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プロフィール
コメント数 118
性別 女性
年齢 41歳
自己紹介 前回アクセス(H30.11月)から2年ぶりに再びアクセス。
なかなか時間がないものの、地味〜に、たま〜に、映画は観ているのですが、、何故か映画鑑賞よりレビューを書く方が時間がかかる不思議…
簡潔に論理的にまとめる能力が欲しいです(泣)

<採点基準>
10  :生涯のベストムービー。理由は様々だが愛してる

9 ~8 :かなり大好き。純粋に面白い。好き!

7 ~6 :なかなか良い、悪くない。云わば平均!

5 ~4 :微妙、消化不良、苛々。あまり好きではない

3 ~2 :見たことをひたすら後悔、後悔、後悔

1 ~0 :滅多に出ないが出たら最後。永遠にさようなら

これからもよろしくお願いします!

令和2年10月10日

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  殺し屋1 《ネタバレ》 私は好きだけど、他人には薦め難い作品。 鑑賞後、思わず自分のティクビがあることを確認してホッとしてしまった。 私もMだけど(周りにはSと言われるが)、究極のMはレベルが違いすぎて感服でした。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-11 14:39:24)《改行有》

42.  スウィート・ノベンバー 《ネタバレ》 出逢うはずのない二人が期間限定で恋人になる。 破天荒で天真爛漫な彼女だが、実は病魔が彼女を蝕んでいた…というよくある設定。 でもこれは”愛”を前面に打ち出せる良いスパイスなので、悪くはない。 観賞当時、私は10代でした。 まだまだ若さ故の未熟さがあったせいか、最終的に彼女が彼の元を 去ってしまう理由が長らく理解できずにいました。 「今までの誰より愛し、心から一緒にいたいなら、一緒にいればいいじゃない!」 そんな風に憤り、すべてが彼女のワガママに終止した、としか捉えられませんでした。 でも、今なら彼女の気持ちが少し分かるんです。 多分「本当に心から愛した人だからこそ」の決断なのでしょうね。 もし彼女が病気じゃなく、普通にこの先も長く生きていられたのならば、 彼女は彼と一緒にいる道を選んだかもしれない。 いや、恐らくそうしているでしょう。 でも、長く一緒にいられないことは既に分かっている。 そんな状況で、自分の気持ちの赴くままその道を選んだとしたら、 二人を待っているのは「死別」しかない。 そして彼に残るものは「絶望」と「虚無感」だけ。 彼女はそれを分かっていたからこそ『想い出は綺麗なまま遺す』という選択をしたのでしょう。 1ヶ月という期間も、また絶妙です。 確実にお互いが楽しい毎日を送れるラブラブ期間ですから。 そして毎年11月になれば、彼は彼女のことを思い出す。 彼女は「別れの悲哀」と引き換えに、彼の記憶の中で「永遠に生き続ける自分」を得たのでしょう。 人が愛の前で純粋になったり、素直になればなるほど、 悲しい想いや現実は表裏一体で影を潜めているのかもしれませんね。 「愛し合っている」だけじゃダメで、二人の”障害”に目を向けずに突っ走れば、 最後に傷つくのは結局お互いなんです。 「大人の恋」とは「清濁併せ呑んだ決断ができる愛の存在」を云うのかもしれません。 この映画は、ちょっと歪な大人の不器用な愛と慈しみが、美しく描かれているお話でした。[映画館(字幕)] 6点(2007-01-13 18:54:35)(良:1票) 《改行有》

43.  海猿 ウミザル 《ネタバレ》 予想よりも良かったが、少し中だるみ感があり上映時間よりも長く感じられた。 日常ではお目にかかれない海保という世界にスポットを当てたのは良いと思うが、 内容は続編を意識しているのが見え隠れしているため『海保入門講座』という感じ。 良い意味で分かりやすいけど、悪い意味で在り来たり感は否めない。 光っていたのは、ちびノリダーこと伊藤淳史と藤竜也。 彼らの存在が映画にメリハリを与え、良い緊張感が生まれていたように思う。 そして、特に味を出してたのはやっぱり藤竜也。 彼の存在は別格で、厳しくも情に厚い上官を見事に体現していた。 改めて驚いたのは、加藤あいの美しさ。 一時期の鶏ガラのような痩せ方は影を見せず(それでも細すぎだが)、 女性らしさとあどけなさが混同していてとても魅力的だった。 バスのキスシーンは、見ているこちらもドキドキする甘酸っぱさがあって良かった。 この映画のイチバンの見どころ、それは海保訓練生たちの身体です。 筋肉フェチ(特に割れた腹筋・引き締まったおケツ)の私にとって、 鍛えられた男たちの肉体美は最高に目の保養になりました。 本当にご馳走様です、ありがとうございました。[DVD(字幕)] 6点(2006-06-02 10:51:55)《改行有》

44.  星になった少年 Shining Boy and Little Randy 《ネタバレ》 チケットを買う時、窓口で私の相方も言いました。 「”ゾウになった少年”のチケット2枚ください」 カンベンしてくれよ、マイダーリン_| ̄|○ 夢半ばで終わった坂本哲夢さんの短すぎる生涯を描いた”ドキュメンタリー的感動映画”という感じです。 実話なだけにわりと淡々と話が進むので、映画としてのストーリー性を求めると鑑賞後は少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。 所々で持ち出される親子の確執などが中途半端に終わってしまっているので、それをもう少し掘り下げて描いていたら、もう一味違った作品になっていた気がします。 あと、常盤貴子が年齢的に母親役がちょっと厳しいかな。 柳楽くんの演技は今回初めて見ましたが、可もなく不可もなく・・・という感じ。 「だれも知らない」を見ればまた変わるのかな? この映画の伝えたいことは「哲夢のゾウ使いへの道の厳しさ」と「ゾウと哲夢の心の通い合い」そして何より「哲夢のゾウへの熱い想い」だと思います。 哲夢が果たせなかった夢を、この映画を見た人たちに少しでも多く伝わり、 哲夢と同じような夢や希望を抱いてくれる人が少しでも増えてくれれば・・・そんな想いがいっぱい詰まっている気がしました。 私は、哲夢さんの弟が彼の想いを受け継いでくれたら・・・と、ひそかに願ってやみません。 ゾウが大好きな人・無類の動物好きの人には、この作品はとってもオススメできます。 ただ、私の母がこの映画のCMを見てこうも言いました。 「この主人公の男の子、最後は死んじゃうんだよね?そういう映画は子供がいる母親は見たいと思えないよ。あんたも子供を持てば分かるよ」 私の母と同じように思う方には辛いかもしれません(『別れ』は人間だけではなくゾウにもあるので)。 ストーリー自体は5点ですが、ゾウと柳楽くんの頑張りに1点プラス!![映画館(字幕)] 6点(2005-07-19 00:34:35)《改行有》

45.  秋深き 《ネタバレ》 私の大叔母は、私が中学2年生の時に乳癌で亡くなりました。 昭和初期生まれの方でしたが、当時では珍しいほどの「巨乳」だったそうです。 大叔母の姉である私の祖母も「決して小さくない人」だったそうです。 時は流れます。 私の伯母は「小さめ」ですが、私の母も「大きい」部類だったようです。 そして私も、どうやら一般的に見ると「巨乳」だそうです。 俗説では「巨乳の方が乳癌になりやすい」とよく耳にします。 私は、隔世遺伝的に我が身に乳癌の恐れがあるのではないかと、内心震え慄いています。 妹や従姉妹たちを見回しても、皆わりと「小さめ」な為、不安感の増幅は半端ありません。 遺伝ってすごい。そして恐ろしい。 …無駄話をして申し訳ありません。 つまり、私にとってこの映画は、他人事では済まされない大きな衝撃を残したのです。 私は、もし自分が乳癌になっても、あのような決断を下せる自信がありません。 大叔母の最期を目にしているだけに、恐らく、私には出来ないと思います。 乳癌の痛みは、それはそれは酷いものだそうです。 もし、サトエリのように死ねるなら… 痛いは痛いのかもしれませんが、あのように我慢出来て、綺麗なままで逝けるのなら、 私も、愛する人の為に死を覚悟出来るかもしれません。 しかし、多分現実は、もっと酷で壮絶だと思います。 だからこそ、サトエリのような決断を下せる女性は、フィクションだとしても尊敬に値します。 乳癌や婦人科系の病気は、女性の精神にとても大きな傷を残す病だと思います。 特に「乳房」は、身体的に判りやすい「女性としての特徴、また象徴」でもあるだけに、 それを残して死を選ぶという決断は、同じ女としても頭が下がる思いです。 でも、いったい世の中の女性の何人が、サトエリと同じ決断が出来るかな?と考えると、 限りなく少ないのではないかな…と思います。 女だからこそ解る苦しみや苦悩が、本作では描ききれていないのです。 もう少し女性としての葛藤を見せてくれていたら、また違った印象だったのかな…と思いました。 と言うことで、5点とさせて頂きました。 余談ですが、最近では乳癌になって切除を余儀なくされたとしても、 お尻、お腹、太腿などの余分なお肉を使って、乳房を再生することが出来るそうです。 この朗報を二人が知っていたら、どうなっていたのかな…と、余計な思いを馳せております。[DVD(邦画)] 5点(2012-04-28 22:18:17)(良:1票) 《改行有》

46.  僕の彼女を紹介します 《ネタバレ》 巷で「猟奇的…の”前のお話”」などと話題だった本作。 その所為か、当時は先入観無しには見れそうにもありませんでした。 よって、公開当時からかなり時間が経ち、先入観も話題も薄れた今年に観賞。 序盤、雨の中を二人で踊るシーンには魅せられました。 「おぉ!!これは、もしかしたらもしかするぞ…?」とワクワクしたものです。 しかし、徐々に尻すぼみになり、無理矢理な展開が多くなり、最終的には物足りない印象に落ち着いてしまいました。 『チョン・ジヒョンにスポットを当てる』事に重点を置きすぎていると思います。 彼女を写すカメラが彼氏目線であることは分かりますが、これでは彼女のプロモーションビデオです。 いや、確かに彼女は美しいし、私も大好きだけどね… 逆に言えば、それでも飽きずに見れたのが凄い。 彼女の魅力の賜物でしょう。 ラブストーリーとしては、そこそこ面白いのかもしれません。 でも、なんだか薄っぺらい印象を受けてしまいました。 確か「猟奇的な彼女」が「僕の彼女を紹介します」のアンサームービー?とのこと。 だとしたら、彼女のワガママ、自己中、ツンデレ的要素を本作では少し変えるべきだったと思います。 猟奇的…では、彼女の言動の「原因」と「結果」があるから観賞者は納得出来たのです。 それを本作でも同じような彼女像を作り出してしまったら、彼女は単なるワガママ女に成り下がってしまうのです。 それが残念でした。 それにしても、韓国警察のモラルの低さに唖然。 他の映画を引き合いに出して申し訳ありませんが、これでは「殺人の追憶」で描かれている何十年前と大して変わらないじゃないですか(呆)[DVD(字幕)] 5点(2010-09-22 19:00:09)《改行有》

47.  ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 《ネタバレ》 最初に抱いた印象は、実にくだらない(笑) いや、しかし個人的に嫌いでは無い。ブラックユーモアも社会風刺も、愛すべき馬鹿も好きだ。そして「ボラット」という存在自体も、すべて承知の上で鑑賞した。それなのに、やけに残ってしまう不快感。 分かった事も、ただ一言。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」やり過ぎはその本質すら汚してしまうのだろう。 鑑賞後のモヤモヤが消えないので、5点という評価でしかない。着眼点や行動自体は面白いだけに、非常にもったいない作品である。[インターネット(字幕)] 5点(2010-02-18 13:00:23)《改行有》

48.  間宮兄弟 《ネタバレ》 原作未読です。現実味ある人間描写は森田監督ならではの手腕でもあり、役者陣の巧さでもあると思う。 しかし、ここまで仲の良い男兄弟っているのかな?偏愛的な関係性というか、あまりにも世界観が狭すぎる気がする。しかし、彼らの至って幸せそうな表情を見てしまったからかもしれない。それこそがこの映画の狙いなのだろうか? 「これもまた人生なのだろう…」そう思わせてしまう不思議さが、本作にはある。彼らに共感することは出来ないが、納得させられてしまう。人間の面白さ、多種多様さを垣間見たいなら、一見の価値はあるだろう。[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-10-25 23:21:48)《改行有》

49.  たみおのしあわせ 《ネタバレ》 やっぱり、結婚には幸福感って大事です。どんなに些細な事でも、くだらない事でも、何でもいいんです。「この人が大好き。この人と結婚出来て幸せだ!」そう思えることが、ある意味では一番重要だと考えています。 他人から嘲笑されるようなことでも、それが本人にとって幸せなら、それで良いのです。大切なのは『結婚する』という事に『どれほど自然に幸福感を抱いているか?』なのでしょう。結婚前から我慢や無理があっては、きっと駄目なのでしょうね。結婚後に「こんな筈じゃなかった…」と思う事もあるかもしれません。結婚はよく「我慢と忍耐」と言われていますから、結婚後には維持する努力も必要なのでしょう。でも、結婚前くらいは夢や希望があっても罰は当たらないように思います。 きっと、たみおもたみおの父も、その結婚に夢も希望も見い出せなかったのでしょう。途中までは夢も希望もあったのかもしれません。しかし、それが『単なるまやかし』でしか無かった事に気がついたのです。不安や不満を抱えたままする結婚に、明るい未来が見えるでしょうか?親なら、子供の幸せは何よりも誰よりも願って止まないもの。子供だって、親に一人前になった自分の姿を見せて安心させたいものです。ぎこちなかった親子関係が「結婚」を境に良い方向へ変化していった事が、すべてを物語っていると思います。 だから息子は、不安を抱えつつも父が願っていた結婚をやめられなかった。だからこそ父は、息子が幸せになれないであろう結婚に「待った」をかけたのでしょう。口にせずとも通じ合っている。それが親子であり、家族なのかもしれません。彼らの幸せは、結婚を通じて取り戻した『親子関係』なのでしょう。 けれど、個人的にはあのようなコミカルなオチに仕上げたことは、少々不満です。そのためこの点数ですが、悪しからず。 <2018年12月追記> と、昔の私は偉そうに結婚について語っていますが、結婚ってほんと難しいです。結婚はゴールではなくスタートなんですよね。当たり前なのですが(笑) そう考えると、たみおと父上の決断は間違いではなかったのかもしれない、と今は思います。結婚は、多くの人の人生が変わります。それなら、多くの人の人生に影響を与えてしまう前にやめる決断ができるのは、ひとつの幸せのかたちなのかもしれません。生きるって、人生って、難しいですね![DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-10-22 18:07:26)(良:1票) 《改行有》

50.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 主演二人の共演はドリームマッチ。 なのにジュリアとブラピが不釣合い。 二人が恋人に見えないのは、ストーリーを加味すると致命的でしょう。 ジュリアは「気の強い女」は適役のはずなんだけど、これじゃ単なるヒステリック。 対するブラピがプチだめんずを上手に演じてるだけに惜しいと思う。 終始盛り上がりに欠けている。 自分たちのことしか考えてないのは、ある意味幸せですね。[DVD(字幕)] 5点(2007-05-07 14:39:13)《改行有》

51.  セッション9 途中からオチが読めたのが残念だった。 よくある手法だが、終盤までの恐怖の盛り上げ方が悪くなかっただけに、 もっとラストも面白く出来た気がするので勿体無く思う。 伏線を張った割りに回収が中途半端なままで終わる為、大きな盛り上がりに欠ける。 しかしながら、暗闇での緊張感や恐怖の煽り方には大きく惹きつけられた。 役者陣が地味だったのがかえって現実味を増していたようにも思う。 狂気に触れた実話という点でも、地味に後からジワジワ来る怖さもある。 アスベストや廃病院の怨念が、金や人間関係で荒んだ心の隙間を突いたのだろうか・・・。[DVD(字幕)] 5点(2007-01-15 11:43:41)《改行有》

52.  きみに読む物語 若き日の主人公の二人は、子供過ぎたのかもしれない。 人間は弱い生き物だから、死ぬほど愛し合った人を失った寂しさや無力感を、 別の誰かでそっと蓋をし、癒そうとする事は仕方がないと思う。 でも、アリーは手紙を待ち続けたと言うけど、1日でもお母さんより先にポストを見る機会はなかったのか? ノアがアリーを愛する気持ちは痛いくらいに伝わってくるけど、 あまりの愛の深さ故に周りが見えず、少々盲目的になりすぎている気がする。 対するアリーは気持ちと行動が刹那的すぎて、あまり共感出来なかった。 きっとその大胆さと素直さが男性には魅力的に映るのかもしれないが、 婚約者がいるのに元彼と会って、いくら知らなかった過去が露わになったとは言え、 肌を合わせる前にもう少し理性を働かせることは出来たように思える。 ノアもカラダだけの関係とはいえ、未亡人だろうが一人の女の気持ちをもう少し考えてあげても良かったと思う。 二人とも「まっすぐで素直で純粋」なのだろうが、言い方を変えれば子供と同じだと思う。 純粋であるがゆえに知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまう。 特に恋愛においては、自分の知らないところでも必ず誰かが傷つき、 涙している人がいるということを、もっと念頭に置かなければいけない気がする。 本当に『若さ』だけで突っ走る事ができ、結ばれた関係だと思う。 老年でアルツハイマーになってもアリーを愛するノアの想いの深さは、本当に素晴らしい。 女なら、ここまで愛されてみたいと思う。 でもアルツハイマーになってごく稀にしかノアへの愛を思い出せないアリーを見ると、 若い頃からの刹那的感情は、悲しくも病の上でも同様のように思えてならなかった。 もしかしたら、この映画は最高の片思い映画なのかもしれない。[DVD(字幕)] 5点(2006-07-06 16:09:29)(良:1票) 《改行有》

53.  LIMIT OF LOVE 海猿 《ネタバレ》 恋人であれ、家族であれ、どんな愛にも期限はあると思う。 愛はそこに対象者がいて初めて意味を持ち、目には見えない形になって、 人に生きる希望や道しるべを与えていくのかもしれない。 だからこそ、大切だと思った人に出会った時はその出会いに感謝し、 決して自ら幕を閉じるようなことをしてはいけないのだと思う。 テーマが愛なのは分かる。 ただ、あまりにも主人公がスーパーマンになってるのが萎えた。 普通ならあの状況で妊婦が「母子共に異常なし」なんて有り得ないでしょう。 そしてあんな場面で長々と電話してプロポーズするか? これじゃ「本当に仕事に誇りを持ってるの?自信を失って行きずまっていたってマジ?」 って思っちゃいますよ。 ただ、人が極限の状態で生き残る時は、案外そういうものなのかもしれない。 主婦の「子供を守りたい、この世に送り出してあげたい」という 強い思い(母子愛)が彼女の心身に影響を与え奇蹟を起こしたのかもしれない。 「愛する彼女の元に戻り、幸せにしたい」という想いが彼を強くしたのだろう。 好き勝手に生きてきた男も、生死の境を垣間見たことによって、 一番大切なものが家族だと言うことに気がつく。 以前テレビで新潟の地震で崖崩れの中から救出された男の子のことを見た。 救出される直前まで(既に死亡している)母親や姉と話をしていた、と言う。 これこそ「愛」が成した奇跡なのかもしれない。[映画館(邦画)] 5点(2006-06-02 15:21:53)《改行有》

54.  最‘新’絶叫計画 《ネタバレ》 今回は、前作よりもイージーな仕上がりになっています。(はっ?自分で言ってて意味不明) もしあなたが前作で抱腹絶倒し、期待してこの映画を観るなら。。。 チッチッチッ、ご期待には添えないでしょう。 つまらなかったです。前作が好きだっただけに、殊更つまらなさが強調されました。 過度の期待は禁物、それに尽きます。[DVD(字幕)] 4点(2010-12-07 22:00:59)《改行有》

55.  青い車 《ネタバレ》 主演3人の演技は大変良かった。ARATAの繊細さ、麻生久美子の幸薄さ、宮崎あおいのあどけなさ。彼らが映し出されたとき、それぞれの美しさが溢れ出ていた。 しかし、何よりも驚いたのは、この映画の制作陣の「先見の明」だ。もし彼らが、数年後に宮崎あおいが某保険会社のCMに起用されることを知らずにいたとしたら、この映画は恐るべき預言とも言える。アヒル、事故、「ずっと幸せが続けばいいな」という台詞と裏腹の展開(”一生一緒だ”ってこと?)など、もう正にそれらを連想させているとしか思えないでしょう。 つまり、私個人としては、そういう見方をしないと楽しめなかった…ということです。しょうもない人間ですみません。[DVD(字幕)] 4点(2008-12-11 14:47:33)(笑:1票) 《改行有》

56.  日本以外全部沈没 これはひどい(笑)途中で寝ては巻き戻して・・・を何度繰り返したことか! バカ映画・B級映画大好きな私ですが、これは少しやり過ぎ感も否めません。底の浅いネタが多すぎるため、始めは笑えても、次第に慣れてしまい飽きも早いです。 世界情勢ネタやそっくりさんにはある意味爆笑だけど、その実は苦笑、という感じ。 まぁわりと頑張ってたと思うんですけどね。個人的に嫌いではないんですが、人には薦められないので4点です。[DVD(吹替)] 4点(2007-07-31 13:46:18)《改行有》

57.  感染 《ネタバレ》 ホラー映画の定番的な「怖がらせ演出」はたくさん散りばめられてる。 が、それだけに終わってしまっている。 数多くのジャパニーズホラーで使い古された恐怖の演出にはもう食傷気味だが、 しかし、分かっていても怖い展開、同じ手法でも騙されてしまうなど、 巧に演出するホラー映画はたくさんある。 よってこの映画は単に見せ方が下手なだけだろう。 「これはどんな前フリなんだろう…」と過剰に期待させるシーンがいくつもあるのに、 どれも放置したまま中途半端にスルーして終わり。 オチが左程悪くなかっただけに、それまでの引っ張りをもう少し捻って欲しかったが、 冗長で稚拙な内容は、恐怖感を煽りたい気持ちが強すぎたための当然の結果と言える。 役者陣は芸達者の方々ばかりなのに勿体無い。 ただ、本当にこんな病院があったらイヤです。 絶対行きたくないです。[DVD(字幕)] 4点(2006-07-27 10:38:01)《改行有》

58.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 《ネタバレ》 「エルマリアッチ」「デスペラード」の続編、 しかもこの度ジョニー・デップも出演と聞けば、嫌でも期待値は上がってしまう。 しかしそのように期待を掛けてしまった自分を悔やみました。 少なくとも前編からの主人公はマリアッチ=バンデラスの筈だが、 今回は誰が主人公だか分からない。 私はジョニー・デップもバンデラスもどちらも大好きな俳優さんだが、 この作品においては、やはりマリアッチのバンデラスがメインであって欲しかった。 本シリーズの醍醐味は「マリアッチの情熱と孤独、復讐と葛藤」だと思っていたため、 3作目のようにマリアッチの描写が少なければ面白いわけが無いのである。 ジョニー・デップお得意の怪演奇演は確かに見ていて満足感はある。 その他キャストも豪華で癖があり、とても見応えはある。 しかし肝心のストーリーには一貫性がなく、様々なエピソードを詰め込みすぎ、 単なるドタバタアクションに終止してしまったことが大変残念だった。 デスペラードを期待してしまうと、必ず肩透かしを喰らってしまうでしょう。 まったく別物の作品として鑑賞することをお勧めします。[映画館(字幕)] 4点(2004-06-07 17:34:01)《改行有》

59.  そのときは彼によろしく 《ネタバレ》 で、いつ? と問いたくなった。[DVD(邦画)] 3点(2012-04-28 23:08:10)《改行有》

60.  プラトニック・セックス 《ネタバレ》 懐かしいですね。 当時、飯島愛さんの本も流行っていたので、映画も友達とみんなで見に行きました。 勿論、原作も既読です。 映画と原作に多少の違いはあるものの、映画は映画で纏まっているとは思います。 でも、当時を思い返すと、自分も友人たちも「つまらなかった」と言っていた事を思い出します。 あと異口同音で「オダギリ・ジョーめちゃくちゃ格好良い」です。 それしか残らなかったのかもしれません。 でも、見方を変えれば、そう思えた自分や友達連中は幸運だったのかもしれません。 あの映画(原作も含む)の内容、つまり飯島愛さんの半生に高校生が共感していたら、 それはそれで大変な事でしょうし。 「経験しなくても良いこと」というのは、いつの時代も判断が難しいです。 第三者は何とでも言えますし、当事者にしか解らない事も、たくさんありますしね。 現在の飯島愛さんの事を思うと、何とも言い難い作品ではあります。 本や映画を通して彼女の生き様を見て、若い女の子たちが同じ轍を踏まないでいること。 これこそが、彼女の願いであると思いたいです。[映画館(邦画)] 3点(2012-04-28 22:42:02)《改行有》

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