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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
461. スティーヴン・キング/地下室の悪夢 観たことすら忘れかけていた。こういうキング原作の見事な失敗映画を観ると、「ドリームキャッチャー」は大成功だ、とキングがはしゃいでいるのが分かる気がする。これはひどかったですね。真っ暗で画面は見えないし。しょぼいのを隠すためにわざとやっているのかも。てゆうか根本的にコレ、原作と別物だね。原作は短編小説。2点(2003-12-23 16:16:03) 462. 河童(1994) 石井竜也が自分の才能を過信して調子に乗っちゃった、という感じがして私は駄目だった。評価が意外と高いのにびっくりした。個人的に、至る所の台詞が、いかにも脚本に書かれてました、という感じに思えた。どうも全編を通して、「作られた映画」という感じがした。2点(2003-12-22 14:52:31) 463. バッフィ/ザ・バンパイア・キラー B級、もしくはC級。学園祭の出し物レベルの映画。それを狙っていたのかも知れないけれど、とにかくしょぼいよ。馬鹿馬鹿しいよ。これがアメリカでは大ヒットしたというのだから、よく分からない。とにかくそのしょぼい雰囲気というかB級C級テイストを確信犯的に楽しめる方には良いかも知れない。2点(2003-12-12 14:08:20) 464. ファンタジア2000 ディズニーは、普段は、良く言えば“大衆的で分かりやすい”、悪く言えば“下世話な”映画ばかり作っているのに、「たまにはこういう変化球も投げれるんだぞ」と、こういった非常に難解で芸術志向の映画を作る。個人的にそれが嫌なのです。この映画は、難解で解釈も出来ず、ただ困惑する。オリジナルは未見だし、評価がとても高い作品だということも分かっているので、勇気がいる発言だけれど、私はこの映画は、嫌いです。2点(2003-12-09 21:35:17) 465. 死国 この映画の栗山千秋は、人形作家の堀佳子の作る人形ととても似ていると思いました。鬼気迫る美しさというか、ダークサイド的な日本の美というか。本当に日本人形のようで、純和風で、適役でした。美しかったですね。ストーリーはちょっと…。小説を乱読してた頃に原作も読みましたが、私は原作からして好きじゃなかったんです。2本立て(「リング2」と一緒だったかな?)じゃなかったら観ませんでした。2点(2003-12-07 23:01:26) 466. エンジェル・ダスト 登録した【腸炎】さんに先んじてレビューするのに迷いがあり、ちょっと恐縮モノなのですが、登録から2ヶ月半経っているので、この際堂々とレビューさせて頂きます。すいません(やっぱり恐縮)。他の方のレビューがまだないので、一般的な意見が分からないのが残念だけれど、私は本っ当に駄目だったですねえ…。ほん…っとに…。これね…この映画ね…ンフ、ンフフフ…。なんちゅうか、メガトン級の面白なさですよ。面白なさ過ぎて、観終わった後、静かに笑いが出て来ます。2時間の作品だけれど、観終わった後も更にたっぷり2時間鬱になる。凄いですよ、軽い気持ちで借りたら、もれなく合計4時間の鬱が付いて来る。作品の恐ろしさとか余韻とかそんなんじゃなくて、ひたすらに面白くない、それだけで。左目の瞼がピクピクしました(疲労時に現れる慢性的症状)。何とも時間を2倍無駄にするという、不思議体験をしてしまいました。2年前に観たのだけれど、個人的にはここ7、8年の間で1番つまらない作品、邦画サイコもの(?)では「TOKYO BEAST」以来のクソ映画だと思いました。1点(2004-02-24 20:46:49)(笑:1票) 467. 水の旅人 侍KIDS 何かと2本立てで公開していた記憶がある。もう1つの方が目当てで行ったのだけれど、それが何だったのかは全く記憶にない。先にこれが始まり、とりあえず観るからには楽しもうと思っていたのに、本当に駄目だった。凄まじく退屈でつまらなかった。子供だましにも程がある。観客を馬鹿にしていると思った。当時10代だった私はこの作品によって、「邦画はつまんないよ、駄目だよ、面白くないよ」とインプットされてしまった。1点(2003-12-15 20:28:34) 468. 黒い家(1999) 原作も特別面白いと思わなかったし、映画なんか一生観ることはないだろうと思っていたのに、家族が借りて来てしまい、残念なことに観てしまった。なんだこりゃ。日本映画はどうしてこんなにつまらなくなってしまったのだろう…。大体、こんな役は大概いつも大竹しのぶじゃないか。困った時の大竹しのぶ頼み。ワンパタ~ンです。確かに上手いけどね。例の乳のシーンが明らかにボディ・ダブルなのは笑った。てゆうかそもそも何だよ、「乳吸え」って。原作にはそんなのねえよ。びっくりだよ。1点(2003-12-01 17:12:14)(笑:1票) 469. シベリア超特急 私はクソ映画が好きだ。なぜ好きかは他のクソ映画のレビューに書いているのだけど。そして、どれだけクソなのか確かめようと、この映画を借りる決意をして、レンタルビデオ店のレジにこれを持って行こうとした時、高校生と思われる男の子が側に4人程いて、そこに更に1人、友人と思われる男の子がやってくるやいなや、その友人達に「やべえ!俺、血便が出た!」と叫んだ。友人達は、「マジかよ!ありえねえっ」「今!?今!?」と大騒ぎ。そしてその少年は友人達に、この店のトイレでどのように血便を出したかを生々しく詳細に語り始めた。私は思った、《ヤバイ…ヤバイぞ。あまりにも出来すぎた話だ。クソ映画を探しに来て、もっとディープなクソ話に遭遇するとは。こんな偶然、そうそうあるもんじゃない。恐るべし、シベ超!凄い因果だ。よっぽどクソ映画なのか》と。期待値最大で帰って観てみた。観終わった……ああ、凄いや。凄いですね。水野晴郎が渾身の力で出したクソ。流れないよ。頭にこびり付く。何ですか、あの揺れない特急列車は。存在意義まるで0の英字幕は。水野晴郎の国宝級の棒読みは。「ヒトラーを止める」なんて、何様だ、お前は。ああ、言い出したらきりがない…。誰か、水野晴郎の目を覚まさせてあげてくれませんか。いや、てゆうかむしろ、彼の暴走を止めるのは、この映画を観た全ての人の義務なのか(あいつ今、パート5と6を撮ってるだろ)。あいつは目を開けたまま夢を見れる数少ない大人の1人だ。何てゴキゲンな奴だ。そりゃ、世の中お前みたいなゴキゲンな脳みその持ち主ばかりになりゃ、戦争も起こらないだろうよ。クソ映画と期待して、期待を上回ったことはあまりないけれど、これは、見事でした。観る前のエピソードで、もうすでにお腹いっぱいになってたのに、これは凄い。賛辞を込めて、0点。とんでもない映画です。そしてあれからどうなったんだ、血便ボーイ。0点(2003-12-21 14:10:33)(笑:34票) (良:1票)
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