みんなのシネマレビュー
かんたーたさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 594
性別 男性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234

41.  いばら姫またはねむり姫 同監督の他の作品群と立て続けに観てしまったせいかここで集中力が途切れたのか(さすがにそれはないだろうけど)、普通に面白い作品だなーと思いました。さすがに前作「不条理三部作」などに比べるとちょっとインパクトは薄いけど、チェコのトルンカスタジオで撮った川本さんの西洋物ということで凄く新鮮な感じがして良かったです。こういう一つのものに限らず多彩なジャンルを手掛けられるのってやっぱり凄い才能ですよねえ。中盤ではまさか人形であんなことをするのかとドキドキしてしまいましたが、これもまた普段実写で見慣れている分、人形でやられると逆に新鮮味があります。最後のナレーションの台詞もひねりが利いていて良く、是非ともまた観たいと思わせられる作品でした。7点(2004-12-29 21:10:48)

42.  となかいロビー 炎のランナー さすがアードマンにハズレ無し。躍動感あるアニメーションに、ユーモアとウィットに富んだジョーク。そしてハイテク。各キャラクターも個性があって良く、特に小さな胸を付けたメスのトナカイ・ドナーが色っぽいです。他にも年寄りのトナカイ・オールドジングルや、最後の方に出てくる謎の実況解説・雪男と雪だるまが脇役ながらも良い味を出しています。パロディ満載の続編「伝説の勇者」も秀逸。主人公のロビーは個人的にアードマンで「ウォレスとグルミット」のグルミットに次ぐ名キャラクターになりそうです。8点(2004-12-25 20:12:34)

43.  イースト/ウエスト 遥かなる祖国 《ネタバレ》 一言で言うと「とても力強い映画」だと思いました。雄々しいオープニングから壮大な物語の幕開けを予感させ、そのまま最後まで一気に観させてしまう。タイトルの「遥かなる祖国」とは映画の舞台になっているロシア(旧ソ連)の地ではなく、妻マリーの故郷フランスのことなんですね。希望を抱いていたはずの祖国に容易くも裏切られてしまった夫の悲しみ、自分のせいで家族をも巻き込んでしまったどうしようもないやるせなさと苦悩が痛いほどに伝わってきます。中盤で夫と妻はそれぞれ自分勝手な行動に出ますが、あんな状況の中ではそれも一概には責められないような気がします。それでもマリーは強く、幾度かのチャンスが訪れるもそれらは脆くも握りつぶされてしまう。最後に真価が問われるのはやはり夫婦の愛。終盤がちょっと駆け足でありながらも、決して諦めることのなかった妻マリーの強い思い、そして家族を守るために取った夫アレクセイの決断力には心を揺さぶられました。脇役であるカトリーヌ・ドヌーヴも大女優という役に見合った貫禄と風格がありました。アカデミー賞とゴールデングローブの両方にノミネートされながらもどちらも受賞できなかったというのはちょっと残念ですが、間違いなく素晴らしい映画だと思います。9点(2004-12-16 22:33:35)(良:1票)

44.  ファウスト(1994) 《ネタバレ》 今回はパペットアニメというより人形劇ですね。これはこれで良いんだけど、意味不明な言葉を叫んで鞭を打ったり、パドルケだのピルケといった言葉を延々と連呼され続けるといい加減うんざりしてきます。個人的にはメフィストフェレスのクレイメーションよりも、天使対悪魔のバトル(というか悪魔側の虐殺)の方が壮絶で印象に残りました。それにしても撮影裏のエピソードは恐ろしいですねえ、ファウストの呪いにでもかかってしまったんでしょうか。相変わらずシュワンクマイエルの映画は出口の見えない迷路のようです。6点(2004-11-20 21:00:53)

45.  クラークス 《ネタバレ》 めっちゃ面白い!ケビン・スミス監督作品の中では最も映画らしい映画(?)になっているけど、個人的にはこれが一番好き。原点にして最高傑作だと思う。もう冒頭の「間違いなく営業しています」から完全にヤラれちゃいました(夜間撮影しか出来ないという状況を逆に利用した設定らしいけど)。確かにちょっとダラダラしすぎた感はありますが…、実際90分の作品のはずなのに2時間30分は観ているような気がした。それでも「デス・スター作業員論説」だの何だのと、登場人物たちが交わすどうでも良いような会話に耳を傾けているのはこの上ない快感。それからジェイ&サイレント・ボブはやっぱり名脇役に徹していた方が良いですね、『STRIKE BACK』はあれはあれで悪くないと思うけど完全にファン向けだし。モノクロの映像、限られた空間、素人同然の役者と、低予算ならではの真骨頂をまざまざと見せ付けてくれる素晴らしい作品だと思います(褒めすぎ?)。9点(2004-11-20 20:55:15)(良:1票)

46.  大いなる河の流れ まさに教育映画という表現がぴったり。色鉛筆(プリズマカラー)だけで描かれたイルカやセイウチ、小魚などの無数の生物が戯れる海の中の映像は驚異的。最先端の技術を用いた「ファインディング・ニモ」に負けるとも劣らない。CGなどでは決して出すことのできない、手描きならではの素朴で繊細な筆致で魅せてくれる。しかし一方の物語はかなり残酷なもので、人間のエゴイズムによって切り裂かれていく自然の様子を監督独自の辛辣なタッチで綴る。もう取り戻すことの出来ない…いや、今からでもまだ間に合う!と言うようなフレデリック・バックの人類に対する戒めの念を感じる。7点(2004-11-14 20:09:55)(良:1票)

47.  虚栄のかがり火 《ネタバレ》 他人の不幸ほど面白いものはないってことでしょうかね。主人公のトム・ハンクスも決して善人とは呼べないキャラクターだし、憐れみは感じるものの感情移入するまでには至りませんでした。他の登場人物たちにも一定の距離を置いて、あまりの馬鹿っぷりに暫し苦笑。現代のアメリカ社会だとか、あまり深く考えないで見ていたらそれなりに楽しめましたよ(ていうか浅薄なだけ)。ラストのブルース・ウィリスの台詞にも半ば諦めというか、投げやりな感じがデ・パルマの胡散臭さに反映していて良かったです。ただ悲しむべき点は、冒頭の長回しなど驚異的なショットの数々がその場の状況に応じてあまり生かされていないということですかね。まぁ二回は観られないかな(本当に性悪なレビューだったな…汗)。7点(2004-10-31 20:15:51)

48.  注文の多い料理店 《ネタバレ》 当初監督を予定していた岡本忠成氏が急死してしまったため、良きライバルでもあった盟友の川本喜八郎監督が後を引き継いだ完成させた作品とのことですが、何とも不思議な質感のあるアニメーションに仕上がっています。前半の木々のざわめき、深遠なる紅葉の森の絵には思わず引き込まれます。全体的に何だか訳の分からないお化け屋敷みたいな話になっていますが、これはこれでなかなか面白かったです。肝心の山猫の登場シーンがホラーチックなのも個人的には割と好み。8点(2004-10-31 19:38:01)

49.  ドグマ よくこんなストーリーを考え付くな~と感心する。ケビン・スミス監督って毎回馬鹿みたいな映画ばかり撮っているけど(褒め言葉)、まさか宗教にまで手を出してしまうとは…。これは「ライフ・オブ・ブライアン」と「パッション」に並ぶ問題作だ!と言っても冒頭でお断りしている通り、あくまでただのジョークですからね。あまり深く考えないで楽しめば良いんじゃないかなと思います(何じゃそりゃ)。7点(2004-10-24 19:38:53)

50.  素敵な歌と舟はゆく 「月曜日に乾杯!」よりも好き。この監督の映画って全然タッチが変わらないのねと思いつつも、ほのぼのとした幸せな気分になれる。劇中に出てくる鳥、犬、ボート、バイク、鉄道模型、ヘリコプターと何もかもが愛しい。これにはタチ的なセンスの良さがあります。8点(2004-10-16 23:45:52)

51.  ぼくのバラ色の人生 《ネタバレ》 映画を観ている時は「どうして両親はこの子を気持ちを理解してあげないんだろう」と思いましたが、もし自分の息子が女の子になりたいとか、もしくは友達が自分の息子と結婚したいなんて言ってきたらやっぱり「う~ん…」と考えさせられてしまうと思います。最後の方で男の子の格好をした女の子が出てきて、「これで解決!」なんて思ったけど時すでに遅し、彼の心は深く傷付いていたのでした…。リュドヴィック少年の言う神様がXYを投げ入れてXだけが入らなかったというのは、あながち間違ってもいないんじゃないかと思いました。ああなってしまった以上、現実を見つめていくしかないのですね。7点(2004-10-15 23:29:41)

52.  悦楽共犯者 シュヴァンクマイエル監督の作品を観たのは今回が初めてです、ていうかこれ以外レンタルで見つからない!個人的にはS・キューブリックの映画を思い出しました。目まぐるしいカット割に、象徴的なオブジェ。偏執的な登場人物と、そのカメラに対する異様な眼差し。そして交響曲やオペラを使った音楽。いわゆるまとな人間が出てこない映画のように思われますが、これってきっと表向きでは皆普通の人たちなんでしょうね。ただその裏側に焦点を当てているせいか変態に見えるだけで、誰でも彼らと似たようなことはしているはずです(これは少々度を越えていますが・・・)。そんなわけでこの映画を観ること自体が至上の悦楽、観終わった後には自分の欲望が解消されたような何とも形容しがたい気持ちになりました。これで僕も共犯者なのでしょうねぇ。10点(2004-08-19 15:17:38)(良:1票)

53.  アイズ ワイド シャット 今回初めて見た巨匠スタンリー・キューブリック監督の遺作。評価は賛否両論に分かれているようですが、個人的にはけっこう好きです。別に他夫婦の性生活に干渉するつもりはないんですけどね。幻想のような世界観に次第に引き込まれています、特に乱交パーティーのシーンは尋常じゃなさすぎ。独特のカメラワークにシンメトリーの構図、セットで作られたニューヨークの街並みも味があって良いです。それから気になったのがニコール・キッドマンの出番は思ったよりも少ないんですね、それでも存在感は際立っていたと思います。トム・クルーズも個人的に嫌いな俳優じゃないんで、面白く観ることができました。ただの官能映画に終わっていないところが凄いです。7点(2004-07-17 11:14:23)(良:1票)

54.  ユリシーズの瞳 催眠効果は強そう。伝説的監督の残した幻のフィルムを探しに行く、というストーリーはけっこう惹かれるんですけどねぇ。とにかく長くてしんどい、観るには根気がいるかも。映像は綺麗ですね、一面の雪景色だとか、川辺の風景といった自然映像は美しいの一言。それからレーニン像を運ぶシーンもやけに圧迫感がありました。終盤の舞台がサラエボに移ってからは、今度は銃声やら爆音やらでゾクゾクしてくる。ところで今回初めてこの監督の映画を観たのですが、とにかく場面ごとの長回しが凄いですね。肝心の物語よりも、そういうところばかり気になってしまいました。6点(2004-07-04 22:05:21)

55.  リストラ・マン 「ファイト・クラブ」になる一歩手前みたいな作品。おそらく共感できる人には大いに共感できるのではないでしょうか?ヒロイン役のジェニファー・アニストンが可愛い。とりあえずこのトンチンカンな邦題はいただけない。6点(2004-07-01 19:37:16)

56.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 「馬鹿を馬鹿にする者は馬鹿に泣く」、これすなわち鉄則。[地上波(字幕)] 8点(2004-05-30 20:39:56)

57.  愛しのタチアナ カウリスマキの映画にしては人がよく喋る、笑う。それでもまだまだ普通とはいかない。モノクロ画面の中に男と女、おまけにロードムービー。まるでジム・ジャームッシュの世界。それでも目の前に広がるのは間違いなくアキ・カウリスマキの世界。今まで酒とコーヒーばかり飲んでいた二人が、タチアナとクラウディアに差し出された紅茶を飲むシーンは素敵。そしてこれがマッティ・ペロンパーの遺作でもあるのです。7点(2004-05-25 18:18:26)

58.  ラヴィ・ド・ボエーム アンリ・ミュルジェールの原作「ボヘミアン生活の情景」を、フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが映画化。何やらプッチニーニのオペラ「ラ・ボエーム」は原作を台無しにしてしまっているとかで大激怒したそうな・・・。時代設定がよく分からない19世紀のパリを舞台に、ボヘミアンな生活を送る3人の若者の物語。いきなりあのマッティ・ペロンパーらが音楽や芸術について真剣に議論し始めるのには笑ってしまうが、物語自体はけっこう本気。お金がないから生活を切り詰めて仕事を探したりと、貧乏な芸術家たちの放つ哀愁のオーラが画面一杯に広がってきます。しかしそこはカウリスマキの映画だからユーモアも忘れない、例のごとく登場人物が留置所に入れられたりする展開はもはやお約束事。劇中にチョイ役として出てくる役者さんたちもやたらと豪華で、主人公ロドルフォのパトロンにはトリュフォー映画の常連ジャン=ピエール・レオ(「コントラクト・キラー」にも出ていました)、鬼才監督のサミュエル・フラー、そして今は亡きフランス映画界の大御所ルイ・マル。う~む、一体どこに出ていたのでしょうか・・・(汗)。エンドロールに流れる「雪の降る町を」のメロディも、いつまでもいつまでも耳に残ります。8点(2004-05-25 18:06:01)

59.  こねこ 《ネタバレ》 文部省選定映画?そんな堅苦しい肩書きを抜きにしても十分に面白い作品。猫は人間になつかないって言うけど、この映画ではめちゃくちゃなついていましたね。まずは主人公こねこチグラーシャのイタズラっぷりが可愛い、うちの家の近くにもよくあれと同種の猫がウロウロしているので親近感を覚えました。個人的には何ともふてぶてしい顔をしたペルシャ猫のシャフが堪りません、売られそうになってもまた戻ってくる辺りなんてかなりの曲者!それからあの猫好きのおじさんが本物の調教師だったということで、納得しながらもちょっと驚き。途中で出てくるドーベルマンはその飼い犬なんだとか、ほえ~・・・。思わず犬好きから猫好きに転向してしまいそうです(^^;。9点(2004-05-19 20:32:33)

60.  キングダム(1994) あの黄色い色調の映像は気味が悪すぎる!というか見ていて気分が悪くなります。幽霊マニアのおばあちゃんに、スウェーデン人のオモシロ医師、謎の皿洗い二人組みなど。登場人物はこれでもかっ!というくらいに個性(異常)的で魅力的なのですが、それでも今一つ物語にのめり込むは出来ませんでした。まずやっぱり全体的に流れる病院の鬱屈とした雰囲気が気持ち悪すぎます、ここでまず自分の相性と合わない。デンマークの人たちはこんなものを普通にテレビドラマの感覚で見ているのかなぁ、と思うと軽いカルチャーショックを受けます。ホラーとしての作りは悪くないと思うけど、個人的にはそれよりも時折挿入されるギャグの方がかなり面白く、寧ろコメディとしての完成度の方が高いんじゃないのか?と思ってしまいました(^^;。それにしてもラストは本当どうにかならないのでしょうかねぇ、続きがめっちゃ気になりますよ(笑)。何が「私は結末を知っている」だ、ラース・フォン・トリアーさん!!5点(2004-05-15 11:51:00)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS