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521.  プライドと偏見 終始「女性寄り」の視点が貫かれてた所為でしょうけど、私も思ったほど楽しめませんでした。エリザベスがダーシー氏を好きになる理由は明示されても、ダーシー氏がエリザベスを好きになる理由が明示されず、単なる「一目惚れ」扱い。出来れば彼の方にもエリザベスの「良い部分」を発見させて欲しかった(「Emma」のヒロイン同様、私はエリザベスも余り好きになれん)。また、時代的に「結婚」だけが女性の生きられる道だったとしても、逆に言えば、女性にとっては男も生活保障以上の価値はない訳で、何か全体的に寒々しい印象です。気づいたのは、本作には一切キス・シーンが無かったこと。そういう時代だったにしろ、これでは余りにもアレだったので、アメリカ版では無理矢理キス・シーンを挿入したのでしょう。あと、出演者ではジェナ・マローンの相変わらずのエロさと、20歳を越えてるとは思えない幼さに感心。そんな訳で美しい映像に+1点して、何とか5点献上。[DVD(字幕)] 5点(2006-07-14 00:04:17)

522.  デス・フロント 《ネタバレ》 戦場ホラーということで、同年のアメリカ映画「ビロウ」みたいな感じかと思ってたら全然違いました。ストーリー的に良く解らない部分もあったんですけど、【ぶるぅす・りぃ。2】さんのレヴューを読んで納得。なるほど、そういうことだったんですねぇ。でも穴に落ちた後、一堂に会していた面子の中に、シェイクスピア本人もいましたよね。あれは何だったんでしょう。あと、逃げたドイツ兵も死神だったんでしょうか? 彼ら全員、まだ死んでなくて、生死の境界を彷徨っていたという解釈も成り立ちそうですね。最後にシェイクスピアだけが蘇生したのかもしれません、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-14 00:02:57)

523.  トニー滝谷 西島秀俊の抑揚の無い声はナレーションではなく、【はちかつぎ】さんのお書きの通り「朗読」。演者達に生気は感じられず、彼らは読み上げられる物語に沿って動く人形。それを彩る静かなカメラワークと坂本教授のピアノ伴奏。本作は完全にサウンドノベル。時折、「劇」と「朗読」に接点が設けられてましたが、こうでもしないと映像が朗読に負けてしまうんだと思う。そんな訳で、本作を観てても、とても「映画鑑賞」してる気分にはなれない。かと言って「読書」してる気分でもない微妙な感じ。室内シーンも含めた大部分を屋外セットで撮ってたり、確かにこれは実験作です、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-28 00:03:59)

524.  HAZAN 近代陶芸の開祖と言われる陶芸家・板谷波山の伝記映画(最近、孤高の芸術家づいてる榎木孝明は中々「威厳」のある俳優なんですね)。しかし彼のバックボーンを全く描かず、唐突に陶芸の道を志す所から始まるので、映画からは「極貧の中で自らの技巧を極めた陶芸家」という、他の芸術家と大して違わない部分以外、波山独自のパーソナリティがさっぱりと判らない。なぜ職を捨て、家族を犠牲にしてまで陶芸に魅せられたのか? そして、彼の科学的アプローチの源泉は何処にあったのか? これこそが波山を語る上で最も重要な部分だったんじゃないでしょうか、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-28 00:02:47)

525.  ドラゴンヘッド 評判からは「デビルマン」に匹敵する程の駄作を想像してましたけど、意外や意外、私は普通に観れました。大掛かりな廃墟のセット、大規模な爆発シーン、そしてカタストロフのCG(中盤、自衛隊員の車が噴火から逃げる所と終盤のヘリは安いCGでした)。ウズベキスタンまで行ってきた甲斐もあり、迫力ある映像を観てるだけでもそんなに退屈はしません。かなりヘタレな二人の高校生の終末行脚というのも面白い(原作未読)。語り口がモタモタしてる割に(穴から這い出すのに40分以上もかけてる!)、静岡(?)~東京間の距離を感じないのが最大の難点でしたね、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-28 00:02:23)

526.  O〔オー〕 シェイクスピアを現代の学園ドラマに置き換えるというのは「恋のからさわぎ」と同じですけど、それにしても何で「学園ドラマ」なんだろ? 個人的にアメリカの学園モノって、それだけで薄っぺらい印象を受けてしまうので、どうにも分が悪い。もちろん古典文学の素養の無い私は「オセロ」を知らないので、本作からだと今一ジョシュ・ハートネットの心理も伝わってこない。解説に書いてあるから彼の動機は「嫉妬」なんでしょうけど、では、何故Oに嫉妬するのかが判らない。かつてトップ・プレイヤーだったのがOに追い落とされた訳じゃなさそうだし、父からの愛情に飢えてるにしても、ジョシュからはファーザー・コンプレックスの気も余り見えてこない。従って、私も単純なサスペンス映画として観るしかありませんでした、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-23 00:02:11)

527.  マリといた夏 韓国らしいノスタルジーと湿っぽさを感じさせる、韓流版「おもひでぽろぽろ」って感じ。たぶん全編デジタルで製作されてるんでしょうけど、落ち着いたトーン、輪郭線の無いシンプルなキャラクター・デザイン(どことなく切り絵風であり、中国アニメ風でもある)、そして素朴且つ写実的な美術で、独特な雰囲気を構築してます(カメラワークや絵の動きも、わざとぎこちなくしてある)。今一つ主人公の「現実」と「夢」との接点が感じられなかったことと、終始テンションの低い話運びだった為、私的には退屈の一歩手前という印象ですが、映像は一見の価値があるかもしれません、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-15 00:03:14)

528.  タイヨウのうた シンガーソングライター・YUIが色素性乾皮症を患う少女を演じた、至ってオーソドックスな難病映画。YUIの歌うシーンが多くあるので、アイドル映画としてはファンも納得の仕上がりだと思います(近くにいた女子2名は「セカチューより全然良かった」と話してました)。そのYUIですけど、雰囲気的には蒼井優を髣髴とさせ、演技の拙さが逆に初々しさとなっており、中々良かったです(本作で一番の大根は麻木久仁子)。すっかりおじさんとなってしまった私は、YUIという人の存在すら今まで知りませんでしたが、主演映画が作られる位だから人気があるんでしょうね。で、彼女の堂々とした歌唱シーンこそ本作の目玉だと思うんですけど、演出や音合わせ(音響設計)に手抜きが感じられるのが残念でした。そんなことで、5点献上。[試写会(邦画)] 5点(2006-06-09 00:04:32)

529.  インストール 本作の主人公が、この経験を通じて成長したり違う自分を発見したりすることなく、以前の自分と全く変わらぬまま「社会復帰」を果たす所は、凄く今風かもしれない。しかし、そんなどーでもいい話が面白い訳なく、本筋ではほとんど楽しめません(タイトル的には「インストール」ってよりも「初期化」って感じです)。この自堕落な風潮をもっと皮肉ってあれば、もう少し痛い青春映画になったでしょう。演出も「下妻物語」を目指しつつ、出来てみたら「キューティーハニー」になっていたって感じ。が、これで最後まで見せてしまうんだから上戸彩はエライ。全体は頓珍漢な演出なのに、巻頭からパンチラで惹きつけ、その後もコーラを飲んでる時の喉の動きやポテッとした唇の接写等、上戸彩を捉えるカメラだけは的確でした…、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-09 00:02:34)

530.  SURVIVE STYLE5+ 「日本映画じゃないニホンエイガ!」という宣伝文句は全くの出鱈目。シネマライズやシネクイントでしょっちゅう上映してる、珍しくもない渋谷系「日本映画」と全然同じです。従って「新しさ」は皆無と言って良い。そして数多あるそのジャンルの作品群同様、中身も何も無い。後はこの「STYLE」が肌に合うかどうかで評価は決まってくるでしょう。繰り返しがクドくて時間が長すぎるのが最大の欠点でしたけど、私は飽きずに観れました。多彩な出演者の中では橋本麗香と神木隆之介が出色。特に橋本麗香は、モデルだけあって表情が非常に魅力的。「無表情」もかなり絵になりましたけど、ロケット・パンチを繰り出した時の顔なんか最高。女優としてはハーフ顔がハンデでしょうけど、これからのご活躍に期待します、5+点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-06-09 00:01:13)(良:1票)

531.  ダ・ヴィンチ・コード (長々とお邪魔します) 原作はあっという間に読んでしまいましたが、それは犯人探しのミステリーや逃走劇のサスペンスが優れていたからでは決してなく、偏に、豊富な薀蓄で肉付けされた「説」が異様に面白かったから。つまり、この物語から「豊富な薀蓄で肉付けされた説」を除いてしまえば、意外性も何もないB級ミステリーしか残らないのです(特に二つ目のクリプテックスのパスワードと「地図」が示した聖杯の場所は、「コード」を読んだ途端に察しがつくほど単純)。で、肝心の映画版ですが、「説」は描かれてても、もちろん豊富な薀蓄で肉付けする余裕など残されてはいないので、案の定、超駆け足のB級ミステリーになってました。幸い私は原作を読んでいたので、原作読者なりに楽しむことも出来ましたけど(少し「ハリポタ」ファンの気持ちが解った様な気がする)、映画としては「ナショナル・トレジャー」の方がずっとマシです。また、私も今回「4K PURE CINEMA」というデジタル配信上映を体験してきましたが、大元がフィルムだった為か、「エピソード2」のDLP上映程のクォリティは感じませんでした(クレジットも含めた字幕は際立って明瞭でしたが…)。そんなことで、唯一人原作のイメージ通りだったポール・ベタニーと、最も原作からかけ離れてたオドレイ・トトゥに、5点献上。[映画館(字幕)] 5点(2006-06-02 00:04:08)(良:1票)

532.  花咲ける騎士道(2003) 終盤の展開等にアレンジが加えられているものの、全体としては驚く程オリジナルに忠実なリメイク。ジェラール・フィリップ同様、男臭さの感じられるヴァンサン・ペレーズのファンファンも中々良かったですけど、少し「軽さ」が足りないか。世界市場を意識して配役されたと思われるペネロペ・クルスは、ジーナ・ロロブリジーダ程には艶を感じさせてくれない。その代わりこちらのアドリーヌは、強さとしたたかさを持った現代的女性として描かれてます。気になったのは、序盤での残酷描写や女性のヌード・シーン。これは本作にとって意味が無いばかりか、雰囲気に全くそぐわない。また、物語は勘違いコメディだった筈なのに、ファンファンが直ぐに王女様に愛想を尽かしてしまったのもどうかと思います。そういうことで、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-29 00:26:02)

533.  ポセイドン(2006) 例えば「日本沈没」レベルの特撮なら、今の技術でリメイクする意義は大いにあると思う。しかし物語的にも特撮的にも非常に完成度の高かった「ポセイドン・アドベンチャー」の、何処にリメイクする必要があったのかは解らない。現在は映画興行界に於いてリバイバルが成り立たないので、ここ最近のリメイク・ブームは「リメイク」と言うより、「リバイバル」の新しい形として認識した方が良いのかもしれません。と、書きつつも、本作は「ひっくり返った豪華客船の中で少数の生存者がサヴァイヴァルを繰り広げる」ということ以外、オリジナルとは全然別の映画になってます。僅か98分の上映時間からも判る様に、前作にあった人間ドラマはすっかり無くなり、展開の早いこと早いこと…。登場人物達の紹介もそこそこに、危機感を盛り上げる間も無く大波がやってくる。人が死ぬシーンもあっさり(ラストは「アルマゲドン」)。だから退屈はしませんが、重みは全くありません、5点献上。[試写会(字幕)] 5点(2006-05-19 00:05:35)

534.  ワイルド・スピードX2 ノリは前作と全く変わらないし、登場人物のキャラクターが全体的に薄味になってましたけど、話自体はずっと真っ当なものになり(それでもツッコミ所は多々ありますが…)、私的には今回の方が良かったと思います(それにしても、現在のアメリカの小僧共のセックス・シンボルは、どの人種にとってもヒスパニック系とアジア系なんですかね?)。カーキチじゃない私が観ても、スタントとCGとサラウンド音響を組み合わせてド派手に演出されたストリート・レースは中々楽しいもんです。ところで、スパイク・リー・フォロワーっぽかったジョン・シングルトンも、最近はその路線を離れて頑張ってるみたいですけど、もう一つ「何か」がないと主演のポール・ウォーカーと共に、B級のまま埋もれてしまいそうですね。そういうことで、5点献上。[地上波(字幕)] 5点(2006-05-19 00:02:34)(良:1票)

535.  ブラック・ダイヤモンド 功夫、人気ラッパー、高級車、セクシーなマイノリティ美女、Xスポーツ、そしてお馴染みのヒップホップで彩られた、ティーンエージャーの暇つぶし向け定型B級アクション映画。「よお、今日の放課後どうする?」「そういや、DMXの出てる映画始まったじゃん」「いくら持ってる?」「10$」「俺は8$ちょっと」「なら、スーパーサイズのポップコーンも買えるな」…てなノリで、貧乏な16~7歳の子が近所のシネコンへ観に行くべき映画です(間違っても、都心へ出て1,800円払って観るもんじゃない)。そう考えれば、全く可もなく不可もない出来。日本ではテレビでの鑑賞こそ最適です、5点献上。[地上波(字幕)] 5点(2006-05-19 00:02:07)

536.  ダック・シーズン とある集合住宅の一室に住む14歳の少年とその友人、隣に住む16歳の女の子、そしてピザを届けに来た宅配人の四人が過ごす、ある日曜の午後を描いたほのぼのコメディ。本国メキシコでは大絶賛を浴びたということですけど、私には今一ピンと来ませんでした(余談ですが、我々がほとんど「日本アカデミー賞」を無視してる中で、「メキシコ・アカデミー賞独占」という触れ込みにどれ程の価値があるかは判りませんネ)。元来インディ映画が好みではない上、笑いのオチ(次に来る台詞)がことごとく予想のつくものばかりだったで、私は余り笑えませんでした。また、「自分探し」や「人との繋がりたがり」といったテーマにも少し飽き飽き。因みに、エンドロールの終わりにもオチがあるので、最後まで席を立たない様に。5点献上。[試写会(字幕)] 5点(2006-05-13 00:05:09)

537.  ドリーマーズ とにかくエヴァ・グリーンのオッパイ(映画後半は、この人ほとんど裸)と、久しぶりに見た画面全体を覆うボカシ(その向こうは男性器の大写し)の印象しか残らない。本作のベルナルド・ベルトルッチは、男女三人の裸と風俗描写にしか興味が無く、肝心のマイケル・ピットの内的成長なり変化なりを完全無視。これでは彼は主人公じゃなくて唯の狂言回しです。では、一卵性双生児だと言い張る二人が物語を牽引して行けるかと言えば、さにあらず。自ら外界の情報を遮断して自堕落に生きる人間に、裸以外の魅力等あろう筈もありません。映画狂というのも、この二人にとっては現実逃避でしかない。そういう意味で彼らは「ドリーマーズ」でした。そういうことで、充分お腹一杯になるエヴァのナイス・バディに+1点して、5点献上。[DVD(字幕)] 5点(2006-05-13 00:04:44)

538.  キャロルの初恋 健気な12歳の少女の視点で描いていくスペイン内戦もの。田舎の風景の瑞々しさや、もちろんキャロルを演じたクララ・ラゴちゃん(目が大きい!)のボーイッシュな魅力は堪能できますが、肝心の物語はベタな設定の詰め込み過ぎだと思う。父親の出征、母親の病、預けられた親戚の家での確執、貧しい少年との淡い恋、etc.…、そして確実に忍び寄って来る戦争の影。特に、複雑な事情を抱えた母親の設定は、本作では全く不要でした。原題は「キャロルの旅」なので、それらの経験によって成長する少女の姿がテーマなんでしょうが、映画自体は少し陳腐な仕上がりです、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:03:50)

539.  アドルフの画集 本作の一番の目の付け所は、「芸術+政治=権力」という主張(今でこそ「悪」や「全体主義」の象徴に見えますけど、ナチス時代の制服やその他諸々のデザインは、世界的にも突出してカッコ良いですよね)。キャンバスの上で自分を表現することに挫折した芸術家は、現実世界をキャンバスに、政治力を絵の具として、第三帝国という理想の芸術を具現化しようとした訳です。しかし、劇中でその片鱗が見えるのは終盤の一瞬だけ。これは勿体なかった。原題からマックスが主人公であることは重々承知してますが、それにしては彼のキャラクターに中途半端さや弱さが目立つ(あの寸劇の意味も不明)。また、画廊の得体の知れない雰囲気にばかり凝って、その他(特にヒトラーの演説)の演出も弱かったと思います、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:03:17)

540.  過去のない男 (↓)「不思議な魅力がある」というのは認めますが、その魅力をどう受け止めて良いのかが私には判りませんでした。正に不思議な魅力。この飄々とした感じは独特ですね。結構酷い目に合って記憶喪失になったこの男が、その後、ほとんど生活に困らないのが凄い。何処の誰かも判らないのに、家を借りるのも職に就くのも非常にイージー。フィンランドって、こんなに緩~いお国柄なんでしょうか? また本人も、記憶を無くしたのに「ま、いっか」程度の受け止め方。もし自分のアイデンティティを巡って苦悩しないで済むんなら、私もいっそ全ての過去を無くしたいです、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-13 00:02:53)

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