みんなのシネマレビュー |
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4201. 彼女は最高 よく見ると、なかなか面白い会話や意味のあるシーンもあるのだが、演出にめりはりがないので、その価値が大幅に削がれている。各シーンの終わりが、「はい次」みたいな感じ。各人物のキャラクター設定も、あまりうまくいっていない。4点(2004-08-12 03:20:03) 4202. ピッチブラック 最初から最後まで、何を表現したい話なのかさっぱり理解できませんでした。映像の色彩感覚も、はっきりいって汚いの一言ですし、編集センスも劣悪で真面目に見る気が失せます。1点(2004-08-12 02:36:59) 4203. デモリションマン あまりにも笑い所・突っ込み所が多くて、逆にそこそこ退屈しなかったのが怖い。2点(2004-08-10 02:20:57) 4204. 天使にラブ・ソングを・・・ 改めて見てもよくできた脚本。起承転結がぴたりと決まって無駄なし、コメディのお手本のような作品。その中でも、デロリスと院長の関係の変化など、微妙な力の調整を要求されるところにも、きちんと注意が払われている。だからこそ、歌の部分や笑いの部分が引き立ってくるのです。[映画館(字幕)] 8点(2004-08-10 00:16:16) 4205. ザ・ハリケーン(1999) かつてディランの名曲“Hurricane”を身震いしながら繰り返し聴いていた身としては、その歌詞が現に映像化されているのを見るだけで、ある種の興奮を禁じ得ない。ただし、前半は時系列にも工夫があったりして感心したのだが、中盤以降は、妙に展開が早くて拍子抜けしてしまった。もっとも、権力とはこのようなものだという警告は常に発されるべきであるので、その意味でこの映画の価値は十二分に存在する。ところで、日本にも、すでに指摘されている袴田事件のみならず、狭山事件や甲山事件やメルボルン事件、さらには近時特に多発している痴漢冤罪事件など、素材(と素地)はいくらでも存在しているのだから、映画人はそれを映画化して世に問題提起するぐらいの気骨を持つべきだと思うが。6点(2004-08-09 17:36:43) 4206. 豚と軍艦 謎めいたタイトルでなかなか期待を誘うのですが、誰が何をしたいのかさっぱり分からないまま終わってしまいました。あと、若き日の長門裕之が、活舌悪すぎです。2点(2004-08-09 01:33:06) 4207. セイ・エニシング いい話になるはずの素材なのに、脚本も演出もまったく未整理で、誰がどこでどういう感情になっているのかがさっぱり見えなかった。主演2人も、何かえらくスレたようなひねくれたような感じで、この種の爽やか話にはミスマッチです。[DVD(字幕)] 5点(2004-08-06 12:26:35) 4208. 白いドレスの女(1981) 真面目なサスペンスで好感が持てるが、途中、中だるみしないでもないところが惜しい。ただ、全体的に映像や音楽も含めて丁寧に1つのトーンで統一・完結されており、作品としての印象は良い。7点(2004-08-03 02:27:05) 4209. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 映像と音響効果で何とか見せきっていますが、ストーリーはほとんど破綻しています、というかはじめから存在していません。完全に子供向けですね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2004-08-02 03:14:32) 4210. 天使が降りたホーム・タウン 主演2人の巧者ぶりに、序盤は期待が高まったのですが、途中から、相互に関連性のないエピソードが積み重なる展開になっていて、何となく単調になってしまいました。それでも、終末部分はなかなかジンときました。6点(2004-08-01 16:22:08) 4211. ピアノ・レッスン ホリー・ハンターの、ほとんど目だけですべての心の動きを表現しきった演技(それも、もともと感情を外に出さない人物という設定なので、非常に難易度が高いのだが)が素晴らしい。これだけでも見る価値ありです。それだけなら単にどろどろじめじめした話で終わってしまうのだが(それもそれで結構好きなのだが)、音楽も映像も的確な表現で全体として1つの世界を形成しているのが良い。残念なのは、夫と不倫相手の人物設定にほとんど差異が見られなかったこと。[映画館(字幕)] 7点(2004-08-01 01:47:11) 4212. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング ギリシャ人の大家族という設定はまあまあ新鮮だったのですが、導入部は単調で退屈、終盤はひねりがなさすぎで、全体的な価値はあまりありませんでした。5点(2004-07-31 22:06:21) 4213. マンハッタン殺人ミステリー 主演2人が「演技のための演技」しかしておらず、人格表現をまったくしていないので、ストーリーがどう展開しても少しも面白くない。3点(2004-07-30 20:14:41) 4214. フラットライナーズ(1990) カメラがぶれすぎな上に色彩も毒々しくて、見ていて酔いそうになった。話の内容も、はっきりいって悪趣味。生命への敬意など微塵も感じられない。ジュリアとベーコンの底力で何とか見られる程度になったという感じ(演技レベルとしては、本領発揮にはほど遠いが)。3点(2004-07-27 01:41:21) 4215. ブラックアウト(1997) 何が言いたい話なのか、さっぱり理解できませんでした。1点(2004-07-26 01:30:30) 4216. ノー・プレイス・トゥ・ハイド 前半はまあまあ普通の刑事ものかと思っていたのですが、終盤のしょぼさとオチの無謀さには唖然。2点(2004-07-26 00:37:48) 4217. プレデター これってつまり、ウルトラ怪獣との対戦と原理的には同じではないですか。それならそれでいいけど、救出工作とかゲリラ戦とかもっともらしい設定にすんなよな。最初と最後で中身が全然違うよ。3点(2004-07-26 00:33:00) 4218. ロスト・ソウルズ やたらどす黒くて不快なだけの映像、ださい演出と台詞、ほとんど全員の下手な演技(ウィノナまでがつられてやる気をなくしている)。これが2000年代の作品とはとても思えない。2点(2004-07-25 17:58:01) 4219. デーヴ 設定はありがちといえばありがちなのですが、脚本に一切の無駄がなく、押しと引きの呼吸、テンポ配分も絶妙です。また、この種の「ありえない話」では、最後にどう着地するのかで大きく作品の価値が変わってくるのですが、その落とし前のつけ方も見事でした。しかも、単に話として面白いだけではなくて、人間ドラマとしても優れています(例えば、エレン夫人の心の変わり方など)。[DVD(字幕)] 8点(2004-07-19 00:56:28) 4220. ブリジット・ジョーンズの日記 周辺人物(親族等含む)の描写がことごとくステレオタイプで、全然新鮮味がないのが難点だが、レニーの頑張りとキャラクターの強烈さで、後々まで記憶に残る作品となっている。[DVD(字幕)] 6点(2004-07-18 22:50:32)
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