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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. 大列車強盗(1978) 前半は策略を巡らすだけでたいした活躍の場面がないなと思っていたら、さすがは007のジェームス・ボンド、大詰めの列車シーンは大迫力。鍵のコピーを作り出すまでが順調にいきすぎただけに、警備が強化されてからはハラハラドキドキだった。ただ上着が破けただけで逮捕というのはよくわからなった。[映画館(字幕)] 7点(2014-01-11 09:41:00) 42. 大列車強盗(1973) 列車強盗が起こるのかと思ったら起こらない、というより主演がジョン・ウェインなのでやっぱり西部劇。といってもたいした西部劇らしい派手なアクションは少なく人物描写も薄い。どだい砂漠の真ん中に列車の残骸というのも非現実的に思える。[DVD(字幕)] 3点(2014-01-10 07:59:49) 43. ジャガーノート 昔見たときはおもしろい映画だと思ったのだが、DVDで見直してみると結構穴がある。(7つともまったく同じ構造なのかなど)それとタイタニックやポセイドンと較べても人物描写が薄いし、人命をどうも軽んじている。映画だからかそれとも英米流の考えからなのか、多少犠牲者が出ても構わないというのは好きでない。(1200人は多少ではない)[映画館(字幕)] 5点(2014-01-08 09:00:58) 44. ダラスの熱い日 ケネディ大統領が狙撃され、犯人として逮捕されたオズワルドも2日後に射殺されたニュースは当時大変なニュースだった。そして真相もわからないままに幕引きとなると陰謀論が続出、その中で作られた映画だ。だが実写フィルムとともに見てるとそれが本当のことらしく思えてくる。大変ショッキングな映画だった。後にJFKを見て陰謀説の確信がさらに高まったのだが・・・。[映画館(字幕)] 7点(2013-12-29 22:38:12) 45. わが道 東北出身の出稼者が行き倒れ、身元不明人として勝手に医大の解剖実験材料にされるというとんでもない事件が起きた。どこにどういう責任があったのか、思いこみやいくつもの見落とし、怠慢が裁判を通して明らかにされる。弱者は救われないのか、お役所体制は改善できないのか、いくつものことを考えさせられる映画。多くの人に見てもらいたい。[DVD(邦画)] 8点(2013-12-24 21:25:51) 46. 好奇心 場面がめまぐるしく変わるのとジャズのせわしない音楽とで落ち着かない。もっとじっくり雰囲気を大切にしてほしかった。それにどうでもいいようなシーンも多すぎるような・・・。中盤のキャンプでのゲーテの詩は、あのシューベルトの「魔王」なんだな。[DVD(字幕)] 4点(2013-12-17 20:13:33) 47. 地球爆破作戦 前半はまずまず、賢くなったコンピュータに人間がおいつけなくなったあたりまではサスペンス感もあり楽しめる。しかしどうも後半の展開が納得いかないしおもしろくない。「未知への飛行」と較べても緊迫感やポリシーはないし、「2001年宇宙の旅」と較べても品もロマンもない。[DVD(字幕)] 4点(2013-12-15 11:20:06) 48. 哀しみのトリスターナ トリスターナの変容ぶりがすごいというか、ドヌーヴの悪女ぶりがすさまじく、終盤のロペが痛ましく辛い。ドヌーヴのスペイン語というのも珍しいと思ったが、合作映画だからなのか。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-05 19:52:18) 49. Mr.レディMr.マダム オカマが出てくる映画はどうしても苦手なのだが、道徳党の党首が○○死したあたりから途端におもしろくなる。やっぱりコメディなのだが、さほどドタバタすることなく品よくまとめられている。ところで、情婦や未成年を問題視するのはわかるけど、黒人を問題視するのはお堅いじゃなくて、差別偏見だろう。[DVD(字幕)] 6点(2013-11-19 06:21:39) 50. スプーン一杯の幸せ 当時百恵ちゃんと人気を二分していた桜田淳子の主演映画。バドミントン姿がまぶしかった。何とかもう一度見てみたい。[映画館(邦画)] 6点(2013-11-10 07:27:14) 51. フレンチ・コネクション 主人公のポパイなる刑事が好きでないし、どこが評価されたのかわからない映画。犯人追跡のシーンだけは盛り上がるが・・・。[DVD(字幕)] 3点(2013-10-15 18:50:48) 52. スーパーマン(1978) 子ども時代にTV放送のスーパーマンシリーズを何回か見ていたせいか、映画は最初違和感があった。白黒とカラーの違いもあるだろうが、大平透吹き替えのスーパーマンと違ってクリストファー・リーブはどうもなじみにくい印象を受ける。そして映画もSF的だ。それだけ時代が進歩したということなのだろうが、スーバーマンがスーパーすぎるとおもしろくなくなる。マーロン・ブランドや ジーン・ハックマン、グレン・フォードの役者陣は豪華。[DVD(字幕)] 5点(2013-10-08 06:38:20) 53. 不毛地帯 山崎豊子の原作と山本薩夫の監督の組み合わせ映画は、白い巨塔、華麗なる一族に続いて3作目の鑑賞。政界と商社、旧軍部と防衛省の黒い結び付きを深く鋭く暴き出す。シベリア抑留を耐え抜いた主役壱岐正の軍人魂がすごい。事前に特定のモデルはないと断りが入るが、あの出っ歯の首相はどう見ても安保闘争時のK首相だ。[映画館(邦画)] 7点(2013-10-05 23:16:30) 54. 男はつらいよ 噂の寅次郎 お彼岸の墓参りからスタートするなど、今までのシリーズとちょっと違う。秋のもの悲しさというか、しっくりとした雰囲気、マドンナが大原麗子ということもあるかもしれない。そして従兄室田日出男の出現にあっさり身を引く変わり身の早さ、少しばかり人生の無常ささえも感じる。[DVD(邦画)] 6点(2013-09-18 06:02:54) 55. 江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者 この映画を見るまでは、江戸川乱歩といえば少年探偵団=怪人二十面相=探偵明智小五郎であり、エロティックなものはまったく知らなかった。だから日活ロマンポルノで江戸川乱歩が上映されることに大変驚いたものだ。そして主演はロマンポルノの女王宮下順子、興味と期待で見たのだが映画は何とも期待はずれだった。かわりにくいし、おもしろくない。エロ度も今見たら何のことはない。[映画館(邦画)] 3点(2013-08-29 07:53:30) 56. 江戸川乱歩の陰獣 原作小説は本格派ミステリーらしいが、映画はそれほど強くは感じられない。小説通りほぼ忠実に再現されているのに不思議だ。文字と映像の違いか、ストーリーを知っていたせいか。あおい輝彦、香山美子とも悪くはないが、原作のイメージとはちょっと離れている気がした。[映画館(邦画)] 6点(2013-08-24 08:27:05) 57. 大統領の陰謀 ウォーターゲート事件によって、時の米国大統領ニクソンが辞任に追い込まれたことくらいは知っていたが、映画を見た当時はほとんど無知の状態。事件内容や人物構成、政治背景などわからずじまいで本当に退屈な2時間だった。後年DVDが出た折、ネットなどでいろいろ調べてようやくどうにかという状態になった。謎の人物ディープ・スロートも政府高官の内部密告らしいということも・・・。この映画が公開された頃、日本ではロッキード事件に関する証人喚問が新聞やテレビを賑わしていたが、そっちの方がよほど興味深かった。[映画館(字幕)] 5点(2013-08-13 21:48:16) 58. タクシードライバー(1976) 孤独感や焦燥感など根底にあるのだろうが、私には変人としか見えないし、完全に狂っていると思う。銃をぶっ放してヒーローになるなどいかにも米国的。ジョディ・フォスターには期待したのだが・・・。[DVD(字幕)] 2点(2013-08-12 19:36:57) 59. 風立ちぬ(1976) 不治の病結核に学徒動員、友和百恵云々をさておき、戦時中を色濃く映し出したラブストーリーだ。調べてみると原作の小説とはどうも時代設定が違うようだが、戦争を知らない我々にとってはなかなかの感動のストーリーなのだが、映画はどうだろうか。アイドル山口百恵が女優の道を進み始めたとしてもいまいち物足りない。他の方も指摘されているとおり、結核患者にはどうしても見えないのが難。[DVD(邦画)] 5点(2013-07-30 13:22:49) 60. 悪魔が来りて笛を吹く(1979) 横溝正史といえば、古くからの因習やおどろおどろしい人間関係を扱ったものが圧倒的に多いが、なかでもこの映画のどろどろした要素は際だっている。ただ原作に比べ省略された部分や説明不足に思えるシーンがあってややわかりにくい。西田敏行の金田一や夏八木勲の等々力警部には最初違和感があったが、見直してみるとまずまず。斉藤とも子の美禰子がかわいい。[映画館(邦画)] 6点(2013-07-26 09:23:41)
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