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プロフィール
コメント数 1390
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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681.  ザ・タイガーキッド~旅立ちの鉄拳~ 《ネタバレ》 素晴らしいですね。主人公の彼も、ヒロインの彼女も、存在感がある。そして、生身の戦いのベースであるシラットって凄い! ストーリー的には典型的な雰囲気と言いましょうか、とにかくシンプル。でも、アクション場面は先行する生身アクション作品と比べても決してひけをとらない。ラストが悲し過ぎるのが、ちょっとどうかなぁ?と思いつつも大満足です。 東南アジア映画、まだまだ掘り出し物があるんだろうなぁ…。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-19 00:19:04)《改行有》

682.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 ディズニー映画の素晴らしさを再認識させられました。泣けますね。前2作品と比較してほぼ同程度の感動を得ました。そう、素晴らしいんだけれど前作を大きく超えている訳じゃないってのが、唯一のマイナスポイントかな? 自宅でDVDで観たので残念ながら3Dなしですけれど、もともとこのシリーズ、思いの外3D感覚溢れてる訳で、2Dでも十分に遠近感、立体感を感じます。アニメーションの進化の賜物ですね。 それにしても泣ける、そして笑える、流石です。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-18 23:48:49)《改行有》

683.  パラノーマル・エンティティ2 <OV> 《ネタバレ》 「あらすじ」には、「警察が公表した実録」だなんて書きましたけど、こりゃどう見ても作り物ですね。(当然か…) なんともインチキ臭い研究チーム。行動も言動も極めて非科学的で、共感や感情移入にはまるっきり縁のない内容です。調査チームだなんて設定にしたのがいけないと思うな。ただキャーキャー騒いでるんだったら、そりゃ研究者だなんていうのは要らないのでしょ。 とは言え、結構面白いですよ。登場人物を気にしなければ、古典的ともいえるホラーになってます。評価が難しいな…?[DVD(字幕)] 5点(2011-06-20 02:19:24)《改行有》

684.  スパイ・アニマル Gフォース 《ネタバレ》 CGを意識させない出来栄えです。実写とのコンビネーションは見事としか言いようがない。 ストーリーだって思いの外に良く出来てるし、決して、お子様向けドラマじゃあないです。 細かな仕草やちょっとした台詞は、ウィットに富んでいて観る者を全く飽きさせない。 流石ディズニー、流石ジェリー・ブラッカイマー。何回でも観たくなる秀作ですね。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-13 01:44:32)《改行有》

685.  踏み切り 《ネタバレ》 最初のうちはチープなホラー、それが上手い具合に後半のミステリーに絡められてくる。良く出来た作品だと思いますよ。登場人物の行動が薄っぺらで、今ひとつ感情移入出来ないし、ツッコミどころはいろいろあるけれど、ホラー味と謎解き味、一粒で2度美味しい作品だったりします。意外と掘り出し物だったかな?[DVD(字幕)] 6点(2011-05-29 03:18:37)

686.  最恐絶頂計画(OV) 《ネタバレ》 これは難しい。面白くないとは言い切れず、さりとて面白いとも言えず… B級ホラーの制作会社が自社の社名を題名に作った自虐作品なのだけれど、変則的なオムニバスもの(メインが1話、劇中に2話)という構成がユニークで、また、なんともレトロな味わいの絵面に結構ハマります。どうにもクサイ芝居に、あまりに怪しい登場人物。これって結構良く出来てます。ちなみに、意味もなく裸身を散りばめたりするから妙な邦題を付けられちゃってますけど、当然のことながら(?)、本家「最終絶叫」シリーズとは全くもって無関係。パロディものとも言えません。  で、どの辺が捨てがたいかと言えば、まず、メインストーリーでは主人公がチェーンソー振り回してゾンビを追い掛け回すとこなんかイイですね。劇中1話目のSFコメディ(?)に出て来るチープなトランスフォーマー(?)もいい。劇中2話めのエロティック・ホラーは、ネタ的に結構面白かったりもするし、夢のシーンの色使いが良い感じ。 しかし、それにしても「Shock-O-Rama cinema」という制作会社。同社の他作品は予告編しか見たことないけれど、強烈なB級ラインナップですな。これで経営が成り立つのだから、アメリカ映画界はまだまだ懐が深いのかなぁ…[DVD(字幕)] 4点(2011-05-29 02:35:45)《改行有》

687.  サロゲート 《ネタバレ》 この作品、出来としては良いと思います。比較的短い尺の中で、キッチリと物語を紡いでいると思います。 近未来の機械化された社会。完璧と見える社会であっても、人間としての悩みや心の傷は存在し、結局、人はその呪縛からは逃れられない。 このテーマと展開は、古のSF作品から始まって数限りなく作られて来たもの。特に意外性もなければ共感も持てるとは限らない。でも、それだけ万人に受け入れられるネタなんですよね。非常に解りやすい。シンプルです。 ただ、ちょっと尺が短過ぎたかな?テーマとエピソードを絞り込み過ぎてしまいましたね。そのあたりが減点理由かな?[DVD(字幕)] 7点(2011-05-22 02:37:53)《改行有》

688.  マチェーテ 《ネタバレ》 こりゃ面白い。手放しで楽しめる本格的B級バイオレンスアクション巨編ですね。 何から何までいい加減に作っていそうでいて、キッチリ押さえるべきところは押さえ、台詞で敷いた伏線(「修道院に送り込むぞ!」とか「アタシは簡単に殺されないよ!」とか)は行方知れずになることなくちゃんと収まるべきところに収まってる。この監督のイカレっぷりは半端じゃないですね。解ってイカレてる。計算ずくです。 出演者も皆イイ味出してます。ダニー・トレホのヒーローってだけでもウケルのに、老体に鞭打って重そうに走る走る、その姿に心配させられつつ、ちゃっかり美女の裸身を抱きしめたり、ジェシカやミッシェル(2人とも眩しいぐらいに魅力的)とのラブシーンがあったり、もう役者冥利に尽きるってのはこのことじゃないかって感じ。「マチェーテ、メールしない。」なんて、いきなり英語が下手になっちゃうところも受けた。 演技が上手いんだか何だか判らないセガール様は、メジャーになってから一度も殺られ役がないと思うんだけれど(「エグゼクティブ・デシジョン」では死ぬところは出てこないし、どっちにしても直接殺られてない。)、ついに負けたか!と思いきやマチェーテを生かし自ら切腹だもんね。この訳の解らない冷酷無比な極道ぶりがまた受けました。 上院議員からタクシードライバーに転じてしまうデ・ニーロさんは、「防弾チョッキ!」と叫んでいたとおりにチョッキに救われ、そのくせ密入国者の扮装をして逃げたばかりにあっさり自警団にトドメを刺されちゃう。 まぁ、例を挙げればキリがない。何回見てもその都度新たな発見を楽しめる超B級作品ですね。ただ、ストーリー部分がシリアス過ぎるので、もう少し弾けて欲しかったなという気持ちから8点献上です。 ちなみに、まさかの「続編」、ましてやの「続々編」は、今度こそ劇中劇ですよね?[DVD(字幕)] 8点(2011-05-22 02:10:11)(良:4票) 《改行有》

689.  アンボーン 《ネタバレ》 「アルマゲドン」や「トランスフォーマー」を送り出しておいて、マイケル・ベイさんは一体全体どういう意図でこれを制作したのか、いまひとつ意味不明です。いや、作品としてつまらなくはないんですよ。でも、何故今マイケル・ベイさんがこれを?って感じがしてならないのです。 「全米初登場第3位! 世界興収70億円超の大ヒット!」ということですけれど、これは日本人受けはしないでしょうね。悪魔ネタはどうも親近感(?)が沸かないです。ストーリー的にあまり目新しくもなく、主人公の行動に感情移入しかねる、ってところもマイナス要因。 ただ、丁寧に仕上げられているし話の展開も解りやすいので、観ていてリタイヤしたくはならないと思います。主演のオデット・ユーストマンさんの見事なプロポーションと、何故か共演のゲイリー・オールドマンさんの熱演も見どころかな? [DVD(字幕)] 5点(2011-05-09 02:18:43)《改行有》

690.  パラノーマル・エンティティ <OV> 《ネタバレ》 大ヒット作を完全リメイク?みたいな作品。いくらなんでも少しはオリジナリティ見せてよ!って感じです。 まぁ、一応本家とはシチュエーション違うし、いかにも実話ですみたいな「1年後に発見されたビデオテープ」という設定(ん?これも別の大ヒット作からいただいてる?)で入っていくので、そこそこ楽しめないことはないのですけれど、やっぱ主観映像に共通する不自然さはここでも前面に押し出されていて、どうにも登場人物に共感を持てず、画面の中で勝手にことが進んでいくだけ、って感じです。 本家にない演出としては、妹役の女優さん、最後の最後で脱がされちゃいましたね。ストーリー的に理解できないことはないのですけれど、あのシーンのために豊満な女優さんを選んだのかな?などと思ってしまいました。[DVD(字幕)] 4点(2011-05-09 01:49:27)《改行有》

691.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 面白いと思いますよ。流石ロドリゲスさん、ってテイストがここかしこに散りばめられ、約100分飽きずに観ることが出来ます。 基本的な設定は、古典的なSFと言う感じ。地球上に君臨する人類も、より高等な生命体にとっては「遊びの道具」に過ぎない。意外とありがちな設定です。ただ、この作品の場合には、シリーズの舞台を地球人のフィールドから、プレデターのフィールドにシフトさせたと言う点で新鮮味があり、絶望感と孤立感を際立たせています。どうやったって地球には帰れないじゃん!という状況の中で、必死に戦うスペシャリストたち。実に魅力的な設定です。 が、ちょっとばかり説明不足やら空振りやらが目立つのも確か。まず何よりも、プレデターさんは、地球上でどうやって人選して来たのか?評価基準は何なのか?性犯罪者の死刑囚とか、医者のふりしたサイコキラーなんか選んだって、最強の兵器を駆使するプレデターさんにかなう訳ないし…。肝心要のそのあたりの説得力に欠けているために、冒頭からリタイアしてしまう観客も多いのでは?ま、訳の解らないまま、何だか凄そうな面子だな、って思わせるのもこの作品の魅力ではあるのですけれどね。でも、だったらもう少し一人ひとりを得意技で活躍させてもいいのでは?とも思ったりして。何シーズンも生き抜いてきた男のサバイバル術も披露して欲しかったな…。 と言う訳で、いろいろ不満があるのも確か。7点が妥当かな?[DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 01:27:08)(良:1票) 《改行有》

692.  インセプション 《ネタバレ》 ちょっとばかり遅れを取ってしまいましたようで、皆さんの膨大なレビューは全部読めてません。ゴメンなさい。 これは傑作だと思いますよ、素直に。夢や死生観や時間を扱った作品は、最早数え切れないぐらいにあると思います。映画だけでもそんな状況なんだから、小説やら絵画やら、ありとあらゆるジャンルの作品を並べてしまえば途方もない数になりますよね。勿論、だからと言って何でもありというわけじゃありませんが、この作品、断片的にはどこかで観たようなカットやら台詞やらが気にならないわけでもないのだけれど、トータル的には素晴らしい纏まりを見せていると思います。よくぞ破綻することなく纏め上げた。間違いなく賞賛に値します。 ストーリーとしては単純。ライバル会社を潰すために若社長を洗脳する、ってだけですからね。でも、その単純さこそが、この作品の複雑な展開を理解可能にするのに寧ろ必要な訳で、このテーマで複雑なストーリー展開を盛り込んだら、観客は置いてかれてしまって訳が解らず、それこそ「設計者」の「迷路」に入り込んでしまうというものです。だから、このくらい解りやすくてシンプルな物語でOK。それでこそ複雑な作品世界が生きるというものです。 重層化した夢の世界。そこの住人たちは、夢を見ている本人の深層心理を具現化したもの。夢だから何でもありのようでいて、夢の作者の観念世界はある意味良識の世界。だから意図しない限り、とんでもない状況になることもなく(サイコな人の夢だったら大変でしょうけれど…)、極めて現実的に事は運ぶわけですね。そして、その幾重にも折り重なった世界を自由自在に策を巡らしつつ闊歩する主人公たちのカッコ良さ。ひさびさに満足しました。 ちなみに、香港のパン兄弟の作品に「リサイクル」というホラーがあるのですが、そこに描かれている世界観、と言うか「向こうの世界」の表現の仕方と、ある意味共通しているテイストを感じました。テーマは相当違いますけどね。[DVD(字幕)] 10点(2011-05-05 12:25:02)《改行有》

693.  運命のボタン 《ネタバレ》 最大の失敗は邦題かな?これは「運命」ではないですよ。選択することがテーマなのだから「運命」ではないと思うなぁ…。まぁ、かと言って原題が最適かどうかも怪しく、なんかもう少し気の利いた題名だったら、作品のイメージ違ったかも。 ま、その辺は脇に置いといて、原作未読なので何とも言えないところなんですけれどね、これは短編向きですよ。オーソドックスにSFチックに、地球や人類を創造した宇宙人が久しぶりに地球に寄ったら、環境破壊は起こすは、いつまでも戦争してるはで、僕たちはそんなことをさせるために君たちを創造したんじゃないんだからね!みたいな宇宙人の嘆きの物語にするのもいいけれど、その辺の背景的な部分は一切描かず、ただ淡々と、ボタンの存在によって炙り出される人間のあさはかさや愚かさをテーマにした方が良かったんじゃないかと思います。ちょっと欲張り過ぎたかも。 火星の話、稲妻の話、政府の秘密機関による陰謀の話… 果てはヒロインの失業と一家の経済的困窮とか、妹の結婚式とその「リハーサル」(?)とか、いろんな仕掛けを埋め込んであるのは解るんだけれど、その辺りは長編化のためのオマケみたいなもんに感じてしまうなぁ…。 謎の男の容貌のおどろおどろしさとか、中途半端にホラー仕立てだったりとか、このテーマをどの様に料理していくのかを十分に吟味することなく制作に臨んだ、ってのが凄く感じられ、非常に欲求不満なので高評価はできません。登場人物に感情移入も出来ない。残念と言うか何と言うか、原作の持つ方向性を著しく損ねた感じがしてならない作品。[DVD(字幕)] 4点(2011-05-01 23:30:57)《改行有》

694.  戦場でワルツを 《ネタバレ》 ラストの実写がどうにも納得出来ないです。曖昧な記憶部分をアニメで、完璧に取り戻したクリアな記憶は実写で、という住み分けなのかもしれませんが、アニメとしての表現が出色のものと思えるだけに、最後を実写に頼った(?)ことが只管残念。なので6点献上に留めます。 ただ、ここで語られている体験は非常に説得力あるものと感じます。ストーリーと展開は決して斬新ではありませんが、アニメならではの表現力で力強く訴えてきます。 この戦争体験の語り口、狂気の捉え方は、評価の分かれるところでしょう。そもそも戦争への考え方自体、十人十色、千差万別。万人に受け入れられる主張などあり得ません。だから、主張そのものよりもテーマとして評価するのが妥当なのかもしれないです。 そんな訳で、「戦場でワルツを」踊る心理がどうこうと言うよりも、「戦場でワルツを」踊ってしまう現実が悲しいと思いました。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-30 17:54:56)《改行有》

695.  マインズ・アイ 《ネタバレ》 企画倒れですね~。設定的には惹かれるものはあるのですが、映像的、てか表現としてどうにもならない感じです。何にしても映像がチープ。画質も色彩も妙に古臭いし(これってワザと?)、ワイドスクリーンなのが違和感。出て来る役者さんたちも何だか素人っぽい人が多いし、なんたって主役の兄弟が全然魅力的でない。これだけ条件が揃えば、流石に制作者さんも言いたいことが表現できてないのでは? 取って付けたように物語の背景に据えられている「謎の感染」なんてのは、まさに蛇足。ゾンビ映画のテイスト持ち込んでどうするの?って感じですね。もっとシンプルに、「知らない男がオレの脳に入ってくるんだ。ヤツの見せるビジョンの意味が解らない。いったいオレにどうしろって言うんだ!」みたいな展開を極めて日常的な生活の中で、何の特徴もないような一般ピープルを主役に据えて制作した方が、ずっと面白かったんじゃないかな?[DVD(字幕)] 2点(2011-04-24 20:31:47)《改行有》

696.  ドニー・ダーコ2 《ネタバレ》 前作「ドニー・ダーコ」で描かれた時空の概念が、妹の時間軸から描かれています。ただ、前作の方がストレートかつシンプルだったような気がします。 ひとりの男を「死」から救ったことで、時空が歪んでしまい別の「死」を招く。そしてついには「世界の終わり」が訪れる。それでは別の「死」を止めることで世界は救われるかと言えば、再び別の「死」を招いてしまう。一度狂ってしまった歯車は、世の中の全てにその影響を及ぼし、始めの一歩を正さない限り暴走していく。 ある種の「タイムパラドックス」ものとも言えるこの作品世界は、個人的には非常に好きです。でも、この作品はどうもそのあたりを表現し切れていないのではないか?と思えてしまう。何故だろう?キャスティングのせい?脚本?演出? あえて、同じテーマを同じアプローチで描いたが故に、結果オリジナルを超えられない。他にもありますよね? 好きなテーマだけに、残念な気持ちになってしまいました。 ちなみに、前作のDVD。再販して欲しいなぁ…。[DVD(字幕)] 6点(2011-04-18 01:28:36)《改行有》

697.  シェルター 《ネタバレ》 ジュリアン・ムーアという女優さんは作品を選ばないのでしょうか?または、何らかの理由で選べないのでしょうか?この作品でも、熱演ばかりが目立って肝心の作品そのものは全然輝いて来ない感じ。 そもそも、この作品に流れるキリスト教的テーマ(?)自体があまりに目新しくない。使い古された感が否めない。ストーリーも描き方自体もだいぶ違うけれど、「悪魔を憐れむ歌」を思い出しました。先読み可能なんだなぁ… まぁ、尺もそこそこだし、出演者がしっかりしてるので途中で飽きはしないけれど、観た後何も残らないのは寂しい限りです。[DVD(字幕)] 4点(2011-04-17 10:51:12)(良:1票) 《改行有》

698.  処刑人II 《ネタバレ》 これは正統な続編です。あくまでも前作への賞賛に応える作り。だから、前作未見の方には少しばかり物足りないかも。 そして、前作と比較してパワーアップもパワーダウンもしていないような、何故いま公開なのか?と考えてしまうほどの正統派続編。 それから、前作のダークな感じとの差を感じさせられる、随所に見られるコミカルな演出。 正直、戸惑いました。てか、ちょっと不満。勿論、やたらに送り出されている類似邦題作品とは一線を画す出来だとは思うのですが、やはり思いの行き着く先は「何故いま公開?」という感じです。これで良かったのかな?[DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 13:55:54)《改行有》

699.  正義のゆくえ/I.C.E.特別捜査官 《ネタバレ》 日本人である私には、我が身のことととして理解することは十分に出来ないながら、現代においても、いや現代だからこそ起きている不法入国、不法就労の現実を考えさせてくれる良作です。 ただ、予告編を観ている限りではオムニバス的な作品とは思えず、観始めてから少しばかり違和感と言うか消化不良感を感じました。ハリソン・フォードの存在感をもう少し前面に押し出しても良かったかな?それとも、主演をもう少し地味な役者さんにするとか?邦題にも少しばかりズレがあるような…。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 13:23:26)《改行有》

700.  母なる証明 《ネタバレ》 見応えのある重厚な人間ドラマですね。母の我が子への愛は、真実さえ、社会正義さえ突き飛ばしてしまう。客観的に理解出来ないことはありません。でも、感情移入はどうしても出来ない。ここで描かれる母の愛は、多くの人の共感は得られても、決して社会の中では賛同を得られないでしょう。少なくとも、およそ法治国家と呼ばれるものを形成しているのである限り、やはり罪は罪。「死人に口なし」をまかり通らせる訳にはいかないでしょう。 「あなたの息子への愛は素晴らしい。決して、おいそれと真似出来るものではない。そして、警察は結果オーライの捜査を許されるべきではない。真実を追究し解明すべきだ。しかし、あなたも息子さんも正義に生きるべきです。自分たちだけの世界で完結することは許されない。何も知らずに亡くなった少女のためにも、そして老人のためにも。」 これが私の答えです。 ちなみに、韓国作品に見られる陰惨な中に散りばめられたユーモアは、どうにも受け付けられないなぁ…。 それと、関係ないけど、世界中には自分と瓜二つの人間が2人は居るって言いますが、殺された女子高生の友だち役の彼女、「いとうあさこ」に似過ぎてませんか?本人かと思った…。[DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 12:59:08)(良:1票) 《改行有》

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