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プロフィール
コメント数 2293
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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441.  トランスポーター2 《ネタバレ》  2作目にして早くも『トランスポーター』というタイトルはどうでもよくなってしまった作品。  まあ、でも良いんです。タイトルとの整合性なんて。それなりに楽しく見られる、それが大事。なぜならこれはエンターテイメントだから。  ジェイソン・ステイサムはかっこいいし、アクションはスピーディ。子供とのやりとりは微笑ましいし、ストーリーは安直ながらもわかりやすい。新しさなんてもちろんないけど、火サスや時代劇を観るときのような安心感があります。  本来、こーゆー作品好きなんですが・・・後半になるにつれ、演出、展開がどんどん雑になるのはなぜ?女ヒットマンなんかボス級の存在感でターミネーターみたいだったのに、あの死に方は何?後半の一番盛り上がるべきシーンの、あまりにチャチなCGは何?こんなチャチな映像にするくらいなら、飛行機バトルなんかやめときゃ良いのに。後半の盛り上げて欲しいところで逆に盛り下げちゃってます。  空気感染するウイルス。だとしたら、お父さん、あんな大勢の中を堂々と歩けば、凄い勢いで爆発的に感染が広まっちゃう。あれっぽちの解毒薬じゃ全然足りないよー。どーすんのー。と、思っていたら、何事も無かったかのように事態が収束しちゃってます。B級エンタメってすげーぜ。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-30 00:35:22)《改行有》

442.  ティンカー・ベル 《ネタバレ》  何かの予告で見たきれいな映像に惹かれて鑑賞。映像やアニメーションを見たくて借りたので、ストーリーには期待せず。どうせ女の子向けのファミリームービーだろうと。  ところがところが。どうしてどうして。思いがけずファンタジーながらもお仕事ドラマで。思ったよりも楽しく鑑賞できました。  そうかそうか。季節の準備は妖精たちがしてくれていたのか。てんとう虫の模様まで妖精たちがペイントしていたとは。発想の豊かさにディズニーの真骨頂が垣間見えます。  好きなシーン多々あり。『自分の才能』を見つけるテストはかなり好き。『ハリー・ポッター』の帽子のテストと似ていますが、こちらのほうが好きかな。妖精一人一人、持っている才能が違うっていうのは面白いですね。  『自分がしたい事』と『自分が得意な事』の狭間でゆれる葛藤が今作のテーマ。現代社会にも通じます。アニメというソフトな媒体だからこそ素直にそのメッセージを受け入れられます。なかなか良い映画かも。  とまあ素敵な作品には違いないのですが、なぜちょっと点数が辛めなのか。  まず第一にちょっと盛り上がりに欠けます。第二にティンカーベルが周りに迷惑かけすぎ。仕事しなさすぎ。それでいて『私はメインランドに行きたいの』ってわがまますぎ。ラストはちょっと良い子になりましたが、それまでの彼女はちょっと好きになれない。そして周りが甘やかしすぎです。みんなティンカーベルにだけ甘いのは新人だから?  彼女に共感できなかったのが評価の分かれ目かもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-28 14:12:28)《改行有》

443.  ツイてない男 《ネタバレ》  おお、なんか『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を思い出すテイスト。あちらよりスケールはしょぼいですが、ギャップでは良い勝負?  『オーシャンズ11』みたいな雰囲気で始まったかと思いきや、『クライムサスペンス』?いやいや、まさかの殺人鬼ものでしたっていうぶっとんだ映画。  間抜けな殺人鬼。ゆるい展開。でもグロ描写はしっかり。これはもうマニア向けの異色作。胃腸が弱い人が見たら食中り起こしそうな食べ合わせの悪さ。強盗帰りに偶然乗りこんだエレベーターの中で、殺人鬼兼ビルのオーナーが居合わせるって、よく考えたら凄いプロットです。変な映画をいっぱい見てきた私も、最初の人質がはさみで首ちょんぱされるシーンでは、開いた口が塞がらなかったですね。一瞬何が起こったかわからず、ちょっと巻き戻して確認した次第。あれ?この辺からちょっと映画にひきこまれちゃっている気が・・・まあ、いいか。  とは言え、とは言えですよ、わざわざ借りてまで観るほどのものではありません。まさに『暇つぶし』程度の映画。ただ、個人的に、ちょっと好きなんです、このギャップが。悪くない。[DVD(字幕)] 6点(2019-09-15 04:01:14)《改行有》

444.  セブンデイズ 《ネタバレ》  ちょっと豪華な火曜サスペンス劇場といった雰囲気。吹替えで見ちゃったのでなおさら。  『誘拐された敏腕弁護士の娘ユニョン』『犯人の要求はある人物を無罪にすること』で、その人物は連続強姦魔。前科ありで、しかも強姦した相手を殺しちゃってる鬼畜。こいつがどう見てもクロ。そしてクズ。この人物を僅かな日数でどうやって無罪にするのか。娘はどこなのか。二つの事件、調査を同時進行で行うので、サスペンス要素はてんこ盛り。それなりにハラハラできます。  ところが途中でちょっと中だるみ。なぜでしょう。次々出てくる容疑者との追いかけっこに、ちょっと疲れちゃったのかもしれません。また、『娘を誘拐した犯人』と『連続強姦魔を無罪にしてほしいその動機』が途中で読めちゃったので、中盤以降は答え合わせをするような気持ちで見たのも緊張感を削いだ一因かも。  『どうせ娘は殺されない』とタカをくくっていたので、トランクケースに入れられていたのにはビックリ。  最後まで見て、ユニョンを誘拐した犯人に同情する気持ちもなくはないです。ですが殺された女性にも『ドラッグ』『私生活の乱れ』などの落ち度があり、そんな子供に育てたのは親の責任。にも関わらず完全な被害者づら。で、無関係な人間の幼い娘を誘拐。あまりにも身勝手で、やはり同調はできないですね。[DVD(吹替)] 6点(2019-09-12 10:29:16)《改行有》

445.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》  オープニングの時間差テロ。このシークエンスの衝撃は凄い。休日のソフトボール大会を狙った無差別テロ。それだけでも凄惨なのに、救助に集まってきた人々を狙う大爆発が本命。この映画を見るにあたっての心構えは、このオープニングで強制的に完成されます。  惜しいのはその先。『リアリティ』『臨場感』、そういったものを重視しすぎてしまったのか。ちょっとだらだら。中だるみ。もうちょっとテンポよく見せてほしい。人の緊張ってそんなに長く続きません。オープニングで得られた張りつめた緊張感がぷっつりと切れてしまうのが残念。  FBIのスペシャリストチーム。それぞれの専門分野で大活躍。と思いきや、捜査が犯人逮捕に効果的には結びつかない。やたら捜査を強調していたので、そっち方面も期待しちゃいましたが、『捜査もの』としての面白さはほとんどなさそう。  最後に、オープニングほどではないですが、ラストのFBI襲撃は本作の見所のひとつ。そこからクライマックスまでは目が離せません。急がなければ仲間が殺されてしまう中、四面楚歌状態での市街戦は緊張感抜群です。仲間を救って一安心、からの、ビー玉⇒指のない指導者の発見、ありきたりだし予想はついてもやっぱり驚くサプライズ。サスペンスアクションとしてはなかなか良かったと思います。  とまあ、一見社会派っぽいけど、その実体はわりと単純なサスペンスアクション。あくまで娯楽作品として、単純な思考で鑑賞するのが正しいのかもしれません。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-08 02:37:52)《改行有》

446.  シューテム・アップ 《ネタバレ》  銃の名手という設定からの百発百中。そこは百歩譲って良しとしましょう。ですが『大勢から一斉に撃たれて一発も弾が当たらない』という説明にはなっていません。娯楽作品への愛が半端ない私。そんな自分がいくらなんでもあんまりだと思っちゃう。今まで見た映画の中でもこれがダントツでひどいかもね。  アクション?サスペンス?いやいや、これはもはやコメディです。  車を正面衝突させて相手の車に飛び移る。スカイダイビングしながらのガンアクション。やりたい放題の究極のカタチ。  弾は全く当たらないけれど、居場所はどこにいてもすぐにばれるというご都合主義。  何でも開き直れば凄いもんができる良い見本です。  で、設定のいい加減さに対し、ストーリーは無駄に凝りすぎ。ちょっと黒幕が多すぎる印象。そんでそれが特にサプライズになっているわけでもないんですよね。『へー。銃会社の社長さんが黒幕なんだー』『へー。大物政治家のドナーが狙われていたんだー。』ぐらいです。ストーリー的面白さは皆無と言って良いでしょう。  ただいろんな銃の扱い方、一風変わったガンアクションが見られるので、普通のガンアクションに飽きちゃっている人は楽しめるかもしれません。  結構マニア向けかもしれない作品。悪くはないですが、映画そのものを楽しみたい人にはオススメできかねます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-01 13:10:46)(良:1票) 《改行有》

447.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》  思い雰囲気。暗いトーン。ミステリアスな人々。『いきなり首を切られる人』『血だらけで助けを求める少女』断片的で衝撃的なオープニング。いったいどんな謎やドラマが隠されているのか。  いやいや、何てことはない、よくある潜入捜査ものでしたね。  日記に書かれた少女の秘密。その内容は悲惨なものでありますが、マフィアの性犯罪を立証するくらいの扱いで、『さもありなん』の域は出ていません。本格的なミステリーではないみたいです。  ボスの息子キリル、マフィアのボス、潜入捜査官、誰を見てもステレオタイプで、この映画ならではのキャラクターに昇華されてるわけではありません。既視感はあるものの、一人一人の人物描写は精巧で完成度は高いです。  ストーリー、真相は、雰囲気に騙されそうになりますが、結構浅い。とは言え、娯楽作品とも言い難い。でも深みのあるドラマではない。うーん。物語の着地点が気になっちゃうし、目を引くシーンは多くあります。ですので暇つぶしにはなりますが、それ以上にはならない映画です。[DVD(字幕)] 6点(2019-08-19 04:28:29)《改行有》

448.  アフタースクール 《ネタバレ》  堺雅人、大泉洋、佐々木蔵之介、常盤貴子、ムロツヨシ。好きな俳優さん多数出演。これだけの豪華メンバーを集めたら、そりゃ面白くならないわけがありません。で、実際テンポもよく、演技もよく、ミステリー仕立てで面白い。ただ、いつもの内田けんじ作品ほどには物語りにひきこまれませんでした。  前半は置いていかれないようストーリーを追うのに必死。後半は少しずつ真相が見え始めるんですが、小さな驚きはあるものの大きな驚きというものはあまり無かったような気がします。いつもならネタバレシーンで『ああ、そうゆうことだったのかー。してやられたー。』っていう、良い意味での『まいった感』を感じるんですけど。今回はその感じが弱いかな。もったいつけといて、『ただの潜入捜査でした。』ってのが物足りないのかもしれません。  確かにオープニングで、夫婦とも家族とも一言も言ってないですからね。そう言えば他人同士で成立する会話しかしていなかったですね。こーゆーミスリードもあるのかと感心。  最後の木村と妹警官の『寄り添い動画』のネタバレはちょっと面白かったです。それにこの作品のキャスティングと演技は凄く良い。とゆーか凄く好き。堺雅人も大泉洋も佐々木蔵之介も、まさにはまり役でした。そして掘り出しものだったのが田畑智子。こんなにかわいかったっけ?っていうくらいかわいく撮れています。[ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-07-19 11:25:22)(良:1票) 《改行有》

449.  消えた天使 《ネタバレ》  雰囲気は凄く良い。緊張感、不安感を煽る導入部分も文句なし。面白くなりそう。でも実際はあんま面白くならない。いや、面白いことは面白いんですが、期待値より上には上がっていかない感じ。  エロルは性犯罪者たちに対して暴力的。それは彼の過去と関係がありそうだ。でもその過去は、教えてくれそうで教えてくれない。なんとも不親切。  また、ミステリー調にしておきながら、たいしたミステリーにしないという外し具合。その一方でグロ描写だけはしっかりあります。  『グレン・カーティスの潜伏先のアンダーグラウンドな世界』『寝室にいつの間にか入り込んでいる猛犬』などなど、突然の非現実的な展開、描写、演出にはやや戸惑いを覚えます。  どちらかというとドラマ重視の作品のよう。サスペンスやミステリーを期待しすぎると肩透かしをくらうようです。  私も先入観のある状態で見てしまったので、いまいち物語に入り込めず。でも映画としては悪くない出来栄えかもしれません。『性犯罪』のみに絞った題材も意外と珍しいですしね。  リチャード・ギアは歳を重ねても圧巻の存在感です。キャストの配置は完璧だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2019-07-09 14:44:57)《改行有》

450.  デッド・フライト 《ネタバレ》  ゾンビものは好きなジャンル。これも楽しみにしていた映画のひとつ。感想は・・・ちょっと物足りないといったところです。  悪くはないです。ちゃんと『ゾンビゾンビ』しているし。  舞台を限定したのも良いですね。最初から最後まで飛行機の中のみ。わかりやすい。乗客の紹介のみで終わる前半。これは退屈だと思う人も少なくないでしょう。個人的には、だらだらしたとりとめのない会話で登場人物を把握できるので、まあいいかという感じ。(ドラマ系だったらやめてほしいですが。)問題なのは、前半尺をとってキャラづけされた人たちの個性が、後半あまり活かされなかったこと。特にひどいのが2組のバカップル。なんや浮気やらマナーの悪さやらで結構尺を使っておきながら、ゾンビパニックになったらその辺のモブと同じ扱い。  それに、ホラーでは前半の雰囲気づくりが大事です。これかが何かが起るという『緊張』『不安』『期待』、そういったものを煽ってからの『ゾンビパニックどーん』で盛り上がるわけです。この作品ではその雰囲気作りがちょっといまいち。だからゾンビが暴れ始めてからの盛り上がりもいまいち。  『床からゾンビが手を突き出して客をひきずりこむ』『トイレと見せかけて鏡からゾンビばーん』なんて好きな演出も多々あるので、要所要所で楽しめる演出はあります。ラスト、飛行機からゾンビたちが歩き出すシーンは終末感があって良い。  あえておすすめするほどではないですが、暇つぶしにはなる1本です。[DVD(字幕)] 6点(2019-07-01 00:05:22)《改行有》

451.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》  夢中になって見られる映画。オープニングのフェリー爆破。遺体袋から鳴る自身の携帯の着信音。岸に流れ着く謎の女性の遺体。サスペンスとミステリーの醍醐味を堪能できる傑作。だったのですが、ラストはどうにもすっきりしないハッピーエンド。いや、ハッピーエンドと言っていいのか?明らかにダグの世界はパラレルワールドになっちゃって。何も知らないダグのほうはいいけれど。海の藻屑と化したダグのほうはあまりにあわれ。あんなに頑張ったのに。  タイムトラベルものは、『近い未来』や『近い過去』に行っちゃうやつがどうしても苦手。『整合性』や『理屈』が気になって仕方ない。『もう一人の自分の人生』がでてきちゃうのはもっと苦手。  でもこの作品のアイデアは好きです。『4日前の映像をリアルタイムで全方位から見られる。』『壁の透視もできる』『拡大もできる。』『ゴーグルを使えば視聴可能エリアの拡大もできる。』『容量の関係で巻き戻しはできない。』SF設定としては完璧じゃないでしょうか。『巻き戻しができない』という縛りが最高。『4日前だけどリアルタイム』というのが良いですね。だから『いつ死ぬかわかっているクレア』は死ぬまでに時間的な余裕があったので助けることができるわけですが、相棒のラリーのほうは時すでに遅し。4日前の映像が死ぬ寸前なので救うことが出来ない。なるほど。理屈としては合っている。それにこの縛りのおかげで緊張感とスピード感が増します。  で、そこまででやめてくれれば良かったんですよ。せめてメモを送るまでが許容範囲でしょうか。『メモを送っても未来は変わらなかった。』『いや、むしろメモを送ってしまったことで相棒ラリーの死とクレアの死を招いてしまった』その事実をダグたちが知ってしまう流れまでは素晴らしかった。  その後、ダグが過去に行っちゃう。これがダメ。蛇足。それで結局未来が変わらないんだったら、バッドエンドでも納得できたのですが。残念。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-05-19 17:51:50)《改行有》

452.  スターダスト(2007) 《ネタバレ》  「流れ星を取ってきたら結婚して」で始まる、かぐや姫みたいな物語。その流れ星もまた女の子。そして男は流れ星のほうを好きになってしまうスーパーファンタジー。  悪い王子たち。魔女。海賊。ファンタジーならではの面々が大活躍。予算の関係なのか、1つ目の巨人やら大ダコやらドラゴンやら、モンスターの類はほとんど出ません。モンスターあってこそのファンタジーアドベンチャーと考えている人にとっては少々物足りないかもしれないですね。その代わり、魔女たちは魔法で結構魅せてくれます。  ストーリーそのものはひねりがなく単調。私はなぜか飽きなかったのですが、人によっては退屈に感じるかも。ロマンス中心。アクション、バトルは添え物。そっち方面の期待はしないほうが無難。  主人公のトリスタンは情けないうえに自己中。この人、確かに1回だけイヴェインの命を救う。でもそれ以外ではマイナスファクターしかないのに、なぜかトリスタンに心引かれるイヴェイン。  ストーリーの転換期はロバート・デ・ニーロ演じるキャプテン・シェイクスピアが出てきてから。この人たまに変な脇役やるんだけど、この人が出てくるだけで、映画そのものがぐっと面白くなることがよくあります。トリスタンはキャプテン・シェイクスピアとの交流を通して、ビジュアル、剣術、精神面、そのすべてにおいて成長します。急に魅力的な主人公へと生まれ変わる。これがなければ、このどうしようもない主人公に共感できないまま、ラストのハッピーエンドを冷めた目で見ていたでしょう。  とは言え、決して『カタルシス』や『感動』を与えてくれる映画でないことは確か。過剰な期待は禁物です。[DVD(字幕)] 6点(2019-04-30 11:48:19)(良:1票) 《改行有》

453.  16ブロック 《ネタバレ》  巻き込まれ型サスペンス。好きなジャンル。ブルース・ウィリスも好き。でもなぜかノレない。なぜか。  まず第一にエディがうるさすぎる。見つかったらやばいっていうシチュエーションで、ずっとしゃべり続ける無神経。このキャラがうっとおしすぎます。話し方もなんか嫌い。理屈ではありません。舌ったらずな話し方が好きになれないのです。  そしてストーリー。無理がありすぎます。検事に電話を入れて事情を説明したタイミングで、この案件は解決になるはず。すくなくとも、ここからバスジャック犯にされるなんて無理矢理すぎます。  ブルース・ウィリスの『くたびれたおっさん』『でもここぞというところでめっちゃ頑張る』というスタイルが好きなんですが、さすがにジャックはくたびれすぎですね。最初誰だかわからなかったんですけど。  ラストはジャックが撃たれて、テープレコーダーで真実が明るみに出るという展開だと思い込んでいたので、こんなハッピーエンドになるなんて意外です。おかげで万事めでたし、のどごし爽やかな味わいです。キレとコクは足りんけどね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-17 03:36:16)(良:1票) 《改行有》

454.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》  とても良い映画なんだってのは伝わってきます。しかし私はラグビーになじみがない。アパルトヘイトは義務教育で習った程度のことしか知らない。こーゆー映画を楽しもうと思ったら、最低限の予備知識というものが必要みたいですね。自身の勉強不足、知識不足により、物語に入り込めきれず。  この映画はきっと政治ドラマ。そしてスポーツもの。サクセスストーリの様相を呈しながら、伝記的意味合いも強い。そのどれもに均等に力を入れています。良く言えばバランスがとれていると言えます。めっちゃ悪く言っちゃうと、散漫。  映画が始まってすぐ、ネルソン・マンデラが全職員の前で演説をします。それを聞いただけで知りたくなる。『ネルソン・マンデラは祖国を変えるため、どんなことをやったのか。』でもそれは描かれません。マンデラがひたすらラグビーにのめりこむ人にしか映らないのです。アパルトヘイトの象徴であった白人主体のラグビーチームを国民全員で応援することで、黒人と白人の気持ちを一つに統一しようとする。それはそれで悪くない。でも他にどんな改革をしたのか。それが知りたくなっちゃうのです。  そしてラグビー。弱小国でスタート。となれば、当然強くなっていく過程が見たいじゃないですか。ありきたりな展開でも良いんです。サクセスはベタで良い。それが見たいのです。で、まずは大統領から激励。ふむふむ、それで。あれ?もう試合?しかも勝利。そこから先は全勝。そしてエンドロール。なぜそんなに強くなったのか。それが見たいのに。それが描かれていれば、もっと感動できたかもしれないのに。これでは精神論だけでワールドカップを制覇したように見えちゃいます。この作品ではラグビーが民族融和の媒体としてしか描かれていないのが物足りなかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-10 08:27:20)《改行有》

455.  虹の女神 Rainbow Song 《ネタバレ》  あおいと智也のキャラが良い。ストーリーそのものはなんちゃないんですが、映画は面白い。蒼井優、酒井若菜、小日向、佐々木蔵之介、脇を固める面々もはまり役。邦画特有の淡々としたドラマ。これといった山場なし。智也とあおいの心の交流を静かに、でもときに情熱的に描きます。その描き方が純粋で楽しくて、見ていて飽きることはありません。  大学生時代にあおいから、『人を外見で判断するやつは最低だ』とののしられる岸田君。岸田君が最初に好きになったレンタルショップの女の子も、今日子も千鶴も、皆女の子女の子している。ボーイッシュなあおいは対照的な存在。当然岸田君の恋愛対象からはずされるあおいさん。で、女の子の外見ばかり見てきた結果、レンタルショップの女の子にはあっさり捨てられ、今日子の彼氏から殴られ、千鶴のエピソードで痛い目を見る岸田君。痛い目をみたとき、いつもそばにいたのはあおいさんでした。いつも岸田君に厳しいあおいさんも、岸田くんが痛いめをみたときはとても優しいのです。まさに雨が上がった後の虹のような存在のあおいさん。虹の女神というタイトルにぴったり。そんなあおいさんは、劇中唯一内面の美しさを岸田君に見せていました。岸田君は、あおいさんの気持ちには薄々気付くものの、あおいさんの心の美しさ、自分の本当の気持ちには気付きません。岸田君がその美しさに気付いたのは、手紙に書かれたあおいの気持ちを読んだとき。そして1万円札の指輪を、今でもあおいが大切に持っていたとき。はじめて岸田君はあおいの心の美しさを感じ、あおいを好きになります。そして好きになったときにはもうあおいさんには二度と会えないという、あまりにも切ない恋愛。  これが岩井俊二テイスト。正直ちょっと苦手です。もっとわかりやすいハッピーのほうが好みです。[DVD(邦画)] 6点(2019-03-29 12:59:31)(良:1票) 《改行有》

456.  マイレージ、マイライフ 《ネタバレ》  見ているときは面白い。見ているときは興味をひかれます。でも見終わったあとは、『だから何?』という気持ちでいっぱいになります。  起承転結の『結』の部分が、期待していた着地点ではなかったです。ビンガム(ジョージ・クルーニー)がラストで自分が今求めているものに気付き、アレックスを追いかける。そしてアレックスと結ばれる。安易でも良いので、そっちのほうがよほどスッキリします。アレックスには自分と違って家族がありました。自分と同じだと思っていた人が実は違う人種だったなんてことはよくある話ですが、そんなドラマは見たくないです。  パソコンを使った解雇通告の新方式。採用されれば出張は廃止。出張が生きがいのビンガムにとって、出張の廃止は『クビ』を宣告されるのに等しいのかもしれません。今まで散々人に説いてきた『新しい人生』というのを、今度は自分が考える番がまわってきたわけです。だったらここで、『新しい生き方』『マイレージを貯める以外の幸せ』を劇中で示して欲しいです。  ただ逃げ場所と遊び相手を求めていただけのアレックス。クビにした人間の自殺がショックで退職するナタリー。新方式が凍結され、出張の日々に逆戻りするビンガム。こんな終わり方じゃあ消化不良と指摘されても仕方ありません。  それから、個人的に妹の結婚式のくだりは中だるみしました。退屈で仕方がなかったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-03-29 02:57:04)(良:2票) 《改行有》

457.  SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》  キレのあるカンフーアクションで始まるオープニング。爽やかな出だしのストーリー。痛快なカンフー活劇?いやいや。前半は重く暗い内容でした。カンフー映画を見るときは、どうしても勧善懲悪、爽快な活劇を期待してしまいます。実話だから仕方ありませんが、そんな期待とはかけ離れている内容なので、前半は見ていて気持ちの良いものではありませんでした。確かに主人公の考え振る舞いは良くない部分もありますが、どれも1対1の正当な決闘。それに対し、母親と娘を殺すのはいくらなんでも非道すぎると思い、とても均等な罰には思えませんでした。  まあ前半はともかく、中盤以降、辿りついた先での村人との交流パートは良いドラマだったと思います。傲慢だった主人公が悲劇・破滅を経て放浪した末に辿りついた村。村人との交流を通して再生する物語。ありきたりだけど好き。  『イップマン』シリーズを見ていると、後半はなんだか既視感満載のプロット。中国人の誇りを取り戻すため外国人と戦う決意をする主人公。そしてオープニングへとつながっていき、クライマックス。よく見るケースですが、この展開は見慣れていてもアツくなります。惜しむらくは、四戦のうち三戦をオープニングで見せてしまったため、ラストで見せるアクションが一戦しか残っていないことです。しかもその一戦は毒を盛られちゃうので、純粋なバトルで終わりません。オープニングで見せるバトルを一戦くらいにして、残り三戦をラストにもってきてくれたら、観終わった後の感想もまた違ったものになりそうです。[DVD(吹替)] 6点(2019-03-27 14:16:43)《改行有》

458.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》  登場シーンと物語前半は、スーパーマンならではのワクワクがぎっしり。ここに不平不満を言う人は少ないでしょう。問題は中盤から後半の失速感。高速で飛んでいるのに失速感とはこれいかに、っていうくらい尻すぼみ。ビジュアル的に言えば後半も、ニューヨーク破壊から人々を助けるシークエンスや、船の破壊及び救出など、見所はあります。でも前半ほど盛り上がらない。「美人は3日で飽きる」と言いますが、素晴らしい映像も、ストーリーの面白さが欠けてしまうと飽きられてしまうのかもしれません。長時間がそのまま冗長に感じてしまいます。それに、ラブロマンスに力を入れすぎちゃったことで、エンタメ要素が犠牲になっている気がします。  故郷の星に帰るからって、黙って姿を消すスーパーマン。音沙汰無いまま5年ぶり、帰ってきたら彼女は既婚者。そりゃそーだよスーパーマン。悲しそうな顔をするんじゃない。いきなりいなくなって5年ほっときゃ結婚するよ。その後彼は黙ってスーパーパワーを使い、彼女を盗聴、そして盗撮。立派なストーカーになりました。寂しさを誤魔化すために人助けに励んでいるかのように見えちゃって、なんだかいいことしても爽快な気分になりきれません。  スーパーマンに人殺しさせるわけにいかないのはわかりますが、レックス・ルーサーたちの最後はあんなんでいいんでしょうか。正直自分は物足りませんでした。もっかい裁判になって、今度はスーパーマンが証人としてちゃんと証言台にたって、今度こそ無期懲役でぶち込むような洒落っけが欲しいですね。  個人的に後半ワクワクしたのは、息子の存在。実はスーパーマンの息子だったっていうのは嬉しいサプライズ。で、安易に子供がスーパーパワーを乱発するような脚本じゃなくて良かったです。ピアノのシーンは名シーン。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-03-26 02:10:52)《改行有》

459.  ブライダル・ウォーズ 《ネタバレ》  大好きなケイト・ハドソンとアン・ハサウェイの共演。これは見なければ。ということで、二人を見たくて鑑賞。あれれ?ケイト・ハドソンってこんな太かったっけ?このときまだ30歳くらいのはず。それにしてはちょっと劣化が・・・。そしてアン・ハサウェイ。こちらは安定の可愛さですが、なにしろ『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが尋常じゃないくらい可愛かったので、本作ではそこまでの魅力は引き出せていないように感じます。こーゆー作品は主演をいかに可愛く撮るかも大事だと思います。  ストーリーはザ・ラブコメでテンポも良い。ただストーリーの核となる部分は異議あり。『6月にプラザで式を挙げる』『お互いの介添人になる』というのが二人の夢。で、6月6日に二人の挙式が重なっちゃって喧嘩になるわけですが、その喧嘩の過程で二人はそれぞれ別の介添人を見つけます。で、当日二人は同じ式場で式を挙げることができています。あれ?じゃあ喧嘩する必要なくない?二人がお互いの足を引っ張り合うほどのあの諍いはいったい何だったんだ。  で、もう一つのストーリーが、2組のカップルの対比。その結果エマとフレッチは破局させる。そういった展開は嫌いではないですが、この映画には蛇足だったんじゃないでしょうか。ストレートに2組ともめでたしめでたしで良かったんじゃないかな。エマは最後に新しい恋人ができて良かったですが、それは結果論。それに、リヴだけが全ての願いをかなえちゃったような気もして、なんか不公平。フレッチにいたっては可哀想過ぎます。決して悪い人じゃないのに。結婚して、お互いの嫌な面がわかって、でも長い時間を共にすることでそういったことも許容できるようになるのが結婚生活。リヴが二人の破局を招くきっかけを作ったのは間違いないのに、なんかハッピーエンドみたいなしめくくりでいまいちスッキリしませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-03-17 17:17:36)(良:1票) 《改行有》

460.  エグザイル/絆 《ネタバレ》  ちょっと説明不足気味の作品。説明しすぎってのも確かに良くないんですけど、説明が全然足りないってのも困ったものです。  『5人は若い頃からの親友』『ウーがボスに何らかの理由で命を狙われている』の2つは、ストーリーの背景として教えといてもらわないと。突然3人が撃ち合って、その後5人で仲良く食事して。『ああ、5人は仲良しだったんだ』って背景は感じ取れるものの、それ以上の感情が湧きません。  どうやら組織を裏切ったらしいウー。粛清か友情か。その狭間でゆれるかつての仲間であり友人たち。それがどうもこの映画の肝らしいですが、それに気付き、そして共感を覚えるのに、結構時間がかかっちゃいます。だから思い入れも中途半端なまま、ウーが殺され4人はあてもなく逃亡。そこから復讐するわけでもなく金塊狙って逃亡資金稼ぎ。確かに5人の絆みたいなものは感じられますが、信念みたいなものは感じられず。だからストーリーが中途半端に感じるし、アクションに至るまでの動機付けも中途半端に感じるし、それがラストのカタルシスにつながらない一番の原因かもしれません。  5人の戦闘力が高いため、アクションは及第点。ウーが殺されるシーンなどは残酷でなかなかショッキング。よって演出面は悪くありません。4人で夢を語り合っていた夜のシーンがあるから、ラストの哀愁が本来であればグッとくるはずだったのに、なんだか惜しい作品です。  ついでに言うと、射撃の上手い警察官や、お金を盗っちゃう商売女にウーの嫁さんとその子供。この辺りの使い方もえらく中途半端だと感じます。[DVD(字幕)] 6点(2019-03-11 04:18:28)(良:1票) 《改行有》

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