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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. アンノウン(2011) 《ネタバレ》 オチはしっかりしているが、サスペンスファンには予定調和の域。そこそこスピーディーな演出も評価できるが、なにせ監督は00年代のホラー史に残る傑作「エスター」を撮った人。過剰な期待をせざるをえなかったためマイナス1点[DVD(字幕)] 5点(2012-07-21 02:41:44) 42. ALWAYS 三丁目の夕日‘64 国民的シリーズになりつつあるALWAYSも、ついに三作目。本作では、ストーリーにも「淳之介の巣立ち」「六ちゃんの結婚」「ヒロミの出産」という三つの柱を立て、それぞれをドラマチックに描こうとしている。しかしこの試みは、感動パートを茶川家のみに絞った一作目と対照的であり、その結果、皮肉にも笑い・見やすさ・感動、全ての部分で一作目に劣っているように感じた。魂を込めて描かれたそれぞれのパートが、物語中で互いの良さを打ち消し合ってゆくのを観て、それこそ、物語の基本中の基本:「起承転結」の重要さを思い知らされるようであった。間違いなく力作だし、不器用な六ちゃんの恋愛模様など楽しめる部分も数多くある。それでも、感動パートを詰め込みすぎるあまり、その重さで映画自体が難破しかけている印象が強く残った。[映画館(邦画)] 5点(2012-01-23 18:55:11) 43. ナイト&デイ ハリウッド御得意のお家芸として、自信を持って制作された様子が伺えるアクションコメディ。 だが、個人的にはギリギリアウトという印象。 撃ち合いのあのタイミングでキスだとか、リアリティを完全に越えてしまっている…。 しかし、都合良く主人公を眠らせて場面展開を省略するという荒技は衝撃的だった(笑) アクションにおいては魅力的な場面は多いが、本当にそれだけ。現時点では6.70点ですが、数年後には5点台に落ちていることでしょう。[映画館(字幕)] 5点(2010-11-03 02:27:33)《改行有》 44. アイアンマン2 《ネタバレ》 見せ場が三つしか無いということにびっくり。何だか余計な要素ばかりが増え、かつ掘り下げもされてない印象。ただし、S・ヨハンソンの大活躍シーンで+1点。[映画館(字幕)] 5点(2010-08-17 23:35:09) 45. アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 前半の描き出しこそ悪くは無いものの、原作にあった気持ち悪くなるほどのシュールさは物語が進むにつれて陰を潜め、終わってみればアドベンチャラスな印象ばかりが残る期待はずれな作品。[映画館(字幕)] 5点(2010-08-17 23:33:27) 46. 踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! いかりやの不在、そして柳葉やユースケが実質不在でも、踊るは成立するのだなと変に感心した一本。織田裕二の強さを逆説的に思い知らされる結果に。[映画館(字幕)] 5点(2010-08-17 23:28:35) 47. 借りぐらしのアリエッティ 皆さん仰せの通り、世界観の描写にのみ突出しており、人間ドラマの深みは足りず、特にこれという見せ場無く終了するかなり淋しい作品。そんな反応をジブリ側も想定しているであろうことがまた気に障る。また数年後に大作を発表して、「アリエッティが俺達の本気だと思ったか?」などと鼻高々になるのだろうか。なんかブリーチみたいでやだな...[映画館(邦画)] 4点(2010-08-17 23:26:09) 48. ザ・マスター この作品はどこに向かいたいのか、何が言いたいのか。フレディには何があって、どう変わったのか。ランカスターは、教団はどこへ向かいたいのか。与えられる情報があまりに少なすぎる割りに、モチーフだけが次々と投入され消化不良を起こす。自分には理解しようという気力の湧くことのない作品でした。マグノリア、ゼア・ウィル・ビー・ブラッドという傑作を経て、この監督はますます自分のやりたい放題作品を作るようになっている気がする。でも、そこに観客は存在しているのだろうか? 良く言えば「多様な解釈のできるとんでもない映画」。悪く言えば「監督のエゴ丸出しの自主映画レベルの映画」。主人公がどんな熱演を振るおうが、私に届くものはありませんでした。 [映画館(字幕)] 3点(2013-04-12 00:23:22)《改行有》
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