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21. フライトナイト 《ネタバレ》 ユカイな、青春ホラーコメディ。 ではあらすじを。 主人公は高校男子。イケてないが彼女がいて、ホラーに詳しい変な友人もいて。 そんな主人公の家の隣に、セクシーなドラキュラ(男)が引っ越してきたから、さァ大変。 注目してたら気付かれて、部屋に侵入され、さらに殺人予告まで……困りました。 困ったときは専門家に頼もう! それってやっぱり万国共通です。 で、アメリカンカルチャー、ホラー映画ホストのオヤジに会いに行きます。自称バンパイアキラーで、案の定、頼りにならないし、どうなることやら……。 コメディのため、主人公も彼女も死なず、大ケガもしない。 前提がコメディだから、恐さを求めてはいけない。 でも安定の面白さ。ちょっぴり怖く、ちょっぴりエロい。 悪くはないが、ふっつうの映画好きは観なくていい映画かも。 でも、ホラー映画ファンにはオススメ。 吸血鬼の男が吸血鬼のルールをちゃかしたり、面白いシーンがいっぱい。 演出も丁寧で、コメディとホラー好きなら、細かいことで楽しめるはず。 「ぜひ!」とは思わないので7点。 さて、最後に一つ(大きく)気になったこと。 ラスト、友人の死が全く語られることなく終わる。 で、主人公たちはベッドでお楽しみ。そりゃないよ。 赤い目はだれ? 友人? そんな意味で、脚本は詰めが甘い。[DVD(字幕)] 7点(2016-12-02 22:34:02)《改行有》 22. ヘル・レイザー 《ネタバレ》 酒をもらって喜ぶ人がいる(私だ)。女王様にムチをもらって喜ぶ人がいる(私じゃない)。●魔導師たちがフランクを追うのは、愛か使命か何なのか(?)。そこがワカンナイと、この映画は意味不明なのかな。私にはワカンナイ。●それと、あんな痛い箱の用途に魅力を感じない(見た目とパズル構造は好きだけど)。それと、浮浪者は回収係だったんだね。■『ベルセルク』を思うとき、必ずこの映画を思い出す。魔導師デザインの元ネタは、フランシス・ベーコンなのかな。■原作・監督のバーカーは色男。作家で映画監督で、さらにイラストレーター。『血の本』のカバー絵も描いていた。才能に恵まれた男の代表作がこの映画。1987年日本公開だから、もう27年も前。たぶん日本では、これ以上のヒット映画はない。『ミディアン』は好きだけど。■DVDレンタルで、山口雄大と井口昇のコメンタリが聞ける。公開当時の自分語りが多い。映画へのツッコミが楽しい。●私は公開の数年後、テレビかレンタルで観た。ビジュアルと痛さ(階段の釘)が強く記憶に残ってる。特殊な映画なんだね。でも久しぶりの再見は、醒めた目で観てしまった。それと、やっぱり女は怖い。ヒロインは、なんかエロいし強そう。★7点[DVD(字幕)] 7点(2014-07-08 00:38:28) 23. デストラップ/死の罠 《ネタバレ》 落ち目の劇作家が、教え子の傑作を盗むために殺す! と見せかけて・・・いい意味で騙された(笑)。だが全体的に長くて、退屈な映画の印象。もしテレビドラマの30分枠(実質20分)なら傑作かもしれない。 (初見では)机の鍵を開けようと奮闘するシーンが意味不明。 キャラにもセリフにも快感がなく、観ていて疲れた。 たぶん、最初にストーリーありきの作品で、キャラがコマ扱いで魅力なし! だから楽しめなかったのだろう。 DVDレンタルで観たが、中古の五百円、レンタル落ちで二百円でも買いたいと思わない。だから6点。[DVD(字幕)] 6点(2018-03-05 03:38:49)《改行有》 24. ビヨンド 昭和の頃、ルチオ・フルチの映画はテレビ放送で観たはず。怖かったと思う。 今回、久しぶりにルチオ・フルチの映画を観たが、ホラー映画だった。 ホラー映画を観たい人なら、満足した気がする。私はそれなりに満足した。 だが、グロテスクな映像が串団子になってるだけ。脚本なんてないも同じ。 が、記憶に残る映像が複数あるので、観る価値はある映画だと思う。 純粋に見世物映画と割り切れば、傑作かもしれない。[DVD(字幕)] 6点(2017-07-20 04:26:47)《改行有》
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