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プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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521.  モンティ・パイソン/人生狂騒曲 《ネタバレ》 モンティ・パイソンを初めて見たのは、NHKの放送で。数回しか見たことがないので、ほとんど初心者です。この映画はエロ・グロ・ナンセンスと三拍子そろっているので、いつ製作されたのかと思ったら、1980年代ですか。モンティ・パイソンといえば70年代のイメージなので、意外です。全般的に内容が“濃い”と感じられるのは、製作年代が原因でしょうか。 で、とりあえず面白かったです。全体的に相当笑えました。中でも気に入ったのは、「全ての精子は神聖なり」で『オリバー!』のパロディが出てくるところ。音楽もよく似せてあります。最後の死神はパターンですが、楽しめました。また、冒頭の短編やレストランでのエピソードなど、バブル崩壊を予見したようなものもあって、そのあたりはさすがですね。 ちなみに日本未公開のようですが、なるほど納得です。次はホーリー・グレイルが見てみたい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-18 20:05:25)《改行有》

522.  大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス 《ネタバレ》 これまではバルゴンの方が面白いと思っていたのですが、今回見直したらこっちの方がいいですね。道路建設をからめたのが成功。作品にリアリティを与えていますし、ギャオス対策と用地売買を並行して描くことで、物語に幅ができました。村長役の上田吉二郎や熊八コンビなど、脇役がいい味を出しています。これに対し、本郷・笠原組は単なる美男美女のヒーロー・ヒロインで、個性に乏しく残念。 ただ、特撮になるとやはり東宝に負けています。ガメラとギャオスの戦いも迫力不足で、特に肝心の空中戦のできがよくないです。ただ、ギャオス自体は足を再生したり火を消したりとこちらを飽きさせない能力を持っていて、敵怪獣としてはかなり魅力的でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-02 21:27:29)《改行有》

523.  渚にて 《ネタバレ》 非常に真面目に作られた反核映画で、全編リアルな演出に徹したのが効いています。力作だとは思いますが、見終わると疑問が。 放射能の影響による“死”を扱っている割には、死体がひとつも出てこない。まったく無人のサンフランシスコという図は、これはこれなりに恐怖感を抱かせるわけですが、猫の子一匹死体がないとはどういうことか。放射能汚染で突然死ぬわけではあるまいし、パニックになって暴動や略奪が起こりそうなものですが、そういった形跡もなし。まあ、作品全体の雰囲気と合わないのかもしれませんが、あまりにも静かすぎます。 核戦争が「愚かな人間」によって引き起こされたのなら、愚かであることを感じさせてくれなければ、なるほどと納得できません。どうも、あまりにも綺麗事すぎるんじゃないかと思います。結局のところ、「アメリカ人が作った反核映画」はこんなものか、という気がします。いい映画だとは思いますが、傑作とは言えません。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-01 20:44:50)《改行有》

524.  エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~<TVM> 《ネタバレ》 どうしてもケイト・ブランシェットの映画と比べてしまうのですが、内容的に遜色はないと思います。テレビ映画なので時間の制限があり、エピソードを絞っているのですが、それがかえって功を奏したのか、集中して見られました。ただ、政治家ではなく「女性のエリザベス」であることを強調するためか、恋愛のエピソードが強調されすぎていて、ちょっと引いてしまいました。逆に、スコットランド女王メアリーとの関係は、よかったと思います。また、スペインとの戦いのさなか、兵士たちに檄を飛ばすあたりは、政治家としてのカリスマ性を感じさせ、これまたインパクトが強かったです。ロマンスの要素が薄ければ、もっと高得点になりましたが……。[CS・衛星(吹替)] 7点(2009-08-31 20:40:46)

525.  大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 《ネタバレ》 ガメラシリーズ第2作ですが、主役は実はバルゴン。ガメラは最後にバルゴンを倒して、物語を終わらせるためだけに出てくる感じです。 そのせいかどうか、前半のできがあまりよくなかったです。ニューギニア探検はそれなりですが、バルゴンが登場してから、あまりテンポがよろしくない。これはバルゴンが四足獣のためかもしれませんが、なんかモタモタしている感じです。いつのまにか防衛隊が出動していたりして、話の展開がいまいちよくつかめません。ガメラとの最初の対決も、お互いの位置関係が今ひとつわかりにくかったです。 カレンが日本に来てから、やっとこさ話が進み出した感じです。ここからはバルゴンの弱点を突いてあれこれ作戦を立てるわけですが、その辺がとにかく撃ちまくれ!というような、通常の怪獣映画とは一線を画していて、よいと思います。 出演者では、船医の藤岡琢也がさすがの存在感。この人だけ別世界の住人のようです。江波杏子は、ヒロインなのに無表情で無愛想なのが気になりますが、役の上からは問題ないのかな? あと、ドでかいダイヤに思わず見とれてしまう女性隊員は笑えました。 記憶にあったほどは面白くなかったんだけど、まあ前作よりはよかったので、この点数で。[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-18 20:04:01)《改行有》

526.  逢びき 《ネタバレ》 これは評価が難しいですねぇ。ここでの点数が高いのでどうかと思ったのですが、ちょっと期待はずれ。なぜ2人が恋に落ちたのか、そこのところが今ひとつ納得いかない。もともと恋愛ものはあまり性に合わないので、その後の展開にも引き込まれませんでした。あと、ヒロインのモノローグがうっとうしくてしょうがなかった。スタンリー・ホロウェイと店のおばちゃんカップルは、主人公たちとうまく対比させていてよかったですが。 ということで気乗りせずに見ていたのですが、最期になって印象がガラッと変わりました。冒頭のシーンに戻り、その時にはわからなかった、ヒロインが姿を消したときの行動が描かれる。斜めにしたカメラワークが特によかったのですが、ここに来て、なぜこの場面を冒頭に持ってきて回想の形式にしたのか、なぜヒロインにモノローグで語らせる必要があったのか、腑に落ちたというわけです。この構成の妙に、ほとほと感心しました。そのあとの本当のラストシーンでは、「本当は旦那は気づいていて黙ってたんじゃないか?」と思わせるところもあり、なかなか深いです。 こうしたいいところもあるのですが、やはりそこに行くまでがかなりもの足りないので、残念。メロドラマの好きな人なら、もっと高く評価するんでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-16 16:29:37)《改行有》

527.  荒野の決闘 《ネタバレ》 これはやはり、途中で飽きてきました。つまらないわけではないのですが、テンポというか、エピソードのつなぎが悪いのかも? ちょっと淡泊すぎやしませんかねぇ。よかったのは、ドクが荷馬車を駆って疾走する場面。画面のフレーム内では止まっているのに、ものすごいスピード感が出ていておみごと。あと、ワイアットが酔漢を捕まえるところもよかった。結局、アクション・シーンの方が見どころだった、ということになりますか。最後の決闘場面は、人物の位置関係がサッパリなので緊張感がなく、拍子抜け。クレメンタインを演じたキャシー・ダウンズが、異様なまでに美しいのが印象的でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-13 19:25:46)

528.  刑事(1959) 事件を扱っているのはあくまで手段であって、事件に関わった人たちの生き様を描いた映画。特に目新しいところはないのですが、正統派の展開で手堅く作ってあります。その展開自体はシリアスな一方、刑事同士の会話がコミカルでバランスをうまくとってあります。なんとなく昔の日本の刑事ドラマ風なところがあり、影響を与えたのかも? と勝手に推測しました。しかし『鉄道員』もそうでしたが、監督が主演を兼ねると、やはり自分をむちゃくちゃ格好良く撮ってしまうものなんですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-02 19:12:21)

529.  アラバマ物語 人と人が理解し合うのは困難だが、理解し合えたときにはそれ相応の素晴らしいものがある、などと感じてしまいました。いい映画ですが、グレゴリー・ペックのお父さんは格好よすぎるかも。 それにしても、昨今では一見すると罪がないような人間が、とんでもない犯罪事件を起こしたりするわけで、この映画のような理想は実現しがたい。見るからに「狂犬」みたいな人間って、そんなにいるわけないよね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-29 19:48:37)《改行有》

530.  レッド・サン 《ネタバレ》 西部劇にサムライ登場となると色物かと思いますが、きわめてまともな扱いで安心。ブロンソンと三船が対立しつつの珍道中からお色気路線、さらにはコマンチ族との乱戦と、見どころも詰まっていて飽きさせない。最後は国(文化)が異なる者同士の友情に収斂させるところも、なかなか感動的でありました。前半での伏線が効いています。「三大スター競演!」の割にはちょっと小粒ですが、製作にアメリカが噛んでない(=金がない)から仕方がないのかな? 全編アメリカが舞台なのにね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-27 19:55:38)(良:1票)

531.  鉄道員(1956) 《ネタバレ》 イタリアのホームドラマ。いろいろあって家族離散するが、最後は丸く収まるという、ありがちなお話。逆に言うと正統派のストーリーであり、それなりに見せる要素は持っている。親父が単なるいい人ではなく、酒飲みで暴力を奮うというのはあまりいい気持ちがしなかったが、家族思いのいい面も描かれていて、そのあたりにリアルさを感じさせる。なかなかよかったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-26 21:03:45)(良:1票)

532.  ジャンヌ・ダルク(1999) 《ネタバレ》 ま~、面白いかと言われれば、たいして面白くないわけですが。ジャンヌ・ダルクの話となると、どうしても宗教臭くなってしまいますし。しかし本作では、ジャンヌの神がかりを「まがい物」として描いているところが興味深いです。自分が信じているから信じられるんだ、みたいな。それが行き過ぎると狂信的になってしまうわけですが、ここでのジャンヌはそこまで行っていないのが中途半端というか、ある意味歯がゆい。もしかしたら、狂信的になってしまったほうが、面白い映画になったかもしれません。 それとこの映画、製作されたのが1999年だというのが興味深い。ジャンヌの神がかりによって兵士たちが鼓舞され、イギリス軍を破ってしまった。神を大義名分にすれば大衆は扇動されるということを、ものの見事に描いています。この映画の数年後から、神の名においての破壊行為が頻発するのですが、これは偶然なんでしょうか。テロリストの指導者たちは、しっかりこの映画を見ていたりして。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-20 21:45:54)《改行有》

533.  500ページの夢の束 《ネタバレ》 自閉症でトレッキーの女性が、シナリオコンテストに応募するためにひとり(いや、犬も連れて)ロサンゼルスに向かう……というお話ですが、これを聞いただけでだいたい話は想像できますし、実際の作品もおおよそそういったものです。そういう点では珍しくないのですが、主人公が『スター・トレック』のマニアというのがミソでしょう。というか、完全にスタトレ頼み。なので、やはり『スター・トレック』が好きだったりする人は喜ぶかもしれませんが、残念ながら私は身近に自閉症の知り合いもいないし、『スター・トレック』(というか、映画はまったく見ていないので『宇宙大作戦』?)にも思い入れはないので、「こういうものか」という感じでした。題材の時点で観客層を限定してしまうのは、いかがなものかと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-09 21:41:49)

534.  小さいおうち 《ネタバレ》 『小さいおうち』とは、「そこだけの狭い世界」ということ。タキにとっては、この「小さいおうち」がほとんど世界のすべてなわけです。言い換えれば、そこで仕えている奥様がすべて。だから奥様に傾倒するのは、むしろ当然。その思慕と、それとは反するような道ならぬ想いの微妙な関係はうまく描けていたと思います。問題は現代パート。妙に俗っぽく、感傷的で説明過多。「それは本当に必要なのか?」と思うようなところが端々に見られ、魅力に乏しい。現代という時代自体が魅力がないということなのか。タキが過去だけに生きていることを考えると、あえてそう描いたととも考えられますが、この現代パートがあるおかげで、映画自体の評価を相当下げていると思わずにはいられません。いちいち説明的なのは、見ている方が説明しないと理解できないと考えているのかもしれません。まあそれも、わからないではないですが(「観客をみくびりすぎ」という意見がありますが、今は見くびられるような観客、すなわちそのようなレビューが少なくありません)。 ともあれ、「小さいおうち」がすべてだったタキは、家が焼けて夫妻が亡くなった時点で、すでに死んでいるのと同じことだったのです。だから回想録もそこで終わっているし、その後どこで何をしていたのかもまったく語られない。ただ思い出に生きていただけの彼女ですが、思い出というものも結局はどこかへ消えてしまうものです。「小さいおうち」の絵がそうとは知られず処分されたように。だからそのまま消えてしまえばよかったのですが、板倉正治の消息とか、現代の恭一とかよけいなものを出したおかげでぶち壊しになってしまいました。おかげで、何がやりたかったのか、よくわからない映画になっていました。[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-02-24 21:20:32)《改行有》

535.  遠すぎた橋 中学の同級生に映画好きの奴(♂)がいたのですが、この映画にかなり入れ込んでいて、メインのスター全員の名前を暗記して一気にまくし立てたりしていました。私はまったく興味がなかったので、そもそも見に行かなかったのですが……。 そもそも「マーケット・ガーデン作戦」なるものをよく知らないわけですが、これは連合軍の失策であるために、取り上げられることが少ないのかと思います。この映画自体も、公開当時は超大作として宣伝されたものの、近年では存在自体知らない映画ファンも少なくなさそうです。私も以前のテレビ放送以来数10年ぶりに見ました。たしかに力の入った作だとは思いますが、オールスター映画にありがちな総花的なところがあり、話の展開にもメリハリがあまり感じられないので、映画的な面白さは今ひとつかと思います。正直、作戦が始まるまでの1時間くらいがもっとも面白かったです。 とはいえ、「忘れられた作戦」を描いているという意義はあるので、この映画は今後忘れられることがないよう祈っておきましょう。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-23 19:56:47)《改行有》

536.  霊幻道士 とりあえず長い。というか、途中で飽きる。正直「いつまで続くのか」と思ってしまった。女幽霊の話は必要だったのか。笑えるところもありますが、1度見れば十分。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-22 09:16:51)

537.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 原作は知りませんが、こういう題材なら前半のような「日常系」の方が楽しめる。後半は戦争だの政争だの話が大きくなって、かえってつまらなくなった。風呂で戦争に貢献するというアイデアはよかったと思いますが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-10-14 10:58:17)

538.  ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディー 《ネタバレ》 『カサブランカ』と同年の戦意高揚映画で、監督も同じ。しかし日本での公開がずいぶん遅れたのは(1986年末)、あまりにも戦意高揚があからさまだからでしょう。このあたりが、普通のドラマとしても見られる『カサブランカ』や『ミニヴァー夫人』と異なるところです。また、主人公のコーハンさんが日本では知られていないということもあるのでしょう。しかし当時のアメリカでは相当な有名人らしく、観客も当然知っていることを前提としているようです。 物語としては、これまたアメリカ人が好みそうなサクセスストーリーでですが、若い頃のわけもなく自信を持っていて調子のいいところが、無責任シリーズあたりを彷彿とさせて面白いです。とはいえ、このあたりは無鉄砲すぎてなんだかなぁって感じで、成功してからの方がよかったと思います。ただ、基本的にエピソードの羅列で、作品全体としては起伏がないところが気になりました。とはいえ、舞台の場面も多くそれなりに楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-08-16 17:02:32)《改行有》

539.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。 うーん、こいつは厳しい。この映画をひとことで言えば「ゴタゴタしている、とっちらかっている」ということ。とりあえずお話の方は完全にモナーク中心なのですが、中盤まで後手後手に回っているので行き当たりばったりな感じ。まとまりというか、芯の通った流れが感じられません。こういう行き当たりばったりが延々と続くためか、途中でだれてしまいました。地球環境の問題、とりわけ自然と人間との関係が扱われてたりしていますが、それが行動づけの理由に使われているだけで、浅いので印象に残りません。 あと、どこかで見たようなパターンがかなり多いというか、そういうのばっかり。たしかに今どき映画を作ろうとしても、だいたいのパターンは過去に作られてしまっていて前例は多いと思いますが、ちょっと多すぎというか、寄せ集めのツギハギに思えてしまいます。これは、ストーリー進行に芯が感じられないことと、無関係ではないのではないかと思います。この監督はゴジラ映画が好きらしいので(ただし本作を見る限りでは、平成のシリーズが好きなようだ)、オマージュというかサービスのつもりでやっているのかもしれませんが、どうもサービス過剰。こういうのはポイントを絞ってやるから効果的なのではないでしょうか。「過ぎたるは猶及ばざるがごとし」という感じです。 むしろ怪獣たちの方ががんばっていて、怪獣が暴れ回る映画としては魅力的なのですが、ただ暴れ回るだけでは面白くない。やはりそこに至るプロセスが重要だと思うのですが、今回はそこのところがおざなりにされたような気がします。いろいろな要素を取り入れながらも、一点に集中しているのではなく、むしろ拡散している印象。要は、監督が取り集めた要素をうまく捌けなかったということなのでしょう。自分の実力以上の力は、発揮できないものです。 それとあちらでは、暴れ回る怪獣の足下で右往左往する人間を描かないとダメなようですが、これも効果的とは思えない。この方が迫力が出ると考えているのでしょうが、動きがめまぐるしすぎてどうも落ち着かないのです。遠くから怪獣の戦いを眺めるという図の方が、じっくり画面に集中できてよいと思いますが。[3D(字幕)] 6点(2019-06-03 21:31:08)《改行有》

540.  シェーン 《ネタバレ》 改めてみて見ると、敵であるライカーが話し合いで解決したがったりと、典型的な悪人には描かれていないところが印象的でした。「銃なんて時代遅れ」と言いつつ、結局はその銃でしか解決できないあたりに、現実の難しさを感じます。そういう点ではアクション的ではなく、あくまでドラマ中心の作りになっており、なかなか見ごたえがありました。「子供の視点から描いたヒーロー」みたいなことが言われるようですが、むしろ大人側の物語が印象に残っています。 今回デジタル・リマスター版で見たのですが、夜のシーンが暗くて、本当に何をやっているのかさっぱりわかりません。これでは見ていてストレスがたまるだけです。ここがダメだったので-1点しておきます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-26 10:44:09)《改行有》

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