みんなのシネマレビュー
とらやさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105

641.  イタリアは呼んでいる 《ネタバレ》 スティーブ・クーガンとロブ・ブライドン。(ロブは初めて知りました。イギリスでは人気のコメディアンのようです) この2人が自分自身の役で、仕事でイタリア縦断のグルメ旅に出るという半ドキュメンタリー的な作品です。 で、2人が延々喋りまくる。そのほとんどが映画評や映画ネタ、映画モノマネといったところ。 多分アドリブだらけだったんだろうな。まあ、その1つ1つは結構面白いのですが ストーリーはあって無いようなもので、これをほぼ全編に渡って続けられるとさすがに飽きてくる。 「サイドウェイ」のような作品をイメージして見る人が多そうな作品ですが、ロードムービーとしても物足りない。 グルメ旅という割には、おいしそうな料理は出てくるものの、 食事のシーンでもメインディッシュは料理やワインではなく、あくまでも2人のモノマネやしゃべくり。 例えばローマ滞在の折には「ローマの休日」とか、作品のスパイスとしての映画ネタ挿入は好きなのですが・・・。[DVD(字幕)] 4点(2016-01-19 21:21:28)(良:1票) 《改行有》

642.  TRICK トリック 劇場版 ラストステージ 思えば10数年前、TVの深夜枠でひっそりとスタートしたトリック。 これほど10年以上に渡り何度もシリーズ化され何度も映画化されることになるとは当時の関係者も思わなかったでしょう。 開始当初からの「トリック」の味でもあったすべり芸にも似た微妙に寒いギャグやパロディ。 僕は村上ショージに代表されるような寒いすべり芸が大好きでして、 いくらシリーズがヒットしようともこの作品の空気を徹底して変えなかったのが嬉しかった。 そしてこのラストステージに、その村上ショージ師匠を登場さるあたりには 本シリーズのうすら寒い笑いへの変わらない愛のようなものを感じました。 さて、本作のお話の方にはもはや新鮮味は何もありません。 まあ、こんなものかと思って見ていたら、最後の最後にやられましたね。 TV版、劇場版を通して上田がここまで素の自分を見せたことは無かったのではないでしょうか。 もうこのシリーズの新作は見れないのかなと思うと淋しさもあるけど、 「うん、きっとこれでいいんだよな」と思わされるラストの2人の姿でした。[DVD(字幕)] 6点(2016-01-17 19:40:42)《改行有》

643.  フレンチアルプスで起きたこと 見る前の想像をいい意味で裏切られた、笑えない状況下のコメディとしてよく出来た作品です。 それなりに可笑しくもあるのですが、(2日目の夜に夕食を一緒にとったカップルのその後とか) 作品に漂う気まずい空気。コメディでもあり、主人公夫婦の心の中を、ある出来事を発端に表面化させたサスペンスでもある。 スキーリゾートにやってきた4人家族。楽しそうな1日目。 でも2日目。食事中に起きたある出来事。この時、僕もパパの行動に一瞬「あれっ!?」とは思ったんですけどね。 この1点を一緒に食事をするカップルを巻き込んだりしながら最後まで見事に引っ張り続けました。 でも、似たテイストの作品としてはポランスキーの「おとなのけんか」のようにもうちょっと楽しく笑える要素があっても良かったと思います。 考える間もないあっという間の出来事。とっさの判断。こんな時皆さんはどうなると思いますか・・・? また、そんなことがあった後、皆さんはどうしますか・・・?作者から問いかけられているかのようでもありました。[DVD(字幕)] 7点(2016-01-15 21:13:03)《改行有》

644.  靴職人と魔法のミシン 《ネタバレ》 トム・マッカーシー監督作。 彼の過去の監督作「扉をたたく人」や「WIN WIN」を見ても監督としての実力は確かなものがある。 「WIN WIN」でコメディのセンスも実証済み。そこに本作はファンタジーの要素を加えてきました。 靴と変身、それがもたらすドタバタは確かに面白かったのですが、 冴えない靴職人だけど善人。こういう主人公にあそこまで罪を犯してもらいたくなかったし、 悪党どものカネを騙し取れ!大作戦あたりまでにしておけばもっと痛快で楽しいコメディになったと思います。 また、やたらと靴職人を心配し世話を焼く隣の床屋の主人。彼の正体も残念ながらあまりにも分かり易すぎましたね。[DVD(字幕)] 4点(2016-01-15 21:09:07)《改行有》

645.  プレイス・イン・ザ・ハート 《ネタバレ》 サリー・フィールド演じる、夫を失い生活に行き詰っても2人の子どもと夫が遺した家を守っていかなければならない女性。 ダニー・グローヴァー演じる、綿の栽培の技術が買われて雇われることになった行き場の無い流れ者の黒人。 ジョン・マルコヴィッチ演じる、戦争で視力を失い、家族から厄介者扱いされ、下宿することになった青年。 まずは本作で2度目のアカデミー賞を受賞した主演サリー・フィールドの素晴らしさを堪能できる作品ですが、 今ではすっかり大物になった、当時はまだキャリアがスタートしたばかりの ダニー・グローヴァーとジョン・マルコヴィッチの好演も見逃せない作品です。 世界恐慌の不況の真っ只中。誰もが自分が生きていくのに精一杯の時代。 夫を失ってしまった女性、黒人、障害を抱えた青年。 1人1人は弱者でも、困難を乗り越え彼らが助け合って生きていく日々の描写が感動的。 現れてくれるな、と思いながら見ていましたが、やはり現れてしまうクー・クラックス・クラン。 これも避けては通れないアメリカのかの地の現実の1つか。 唯一不要に思えたのはエド・ハリスとエイミー・マディガン、後に現実の世界で夫婦になる2人の不倫のエピソードでした。 冒頭で命を落とした者も、町を出て行かざるを得なかった者も、登場した白人と黒人が皆、穏やかな表情で顔を揃えている。 この教会のラストシーンには何とも言えない温かさと愛に満ちていました。[DVD(字幕)] 8点(2016-01-11 21:26:49)《改行有》

646.  マーニー 「赤い恐怖」という邦題が付いていますが、本作を見てまず思い出すのは「白い恐怖」。 巻き込まれサスペンスと並んでヒッチコックが好んだサイコ・サスペンスですが、 ティッピ・ヘドレンの美しさ、ラトランド邸、街並・・・と重なるバーナード・ハーマンの音楽、 これら作品を構成する要素の落ち着いた味わいに品や格調の高さを感じます。 マーニーがラトランドの会社で盗みを働く。掃除のおばさんとマーニーの行動を同時に見せる。 落ちそうな靴、音。ヒッチコックのこだわりを感じる緊張感があります。 しかしその後、中盤以降はショーン・コネリー演じる夫が完璧すぎる。 あまりにも全てお見通しで常にマーニーの先回りをするのですが、 それ故サスペンスとしては盛り上がりに欠けてしまう。 「鳥」のヒロインに抜擢し、ヒッチコックが見出し寵愛したティッピ・ヘドレン。 この頃には2人の関係は微妙なものであったようですが、 彼女が演じるマーニーをねちっこく執拗に追い詰めていく様が怖かったりもします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-11 01:07:12)《改行有》

647.  母と暮せば 僕は本作を終始息子の立場から鑑賞していました。 愛する人を残してこの世を去った無念。 1人残された母を心配しながらもまだまだ母の傍にいたい思い。 様々な感情が入り混じる息子の思いを二宮和也が好演しています。 劇場には吉永小百合さん演じる母親と同年代、 あるいは年上の女性の方も沢山見に来ておられました。 息子を失った癒えることの無い悲しみ。 終盤には劇場の至るところから鼻をすする音が聞こえていました。 きっと皆さん、母親の立場から本作を見ておられたのでしょう。 ラストで吉永小百合と二宮和也の母子の姿が消えていく。 戦後長い年月が経過し、戦争の記憶も少しずつ薄れていく。 本作は松竹の120周年記念作品ということですが、昨年は戦後70周年の節目の年でもありました。 このタイミングでの本作。作品に込められた戦争で亡くなられた方々への鎮魂の思い。 エンドロールの合唱には、山田監督のそんな思いを特に強く感じました。[映画館(邦画)] 7点(2016-01-08 23:14:17)(良:1票) 《改行有》

648.  セイフ ヘイヴン ラッセ・ハルストレムが「親愛なるきみへ」に続いてニコラス・スパークスの原作を取り上げたヒューマン・ラブストーリー。 ジュリアン・ハフ演じる主人公の女性の置かれた境遇は同監督作「アンフィニッシュ・ライフ」を思い起こさせます。 両作品共に、傷ついた主人公の女性が穏やかな日常のある田舎町にやってくるところからストーリーが動き出す。 本作はアメリカ南部の海沿いの小さな町が作品の舞台ですが、ハルストレムの作品にはこんな小さな田舎町がよく似合うし、 やはり本作でもハルストレムの映画らしい田舎町の風景がとても綺麗な作品です。 終盤はかなり予想外の展開となりましたが、ハルストレムが得意とする、 重さのある事情を抱えた人間ドラマを描きながらも鑑賞後の後味の良さは変わらずです。 ヒット作を連発していた全盛期と比べると、いつの間にかひっそりと公開され、ひっそりと公開終了になってしまう。 扱いがすっかり地味になってしまった感がありますが、きっちりと良質のドラマを見せてくれる監督です。[CS・衛星(吹替)] 7点(2016-01-07 20:30:05)(良:2票) 《改行有》

649.  アース 北極から始まり、四季の変化を感じながら、作品は徐々に地球を南下する。 厳しくも美しい地球の自然。本当に奇跡の星だと思う。 ある生き物は食料を得るために、あるいは暖かい冬を過ごすために、危険を冒しながらも 空で、海で、地上で様々な生き物たちが生きるために命がけの大移動を繰り広げる。 美しく、迫力のある映像も満載。 子どもが見ることも想定してのことなのか、肉食獣の狩りなど残酷なシーンは極力排除されています。 しかし小さな子どもにはちょっと難しい内容も多く、アンバランスさも感じます。 それでもホッキョクグマの置かれた現状を通して、子ども達にも分かりやすく今の地球の問題点を提示しています。 子どもと対話しながら、時には説明してあげながら一緒に見るのもいいと思います。[地上波(吹替)] 6点(2016-01-05 11:47:27)《改行有》

650.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 若くしてハリウッドのスーパースターとなり、そのままずっと第一線で走り続けてきたトム・クルーズ。 それでも人間50歳にもなれば衰えが見え始めても不思議ではないし、 そろそろ勲章(アカデミー賞)が欲しいな、という作品選びにシフトしてもおかしくない。 でも、この人にはそんな気はさらさら無いのでしょう。 近年ではシリアスな実話もの「ワルキューレ」でドイツ現代史の英雄を演じたと思ったら、 その次には軽~いノリのアクション・コメディ「ナイト&デイ」。 そして、本作へと主演作は続く。このシリーズを見るのは随分久しぶりです。 シリーズ第4作目はこれまでよりちょっと肩の力が抜けたようなちょっとしたギャグ的要素も挿入されていますが、 手を変え品を変えで見る者を最大限楽しませようという、彼の思いは不変なんだと嬉しくなります。 世界が冷戦の時代にあった頃によく見られた核戦争の危機とそれを回避するというストーリーに新鮮味は無いですが それでも本作のハイライト、ドバイでのアクションをはじめ、モスクワ、インドを股にかけ 見る者に息つく間を与えないミッションの連続にあっという間の楽しい2時間を過ごさせてもらいました。 とてももう50歳になるとは思えない若々しさとキレッキレの彼の動きを見ていると、 色々と私生活が話題になることもありますが、その裏では相当な努力をしているであろうことも容易に想像できます。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-30 23:50:11)(良:1票) 《改行有》

651.  ギリシャに消えた嘘 《ネタバレ》 ヒッチコックやルネ・クレマンといった巨匠も映画化したパトリシア・ハイスミス原作の見事な映画化。 古代遺跡と風光明媚な島々からなるギリシャの風景を活かした美しい画作り。 度々挿入される新聞に警官や群集、入り組んだ街並みがサスペンスの空気を効果的に作り上げています。 登場人物は詐欺事件を犯したことに端を発し、逃避行を余儀なくされたアメリカ人夫妻と 旅先で夫妻と関わることになった1人の青年の3人のみといってもいい。 しかし3人の間に絡み合う嘘と秘密と、逃避行の過程で彼らの関係と心理が移ろいゆく様を 徐々に彼らを追い詰めていくかのごとく描き出していく。 逃避行と、3人の不安定な関係。この2つのサスペンスのバランスも実にいい。 知名度は低くてもいい映画がまだまだ沢山あるんだと改めて思い知らされる一作です。[DVD(字幕)] 9点(2015-12-27 15:51:46)(良:1票) 《改行有》

652.  海街diary いいなあ・・・。是枝監督が独特のリズムで描く何気ない家族の日常の風景。 3姉妹が暮らす鎌倉に離れて暮らしていた末っ子すずが引越してくる。 時にはクスッとさせてくれる描写を含みながらの、4人ののどかな風景が心地いいのですが、 序盤は3姉妹プラス1という空気感も拭えなかったりする。 3人の姉に対し敬語を使うすず。ずっとここにいていいのかという思いが拭えない。 でも、学校やサッカークラブですっかり鎌倉での日常に溶け込んでいるすずの姿にほっとさせてくれる。 自分の知らない、でも確かに父がこの街にいたことを少しずつ感じるすず。 すずの学校生活や放課後の様々な青春の風景がいい躍動感をもたらせています。 姉妹の周りにいる鎌倉の人々や姉妹の何気無い日常を積み重ねていく内に、 気がつけばすずは3人にすっかり溶け込み、4姉妹になっていました。自然に、何の違和感も無く。 やはりこの監督はどうってことの無い家族の日常の中にあるドラマを描き出すのが本当に巧いと思う。 姉妹が暮らす古民家の佇まいがいい。 今時のドラマには見かけなくなった畳と丸いちゃぶ台の茶の間。 縁側。仏壇。年期を感じさせる茶箪笥。背の高さを測る柱の傷。家族の歴史を感じる。 こんな家には一家の大黒柱的な存在がつきものなのですが、 綾瀬はるか演じる、しっかり者の長女がちゃんとその役割を果たしています。 少しシリアスな内容を含みながらも次女、三女が産み出すちょっとした笑いが効いています。 姉妹の思い出の中にいる父の姿を徹底的に見せない。それも今を生きている感じが伝わってきて良かったのかな。 どこか昭和の空気をも感じさせる現代の姉妹と家族のドラマなのですが、 是枝監督にはこれからもニッポンの色んな現代の家族のカタチを見せ続けて欲しいと思います。[DVD(字幕)] 9点(2015-12-25 17:03:28)(良:1票) 《改行有》

653.  海難1890 作品の出来とかそういうことよりも、日本とトルコが合作でこの映画を完成させてくれたことが嬉しい。 1890年、エルトゥールル号遭難時。 献身的にトルコ兵の看病をし、遭難時に痛み、汚れた彼らの所持品の手入れをする串本の人々。 トルコ兵が奏でるトランペットに乗せて串本の人々が合唱する”故郷の空” 1985年、イラン・イラク戦争時。 日本人のために即決で対応してくれたトルコの官邸、トルコの航空会社。 危険を冒しても日本人のためにもう1機飛行機をテヘランに向かわせ、 テヘランの空港で見捨てられようとしていた多くの日本人に飛行機の席を譲ってくれたトルコの人々。 多少の脚色はあるのかもしれませんが、100年の時を経てつながる様々な真心に感動しました。 トルコの人々への感謝と共に日本とトルコ両国のますますの友好を願わずにいられない作品でした。[映画館(邦画)] 8点(2015-12-22 17:35:13)(良:1票) 《改行有》

654.  私をスキーに連れてって 今日、BSプレミアムで午後8時から「ワイルドライフ」という番組を見ていました。こういう番組が結構好きでして。 それが終わってもチャンネルはそのままにしてたら、9時から懐かしいのが始まったじゃないか! ユーミンの歌。スキー場でのナンパ。リトラクタブルヘッドライトのクルマ・・・。色んなことが懐かしすぎる。 前半のチャラいノリを経て、後半の会社のイベントのトラブルに端を発した サスペンスフルな展開とメリハリも効いています。スポーツものとしても面白い。 たまたまBSでやっていて適当に見始めたのが、気がつけば結構真剣に見ていました。 ちなみに僕はこの頃からずっと原田知世さんが大好きです。 トドメはラストの知世さんの「バ~ン!」。 もし僕が彼女にこんなことされたら、気が動転して本当にぶっ倒れてしまうかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-21 22:52:04)《改行有》

655.  ニューヨーク・ストーリー 3作品がそれぞれに、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズといった具合に、 ニューヨークの街をテーマにした作品だったりすると良かったのかもしれませんが、 どの作品も「ニューヨーク・ストーリー」と謳っている割にはそれ程ニューヨークが感じられないのが残念。 この顔ぶれだと当然と言えますが、小品の大家アレンが一番らしさが出ていました。お話の方もかなり面白い。 自分が主演で、ミア・ファローも出ていて、音楽もノリもいつも通りのアレンでした。 スコセッシの作品も嫌いではないです。不器用な画家を熱演してみせたニック・ノルティが印象的です。 挿入すれば確実に雰囲気が良くなる”A Whiter Shade Of Pale”の多用は少々反則気味ではありましたが・・・。 この3作品の僕の順位はアレン>スコセッシ>コッポラとさせていただきます。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-18 21:38:03)《改行有》

656.  ユーズド・カー ロバート・ゼメキス監督、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮でお送りする 最高に安っぽくてプンプン漂うB級臭がたまらない典型的アメリカン・ドタバタバカコメディです。 通りをはさんで店を構える競争相手の2軒の中古車販売店がドタバタと抗争を繰り広げる、 ただそれだけの本当にくだらない映画です。 カート・ラッセルとジャック・ウォーデン。終始喧嘩を繰り広げる2人の演技も楽しいです。 本作の前の「抱きしめたい」など、ゼメキスの初期の軽いタッチのコメディって面白いと思う。 スピルバーグも本作のちょっと前には「1941」という珍品を撮っていますが、 今となってはこの2人がタッグを組んでもまず撮れない映画ですね。 序盤のフットボール中継に割り込んで自分達の店のCMを流す、その際のおバカアクシデントの挿入には爆笑でした。 ただ、この手の映画で2時間近くの上映時間はちょっと長い。90分程度がベストだと思います。 終盤のボロ中古車250台の爆走は、本作と同じく能天気な空気がたまらないカーアクション映画の傑作 「トランザム7000」を髣髴とさせる楽しさ。 あっ!ちょっと足りない!と思ったらナンバープレートがガタッ!でOKのラストも笑わせてもらいました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-12-16 15:37:40)《改行有》

657.  ファミリー・ツリー アレクサンダー・ペインらしいちょっとホロ苦さのある、苦味のあるコメディ。 決して軽い話ではないと思う。先立つ妻の浮気に、広大な土地をめぐる一族の様々な思惑。 それら重さのある要素をハワイの大らかさに実に旨く包み込ませています。 末っ子に母の運命を説明するシーン、土地の処遇についてマットが一族に説明するシーン。 重くなりがちな、話がややこしくなりがちなシーンも台詞を廃し、そっとさりげなく見せてしまいます。 偏屈な妻の父親が娘に別れを告げるシーンも良かった。マットと娘達(&姉のカレ)が病室の外からその様子を静かに見守る。 ハワイ音楽も巧く空気を和らげるのに一役買っています。 主要キャストが皆、それぞれに素晴らしい仕事をしています。 ジョージ・クルーニーはどんな役を演じても巧いなあと思う。いい円熟味も加わってきました。 長女を演じたシェイリーン・ウッドリーも好演。そして見逃せないのが彼女のカレの存在。 最初登場した時には、なんだこのアホな男は?と思ったけど、終盤までずっと家族と一緒にいる。 普通、フクザツな事情のある家族旅行にまでついて来るか?と思ったけど、 この男もコミカルな存在もまた、本作には欠かせない重要なピースとしてとても巧く機能していました。 奥の方でその様子を微笑みながら見ている。そんな感じでこのカレにも一緒にいて欲しかったとも思えましたが、 1つのソファーで、1枚のブランケットで3人がくるまってテレビを見る3人の姿に希望が感じられるラストでした。[DVD(字幕)] 8点(2015-12-15 22:36:06)《改行有》

658.  グッド・ライ いちばん優しい嘘 スーダン内戦とは何か。政治、民族、宗教、色んな背景はあるのだろうけど、前半のアフリカのパートからは ただ平和に暮らしていた彼らの小さな村に兵士がやってきて容赦なく彼らに銃弾を浴びせ、 一緒に暮らしていた仲間や家族が命を落としていく様を容赦なく見せる。 命からがら村を脱出し、ケニア国境までの長い長い道のり。 親を殺され、子ども達だけで逃避行を続ける彼らにさえ容赦なく銃口が向けられる。 「僕は生きたい。死ぬのは嫌だ」の台詞が胸に突き刺さります。 苦難の果てに彼ら兄弟は難民キャンプにたどり着き、やがてアメリカ行きの許可がおりる。 まだ食べられる食品を廃棄する必要も、家電製品も電話も必要の無い暮らしをしてきた彼ら。 彼らとアメリカ市民、モノにあふれたアメリカ社会との関り方をユーモアを交え描かれるアメリカパートの前半もいい。 アメリカに入国できた彼らは幸運でしたが、拭い去ることの出来ないアフリカでの記憶と、 全く違う価値観の社会でゼロから再出発する彼らの苦悩もまた、しっかりと描かれています。 本作でスーダン難民の兄弟を演じた俳優達は現実でも元スーダン難民で、少年兵だった者達も含まれています。 演じた彼ら1人1人にも言い尽くせぬ困難があったことでしょう。 彼らがアメリカに入国して間もなく、アメリカは彼らの受け入れに対し非常にシビアになっていきます。 9.11の影響は本当に救いの手が必要である善良な彼らにまで及んでいました。[DVD(字幕)] 9点(2015-12-13 19:27:09)(良:1票) 《改行有》

659.  ヘルシンキ・ナポリ オールナイトロング 《ネタバレ》 とある13日の金曜日の夜のベルリン。おかしな登場人物が入り乱れるおかしな一夜を描いたドタバタサスペンス・コメディ。 監督はカウリスマキのお兄さんの方です。監督といえば、本作にはヴェンダースやジャームッシュといった巨匠がカメオ出演しています。 一言、二言ですがちゃんと台詞もあるのでどこで出てくるかは分かりやすいです。 あるタクシードライバーがギャングの抗争に巻き込まれ、客として乗せたフランス人ギャングが死んでしまい、 タクシーには組織の金が残されてしまったものだからさあ、大変! アメリカ人ギャングのボスに、フランス人ギャングに、フィンランド人タクシードライバーに、 ロシア人の友人に、イタリア人の妻とじいさんに双子の赤ちゃんに・・・。 多くの移民が暮らすベルリンの事情を背景に多くの人を巻き込みながら夜がドタバタと更けていく。 その中でも酒飲みで陽気なイタリア人のじいさんはそれらしい、いい味を出しています。 ゆるい独特の作風が持ち味であるジャームッシュがカメオ出演してますが、本作もゆる~い作品の空気が心地よい。 この作品、弟アキのシュールなコメディセンスで撮られても面白くなったんじゃないかな。 アキさん、お兄さんの監督作をリメイクなんていかがでしょうか・・・?[ビデオ(字幕)] 6点(2015-12-12 14:50:54)《改行有》

660.  黄金の眼 B級なんだけど、結構ゴージャス感のある怪盗ディアボリックの活躍を描くアクション活劇。 イタリア映画でこの邦題、どうしても「黄金の七人」を思い浮かべるのですが、 「黄金の七人」よりもコメディ色は薄く、アクションとサスペンスに軸足が置かれています。 怪盗ディアボリックはどう見てもルパンを連想します。 声があまり可愛くないのだけが残念だけど、衣装もスタイルも素敵な相棒のお姉さんはどう見ても不二子ちゃんですね。 意外に真面目にサスペンスしていますが、もうちょっとコメディ色が強くてもよかったんじゃないかな。 それにしてもあのディアボリックの超豪華な地下要塞は何なんだ?どんだけ金持ちなんだ?ディアボリック。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-08 20:10:35)《改行有》

000.00%
120.10%
2130.62%
3492.33%
41205.71%
527313.00%
646622.19%
757027.14%
841119.57%
91617.67%
10351.67%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS