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プロフィール
コメント数 161
性別 男性
自己紹介 兵庫県在住。
現在大学1年生。
小学6年の頃に地上波で見た「ダイ・ハード」がキッカケで映画好きになる。基本的に映画鑑賞は字幕もOKだけど、どちらかと言うと吹き替えの方に非常に強い興味を抱いています。
趣味 映画鑑賞。音楽鑑賞。
血液型 A型
星座 かに座

2月6日・・・
メッチャ久しぶりにレビュー書きました(笑)
随分長い間サボってましたが、これからまたちょくちょくレビュー書いていきたいと思いますので改めてよろしくお願いします!m(_ _)m

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 「フレディVSジェイソン」と比べると満足度はやや落ちるものの、それなりに楽しめる映画だと思います。アンダーソン監督は相当エイリアンとプレデターの両者が好きなのか、随所に両者の過去作のオマージュとも取れるシーンが表れ、両シリーズを全作観たことのある俺にとっては「あ~、ここは○○であったシーンだな」と思いながら観れました。100分と言った比較的短い時間で飽きがなく、テンポも良くてなかなかの出来でした。ただ本作の欠点を言っておくとエイリアンの火に弱い点が全く描かれていなかったり、登場人物の人物像も今ひとつ掘り下げが甘く感じられました。これは個人的な意見ですが、俺はやっぱりプレデターは悪の方がかっこよく思えるのでなるべく本編のように人間側の味方などせずにエイリアン、人間ともにクールに退治しまくってほしかったなぁと思いましたね(それでも本編は面白かったですが/笑)。ラストも続きがありそうな終わり方で何となく楽しみになってきます。最後に、唯一生き残った主人公はこの状況をどう周りの人に説明するんでしょうね?(苦笑)[DVD(吹替)] 7点(2005-06-04 14:20:48)(良:1票)

42.  ヴィレッジ(2004) 前半は少々退屈だったものの、中盤に入ってからの展開がとても巧くまとめられていてよく出来ていたと思います。元々、シャマランの前作「サイン」が壊滅的に酷かったので本作にはあまり期待していませんでした。しかしそれが幸いして予想以上に楽しんで鑑賞できました。シャマラン従来のサスペンス、ミステリー、ホラーと言ったジャンルが、それぞれ描写が甘く感じて1つ1つをもう少し深く描いてほしかったと思います。こんな孤立した村で住人たちはどうやってずっと過ごしてきたのか(自給自足の描写とか)等、気になった点も多少ありました。でもシャマラン特有の風格ある映像表現に加え本作で新たに見せたラブストーリー。特に大切な人を想う登場人物それぞれの行動に感情移入できるかのような見せ方には、とても感動しました。「アンブレイカブル」「サイン」とここ最近評価は下落し続けてきたシャマランでしたが、本作では少し好印象を取り戻した感じがします。シャマランの真の実力はまだまだこんなものではないと思うし、また「シックス・センス」並の作品を作ってくれることに期待します。[DVD(吹替)] 7点(2005-05-13 16:59:22)

43.  ホワイトアウト(2000) 当たり前な話、(俺にとっては)超名作の「ダイ・ハード」を今時の邦画が簡単にリメイクしきれるはずがありません。ストーリーは本家と比べてとても薄っぺらいわ、突っ込みどころも満載だし「ふざけてんのか?」としか思えない出来。アクションシーンにとってもマシンガンの描写が軽すぎて銃撃戦も楽しめない。俳優陣の演技もイマイチ。特に松嶋奈々子と人質たちの演技は壊滅的です。マシンガン持ったテロリストが辺りウロウロしてんのに全然ビビって無い。「スキー実習でちょっと気分が悪くなって休憩してる中学生」って感じの演技ですよ。それは。それと奈々子さん。あなたの銃撃シーンには心底驚きますた。反動全く無いですねぇ。いや、ホントに凄いですよ。あんた立派なソルジャーだよ!素晴らしいっ!えーっと結局本作は「ダイ・ハード」をベースとした邦画の新境地を開拓しようとした結果何も開拓できてないし、進歩も出来なかったつー事ですね。けどこの映画観て俺が邦画に対する険悪感をより高めてくれた事に関しては新境地開拓とは言えるけど。[ビデオ(字幕)] 1点(2005-05-07 17:18:57)(笑:2票) (良:1票)

44.  コール 中盤まではかなり自分の好きな感じのサスペンス映画になっていました。加害者側と被害者側、互いの描写が上手く中盤で中だるみもせずに、一気に走り抜けるスリルで楽しませてくれました。セロンもただ魅力的なだけでなく、愛する家族を命がけで守り抜こうとする母親役を見事に演じ切れていたと思います。この頃やたらと悪役が多かったケビン・ベーコンも本作でも恐ろしいまでの知能犯ぶり。被害者側や観ている側をジワジワと追い詰めるような迫真の演技で素晴らしかったです。ただね・・・下手なアクションに走ったクライマックスはあまり良くなかったなぁと。これまでずっと一級サスペンスの雰囲気を維持し続けてきたのに飛行機導入で方向が大きく変わり、「コン・エアー」と「デッドコースター」を足したような形になってしまって、最後まで頭脳と頭脳のぶつかり合いみたいな展開を期待していた俺にとってはとても残念だと思いました。[DVD(吹替)] 6点(2005-05-07 17:15:59)

45.  ソウ 《ネタバレ》 意味深な冒頭からあっと言う間にこの映画に引き付けられ、ラストまで絶えずに続いていたたまらない緊張感。まず、この緊張感を生み出した圧倒的な演出力は素直に賞賛します。先が読めず目の前で繰り広げられている壮絶な展開に終始唖然とするばかりでした。俳優陣の演技もお見事。ゴードン医師役のケイリー・エルウィズの極限状態に追い込まれた時の演技は有り得ないほどリアルで本気で驚かされました。脚本も務めたアダム役のリー・ワネルも演技力、物語の発想力共に素晴らしい才能で今後にも十分期待できます。同じ状況に陥った全く見知らぬ2人を結びつける意外な接点に、随所に張り巡らされた伏線の意味。そして意外すぎるラストの衝撃。それら全てが従来のサスペンススリラー映画を遥かに凌ぐほどの重要性を持っており、この映画の完成度の高さが強く伺えます。ただ個人的には観てたら目茶苦茶ストレスが溜まったので、2度も観る気が起こらないので8点止まりです。[DVD(吹替)] 8点(2005-05-03 19:53:37)(良:1票)

46.  デビルマン 公開当初から今まで見たことが無いほど凄まじい勢いで叩かれまくっていて、どれほどの酷さなのか自らの目で確認してみたくて観てみました。んで観終わった後は、しばし(゜Д゜)ポカーンな感じでした。前半はもうこれ以上ないほど最悪の極みで何が言いたいのかさっぱり分からず、観てるのも苦痛なほど。一応大まかなストーリーは頭に入れておいたものの全く理解できない映像の羅列が多く、「もう何が何だか」状態でしたね。終盤になってようやくこの映画のテーマが見えてきた気がしたんだけれども、いかんぜん序盤からず~っと延々と続いていた俳優の演技のあまりの大根ぶり(特に主演2人)が嫌でも目立ってしまい説得力が全く感じられない。普段なら演技の下手さも見ている内に慣れるものだと思うんだけど、この映画の場合は激しい違和感が終始続いて慣れることが出来なかった。一応彼らはオーディション通ったんですよね?>スタッフの皆さん。この映画の売りの1つであるはずのCGもプレステ並かそれ以下というほど平凡な出来。無駄に多すぎる意味のないカメオ出演にも苛立つばかり(特にボブ・サップ、お前は何しに出てきたんだ!?)。過剰すぎるほどの暴力描写にグロ描写もただただひたすら不快なだけ。観終わってからしばらくたった今考えてみたら、こんな映画にレンタル代300円も払って115分不快な思いをして無駄に過ごした自分が少し惨めに思えてきました。先日亡くなった那須監督には申し訳なく思いますが、いくらなんでもこの出来でこの点数以外は考えられないので0点です。これからこの映画を観ようと思ってる方は文化祭の学芸会観ると思ってみたほうが幾分かマジかと。でないと115分間違いなく持ちません。 [DVD(字幕)] 0点(2005-04-24 23:44:51)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

47.  トロイ(2004) 3時間近くもある映画だったんで、これまでずっと敬遠してたんですが学校が春休みでゆっくり鑑賞できる時間が取れたのでこれを機に観てみました。とにかくこの163分はあっと言う間に過ぎ去りました。比較的分かりやすい展開で終始飽きることなく観れたし、当時40歳とは思えないほどのブラピの容姿やアクションにも釘付けでした。迫力ある戦闘シーンに壮大感のあるカメラワークにも目を奪われ非常に楽しめました。このトロイにまつわる伝説などについては全く知らずに鑑賞した俺にとっても夢中になれる出来に仕上げたスタッフの実力も素晴らしいと感じます。ただ・・・ただ1つ疑問に感じたのがオーランド・ブルームが何故にこの役を引き受けたのかということ。最近、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズや「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」と大作、役柄ともに非常に恵まれている彼なのに何でこんな自身の愛欲で自らの国を滅ぼすという間抜け(?)な役を受けたのかと思ってしまいます。ま、それにも関わらず劇中は気にせずに鑑賞できたから良しと(笑)[DVD(吹替)] 8点(2005-04-24 21:26:44)

48.  クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち まさにジャン・レノとリュック・ベッソンのネームバリューだけでもっている映画。支離滅裂な脚本に凝りすぎて逆に観辛くしている画質。誰がどういう風になっているのか全く分からない銃撃戦(特に銃弾描写要らなさすぎ)終盤もインディ・ジョーンズオチになってるし、薬でパワーアップネタも興ざめ。映画館で観れば後悔間違いなかったと思います。前作はそこそこ楽しめる仕上がりになっていたものの、今回はストーリーが分かりづらく相棒刑事も前作でのヴァンサン・カッセルほどの魅力もなく、ヒロインも同意見。唯一の救いはクリストファー・リーが出でいたことですね。でもその彼の最期も訳分からん感じになってせっかくの出演がぶち壊しになりましたが。観終わってヴァンサンが脚本読んで出演止めたという話も十二分に納得しました。最後にあの予告編、「レオンの衝撃再び!」ってウソ書いちゃイカンよ。どこg(以下略)[DVD(吹替)] 2点(2005-04-17 17:12:25)

49.  コラテラル 常に緊張感が緩まず、最後まで突っ走るスリルの良さは認めます。主演2人の(特にジェイミー・フォックス)演技も非常に良かった。マイケル・マン監督が描くロサンゼルスの夜の描写も秀逸。随所に散りばめた伏線の使い方もとても巧かった。誉めるべきところはそれなりに多かったんですが、そうでないところも。まずトム・クルーズ演じるヴィンセントが「本当にプロの殺し屋なのか?」と小1時間問い詰めたいぐらい軽率な行動ばかり。路地でチンピラ撃ち殺すところも銃にサイレンサーも付けずに普通にバンバン撃ったり、殺し方がターミネーター並に目立ちすぎるやり方ばかり(特にクラブでの大銃撃戦)終盤で自分が投げたイスでズッコケる等、多少間抜け(?)な面も含めて「あんたはいっつもこんなやり方でやってきたのか?」とまた小1時間問い詰m(略)マックスも最後の標的が分かったとたん一気に正義の味方に早代わりで(そりゃ標的が標的だからだと思うが)ヴィンセントと徹底交戦には少し違和感が。おとり捜査までしてた警察も劇中では殆ど役立たず。マイナス要素も多少ありますが俺を最後まで楽しませてくれたことは紛れも無く事実であり8点にします。[DVD(吹替)] 8点(2005-04-04 09:49:23)

50.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 近年、日本を題材にしたハリウッド映画は数多くあれど、全編日本を舞台としたハリウッド映画は観た事が無く非常に興味津々で鑑賞しました。まず観終わった直後はとても清々しい余韻に浸ることが出来ました。ここまで東京の街を客観的に捉えることが出来たのも、やはりソフィア・コッポラ監督が実際にこの映画の主人公2人と同じような経験をしたからでしょうか。異国の地に来て通訳を通しても殆ど繋がらない言葉のやりとり。外国人にしか実感することの出来ない東京での深い孤独感。演じるビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンも悲哀が強く感じられる演技で観ている側にも、その孤独が痛いほど伝わってくる。ラストの別れもこれからの互いの未来への希望を促しているようでとても心地よかったです。特別大きな見所があるわけでもない映画なのにもかかわらず最後まで観る側をしっかりと惹きつける魅力あるストーリーに仕上げたソフィア監督のこれからにも期待です。[DVD(吹替)] 7点(2005-04-04 09:17:09)

51.  沈黙の標的 何ですかコレ・・・。この映画の唯一の救いどころと言ったらセガールのまだまだ健在な無敵ぶりを拝めるところでしょうかね。まず展開が一定すぎる。セガールが組織に絡みだしてからは、悪玉会議→刺客投入→セガールに秒殺→悪玉会議・・・の繰り返し。観てても飽きる。どっから見ても考古学者に見えないセガールの役柄に↓の方も書かれておられますが、何の意味も無い前科ありの設定。こんな映画にもう「断崖」で終わったはずの「沈黙~」のタイトルをわざわざ入れるのは止めていただきたい。配給会社の儲けたい主義が見え見えです。実際、こんなのに引っ掛かった俺もバカなんですが(恥)最新作の「沈黙の聖戦」も観る気が一気に失せました。1点(2005-03-07 19:04:44)

52.  スターシップ・トゥルーパーズ2 この映画は・・・ 1、バグズの大群が出てきます。 2、ジャン・レノ似(←個人的に)の男優がランボーばりに活躍します。 3、「スターシップ・トゥルーパーズ」のはずなのに途中で「エイリアン」化します。 4、「スターシッ(略)」のはずなのに途中で「ドーン・オブ・ザ・デッド」化もします。 5、無駄にヌードが出てきます。 6、R-15、18指定確実なほどグロい映像が出てきます。 7、全編ひたすら暗いです。 8、「マイノリティ・リポート」に出ていたスパイダーにそっくりの小型バグズが出てきます。 9、最初と最後に軍隊勧誘のCMが出てきます。 ってな感じです。特に1と9が無ければこの映画は何の映画か全くわかんないでしょうね。4点(2005-03-07 18:38:08)《改行有》

53.  スクール・オブ・ロック ただ真面目にこの映画を観たらそれ程完成度がスバ抜けている作品とは思えないと思う。けど、この映画が1番強調してるのは、やはり「体制が何だ!?んなもん気にせずにひたすらロックで楽しもうぜーーー!!」っていう感じでしょうね(笑)ジャック・ブラックがひたすら全編に渡ってキ○ガイみたいに暴れまくる。それに子どもたちの超絶な演奏力が加わる。これだけでも十分この映画の醍醐味が感じれます。別に俺は特別音楽に詳しい訳ではないのですが、そんな俺でも鑑賞後に正直バンドやって楽しみてーなと思いました(笑)個人的にはラストのコンサートでギターやドラムのみならず、ベースやキーボードの子にも見せ場が欲しかったなぁと(カットされたんですかね?)。まぁロックや音楽にそれ程興味がない人にとってはあまり楽しめない映画かもしれませんが、俺としては久しぶりに鑑賞中は時間を忘れて楽しめました。最後にコピーが簡単なバンド、どなたか教えてください(笑)8点(2005-02-09 19:04:22)

54.  ミニミニ大作戦(2003) 《ネタバレ》 この映画を一言で表すと正に「痛快」と言う言葉がピッタリ当てはまりますね。確かに思い切りと言うほど印象に残るシーンが多い映画であるわけでもない。特別ストーリーに捻りがあるわけでもない。でも楽しめた。個人的な見解ですが、やはり登場人物1人1人にしっかりとした魅力と存在感があったからこそ、この映画は素直に楽しめる仕上がりになっていたと思います。マーク・ウォールバーグやシャーリーズ・セロンを始めとする「オー○ャンズ11」ばりの豪華なキャストが総出演していますが、「○ーシャンズ11」で感じた「この人は別に居なくても良かったんじゃねーか?」感が全くありませんでした。前半で早々に退場したドナルド・サザーランドも出番が少なかったもののベテランらしい演技力で好印象でした。アクションシーンもテンポが良く、とても気楽に観れました。本来なら7点が妥当だと思うけど久々に素直に楽しめる作品を観れたなと思ったので、1点おまけです。8点(2005-02-02 18:49:30)(良:2票)

55.  パッション(2004) コレ観てショック死した人もいるぐらい暴力描写が凄まじい映画だと知っていたので、俺自身が観てショック死しないかどうか鑑賞中マジ怖かったです(汗)とりあえず俺はキリスト教や聖書などについては知識ゼロに等しいので、その辺はノータッチで書きます。この映画でメルギブが最も伝えたかったのは何よりも「相手を赦す」ことに尽きると思う。普通だったら誰もが人間性の欠片も無く、必要以上に自分に凄惨な暴力を繰り返す輩を赦すことは出来ないだろう。それでもイエスは、相手を憎むどころか神に対し「彼らを赦してください」と願い続けた。そんな彼の姿を見て俺は強く心打たれた。何故彼はここまでされても人を赦すことが出来たのだろうか?何が彼をそこまで忍耐強くさせることが出来たのだろうか?鑑賞中はずっとこの考えが頭を離れなかった。劇中を観る限りではよく考えがまとまらなかったが、この映画で唯一はっきりしているのが、イエスはあくまで人間であったこと。「神の子」とも呼ばれる彼が常人と違っているところと言えば、相当の覚悟が出来ていたことに信じる気持ちが限りなく高かったことだろう。彼の劇中での精神は本当に痛いほど伝わった。この映画は最近よくすぐに苛立つ俺と同世代の若い人に観てほしいと思う。ただ、暴力描写があまりにも過激すぎて勧めにくすぎると言うのも事実なんだけど・・・。余談ですが、コレ観た後にテレビドラマ「ごくせん」を観る予定でしたが、鑑賞後観る気が一気に失せました。5点(2005-01-24 18:12:43)

56.  スパイダーマン2 俺はこの映画に対して公開前まで「どーせ前作と殆ど変わらんだろ」と完全にナメ切った思いでいましたが、公開してから評価がとても高く「そんなに凄いものなのか!?」と思い直し、鑑賞しました。まずサム・ライミ監督に謝ります。ごめんなさい。この2はアクションは前作とほぼ同じ興奮度でドラマ要素は格段にレベルアップと言ったところでしょうか。前作で感じることの無かった摩天楼の空中疾走感と、ヒーローとしての働きと一般の学生生活をなかなか両立できないピーターの苦悩が画面全体から強く感じられました。演じるトビー・マグワイアも観ている側にそれが伝わるかのような迫真の演技で好印象です。これまでも一般人の主人公が大きな陰謀に立ち向かう映画は数多くありますが、その主人公が一般人である事をここまで丁寧かつ共感しやすく描いた映画はこの映画ほどのものは他に類を見ないのではと思うほどでしたね。ただ、唯一惜しいのはDr.オクの描写が思ってた以上に足りなかった事です。かなり興味のある敵キャラだったので少し残念でした。けれども、最近のハリウッド発の娯楽映画では本作は群を抜いている出来だと思うし、原作ファンであるサム・ライミの限りないスパイダーマンへの愛を感じれた気がします。サム・ライミの娯楽追求精神は頂点に達したと言っても過言ではないと思いましたね。9点(2005-01-18 19:32:18)

57.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 こら凄いわ。トニー・ジャーとにかく凄すぎ。炎が付いた足で敵を蹴り飛ばしたり、逃走中に車と地面の僅かな隙間を楽々とすり抜けたり、常人ではとても出来そうもない事を劇中で何度も披露してくれる。その証拠に逃走中のシークエンスではトニーが出来た事を追っ手達には全く出来ていなかったシーンがそれを証明している。アクションシーンでは宣伝通り、早回しやCGは全く使ってないようで、体を張った生身のアクションを常に見せてくれた事は勿論高く評価します。ただリプレイの使いすぎには少し鬱陶しさを感じずにはいられず、ストーリー自体も仏像1つ取り返すためだけにあれだけ犠牲が出ればさすがに首を傾げざるを得なかった。ラストも良いキャラだったジョージを死なせたため、スッキリしない終わり方になってしまったもののエンド・クレジットでのNGシーン集でキャスト・スタッフがどれだけ大変な思いで製作していたかがしっかりと伺えたので、少し救われた気がしました。この映画は格闘技が好きな方には自信を持って勧められる映画だけれでも、逆に「痛い」系が苦手な方には思い切り勧められない映画ですね。ついでにこの邦題考えた人、ナイス(笑)7点(2005-01-15 21:31:01)(良:1票)

58.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 俺は特別このシリーズに思い入れがあるわけでもないし、原作も読んでないタチなんですが何故か映画は毎作観てしまいます。率直な感想は特に可もなく不可もなく正に普通って感じですね。上映時間も前2作と比べて少し短くなってるし、監督も代わっているのでどんな感じになってるのかなと多少の期待はありましたが。あまりこのシリーズについて詳しくないため、細かいところや原作との比較などは全く言及できませんが、とりあえずテンポは悪くなく前2作より少しは観やすくなっていると思いましたね。主演3人も1作目の時とかなり変わっていましたが、まぁ良しと(←何が?)。本作で登場した新キャラも印象深いキャラクターが多く、これもなかなかのもの。ちょっと欲を言うなら、その新キャラの中の最も重要なゲイリー・オールドマン演じるシリウス・ブラックはもっと掘り下げて描いてほしかったなぁと思います。まぁ気づけば結構ダラダラとレビュー書いてしまいました。ハリーポッターファンの方お許し下さいm(_ _)m次回作の「炎のゴブレッド」は原作は2巻組みだから映画にしたら多分3時間越えそうだな・・・それでも結局は観ちゃうんだろうな、俺(アホ)6点(2004-12-29 12:33:54)

59.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 正直驚いています。これほど人間の命の尊厳、純粋に人を愛することの大切さを切実に描いた邦画を観ることが出来たことに。その場その場の雰囲気をそのまま描き出すような鮮明な音楽、光加減を意識した素晴らしい撮影、この映画が扱っているテーマの重さなど全てがこれまでの邦画の一線を越えている。不満点を言っておけば、やはり皆さんのご指摘の通り突っ込みどころが多いこと。婚約してるんなら朔太郎は律子の足の怪我の経緯を普通だったら知ってるだろうし、律子の出身とか自分と思い当たる部分があることに気づいてるはず。重じいや他の脇役の人物像の描写も少し不足している。だけどその分、主役の若き日の2人に全力を注いでいるのは理解できます。特に亜紀役の長澤まさみ、朔太郎役の森山未來この両者の演技は完璧としか言いようがありません。劇中で純粋に恋愛をする2人の姿に、同じ高校生である俺も憧れを抱く程でした(爆)この点数は少し甘いかもしれませんが、キャスト、スタッフ共の今後に期待して8点です。8点(2004-12-24 15:03:28)(良:1票)

60.  華氏911 俺はアメリカ人でもなければ16歳なので有権者でもない。俺がこの映画観たところで、大統領選挙選でどちらかに票を入れることも何も出来ない。そんな奴がこの映画観てどうするんだとレンタルした直後から鑑賞に至るまで思い続けてた訳なんですが、鑑賞後、むしろ俺のような高校生や中学生に観てほしい映画だと思いました。まず観終えて真っ先に思ったのは「アメリカは恐ろしい国だ」と言うこと。何が恐ろしいって世界トップクラスの一国の舵取り、尚且つ世界中をリードしていかなくてはならないはずの人物があれだけアホだったのかと言うことに尽きる。今まで全く知らなかったブッシュ大統領の9・11一連の事件での行動1つ1つが「これがあのアメリカの大統領がすることか!?言うことか!?」と常に静かな憤りが頭に流れていました。戦場はアフガンからイラクに変わり、ビンラディンを捕まえることも忘れて今度は「大量破壊兵器を持っている」と断定的に決め、フセインのイラクを攻撃。ビンラディンをシカトしたのは勿論のこと、確たる証拠も無しにイラクを攻撃したブッシュの罪は非常に大きい物だと思いましたね。確かにフセインを拘束できたのは良かったかも知れない。だが、無いはずの大量破壊兵器を探したことでどれだけの若いアメリカが犠牲になったのか?何の罪の無いイラク人がどれだけ多く殺されたのか?劇中でまざまざと見せられる酷い映像の数々。遺族の人の心の痛み。それらが強く胸に響いてきました。いろんな所でよく耳にする言葉「無意味な戦争」をこれほど実感したことはありません。これ以上難しいことはまだまだ世間知らずで無知な身なので書けませんが、この映画を観たことによってブッシュ政権が行ってきたことで世界にどんな影響を与え、その一連の行動で犠牲になった人々の無念さを知ることが出来ただけでも俺としてはこの映画を観た価値は十分あったと思います。7点(2004-12-17 19:14:29)

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