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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 一見、「戦時中」という日常のなかで登場人物たちに起こった数々の出来事と、そのときの心情を淡々と綴っているだけのように思えるが、それだけで十分伝わった。 一応はハッピー・エンドで、特別に反戦の色合いが濃いとか、特別にハードな表現がある訳ではないが、しっかり気持ちがザラついた。 特にラスト付近でのすずと妹との会話のシーン。妹が腕の痣を見せるところまでしか描写されていないが、2人はそれが何を意味しているかは知らないわけで、その分かえって重かったなぁ・・・[地上波(邦画)] 6点(2019-08-04 22:50:40)《改行有》 42. 君の名は。(2016) 面白さで言えば普通でしょうか。なぜ、瀧と三葉なのか二人の絆にあまり必然性が感じられないというか、そのあたりをもう少しクドくてもいいので掘り下げて欲しかった。それと立場や性別の違いから起こる入れ替わりモノとして面白さが薄いように思えたのでもっともっとベタでもよかったような気もする。 余談だが、15年位前、友達に誘われて新海監督のデビュー作の上映に下北沢のミニシアターに行ったのを思い出す。友人は「この監督はこれから絶対に来るから」とかいってたけど、本当だったんだなぁ。サインもらっときゃよかった。そんな友達とも今では音信不通・・・どうしてるかなぁ・・・全然関係ないけど。[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2019-07-17 10:37:54)《改行有》 43. 夜明け告げるルーのうた 何と言うか・・・皆さんが散々先に仰ってますがいくら何でも「崖の上のポニョ」に似過ぎでしょう。いや、厳密には全く違うものなんですが、イメージが被る部分が多すぎて所謂亜流作品の域を出ていない。まあ確かに映画に限らず、漫画や音楽やゲームなんかでも丸っきり同じようなモノが後発で出てくるのは世の常であり、それを享受する側もそっくりなモノと理解しつつも惹かれてしまうというのもまた必然なのかもしれませんが。作り手が込めたメッセージはくみ取れるものの、やはり二次創作的な印象が強くこれ以上の点数は点けられません。[CS・衛星(邦画)] 2点(2019-07-16 21:53:05) 44. カメラを止めるな! 《ネタバレ》 う~~~む。何か新しいかと言われると全然そんなことはないし、作り手がゾンビ映画に対するリスペクトとかそんなもんは微塵もないというのは良く分かった。でもこの映画を低予算で完成させて大ヒットさせたという事実は商業的には大きな意義がある訳で、それでいいんだったらいいんじゃないだろうか?もはやジョージ・A・ロメロがどうのとかいう時代でもないし・・・[地上波(邦画)] 2点(2019-05-13 00:07:08)(笑:1票) (良:1票) 45. アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 遠い昔、原作コミックスを所有しており、ハリウッドでの映画化の噂もかなり前からあったように記憶している。最近になってようやく出来上がったと耳にして劇場にいつ掛かるのかと思っていたら、もうやっていたという・・・ 原作が少しマイナーとはいえ、配給会社も日本の漫画が原作なんだからもう少しきちんと宣伝して「売ろう」として欲しいものだ。とりわけ地方では一切メディアが扱っていないように思えてなんだかなー。ロバート・ロドリゲスはともかくJ・キャメロンが製作でもこの扱いとは。 閑話休題、原作の内容については断片的にしか覚えていなかったものの、見ていて確かに懐かしいという感覚があったので、かなり原作に近い映画化だったと思う。アクションシーンは勿論、映像面の迫力は流石ハリウッド映画といったところ。 この手のジャンルは漫画しかり、映画しかり、ゲームしかり長きに亘ってパクりパクられなのでもはや既視感は否めないというのは正直なところだが、なんともせつないストーリーがアクセントとして効いていて只のバトル・アクションになっていないのでいろんな人に見て貰いたいなー。ただし、続編ありきのストーリー展開なので全ての情報をシャット・アウトしたうえで鑑賞すると、「で、一体何だったの?」っていう感想になるかもしれないのでそこはマイナス点。[映画館(字幕)] 7点(2019-03-08 01:05:08)《改行有》 46. セル 《ネタバレ》 んーまあゾンビものの定石ですな。そこに携帯電話というテクノ要素が入っただけ。しかも騒動の原因がオカルトなのか侵略なのかハッキリさせていないし、黒幕が赤いフードの謎の男とかあまりに漫画的。現代社会を風刺しているのは何となくわかるんだけ何とも中途半端。いっそいつものキング節を炸裂させてパルスは宇宙人の兵器だったとか、最後に腰砕けなモンスターとかUFOとかを登場させるとか徹底的にやって欲しかった。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-07-28 23:57:02) 47. マラヴィータ もっとバレそうでバレないようなサスペンスを期待していたのに、展開にまるで工夫がなく、終始退屈だった。ブラックコメディなのかもしれないけどヴァイオレンス描写だけは割とキツかったり、アクションも笑いの要素も全てが中途半端。好みの問題もあるだろうが、全体的にかなりいただけなかった。キャストやスタッフは一流だけに残念・・・あ、ベッソンは有名無実か?[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-11-17 23:30:41) 48. ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 まさかブレードランナーの正当な続編が見られる日が来るとは・・・それに尽きる。美術は文句なし。完全に前作の延長線上の世界が構築されていたと思う。その、まんまぶりに訳もなくジーンしてしまう瞬間がいくつもあった。只、「ブレードランナー」の世界を現代の技術で再現していたことには違いないのだが、前作の30年後の世界としてみた場合、テクノロジーの進歩具合にちょっと違和感があった。それと旧作の公開当時はレプリカントの存在意義にそれ程疑問を抱かなかったが、今となってはクローン技術や再生医療も現実味を帯びてきているので、わざわざ人造人間を作る意味や、有能だが身体検査でオフ・ワールドに行けない人々の存在等、設定に無理が生じているように感じた。しかしながら、個人的にはブレードランナーの続編としては想像以上の出来だったと思う。興行がコケたとかはどうでもいい。そもそもこのシリーズで扱われているテーマなぞ深遠なようでいて実際は私のような暇人にしか興味のない事柄なのだから。ラストシーンの「Tears In The Rain」はかなりグッと来た。[映画館(字幕)] 8点(2017-11-02 11:39:23) 49. ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 《ネタバレ》 家族(親子)の微妙な距離感とか、久しぶりに再会した親戚が一堂に会した場面の「大して仲も良くないのに仕方なく集まってる感」とか、昔の友達と再会してるのにお互い半分どうでもよさそうな描写とかリアルだな~。そしてカネの話・・・ラストはいい話で締めてたけど全体的に痛々しい映画でした。それとラシュモア山でのやりとりをみればそもそも美しい風景で魅せる映画ではないのはわかるが、監督の意図があるにしてもカラーの方がよかったと思う。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-09-14 22:30:54) 50. ポンペイ 《ネタバレ》 すこぶる評判が悪いし、ポール・W・S・アンダーソンの映画だし全く期待しないで鑑賞したが、まぁこんなものでしょう。この監督にしては殺陣やアクションがゲームや漫画的じゃなかったので、そこは好感が持てた。TVでボケ~っと見る分にはまあいいかな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-07 00:10:17) 51. GODZILLA ゴジラ(2014) その昔、人類はゴジラを核兵器で殺そうとしていたなんて・・・う~ん。ゴジラと「核」は切っても切り離せないんだけど、アメリカが作るとストーリーへの絡み方がこうなりますか・・・それからやはり言いたいのはムートーでしょう。デザインが日本の特撮モノかゲームのザコ敵みたいで(これも狙い?)、魅力が全くないクセにゴジラより出番が多く、しかもストーリーの中心にいるという。単純にゴジラVS人類の戦いにしてほしかったなぁ。ムートーとか続編作る場合に出しときゃいいようなキャラでしょ?[地上波(吹替)] 3点(2016-07-25 22:37:41)(良:1票) 52. ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 あらすじからして新しい発見はあるはずもないが、流石に映像は超大作って感じだった。いろいろ揉めて難産だったと聞いたような気がするが、死ぬ為だけに出て来る登場人物が多いのはその傷跡だろうか?それでも普通には楽しめるのだが、ゾンビの描写がちょっとあっさり過ぎるのでイマイチ世界中にゾンビが溢れかえっているという恐怖感が薄い気がした。それにしてもエルサレムのシーンは事の発端がギャグみたいだった・・・[地上波(吹替)] 4点(2016-02-20 00:00:51) 53. クロユリ団地 《ネタバレ》 かなり低年齢層を狙ったのかな?後半はもうセリフとか演出とか除霊とか小っ恥ずかしくて見てられなかった。大人の鑑賞には堪えません・・・[CS・衛星(邦画)] 1点(2015-11-15 23:04:37) 54. リディック:ギャラクシー・バトル 《ネタバレ》 前作のネクロモンガー云々を冒頭でバッサリ整理して、なかったことにしているのには苦笑した。個人的に前作は楽しめなかったのでどうでもいいけど。今回は「ピッチ・ブラック」のセルフリメイク的なイメージでしたね。SFでマカロニウエスタンをやりたかったんだろうなぁ。そこそこ面白いけど全体的に盛り上がりに欠ける印象。[地上波(字幕)] 5点(2015-04-12 10:44:56) 55. サイレントヒル:リベレーション3D 《ネタバレ》 原作ゲーム未プレイ、前作未見。全編びっくら演出と説明的なセリフの繰り返し。ストーリー展開がゲーム的なのはゲームの映画化ということで、やはり狙いなのだろうか?美術は凝っているので、怖いかどうかは別にして、見るお化け屋敷として雰囲気だけ楽しむのが正解。[地上波(字幕)] 3点(2014-08-09 22:28:25) 56. オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 原作は未読だったので、「実はゲームでした」ってオチだったらどうしようかと思ったけど流石にそれはなくてホッとした。しかし、ループをテーマにした作品が映画に限らず既に世の中に溢れすぎていて、それをメインに扱うにはやはり今更感があってどうしてもノれなかった。[映画館(字幕)] 4点(2014-07-09 23:37:29) 57. プロメテウス 何だこりゃ?映像は贅沢だが脚本がサイアク。余りにも内容が無さ過ぎる。捻りもなければ何もない。今迄散々作られてきた「エイリアン」の亜流やらバッタモンと同じようなものを本家を創り出したリドリー・スコットが作ってしまうとは。笑い話にもなりゃしない。 [映画館(字幕)] 1点(2012-08-05 01:15:33)(良:3票) 《改行有》 58. ザ・ウォード/監禁病棟 《ネタバレ》 う~む。カーペンターの10年ぶりのスクリーン復帰ということで期待しすぎたか? らしさが全くない。 決して面白くない訳じゃないし、作りはとても丁寧だが、筋書も手垢が付きまくっているようなものだし、正直誰が撮っても同じかも。 それと謎の少女をあそこまで露骨に視覚化する必要はないと思う。思いっきりシラけた。 [映画館(字幕)] 4点(2011-09-16 16:11:50)《改行有》 59. ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 前作は昭和のヒーローものを上辺だけとはいえ再現しようとしていて、まずまず楽しめたが、今回はこれまた中途半端にディストピアSFみたいになっていて、普段、非現実的な展開の映画を見ない人はまず受け付けまい。 かといってジャンルものが好きな人が見てもバカにされたような印象を受けるのではあるまいか?主演が哀川翔である必然性があるほど彼の魅力も引き出せていないし、一体どういう層がターゲットなのか全くわからない。[DVD(邦画)] 3点(2011-08-21 17:29:01)《改行有》 60. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 面白いかと言われるとそうでもないが、夏休み映画としてこういうのは必要でしょう。 しかし、CMのコピー「アバターの監督大絶賛」ってジェームズ・キャメロンって言っても 通じないと思われてるのかなあ? 普通にスピルバーグ製作総指揮とか、マイケル・ベイ最新作とかスタッフの名前じゃ客が呼べない時代なのね・・・ それならそれで何か作品の魅力を謳うべきであって不自然なキャッチ・コピーはやめるべきだと思うのだが?[映画館(字幕)] 3点(2011-07-31 01:15:28)《改行有》
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