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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. ニクソン 《ネタバレ》 JFK同様の大統領ものですが、こちらは主に伝記のようなものになってますね。 やはり、JFKと比べると少々見劣りしますし、半生を描くにしても駆け足で過ぎ去っていくため(まあ、本題が大統領就任前後なのでそれは仕方ないですが)、ちょっと物足りなさを感じます。 しかし、それを差し引いても、やはりドラマのある人なので、見ていて引き込まれますし、予測や仮説が織り交ぜられているとはいえ、こうした政治の裏側(真相)を窺い知ることができるので、とても見ごたえがあるものでした。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-31 03:34:02)《改行有》 42. ハリウッド・ミューズ 《ネタバレ》 コメディとしての面白みはそれほどないし、話も特記する点もないけど、ところどころに「おぉ~」と思わせる会話が出てくるので、なかなか楽しませてもらいました。 結局、ミューズってのは嘘なの!?とか、最後のオチはどうなんだろうねぇとも思いましたが、暇つぶしにはちょうどいいかと。 まあ、シャロン・ストーンは上手いとは思えど、あまり魅力的には思えませんでしたけどね。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-31 03:27:41)《改行有》 43. メビウス(1998) 《ネタバレ》 必要以上の残虐表現や大音量を使わないで淡々とした恐怖を演出してんだかどーだかわかりませんが、本作はそれが災いして物凄くかったるいつくりとなっております。 館のつくり&雰囲気とかは結構好きな部類でいけるか?とも思いましたが、設定があやふやで何がなんだか…。 そもそもあの女の子に語らせる事に意味ってあったんでしょーか? 今回もある意味期待していた通りの内容でした。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-27 00:44:28)《改行有》 44. ヘモグロビン 《ネタバレ》 嗚呼これもラヴクラフト…「潜み棲む恐怖」だそうで。 ま、変更点は結構ありますが原作も大体こんな感じです。 ただ、映画としてみた場合、途中で一族の姿がで~んと出てくるあたりはやってはいけないと思います。ここで恐怖心が大幅に削がれます。 あと、テンポがのろい…というのはまあ、大体ラヴクラフトものが映画化すること自体ちょっと無理がある部分があるので、仕方ないと思います。 ただ、女子どもだろうが関係なしに容赦なく殺すという部分はモンスターとしてはちょっと好感が持てます。 大して面白いわけでもないので、ファンじゃなければ見なくてもいいと思います。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-24 22:26:20)《改行有》 45. ブレード/刀 《ネタバレ》 前半は、皆さんが仰るようにとにかくカッタルイです。 特にヒロインの主観入りまくりなナレーションがとにかくウザイです。 しかし、後半、というか終了直前の10分少々のチャンバラはとにかく凄いです。 いままでのかったるさがウソのようです。 一見するとデタラメに剣をぶん回してるように見えますが、デタラメでは決してなり得ない繊細にして壮絶な妙技が盛りだくさんです。 ある意味、このラストバトルだけで名作視されているこの作品も凄いですが、本当にこのシーンだけは凄まじいです。 正直に言って、こんなチャンバラいままで見たことありません。 “映画は最後で決まる”ことをモロに物語っている作品だと思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-21 21:50:00)《改行有》 46. わが街(1991) 《ネタバレ》 時たま流れてくる穏やかな音楽とどうという事のない日常の雰囲気が見事なアンサンブルを奏でていてとても良いです。ちょっとしたことが人生の転機になる、そんなことを教えてくれる映画。群像劇ですが、人数も程よい数ですし、何よりも、ラストのグランド・キャニオンの雄大な景色は、冒頭でサイモンが言っているように、自分の悩みはなんとちっぽけなんだろうというような浄化の効果をもたらしてくれます。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-06 01:40:53) 47. 新ゾンビ 《ネタバレ》 この作品、実は2年位前から見たくてたまらなかった作品なんです。しょーも無いものを追い求めてるなぁと自分では判っていながら、この前遂に発見、ちょっとしたな理由(といっても大したもんじゃありませんが)があって(珍しく)借りるのを躊躇したのですが、結局は借りてしまいました。2年の時を経てやっと叶ったこの思いを文にしてみると、「俺はこんなものに時間を費やしていたのか…」てな感じでしょうか。勿論、そんな事最初から判り切っていたことなんですが。前半戦は、やたらにだるくてもう何がなんだかわからん状態。頼むからもう少しテンポよくしてくれと言いたくなるようなものでした。そして後半戦。あの「ブレインデッド」を超えたとかよく言われますが、殺しのバリエーションは確かに超えてますが血糊の量、そしてテンポは超えられていません。ユル~イ殺し合いがダラダラ続くだけです。ただ、僕も【なにわ君】さん(どうも!)同様、ゾンビを押しのけて武器を取りに行く場面は笑ってしまいました。しかし監督もはりきって主人公を演じる暇があるならもう少し演出の面も頑張って欲しいっすね。[ビデオ(吹替)] 4点(2005-12-10 23:43:48) 48. レッド・バイオリン 《ネタバレ》 アントニオ・ストラディバリのようなおっちゃん(といってもよく知りませんが…)が劇中で「怒りを作品に込めろ」といっている通り、嫁さんを失った怒り(少し違う)を文字通り作品に塗りこめた…って、普通にに考えるとちょっとイっちゃってるというか恐ろしいものが込められたバイオリンが主人公の映画ですが、感情を込めて初めて心を動かすものになる音楽ですから、そう云う“想い”の強さという点では人々を魅了し、破滅に追いやるほどの魅力を秘めた楽器ということに納得出来ました。冒頭のオークションのシーン、そしてレッド・バイオリンの誕生から現代にいたるまでのストーリーが交差していくという構成は見ていてなかなか面白いものがあり、一部のカメラワークやバイオリンの演奏は本当に鳥肌が立つほどにすばらしいものでした。一度は中国で眠りについたレッド・バイオリン。しかし、また復活し、サミュエルのような楽器を愛する者を狂わせた。そして恐らく、この映画を見た我々も、この名器に狂わされていく事でしょう。バイオリン好きにはたまらん映画です。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-23 03:15:53) 49. キンダガートン・コップ 《ネタバレ》 不死身のターミネーターにも恐れるものがある、、、それは子ども!最初はシュワちゃんが子ども相手にもっと悪戦苦闘するのかと思いきや、案外あっさりと順応してしまって少しガッカリしましたが、その後も思った以上に面白かったです。しかし犯人の目的が子どもを取り戻すって言うのにはちょっとポカ~ンとしてしまいました(笑)。しかし、改めてこの年代の子どもは恐ろしいものですね。劇中のとおり、ある意味犯罪者より凶悪なのかも…(笑)。[DVD(字幕)] 7点(2005-06-23 00:17:20) 50. 学校 《ネタバレ》 なんでもない題名なんですけど、自分は妙にしっくりと来るものがありました。ただ知識を詰め込むところではなく、人生そのものを教えてくれるところと言うか、そう云う含みを持ったものに思えました。夜間中学にて、“学びたい”と思う人が集い、“教えたい”と思う教師がやってくる、本来の学校とは、こうあるべきなのではないか、なんて事を思いました。一人一人のエピソードも、それぞれがそれぞれの悩みを抱えていて、それだけでも作品にのめりこんでいくのに、中盤より田中邦衛演じる猪さんが死んだという報告を受けてからの、“幸せ”について考える場面。特に、色んな苦労をしてきた猪さんが修学旅行で笑顔で「2だよ~」という場面は、なんとも言えず涙が出てきました。お金とかじゃなく、生きてて良かったと思える瞬間、それが幸せ。そんな大事なことを教えてくれたような、暖かい作品でした。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-05-03 03:16:42) 51. ゲレンデがとけるほど恋したい。 昨年の夏に見た「私をスキーに連れてって」が大変気に入ってしまい、いつしかそれがマイ・フェイバリットのうちの1本になっていたので、同じ類の映画である本作にも興味が出てきたのですが、はっきり行って見ると全然これがスキー~の足元にも及ばぬつまらなさ…。ゲレンデの雪景色とボードの様々な技は確かにスキーよりは格好良いんですが、どうも話全体が陰気臭いというか、登場人物が楽しそうじゃないというのが痛い。というのももっと明るくて楽しいものを求めていた自分が悪いのですが…。今回は自分には合いませんでした。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-03 00:46:29) 52. シベリア超特急 《ネタバレ》 僕と同年代またはそれ以上の年齢の“映画少年”たちは、水野さんをはじめ淀さんや高島さんなどの“映画解説者”にかなりお世話になっているわけで、水野さんの名誉を守るためにあえてフォローをしたいと思いま………したけど、やっぱりこれ、フォローできません。水野さんの映画に対する情熱は伝わってくるのですが、なんつーか、こう、脚本だとか、演出だとかが下手すぎて全く映画として面白くないのです。そして、極めつけは水野さんの棒読みの台詞。ここまで物凄いのもなかなかお目にかかれないものです。今思えば、この棒読みの台詞が映画の内容をそのまま投影していたんだなぁということに気づきました。と、色々言いたい事はあるのですが、さすがに(一方的に感じている)恩義があるので、ここまでにしておきます。それにしても、こんなに凄い作品なのにレビュー数が100を超えてるとは、物凄いですね。どんなにつまらなくても、見たいという欲求を持たせてしまう…。そんなある種の“魔法”のようなものではないでしょうか?いやぁ映画って、本ッ当に良いモンですねぇ。それでは、また次回お会いしましょう~。[ビデオ(字幕)] 2点(2005-05-03 00:18:10)(良:2票) 53. ドク・ハリウッド 《ネタバレ》 今までの“ドク”と呼ぶ立場から逆転、呼ばれる立場になるというのがある意味では新鮮な気がします。なんだかんだいって田舎に順応していく所や、次第に町のよさに気付いていく所などは和やかな雰囲気で見られました。さすがに森の中でのやり取りはやってることがやってることなので少々引きますが(笑)。見る前から大体ラストの予想は出来るんですが、なかなか楽しませてもらいました。[ビデオ(吹替)] 6点(2005-04-09 00:02:12) 54. 沈黙の戦艦 《ネタバレ》 さて、相変わらず東洋系の雰囲気ムンムンのセガールおじ様。今宵も必殺の合気道で敵をバッタバッタとなぎ倒して(否・葬り去って)くれます。これぞまさに人間凶器。恐らくターミネーターと闘っても勝っちまう…とまではいかないまでも、互角に張り合えること想像に難くないおじ様。弾は中らず、どんな武器も使いこなし、怪我をしても顔色一つ変えない、こんな人間の格好をした怪物を誰が止められるというのでしょう?恐らく倒すまでにあと一千年はかかるでしょうね。おじ様がそれまで生きていればの話ですが。そして、本作よりおじ様の“テロリスト沈黙作戦”(再起不能にして2度と悪さできないようにする)が始動されたわけです。彼の通った後は誰もが沈黙、そして、彼の行動を見届けるお偉いさん方もまた、沈黙していくのでした…。[地上波(吹替)] 5点(2005-04-08 23:53:07)(笑:1票) 55. バラ色の選択 《ネタバレ》 テレビドラマの「HOTEL」を思い出しそうになりました。一流ホテルを舞台にしたラブコメで、ストーリー展開はありきたりというか、ほぼ予定調和で終わりますが、なかなか楽しませてもらいました。さすがにあのラストはちょっと出来すぎのような気もします(ていうか選択以前に両方夢がかなってる)が、結果ハッピーエンドなのでよしとします。しかし、ミルトンが落ちた時計の箱と書類を拾うためにギターのヘッドを床にガッツンガッツンぶつけるシーンは、人事ながら「やめてくれぇ~!」と思ってしまいました(笑)。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-03 00:39:40) 56. バイオ・スキャナーズ 《ネタバレ》 グチョグチョしたぶっ飛びホラーを見たい人はジャケットで騙され、クローネンバーグ好きな人は邦題で騙されるという感じですね。で、実際のところ、特殊メイク担当が「ブレインデッド」のボブマッカーロンなんで、今回もすんげぇ阿鼻叫喚の地獄絵図を見せてくれるのかと思いきや、現物はストーリーがのったらのったら進んで一向に盛り上がらない。で、最終的にこの答えに行き着くわけです。「どこが「スキャナーズ」やねんッ!!」まあ、大体、実験中の新薬を投与された人が次々とグチョグチョになって爆発していくっていうところで「スキャナーズ」ってなことなんでしょうけど、面白さは天と地ほどの差です。まあ、グロシーンは“それなり”ですが、面白くないので見なくていいでしょう。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-02 23:12:13) 57. アンドロメディア 別にSPEEDのファンでもないし(姉貴はファンだった)、存在を思い出さなければ永遠に接点のない映画でした。じゃあ、どこで接点があったのかと言えば、今をさること数ヶ月前、ロバート・ワイズの「アンドロメダ…」のDVDを捜していて、某T○U○A○AにてDVDの在庫がないか店員に聞いたところ、何を血迷うたか本作を間違って持ってきた、という逸話があったのです。と、いうことで、とりあえず映画ファンである事と、話のネタを作るために見ることにした、というのがきっかけだったのですが、見てみると、それほどシドイ作品ではなかった、というのが感想です。役者ではないため、主演のSPEEDの演技等は仕方ないですが、それなりに見せ場や派手なスタント等もありますし、そこそこ見られるものだと思います。僕もあにやんさん同様、“擬似生命体の悲劇”というものに弱い傾向があるので、本来、アイドル映画ってのは好きではないですが、今回はちょっと甘めにつけさせてもらいます。5点(2005-03-20 23:25:46) 58. CUBE IQ ワタクシはこういう作品を好き好んで見る性質なので、憤慨はしませんでした。面白さは別にしてプロットだけで見れば、ストーリーなんて殆どなかった「CUBE」よりはストーリーが存在してますから、まあいいほうでしょう。しかし、やはり穴はあります。主人公含む大学の級友(いじめっ子)や教授のやってることが小学生レベル。その時点で既に終わってます(笑)。まあ、それほど“すんげぇ駄作”という訳ではなかったので、この辺が妥当かと思います。5点(2005-03-20 23:01:52) 59. シャイニング(1997)〈TVM〉 《ネタバレ》 キューブリックが80年に映画化した「シャイニング」をものすごく貶した原作者のキングが、自分の納得のいくように製作総指揮と脚本を担当して作り上げただけあって本当に長いですねぇ。まあテレビ映画という要素も加わりますが。で、恐怖演出や映像的なセンスは、やはりキューブリックには敵いませんが、ストーリー展開については、流石に原作者が脚本を担当しているだけあって一つ一つのエピソードが細かく描写されているし、人物の描写も深いところまで掘り下げられていますね。それに、やはり親子愛の持っていき方も、かなり自然に描かれていたので、ラストでの展開もなかなか良いと思います。役者の方は、ただいるだけで恐かったジャック・ニコルソンほどではないにしろ、ジャック役の人はそれなりに適役だと思いますし、ウェンディ役の人は、少なくともシェリー・デュバルより美人でしたね(笑)ちゃっかり出演しているサム・ライミm良い味出してましたし。ただ、ダニー役の子はダニー・ロイドの方が可愛いと思います(劇中何度「口を閉じとけよ!」と叫びたくなった事か…)総時間4時間半近くあるので、何度も見られる映画では有りませんが、それでも、内容はかなり良いと思います。7点(2005-03-06 23:29:31) 60. ナイト・オン・ザ・プラネット 話的にはどーってことないものが多いけれども、それでも飽きさせないのは全て同じ宅シーン出来事ではなく、世界中の5つの都市のタクシーの中で話が展開されていく、っていう設定だからだと思う。普段はタクシーなんて乗らないけど、こういうタクシーなら乗ってもいいかも(笑)。8点(2005-02-23 22:46:53)
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