みんなのシネマレビュー
sayzinさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678910
投稿日付順12345678910
変更日付順12345678910

41.  うる星やつら オンリー・ユー 押井守色の希薄な、TVシリーズ「うる星やつら」の平均的一エピソードという印象。作品のレベルにも特別なモノは無く、当時の平均的仕上がり。ま、独立した作品や原作に寄った作品ではなく、あくまでもTVシリーズの映画化として企画されたのであればこの程度でしょう。それでもお馴染みのキャラクター達が勢揃いの上、宇宙規模で暴れ回るのはそれだけで楽しいもんです。ファンの方には充分満足の出来だと思います、5点献上。5点(2005-03-04 00:04:37)

42.  里見八犬伝(1983) 本作も角川大作映画の例に漏れず酷い出来だと思う。とても伝奇物語とは思えないチープなセット、エド・ウッド作品の様なムカデの妖怪、対象年齢を広げてある筈なのにしつこい位に続く薬師丸ひろ子の濡れ場、そして夏木マリの意味の無いヌード、何故かグスタフ・クリムトの「接吻」の前で果てる志穂美悦子(長渕剛に汚される前の悦ちゃんの美しいこと…)、etc.…と方向性がバラバラ。これも深作欣二らしい勢いと言えばそうなんでしょうけど、ヤクザ映画とファンタジー映画は違う。流石にクライマックスの活劇は迫力ありますけど、それだけで2時間16分は辛いです、4点献上。4点(2005-02-26 00:07:22)

43.  ハイジャック/台湾海峡緊急指令 こいつはつまらなかったなぁ。狙い所は良いと思うんですよ、中台間の政治状況をテーマに据えたポリティカル・アクション映画という狙いは…。しかし、これは自主映画並の制作費しかなかったんじゃないでしょうか?(もしかしたらテレビ映画なのかもしれない) 政治的な部分はスチール写真にナレーションで済まし、アクション部分の派手さも緊迫感も無し。「活きる」の葛優の貧相なルックスはハイジャック犯のリーダーには見えないし、ラストに高らかと(そして長々と)歌われる勇ましい主題歌もショボ過ぎる。張藝謀も鞏俐も、何のしがらみでこれに付き合ったんでしょうか? 3点献上。3点(2004-12-28 01:34:00)

44.  仕立て屋の恋 とにかく視る。次に嗅ぐ。そして優しく触れる。対象を決して傷つけず、所有しようとしない仕立て屋の愛情表現は、どんな熱烈な愛の言葉や激しいセックスよりもエロティック。仕立て屋の決して見返りを求めない愛情は、どんな恋愛感情よりも深く純粋。そして彼にとっては、女がどういう人間でも構わない。ただ彼が愛した女というだけで充分。だから仕立て屋は、後悔せずに愛に殉ずることが出来た。余りにも切ないけれど、これは幸せな幕切れ。これだけ高尚な愛に生きた男を変態と呼ぶなかれ。勃起したペニスを突っ込むことしか考えていない輩こそ、本当の変態です、7点献上。7点(2004-12-24 00:10:47)(良:2票)

45.  ギャルソン! 問答無用でイブ・モンタンがカッコ良い。社会的に最下層の職業をイキイキとこなす、バツイチ(バツニだっけ?)、独身。既に結構なお歳にも関わらず、何を恥じるわけでも誇るわけでもない。それなりにガールフレンドもいるけど、そんなことに固執することもなく、頼られれば断らず、去る者は追わない。もちろん心で泣くことはあっても、顔にはスマイルを絶やさない。突然の豪雨にも負けないバイタリティと機転を併せ持ち、残された人生を飄々と生きていく…。クゥ~ッ、カッコ良すぎる!!  「ノーバディーズ・フール」のポール・ニューマン共々、これぞ男の生き方の見本ですヨ、6点献上。6点(2004-12-24 00:10:24)

46.  ファイブスター物語 スミマセン、訳も分からず観た私が悪いんです。【Motoya】さんには申し訳ありませんが、原作を知らない私にとっては入門編どころか、観た後もチンプンカンプンのままです。壮大な物語のプロローグみたいなもんなんだろうなぁってことは、重々しいナレーションから理解できたんですけど、ラキシスと天照(?)がくっつくことが、何でそんなに重大なのかが解らない。そもそも「ファティマ」って何? 人間? サイボーグ? レプリカント? 何で女性なの? でも、ファティマが男の妄想を掻き立てる、従順なセクソロイドのメタファーであるということだけは充分伝わってきました、3点献上。3点(2004-12-02 00:36:08)

47.  カムイの剣 村野守美によるキャラクター・デザイン、宇崎竜童による音楽、真田広之の声優挑戦と、それなりに当時は画期的だったと思われる角川アニメ。北海道を舞台とした幕末の忍者モノから、急に西部劇になるという、正に奇想天外な冒険活劇。思い切り細部を省いたスタイリッシュな映像(個人的には手抜きにしか見えない)、上村一夫を思わせるお雪の色っぽいデザイン、主人公に関わった者は文字通り皆殺しにされるというハードな展開等に反し、全てがとんとん拍子のこの脚本は子供騙しもいいトコ。だから私は、とても話に着いていけなかった上、全然楽しめませんでした、3点献上。3点(2004-12-02 00:35:49)

48.  U・ボート そ、この映画、確かにあんまり面白くないです。だって、潜水艦が全然活躍しないんですもん。この艦は出撃した途端、危機に次ぐ危機でやられっぱなし。これじゃ一体何の為に出撃したのかも分からない。せめて一つ位はUボートが活躍する爽快なミッションを見せてから(若しくは冒頭で、この艦が既に沢山の武勲を立てている所をダイジェストで紹介するとか)、その後にクライシス、そして生還といった流れが欲しい。その方がラストの不毛感も増した筈。こうもやられっぱなしじゃ最後にやられても、「やっぱりやられたか」程度の印象で終わってしまいます。ということで、5点献上。5点(2004-11-26 00:11:39)

49.  古井戸 先祖代々、多数の犠牲者を出しながら井戸を掘り続けてきた山村・古井戸村。しかし1980年代初頭に至っても、村には一滴の水も出ていなかった。そんな中国の寒村で生きることの現実と、村の期待を一身に集めた井戸掘りの男の悲恋を描く、第二回東京国際映画祭グランプリ受賞作品。呉天明氏は現在活躍する多くの中国映画人を庇護・育成した大監督らしいですけど、私には余り馴染みがない。だから主演の張藝謀の方に気が行ってしまった。カラテカの矢部太郎クリソツのルックス。撮影も担当した彼の、殺風景な景色の中で紅の映える映像。村で唯一人だけ可愛いヒロインの一途な思いと衣装等は、「初恋のきた道」の原点になったのかもしれません。もちろん映画自体も骨太の、凄く観応えのある作品です、7点献上。7点(2004-10-22 00:03:57)

50.  五月のミル 1968年の五月革命を背景にしながら、その熱気から遠く離れた田舎の屋敷で、遺産分配にドタバタしている家族を描いたコメディ映画(確信はないですけど、これも舞台劇の映画化でしょうか)。本作で私が何よりも気になったのは、この人達の恋愛バトルロイヤル。この近親浮気がサラッと粋に描かれてるのは、正にフランス映画ならでは。やがて感心も関係もなかった「革命」にも翻弄される家族達。しかし革命自体と同様に、最後は家族の関係にも全く劇的な変化は訪れず、それぞれが日常へと散っていく。これもまた、家族の絆の一形態を描いていたのでしょうか? 6点献上。6点(2004-10-13 23:14:12)

51.  不射之射 上海美術電影製片厰に招かれた人形作家・川本喜八郎が、中島敦の「名人伝」を原作に中国で作り上げた人形アニメーション。老荘思想の教訓溢れる物語は、日本人の原作・監督作品とは思えないほど中国的。日本語版の橋爪功のナレーションにも味があり、淡々と、そして見事に人形達が「真の極意」とは何かを教えてくれます。これが日本人の手によるものと考えると、少し誇らしい気持ちにもなりますネ。これ、東京MXテレビで観たんですけど、MXって石原都知事の記者会見を中継するだけじゃなかったのね。う~む、これは中国アニメと共に東京MXも侮れんな、7点献上。7点(2004-10-09 00:37:17)

52.  銀河鉄道の夜(1985) つまらない、本当につまらない。アニメーションでここまで退屈な映画は初めて観た。児童文学を原作にしながら、小さな子供がこの冗長さに耐えられるとはとても思えないし、少年に夢や勇気や興奮を与えられるとも思えない。成人が観て、この演出や美術・技術・作画レベルに満足できるとは思えない。従って、一体誰に向けた映画なのかさっぱり判らない。どっちが高尚とかいう問題ではないですけど、宮沢賢治の文学を松本零士のマンガ以下に確実に貶めてると思う。そもそも別役実に脚本を書かせているのが解らない。こういうのを企画倒れと言うのだと思います、2点献上。2点(2004-10-09 00:36:53)

53.  さらば箱舟 いよいよマザー・コンプレックスから卒業して、少し前に克服した田舎者コンプレックスを発展させた形で描く寺山修司流都市論(という個人的解釈)。しかし、その表現手法は10年前の「田園に死す」から全く進歩していない。80年代も中盤に差し掛かり、昭和も終わろうとしている頃、時代の空白期間・70年代に咲いたアングラ・カルチャーという見捨てられた徒花を頑なに守り通そうとしたのは何故か? 気狂いや片端や乞食を使って何を表現したかったのか? いつまで勘違いしているのか? 気狂いを、片端を、乞食を使うのではなく、彼ら自身を描くことにこそ意味があるということが遂に解らなかったのか? それとも、デヴュー作で自己否定した異能作家は、時代に見捨てられたくて同じことを表現し続けたのか…、4点献上。4点(2004-09-24 16:11:48)

54.   鬱屈した精神を痴漢行為でしか開放できない童貞男を主人公に、80年代以前の若者像を描く青春映画。記憶を辿れば前年の「十九歳の地図」と印象が近いかも。理由無き怒りの矛先として新聞の配達先を勝手に断罪、嫌がらせをする「十九歳~」の主人公に対し、心に抱えてるものが怒りなのか、焦りなのか、恐怖なのかは解りませんが、純は通勤途中に出会う女達を勝手に断罪、痴漢します。それはともかく、本作を有名にしたのは作品のテーマや出来ではなく、現在では立ち入り禁止らしい長崎県端島(軍艦島)ロケとリアルな痴漢シーン(と海外映画祭への出品)。確かに軍艦島のインパクトは鮮明に憶えてますし、タイプの違う様々な女が痴漢される様は、結構そそられるものがありましたっけ…。という訳で、5点献上。5点(2004-09-21 00:07:34)

55.  紅いコーリャン 中盤までは、これは中国版「風と共に去りぬ」になるのか、といった予感がしたものの、日本軍が余りにもあっさりと物語を終わらせてしまったので相当拍子抜けしました。孫が語る自分の祖父母の物語というスタイルだったのに、何故かそれが最後まで続かないのもしっくりこない。従って本作は、構成や脚本的には大した映画じゃないと思う。本作を本作たらしめているのは、中国の圧倒的な大地と、鞏俐(何と、歯並び悪いじゃん!)の母性的な生命力と、張藝謀の過剰な色彩設計。お二人共にデヴュー作ということですけど、インパクトだけは相当なものがありました、6点献上。6点(2004-09-14 23:13:41)

56.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 やたらめったら色々なバージョンがあるようですけど、私が観たのはこれ。「オリジナル・バージョン」というのが、その名の通りフランス公開のオリジナル版だそうですけど、オリジナルも何も、大体この映画は何語で撮られたんですか? 私が観たのはフランス語吹替版ですよ(私は日本語吹替以上に気になりました)。ということで、やけに長い「完全版」ですが、所々に顔を出すリュック・ベッソンの馬鹿映画らしさが作品の質を落としてる様な気がします。この人、どんな題材でも真面目な映画は撮れないんですね。本作もフランスのアート系作品の様に評されることが多いみたいですけど、どっちかと言えばタランティーノの作風に近いんじゃないでしょうか。これを観れば、後のベッソン作品にも合点がいくってもんです、6点献上。6点(2004-09-12 00:04:07)

57.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 私自身「うる星やつら」に一家言あるわけではなく、劇場版もこれしか観てないので何とも言えませんが、TV版自体、高橋留美子の原作とはかけ離れていた印象なので、本作の内容は基本的にTV版に忠実に見えました。この映画は、執拗に「夢と現」をテーマに据え続け、どんな原作に於いても「俺流」を貫く押井守作品の原点にして、(私の観た中では)最も成功している映画だと思います。それは、このテーマとハチャメチャなキャラクターが奇しくもマッチし、押井監督の世界観が無理なく構築されているからです。シュールさとマニアックさのお遊びも楽しいアニメです、7点献上。7点(2004-08-24 18:11:59)

58.  さよなら子供たち これも数ある第二次大戦中のユダヤ人迫害物の一本ですけど、ここで描かれていたのはそれだけじゃない。ユダヤ人に向けられた民族的差別意識に包囲されたこの寄宿学校(てか、疎開先?)には、更にいくつもの差別意識が潜在している。経済的差別、宗教的差別、身体的差別…。何を差別するかは別として、差別意識それ自体から人間は逃れられないのではないかと暗澹たる気持ちになってくる。それにしてもルイ・マルは、ユダヤ人迫害だけでなくあらゆる差別意識を描き、人間の本質へと視線を向けながら、何でこんな感傷的でノスタルジックで唐突な(つまりは陳腐な)終わらせ方にしてしまったのか? この所為で折角の名作が、掃いて捨てる程ある並みの懐古趣味的映画へと一気に堕ちてしまったゾ、4点献上。4点(2004-08-24 18:09:49)

59.  アムステルダム無情 「小さな目撃者」と「ダウン」を鑑賞し、改めて本作を観てみると、ディック・マースという人はホラー指向ではなくアクション指向だということが良く解る。このサスペンス映画もアムステルダムの地の利を活かした設定と映像が満載。橋に吊るされた死体が観光船のガラスの天井を引きずられるという抜群のヴィジュアル、「007」以上に燃えるボート・チェイス・シーン(よく撮影が許されたと思う)、そして“Amsterdamned”というネーミング・センスと、この人なかなか侮れません。でも彼の場合、ストーリー上の伏線等どーでもいいみたいなので本格スリラーを期待してはいけません、6点献上。6点(2004-08-19 19:40:10)

60.  未来世紀ブラジル ファンタジックでダークなテリー・ギリアム独特のアイロニーより、一見オーソドックスな全体主義的世界観に見えながら、実は「マイノリティ・リポート」以上の正確さで未来を予見した(現在で言えば現実的な)背景描写に驚かされた。ボトックス注射等で既に一般化している若返り施術(とそれに殺到するハイソなマダム)、一人一台に普及した端末で上司の目を盗んで行われるネット・サーフィン(劇中では映画鑑賞)、極端に進んだセクショナリズム、融通の利かないマニュアル化されたサービス業(とモグリの仕事)、日常的なテロ活動、etc.…。正直、初見時は大して印象に残らなかった(てか、理解できなかった)んですけど、再見して本当に驚きました。これは21世紀の今観てこそ真価の解る作品じゃないでしょうか、8点献上。8点(2004-08-19 19:39:41)(良:3票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS