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41.  長い灰色の線 《ネタバレ》 昔々のTVの映画劇場で見たのが最初。学生になり、3本立て¥500の名画座で見たのが二回目。今回NHK-BSでやってたので録画して鑑賞。 と、、、モーリン・オハラさまは、この映画ではイモッポイ姉さまで登場。なんだけど、この時で30歳代。もうちょっときれいにうつしたげてよ。フォード監督。 ともかくも、アイリッシュ愛にあふれてる映画ですな。 ウエストポイント。私、2回見学してます。ハドソン川の峡谷の上にある独立戦争当時から因縁がある場所です。 イギリスの船が通れないように川の中に木杭で作った障害を沈めてあり、それの監視のための砦かあった場所。 何回も映るグランド。今は周りにいくつものグランドがあるので、メイングランドなのかな。分列行進の練習を見たことがありますね。 制服の色は、灰色 と言いますが、少し青みがかった灰色ですけどな。映画では薄いブルーに見えます。このあたりの色の再現はOKです。本物は、同じように青みがかってます 冒頭にホワイトハウスでのマーじいちゃんのぼやきが出ますが、お相手の大統領ってのは、公開当時の大統領、アイゼンハワーでしょうね。選挙期間でもあったのか、この時は名前も顔も映りませんが、卒業した時は映画の中に出てきます。 この映画、説明が長いし、話の筋が途切れたり、”えーと、この人誰?”と言うのもありありなんですが、ほのぼのとした映画のリズムが途中から心地よくなる感じがいい。こういうとこが、映画監督の腕なんでしょね。 中庭を行ったり来たりするのはこの学校の独特の”罰則”です。規則違反とか遅刻とかでやらされます。 奥さん亡くして酒場で飲んだくれてるマー教官を生徒たちが連れ出すとき、”規則違反承知!”で連れ出してるわけです。 愛。ですなぁ。そういうとこが判れば+1で、6点です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-02-26 15:04:35)《改行有》

42.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 劇場公開時に見ていますが、改めてネットで見直して投稿します。 私は現在62歳 ウルトラマン放映時6歳 Qから見ているので前夜祭も記憶にある。 アバンタイトルのあの渦の「グルグル」を立体的な表示で気分はアゲアゲになるんだけど、「シン・ゴジラ」のタイトルがちらと映りシン・ウルトラマン と出る 続編ていうか世界観のつながりを言いたいのだろうね おっさんは あ、Qを無視かいな と叫んでしまうけれど、マンモスフラワーやペギラとの戦いが語られ、「とりあえず”タケダアワー的”世界観は維持しているんだ。万城目さんは出ないのかー」と思う だけど、嫌ではない 円谷プロの設定では既に80年代に、「ウルトラマンが地球を訪れる以前、人間が自分たちの力で怪獣と戦っていた時代」と言うのがQの立ち位置になっているからね これはこれで良し カメラアングル 机の下から写す手法はマンでもセブンでもやっていた カラーフィルムになってからのアングルと記憶している 長澤さん(東宝女優!)の巨大化はQの1/8計画のオマージュと見て良い ※まさみちゃんあかりちゃん出ているんだけど、「ムフフ」系要素はウルトラマンのクンクン程度だったわ 残念! とまあ昔の作品のプロットやシーンが連続して出てくるし USSエンタープライズとTB2が映り込むのは意図的なのか? 良く許可下りたよなー それら含めて意図的な演出なんだろうけど、うれしがっている老人向けに作ったわけではあるまい。 海外での批評が「古めかしい」と言う意見が多いのは全体的な「固さ」もそこに見えるからだろうと思う。 カトクタイ はバッチだけ過去と同じであり、制服も無くヘルメットもかぶらずスーツ姿で活動するのは、スパイものに近いのでは? それと「外星人」関係以外「新兵器」が出てこない。日本・地球人側から特別な「秘密兵器」が出てくることも無い ※ここもシン・ゴジラとベースは同じなんだ 最後の作戦は外星人が持ってきたベータシステムの「転用」であり、地球人の発明では無いからだ 「原子力の転用利用」なんて60年代の科学雑誌のような意味を持つのか? メフィラスの扱いは意外とクールで良いと思う ある意味DCコミックス的であり、現実味を帯びた(割り勘は帯びすぎ?)キャラであって 面白味があった トップをねらえ! も最後にちょっとあったような。。。 それで、どうよ? 新しい取り組みのウルトラマン 良かったのかなこれで? シン・で言えば竹ノ内さんがゴジラにも出ていた政府役人だけど、ここは別人物と見た方が判りやすいね おっさんたちには懐かしいが、ノスタルジーだけでなく意味はいくつも含んでいる作品 だけど熱量不足に見えちゃうね もっと何回も見て確かめたい作品 さて、これでシン・ウルトラQは無くなった スピンオフ作品は作れるだろうけど、シン・ウルトラセブン も出来ない シン・怪奇大作戦 2回リメイクされたからアカンでしょ 次はどの シン・仮面ライダー でしたね(今度は東映系!) さてどう料理されるか お手並み拝見です その次は 何? またアニメ系に戻りますか? 庵野さん[インターネット(邦画)] 6点(2022-11-22 09:53:43)(良:2票) 《改行有》

43.  ラヴレース 《ネタバレ》 WOWOWで録画、HDの再生で見たんだが、最後は不覚にもちょっと涙が出た。 何よりも、親の干渉からの逃避、男との邂逅、ノリで映画に出る。 それからX年後、また それからX年後。その描き方が面白かったが、 現実がどんどん迫って来て、ある意味恐ろしい。 しかし、両親との心のつながりやそこまでの葛藤をしっかり描いていましたね。 きちんとした伝記映画になってました。というよりは主役の女性がしっかりとした演技でしたよ。 彼女はこれからも色々出てきそうですね。 ちなみに本作のオリジナル「ディープ・スロート」ですが改めてNETで観賞。当時も(ていうか本物はずいぶん後で)今も、お笑いポルノであることは間違いなし。全ての人には勧めないが見たらおもろいよ。 70年当時の雰囲気が出ていて非常におもしろいし、原作を知ってなくても楽しめるいい映画でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-29 15:48:43)《改行有》

44.  ムーンライズ・キングダム 《ネタバレ》 WoWoWで鑑賞。この監督の特集らしく、1月は楽しめそうです。 どなたかが書いてていたけれど、「カーキスカウト」とは=軍隊を暗示したようですね。 この映画の内容で、ボーイスカウトのアメリカ連盟がOKした様には思えないんでね。 ただアメリカの友人に聞くと、そのように呼ぶ地域もあるらしい。 ほら、「スミス都に行く」も"Boy Renger"のリーダであって、BoyScoutsのリーダーじゃないでしょ?(現在ではほとんどがScouts of Americaの傘下に入ってますよ) だから、この映画の全体的な印象が、「小さな恋のメロディ」よか、「地上より永遠に」ポク見えてきたのは私だけ? 映像は誠に見事!! でもいくつかのプロットが”コメディ”なのか、”大人への批判”なのかが私の眼には判りにくかったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-06 12:20:47)《改行有》

45.  リンカーン 《ネタバレ》 飛行機内で鑑賞。日本語吹き替えでした。 妻が言う「ポプラ社の偉人伝で、”しょうがぱん”を作っていた人」や「さくらの木を切った人」などの逸話はもちろん無く、ゲティスバーグの演説は兵士が言っているし、暗殺場面も無し。 見終わって、人に勧めるには「アメリカ近代史を勉強した方がいいよ」と言わざるを得ない内容。というか、民主主義の歴史かな。 2期目の大統領。南北戦争の終結と奴隷制度廃止への鉄鎚をふるうための憲法修正。それを2つとも実現させようと考えるリンカーン。 結構強引に推し進める大統領。ふりまわされる議員や大臣。亡くした子供の事で責める妻。特別扱いを嫌い軍隊に志願する息子。あどけない末息子との安らぎの時間。 昔の話では無く、命をかけて働いたおっちゃんの物語と考えれば、納得かな。 リンカーンの動画は無いですが、写真は結構残っています。 映画の中でも子供がガラス板写真を見ていましたよね?当時写真はありましたよ。 それから見てルイスはそっくりですね。演技も合わせてアカデミー賞は理解できます。[ビデオ(吹替)] 6点(2013-04-23 13:31:08)《改行有》

46.  劔岳 点の記 《ネタバレ》 先に気になる点をいくつか並べます。 まず、音楽。クラシックの名曲を使うのはいいけれど、超有名曲の超有名フレーズの箇所ばっかり使っています。せっかく池辺氏がタクトを振るんだから、オリジナルか曲の別のフレーズを使うべき。おそらくオケはフルスコアで仮録音までしているはず。モッタイナイ! 名物監督がすべて音楽わかっているかどうかは別物ですからね。黒澤vs武満の例もありますし。ともかく音楽の使い方が今一 どころか 今3! 金の使い方間違ってんぞ! 「点の記」の解説が映画冒頭からテロップで出ます。非常に簡略していてそれはそれでいいのですが、その後の「画」に技術的解説などが画面から伝わってこないのが残念。 明治四十年の登山装備についても(原作にもあまり解説はないですが)ほとんど何も語っていません。だから、「大変苦労しはったんやねぇ」で終わってしまいます。 山岳会との装備内容などの差を、もう少し「画」で語って欲しかったですね。 映画前半の長次郎と二人行(調査登山)あたりは、どうみても「岩波教育映画」です。 画はまったく問題なく綺麗!それはいいのですが、話と画との流れが悪い いいや、よどんでいるようで、 金払ってなかったらこのあたりでみんな見なくなります。TVだったらチャンネル変えちゃいますよ。 私は剣は3回登頂してます。彼らのルートでも登っています。 画面の「場所」を自分の経験から「あれどこやろか?」と思うだけでも登山経験者は食いついちゃいますねぇ それらを含めて、この映画は「よく撮った」であります。本当によく撮った。 でも「良く創った」ではないです。残念ながら。。。 原作の一部変更や軍人の描き方(このあたりはさすが東映?)については文句言いません。このあたりは監督の裁量ですからね。 原作には無い、山岳会との手旗通信は。。。距離ありすぎやろ?というツッコミしますが、現在もボーイスカウト活動をしている人間にとっては、結構ジーンと来るものがありました。 浅野氏はあの大根、いや実直で堅実な主人公にはちょうど善しでした。 香川氏も伝説の(本当に伝説の人なんですよ!)長次郎にはいい感じです。が、 ただ、自然との対比では役者の演技など本当に吹っ飛んでます。 反対に東京に居る軍人たちと妻の演技が「ああ、わかりやすーい。これでいいよね」っていう感じです。でもちょっとラブラブしすぎちゃう?[映画館(邦画)] 6点(2009-08-04 22:04:27)(良:1票) 《改行有》

47.  ノウイング 《ネタバレ》 またもや福井で鑑賞。メンズデーで千円。やっぱ金額も重要と思うので書いて置きます。 内容、あらすじ共に何もなし。初見での感想です。(剱岳、見たかったんだけど上映時間が過ぎていたからこれにしただけ) 吹奏楽で演奏される、ホルストの「惑星」、テーマであったり途中でも流れるベートーベンの7番(昔、「コスモス」という科学番組でもかかっていたけどね)が隠れたるテーマと感じたら、案の定、太陽。それも太陽フレア。それもそれも映画のほぼ最後に発表。 でまた、主人公の動く範囲が狭いし、自分の子供や家族中心。まあ、親子関係を取り戻そうという別のテーマもあるようなんですが、また車で自分で走っているよぅニコラス先輩!! まじめに見ると、その人それぞれの死生観により感じ方が違うように思えます。 ども、この春に人を亡くした者にとっては、ちと重たかったし、主人公の行動パターンもわかるのですが、、、 ニコラス先輩がスーパーマン的に動くのでなく、ジンワリと最後を迎える。 お鍋の中の蛙の寓話を笑えないような内容です。 暗い映画です。一人で見るとぐったりしそうですのでお気をつけて。 DVD? どなたかも書かれてましたが、中古なら、いや千円以上なら買わないよ![映画館(字幕)] 6点(2009-07-13 21:59:42)《改行有》

48.  地球の静止する日 《ネタバレ》 NHK-BSで鑑賞 高校生の頃、名画座での3本上映の中で見た。大学生でSF映画大会のオールナイトでも見たなぁ。 それ以来の鑑賞。 「クラトゥ・バラダ・ニクトゥ」このセリフだけは、未だに覚えていたのが自分でも驚き。 内容について色々声が出ていますが、この映画が製作された1951年は、朝鮮戦争が勃発した次の年。 数年後米軍総司令官は核兵器の使用を(しかも20数発)大統領に進言して失脚した。 大戦が終わってから6年で、大統領秘書官が「悪意を持った国が、」とあり、海外政府からの返信通信で「モスクワからは、参加拒否」と、おもっきり敵視しているね。 映画界ではこの数年後赤狩りが吹き荒れる。 そういう時代に、あの演説。監督や脚本家が言いたかったことは、ここにあるという事だよね。 原作では、本当はロボットが主人で「人間ポイ」のはスポークスマン(あえて言えば、コミュニケーション用の人型インターフェイス)でしか無かった と言うのがオチ 映画でのクラトゥとゴートとの関係も、クラトゥの最後の演説にあるように「警察組織として、ロボットを作った」とある。 現代的に解釈すれば、人口知能をシステム化して、法律順守システム&警察力(軍事力)を作り上げたと。 別の映画の「スカイネット」を思い出すが、1951年のAIはまだ「以前の主人に」従順だ。 演説の後の各国「博士たち」の表情が実に微妙。 どういう解釈すればいいのか? この映画が心に残るか、クソ映画かは、頃ラストの人々の表情の解釈の差だと。思います。 特撮もセットもちゃっちいけれど、センス・オブ・ワンダーの息吹は強く感じる映画。 60年以上前の、異星人の説教が未だに耳に残るのは人類が進化していない証拠かな。 SF映画 としては説教臭いけど見ておくべき映画でしょうね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-02-06 00:12:09)(良:1票) 《改行有》

49.  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS 《ネタバレ》 出張先の福井市内の映画館で鑑賞。駐車場の券見せるだけで千円だった。 客はわしを入れて2人ダス。 ストーリーは大まかに言って、黒澤オリジナル+SWEP4(総設定がね)+EP6(山の民=イウォーク?)ってとこです。 阿部チャンと椎名キッペイがええ味やなぁ。上川さん出てたんかいなぁ? 松潤はようがんばった。長澤まさみがもう少しドキドキドッキンだったら8点だす。 なんだかサービスカット(姫さん、肩ぐらいは肌見せたらどう?)まったく無しなので、、、 6点!!(¥1,800だったら5点かよ!)[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-05-27 21:19:18)(笑:1票) 《改行有》

50.  八甲田山 《ネタバレ》 この映画ね、封切り当時は親父と見に行きましたね。山歩きは私も親父も好きなんですけど、映画鑑賞前にパンフレットを買い、俺は原作本についている地図を見ながら(もっとも映画館が暗くて読めなかったが)鑑賞したのを覚えている。 実家にはビデオテープもあったが、1回程度しか見た記憶が無い。親父は夏場に見返していたな。 今回2024年の東京が大雪になる前に、BSのを録画してあったのを鑑賞。 この季節にこの映画かよ。そう思いつつ。じっくり見るけど、、、 え?字幕出ないの? セリフが聞き取りにくいし、冬山では誰が誰やらわからん。若大将(加山雄三)だけが鼻声で判りやすい。 冬山装備の説明についてはあまり時間をかけていない。もっぱら軍隊の組織体系の事ばかり。 (これ、『剣岳 点の記』でも同じ感想。こっちは装備については一切の映像無し) おしっこ漏らすだけで「死」までの過程がわかりにくいし、説明も少ない。 大竹さんの迫真の演技が、いきなり始まるような感じがするのは私だけ? で、こいつら今どこにいるんよ? リビング鑑賞ではネットで過去の記録と地図を見ながらできるけど、これ、わからんわ。 確かに撮影には大変だったろう。しかし、理解できない行動を何十分も見せられるのは、今の時代(2024年)無理だわ。 日時、場所、予測でもいいから天候、気温 が画面に出ればいいけどな 無理かなぁ どこかの新人監督が「シン・八甲田山」作らんかね? 字幕だらけかも知らんが、後世には残る。 ともあれ、撮影には苦労されたのは伝え聞くけれど、わかりにくい作品は追いやられて忘れ去られる。 この悲劇を伝えるなら、映画はリビルドするか、または現状の映像に位置データなどを付加するようにしてほしい。 それか、自ら調べながら鑑賞するのをお勧めします。 封切り時の感動を思い起こせば、8点。だけど今では見るのがキツイので5点。 追伸:山田甲八 と反対に読んだのはうちのばあちゃん 以来、我が家ではこの映画のビデオテープは「やまだこうはち」だった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-02-19 09:26:16)《改行有》

51.   《ネタバレ》 この映画ね、公開当時はええと渋谷かな?そこでまず見た。まあ”世界のクロサワ”の映画だぁ 見なきゃ! の時代でだったな。ルーカスとかが撮影を見に来たりしてたしね。 で、この年末(2023年12月)にBSでやってた。それを録画して見る。 ん?こんなだった?セリフ聞こえにくい。兄弟や敵は”色が変わる”のでわかりやすいけど、馬が走る、人が走る。その”絵ずら”を見せたがっているように何回もそう言うシーンが出てくる。 まあ、確かにそう言うシーンを取るのは難しい。だけどそれって、今も昔もそれ担当の監督がいるんでしょ? 結果、”黒沢組”の働きなんでしょうけど。 「馬のシーンが印象的ですごい!」てのは、底しか褒めるところが無かった? そうとも思えんけどなぁ 見ていて興味が出るのは原田美枝子さんの楓。他は誰かわからん。スター性を無視するのは日本の映画会社への反抗だけでもないよな。 まだ、「影武者」はああ、あの人がやってるな。と分かるけど(まあ、どう見ても勝さんで設定した役だよね) この映画では、あれだけわからんなら、演技者は誰でもええんやないか? そうとも考えてしまうな。 色変わりは脳トレクイズ。気合の入りすぎのメイクは、この人は誰でしょうクイズ。聞こえにくいセリフ、今は何を言っているのでしょうか?補聴器調整クイズ 面白くないというより、面白がる場所がもう今や少ない。さすがのクロサワももう期限過ぎたかも。 カラー/白黒という問題ではなく、この人の表現方法が度が過ぎちゃったんだと思うなぁ。[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-01-06 22:01:59)《改行有》

52.  キネマの神様 《ネタバレ》 この映画を、タイトルだけ見て、ふーん、昔の映画ねぇ、で、その後の老人の話ねぇ ふーん。 で終わるんだったら、ただの3点もつかない映画だ。その点だけで見れば、山田洋次監督作品の中では”駄作”に近い作品になっているだろう。 が、この映画製作時、世界中が大変なことになっていたのを考慮し、不世出の役者がこの映画の本当の”主役”であったことを知るものにとっては、「山田さん、よくぞ残してくれた」の思いに近いだろう。 この映画の優れた演技者は、菅田将暉、永野芽郁、北川景子、野田洋次郎と私は見る。主人公たちの4人のはつらつとした演技が無ければ、老年時の悲しさが引き立たない。 特に北川景子は頑張ったと思う。 ひねくれた意見ではあるが、沢田研二は、そのまま志村けんの演技指導のまま。そう感じた。沢田氏も不世出の歌手であり、TVドラマなどではきちんとした演技も、そして怪演技もしてきた人だ。そのひとが志村氏の設定のまま演ずる。そこに私はずーーと違和感を感じた。 沢田氏を知る人にとっては「ほんとにこの人の演技なの?」という疑問が最初から最後まで付きまとう。 お願いがある。この映画のDVDには、志村けん氏の過去の映画登場シーンも併録してほしい。そうでないと、なんでこんな平板な、底が薄く見えるような映画をここまで一生懸命みんなが演じたのかわからないじゃないか。 だからものすごく注釈をつけなければならない映画。あーそんな映画、過去に”名作”と呼ばれた事がないよね。 コロナで日本が大変だったのを映像として残した点、志村氏を知るものから見れば涙物の映画。それぞれ+1点。合計で5点をつけた。 そこまで。それ以上の点数は巨匠である山田監督を貶めそうな気がする。そういう意味である。 ただ、この映画が中止にならなかった事。その努力をした人々には感謝しよう。しっかり後生に記録を残してくれたのは感謝だ。(ただし志村氏の記録も併設してよ!)[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-12-02 18:30:48)(良:2票) 《改行有》

53.  ヲタクに恋は難しい 《ネタバレ》 高畑充希さんは、昔のミュージカルも見にいった女優さん。ていうか知っている方のお嬢さん。 彼女の歌は非常に魅力的で、TVに出るようになって、歌を楽しみにしてきたのですが、 NHK以外ではあまりそういうシーンが少なかった。 で、この映画見に行ったんですよ。封切りに。彼女がミュージカル映画に出るって。 そしたら、これです。やってくれました。うちの近所の娘さんの映画、どないしてくれんねん! ですわ。 誰が悪いの?誰か教えて? と佐藤氏のようなセリフを出してしまいそうになります。 点数は3点以下。でも充希ちゃんが一生懸命歌っているので5点にしておきました。 この映画のせいで「もう歌う映画はこりごり」はやめてね。充希ちゃん。 ああ、だれかこの子にいい歌を歌わせてあげて! おねがい![地上波(邦画)] 5点(2023-09-19 23:04:37)《改行有》

54.  新・網走番外地 《ネタバレ》 「あばしりばんがいち」と言うタイトルがついていますが、網走は冒頭の少ししか出ていません。 旧シリーズが一度終り、企画が消えた頃に東映の映画館主組合からの要望が大きく出てそれで企画された新シリーズという事になります 何よりもマキノ雅弘監督作品と言うのが、当時の東映ヤクザ映画の「王道」であったこともあり、 過去に似たような作品もありますが、役者さんの努力も相まって、意外に見れるシャシンであります。 ただし番外地ではマキノさんは次の「流人岬の血斗」と2本のみ 昭和残侠伝とか日本侠客伝にストーリーは近いですね。 しきりに出てくる「三国人」てのは、今はあまり使っちゃいけないワードになりましたね 戦前日本が統治していた 台湾、韓国・朝鮮の人たちが「一時期無国籍」となった状態の事をいいます。 占領期の日本で、警察や役所の介入を拒否していた地区で暗躍する旧占領地民族 っていう意味合いの方が強いですけどね この映画は過去のシリーズや、他の映画で演じられた俳優さんの配役が ちょっと変わったところが違う所ですね まず健さんがちょっと二枚目半ていうかコメディが含まれる役どころです ヤミ市でのし上がる「愚連隊」の演技は、イヤミが少なく軽快さも感じられますね 岡本喜八監督作品ぽいです 長門裕之さんは相変わらずオモロイ役 普段は悪役の山本麟一(健さんの元同僚)と 今井健二(健さん妹役と恋人役)も善人役で新鮮 悪い役なんですが、登場時はさわやか&話の分かる親分役が水島道太郎 志村喬さんもヤクザ役です どう見ても「東宝っぽい」三橋達也さんもいい味出てます 藤岡重慶さんが何と刑事 あ、金子信雄はそのまま(悪徳華僑)です ネンジさん どこに居るのかまだ判別つかず 女優陣 妹役の佐々木愛さん 私はあまりお見かけしません 舞台の人なんでしょうかね 当時25歳 可愛いです 松尾嘉代さんも25歳時の作品 めっちゃ可愛い&色っぽい ええオンナでございます 新シリーズで発足して、東映以外の俳優さんも出して引っ張り、役者も新鮮なな演技を試みようとしているのが、よくわかる作品ですね。[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-23 11:26:19)《改行有》

55.  犬王 《ネタバレ》 サイエンスSARU の作品を検索しているうちにこの映画を発見。 また、森山さんの舞台を何回か見てきたので、そういうダンスパフォーマンスがあるのでは?と思って、 AMAZON PRIMEで鑑賞 劇場で見た人には悪いが、私には初見で「???」のポイントが多かった まず初見の感想。歌詞が判りにくい。映像の中の楽器と実際の楽器との差がちょっと気になる。 2人の主人公はどちらも亡霊や悪霊に取りつかれた者 が、どっちがどっちの憑りつき悪なのか 初見では判りにくい。 というわけで日を別けて3回見た。 クレジットにはダンスの振り付けに森山さんが絡んでいる とは書いていないが、絶対参考にしていると思うな。 サイエンスSARUの作品群の人物の際立たせ方が、少年誌系の作品ではないので一層ほんのりとした線で描かれる。 好き嫌いはあるだろうが、幽玄と現実のはざまに居る2人を表すにはいい感じである。 TVアニメ「平家物語」もいい作品だった。その延長に有る作品 とするのはちょっと乱暴だが、説明するにはわかりやすいのでそう言っておく。 何よりも、犬王の奇抜な舞。友魚(友一、友有)の鮮烈な琵琶の音色。これが実にいいのである。 重苦しい怨霊とおぼろげな視野で展開してきた映画が、初めて鮮烈な光を伴ってくる。そういう感じ。 が、それも2曲目程まで。だんだんとなっている音のとサイズ感が合わなくなってくるのが、なんとももどかしく感じる。 合っていない訳では無いが、もっと映像に寄せる方法は無かったものかと思う 「映像研に手を出すな」での想像のシーンは逐一面白かったのになぁ 権力者によって都合の悪い文化は押しつぶされるのは歴史の常なのだが、足利義満が平曲を一本化させる意味合いがちょっと不明だ。 琵琶法師が全国を行脚し、反権力活動に用いられる恐れをつぶしたかったのか? ここ判らんポイントだ。 ただ、全体通して「躍動感のある作品」であることは間違いないので、アニメ映画としてはものすごい一級品であることは保証できる。 この制作会社や監督の作品をもう少しじっくり見てみようと思う。そんな思いを得抱く作品かな。[インターネット(邦画)] 5点(2023-05-23 09:16:07)《改行有》

56.  伊豆の踊子(1974) 《ネタバレ》 毎週見ていた「スター誕生!」を見ていて、「いい子はなかなかいないんだね」と変な感想を言っていた中学生。 「あまり話さないけど、気になる女の子、芯の通っているような、しっかりした同級生」が百恵さんでした。 彼女の映画を大阪で封切り初日に見てます。 数年後、二本立ての映画館で高校生カップルで見た(3カップルでね) で、彼女の映画全集を持っており、「あ、伊豆の踊子、見てないや」と何十年ぶりで鑑賞。 だって、気恥しいですよ、60のおっさんが見るのにはね。 ※最後のコンサート、東京まで見に行ったんですよ、私。 はっきり言って、彼女のTVドラマやホワイトラブあたりの演技と比べてはいけない作品 演技は、もうイモです それしか言葉が当てはまらない が、14歳と言う可愛さ。あどけなさ。大人への恐れ。異性へのあこがれと恐ろしさ。 が、意外にも全部詰まっている作品ですね。三浦氏とその後結婚することになるのですが、 この頃はみじんもそういうのが無かったとの事。三浦氏も当時はまあイモですけどね。 身分制度の暗い面を、すんなりと発する大人たち。当時は「身分差をスパッと、現代的に」だったようです。 「あの人とは、仲良くなれないんだよ」と美空さんなどが言っても、時代劇の中のセリフにしか聞こえない。 自分と同世代の若者が悩むので、そのセリフの意味が重くなってきますね。 当時はそう感じました。今では、この映画も「時代劇」に見えてきますけどね。 見直して、あの露天風呂のシーンでは百恵さんにはセクシュアリティは感じませんね。 原作通り「子供なんだ」と言う感想です。(でも当時は、ハラハラドキドキしましたね) ホリプロの関係者が多く出演しています。石川さゆりさんも出ている貴重なフィルムですね。 事務所挙げて、百恵さんを売り出そうとしているのが、大人目線で見れば良くわかる作品です。 百恵・友和共演一作目 その後夫婦になったので騒がれますけど、そんな前振り無しで、頭の中空っぽにして見てみたいなぁと思う作品ですね。 ただね、「映画」の構成としては、同じ西河監督の、吉永ー高橋の作品の方が、重厚で、シャシンとしての作りもいいですけどね。 でも、やっぱりこのシャシンが百恵さんの初々しさ、あどけなさが判って良いです。 という訳で、評価は5 マイナス点は宇野さんのナレーションが重いから(吉永版にも出ていたけどね)[DVD(邦画)] 5点(2023-04-17 11:13:26)《改行有》

57.  アンチャーテッド 《ネタバレ》 年休でワクチン接種。時間が空いた。映画を見よう! で このタイトルを選んでみたのではなく、”IMAX レーザー”とやらを見たかったので、「上映方法」で選択すると、この映画だった。 さて内容は いろんな映画の”混ざり具合”でご判断いただこう(My比率) <パイレーツ・オブ・カリビアン> 10% <ダヴィンチ・コード> 20% <ワイルドスピード の飛行機から落ちるヤツ> 25% <インディ・ジョーンズ> 25% 残り20%はオリジナル(元はゲームソフト)なのかな 続編作られる確率は30%でしょう(ラストに 兄貴? が、、、) PalyStationの有名なゲームタイトルですが、そのような知識なしでも楽しめるけれど、 「なんでそうなるの?」という解説などは全くない映画です。ひたすら<お宝さがし>の映画ですので細かいこたぁご勘弁。 スパイダーマンとTEDの持ち主とバンデラスのにらみとが、ウチャカアーチャカ する映画 ブラドック役の タティー・ガブリエル嬢 いい役なんだけど今一セリフが届かない 次作品に期待かな IMAX スクリーンが明るくて良い 大きさはそれぞれ、音響効果はGOODでした。[映画館(吹替)] 5点(2022-02-28 14:06:58)《改行有》

58.  偽りの忠誠 ナチスが愛した女 《ネタバレ》 書き込みが2019年6月10日 AMAZONプライムで見たのが9日深夜。9日地上波では「シンデレラ」を高畑充希の声でやっていた。 で、途中でメイドのミーケ役リリー・ジェームスがシンデレラだってことに気が付いちまって、ナイスなBODYに色んな、、、 朝起きて、「シンデレラ」ちょっと見ちまった。 ま、ヴィルヘルム2世=プラマー(トラップ大佐ね!)が元気すぎ。しかし一番の演技者はヒムラー役のエディ・マーサン。 (デッドプールに出てたらしい。確認しまーす) この冷徹な高級軍人が、いちゃいちゃばかりのコートニーとリリーの画面をヒンヤーリ冷やしてくれる。 ある意味映画の山場ですな。 お話の筋はいい、登場人物もよく描けているが、セットがお屋敷ばかり。もう少し外での撮影は無かったのかな。 ヒトラーもチャーチルも出てこないが、スパイものの戦争映画の中には加えてもいいんではないかな。 ヴィルヘルム2世。誤解も多い王さんだけど。日本人のあまり知らない歴史の1ページでを切り取った映画。 その点では珍しい映画。1941年には無くなっているんだけどね。 この映画、ドイツ語で撮ってたらどうなるんだろうなぁ。 Primeでは無料で見れるからも一回見よう。好きな場面だけね。[インターネット(字幕)] 5点(2019-06-10 13:24:12)《改行有》

59.  マッキントッシュの男 《ネタバレ》 あれ、昼間になんか見たことあるような映画があるぞ。で録画、夜に鑑賞。 ポールさん、相変わらずニヒル。しっかし、ダイヤ強盗って非常に簡単にするんだね。 これはポストマンもグルっていうことかな? 裁判の件はなんか意味が後からあったのかねぇ。飛ばしてみましたよ。 ドミニク・サンダ ええ女優さんですが、なんか英語が拙いなあ。フランス人っていう設定なのかねえ、あ、実際フランス人か。 奇麗でええんですが、プールのあおむけシーンで、ああそういうお体なのね。納得。 ポールさん、脱獄して組織の世話係のおねーちゃんに色目使ってたよね、ジェニー・ラナカー嬢。お尻ぱっつんでしたなぁ でも結局、そのあとドミニクちゃんとムフフだったのですな。チイパイ好みなのでしょうか? 頼みの綱の上司も死んじゃって、敵が取引持ちかける。迷うポールさん。一件落着かと、、、 最後の最後、ドミニクちゃんはGOOD BY 残ったポールはどうするのでしょうかね? アイルランドの田舎道での追っかけっこ。ポールさんはプロ並みなんで今更ですが、なんか盛り上がらんよねー バイク好きのワシは、脱獄時のスクランブラー(2ストオフローダー おそらくはチェコ製のプフかな?)が気になったべぇ ちょいと盛り上がりに欠ける展開ですが、アイルランドの風景がいい。渋く静かなハードボイルド映画ですな。 4点かと思ったが、ドミニクちゃんとバイクで 計5点で。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-05 11:30:01)《改行有》

60.  ロッキー4/炎の友情 《ネタバレ》 WOWOWで鑑賞。公開時よりずいぶん経過していて、全編通じて見たのはこれが最初。 TVでは色々カットされてるんですね。 アポロとの友情がベースですが、当時のソ連の描き方にも注目ですな。レーガン政権時代だから反ソなんだけど(とのレーガンは<反ソすぎる>というコメント出してます。 ゴルバチョフはこの年に書記長に就任。アメリカ公開時の11月にペレストロイカ/グラスノスチ をやりだしました。 (同時に核軍縮会議もね) だから、制作時は「悪役の親玉書記長」で制作したんでしょうね。 まっ、ロッキーの演説でめでたしめでたし という作品。 いまとなっては純な見方ができにくい作品。そのままランボーシリーズを見てゆくと、すんなりしているかと。。。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-25 14:05:36)《改行有》

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