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プロフィール
コメント数 2293
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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681.  リプレイスメント 《ネタバレ》  アメフト版『メジャーリーグ』。期待を裏切らないで展開していくので安心して見ていられる反面、驚きや感動、真新しさというものを感じ取るのは難しいです。これはもう、シリーズものや連ドラを見る感覚で、お約束を楽しみ爽快感を味わう映画でしょう。  『アメフト』というスポーツは一人一人の役割がポジションによって全く違うので、個性が際立ちやすい。今作も、クォーターバックだけでなく、レシーバー、キッカー、ランニングバックなどそれぞれに見せ場を用意してくれているので、幅広く楽しめるのが嬉しい。  つまりは、監督のジーン・ハックマンや、キアヌ・リーブスは言わずもがな、それ以外の脇を固める選手達も個性あふれる活躍で、大変魅力的に描かれているわけです。  また、これもお約束ですが、チアリーダー達も含めたチームメイト同士の友情を味わえるので、見ていて心地よい気分に浸れるのは間違いありません。  一つだけ注文をつけるなら、どうせ映画なんですから、ラストはとことんハッピーにしてほしかった、というのはあります。  全員正規の選手に昇格しちゃって、ストを起こしていた傲慢なスター軍団は全員クビ、なんて非現実的な話のほうがより爽快な気分に浸れそうです。[DVD(字幕)] 8点(2015-05-18 05:38:11)《改行有》

682.  Needing You 《ネタバレ》  一昔前の日本のトレンディドラマみたいな雰囲気で、懐かしさを感じるライトなラブコメ。主役の二人、アンディとキンキーが魅力的でわかりやすいキャラクターなのがイイですね。  アンディとキンキーにはそれぞれ恋人や、恋人みたいな人がいて、アンディは最初キンキーの恋愛を応援するところから始まります。ところがキンキーはすでにアンディに魅かれはじめているというのがポイントですね。時間差でアンディもキンキーに気持ちが向き始めるのですが、この辺りの絶妙な恋のパワーバランスが最大の見所でしょう。  特に後半。アンディがブ男を紹介しようとしたり、バイクにはりあったり、キンキーの真似をして掃除を始めたりするのは、おかしくてしょうがない。気がついたら笑いっぱなしです。恋のライバルが若きイケメン実業家っていうのも良いんですよね。  今作は二人が仕事を一生懸命にやっているのも好感度が大きい。頑張っている人、誠実な人は応援したくなるのが人間心理。自然と二人への共感度は高くなります。  仕事のドラマのほうも結構面白かったんですけどね。途中までは良いんですが、ラスト辺りがぐだぐだにまとめられちゃいましたね。  それでも全編通して、笑いあり、爽快感ありの、よくできたエンタメ作品に仕上がっています。[DVD(吹替)] 8点(2015-05-08 15:46:01)《改行有》

683.  私が女になった日 《ネタバレ》  ポップでキッチュでファンシーな作品が好きな自分にとって、この作品は高尚すぎました。  何故観ようと思ったのかすら、今となってはわかりません。  牧歌的な1話の『ハッワ、疾走感を感じる2話の『アフー』、共に空間的な広がりを見せるにも関わらず、終始『慣習』『宗教』『しきたり』といった目に見えない檻にがんじがらめにされている、息苦しい閉塞感が漂っています。  そして急に謎かけみたいになった3話の『フーラ』。  そーかー。『家』かー。なるほどねー。全然気付かんかったー。  1話、2話でおなかいっぱいになって、完全に思考が停止していました。  すごい話ですね。  それに突然1話目、2話目と話がつながるのも嫌いじゃないです。  でも映画そのものは嫌いです。  脳みそぺらぺらの自分には、つまんないっす。  [DVD(字幕)] 2点(2015-05-07 04:22:58)《改行有》

684.  学園天国 《ネタバレ》  学園ライトムービーとしてお手軽に見るには、なかなか面白い一本です。ストーリーはわかりやすく、キャラは個性的でそれぞれに魅力があります。下品になりすぎないコメディも大変良いですね。特に前半が面白いですよ。そしてメインのラブストーリー、お約束好きの自分にはストライクで、大変よかったです。  ストーリーは、人気者のクリスと、地味で認知度の低いライアンが、お互いのいとこ(アシュリー)と幼馴染(マギー)を狙って手を組むというもの。前半は、アシュリーを知り尽くしたクリスがライアンを導き、マギーを知り尽くしたライアンがクリスにマギーの好きなタイプを細かくレクチャーしていきます。  最大のポイントは、ライアンがクリスを手伝う最中で、突然マギーに対する自分の気持ちに気付いてしまうというところでしょう。べたですけどね(笑)ラブコメはべたでもいいんですよ(笑)  更にライアンは、性格の悪いアシュリーに愛想をつかしちゃいます。ところが、ここがこの作品の面白いところで、アシュリーは自分に対して冷たく乱暴に接する人には、余計に目がハートになってしまうキャラクター。この設定の扱い方、結構上手いと思うんです。つまりライアンが逃げればアシュリーが追っかけるという構図が、自然と出来上がっていくわけです。  そしてライアンがマギーに対する自分の本当の気持ちに気付くと同時に、マギーはクリスのことを好きになってしまうという、まさにお約束のラブコメ必勝パターンが炸裂。クリスにとってマギーは遊びだと気付いたライアンは、当然マギーを守ろうとするのですが、これがすべてから回り。ですがライトなラブコメなので、全然深刻にはなりません。多少の切なさを感じながらも、最後まで気楽に見れちゃいます。  真新しさは無いので過剰な期待は禁物ですが、個人的には、B級グルメの中ではおいしい一本だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2015-05-05 13:31:04)《改行有》

685.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》  幽霊もゾンビも殺人鬼もクリーチャーも出ないのに、これだけ面白くハラハラできる映画が出来ることが素晴らしい。今まで見たホラー映画の中でも1,2を争う面白さです。  今作の最大の長所は恐怖を煽る演出。『トッド』や『先生』のように、『死ぬまでのプロセス』をじっくり見せるパターン。『テリー』や『ビリー』、ラストの『カーター』のような瞬殺パターン。つまり、『死の見せかた』が大きく2パターンあります。  実際、実生活において『事故死』っていうのは一瞬のうちに起こるものがほとんどです。それをただ垂れ流しただけでは、ただの事故映像であり、映画にはならないでしょう。『テリー』や『ビリー』のような瞬殺パターンっていうのは、従来のホラーでは、ホラーにはなりえなかったと思うんです。  ところが、それを『トッド』、『先生』のパターンと交互に見せることで、とたんに従来にはない新感覚のホラーになります。前後の文脈がなければただの『事故』ですが、前後に文脈があることにより、ただの『事故』から『ホラーによる惨劇』になるのです。つまり今作の『死の筋書き』というストーリーの存在により、今まで映像では成しえなかった新しい形のホラーができあがっちゃっているんですね。  また、それぞれの順番も非常に大事になってきます。『トッド』⇒『テリー』⇒『先生』⇒『ビリー』。野球でいうなら、速球とチェンジアップを交互に投げているようなもんです。この順番だったからこそ、21世紀を代表するホラー映画の傑作になったのだと思えます。  このシリーズは、どうしてもそのアイデアの性質から、一番最初に最大の見せ場である『大量死』をもってくる必要があります。最もインパクトの強い映像を一番最初に見てしまうわけです。最初のインパクトが強すぎると、それ以降は何を見せられても刺激が足りなく感じてしまうものです。これはホラー映画では大変危険な行為でしょう。  にもかかわらず、ちゃんと最後まで緊張感が持続するのがこの作品の凄いところです。  ディテールにも非常にこだわっていて、雑誌のきれはしに書かれた『Tod』、ビルの窓に映る『バスの影』、『シートベルトがちぎれる白昼夢』、その予見の演出は見事すぎます。ただ非常にもったいないのは、その演出が上手すぎるうえに、展開がスピーディーなので、初見では気づかずに見過ごしてしまう可能性が高いことでしょう。(※特にバスの影は、重要な会話シーンの中でさりげなく挿入されるので、一番難易度が高い。)この『予見の演出』に気付くか気付かないかで、この作品の面白さの感じ方って、また変わってくると思います。    [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-05-05 03:15:57)(良:4票) 《改行有》

686.  ビッグママ・ハウス 《ネタバレ》  コメディときどきサスペンスの良質エンタメムービー。エディ・マーフィーやマーティン・ローレンスのわかりやすくアップテンポなコメディが大好きです。今作は、前半から中盤にかけて特にコメディ色が強く、メインのストーリーがどうでもよくなります(笑)  とは言え、レスターが次第に近づいてきているのがわかると、クライムムービーの雰囲気も出てきます。子供に絵本を読んであげるシーンはドキドキ。演出がうまく、なかなかの緊張感。コメディにしとくにはもったいない盛り上がりを見せます。  そしてそこから、マーティン演じるマルコムがFBIってばれちゃうまでの流れは、どたばたの中にコメディと緊張感をうまく共存させ、これぞクライマックスにふさわしい展開を見せます。非常に良かったですね。脇役たちの反応もOK.  個人的に、『実はFBIでした』っていうのが好きなんですよ。格好いいじゃないですか。嘘をついてはいたんですが、捜査上仕方なくっていうのが良いんですよね。そんで最後は、わかっちゃいるけど、すきっと爽快ハッピーエンド。こうゆう映画を休みの日にのんびり見るのが至福の一時です。(安上がりな自分)  それに、冒頭の引き出しでお化けのおもちゃが飛び出るシーンや、レスターが夢に出てくるシーンなんか、ちょっとびっくりしちゃうんですよね。サスペンスやホラーだったらそれくらいで驚きゃーしないけどさ、のほほんコメディだと油断しているから意表をつかれます。そーゆープチドッキリをはじめとして、ハートフルで爽快なミニエピソードを、それこそメインのストーリーを邪魔しない程度に取り入れているのが楽しいです。非常にバランスの良い作品です。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-04-30 21:50:51)《改行有》

687.  太陽に恋して 《ネタバレ》  クリスティアーネ・パウル演じるユーリをはじめとして、ユーリの友人や、トラックの運転手のルナなど、きれいな女優さんがたくさん。ドイツ映画なので、普段目にしない女優さんたちばかりで、とても新鮮です。  リズミカルなストーリー展開、享楽的で個性のある登場人物たち。エンターテイメントに富んだロードムービーです。ラブストーリーとしても、程よい切なさを感じます。  個人的にはちょっと飽きちゃうときもありましたので、点数にすると6点くらいになっちゃいます。ですがこれは単に『ロードムービーは飽きる』という個人的な体質の問題であり、この作品の良し悪しとはきっと関係ないでしょう。ラブコメ好きな方、旅好きな方、万人に愛される映像作品だと思います。  ラストのストーリーの収束のさせ方が、いたってシンプル、かつすっきり爽快で、これ以上ないハッピーエンドなのが良かったです。きれいにまとめましたね。[DVD(字幕)] 6点(2015-04-29 15:49:29)《改行有》

688.  アバウト・ア・ボーイ 《ネタバレ》  ともすれば地味な作品なのに、不思議なほどに見入ってしまいます。感情の起伏がはっきり見てとれるので、見ていて飽きないのかもしれません。  ヒュー・グラント演じるウィルの人柄は最高。軽薄そうに見えて情が深く、無関心そうに見えて意外と優しく、嘘つきなんだけど、大事なところではいつも正直者。好きではないが嫌いになれない『ウィル』という人物を、最高のバランスで魅力的に演じきっていたと思います。こーゆー役をやらせたら、ヒュー・グラントは天才的にはまります。  正直ゆーと、ストーリーは個人的に物足りない部分はありました。マーカスの恋の行方や、友人関係、ウィルの人生設計の見直しなど、どれか一つでもいいんで、もう少しだけ踏み込んで、建設的なストーリー展開を見たかった気はします。ラストの『ウィルとマーカスには支えてくれる人たちができた。』っていうのがこの作品のクライマックスなんでしょう。ですが、その結果具体的に二人の生き方が、どう変わったのか見せてくれないと、ただ雰囲気が良いだけの映画になってしまいそうです。  その雰囲気の良さだけでも高得点あげられちゃうくらいには面白い。ですが、せめてウィルにはなんか自分のしたい仕事やなりたい自分を見つけて、空っぽの自分からの脱却をはかろうとするきっかけくらいは、最後に見せてほしかったかな。  マーカスは『ブレない母親思い』がかっこよかったですね。もうちょっと音楽か勉強か、何かを頑張る姿を見たかった気もしますが、友人達からバカにされいじめられても母親を大切に思う彼は本当にかっこいいです。個人的にはこの作品の一番のポイントだと思います。  どちらかと言えば、ストーリーうんぬんよりも、人物の魅力を味わう作品。  落としどころが気になって最後まで見てしまうタイプのずるい映画という気もします。  どちらにせよ、そのプロセスは十分に楽しめるヒューマンストーリーに仕上がっていますね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-04-27 04:00:33)(良:1票) 《改行有》

689.  チャーリーズ・エンジェル(2000) 《ネタバレ》  こーゆー大衆向けの娯楽作品って相性良いはずなんですけど、そんなに面白いと思えなかったです。何故でしょう?ストーリーやアクションの既視感が強いのかもしれません。いかにも作りものっぽいキャラ設定に、わざとらしさを感じてしまったのかもしれません。普段はそーゆーの、あまり気にならないのですが、今作はなんとなく目に付きましたね。  スローを多用するのもあまり好きじゃないんですよね。『はい、ここを見て!』って強制されている感じがしちゃって・・。映画に全力で感情移入しようとする私にとって、スローモーションって鑑賞の邪魔にしかなりません。必然性がある場合は別ですが。例えば弾丸のシーンはOKです。  ついでに言うと、脚本が雑なのか、演出がまずいのかわかりませんが、単純明快なストーリーのくせに展開がわかりづらい部分があります。テンポが速くスピード感のある映画は好きなのですが、その速さに技術が追いついていない気がします。娯楽作品だからこそ、丁寧に作ってほしいものです。  ただストーリーとしては、こうゆう『とにかくガンガンいこうぜ』って感じのノリノリなアクションは嫌いじゃないです。コメディとしてはパワー不足かもしれませんが、アクションもの、カンフーもの、スパイものとしてはまあまあじゃないでしょうか。途中からスパイものじゃなくなっちゃうけど。  冒頭の飛行機から飛び降りるシーン、ドリューが撃たれるシーン、ルーシーとキャメロンが襲われるシーンなど、部分的に見れば目をみはるシーンも多いだけにちょっと残念な出来。何でもバランスが大事とゆーことかもしれないですね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-04-22 14:49:31)(良:2票) 《改行有》

690.  ムッシュ・カステラの恋 《ネタバレ》  淡々としていても、面白い作品って結構あります。静かなんだけど、スローペースなんだけど、なんかひきこまれちゃう作品、っていうのがあります。それは登場人物が魅力的だったり、ストーリーが面白かったり、理由はさまざまです。ですが今作は残念ながら、私にとっては『ただ淡々としているだけの作品』でした。  出てくる人たちも、悪い人はいませんが、かといって魅力を感じるほどの人もいないんですよ。『良い人たち』っていうよりかは、『思ったよりも良い人たち』ってイメージなんです。つまり、第一印象がマイナスで、相対的に後半よく見えてきちゃうみたいな、そんな感じなんです。ドラマ全体がそんな感じなんです。  それに、カステラさん、純愛ふうですが、妻子もちやんけ。不倫やんけ。最後のほう奥さん泣いているのに、自分は女優となんか良い感じに見つめあって終わりって、奥さんが可愛そうですよ。僕は騙されませんよ。あなたは良い人なんかではありません。誠実な人はそもそも不倫なんかせんわい。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-22 02:32:35)《改行有》

691.  悪いことしましョ!(2000) 《ネタバレ》  ストーリーに魅かれて見たのですが、期待していたものとは随分趣きが違いましたョ。『好きな人を手にいれるため、悪魔が願いごとをかなえてくれる。』てっきり、現実世界の中で、いろいろな奇跡を起こしてくれるものだと勝手に思い込んでしまった自分が悪いのですョ。まさか世界もキャラもすべて変わってしまうとわ、びっくりですョ。予想していたのとは全くちがう演出、これはやられましたョ。最も苦手なパターンですョ。途中で見るのやめようかと思ったョ。  次の願いを叶えさせるために、わざとうまくいかないように仕向けるっていうのは面白いアイデアですョ。ただそのやり口が卑劣でチープでしョ。『実は麻薬王だったョ。』『実はアソコがとても小さいんですョ。』『実はゲイですョ。』『実はリンカーンでもうすぐ暗殺されますョ。』そんなこと言い出したら何でもアリになってしまうョ。どう考えてもフェアじゃないョ。ずるすぎるョ。そんなのちっとも面白くないョ。第一、性格や知性まで変えてしまったら、もはや別人だョ。ラストは良かったけれど、好みに合わない映画だったョ。  あと、もう一つだけ言わせてョ。ビッグ・マックとコーラの注文は、契約書にサインをする前のやつだから、それをカウントするのはおかしいでしョ。[DVD(字幕)] 4点(2015-04-15 04:45:02)《改行有》

692.  恋は負けない 《ネタバレ》  主人公とヒロイン以外は、最低人間が次々と出てくるので、最初の1時間強はフラストレーションがたまりまくります。第一、主人公のポールは終始嫌われ者扱いなんですが、そこまで嫌われる要素が見当たりません。確かに周囲と比べると多少浮いている感じはあるかもですが、『主人公は仲間はずれの設定』を無理に押し付けられている気がします。  それに、ポールのお人好しぶりも度が過ぎていて、ただの情けない奴に見えなくもありません。ルームメイトやノアやアダムといった友人達の行為は、明らかに悪意もあれば非もあるのに、それに対し終始消極的で受身な態度には少々うんざりさせられます。  終盤になってようやく反撃してくれるエピソードもあるので、そこでやっと溜飲を下げることができます。オルコット教授やドーラに対しても、自分のまっすぐな気持ちをラストでぶつけてくれるのは良かったです。  それでも、やっぱりちょっと罰が弱い。エンドロールで級友たちやオルコット教授の末路を文章で教えてくれるわけですが、どうせなら劇中で見せてほしかったです。  最後に、ミーナ・スヴァーリ演じるヒロインのドーラが大変かわいく撮れています。大変に魅力的です。彼女だけでも見る価値があります。  何故か批判的な内容が多くなってしまいましたが、起承転結がはっきりしている作品や、主人公やヒロインを応援できる作品は好きなので、個人的には好きな作品です。[DVD(字幕)] 7点(2015-04-14 02:06:10)《改行有》

693.  オー・ブラザー! 《ネタバレ》  地に足がついていないふわふわしたストーリー。寄り道が多すぎる作品は苦手。本筋から離れすぎないでほしい。変にファンタジーな雰囲気やテイストを挿入しすぎるのも好きじゃないです。いろんなエピソードが伏線なしで唐突にやってくるのも苦手です。まるで、『思いつきで出てきたエピソードを、適当に切り貼りしてみました。その結果、こんな作品になりました。』って感じに見えるのです。実際はそうでないと思いますが、『鑑賞者側がそう見える』ってのが問題なんです。  したがって、個人的にはこの作品、とても面白いとは思えません。映画としての醍醐味も感じられません。コメディとしては笑うところがない。サクセスストーリーとしてはカタルシスが足りない。ドラマとしてはストーリー構成が散漫すぎて話にならない。ロードムービーとしては、同じような風景ばかりのうえ、警察の人間がすぐ追いついてきちゃうので、全然遠くまで逃げてきたって感じがしない。  更に言うなら、時間の流れが不明瞭なのも、集中力を削がれる原因の一つです。  全体的にしまりが無さすぎでゆるすぎます。  ストーリー、脚本重視の方、ドラマに整合性を求める方にはとてもオススメできない作品です。ほんとに、何を楽しむ作品として作られたのか教えてほしいです。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-04-13 02:55:03)《改行有》

694.  TAXi4 《ネタバレ》  この作品っていつもつかみが抜群に上手いです。  今回のつかみは『サッカー』。サッカーボールが、シーンが変わってもつながっていくその様子は、何かのCMのロングバージョンみたいです。更にはそのプロローグで、街中でのばっきばきのカーレースも見れちゃうんですよね。これは否が応にも期待が高まります。  ですが悲しいかな、このシリーズはその後続かないんです。本編に入るといつも通り。シリーズが進むに連れて『TAXi』がメインでなくなっていくのが残念です。  また、ストーリーがやたらとコメディ寄りなのも、2作目、3作目同様です。そんで、そのノリに、少々飽きがきています。何より、署長をメインとしたコメディパートに力を入れすぎてしまい、肝心のストーリーを壊しかねない勢いです。今回のように署長のコント中心の構成になれば、純粋な『TAXi』ファンでは逆に楽しめない恐れがあります。  コメディに力を注ぐのは全然構いません。ただし、あくまでオードブルではなく、『添え物的な立ち位置』にいてほしいのです。  それから、ダニエルの活躍が足りない気がするのと、リリーファンとしては、彼女が出ないのがひどく残念です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-03-28 06:06:51)(良:1票) 《改行有》

695.  TAXi3 《ネタバレ》  見ている側の『慣れ』もあるのでしょうが、シリーズが進むにつれて、スピード感や迫力が物足りなくなってきていますね。  『でかい車が他の車を押しつぶす』『家を壊して進んでいく』『タクシーが雪山を走っていく』面白いのですが、このシリーズの魅力ってそこじゃないと思います。  やはり公道で走ってこそのTAXi。  日常の世界の中に映し出される非日常だからこそ盛り上がるものがあります。そのラインを最初から超えちゃうととたんに作り物感が強くなるみたいです。ですので冒頭のローラーブレードや自転車での疾走が一番面白い気がしますね。  シリーズものとして、おなじみの登場人物、安定したコメディが繰り広げられる展開が大変良いです。すれ違いや勘違いトラブルもおなじみのパターン。もはや定番化したドタバタを楽しむ作品です。個人的には一話完結のドラマを見るノリで見ているので文句はありません。少々ダメだしをしちゃいましたが、やっぱり面白い作品です。[DVD(字幕)] 7点(2015-03-04 14:17:14)(良:2票) 《改行有》

696.  TAXi2 《ネタバレ》  タクシーがラリー車をぶっちぎる、つかみは満点です。妊婦さんの声が誤解を生む、ベタベタなコメディぶりも健在です。続編はやはりこうでなくては。それに前作でおなじみのキャラクターをみんな出してくれたのも嬉しいです。ダニエルの『なんだかんだ言って良い人キャラ』が、ほっとするし疲れないので、彼が主役はるだけで満足です。今作は新キャラとして、リリーの父親が登場。この人もなかなか面白いキャラクターです。  ストーリーもわかりやすくて良いですね。前作同様、カーレースで決着をつけるシリーズ通しての統一感は◎。ただし、最後の爽快感は前作に一歩及ばず。それくらい前作のラストが良かったってことなんですが。  それから、リリーの出番のほとんどが電話のみだったのはちょっと物足りなかったかも。その分、今回はジャッキーばりのアクションがわずかな時間ではありましたが楽しめたので良しとしましょう。  全体的に、抜群の安定感を感じさせるエンターテイメント作品。こーゆー作品、大好きです。[DVD(字幕)] 8点(2015-02-08 15:50:18)(良:1票) 《改行有》

697.  あなたのために 《ネタバレ》  まさに捨てる神あれば拾う神あり。極めて悲惨な状況からのスタートでしたが、状況が少しずつ良くなっていくそのプロセスは、見ていてやはりハッピーな気分になるものです。  今作のノヴァリーネイションを演じるナタリーポートマンの落ち着いた声と雰囲気が個人的にはたまらなく好きです。自然体にほっとします。あざとすぎない程度に無欲で、純粋で、それでいてすぐに人を頼ろうとしない姿勢に好感が持てます。  ノヴァリーが守られる立場から、いつの間にかみんなを支え、守る側の人になっています。子育てをしながら、ウォルマートで働き、写真を撮り、写真家になる夢をかなえていくわけです。淡白に結果だけを映しているように見えますが、彼女の努力とひたむきさがなんとなく伝わってきて、彼女の自立と成長に勇気づけられます。  この映画の雰囲気はナタリー・ポートマンが造り上げていると言ってもいいです。自分が彼女を応援したくなったように、彼女の周囲の人たちも彼女を応援したのだとすれば、すべてのハッピーが偶然ではなく必然だったように思えるのです。  長い年月が経過していくわけですが、その時間の流れを絶妙なバランスで映し出しているストーリー構成は満点に近いと思います。その上で、ノヴァリーの成長、元彼の挫折など、世の中が多様な変化を見せる中、ノヴァリー・フォーニー・レクシー・シスター&ミスターハズバンドの心の絆がずっと不変であることに心温まります。  唯一、『アメリカス』という子供の名前だけがひっかかります。それだったら最初の『ウェンディ』のほうが絶対良かったと思いますよ。カメラマンの人が余計な事を言うから(笑)[DVD(字幕)] 8点(2015-01-26 00:54:36)《改行有》

698.  ハロウィン レザレクション 《ネタバレ》  B級ホラー映画として普通に楽しめる作品です。  ただシリーズものとして、ファンの期待を裏切る部分があるかもしれないので注意が必要でしょう。なにしろ、マイケル・マイヤーズと因縁のある唯一の人物が冒頭で退場し、後は縁もゆかりもない人たちと、マイケルとのただの殺戮ショーですからね。つながりを楽しむハロウィンシリーズとしての味わいは薄いかもしれませんね。  個人的には嫌いじゃないです。  これはこれでひとつの殺人鬼ものとして、それなりにハラハラしながら観ることができますからね。僕がホラー映画で感じたい欲求はそれなりに満たしてくれるわけです。  ただ、目が疲れます。インターネット用のライブ映像が、狙っているのでしょうが画像が悪すぎです。その上全編ひたすら暗いので、まじで目が疲れます。[DVD(字幕)] 6点(2014-07-10 05:57:01)《改行有》

699.  スクリーム3 《ネタバレ》  「完結編」を意識しすぎてストーリーを凝っちゃったために、ホラーのレベルが下がっちゃいましたね。全体通して説明口調的な演出になってしまい、スピード感がなくなってテンポも悪くなった気がします。謎解き、答え合わせ、を意識しすぎなんじゃないでしょーか?  3作目ともなれば、観る側は当然スクリームシリーズに対して耐性がついているはずです。そこでテンポが悪くなり、ホラー要素が薄くなれば、益々物足りなく感じてしまうでしょう。  もちろん、シリーズ通して少しばかりそのままになっていたっぽい謎が気になる方にはおススメですが、はたしてどれくらいの人が1作目の母親の謎なんて気にしていたんでしょうか。私は正直そんなもん1作目観終わった時点でなんの興味もなかったので、今さらぶりかえされても「はあ・・・」って感じです。  好きなシリーズだっただけに、盛り上がり切れないまま終わってしまったのが残念です。最後の余韻は個人的に好きですけどね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-04-27 00:17:48)(良:1票) 《改行有》

700.  フロム・ダスク・ティル・ドーン3 《ネタバレ》  このシリーズは娯楽に徹していて割と好きなので、今作もそれほど悪いとは思いませんでした。むしろ適度なホラーアクションとして面白かったです。  ただ、プロローグの西部劇のような一連のシークエンスがもの凄く出来が良かったので、後半になるにつれてやや失速気味になったのがもったいない気はしました。そんなとこまで「1」そっくりにしなくても良かったんですけどね。  「1」を見ていればオチがわかっちゃいますので、衝撃度は確かに減ります。ただ、たとえ「1」を知らなかったとしても、「1」と本作とには大きな違いがあるのがわかります。「1」の酒場となる舞台は、まさにただの寄り道的な酒場なんです。まさかそこがゴールだとは思わせないような低俗な雰囲気があのギャップを生み出すのに大きく貢献しているんです。それに対し「3」は、酒場がいかにもラストの舞台という雰囲気をはじめから漂わせちゃっているのです。それだとよくあるB級娯楽映画と変わらなくなっちゃうんですよね。  また今作では、冒頭から結構活躍した少女ガンマンや、面白い存在になりそうなお調子者の黒人を、後半はただの被害者として扱ったところに不満を感じます。せっかく期待感を煽る登場をしてくれたわけですから、もうちょっと活躍させてほしかったですね。  なんか不平不満を並べてしまいましたが、それもこの作品がそれなりに面白かったからこそですので、悪しからず。全然面白いですよ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-23 16:42:40)《改行有》

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