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681.  ドニー・ダーコ 《ネタバレ》 もっとSFチックな映画を想像してたんですけど、ドニー自身の壊れていく様子を描く内的映画でした。そして役者が意外にも豪華だったので驚きました。それにしても皆さんの高評価にもびっくり。それは、私にはとても深読みする様な映画には見えなかったからです。これって見たまんま以外の解釈なんてあるんでしょうか? こりゃどう見ても単純な夢落ちでしょう。そしてドニーは単なる統合失調症です(胸から伸びる「アビス」みたいなヤツは実際の患者の幻覚にもあるそうです)。何か全てのアイテムが意味あり気ではありますけど、全てまやかしでしょう、5点献上。5点(2004-07-03 22:38:24)

682.  グリーンフィンガーズ 何故か近年日本で公開されるイギリス映画はダメ人間の奮闘をテーマにしたものばかりで、一つのシリーズと化している感さえあります。本作もその一連のシリーズ(?)として、究極のダメ人間・囚人を主人公とした人生再生コメディとなってます。どこまでが実話なのかは知りませんが、塀の中から女王陛下謁見までのサクセス・ストーリーが爽やかに、そしてシニカルに描かれています。しかし、作りも近年のイギリス映画らしく、かなり軽いノリ。物語から主人公達の努力が相当省かれてるから、成功のカタルシスも相当小さい。ラストの行進は中々良かったですけどネ…、5点献上。5点(2004-06-17 23:07:47)(良:1票)

683.  アカルイミライ 数々の解説や監督本人の弁によると、本作は未来に対するポジティヴなイメージを描いているらしいのですが、私も本作から「明るい未来」を感じることはとても出来ませんでした。逃げ込める先(=わがままの通る場所)が「夢の中か刑務所の中だけ」の「生きてるのか死んでるのかも分からない」クラゲ達。そんなクラゲが大量発生する未来が明るい筈が無い。彼らは社会人として生きる覚悟もヤクザになる根性も無く、唯々ぼんやりと光りながら上澄みの中を漂うだけ。「目的意識を持って努力すること」が美徳だとはとても思えないですけど、彼らよりはマシかもしれません、5点献上。5点(2004-06-17 23:01:10)

684.  21グラム 「アモーレス・ペロス」同様、運命に翻弄され、それに抗うことさえしない人間の弱さを徹底的に描く人間ドラマ。一つの交通事故に交錯する三つの人生が…って、あれれっ? これ「アモーレス~」と全く同じモチーフじゃないですか?! それに、新鮮味の無いスティーブン・ソダーバーグにクリソツの映像と演出。時間軸を無視した編集構成も単純な話を複雑に見せたいだけで、そこにニコラス・ローグの「ジェラシー」の様な知的面白さを見ることは出来ない。知った役者ばかりが出ていて、その全員が熱演だった分「アモーレス~」より観応えはありましたけど(ベニチオ・デル・トロのこの貫禄は凄い)、映画、そして物語自体からは胸に迫ってくるものがありませんでした。特に、移植を受けてまで生きようとしながら、生を授かった途端に生に執着しなくなるショーン・ペンのキャラクターの描き方が弱いと思います。という訳で、ちょっと長くなりましたが5点献上。5点(2004-06-11 16:12:23)

685.  抹殺者 欧米では小説の題材として良く取り上げられる、キリスト教の根幹を揺るがしかねない歴史的発掘物が巻き起こすエスピオナージュ物の一本。アントニオ・バンデラス演じる元軍人の牧師が大活躍のアクション映画なのかと思いきや全然違い、この牧師、ユダヤ教のラビにまでボコられてしまう始末。が、新鮮なイスラエル・ロケと、教皇庁にパレスチナも交えた政治的状況も描いてあって、私は中々面白く観れました。それにしても、いくら何でもこの映画に「抹殺者」は無いんじゃないの(一体、本作の中の誰が抹殺者だったの?)。「聖骸」くらい付けられなかったんでしょうか、5点献上。5点(2004-06-11 16:11:24)

686.  リベリオン 余りの評判の高さに期待し過ぎてしまったのでしょうか、観終わってみればどーってことない印象。「マトリックス」の凄さはもちろん特撮にもありましたが、あの世界観や説得力にあった筈です。見飽きた様な全体主義的世界観、「ジャッジ・ドレッド」の様な人の反逆、B級的なセコイ上層部や地下組織等を見せられては、いくらガン=カタ(「銃型」って意味?)の設定やアクションがカッコ良くても、それだけでは他を補いきれてません。しかも強いぞ、強過ぎるぞ、クリスチャン・ベール! ショーン・ビーンやエミリー・ワトソンのキャスティングにも意味が無さ過ぎるぞ! ということで、5点献上。5点(2004-06-03 15:03:17)(良:1票)

687.  回路 21世紀の、そして日本ならではの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」。死者の概念が「死体」である西洋的思想と「霊魂」である東洋的思想の違いがデジタルとの融合を可能にし、死体に襲われる物理的恐怖と亡者に呪われる生理的恐怖の違いが独特な世界観を形作っています。発想自体は非常に斬新だったと思いますが、個人的にこの脚本には不満です。主人公を一人にして、その一人が追い詰められていく絶望を描くか、エピソードを五つ位に増やして、日常への死の広がりを俯瞰で描いてくれてたら、更に面白い映画になっていたと思います。そんなことで、惜しくも5点献上。5点(2004-05-25 23:13:17)

688.  マーサの幸せレシピ 確かにこの邦題から私が受けたイメージと実際の中身には相当な乖離があった。しかも神経質でカウンセリングを必要とし、「食べることが嫌いな」、そして多分「食べてもらうことにも喜びを見出せていない」女性シェフ(腕は良いらしい)が主人公ときては、親を亡くしたとはいえ四六時中ふて腐れた子供共々、そこに私を幸せにしてくれるレシピなど見つかろう筈もない。本来ならリナと交わることにより、人間として、女として、そして料理人として一皮も二皮も剥けていくマーサを描くべきなのに、どうも彼女に成長は見られない。彼女の出したラストの結論にも私的には疑問です、5点献上。5点(2004-05-25 23:09:02)

689.  コンセント 当時はBSのハイビジョン・ドラマとして放映すると同時に映画として公開するという、一風変わったメディア・ミックス戦略をとってました。私はBS-i版と映画版の両方を観ましたけど、当然ながらベースは同じで、映画版にはよりファック・シーンが増えているといった感じです。しかしコンセントのメタファーがヴァギナであり、プラグがペニスであることを考えると、「セックスによって救いをもたらす都会のシャーマンの覚醒」というテーマに、ファック・シーンは不可欠です。特に、原作のラストに代わる国定とのファック・シーンが有るのと無いのとでは、作品として全く違うものになってしまいます。従って作品としては映画版が完全版といった感じでしょうか(個人的にはもっと劇的な展開や演出があった方が良かったと思います)、5点献上。5点(2004-05-14 22:40:52)

690.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと アイルランドからの不法移民一家が過去と決別し、ニューヨークという大都会の底辺で未来に希望を見出していくようになるまでを描いた、長女の一人称の視点で語られていく物語。私の心が荒みきっている所為か、珍しくもないエピソードを繋ぎ合わせただけの話を延々と観せられた所為か、ちっとも感動できなかった。(また書きますけど)大体、今が生きるか死ぬかという時に、全然地に足を着けようとせず、おまけに過去に縛られてばかりいるこの夫婦には全っ然共感できない。娘にしても愛らしさの前に、この歳で独善性を匂わせてしまっては魅力も半減。という訳で、5点献上。5点(2004-05-05 00:05:01)(良:1票)

691.  マスター・アンド・コマンダー 何かピンと来なかったなぁ。ストーリーは非常に単純な海洋冒険活劇だと思うんですけど、本作には娯楽映画の構成要素が完全に欠落しています。そのくせ、艦長の苦悩や乗組員の人物設定、いくらでも弄り様のある少年仕官の物語等について話も膨らんでいかない。全ての素材を唯ぶち込んだだけで、生煮えの状態で出された煮物の様です。もっと単純なヒーローモノでも良かったと思います。ところで、舞台設定をいつの時代にしようとも、悲惨なリアリズムが戦闘シーン演出の定番と化してしまったのが「プライベート・ライアン」のもたらした功罪ですね。という訳で、5点献上。5点(2004-03-12 16:49:51)(良:1票)

692.  天国の本屋~恋火 私の全く知らない所でベストセラーとなっていた「天国の本屋」シリーズの映画化。原作の一作目と三作目をミックスして脚本にしたらしいのですが、(↑)このどっちつかずの題名が表す通り、各エピソードがバラバラになってしまった、まとまりの無い作品という印象を受けました。全体を通すストーリーの骨格が弱い上に、その主人公(ってか、唯の狂言回し?)である筈の玉山鉄二の情報が一切語られず、また、現世の竹内結子が何故「恋の花火」と叔母の恋人に執拗にこだわるのかも伝わってきません。各々のエピソードは心温まるものばかりだし、ファンタジックな北海道ロケも雰囲気抜群だっただけに残念です。モニター試写会での鑑賞だったので、劇場公開版には変更が加えられるかもしれませんが、とりあえず5点献上。5点(2004-02-28 01:54:05)(良:1票)

693.  ゴシカ 「ゴシカ(“Gothika”ってどーゆー意味?)」等という訳の解らないタイトルより、「霊能探偵ミランダ/第一話・霊能探偵誕生」ってゆー方がしっくりくる。言ってみれば大人向けの「バフィー/恋する十字架」って感じでしょうか。中盤まではそれなりにホラーっぽい展開なんですけど、結局は「シックス・センス」の焼き直しの様な気も…。また、余りの評判の悪さに「クリムゾン・リバー」は未見なんですが、演出手法はいつものダーク・キャッスル作品と全く同じに見えました。ところで、ここで一口メモ。劇中のペネロペ・クルスの台詞“Are you scared? You should be”というのは、米Sci-fiチャンネルの人気番組“Scare Tactics”の決め台詞のパロディ(番組では“You shouldn’t be”)。ということで、かなり微妙な線ながら、何とか5点献上。5点(2004-02-28 01:52:56)(笑:2票)

694.  花とアリス〈劇場版〉 多彩な出演者や、マンガ家の名前の駅名や学校名、「ペーパー・カンパニー」という芸能事務所の名前等、周辺の遊び心で所々笑わせてはくれる。しかし、恋愛の部分を少し中途半端にまとめてしまった感のある古臭い少女マンガの様な設定の映画を見られる物しているのは、岩井俊二ではなく、偏に鈴木杏と蒼井優の魅力。特に、巻頭は大して魅力を感じなかった蒼井優が、映画が進むに従いとても魅力的になっていく。中原俊に撮らせたら更に魅力を発揮したことでしょう。不要に長いのも気に食わないけど、本作の最大の不満はその映像。発色が悪く、画質の定まらない素人臭い手持ちカメラの映像はどうにかならないものか(「8 mile」や「アイ・アム・サム」なんか同様の撮影手法だと思うんですけど、どうして邦画と洋画ではこうも品質に差があるんでしょう?)。という訳で、総合評価5点献上。追伸:完成披露試写会で主演の三人と監督の舞台挨拶があったんですけど、最も舞台栄えしたのは役者ではなく、岩井俊二その人でした…。5点(2004-02-20 01:10:08)

695.  HERO(2002) 真っ赤な嘘が疑念の藍に染まり、遂に真実の碧色が白日の下に晒される。確かにこの演舞と映像美は一見の価値があるのかもしれませんが、私は本作から新しさを感じることが全く出来ませんでした。この映像から真っ先に連想したのは「トラフィック」、そして(李安でも陳凱歌でもなく)王家衛。衣装・美術からは「ザ・セル」。太鼓のリズムと胡弓の音色をBGMにした達人の決闘は「グリーン・デスティニー」等と寸分と違わない。それに、衣装は変われど殺陣も全編変化無し(一番期待してた3,000の兵対2人の殺陣もサラっと流しただけ)。となれば、以前見たことのあるモノばかりがクドい位に繰り返されてる様にしか見えません。演出的には明らかに失敗作だと思います。ということで、努力の後の見える映像に+1点して5点献上。5点(2004-02-07 14:18:39)(良:2票)

696.  インファナル・アフェア 異様に評判が良い本作ですが、元々「マフィア・ヤクザ・チンピラ」モノが好みでないこともあって個人的には今一。いつもの劉徳華作品風タイトル・バックに一瞬「風雲ストームライダーズ」が頭を過ぎりましたが、後は本格ハードボイルド。これからラウ警視(何で役名が同じなの?)は一人秘密を背負って無間道を生きていく…。総集編風の導入部もあって、肝心の主人公二人がどっちがどっちか判らなくなってしまうのは「風雲~」同様大きなマイナス。一番面白く感じたのは序盤のスパイ二人による情報のリーク合戦。全編あの調子なら個人的にもっと楽しめたと思います、5点献上。5点(2004-02-07 14:17:52)

697.  リトル★ニッキー 「ロード・オブ・ザ・リング」で何とか息を吹き返したニューライン・シネマが、社運を賭けて見事に大コケした超大作お馬鹿コメディ(コメディ映画史上最高の製作費だったらしい)。アメリカでは根強い人気を誇るアダム・サンドラーも、「俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル」や「アダム・サンドラーはビリー・マジソン/一日一善」で演じた彼の人気キャラクターを更にオーバーにしただけの新味の無い演技(この二作、アメリカでは異様なほど評判良いんですよ)。しかし、ラジー賞ノミネートの前評判から想像していた内容よりは遥かに面白く、無駄遣いとも思われる多彩なゲストが意外に楽しませてくれます(特にそのまんまのキャラクターで満を持して登場するリース・ウィザースプーンには笑わされました)。という訳で、及第点5点献上。5点(2004-01-09 14:53:00)

698.  リロ&スティッチ 米ケーブルTVのディズニー・チャンネルで現在テレビ・アニメになってる所を見ると、意外にもアメリカでは結構な人気があったようです。しかし、スティッチのキャラクター設定の元ネタは「ドラゴンボール」っぽくないですか? 破壊本能だけの異星人が地球にやって来て人と仲良くなるってのは、まんま孫悟空の設定だと思うんですけど…(盗作騒ぎの絶えないディズニー作品だから、ついそんな風に見えてしまうのかも?)。ま、それは置いておいて、リロの捻くれ具合とお姉さんのナイス・バディ、そしてスティッチも含めた可愛くないキャラクターのデザインは、今迄のディズニー映画には無い斬新なものだと思いました。話自体はいつものディズニーっぽい印象ですけど、子供と一緒に観るのには悪くないと思います、5点献上。5点(2004-01-04 12:27:40)

699.  スチュアート・リトル2 前作は何の説明も無いままに、いきなり鼠が話し、鼠が孤児院に収容されていて、頭の弱そうな夫婦が何の疑問も持たず鼠を養子に迎えるというオープニングから、余りの不条理に映画に入り込めませんでした。しかし今回は既にそういう世界だということを知っていたので、前作ほどの拒否反応はありませんでした。また、鳥が鳥らしく描かれていたのも不条理を低減するのに一役買ってます。ストーリーも前作のウジウジした感じの物から、ダイナミックな冒険物語とほろ苦い恋物語になり、大人が観てもずっと面白い物なってると思います。ここでも続編好きを証明する、5点献上。5点(2004-01-04 12:27:09)(良:1票)

700.  セイブ・ザ・ラストダンス この映画もMTV製作(そしてマーケティング)の若者向け青春ムービーであって、本格ダンス映画というのではないのでしょうがないのかも知れませんが、この手の映画でいつも不満に感じるのは、主人公が伝統ある本物(本作ではクラシック・バレエ)で勝負しないで、流行を取り入れて誤魔化したパフォーマンスに逃げてしまって、そしてそれが評価されてしまうという安直さ。洋の東西を問わず、マーケットとしての若者に媚を売るのもしょうがない事なんでしょうが、こんなストーリーじゃ心打たれることもないし、こんなダンスと演出じゃ感心する事も出来ません。という訳で、5点献上。5点(2004-01-04 12:25:08)(良:1票)

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