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コメント数 49
性別 男性
年齢 77歳
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21.  普通の人々 《ネタバレ》 観終わってからなんとか頭の中を整理しようとしてもなかなかまとまらない。人の心の脆さ、人の関係の危うさがみごとに描かれていて、最後まで引き込まれて観てしまうのだけど、母親にもなんらかの言い分があるのでは…とずっと見ていたので、もやもやしたものが残ってしまった。けれどみんなのコメントを読んでいてやっと納得できた。母親をはじいてしまうことによって終わるのですね。こういう最後しかないですね、やっぱり。[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-15 19:18:23)

22.  居酒屋兆治 大原麗子、ピッタリはまってましたねえ。なんて綺麗なんだろう。ため息が出るほどだった。身を亡ぼしていくほどの切ない気持ち…炎で焼き尽くすような女の情念。崇高ささえ感じてしまった。これもまた人間のなにか普遍的なものを求める誠実な感情なのだろうか。だからこそ見ていて共感できるのだろうか…。彼女の変わらず揺るぎない苦しみの一点が、この映画全体をしっかり支えていました。兆治もまた彼女を求め続けていたはずで、今ある日常からの脱出をどこかで夢見ていたはずで、だからわれわれも見ていて悲しいのですよね。人の夢…高校球児だったころの兆治の夢、カラオケと芝居に狂うへんな男の夢…、どこか遠くへ行きたいですね。[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-06-11 15:39:26)

23.  私の中のあなた 《ネタバレ》 姉を救うためのドナーとしてこの世に生を受けた妹が、法や人間の力を信じて必死にがんばる母親に対して問題を突きつけるという映画…。母親はアメリカそのものなのか…。初めは、訴訟社会のアメリカなら在っても不思議ではないストーリーだが…と訝しく思いながら観ていた。けどとんでもない。最後はすべてのことが納得できる。というより何一つ余すところなく、深く大きな結論に、観る者をも巻き込んで到達する。 妹が最後に一人で語る次の言葉。「なぜケイトは死に、私たちは残ったのか。その答えはない。死は死、誰にも理解できない。私は姉を救うために生まれたが救えなかった。だがそのことは重要なことではない。重要なのは私にすばらしい姉がいたということ、いつかきっとまた会えるということ…」。死んでいったケイトに自分たちがいっしょに一つになって繋がっていることに気づく。 世に終末医療の問題といわれるものが、深く解けない問題をわたしたちに突きつけているのだということを、改めて考えさせてくれる好い映画だった。それにしても、この「シネマレヴュー」ってありがたいですよね。あらかじめ高得点の映画だけを録画予約できるから…。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-10 20:24:35)《改行有》

24.  東京上空いらっしゃいませ 最後はちょっと盛り上がりに欠けるし、劇的な展開も少ないが、17歳でこの世に別れを告げなければならない少女を牧瀬理穂がよく演じていると思う。監督か彼女か、どちらの解釈か知らないけれど、終始一貫してこの少女の切迫感・緊張感が伝わってきて最後まで惹きつけられる。人の世の別れ、永遠の別れというものの切なさ…。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-06-28 19:42:40)

25.  永遠の僕たち 《ネタバレ》 ただの純愛ものかと見始めたけど、死とか人の別れとか…重い映画だった。途中まで見てやっと、なぜ男の子が他人の葬式を覗き見にくるのかとか、日本の特攻隊員の亡霊に憑りつかれているのかなどが分かる。両親が交通事故で即死する。後部座席にいた彼は昏睡状態が続き、両親の葬儀にも出られなかった。そのときできなかった別れをやり直そうとしていたのだ。他方女の子はガンで余命いくばくもない。そんな二人が誰かの葬儀の時に出会う。彼にとっては両親の死の意味、そしてできなかった別れを、今度は彼女との別れで果たさなければならなくなる。 考えてみれば、人が生きるということはこういうことではないか。出会いと別れのその意味を、次々と尋ね、重ねていかなければならないのではないか。分からなかった以前のその意味を、今度は別の相手で考え直さねばならなくなる。加瀬亮扮する特攻隊員が彼にさとしたことは、人生は限られている、いまある命を大切にして愛を告げることしかない、ということだった。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-03 21:35:32)《改行有》

26.  新しき世界 ああ…面白かった。韓国映画ってあまり観ないけど、この映画はほんとにおもしろかった。最後まで目を離せず見入ってしまった。韓国映画にはむかし見た「冬ソナ」やコミカルな「僕の彼女は九尾狐」などの純愛モノでさえ、人間の愛情の真偽をとことん突き詰めるようなところがある。どこまで嘘なのか本心なのか、それを試そうというような凄みがある。そこが日本の甘く湿った純愛モノと違うところだった。韓国のヤクザ映画(潜入刑事映画)にはそういう嘘や駆け引きをどこか地で行ってるようなぴったり感がある。中華帝国と日本に挟まれ、裏切りと虚構で切り抜けてきた李朝朝鮮の歴史がそのまま反映されているような何か…。ラストの番外編は、本編で描けてなかった二人の親密さを補おうとして後から付け足したものに違いない。蛇足というより本編での主人公のしぶいキャラを損なうものになってしまった。惜しい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-14 17:52:22)

27.  チチを撮りに この映画、感想をまとめようとしてもなんかうまく言えない。人の機微に触れるなにかいいものがあるのに、なんか頼りなく物足りなくのんびりし過ぎている。そこがまた妙にリアリティがあって文句なく面白い。ぴったりした言葉が思い浮かばないでいたら、前にコメントしてる花守湖さん。「ゆるい」っていうんですね。そうこれ、こんな言葉あるんですねえ。この映画のなにもかもの「ゆるさ」が妙におもしろいんです。強さにもやさしさにも通じる何かですね。すっきりしました。花守湖さんありがとね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-05 10:14:35)(良:1票)

28.  風立ちぬ(2013) たしかになんか解りにくいまま、美しいまま進んでしまい、そして終わってしまう。あの戦争の悲惨な結末は分かってるのだからその虚しさを訴えたかったのか。もちろんそうではない。宮崎氏はそんなありふれたことはしない。また逆にこの映画をあの戦争の賛美につながっている、社会への見方が甘い、などといつも通りの人々がうるさく言うのもまったくピントがずれている。最近になって初めてこの作品を観たが、そういう見方の軽さは私にもわかった。ではいったい何がこの映画のテーマなのだろう。何が中心だと、一言でいえるものがあるのだろうか。あるとすればそれは何だろう。 宮崎氏はやはり自分から描く。人の想いから離れず、人々が生きる周りを丁寧に描く。飛行機への情熱と彼女への愛を細やかに描き、そこから離れない。そしてそこから見える限りでの時代を描く。ここに流れているテーマのようなものは、「死」とか「人間のはかなさ」のようなことだと思う。そしてそれはもしかして、自分の死を意識し、人々への弱々しい自分の愛に初めて気づいた宮崎の悲しみかもしれない。そんな気がした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-26 21:30:18)(良:1票) 《改行有》

29.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 べつにリアルでもないし深くもないけど、なんかおもしろい。夕日に染まった東京下町の異空間。まるまる作られたものだけど嫌味じゃない。自分が子供時代を生きてきたころを思い出そうとすると、なぜかこういうふうになってしまう、という気もする。だからなんか良い評価をしたくなる、そういう作品。[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-12 20:50:06)

30.  雪に願うこと 《ネタバレ》 「サイドカーに犬」が傑作だったので、期待しすぎたのかもしれない。けどこれはこれでよくまとまっていると思った。意外性はどこにもないが、無理なく、細部をきちんと撮りながら進んでいくので、見終わって清々しい。というと平凡なようだが、そうではなく、最後まで観客をひきつけ離さない。そしてささやかながらメッセージをしっかり伝えている。この作品が‘一般受け’したのも分かる気がする。「ばんえい競馬」というそうな…。鉄ソリを馬に曳かせ、途中二ヶ所の障害(坂)を越え、全長200mの直線を競うレースらしい。北海道の田舎のうらぶれた厩舎が舞台だ。そこに17年前、兄のカネを持ち出して逃げた弟が帰ってくるところから物語が始まる。弟は、兄をはじめ人々がみな切ない願いを持ち、けなげに生きていることに気づく。そしてもういちど都会に戻り、仲間に謝り、やり直すことを決意する。[DVD(邦画)] 7点(2014-07-13 23:17:02)

31.  コンタクト 《ネタバレ》 「未知との遭遇」を観たときとすこし共通するものを感じた。私は科学を信じているので、UFOの存在やスピリチュアルなものを信じる人たちをどこかでばかにしていたが、こういう映画を観ると、それはちょっと違うのかなあという気もする。主人公の女性は子供のころ無線機の前で、父親に尋ねる。ママとも交信できるの?父親は悲しそうに否定する。その父親ともそれからすぐ死別してしまう。人との別れ…永遠の別れ…、そこから人は何かを求めている。その悲惨の中から人は神や「宇宙の隣人」を求めている。映画が失敗しているか成功しているかは微妙だ。筋の荒っぽさも目立つが、ジュディーフォスターがそれらを乗り越えて、観客に直接何かを語りかけている。[CS・衛星(吹替)] 7点(2014-06-07 12:28:12)

32.  暴力脱獄 《ネタバレ》 ベトナム戦争が次第に暗い影を落とし始めていた1967年の作品。戦争で数々の武勲を手にして帰還したルークだが、何を目指して生きたらよいのかわからない。何が真実で、何に反抗したらよいのかさえもわからない。なにかの公共財?を壊したという軽微な罪で強制労働に従事させられる。出発がその軽さだ。収容所の中でも、意味のない賭けや闘いにひたすら自分を犠牲にしてしまう。ところがそんな主人公ルークに次第に周りの囚人たちは引き寄せられてくる。そういう意味のない犯行・抵抗の連続なのに、なぜか観客も引き込まれてしまう。 それはなぜだろう。戦争だ平和だと世間が次第に騒然となっていく時代にあっても、その銃後を含め、それら全体の虚しさ・ウソっぽさ・劇場性をみな感じてしまうからではないか。正しいもの、雨にうたれながら母への追慕の中でルークもそれを叫んでしまう。どこか囲いこまれた虚しさのようなものが60年代にもすでにあった。それを思い出した。分かりにくい、先駆的な、しかし評価の分かれる映画だったろう。[地上波(字幕)] 7点(2014-04-26 01:02:42)《改行有》

33.  グローリー 《ネタバレ》 南北戦争のころの黒人がどういう状況のもとに置かれていたのか、黒人の解放という大義のもとでさえそれがどんなふうに戦われたのか、アメリカという国の歴史を知るうえでこの上なくためになる映画でした。なかでも作品としてよかったのは、黒人の差別からの解放という重いテーマでありながら、安易なヒューマニズムに流されるのではなく、富裕階級の出身である主人公が、終始、戦争という得体のしれないものに圧倒されながら事態を見つめていたこと、その思いつめた表情がいちばん印象的で戦争のリアルを示すもののように思えた。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-26 22:23:07)

34.  デイジー 《ネタバレ》 主演女優のあの娘が醸し出す深く圧倒的な情感、さわやかなのにしっかりした存在感、そういうのはいまの日本映画ではまったく見られない。それなのに、それなのに、脚本のこの俗悪な筋立て。信じられないほどのアンバランスだ。韓国、あるいは監督が香港人とのことだからアジアか、日本以外のアジアの人々の深い感情と、その通俗性・俗悪さとの不自然な結合。なんなんだこれは。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-25 18:49:40)

35.  それでもボクはやってない 本当はもっと複雑なはずなのだ。観終わったときなんかやりきれないのは、すべてを司法の硬直性とか、国家権力の本質のようなものに還元してしまっているからではないか。<人間の何か><人間の不思議>のリアルに迫っていないからこそ、<救い>も見えないのではないか。かつてセクハラという言葉そのものがない時代があった。そのとき<弱者><女性>を守れという声が世間に響き渡った。痴漢の罪深さが強く訴えられた。確かにそれは社会の進歩だった。そして次には、痴漢の加害者とされた人たちの人権、冤罪可能性に眼が向けられた。この映画は2006年のそういうときに作られたにすぎない。そして今は司法制度の見直しや取り調べの可視化も少しは進んでいる。つまり警察の横暴や<国家悪>は不変の本質ではないのだ。ところがこの映画は警察や国家をそのように描くことにより、<答え>を出してしまっている。本当の問題の提起になっていない。どんな判決が出るのだろうと観客を引き込んで行く監督の力量は認めるが…。[DVD(邦画)] 6点(2014-11-03 21:20:17)

36.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーの熱演に支えられているものの、なんか物足りない、精神性に乏しい作品だと思った。イーストウッドらしくもない。彼も事実そのものの奇抜さに追いつけなかったのかもしれない。陰鬱な雰囲気だけは出ていた。 あえてイーストウッドらしさを探せば、最後の最後になって事件の全貌がほぼ明らかになっても、アンジェリーナが何の迷いもなく、息子の生存を信じて探し続けることか。絶望の中の希望?[DVD(字幕)] 6点(2014-10-24 23:02:40)

37.  SOMEWHERE 言いたいことは分かるがただ虚しいだけ。後に何も残らない。理解しようとして最後まで引っ張られるのだから何かあるのだろうが、最後、あの終わり方で何を?愕然としてしまう。[DVD(字幕)] 6点(2014-07-15 17:21:50)

38.  血と骨 《ネタバレ》 観ていてはじめからずっと、訳が分からない状態が続く。この男が何を根拠に生きているのか、金、女、血?何がこの男を突き動かしているのか…。訳が分からないままなのに目が離せない。俳優がみな良い演技をしているからか、細部を描いて時代のリアルに迫っているからか、とにかく惹きつけて離さない。日本の東から西を見ると大阪が見える。そのまた向うに朝鮮が見える。父親というもの、血というものが人を支配しているのか…。映画は何一つ明らかにしないまま、男が最後に全財産を共和国に寄付して朝鮮に帰ったというナレーションで終わる。そこで初めて観客は何かを想う。この映画や原作が書かれた時にはまだその惨めさが十分知れ渡っていなかった「北」の悲惨は、原作者や監督の崔洋一をはるかに越えている。[DVD(邦画)] 6点(2014-07-05 16:34:41)

39.  刑事マディガン 上品で完成度の高い作品。法と正義の問題や上司と部下のアメリカ的あり方、家庭・私生活と仕事のこと、警察組織などなど…がしっかり、古典的に描かれている。特にすごいというわけではないのに、なぜか無理なく気持ちよく観れてしまう。だから全体が上品…としか言いようがない作品。でこの得点。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-30 23:09:06)

40.  お引越し 《ネタバレ》 あんなに戻ってほしいとアピールしてたのに、最後に父親がもう一度やり直したいと言ってもレン子は突き放してしまう。その思いが何なのか、そこがうまく描けていない。コンクリートの土手を行ったり来たりしながら、揺れ動きながら、父を振り切るのだが、あんなに愛情深く父に接してたのにその肝心な点がストーリーとしてうまく語られていなかった、と思う。いっそ父親がもっとダメな男だったりしたら、突き放しの意味もあるのに…残念なところだった。だから最後に、京都の庶民の人情ややさしい無関心、息子を亡くした老夫婦の悲しみ、荘厳な川祭りの中で感じた人間を超える何か、そういうものに接して自力で大人に成長していくレン子の姿が、説得的に見えてこなかった。残念だ~。悪く言えば腰砕け、最後の祭りの光景が長すぎると感じてしまった。まさか外国人向けに‘日本’を押し出し過ぎた、ということではないだろうが。[ビデオ(邦画)] 6点(2014-04-29 22:08:21)(良:1票)

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