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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1390
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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661.  フラットライナーズ(1990) この作品、観てなかったんです。10年以上経つのに… 「8mm」のDVDに同監督作品の予告編が入ってて、豪華キャストに惹かれて観た次第です。(実はこの作品知らなかったんです) で、印象としては、重く暗い画面に派手な色彩から宗教的な作品かなぁと思いつつ、妙に道徳的な主張もあったりして、私としては決してホラーとは受け取れませんでした。(ひとつもコワクないし) テーマ自体には共感できます。科学(医学)を志す者にとって、「死後の世界」や「魂の存在」といった対象は、否定はしても避けて通れないものなのでしょうから、主人公たちの興味や疑問は無理のないものでしょう。彼らは神の怒りに触れたのでしょうか?それとも真理に到達したのでしょうか?それとも全てが幻想だったのでしょうか?観る者の信じるところによって様々に解釈できるテーマだと思いました。 私自身は… やはり過去を振り返りました。(はまった!)7点(2004-09-12 14:26:48)《改行有》

662.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード これは割り切って観るしかない作品かなぁ?バンデラスもジョニも最高にカッコいい。2人のファンにとっては満点の映画ですね。ストーリーは極めて漫画的。というか御伽噺かな?割り切ればその辺も及第点。原題の方が邦題よりマッチしてるような気がします。 真面目に考えてしまうとツッコミ所だらけ。でも、復讐がモチーフになっているとは言え、この作品は限りなくコメディタッチなのでは?そう考えると、やっぱりコレはコレで良しなのかなぁ? 個人的には結構楽しんだので7点献上です。でも、前2作を見直してみたら評価変わってしまうかも。 PS:前作観ましたけれど、やっぱり面白い!これは漫画と割り切りましょう。真面目に受け止めたり固いこと言ったりしないで、作り手が楽しんでるように観客も楽しみましょう。(でも、万人ウケはしないかなぁ…?)7点(2004-09-11 10:14:59)《改行有》

663.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 観たいと思いつつ今まで観る機会がなかった作品でした。でも、別作品をレンタルしたら何とこの作品が間違ってケースに入ってたっ!ま、そんなことはどうでもいいんですけど…(汗) 原作を読んでいないので的を得ていないかもしれませんが、やっぱり作品の殆どの部分は主人公の妄想でしょうね。中盤に差し掛かるまでにそんな感じがしてましたけれど(ってか、一人目の殺人のところから非現実的すぎたし)、あくまでも彼の頭の中の葛藤を描いているのではないのかと。そう考えれば、アイディア的にはそれほど斬新な作品とも思えないのですけれど、映像の美しさ、お洒落な雰囲気、随所にちりばめられたユーモア(皮肉?)等々、いろんな意味で面白いです。約90分という比較的短い時間の中で、上手く纏められてますね。 ところで、デフォーさん、メイキングビデオで「語ってる」割には出演シーンが少なくて、何だかもったいないような?7点(2004-09-01 00:54:52)《改行有》

664.  デス・フロント 《ネタバレ》 予告編を見て「ホラー系」?って思ってましたけど、実は宗教的色彩の漂う心理劇だったんですね。主人公たちの隊は作品冒頭の戦闘で既に全滅していた、つまりは登場人物は既に全員が死亡していたという見方が正しいのでしょうけれど、戦場の狂気を描いた人間ドラマと受け取れないこともないという作りにもなっていて、様々な楽しみ方が出来る作品だと思います。キャスティングもバラエティに富んでいて好感が持てますね。 まぁ、いずれにせよ主人公シェイクスピアの魂が救われるまでを描いた作品であることは間違いないようで、極限状態の中においても自らを失わない高潔さ(ただし、死と引き換えに得たもの?)への賛歌とでもいうのでしょうか、エンディングで多少なりとも希望の光が射すところが救いかな、などと思います。表現にグロさが目立つのは、やはり地獄を意識しているからなんでしょうかね? ちなみに、何で邦題は「デス・フロント」なのか…?私としては作品の内容よりも「謎」です。7点(2004-08-28 00:37:02)《改行有》

665.  山猫は眠らない2 狙撃手の掟 「1」に比べると、随分と一般ウケするように作られていると思います。前作のストレートでシンプルな展開も良かったけれど、少しヒネリを入れた今回のストーリーも良いのではないでしょうか?ところどころに少しばかりチープな作りが見受けられはするものの、「B級!」と切って捨てられない1本です。7点(2004-08-17 00:08:58)

666.  山猫は眠らない 設定の甘さが感じられたり、納得いかない部分が無きにしも非ずではありますが、スピーディな展開とマニアックな小道具が好印象。「そのまんま!」って感じの原題よりも、ひとひねりした邦題がこれまた好印象。トム・べレンジャー、カッコいいです。(時折使われてるフェードアウトが、TVドラマっぽくもありますが…)7点(2004-08-15 08:35:47)

667.  ザ・ハリケーン(1999) 重いテーマながら、スピーディな展開で一気に観ることが出来ました。少し物足りない感じがしたのは、地上波放送なのでカットされていたんでしょうね。特に、終盤妙に展開が速すぎる感じがしました。 でも、作品としては好きです。実話モノは、それを実話と意識した瞬間から感動が倍増する感じです。改めて、NC版で観たい映画です。 7点(2004-08-10 21:24:38)《改行有》

668.  ウォーターボーイズ 地上波でやってたので久々に観ました。初見の時には随分と笑ったし、ラストのシンクロシーンでは感動すら覚えたのですが… 二回目となるといろいろと不満な点も出てきたりして。ギャグがイマイチなんですよね~、竹中直人も空回り寸前だし。(思えば「ピンポン」でも同じだったような…) 柄本明も同様?演技派2人も無駄遣いするなんて!ってな感じでしょうか? でも、やっぱシンクロシーンは良かったです。出演者の一生懸命が伝わってくる感じがしました。完璧にシンクロしてるわけでもないし、プールは浅いし、言ってみれば「ホンモノの」シンクロじゃないのに、シンクロとして楽しめてしまう。不思議な集団演技ですね。彼らの努力と平山綾の最大限の可愛さに7点は付けざるを得ないか??7点(2004-07-04 00:00:54)《改行有》

669.  快盗ブラック・タイガー この色彩感覚は凄い。「踊るマハラジャ」とかのインド映画以上の鮮やかさでは?ストーリーは超単純でちっとも目新しくないのに、設定故か妙に新鮮です。タイ映画っていうと、この作品以外では「アタック・ナンバーハーフ」しか見たことなくて、タイ映画を語るには100年早いかも知れないけれど、単純に面白かったから7点献上。7点(2004-06-25 23:41:55)

670.  ダスト とんでもない生い立ちを胸に抱いて生きて来た老婆とどうにもならないチンピラ青年。この全く共通項を持たない2人の出逢いを通して、遠い異国の地での男の生き様を描いていく。正直なところ作者が何を言いたいのか、歴史的な背景、民族感情といったものを理解できていない私には、この作品の半分も理解できていないような気がします。にも関わらず惹きこまれる展開になっているのは、脚本や映像が優れているからと思えます。思いのほか残酷な殺人シーンが多いのも、当時の現地の実態を正直に表現しているからなのでしょう。伝説が口伝され、一人の若者の魂が救われた?そんなヒューマンドラマとして見ての7点献上です。7点(2004-06-22 07:05:14)

671.  劇場版 未来日記 はっきり言って、この作品は「映画」としては評価できません。あくまでも、TVのバラエティ番組の「劇場版」です。そして、観る者を極端に限定します。TV版を知っていること、知っているだけでなくハマッテいること。ハマッテいると言っても、ただ第三者的に楽しんでいるだけではなく、強力に感情移入できること。この条件を満たした上で、更に賞味期限(?)内に観なければなりません。 そういう訳で、得点を付けるにあたっては非常に悩むところです。「映画」として評価して「0」を付けるのも疑問ですし、また自分がいくら楽しんだからと言って、「映画」じゃないと言っておきながら「10」を付けるのは気が退けます。 実はこの作品が封切られた頃は、私自身この企画に強力にハマッテまして、いい歳したオヤジでありながら、ひとり劇場まで足を運び、尚且つ満足して帰ってきた記憶があります。でも、その後地上波で放映された時にはすっかり覚めていて、最初の半分も楽しめなかったことを覚えています。 それにしても評価が難しいです。でも、皆さんの評価があまりに低いので、私は初見の感動を大切にして7点献上。7点(2004-06-20 09:51:52)《改行有》

672.  セックスと嘘とビデオテープ この作品が作られた当時はホームビデオの急成長期。ビデオと言う新しい媒体を通じて人の心の内面を映し出すという発想は、当時としては優れたものだったのではないでしょうか。もっとも、ある意味今でもそれに変わるような新しい道具は出てきてないような気もしますが。デジタル化しただけのような… 映像的にはかなり古臭く感じるようになってしまいましたが、お約束どおり(?)に進む展開にも関わらず、ついつい引き込まれる作品です。あの旦那は嫌いだなぁ~。7点(2004-06-19 21:53:39)《改行有》

673.  コンフェッション(2002) 何よりも、これホント?って感じです。雰囲気はいいんですけれど、ちょっと中身が見えないというか… ま、割り切ってみれば結構面白いですよ。7点(2004-06-18 22:04:08)

674.  プラトーン 友人からDVDを借りて久々に鑑賞しました。以前観たときには随分と辛かった記憶がありましたけれども、やはり観ていて辛い、重い作品です。特に村でのシーンは哀しすぎます。実際の戦争では、大昔から現在まで繰り返されている狂気なんでしょうね。そう考えると、人間は全く進歩していない生き物なんだなぁなどと思えて来たりして… 辛いけれど、ものすごくストレートにメッセージが伝わってくるところに7点献上。7点(2004-06-15 00:40:08)《改行有》

675.  コカイン・ベア 《ネタバレ》 物語の設定と予告編の雰囲気が楽し気で気になっていた作品。いやいや、思ったよりグロいです。クマさん好きでもグロ耐性のない方は観覧注意ですね。 実話ベースということでオープニングとエンディングを纏めていますが、ネットでサラっと検索してみると実話部分は森に大量のコカインが散乱してクマが食べてしまったという部分だけのようでした。ですから実話ものと言うより、実話から着想して想像を膨らませたフィクションということのようです。 であれば、ある意味安心して楽しめると言うか、普通にホラーものとして鑑賞出来るという訳で、グロ描写とかも含めて基本はフィクションということで作り手のお手並み拝見ということになります。 シリアスな部分(動物保護とか自然保護とか)もサラリと匂わせつつ、結構な惨劇もコミカルな演出で和らげるというのが基本的な作りですね。ただ、個人的には物足りなさを感じました。コメディならコメディでもっと笑わせて欲しかったし、極悪麻薬王が登場するならもっと話がデカくないと中途半端。登場人物も誰一人感情移入出来ないし、あ、刑事さんは気の毒だったな。裏切り者の女警察官が何事もなかったかの如く生きて行きそうなのは不満ですが、おかげでワンちゃん無事なのが救いか。 そうは言いつつ少なからず楽しめたし、もしかしたらレイ・リオッタさんの本作以降の作品は日本では観れないかも知れないと思うと寂しい限りですし、甘めに6点献上させていただきます。[インターネット(字幕)] 6点(2024-05-27 10:33:38)
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676.  サラリーマン・バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 何やら既視感のあるシチュエーション。箱様の建物でもなく、地下室でもなく、離れ小島でもなく…鉄壁の要塞化したオフィスビルが舞台のサバイバル。 出勤したらいつになく厳重なセキュリティチェック。そこで気付けよ!と思う間もなく一気に軟禁状態に。お約束のように響き渡る天の声。否、この場合悪魔の囁きか。既視感あります。 悪い冗談かと思いきや早速見せしめの如き犠牲者が。しかも狙撃ならぬ自爆死。埋め込まれたチップは超小型爆弾なのね。これまた既視感。 正直なところ誰が誰だか区別が付きにくい状況で死亡フラグが連立して行く。そしてお約束どおりに裏切り者が登場。 などなど、全編通じて(エンディングも含む)既視感のオンパレードです。が、だからこその面白さもある訳でして、スピーディな展開、誰が死んでも不思議ではない状況(実際、流石に「え?死んじゃうの?」的な人物も)、決して退屈することなどなく一気に楽しめました。 とは言え、(実際の予定は知りませんが)シリーズ化に向けて意欲満々的なエンディングはどうかなと。本作限りで完結!という意気込みを感じたかったというのが正直な感想です。 ちなみに、邦題はストレートですね。必ずしも「バトル・ロワイアル」しているとも思えませんが。少々内容が分かりにくい原題の方が、謎めいていて良いような気がします。[インターネット(字幕)] 6点(2024-05-04 16:39:13)《改行有》

677.  美しい湖の底 《ネタバレ》 時間逆行型の手法を用いた作品を鑑賞するのは初めてではありませんが、一度観た限りでは何かしっくりと来ず全体像もボヤけたまま。もう一度見直して漸く了解した感じです。私の理解力が乏しいだけなのか?? 一見物語的には見応えのある感がするものの、仮に時間を逆行させずに描いたならば特に意外性がある訳でもなく、一番まともそうな人物が実は一番悪党でしたという一種王道的なミステリー。それを時間を逆行させて種明かしをしていく演出と、随所に挿し込まれるコメディテイストによって観る者を惹き込む作品に仕上げたという点で作り手を称賛すべきかなと思うところです。 ただ、それにしても少々描き込みは足りないように思えます。エドが自らの子と思っていた子どもが実は…という意外な事実を用意しつつ、その子どもがどういう経過で爆発事故に巻き込まれたのか、ステファニーとジークは何故エドが子どもを殺したと言っているのか、また判事の弱みのテープの件もサラっとしすぎているような。 短めの尺の中であれもこれも入れ込むことは、かえって作品の魅力を損なってしまうことになるのかも知れませんが、もう少し丁寧な描き込みが欲しかったと思うところです。 さらっと観るには面白い作品。ミステリーとしての深みが欲しいという方にはお薦めしにくい作品。6点献上します。 ちなみに、保安官の姪・サリー役のイザベル・ダヴという子役さんがとても可愛らしかったです。その後の出演作が見当たらないのが残念。[インターネット(字幕)] 6点(2024-05-04 00:01:24)《改行有》

678.  ある男 《ネタバレ》 原作は未読です。おそらく原作では主要な登場人物をもっと掘り下げて描いているのでしょうね。俳優さんの好演で作中では語り尽くされていない部分にまで想像は及ぶのですが、多少尺が伸びてももう少し描き込んで欲しかった、というのが全体的な印象です。「物足りなかった」というご意見の理由の一つはその辺りではないかと。 テーマは本当の幸福?与えられた人生を否定し、全く知らない人生を歩んで来た他人と人生丸ごと交換する。窪田さん演じるところの彼は、人生の上書きを繰り返すことで短いながら幸せでいられたのかも知れません。でも、彼は妻や子に幸せを遺せたのでしょうか?弁護士は調査対象の人生を抱え込み模倣することで自らの人生を見つめ直すことが出来るのでしょうか? 重みも深みも感じられますし集中して楽しめた作品ではありますが、獄中の詐欺師との面談や多少唐突感のあるヘイトスピーチのエピソードなど、作品テーマに沿って必ずしもスッキリ整理されていない部分もあるように思え、残念ながら手放しでは称賛出来かねる作品でした。6点献上に留めます。 ちなみに、柄本さん演じるところの詐欺師は(作中で自らなりすましをほのめかしてもいますが)実は戸籍を交換しているのかも。であれば、初対面の弁護士が在日朝鮮人であることを見抜いたり、不自然な関西弁を話すことについて納得が出来るような気がします。[インターネット(邦画)] 6点(2024-04-21 11:23:07)《改行有》

679.  PLAN 75 《ネタバレ》 少子高齢化で社会保障制度が破綻した国家が「PLAN75」という窮余の一策によって問題の解決を図る、というシナリオは、斬新とは言わないまでも近未来SFのひとつのアイディアとして「今の時代だからこそ」生きて来る設定と言えないことはないと思います。ただ、(元の短編作品は未観賞ですが)長編作品としての掘り下げ方はもう少し何かあったのではないかと思えてしまいました。 登場人物は老いも若きも日本人も外国人もそれぞれに悩み疲弊し、眼前に迫る課題に対しての何らか答えを見つけようと煩悶する。やや削ぎ落した感のあるエピソードではあるものの、主演の倍賞さんは勿論のこと出演者の好演に支えられ、重過ぎず軽過ぎず観る者に(一人ひとりの今のライフスタイルや年齢に応じて)現実味をもって迫ってくるものを感じました。倍賞さん演じるところの主人公の最期の選択には、単に尊厳死を否定することだけではなく、それでは老いても生きることにおける希望とは何か、ということを考えさせられました。 にも関わらず何か絵空事のようにも感じてしまう。その理由のひとつには、「PLAN75」が(もし現実化するのであれば)今まさに必要な施策であって、いつだか分からない未来将来の話だとすれば実効性の低い施策にしか思えず(放っておいても近未来には人口ピラミッドは推移するので)、同時に対象年齢の者にとっては、仮令漠然としたものであっても「死」を現実のものとして受け止めてでもいない限り、さして喫緊の課題にはならないだろうと思えてしまうということがあります。 端的に言わせていただくのならば、興味深いけれども今ひとつ我が身のこととは思えず感情移入しにくいということかも知れません。年齢的には十分片足突っ込んでいる私ですが。 真面目に現代の社会問題を捉えた作品であることは間違いないとは思いますが、何か釈然としない思いが残り6点献上に留めたいと思います。[インターネット(邦画)] 6点(2024-04-18 10:12:34)(良:1票) 《改行有》

680.  ニューオーダー 《ネタバレ》 メキシコ人の監督が自国の現状と未来将来を憂いて作り出した作品とのことですが、近未来SF的と言うよりも寧ろモキュメンタリ―的な出来栄えといった印象を受けました。世界中のどこかで今まさに起きている凄惨な出来事を淡々と描いているように。 軍事クーデターであれ、侵略戦争であれ、民族紛争であれ、宗教上の対立であれ、平和な我が国で平和な日々を過ごしていれば全く現実味のない話に受け取れてしまうかも知れません。と言うより、こんなことが現実にあってはいけない、仮令現実であっても見たくない、目を背けたい、そんな物語なのかも知れません。兎に角後味が悪い。それは心のどこかで現実味をひしひしと感じている証拠かもしれません。 人の命はこんなにも軽いのだろうか。認めたくはありませんが、時と場所によってはそうなのでしょう。ここに描かれている大富豪や政界や軍部の上層部たち。彼らの命も同じく軽い。次の瞬間には後ろから撃ち抜かれるのかも知れない。いいように利用されては殺されて行くデモ隊や下っ端兵士、そして市民のように。 ある意味、優れた作品だと思います。しかしながら、何とも嫌な作品を観てしまったというのが正直な感想です。[インターネット(字幕)] 6点(2024-04-16 12:26:34)《改行有》

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