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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 ステキだったわ。 時代劇ではあるんだろうけど、どの時代にも共通する「理不尽な社会で生きていく大変さ」みたいなものが描かれていたおかげで、チャンバラ時代劇ではなくヒューマンドラマな印象だったわ。 (アタシはチャンバラも好きなんで、別にヒューマンドラマのほうが高尚だって言ってるわけじゃなくってよ。) ところで、清兵衛ってホントに不器用な男かしら? 理不尽な世の中で上の人間に逆らってでも家族第一で生きるって、実はすごく勇気のいる難しいことだと思うの。 上司におべっか使って生きてくほうがよっぽど楽よ。 腕もたつし、ほんとは「おぬしほどの人間が、こげな田舎でウロウロしてる時ではねえ」って飯沼に言われるほど能力のあるスゴイ人なのに、あえて出世も望まずストイックにあの生活を守った清兵衛はやっぱりヒーローよ。 そもそも出世が能力的に望めないような人は結果的にああいう生活を送れるかもしれないけど(辛口かしら)普通の人にはそんな生き方なかなか真似できないもの。 だからこそ清兵衛は、休日返上で上司と厭々ゴルフに行くような(大変ねえ)サラリーマンたちのハートをぐっとつかんだんじゃないかしら? 観客は、理不尽な社会で生きる清兵衛に自分たちの姿を重ねて共感しただけじゃなく、それに逆らう彼の力強さに憧れを抱いたんだと思うの。 というわけでアタシはあえて、この映画は単なる「リアリズムもの」ではなく「ヒーローもの」でもあると言いたいわ。 ところで…りえって着物似合うのねー。 ほんと立ち居振る舞いが美しくって…襷がけするとこなんかホレボレするわ。[地上波(邦画)] 7点(2008-02-01 12:28:39)(良:3票)

42.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 なんだかよかったわー。 心臓止まるかと思うほどビックリしたとこが二ヶ所あったわ。 思わずビクッてなっちゃったわよ。ホホ。 制作者側が観客に伝えようとしてることとはズレてるかもしれないけど、アタシはこの映画を見て、人の信用を失うことがなにより怖いってことを痛感したわ。 息子の信用を失う(ミケーレの両親)、友達の信用を失う(サルヴァトーレ)、世間の信用を失う(誘拐に関わった人みんな)…。 信用って一度失ってしまうと、どんなに頑張ってもそう簡単には回復できないもの。 (もちろん映画の彼らは失いかけただけだから大丈夫だろうけど。) そして人を疑わなければいけない側もとっても不幸よね。 ミケーレも、自分の両親がまさか…って相当ショックだったと思うわ。 大人になっちゃうと人を簡単に信用しないからどうってことないかもだけど、子供の頃って親を疑おうなんて絶対に思わないものね。 こうして人を疑うことを覚えていくのが「大人になる」ってことだとしたら…大人になるってつまらないことね。 なんだか切ないわ。 ところで、イタリアにも蚊取線香とか「だるまさんが転んだ」とかあるのね。 ちょっとだけ親近感覚えちゃったわ。[映画館(字幕)] 8点(2008-02-01 12:08:08)(良:2票)

43.  ひまわり(2000) 《ネタバレ》 え、ほんとに全員死んでるの? 早く言ってよー。 そしたらもっと注意して見たのに…なーんて。 人のレビューを見ると自分が気づかなかったことを教えてもらえていいわね。 それにしても全員朋美と一緒に死んでたとなると…ますますわけがわからないわ。 一体どういうこと!? まあでもこういう映画は筋を理解することが絶対条件でもないと思うからいいんだけどさ。 個人的にアタシは朋美みたいな重い空気しょって歩いてるような女はキライなので、彼女に惹かれてた男がこれほど多いのは疑問だったけど…男はやっぱり影のあるミステリアスな女が好きなのかしら? …全般的にどことなく爽やかな雰囲気が残るのは、やっぱり初恋の思い出のなせる技なんでしょうね。 アタシの初恋の人は今頃なにしてるのかしら?ってな気分にさせられたわ。 ホホ。[地上波(邦画)] 7点(2008-01-24 17:16:09)

44.  女王フアナ 《ネタバレ》 とってもよかったわー。 なにがすごいって実際こんなドラマチックな女王がこの世に存在してたってのがすごいわよね。 その史実を(もちろんフィクションも加えつつだろうけど)見事に再現してあって…のめりこんじゃったわ。 赤を基調とした衣裳の色合いもフアナの「情熱」をよく表してたし、役者さんたちの演技もとってもよかったわ。 特にフアナ役の女の子のすばらしかったこと! アタシずっとフアナにはあんまり感情移入できなくて「愛情もここまで強いと怖いわねー」ぐらいにしか思ってなかったんだけど、この女優さんの迫真の演技のおかげでフェリペが病に倒れるあたりからフアナがぐっとかわいくなって、なんだか抱きしめてあげたいぐらいだったわ。 狂女フアナ…まさに愛に生きたオンナね。 ステキだわ。[映画館(字幕)] 8点(2008-01-24 17:13:58)

45.  名探偵コナン 迷宮の十字路 《ネタバレ》 正直ぜんぜん期待してなかったんだけど、思ってたより楽しめたわー。 アタシ、どうしても名探偵コナンの絵柄(特に人の顔)って好きになれなくて今まで敬遠してたところがあったんだけど、じっくり見るとストーリーとか案外シッカリしてるのね。 あの絵が京都の地図だってことはアタシも最初からわかってたんだけど、それ以外は全然わかんなかったわ。 っていうかアタシの推理とあのおっちゃんのトンチンカンな推理がほぼ同じだったのには…脱力しちゃったわ。 だってあの舞妓の指の絆創膏とか思わせぶりに何度も見せて、ズルイわよねえ。 そりゃあの女が犯人だと思うっつうの。 こんな単純なアタシには探偵は無理ね(←当たり前)。 ところでコナンくんも平次くんも蘭ちゃんも高校生にしちゃ若さがなくない? 言うこととかさ。 あんな大人びた17歳、アタシはイヤだわ。 ホホ。[地上波(邦画)] 6点(2008-01-24 17:11:13)

46.  carmen.カルメン 《ネタバレ》 情熱的だったわ。 何度もオペラや舞台の題材になってるとっても有名なこの話、実はアタシきちんとした内容を知らなかったのよね。 この映画でやっと通してわかったわ。 アタシはずっと、カルメンってもっとこう悪女な感じかと思ってたんだけど、どっちかっていうと動物的な、本能のままに行動する感じの人だったのね。 頭がいい感じでもないし、直感だけで生きてるっていうか。 でもタロットでピタリと言い当ててくとこなんか、やっぱり悪魔的な力がありそうで魅力よね。 ホセも、もっと男らしいゴツい感じの印象があったんだけど、けっこうヤサ男だったわね。 真面目で世間知らずだからこそ、カルメンみたいな危険な女にのめりこんで破滅しちゃうのかしら。 そんな全然違うタイプの二人が出会ってしまったのは、幸か不幸か…でもホセが最後に、もう一度やり直せるとしたらカルメンなしの平穏な生活を選ぶか、と聞かれて、やっぱりカルメンとの人生を選ぶ、と答えるあたり、恋愛って一筋縄じゃいかないのねーってしみじみ思っちゃったわ。 それにしてもカルメン役の女優さん、ものすんごく裸がキレイねー。 見とれちゃったわ。 ホホ。[映画館(字幕)] 7点(2008-01-24 16:46:02)

47.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード 《ネタバレ》 アタシ、はじめてクレヨンしんちゃんの映画見たんだけど、けっこうおもしろいのね。 意外にもかなり笑えたわ。 アタシのツボだったのは、みさえがバタフライで海から登場するとことか、ヒッチハイクのひろし&みさえとか…。 けっこうピンポイントかしら? 噂に聞く感動的な前作も見てみたいけど、こういうおバカなのもまたいいわね。 それにしても冒頭に出てくるパックのお肉、おいしそうだったわー。 焼肉食べたくなっちゃったわ。 ホホ。[地上波(邦画)] 7点(2008-01-24 16:42:43)

48.  永遠のマリア・カラス 《ネタバレ》 確かにオープニングはアタシもちょっとのけぞっちゃったわ。 これってマリア・カラスの映画だったわよね!?みたいな。 アタシはマリア・カラスが死んだ頃に生まれてるらしいので、もちろんリアルタイムでは彼女を知らないんだけど、あの有名な三角関係といくつかの写真は知ってたの。 でもどんな人だったのかは全然知らなかったんだけど、この映画を見てなんとなく彼女の人物像がわかったような気がするわ。 アタシが思うに、マリア・カラスってきっと世間が思ってるような美貌と完璧な歌声に恵まれた「天才」じゃなくて、コンプレックスと異常なまでの完璧主義に悩まされ続けた「秀才」タイプだったんでしょうね。 実際誰よりも練習熱心だったっていうし、サナダ虫ダイエットは有名だし。 もちろんあまりに仕事にストイックだったために周りから誤解されることも多かったようだけど。 まあ要するに不器用な人だったってことかしら。 でも、その他人には理解できないほどの歌に対する熱心な態度が、死んで30年近くたってもこうして映画ができたり、いまだに彼女を超えるオペラ歌手はいないって言われたりすることにつながってるんでしょうね。 やっぱり常人とは違うのよ、感覚が。 ってことでモロ常人のアタシには感情移入はできなかったけど、やっぱり歴史に名を残すような人は違うなあ、とアタシは素直に感心しちゃったわ。 …マリア・カラスのオペラ、実際この目で見てみたかったわー。[試写会(字幕)] 7点(2008-01-24 16:19:06)

49.  8人の女たち 《ネタバレ》 えっと…この映画は推理物でもミュージカルでもないと思うわ、アタシ。 推理物ならあのありきたりなオチは許されないだろうし、ミュージカルならあの歌と踊りはちょっと…ねえ? でもアタシはこの映画大好きよ。 ストーリーの要点は「誰にも言えない女の秘密」ってことなんだろうけど、その秘密が暴露されていくにつれて不思議なことに彼女たちがより魅力的になっていくの。 それは8人のすばらしい女優さんたちの演技のおかげであり、彼女たちの学芸会のようなカワイイ歌と踊りのおかげであり、キッチュでオシャレな色使いのおかげであり…。 この映画はアガサ・クリスティ的な謎解きを小バカにしつつ(言葉は悪いけど)フランス的なテイストを加えた上で「推理なんてどうでもいいわー。アタシたちはやっぱり愛だの恋だのってのが一番好きよ!」って公言してはばからないような、なんかシニカルな雰囲気が漂っててステキ。 1900年代前半の、まだ「映画の力」にしっかりとは気づいてない人々が作る、舞台劇をそのまま録画したかのような映画をあえて真似てるみたいな、一つのセットの中で繰り広げられる展開も、いい意味での安っぽさがあってカワイイわ。 それにしても…彼女たちの秘密を知って自殺するこの男は、アタシは情けないと思うわ。 この程度のことを笑ってすませられない男が、あんなにたくさんの女と浮気するなっての。 ホホ。 …実はアタシ、最初は7点にしようかと思ってたんだけど、「8人の女たち」に敬意を表して8点よ。[DVD(字幕)] 8点(2008-01-23 15:29:51)(良:2票)

50.  クリビアにおまかせ! 《ネタバレ》 アタシすごく好きよ、こういう映画。 なんか、ほんとの悪人は一人もいなくて、とってもハッピーで。 衣装もかわいいし歌も踊りもステキ。 アタシ、引っ込み思案なイェットのアヤシイ動きとか、すごくツボだったんだけど。 盗み癖のあるヘリットのブリーフ姿(キャー)もかわいかったし、エルトン・ジョンみたいなワウターにも笑ったわ。 でも…一時間でいいかもね。 オランダ本国ではもともとTVドラマだったらしいけど、それぐらいの扱いのほうがいいのかも、と思ったわ。 でもとにかく、まったく頭を使わずにアホみたいに笑って見ていられて、しかも見終わったら幸せで優しい気持ちになれる映画なんて最近なかなかないし、アタシはとっても好きでした。[映画館(字幕)] 8点(2008-01-23 15:25:45)

51.  千年の恋 ひかる源氏物語 《ネタバレ》 あらら、アタシまずはじめに聖子のこの映画での存在意義を問いかけようと思ってたんだけど、皆さん触れてるからほどほどにしとくわ。 でもホント火をバックに歌う聖子とか、いったいなんの意味があったのかしら? しかも歌い方もまんま歌謡曲。 ホホ。 ある意味笑えたわ。 その他は・・・天海祐希の光源氏役はアタシはおもしろいと思ったわ。 彼女の男役がスバラシイってのもそうだけど(さすが宝塚ね)、あえて女性に演じさせる事で、女性が書いた物語に登場するアヤシイまでに美しい男(つまり虚構の中だけの存在)の、なんていうか謎めいた雰囲気ってのが出てたと思うわ。 あとアタシの印象に残った役者は竹下景子と岸田今日子。 竹下景子って優しいお母さんのイメージしかなかったから、けっこう衝撃的だったわ。 岸田今日子は・・・言う必要ないわね、きっと。 あとこの映画で素晴らしかったのは、やっぱり衣装よ。 ホント美しかったわ。 ストーリーは冗漫気味だったけど、この時代のマッタリした雰囲気を二時間たっぷり味わったんだと思えば、アタシ的には許容範囲よ。 許容範囲外だったのは・・・やっぱり聖子かしら。 ホホ。[地上波(邦画)] 5点(2008-01-22 18:39:19)(笑:2票)

52.  ドラえもん のび太とふしぎ風使い 《ネタバレ》 泣いてしまったわ。 フー子がマフーガと対決するところののび太の悲痛な叫びで。 でも…今回もやっぱり違和感は感じたわ。 なぜなのかしら。 最近絵柄が微妙に変わってきてるから? (のび太の髪がなびいてるとことか、けっこうアタシ気になるんだけど。 あたしの知ってるのび太はいつもあのヘルメットヘアよ!) ちょこちょこCGが使われてるから? いいえ、のび太がかっこよすぎるからよ。 のび太に限らずみんななんだかいい子すぎるわ。 アタシ思うんだけどドラえもん映画の魅力って、ドジでマヌケで臆病で情けない、でも本当の優しさを持ってるのび太とか、わがままで乱暴で音痴でいじめっ子で、でも情にもろいジャイアンとか、それぞれ欠点のある子たちが(のび太なんて欠点がほとんどよ)、ケンカしたり反発したりしながらも力を合わせて頑張るってとこだと思うのよ。 それが最近のドラえもん映画って、みんななんだか最初から最後までかっこよすぎて…なんかごく普通の安っぽい子供向けアニメになりつつあるわ。 なんにもできないのび太がごくたまーに頑張るからこそ共感もし、心から応援もし、一緒に涙することもできたのに。 …なんだか熱弁しちゃったわ。 だってアタシ、ドラえもん大好きなんだもん。 でも考えてみれば、もう最近の子供たちにとってのドラえもんは藤子プロの作ってる今のドラえもんになってるんでしょうね。 時代は変わるのね…。[地上波(邦画)] 6点(2008-01-22 18:36:45)(良:1票)

53.  流転の王妃・最後の皇弟<TVM> 《ネタバレ》 泣いたわ。 世の中には立派な人もいるのねえ。 あまりに立派すぎて感情移入はできなかったけど、それでもアタシは十分感動しました。 なんだか、ホント当たり前の感想だけど、戦争って怖いわね。 平和な時代に生まれてホントに良かったわ。 こんな世界に生きてたらアタシなんてきっとすぐに悪い人々に染まっちゃうわ。 この二人のようによっぽどしっかりした人じゃない限り、こんな状況に陥ると本性が出るっていうか、人間の汚い部分が頭を出すっていうか…人間って弱いわね。 だからこそ戦争なんて起こさないように努力しなきゃいけないのね、って改めて思っちゃったわ。 ところでタイトルの「流転の王妃」って、おかしくない? 流転はしまくってたけど、ヒロさんって王妃でもなんでもないわよね? それだけは最後まで気になったの、アタシ。[地上波(邦画)] 7点(2008-01-22 11:31:24)(笑:1票)

54.  スコーピオン・キング 《ネタバレ》 まあまあ面白かったわよ、アタシ的には。 最初は「ザ・ロックって誰よ!?」って感じだったけど。 プロレスラーなのね。 それにしても「ザ・ロック」って…。 「岩男(イワオ)」ってこと? おちゃめね。 ホホ。 あの女の子はかわいかったけど、まあスゴイ格好させられてたわね。 見えやしないかとヒヤヒヤしたわ。 でも人気プロレスラーと派手なアクションと裸の女だけじゃあねえ。 まあアメリカ的娯楽映画って感じね。 キライじゃないけど…残るものは何もないわ。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-22 11:04:44)(笑:3票)

55.  ドラえもん のび太とロボット王国 《ネタバレ》 なんか…藤子・F・不二雄って偉大な人だったのねーって感じ。 やっぱり最近のドラえもんって、藤子プロの人たちも頑張ってはいると思うんだけど、原作者がすごかっただけに…どうしても失望感はぬぐえないわ。 なんか安っぽいお涙頂戴っていうか…一回見たらもういいわって感じで。 初期ドラえもん映画は何度見てもいいのにね。 とか言いながらもしっかり泣いちゃったんだけどさ。 ホホ。 ところでアタシはこの作品にジブリ作品からの影響(ってかパクリ?)を多数見たんだけど…風の谷とか巨神兵とかラピュタの城とか、そっくりさんがいろいろ出てたわよね? 藤子作品には、他の映画のマネなんてしてほしくないわ。 というわけでちょっと辛めの点数よ。 でもアタシ、ドラえもんは大好きよっ!![地上波(邦画)] 5点(2008-01-21 22:31:32)

56.  アナザヘヴン 《ネタバレ》 別にコンセプト自体は悪くなかったと思うんだけど…。 みなさんおっしゃってるように、前半はけっこういいのに後半がねえ。 最後なんて「悪意はみんなにあるんだから、お前らも気をつけろ」的な説教くささもあるし、中途半端にラブストーリーなのもちょっと…。 それに疑心暗鬼になって女を殴りまくったり(彼女は結局とりつかれてたんだけどさ)、同僚の耳ぶち抜いたり…アタシ、こんな刑事さんイヤよ。 「朝子みたいに悪意に勝つやつもいるんだ」云々言う前に、お前がちょっくら刑務所行ってこいって感じ。 いくらなんでも取り乱しすぎでみっともないわ。 それに、ちょっと見ただけではその人が「ナニカ」にとりつかれてるのかどうかわかんないってのは、結局今の普通の社会でも同じよね。 ニコニコしててもイヤなヤツなんていくらでもいるじゃない。 この映画の超マイルドなバージョンなら日常生活で経験済みよ。 ところで、脳ミソを使った料理は一体なんだったの? 伏線なのかと思ったらほったらかし!? 必然性が見えないわ。 …なんだか行き当たりばったりが多い映画ね。[地上波(邦画)] 4点(2008-01-21 22:03:27)

57.  トゥームハンター 《ネタバレ》 …やられたわ。 ショボすぎるわ。 TV映画だったとしても許せないレベルね。 内容は完全にインディ・ジョーンズのパクリだし、日本語タイトルは『トゥームレイダー』のパクリだし…。 アレキサンダー大王の墓があんなにショボいわけないっつうの。 でもアタシがなにより許せないのは、ビデオのパッケージにエジプト風の神殿がデカデカと載ってるのに、映画の中ではそんなのいっさい登場しないってことよ。 それだけが見たくてこのうさんくさいビデオを借りたのに。 これって虚偽広告じゃないの!? JAROに連絡しなきゃだわ。 いくら自分たちが作ったセットがショボかったからって、パッケージに勝手に違う写真載せるなんて…。 映画のでき云々よりもその心意気の貧しさに脱力よ。 ってビデオのパッケージは日本の配給会社が勝手に作り変えたのかもしれないけどさ。 あ、でもクリスの仲間のあの純情青年はちょっとかわいかったわ。 ホホ。[ビデオ(字幕)] 3点(2008-01-20 19:15:29)

58.  モンスター(2003) 《ネタバレ》 …とにかくシャーリーズ・セロンにやられたわ。 アタシは個人的に「美人女優が美しさをかなぐり捨てて」ってこと自体を評価するつもりはあんまりないんだけど、昔はバレリーナを目指していたというシャーリーズ・セロンが、自分とはまったく違う境遇のアイリーンをここまで完璧に演じきったということは、そんな表面的な話題性をさしひいて考えたとしても十分評価に値すると思うわ。 バス停でセルビーに涙ながらに横隔膜痙攣させてまで伝えたあの言葉はもはや演技を超越してたし、アカデミー賞は納得よね。 内容については…これが実話だってとこがまたやるせないっていうか…殺人はいかなる理由があろうとも許されるものではないし、アイリーンの行為には同情しちゃいけないんだろうけど…13歳から客をとってて、おそらくその頃から精神的に成長できていないアイリーンが、セルビーとの出会いを経て、この最悪の状況から抜け出そうと彼女なりに必死でもがくのに、世間の人々が一切助けの手を差し伸べないどころか、むしろ蹴落とさんばかりだってのが…ほんとに切ないわ。 たとえば、もしもあの職業安定所(なのかしら?)の受付の黒人女性がもう少し彼女の話を親身に聞いてあげて、工場での仕事の一つでも世話してたとしたら、アイリーンの人生はまったく違うものになっていたかもしれないわけで…あの黒人女性が(感じは相当悪かったにせよ)なにか特別悪いことをしたわけではないんだけど、なんだかとっても罪深い気がして…いつ誰がどんな精神状態にあるかなんてわからないから、アタシもできるだけみんなにいつでも誠意を持って接するようにして、万が一アイリーンのような人がアタシの周りにいたとしても、助けてはあげられないにしろ、せめて気づかないうちに突き落としてしまうことのないようにしたいと心から思ったわ。 …ほかにもアイリーンとセルビーの関係のこととか売春や幼児虐待のこととか、映画が終わったあとずっと一人で悶々と考えてたんだけど、全部書いてたら本になりそうなんでこの辺でやめとくわ。 それにしても、わざわざ映画館まで行った甲斐があったわ。 重かったけど見て本当によかった、心の底からそう思うわ。[映画館(字幕)] 9点(2008-01-20 17:03:38)(良:5票)

59.  大奥(2006) 《ネタバレ》 あんまり評判がよくないことを知った上で見たからかもしれないけど、アタシはそんなに悪いとは思わなかったわ。 ただ…大奥シリーズの最大の魅力である「女の嫉妬や怨念が蓄積していくオドロオドロしい感じ」は薄かったわね。 陰険かつ執拗な女のイジメが展開していく様子(=魑魅魍魎の世界)をたった2時間で描ききるのはやっぱり難しかったかしら。 いつ見ても「腹から声出しなさいよ!」って言いたくなる仲間由紀恵や、病気で臥せってるのにふっくら血色つややか!な井川遥は…せっかくいい役もらってんのにダメねえ。 主役をはるタマじゃないわ! その点杉田姐さんったらスゴイ!! まさに「女優!女優!!女優!!!」 松下由樹・高島礼子・浅野ゆう子・木村多江あたりも良かったのにねえ。 若手女優陣にはもっと頑張ってもらわないと!(←何様) でも西島秀俊はとーってもステキ!だったし衣裳やセットも豪華絢爛で、主要キャストやストーリーに若干の不満はあるもののアタシはけっこう楽しめたわ。[地上波(邦画)] 6点(2008-01-20 16:56:59)

60.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 相変わらず素晴らしいジョディの迫真の演技!!に気をとられてしまいがちだけど…この映画…どうなのかしらね?? よくこんな映画が許可されたなーというのがアタシの率直な感想よ。 冒頭の残虐すぎるあのシーンを見ると復讐してやりたい!!っていうエリカの気持ちは痛いほどよくわかるんだけど…恋人を殺した三人の男たち以外を殺したのは…アタシはやっぱりナシだと思うわ。 コンビニの件は偶発的なものなので仕方ないにしても、車で娼婦を囲ってた男やマロー(だったっけ?)を殺したのなんて、完全に彼女が自発的に殺しに行ってるでしょ? 地下鉄の男たちも、彼女がさっさと電車を降りれば回避できたはずじゃない。 『デスノート』とかもそうだけど、人間がほかの人間を裁いちゃダメよ、やっぱ。 そしてラストのあの警官…あの憎ったらしい三人の男を殺したエリカの行動は心情的には理解できるし同情したい気持ちもわかるけど、そこはやっぱ法を守る者として逮捕しないと。 ってかあれを許してたらどこで線引きすんのよ? やっても許される殺人なんてあっちゃいけないと思うわ。 ってことで、世の中に疑問を投げかけたという意味ではとても興味深い映画だと思うけど、ものすごーく穿った見方をすれば9.11以降アメリカが中東でしている復讐(でしょ?結局)の正当化ととれなくもなかったり。 …それにしてもあの犬、もうちょっとなんかできなかったの?? 知らない人においそれと捕まっちゃダメよ! しかも普通に飼われてるし…。 って絶対うちの犬も敵に尻尾ふってついてっちゃうわね…。 頼りにならないわねー。[映画館(字幕)] 7点(2007-11-30 12:26:00)(笑:1票)

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