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プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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701.  うた魂♪ 《ネタバレ》 公開時以来久しぶりですが、二度目のためか安心して見られました。ゴリが高校生役だったり、前半はCGも使ってオーバーなギャグを飛ばすなど、漫画チックな作り。しかしそのおかげで、主人公であるかすみの自意識過剰ぶりも笑いの要素となり、嫌みなく描かれています。中盤以降のシリアス路線へも、違和感なく移っていけました。やはり権藤の存在は大きいですね。 合唱に関わっている人間としてありがたいのは、「歌うというのは自分の内部にあるものを表現することだ」ということを、明確に語ってくれたこと。実際、指導者の言うとおりに歌っていても、コンクールで上位入賞すればいいじゃないか、という考えもあるわけです。おそらく監督が合唱にあまり詳しくなかったためでしょうが、そういう方向に行かなかったのは幸いでした。 そういう意味では、喫茶店で「私の青空」を歌う場面が、この映画の白眉でしょう。ここでのかすみたちは、誰かに言われたわけではなく、自発的に、自分のためでなく他人のために歌っている。そして歌うことを楽しんでいる。このことを台詞らしい台詞もなく描いたこのシーンは、まさに値千金でした。 ともさかりえ以下の取材クルーが必要ないとか、いろいろとマイナスの要素もあるのですが、この「私の青空」だけでも高評価です。[DVD(邦画)] 8点(2011-12-26 18:22:41)(良:1票) 《改行有》

702.  お葬式 まあ普通。これとか『おくりびと』を見ると、父親の葬式を思い出します。人が死んだというのに、親戚が集まって笑い話してるんだよなぁ。何かそういう、日常と非日常が入り交じったような雰囲気は出ていたと思います。ほかにも、「あるある」というエピソードがいっぱいでした。 終盤、火葬場で煙突を見上げるカットが絶品で、とにかく印象に残っています。お母さんのスピーチもよし。ただ、これは必要なのかと思う部分も、なきにしもあらず。脇役陣は皆さん個性的でよかったのですが、中でも友里千賀子がよかったです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-17 20:43:58)《改行有》

703.  私は二歳 《ネタバレ》 育児の日常を綴りつつ、笑いありホロリとさせるところあり。ともすれば冗長に流れがちですが、飽きずに見ることができました。団地住まいの若夫婦に船越英二・山本富士子という、美男美女コンビをキャスティングしたのが面白い。渡辺美佐子が新生児に湯を使うあたりは、育児書原作の面目躍如たるところでしょう。後半おばあちゃんと同居するようになってややトーンが変わりますが、このおばあちゃんの使い方もうまいですね。浦辺粂子さんさすがの好演。太郎君のモノローグがもっと出てくるのかと思ったら、案外少なかったのですが、主役はやはりお父さんお母さんなので、この程度でよかったでしょうか。ほのぼのしつつ、現実的な問題もきちんと取り込んだ、バランスのいい好編でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-02 20:09:42)(良:1票)

704.  父と暮せば 《ネタバレ》 これねー。話としてはいいと思うのですよ。特に原田芳雄のエプロン劇場とか、終盤のジャンケンとか。しかしいかんせん、舞台を意識しすぎ。台詞回しも舞台ならいいですが、映画でああいう風にしゃべると不自然です。個人的に舞台劇の映画化は好きなのですが、これはもう少し考えてほしかったところ。舞台風の映画であっても、『十二人の怒れる男』のような傑作もあるわけですし、本作はやはり演出のまずさが出てしまったと言わざるを得ません。惜しいです。井上ひさしはこの映画化について、「世界中の人に見てもらえるようになった」と言って喜んでいたそうです。そういう意義はあるものの、舞台人の自己満足でしょう。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-01 19:36:22)

705.  泥の河 《ネタバレ》 これはすばらしかった。子供と大人、それぞれの世界をバランスよく描いていました。そのからませ方がうまく、とくにきっちゃんが「戦友」を歌う場面は絶品。父の田村高廣と母の藤田弓子はやさしさが光るし、加賀まりこは出番が少ないのに存在感抜群。姿を見せない時から存在感があります。 本作では、一部を除いて町の中にあまり人が見られません。ほとんど主要2家族だけで話が進んでいきます。予算の都合とかあったのかもしれませんが、この家族が「もはや戦後ではない」、「神武景気」といったような世相とは、離れたところにいることを象徴しているように思えます。右肩上がりとは異なる、当時忘れられようとしていたかもしれない人の心を感じさせました。有名な映画だと思うのですが意外とレビューが少ないですね。モノクロだからでしょうか。もっと多くの人に見てもらいたい作でした。[CS・衛星(邦画)] 9点(2011-11-29 22:26:28)(良:1票) 《改行有》

706.  新・平家物語 《ネタバレ》 冒頭の、市場の様子から平氏の凱旋、さらにそれを平伏させる僧兵という流れがよかった。エキストラもふんだんに使い、見ごたえがありました。お話としては割と現代的なところがあり、そのあたりが「新」なのかと思います。台詞回しも時代がかっておらず、平安時代を舞台にした現代劇という様相。このあたりが面白かった。出演者では、雷蔵より父親役の大矢市次郎に存在感があり、作品を締めていたと思います。思ったよりも楽しめました。シリーズの残り2作も見てみたいです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-24 21:40:26)

707.  真昼の決闘 《ネタバレ》 社会派西部劇といった趣ですね。帰ってくるならず者がどれだけ悪くて、かつてどんなことをしたのかは、実はどうでもいい。そいつが帰って来るということが起こす波紋が、本作の主題ですから。起こるであろう悶着を、保安官個人の問題として片付けていいのか、そいつは本当にほかの町の人には危害を加えないのか。結局仮定の話であり、そこには正論などありません。単純に正義とか悪とかいった言葉で片付けられないだけに、現実感があります。ほぼリアルタイムで進行するのも、物語のリアリズムを生かすためでしょう。 主人公の保安官は、苦悩しながらも“信念”を持った人間として描かれています。何となくドラマ『男たちの旅路』を思い出しました。少なくとも、信念を持つことは重要ではないかと思います。 本作の弱点は、当時のハリウッド映画の原則として、「主人公が勝利しなくてはいけない」という限界を破れなかったことでしょう。「力には力で対抗するしかない」という、いかにもアメリカ的な解決をとっています。しかしそれでも、新妻に助太刀させるという皮肉な結末を迎えています。人を射殺した彼女がこれからどんな人生を送るのか、それでまたドラマが作れそうです。そういう点からしても、一筋縄ではいかない深みのある作品でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-24 21:38:27)《改行有》

708.  市川崑物語 おおむね先のレビュワーの皆様、特にイニシャルKさんが書かれているとおりです。付け加えるならば、金田一シリーズについては紹介されている時間が短いにもかかわらず、ほとんど犯人が明かされているので、見ていない人は注意が必要です。まあ、見ていることを前提に作っているのでしょうが。本作については、市川監督のファンならば当然見ているでしょうが、ファンでなくても前半はそれほど悪くないと思います。金田一シリーズになったら止めればよいのです。しかし、金を出してレンタルするだけの価値があるかどうかは微妙。監督の生涯や作品論だけならば、書籍でも手に入ります。それと映画を突き合わせる方が、よほど有益だし金の使い方としても正しいでしょう。私のように、テレビで放送されたから見るというのでなければ、この映画と出会う機会はそうそうないと思うのです。しかし、ちゃんと劇場公開されているのですよね、これ……。結局あの会社の体質というのは、30年経って社長が替わってもあいかわらずだった、ということでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-11-24 21:30:05)(良:1票)

709.  セーラー服と機関銃 初見。思ったほど悪くないです。が、ふとっちょがヒーロー番組の悪役そのままで、後半は見ているこちらのテンションが下がってしまいました。アイドル映画ながら撮り方に監督のこだわりが見られて、個性が出ているのはよかったです。映画の素材とも意外とよくマッチしていました。例の有名なセリフは、事前に意味を持たせているし、状況が重要なので、あれだけ取り出すのも何だかなぁという感じです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-24 21:22:19)

710.  午後の遺言状 《ネタバレ》 一応ストーリーらしきものはありますが、それよりも場面場面の対話で見せる映画ですね。会話も舞台劇風で、かなり好みです。出演者では杉村・乙羽よりも、朝霧鏡子に存在感がありすぎ。ほとんどこの方で保っていたんじゃないでしょうか。夫の観世栄夫もよかった。もっとも、牛国夫妻のいない場面では、主役2人の対決があったりして、これはこれで見ものでした。前半はかなり笑いの要素があり、後半と好対照をなしていました。 ちなみに終盤、牛国夫妻が心中した海岸を、蓉子と豊子が歩く場面があります。2人の後ろ姿を撮っているのですが、乙羽信子の歩き方がフラフラ。やっと歩いているという感じです。かなり病気が進んでいたことを伺わせますが、あえてこのシーンを撮った監督の思いは、決して本作のテーマと無縁ではないと思いました。 何にせよ、妙に印象に残る映画でした。私も年をとったということか。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-15 20:35:14)《改行有》

711.  プリンス&プリンセス 影絵の表現がアートしてますね。その美しさを鑑賞するだけでも得した気分。お話はオーソドックスな寓話で、こうした作品に求められる“毒”が含まれているところを、評価したいです。一見子供向けですが、こうした話の面白さは大人じゃないとわからないでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-02 20:09:20)

712.  地獄門 《ネタバレ》 極彩色の総天然色映画としては美しいのですが、お話は今ひとつ。菊池寛原作ということで文芸映画かと思いましたが、平安時代の物語であるためか、あまりそういう雰囲気もない。と思っていたら、最後に渡辺渡が「おまえは死ねばそれですむが、生き残った自分はどうなるのだ」という台詞で面目を保ったようです。それにしても、なぜこの題材を取り上げたかが不思議。そうした点も含め、時代をよく表した映画かもしれません。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-22 15:32:35)

713.  まらそん侍 《ネタバレ》 なにしろ55年も前の映画ですから、のんびりのびのびしたコメディに仕上がっています。家宝が金のキセルとか、とぼけた味が出ていますね。もっともお笑いだけでなく、恋のさや当てに友情物語と、青春ドラマの側面が強かったように思います。それにキセル盗難がからむのですから、下手をすると散漫な展開になってしまいそうですが、そこをうまくまとめていたのがよかった。特にお糸は、花を添えるだけでなく必然性のある役回りで、こうした人物配置もうまかったと思います。 出演者では、勝新太郎の色男ぶりにビックリ。テレビの座頭市以降しか知らないので、本当に別人かと思うくらいです。悪党トリオのトニー谷・益田キートン・旭輝子も楽しいのですが、藩主夫妻の会話がいちいち漫才になるのがおかしかった。マラソンをしているのに絶対まともに走らない大泉滉もいて、おなかいっぱいです。難しいことを考えずまったりと楽しむのに最適な映画でしょう。あまり知られていないと思いますが、もっと知名度が上がってもいいかも。[地上波(邦画)] 7点(2011-10-15 17:37:19)《改行有》

714.  シャレード(1963) 家庭用ビデオがなかった時代、昔の映画を見るには、リバイバルされるかテレビで放送される機会を待つしかありませんでした。本作を初めて見たのは大学生の頃。正直、予想以上のおもしろさにビックリしました。翌日、たまたまやはり見ていた友人と「面白かったな~」と語り合ったものです。 今回久しぶりに見直しましたが、やはりとても楽しい。粋でお洒落でスマートな、ある意味大人のための童話みたいなお話です。特に後半、次々人が殺されていきますが、あくまでもユーモラスでロマンチックなサスペンス・コメディに徹しているところがすばらしい。犯罪をある種の「ゲーム」として楽しむだけの余裕がないと、こういう映画は楽しめないでしょうね。作中、ケイリー・グラントが「僕の歳では真面目になんかなれない」と言っていますが、この作品のスタッフもおそらく同じ気持ちでしょう。「こんな映画、真面目に作れるか!」ってね。観客も、真面目に見てはダメ。そんな娯楽映画の王道でしょう。[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-10-10 19:40:43)《改行有》

715.  人間の條件 第六部 曠野の彷徨 《ネタバレ》 いよいよ完結ですが、前作に増して哲学的・観念的な会話が出てきます。しかし、結局梶は三千子に会えない。というか、三千子の生死自体不明のままです。思想を語ったところで生き延びられるわけではないというのが、戦争の現実であり、このシリーズの核でしょうか。裏返せば、思想を語れるのは平和な証拠のなのでしょうね。 それにしても、最後になって桐原に制裁を加える梶は怖い。第一作で私的制裁を糾弾していたのと同じ人物とは思えません。これは、戦争の場にあっては個人の思想など用をなさないということを、端的に表しているのかもしれません。 終盤やや駆け足気味だったことが残念でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-04 22:30:54)《改行有》

716.  人間の條件 第五部 死の脱出 《ネタバレ》 題名通り、命をかけた脱出行が延々と続きます。本作での梶は、落伍者が出てもしゃにむに突き進むところがやや人間離れしてきて、これまでよりマイナスのイメージです。強行軍の合間に哲学を語るのも、どうかと思いました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-04 22:22:54)

717.  人間の條件 第四部 戦雲篇 《ネタバレ》 最後の戦闘シーンは、本物を使っているだけに迫力があります。それにしても、あれだけの戦車が相手では、負けは決まったようなもの。相手が条約を結んでいたとはいえ、本土から遠く見捨てられていたことがよくわかります。根本的に兵を大切にしない軍隊は、日本独特のものだったのでしょうか。 今回、梶と鳴戸が怒りを爆発させる場面がありますが、抑圧された展開ばかりなので、ああいうところも必要でしょう。それで何か解決したわけではありませんが。[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-30 13:45:49)《改行有》

718.  人間の條件 第三部 望郷篇 今回もまた、凄みのあるできでした。このシリーズは、主人公の梶のみならず、脇役陣に魅力を感じます。特に「国境の向こうに理想郷がある」と言ってあちらに越えていった新城には考えられます。戦後の日本では理想の国だと思って海を渡った人もいましたからねぇ。病院での看護婦・丹下とのやりとりが印象深いです。[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-30 13:34:00)

719.  人間の條件 第二部 激怒篇 捕虜脱走だけであれだけ話を保たせるというのも、たいしたもの。第一部より面白かった。王享立の存在感、渡合の悪辣ぶりが強烈でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-29 17:21:13)

720.  人間の條件 第一部 純愛篇 6部作の大河ドラマなので、本作だけ取り上げてもどうかとも思いますが……。しかしまあ、こういう言い方をするのもどうかと思いますが、かなり面白く見ました。引きつけられて目が離せません。全編リアルな演出であることにも、魅力を感じました。 それにしても、梶も人間。岡崎も人間。戦争という状況があるにせよ、非道な仕打ちをするのはその人間の本質が出ただけではないかと思います。じゃあ「人間の條件」って何よ、という疑問が湧いてきます。何でも悪いことは戦争のせいにするのは、いかがなものでしょう。戦争は人間がひき起こすものです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2011-09-29 17:15:12)《改行有》

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