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プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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501.  明治天皇と日露大戦争 《ネタバレ》 空前の大ヒットを飛ばした映画だそうですが、見て理由がわかりました。とりあえず、単純に面白い。かつては雲の上の人であった明治天皇や乃木将軍を、苦悩する一個の人間として描いたところが見どころでしょうか。アラカンの明治天皇が、はまっています。あそこまで人格者だと、美化何%だろうと考えながら見ていたのですが、統治者の理想として描かれています。前半、陸戦をロングで捉えたところも、スペクタクルらしくてよろしい。ただ、バタバタ死んでいく兵士の芝居はわざとらしかったです。後半の海戦は、ミニチュアはのちの技術に及ばないものの、ロシア船の様子もある程度描かれていたので、前半よりはよかったと思います。 印象的だったのは、たしか井上馨だったかが「軍部が開戦を決定してはならない」と言ったこと。これはあきらかに、昭和時代に戦争を起こした軍部への批判でしょう。また、たいへんな数の死者が出たにもかかわらず、国民がそれを悼みもせず勝利に浮かれるラストシーンには、慄然とします。こういうことがあるので、なかなかどうして一筋縄ではいかない映画ではないかと感じました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-22 11:06:01)《改行有》

502.  ベンジー 何をかくそう、初めて劇場まで見に行った洋画です。大人になってみるとツライかと思いましたが、意外にそれほどでもなかったです。まあ、お話がご都合主義なのはいただけませんが、そのあたりはやはり子供向けということでしょう。特筆すべきは演出で、低いカメラワークや犬の行動で、ベンジー君の考え・感情を的確に伝えているのはおみごと。時に人間目線も取り入れて、その切り替えがうまいと思います。クライマックスの「ストップモーション+カットバック」は、昔は感動したのですが、今回はちょっとくどいという感じでした。また、BGMがほとんど2種類のモチーフしか使っていないのは、けっこうすごいかも。 とりあえず、映画のできとはまた別に、たいへん「好きな」映画ではあります。[DVD(字幕)] 7点(2010-03-19 13:45:42)《改行有》

503.  失はれた地平線 《ネタバレ》 シャングリラの指導者が、愚かな人間が共倒れするのを待っていて、その後のことを考えて待機しているというのは……。達観しているのか、諦観が過ぎるのか。どちらにしろ、あまり好きになれない考え方です。シャングリラという世界そのものは面白い発想だと思いますし、映画としては基本的に面白いのですが、ここが一番引っかかりました。それにしても、理想郷であるはずのシャングリラにも、不満に思って脱出しようとする人間が存在する。しかも、シェルパを買収したりするわけですから、シャングリラですら文字通りのユートピア、つまり「どこにもない国」だということなのでしょうか。それと、主人公がなぜ最後に弟たちと脱出することに同意したのか、理解できず不可解でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-14 21:00:34)

504.  刑事ジョン・ブック/目撃者 かなり普通の映画。刑事がアーミッシュの異文化に触れ、そして別れるというのが中心主題でしょうが、そこに恋愛話や親と子(祖父と孫?)の物語や刑事殺人事件を適当にからませています。まとまりはいいのですが、そのためか逆に大きなインパクトに欠け、無難に終わったという印象を受けました。アーミッシュの生活自体を肯定も否定もせず、そのままポンと出した点に好感が持てますが、これも淡泊な印象を与える原因になったかもしれません。映像と音楽はすばらしく、特に納屋を建てる場面がよかったと思います。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-08 18:17:31)

505.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 意外と評価が高いようですが、私としてはそれほどでも。けっこうご都合主義的展開が目立ちました。主人公たちが調理場に登ったあと水が押し寄せるとか。クライマックスでのリンダの唐突な死とそれに続く蒸気なんか、見ていて白けました。それで「お前のせいでリンダは死んだんだ!」と言われ、牧師はなんと神様に責任転嫁。そりゃあ神様の御意志なら、どんなご都合主義でもありでしょうょ。話を盛り上げるためにあっさり殺されたリンダは実に不憫。サバイバルドラマとしてはまあよくできていますが、どうも力でねじ伏せようとするところがあって好きではありません。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-01 19:41:12)

506.  オペラハット 《ネタバレ》 その風刺精神は今でも生きていると思いますし、コメディとしてもそこそこ笑える。ゲイリー・クーパーやジーン・アーサーらキャストも素敵。が、どうも今ひとつなんですなぁ。主人公ディーズは面白いんですけど、それほど魅力を感じません。怒っては相手を殴り倒すというのも、どうでしょうか。それにしても、なんでオペラハット?[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-27 19:27:29)

507.  真昼の死闘 うーん、コメディ・タッチという評判ですが、個人的にはそれほどでも……。鉄橋を爆破するあたりはそこそこ笑えましたけど。シャーリー・マクレーンのとぼけた味は出ていますが、話の作り自体がシリアス路線なので、ちぐはぐな感じです。マカロニ・ウェスタン風西部劇としては、楽しめる方だと思います。エンニオ・モリコーネの音楽は非常にグッド。マクレーンが祈るたびに出てくる聖歌風の曲が、いいアクセントになっています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-23 18:55:39)

508.  バンド・ワゴン(1953) ミュージカルとしては、まあ普通ですか? 公園でのダンスはすばらしいし、三つ子の歌はおかしいし、大熱演のジャック・ブキャナンも楽しいけど、「これ」っていう決め手に欠ける。「ザッツ・エンタテインメント」が聞けてよかったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-01 19:30:27)

509.  ピクニック(1955) 《ネタバレ》 ここで描かれているのは、大半の日本人が「ピクニック」と聞いてイメージするであろうものとは、ちょっと違いますね。町をあげての一大イベントで、日本でいえば地蔵盆を大がかりにしたようなものでしょうか。 それはともかく、このピクニックのシーンが実に楽しい。これはシーンの切りかえ、編集の妙が生きています。前半までは、のんびりムードで普通のラブコメかと思われますが、途中で思わぬところから暗雲が立ちこめ、一挙にシリアスなムードに。が、主人公が迷走し始めて、映画の展開自体がおかしなことになってしまったようです。ここは大いにマイナス。ただ最後は、なんとか無難にまとめたようです。通常のラブストーリー以外に、親と子の関係や姉妹の相克などを取り上げ、それぞれひととおり描いてみせていたのはおみごと。ちょっと欲張りすぎという気もしますが。あと、マッジやハワードが申し出を受けながらなかなか決められないのは、人生の一大事だから至極もっとも。こんなところにリアリティを感じます。 キャストはみんなはまり役で好演。ローズマリー先生が人気を呼びそうですが、個人的にはけっこう可愛いスーザン・ストラスバーグが印象的でした。劇中“不美人”と言われていましたが、キム・ノヴァクと比べられちゃあねぇ……。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-17 16:49:10)《改行有》

510.  のだめカンタービレ最終楽章 前編 《ネタバレ》 テレビシリーズの映画化、しかも単独エピソードならともかく、完全にテレビの続き。なおかつこの後後編が控えているとなると、本作単独で評価するのは無謀というか、あまり意味がないかもしれません。それでも敢えてやってみるならば、のだめが初共演に浮かれるシーンがCG大活躍で、絵的には華やか・かつ楽しめます。もっともこれも、「映画だから特別なことをやらなければ」という制作側の意図が透けて見えるので、素直に喜べないところもありますが。あと、音楽というか“音響”は素晴らしくて満足。かの地のホールも素敵。ただ、どうしても曲が細切れになってしまうところは、時間の関係とはいえ残念です。見ていて落ち着きません。 物語としては、ダメオーケストラを立ち直らせるということで、手堅い作りになっていたと思います。特に、団員の努力をあまり見せないところが○。そういうのは、アマチュア・オーケストラが舞台ならいくらでもやってもらえばいいですが、これはプロオケですから……。プロというのは、裏の努力などあまり見せないものです。 ただ、この作品では時として「音楽をするとはどういうことなのか」などといった、音楽の本質に切り込むこともしばしばなのですが、今回はその点が弱かったので-1点。これについては、後編に期待というところでしょうか。うーむ、やはり単独で評価するのは難しい。[映画館(邦画)] 7点(2009-12-27 17:13:47)(良:1票) 《改行有》

511.  人情紙風船 《ネタバレ》 長屋の様子や町の風景、特に建物などは江戸時代の風情が出ているような感じがして(実際にどうだったのか、もちろん知るよしもないが)、丁寧に作られているという印象。人物描写も個性が出ていてよいです。お駒・忠七カップルがどうからむのかと思っていたら、なかなか面白く使いました。このあたりとか、毛利宛の文の使い方は、あいかわらずうまいです。とはいえ、口角泡を飛ばして絶賛するほどの出来とも思えません。まあ、普通にいい映画という程度のものでしょうか。 それにしても、山中・三村コンビというのは、威張っている奴、権力を笠に着た奴がとことん嫌いだったんでしょうなぁ。もしも戦後まで活躍していたら、松本清張を原作に映画を撮っていたかもしれません。そういえばこの2人は、同い年でしたね。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-12-20 20:16:50)《改行有》

512.  バリー・リンドン 《ネタバレ》 アイルランドの田舎者が、波瀾万丈の末女貴族と結婚して逆玉に成功するけど、結局金を浪費したあげくに零落するという、なんともわかりやすいお話です。物語としては、成り上がっていく前半が面白い。主人公があっちこっちと寄り道するのが、目先が変わって楽しめます。ここではレドモンドを最初に襲う追いはぎ親子とか、シュヴァリエ・ド・バリバリのような悪党(“悪人”ではなく)が、魅力を感じさせます。これに比べると、レドモンド自身はそれほどでも。しかし、波瀾万丈成功譚としては、よいと思います。 これに比べると、後半は落ちていくばかりですが、あまり変化がなく面白味に欠けます。妻や継子との確執も、ありがちといえばありがち。こちらはむしろ、自然の景観や屋敷(お城?)など、映像美が素晴らしい。まあ前半も美しいのですが、後半は話がいまいちな分、よけいに目立ちました。 合計3時間ほどあるわけですが、特に長いとは感じませんでした。ちょうどいいくらい? ただし内容的には、まあこんなもんかというくらいで、可もあり不可もあり。強烈にこちらを引きつける要素というものは、見つかりませんでした。こういうものが嫌いではありませんが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-02 19:47:14)《改行有》

513.  河内山宗俊 《ネタバレ》 基本的に、私はヤクザとかマフィアが嫌いなので、その手の映画はまず見ません。そのためか、これを見ている間違和感というか、何とはなしに居心地の悪さを感じておりました。結果、それほどいい印象は持っておりません。もちろん、映像はいいし小柄や爪楊枝などの小道具の使い方もうまい。手を貸した姉弟が坂を転がるように落ちていくものの、最後まで助けてやるのだという男気も魅力的です。が、それでもやはり高くは評価できません。それに、どうもカットされた場面があるようで、あの二人がなぜ心中しなければいけないのか、まったくわかりません。これは録音のせいで聞き漏らしたのではないと思います。そんなこともあって、まあ普通の点数。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-22 21:03:47)

514.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 昔洋画劇場で見ていますが、最後以外は覚えていません。というわけで初見と変わらないと思いますが、案外よかった。どの程度事実に即しているのかわかりませんが、とりあえずこの映画での主人公二人は、けっこう「普通の若者」として描かれています。有名な強盗にしては、最初はドジだったり、予想外に人を殺すことになって動揺したりと、悪い面は薄められているようです。その一方で、冗談を言ったり互いを気遣ったりと、恋人同士であることを印象づける描写が多かったと思います。また、二人が強盗を成功させて「有名」になっていく過程は、台詞で説明されているだけ。強盗する場面自体、それほど多くはありません。要するに、二人の青春物語であるという面が強調されているようですし、そのような映画であると思って見ると、若者らしい言動に共感を覚えたりします。最後ばかりが有名ですが、実はそこに至るまでの関係を丁寧に描いていることがよくわかりました。そちらの方に引き込まれます。 そう思ってしまうのも、主演の二人が素晴らしいからでしょう。ウォーレン・ベイティがこんなに二枚目で格好いいとは思わなかったし、フェイ・ダナウェイの美しさはいまさら言うまでもなく。ハックマン以下の共演者も、曲者ぞろいで魅力的。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-09 21:45:59)(良:1票) 《改行有》

515.  幸福な食卓 《ネタバレ》 平凡じゃない一家の、平凡な日常をスケッチしたような映画でした。中原家の人たちはバラバラなようでいて、肝心なところでは強い絆で結ばれている。ただ、お互いをあまり束縛しないだけ。 だから、大事な末娘が大きな心の傷を負ったら、娘のためにみんなでふたたび集まるのです。そのきっかけが「人の死」というのは、わかりやすいけど裏を返せば安易。この辺をひとひねりしてほしかった。 あと、最後に歌が流れる場面は、モロに宣伝のようで好ましくないです。あれでいくばくかのお金が入るのかもしれませんが、映画の流れとしては唐突だし、曲も内容に合っているとは思えません。 とはいえ、淡々としていながらも引き込まれる魅力を持った映画。きっと、主役二人の貢献が大きいと思います。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-13 19:31:11)(良:1票) 《改行有》

516.  私の中のあなた 《ネタバレ》 一番身近にいる家族だからなんでも話せるというのは大間違いで、家族だからこそ話せないこともある。治らないとわかっているから訴訟まで起こした娘たちと、治らないと無意識には理解していても認めたくない母親のすれ違い。そのためにズレてしまった家族関係を修正したのは、父と息子だった。娘の気持ちを汲んで浜辺に連れ出すお父さん。訴訟の場で全部バラしてしまう兄ちゃん。結局、いざという時家族を救うのは男ということでしょうか。 あと、アメリカは訴訟の国などと言われているようですが、なぜ裁判を起こす必要があったのか、そこもよくわからない。あれだけ強い意志で自ら「自然に死ぬこと」を選ぶのであれば、なおさら母親と正面から対峙することが重要なのではないか。なんでそこだけ逃げるのかというのが不可解で、はぐらかされた感じです。 とはいえ、シリアスな内容を重くなりすぎず、暗くもなりすぎず、むしろさわやかに描いたところには好感が持てます。回想が多いのですが、現在との区別はつくように工夫されていて、わかりにくくはありませんでした。[映画館(字幕)] 7点(2009-10-12 17:56:59)《改行有》

517.  エスター この手の「畏るべき子供」ものは以前からあって、その正体は悪魔の子供だったり宇宙人の落とし種(?)だったりします。で、今回ですが「オイオイ、そんなんかい!」というようなオチ。一応理屈はつけてあります。それに関する伏線もちゃんと張ってありますし、見直せばさらにいろいろ気づくかも。悪くはないけど、ちょっと脱力系? 演出は、この手の映画としては正統派でしょうが、怖がらせてやろうという気が満々で、それが逆にコケ脅かしになってしまったのは残念。ただ、最初は利発な子に見えたエスターが徐々に正体を現し、最後にアクションに持っていく段取りはよかったです。でも、温室で終わってもよかったかも。それも含め、全体的に濃いめでしつこい印象を受けました。それにしても、最近は残虐な場面も普通に映像化してしまいますが、そういうのはある程度押さえて、見ている側に想像させる方が怖いと思います。 ちなみに、原題は「孤児」の意味。見終わってから内心ニヤリとしました。[映画館(字幕)] 7点(2009-10-10 20:28:09)《改行有》

518.  50回目のファースト・キス(2004) ワンアイデア映画ですが、それがうまく決まっている。最後のあざやかな転換はおみごと。これがやりたいがための、あの“障害”だったのでしょう。また、舞台がハワイである必然性、歌や絵の使い方など伏線の張り方もよく、この脚本家はミステリーものに向いているかも。コメディの最重要要素である脇役も、クセがあって面白い。ただ、それらがあまりにもうまくまとまりすぎているためか、こぢんまりとした印象は否めない。これなら映画ではなく、テレビドラマでいいかもよ?[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-03 11:48:05)

519.  會議は踊る 《ネタバレ》 その昔「世界名画劇場」で見ましたが、すっかり忘れていました。こういう映画だったのか。メッテルニヒの行動など、風刺が利いていてよかったと思います。会議の椅子を揺り椅子にしたのも効果的。ヒロインのクリステルは、最初威勢がよくて男勝りかと思っていたのですが、相手が皇帝とわかったとたんメロメロに。これはちょっと残念でした。一番おかしかったのは二役のヴィリー・フリッチで、皇帝より影武者の方が個性的で面白く、当人もノって演じているように見受けられます。馬車のシーンはただただ言葉もなく、唖然として鑑賞するのみでした。ただ、歌の扱いがこの程度のものを、ミュージカルとかオペレッタと呼ぶのはいかがなものでしょう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-27 18:13:55)

520.  ガメラ対大魔獣ジャイガー 《ネタバレ》 前2作のドタバタ劇から一転して、怪獣映画らしい展開になりました。そのためか安心して見ていられます。ジャイガーは前作のギロンとは正反対で、見た目は地味ですが攻撃方法が多彩なので、怪獣として魅力があります。あいかわらず子供が活躍しますが、今回は大人が一緒にいることが多く、うっとうしいと感じることもありませんでした。特に、常識派のお姉さんを配したのが成功しています。ガメラとジャイガーが3度戦うなど、シリーズでは『ギャオス』に迫るできだと思います。 ちなみに、はじめて劇場まで見に行ったガメラ映画がこれでした。たしかその時フィルムが切れてしまったのです。いきなりスクリーンが真っ白になって、びっくりしました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-20 17:44:41)(良:1票) 《改行有》

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