だけど、みんな野球を楽しんだ。みんなハッピー。 監督の視点で観てしまう。 子役たちが生き生きしている。 だからこの映画を観ていると楽しくなる。 そーゆー映画が好きだ。[DVD(字幕)] 10点(2016-11-27 23:19:23)(良:1票) 《改行有》

22.  デッドプール 《ネタバレ》 最高の映画。 人をくったような性格の主人公が気に入った。 そして、すべてのシーンとカットが楽しい映画。 だから繰り返し観たい映画。 主人公の目的はただ一つ。 全身のガンを治したい。 実験体になったら、治ったよ。 でも顔がグチャグチャやん。 恋人に会えないよ。 治してくれるって? お願いします。 嘘なの? じゃあ、おまえいらね! (プチッ) 恋人よ、こんな僕でもいいの? ヒャッホー! めでたしめでたし。 ね! 最高の映画でしょ?[DVD(字幕)] 10点(2016-11-07 01:03:00)《改行有》

23.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 テレビで放送されたのを何度観て楽しんだことだろう。 主人公のおっさんと、不気味なトレーラーの一騎打ち。 他にも登場人物はいるが、中心は二人だけでの90分。 個人的に、こんなに好きな映画はない。 主人公はずっと、トレーラーの男に圧迫を受ける。 そしてラストに倒す! 主人公が頑張って倒す。 相手は死んだか大怪我だろう。 こんな見事なラストはない。 一度観たら忘れないし、私にとっては何度でも観たくなる映画。 って、この十年で一度くらいしか観ていないけどね。[地上波(吹替)] 10点(2016-09-24 19:33:40)《改行有》

24.  ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 傑作! 何度でも観たくなる。 脚本がいい。セリフがいい。役者も何もかも全てがいい。 だが待てよ。二人は詐欺師だ。 この二人は、金持ちか悪人にしか詐欺はしないって? それは違う。 金持ちに見える貧乏人がいるのが現実だ。個人の判断は、個人の判断でしか……ない。 9歳の女児なら可愛いが、19歳の女詐欺師はもう可愛くないよ(フィクションなら別だが)。 二人のピークは映画の中の間であって、これから明るい未来はない気がする。 そんなふうにしか生きられない人たちがいるのは、仕方がないことかもしれないが。 現実の詐欺師って、映画のようにステキじゃない気がする。いや、そうだろう。 だがこれは映画だ。現実なんて関係ない。いい映画だね。何度でも観たくなる。 ところで、主役の女児の腕毛がすごいね。まるで毛深いおっさんだ。 【追記】2016年11月28日 女児の腕毛は別に珍しいことじゃない。 白人の美人女優でも腕毛の処理を全くしない人が多いみたい。 東洋人の毛深いおっさんより、白人の美人女優の方が毛深い気がする(色が薄いから気づき難いが)。[DVD(字幕)] 10点(2016-09-15 11:02:51)(良:2票) 《改行有》

25.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 どんな映画? 人食い鮫を、海が苦手なおっさんがやっつける映画。 巨大な人食い鮫が一匹、大暴れする。人間社会にとって絶対悪という存在だ。 映画の前半、市長という悪い奴がいる。すごく腹が立つ。だから面白い。 そして後半、主人公を含む男三人が鮫退治に出航。船長と学者の、男の(男の子の)競い合いが面白いし、すごく楽しい。そして状況はどんどん悪化して、最後に「ドカーン!」。最高の娯楽作品。 【余談1】公開当時、話題の映画は日常でも事件だった。『エクソシスト』『オーメン』『犬神家の一族』などで、この『ジョーズ』もそうだったし、本当に話題作だった。ドリフを思い出す。 【余談2】撮影現場で鮫のメカがほとんど動かず、やむなく鮫視点のカメラで撮影。それが功を奏し、怖い映画になったらしい。 【余談3】もし、真夏の人で賑わう浜辺で、この映画のテーマ曲を大音響で流したら、「キョロキョロ」と周りを確認する人が続出! 三割くらいが浜辺に戻ってくる気がする。 【追記 2017年2月1日】 何度も止めながら再見する価値のある映画。全てが素晴らしい。 人間ドラマがとてもよく出来ているから、鮫が恐いし、映画がたまらなく面白いのだと痛感。 監督の才能のすごさが、この映画一本だけで分かる(作る側として観て)。 【追記 2017年6月8日】 この映画の良さが分からない人は、たぶん創作に向いてない。[地上波(吹替)] 10点(2016-08-24 20:49:13)《改行有》

26.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 主人公パズーは、炭鉱で働く一人暮らしの少年。 いつか、父親の追い求めた天空の城ラピュタに行くことを夢見ている。 そんなパズーのもとへ、美少女シータが舞い降りた。ラピュタは本当にあったんだ! 少年パズーの大冒険が、いま始まる! 映画『ナウシカ』の次回作は何だろう。 当時、月刊アニメージュの最新記事がとても楽しみだった。 宮崎駿はまだ四十代半ばだった。 【追記 2017年2月11日】 さて、ストーリーというのは「受け手主義の人」にとって、二度目は退屈だ。 この映画の話は、分かりやすく消化・吸収しやすいから尚更。 それでたぶん、『ラピュタ』は退屈という感想が多いのだろう。 だが「創り手視点」で観る癖がついてる人にとって、この映画のスジは興味深い。 確かに初見でも予想しやすいスジだが、驚きのエピソードも多いので感心してしまう。 何より、各キャラのバックストーリーの存在が楽しい(つい想像してしまうのである)。[映画館(邦画)] 10点(2016-08-13 08:22:27)(良:2票) 《改行有》

27.  告白(2010) 《ネタバレ》 超スッキリ! 笑っちゃうほど後味もサイコーに良い映画です。 また近いうちに観たいですし観るでしょう。 それから愛情とは何かを確認できました。 少年Aの母親への愛情こそ、「本当の愛」ですね、現実の。 馬鹿馬鹿しい。 爆弾を外したとき、主人公はAを赦すことで救われたかと思った。 が、甘かった! まさかあっちに仕掛けなおすとは(参りました)。 映画って本当にいいものですね。 【余談】冒頭の教室で「能年玲奈?」と思って確認したら、やっぱりそうでした。 ネットで『あまちゃん』以前の顔を知っているので(つまり知らなかったら気付かなかった)。 さて、命の重さのついて。知らない他人の(現実の)死は、目の前の水槽の中の…小魚の死より小さい。 なしとあり、ゼロと1だから。[DVD(邦画)] 10点(2016-07-17 00:49:15)《改行有》

28.  スペル 《ネタバレ》 男性なら、となりに、美女や美少女が座ったら嬉しいものです。 でも! 実はオカマとわかった瞬間、嬉しくないものでしょう。 さて、この映画はサムライミ監督作です。それを前提に観たかどうかで評価が大きく変わります。 原題は「私を地獄へ連れて行って」です。 観る前にタイトルでネタバレしてる馬鹿映画、コメディ映画なんですね。 さてあらすじ。 主人公は、老婆の住宅ローン延期(三度目)を断ります。 その理由は、いま出世争い中で、上司から決断力を試されているからです。 私の知る限り日本の会社員は、主人公と同じ事をして出世していくものでしょう。 だから主人公はごく普通の会社員であり、何も悪い事はしていない、そのはずなのです。 って、アメリカが舞台の映画ですが。 がっ! 老婆は死の呪いをかけました。三日後に確実に死ぬ恐ろしい呪いです。 ひでェ~婆ァです。 ところで主人公は結婚前の若い女性です。 金持ちで優しいフィアンセもいます。 そんな将来ある主人公を、老婆はものすごく苦しめたあげくに殺したわけです。 ラミアの呪いを知った上でかけたのだから、殺したと同じことです。 だから老婆は徹底的に悪人です。 主人公は何も悪くないのです(現代社会的には)。 主人公は子猫を殺しましたが、命が助かるなら誰でも同じことをするはず! みんな、牛豚鶏の身体を食べてるでしょ? 何が悪いんでしょう? 仕方なかったのです。 もし私が老婆と同じような立場なら……、主人公をすごく怨むことでしょう。 が、殺すなんてとんでもない。せいぜいが、一週間寝込む程度の呪いで充分です。 これはあくまで映画で、面白ければ良いのです。 私は最高に楽しみました。だから10点満点なのです![DVD(字幕)] 10点(2016-06-27 16:20:56)(良:2票) 《改行有》

29.  マラソン マン 《ネタバレ》 30年前にテレビで吹き替えで観たのが最初。 「無事なのかね」の歯科医(?)が怖かった。 「あの悪魔だ」と被害者の爺さんが気付いて、追いかけるシーンも記憶に残る。 強欲と復讐と人間不信。 この映画は、私の心のふるさとのような映画。 人間ほど汚い生物は地球にいない。 ステキな女性も、カッコイイ男も現実には存在しない。 世の中、理不尽なことだらけだが、それが当たり前なのである。 殺し殺され、嘘ついて競争に勝つ! 勝った者だけが正義なのである。[地上波(吹替)] 10点(2016-04-10 05:44:40)《改行有》

30.  メン・イン・ブラック 《ネタバレ》 ユーモアがいっぱいの映画。だから観ると楽しくなる。 私の理想の映画。DVDあるのに何年も観てないが。 JとKの関係がいい。ベタベタしていないところ。ベテランと若僧。 実際、Jみたいな上司だとストレスがたまるだろうが、他人事だと楽しめる。 前半で主人公が、自分の過去全てを捨てるかどうか迷って夜が明ける。 その際、両親や友人などの情報が全くない。そこがいい。 迷い決断するシーンがあることで、この映画が好きになった。 映画の全体も部分も大好きだけど、深い葛藤があるので一作目が一番いい。[DVD(字幕)] 10点(2016-02-13 02:31:52)《改行有》

31.  サウスバウンド 《ネタバレ》 小学六年生のイケメン男子から見た、破天荒な父親(と母親)の映画。父親は、権力志向の組織、矛盾した組織に逆らって生きている。だから衝突が日常で、子供たちが巻き込まれる。いろいろあって、東京から沖縄に引越して、さらに両親だけが船でどこかに逃亡する(逃げるしかないよね)。 こんな男は、子供を持っちゃダメだと思う。だが三人もいる。映画では美男美女が演じたから見ていられたが、現実なら「見た目が残念」だろう。だから基本設定に無理があるんだが、これは映画で現実じゃない。 と、否定的なことを書いたから、低い点数をつけると思うでしょ。違うんだな。★10点差し上げる! 理由は父親が面白いから。身近にいたら嫌いだが、映画の中だからすごく面白かった。また映画としての完成度は低いから「7点かな?」って思うけど、沖縄の風景が楽しかったし、のんびりできた。 この映画は、破天荒な父親を楽しむ映画。だから、父親が嫌いなら評価が低くて当然で、私のように「父親が楽しい」と思うなら、高評価なんだと思う。似た映画がないし、だから10点をつけたい。 最後に一言。エンディングの歌はなんだ? 全く合っていない。この映画の全否定だ。監督さんも、大人の事情があるんだね、と思った。[DVD(邦画)] 10点(2015-11-05 22:53:32)(良:1票) 《改行有》

32.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 この映画は、たぶん、ヒロインの芳山を演じた原田知世の映画。 知世を観るためだけにある映画だと思う。 と同時に、相手役の青年の祖父母のやりとりを観るとき、とても悲しくなる。 「土曜日の実験室」 1983年当時の、いろんな思い出が蘇る映画。 個人的に大好きな映画。 さて、筒井康隆の原作を読むと、映画とは違う印象でした。 この映画は、たぶん、これから五十年もしないうちに価値が大幅に下がる気がします。 でもいいんです。それがアイドル映画というものでしょうから。 【追記】2017年3月12日 エンディングが好きだ。大好きだ。歌と映像が好きだ。 若手俳優の演技は棒だし、映画のクオリティは低いのだろう。 それに、原田知世の写真集を買いたいと思ったこともない。 でも、大好きな映画なのは、同世代だからなのかもしれない。[DVD(邦画)] 10点(2015-09-27 15:55:05)(良:2票) 《改行有》

33.  12人の優しい日本人 大好きな映画。 12人が議論するが、誰が主人公なのだろう。 わかった! そうか、あの人だったんだ(ヒントはリンチの『TP』)。[DVD(邦画)] 10点(2015-09-27 14:41:29)《改行有》

34.  アメリカン・グラフィティ 《ネタバレ》 傑作(!)。高校を卒業したばかりの、四人の男の子たちが主人公。人生が変わる「ある一夜」の物語。女、クルマ、酒、小さな冒険。そして卒業、就職、入学、上京。男なら、若いときに誰もが経験することばかり。それが「一夜」に、ぎっしり詰まってる。思い出すたび恥ずかしくなる青春時代。映画はアメリカで、ここは日本と、まるで違うんだけどね。●音楽が印象に残る。1962年(ころ)の名曲が次々にかかる。ロックンロールばかりだ。「いま」の私には馴染みの曲が9割だった。もし音楽がないなら、この映画は全くの別ものだろう。だから、そこで評価が分かれるのだと思う。●さて、DVDには約80分のメイキングがある。30年後(?)のスタッフとキャストが、当時のことを詳細に話してくれる。興味深かったのは、脚本作りのこと。ルーカスの他に二人が関わっていて、2年はかけているようだ。試行錯誤の末にやっと完成したことがわかった。●1973年の映画で、いろんなアイデアが詰まってる。音楽の使い方が画期的。最後、静かに、四人の将来を語ることも。ルーカスはこの映画の後、あの『スター・ウォーズ』を撮るのだ![DVD(字幕)] 10点(2015-09-27 07:05:12)

35.  ナポレオン・ダイナマイト 人間はみな、例外なく、グロテスクで間抜けだ。マンガやアニメでは「人間が綺麗なもの」として描かれることが多い。だが、そんな人間は「いない」。みんな鼻糞ほじってる。ははは。笑うしかない。日常には変な間(ま)がいっぱいあって、どーしよーもない。そんなことを「面白く」切り取って見せてくれた映画だと思う。旧タイトル「バス男」は、それはそれで良かった気もするが、でも腹は立つ。★10点![DVD(字幕)] 10点(2015-07-18 00:51:48)(良:2票)

36.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 「猿からヒトへの進化。その・・・次の進化がいま起こった。 ヒトの次は何だろう。 「進化の過程を映像化したらこうなった」っていうのが「この映画」だと理解している。 ナレーションの全削除は正解だったと思う。だから、もしストーリーが分かりやすかったら、今のように神格化されてないはず。にしても難解という感想が多過ぎる。 モノリスは進化の象徴で、接触すれば次の進化が起こる「何か」。 神が作ったか、知的生命体の遺産か。 実はモノリスという名称は劇中に出ない。スターチャイルドも出ない。 「言葉がないから理解できない人が多い」ようだ。 実は私も初見時は「よーわからん」だったが、30年まえに本で解説を読んで理解できた気がする。 初見は「名作」という前提だったし、今も名作と思ってる。ドキュメンタリータッチで「笑い」がない作風は「私の好み」に合わない。かといって満点以外をつけたくない。なぜなら音楽と映像がスゴイ映画だから。 これこそ映画だと思う。「映画館で観たい」というのに同感。[DVD(字幕)] 10点(2015-07-04 01:03:06)《改行有》

37.  ミトン 《ネタバレ》 現実だと――絵や石ころ、人形たちは動かない。でも動きだすと不思議だ。あやつり人形、指人形が動いても、不思議でもなんでもないけど。●この『ミトン』は、人形のデザインがとても可愛いですね。『チェブラーシカ』と同じシュワルツマンが美術担当だからなんだと思っています、たぶん。●ひも付きの手袋。なつかしいですが、最近は見かけない気がします(ワカンナイ)。それが子犬になって動き出す、という「ささやか」な作品だと思います。だから、そんな「ささやかな思い」に共感できるかどうか。「人形の愛らしさ」「動きの素晴らしさ」。その三つのどれかに価値を感じたとき、この10分が素晴らしいと思えてくるのだろうと思います(私は三つとも好き)。●ではここから、暗黒モードに入ります(笑)。「可愛い子犬が欲しい」というのは子供というか、人間に共通する気持ちなんだろうと思います。でも犬の可愛さは「見かけ」だけ。私も犬は好きですが、犬が本当は何を思っていることやら「分かりません」。また、なぜ犬が飼いたいと思う「気持ちの根本」には何があるのか。●犬を飼うのは大変でしょう。予想外に大きくなったり、色々と困ることも多いのでしょう。そのため日本だけで年間かなりの数の犬が捨てられているハズで、それはたぶん日本だけではないでしょう。だから、この『ミトン』の女の子が「犬を捨てる人」になるかも、なんてことも同時に思ってしまうんですね。●だけどこれはファンタジー。だからとりあえず現実なんて、どうでもいいです。ほんの10分を楽しみたい人のためのアニメーション。人形はかなり可愛いけど、冒頭を観ていて「ちょっと退屈かも」と思いました。でも予想外の展開が面白かったし、「毛糸の子犬は良いね」と思ったので★10点![DVD(字幕)] 10点(2015-06-27 03:39:31)

38.  ミスト 《ネタバレ》 素晴らしい映画。●タイトルから勝手に「夏場の冷たい霧のサービス」をイメージ(俺ってバカだな)。爽やかな映画と勘違いして、ずっとDVDレンタル店で無視していた。テレビ放送で気に入った。好きなんだ、良く出来た「いざこざ」。●ダラボン監督の名前は、この『ミスト』で憶えた。バカボン、ウイスキーボンボン、モランボン。雑誌『スタジオボイス』でダラボン監督のインタビュー(2008年6月号、P68-69)を読み、ホラー好きを確認。映画の結末は原作と違うそうだが、原作者のキングは大絶賛したそうだ。●さて、この映画を嫌悪してる人が多いようだが、「善良を最大の美徳とするような人」は、ホラー映画は観ない方がいいのかも。■善良な家庭の食卓に並ぶ美味しい肉料理は、食肉工場で人が作る「家畜の死骸」を切り刻んだもの。美女も美少女も「死肉」を食べて成長する。「胸のふくらみ」もね。また牛乳も卵も、「自由」を奪われた家畜の体内から。嗚呼、人間は恐ろしい。毎日の大前提が恐ろしい。★この映画の最高に素晴らしい結末に「10点!」。あの巨大生物の映像はもちろん、主人公の行動が本当に素晴らしい。あれがあの状況でのベストの選択だったと思う。[DVD(字幕)] 10点(2015-06-20 09:47:07)(良:1票)

39.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 特別な映画。 幼い子供と親が観る映画じゃないし、若い男女が観る映画でもない。 いま再上映したら、意外に、気持ち悪いアニメオタクたちが、楽しそうに、おしゃべりしながら並んでいるかも。「トラヴィス、わかるー」とか言って。 ●「これは俺だ。映画の中に俺がいる!」。 そう思った人には評価が高い映画。 そうじゃないなら、わかんない映画。 で、俺にとってわかる映画。 ●初めてのデートでポルノに誘うなんて。 でも俺には、トラヴィスの行動がわかる。 同時に、ベッツィの反応も当然と思う。 そしてラストでベッツィが近寄ってくるが、トラヴィスはもう彼女に興味がない。不協和音、狂気の一瞬。ハッピーエンドじゃない。終わりの始まり。トラヴィスはまたやる。DVDコメンタリで監督がそう言ってるし、俺もそう思う。 ●町山智浩の『映画の見方がわかる本』(洋泉社)。その第7章は何度読んでも熱くなる。トラヴィスが「元海兵でベトナム帰還兵」というのは、銃を扱うための設定でしかない(P189)とあり、その通りだと思う。 ★特別な映画。10点![DVD(字幕)] 10点(2015-06-19 07:55:07)(良:1票) 《改行有》

40.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 前作に「0点」を付けた私だが、この続編には「10点」を付ける。理由は「今回はキック・アスが主役」と思ったから。父親との葛藤、ヒーローの葛藤があったから。個人的に最後まで楽しめた。●ゲロゲリ棒いいね。欲しい。透明人間になって、テレビ「生」放送中に、人気の女子アナや美人女優に使ってやりたい。でも大勢じゃなくて数人「だけ」に使って楽しみたい。もし可能なら、テレビの生中継は終わるね。●映画の中で「悪人とは?」なんて話題が何度も出てきたが、この映画ラストのひったくり犯を観て、「こいつは悪人じゃない」と思った。どんな奴が悪人か。たとえばハードボイルド作家やヒーロー漫画を描く漫画家は、現実ではヒーローじゃない(ひ弱なオタクだろう)。実力派プロレスラーでも、武装したチンピラ数名に襲われる女性を腕力で助けたりしないと思う(隠れて通報するだけで)。つまりヒーローものの創作者やヒーロー気取りの奴は「悪人」と思う。むしろチンピラたちが正常と思う(人間の欲望に忠実だから)。現実に一人でチンピラ達と戦うには、『タクシードライバー』のトラヴィスのようにならないと無理(いろんな意味で)。私は「現実に」トラヴィスのように悪漢を倒した奴を「一人も」知らない。世界のニュースでも聞いた事がない。●それから、ネットで本や映画の感想を「上から目線で」書く奴は悪人と思う。自分では創作経験がなく、書こうとさえ思わないのに、偉そうに他者の創作物を貶す奴は「悪人」と思う。「あんたも創作すれば?」と思う。私はしている。●話を戻す。キック・アスの存在は「少し」だが現実味がある。しかしヒット・ガールは百パーセントが虚構。すごく楽しいが、なにか大きく違う気がする。アンビヴァレント。★面白い映画、面白い大嘘だった。ゲロゲリ棒を使ってみたい。10点![DVD(字幕)] 10点(2015-06-17 04:31:44)

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