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421. 恋空 ケータイ小説の映画化だが、刺激的なワードを詰め込んだだけのストーリー。 あざとすぎて、話に引き込まれていかない。 印象に残ったのは、新垣結衣のかわいさのみか。[インターネット(字幕)] 3点(2012-12-05 15:48:06)《改行有》 422. 殺人の追憶 《ネタバレ》 韓国の警察は世間に不信感があるのかボンクラに描かれることが多い。ソン・ガンホが田舎警察の典型的なボンクラ暴力刑事を好演している。知的障碍者を脅して自白を誘導したり、トンチンカンな推理を真面目に進言したり、滅茶苦茶なんだけど熱意はあって憎めない奴。 コンビを組む知性派刑事はキム・サンギョン。ボンクラ暴力刑事とことごとく対立するが、レイプ殺人鬼を何とか捕まえようとする気持ちは同じ。 この知性派刑事が最後は我を忘れて犯人じゃない容疑者に暴力刑事顔負けの暴行をしまうのだが、そうならざるを得ないような流れがしっかり描けているので感情移入できる。 実際の未解決事件を基にしているためか、結局犯人は誰なのか解決されないまま。そうした終わり方に、投げ出された感じですっきりしないものは残る。 あまり好きではない手法だけれど、この作品に関してはこれもアリかなとも思える。目撃者の女の子の「普通のおじさんだった」との証言。凶悪犯罪を犯したごく普通の男が今も野放しになっている。最後まで姿を現さない犯人が、想像力を刺激する。 独特の後味の悪い余韻。ボン・ジュノ監督の才気を感じる。[DVD(吹替)] 7点(2012-12-05 15:31:19)《改行有》 423. ラスト、コーション 主人公のタン・ウェイが魅力的。 ベッドシーンもエロい。 ただの学生が貴婦人になりすますという設定に、どうしても無理を感じるが、それを補うだけの面白さはあった。[DVD(吹替)] 8点(2012-12-05 15:08:07)《改行有》 424. 大日本人 映画館で観たが、大きな違和感を感じた。 松本人志のバラエティは大好きだが、これはテレビかDVDで十分な内容。 映画でやる意味がわからない。 インタビューで自画自賛していたのも聞いていたので、ハードルが上がりすぎて、観終わった後には失望感のほうが大きかった。 何の期待もせずにDVDで観ていたなら、もう少し印象は違ったような気がする。[映画館(邦画)] 3点(2012-12-05 14:55:26)《改行有》 425. ホステル タランティーノが製作に関わってるようだが、この映画はイマイチ。 ストーリーはわかりやすいけど、あまり引き込まれない。 エロ&グロが盛り込まれてるけど、どこか中途半端。 そんなに恐くもない。[DVD(吹替)] 4点(2012-12-05 14:41:10)《改行有》 426. デビルマン テレビの深夜放映でたまたま拝見。 永井豪の原作は大好きで、漫画を何度か読み返しているが、その名作をよくもここまで台無しにしたものだ。 学芸会のような棒読み演技、センスの欠片もない演出、退屈でデタラメなストーリーと、すべてが酷い。 CGもお金はかかっているのだろうが中途半端で、これならアニメのほうがよっぽどいい。 つまらないテレビ放映は、普通なら途中で見るのをやめるのだが、あまりにも酷い作品だったので、最後まで見届けてしまった。 作り手は原作をどう読んだのだろうか? 原作を愛する人なら、間違いなく怒りを覚える作品。 これを映画館でお金を払って観た人に心から同情する。[地上波(邦画)] 0点(2012-12-04 16:30:10)《改行有》
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