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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
701. 呪怨<OV>(2000) 《ネタバレ》 まったくの予備知識なしで観賞しました。オムニバス形式になっていたので、関係のない話かと思いきや、実は全部関連しているのですね。「村上柑菜」の章で気付きました。(遅い?) 更には時系列がばらばらになっているうえに、他のシリーズを見ていないとわからない部分まであって、単純なホラーだと思っていたのにあまりに???な部分が多い作品です。おかげで随分と頭使っちゃいました。そのため、多少気持ちが集中しきれないところがあったかもです。 ただそれでも面白い作品でした。怖いというよりかは、不気味と言ったほうが良いかもしれないです。特に、かばんに入れた○○をふりまわすシーンと、階段を上る女子高生のシーンは、今まで見たホラー映画の中でも、不快感、おぞましさ、トップクラスでした。階段を上るシーンは、「由紀」の章とのコントラストがかなり効いていると思われます。「由紀」の章で見られる村上柑菜の日常、それが階段のシーンでは見事に非日常へと反転し、そのギャップに恐怖心が煽られちゃうんでしょうか。更にはお母さんの存在がスパイスとして見事な役割を果たしています。 ちなみに「村上柑菜」の章で何があったのかは、「片隅」という別のエピソード(※このDVDには収録されていませんが)で確認しました。なるほど、そーいうことだったのか。でも結局あごをどこで落としちゃったのかはわかりませんでしたねー。 続編も見てみようかと思っているんですが、平均点低いなー。つまんないのかなー。[DVD(邦画)] 6点(2014-01-23 02:42:31)《改行有》 702. 破線のマリス 《ネタバレ》 冒頭5分、黒木瞳演じる遠藤瑤子の仕事ぶりにまずひきこまれます。 その後、春名誠一(白井晃)と名乗る男から、郵政省の内部告発のビデオが持ち込まれ、序盤からかなりの緊迫感。しかも、実は春名なんて男は郵政省にはいないし、カフェのマスターまで仕込みだとわかっちゃって、「いったいあいつは誰なんだー。目的はなんだー。」と、知的好奇心をさんざん刺激されちゃいます。 で、結局真相は・・!教えてくれません。なんともひどいサスペンス&ミステリーです。問題出しっぱなしで、さんざん時間かけて解かせといて、答えは教えてくれないなんてそりゃあんまりです。 それでも最後まで見れたのは、もうひとつのミステリーと麻生(陣内)がいったいどうなってしまうのかがすごく気になったからです。そしてそっちの結末には、個人的にはまずまずの驚きがあり、満足です。子供にだけは合鍵渡しておく可能性もあるわけですしね。ただ、ビデオを撮るのはわかるんですけど、撮ったビデオを母親に送るのはどう考えても意味わかりません。 最後の「笑ってるよこいつ」ってのは完璧な決め台詞でしたね。ラストにふさわしい締めくくりだったと思います。[DVD(邦画)] 6点(2013-11-12 01:21:24)(良:1票) 《改行有》 703. ジェイソンX 13日の金曜日 《ネタバレ》 ホラーの要素も多少は含めつつ、戦闘員やアンドロイドとのアクションが満載で、予想以上に楽しい作品でした! 「蟻をつかったマシーン」で、人もジェイソンも良い感じで復活したり、仮想バーチャルの世界でジェイソンを混乱させたり、未来ならではの設定も良かったのではないでしょうか? ただただ、ひとつだけ! バージョンアップを遂げた後のジェイソン! 撃たれても「カキーンカキーン」って! そんなのジェイソンじゃないやい! あくまで、銃弾や敵の攻撃をその身に受けて、傷つきながらも何度も立ち上がる。 そのジェイソンの姿が感動を呼び、涙をさそうのに。 ラストでやっぱり湖に還っていったみたいですから、もう一度湖底で『自分は何者なのか』ということを、頭冷やしてじっくり考えてほしいです。 自分を見つめなおし、本当の自分を見つけたら、また元気な姿を見せてほしいです。[DVD(字幕)] 7点(2013-05-17 14:28:19)《改行有》 704. いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 10時間以上仕事した後、嫌がるのを無理矢理連れて行かれて見た映画です。 しかも当時邦画にほとんど興味がなく、付き合いで見たわけですが、ものすごい感動したのを覚えています。まず映画館にあれほど人がいるのを初めて見ました。 「え?何々?みんなこんな遅い時間に、この映画を見に来ているの?」 それでもまだ気分は乗りません。惰性で見ます。そして・・・次第にその雰囲気に飲みこまれます。 これは完全にスロースターター映画です。 個人的には、一番盛り上がったのは澪がいなくなった後の澪目線の回想シーン。 いやね、正直あの回想シーンだけで、「もう一回中学生(もしくは高校生)に戻りたい」と思った男子諸君は100人以上いるはず・・・!いや、戻ったところで同じ体験は絶対できないんですけど。でもそう思わせるくらいの良い回想シーン。最高の疑似体験させてもらいました。 ただ「未来にジャンプした。」だけが何故かぴんときませんでした。 もちろんあれがあるから、「今、会いにゆきます。」につながるわけですが。 それでもやっぱり、なんかぴんとこんかった。 あ、ちなみに映画館で見たときは「花」、良かったですよ。感動を助長してくれて良い感じでした。 [映画館(邦画)] 9点(2012-05-27 16:22:55)《改行有》 705. フライトプラン 《ネタバレ》 母親っていうのは、子供のためであればおかしなくらい理不尽になれるものかもしれません。そういった意味では、ジョディ・フォスターは見事なまでにリアルな母親を演じていたと思います。 そのリアルな母親だったからこそ、一緒に騙されました。 ぼくはもう途中で完全にパニック。 だって、あの母親だったらありえるじゃないですか。すべてが妄想だったってオチ。 「え?娘は死んでいる?まさかすべて母親の妄想だったのか?」 ってな感じで・・・お恥ずかしい・・・ ですので、もう娘が出てきたときの衝撃といったらそりゃあもう。 僕は単純なので、一緒に騙されて、一緒に「よっしゃあ」って思って、最後爽快で、アラブ人にはちょっとだけごめんね、って思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-25 12:39:05)(良:1票) 《改行有》 706. ゾンビハンター2022 《ネタバレ》 時は近未来。文明が発達した大都市に、大量発生したゾンビ達。 そのゾンビたちをハントする通称「ゾンビハンター」 歴戦の勇者たちのレーザー銃がゾンビを貫く! ・・・・・・・みたいな映画を勝手に、そう勝手に想像していた私が何もかも悪いのです。 まさか、まさかあんな何もない原っぱをひたすら駆け回るだけとは。 ってゆーか、このタイトルをつけてパッケージの扉絵を決めた人、絶対この映画見ていないでしょう! もし見ていて、何もかも分かった上でこのタイトルをつけてこの扉絵にしたとしたら、・・・それはもうすごいとしか言いようがないですね。 僕のような凡人には理解できないすばらしいセンスです。 [DVD(字幕)] 2点(2012-05-22 00:55:50)(良:1票) 《改行有》 707. ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 あまりに救いようのないストーリーに、苦手なミュージカルがブレンドされて、観賞後しばらく後遺症が残りました。 面白い、面白くないに関わらず、今までに、観賞後「見なければ良かった」とまで思ったのはこれと「メメント」くらいです。 完全無実に決まっているのに、その無実を証明するために、弁護士費用として息子の目の手術代が必要って・・・そこまでしますか・・・。 観賞時、DVDのパッケージだけで勝手に「サクセスストーリー系の感動もの」と思い込んでいた自分も悪いのですが、それにしてもあのパッケージと中身のギャップが大きすぎます。 しばらくしてから、友人と「ダンサー・イン・ザ・ダーク被害者の会」を作って(と言っても3人だけですが・・・)、慰めあって、お互い元気を取り戻すことができました。[DVD(字幕)] 0点(2012-05-18 15:03:17)(良:1票) 《改行有》 708. メメント 数年前にまったく予備知識なしで見ました。 何が起こっているのかまったくわからなかった。 初見でこの映画を面白いという人はエジソンより頭が良いと思う。 ただ、昔、友人が飲み会の席で、「メメントが面白い」、と女の子達に話していましたが、それは嘘だと思いました。あいつに理解できているわけがない。 「メメント」をナンパに使うとはなんてヤツだと思いましたが、映画にはそんな使い方もあるのだと感心しました。 [DVD(字幕)] 1点(2012-05-18 14:52:11)(笑:3票) 《改行有》 709. ザ・グラディエーターII ローマ帝国への逆襲 レンタル開始当時、「グラディエーター」の続編だと思って借りてきてしまった映画。 勝手に面白いと思い込み、あろうことかそのとき付き合っていた彼女に、「これすごく面白いから一緒に見よう。」と言って一緒に見てしまった映画。 ・・・かなりきつい目にあいました。 その後、「スターシップトゥルーパーズ」で同じ過ちを繰り返す・・・[DVD(字幕)] 3点(2012-05-16 17:43:13)(笑:1票) 《改行有》 710. グラディエーター 満点。満点。満点。 誰が何と言おうと、満点。 僕の中では満点以外ありえない映画。 「ラッセル・クロウ」 映画ど素人の僕が、名前を覚えた数少ない映画俳優の一人。 この数年後に、「ビューティフル・マインド」を見て、ラッセル・クロウを神だと思いました。 当時友人・知人に薦めまくって、うざがられた思い出深い映画。 ですが、観終わったあと、みんなから「○○が薦める映画にしては、マジ面白かった。」と言われました。若干ひっかかる言い方でははありましたが、かなり嬉しかった。 どちらかというと、男友達のほうが評判が良かったです。 女友達からは「男の子映画だね。」と、なぜか上から目線で言われました。[DVD(字幕)] 10点(2012-05-16 16:17:34)(笑:1票) 《改行有》 711. きみに読む物語 《ネタバレ》 ストレート一本勝負のラブストーリー。 波乱があり、障害もありますが、二人のお互いへの気持ちは最初から一度も変わりませんでした。 「君がしたいことは何?」とはじめに尋ねたノアと、一度も尋ねなかったロン。ロンはすばらしい人です。総合力ではロンのほうが上かもしれません。ですが、ノアとロンに唯一差があったとすれば、その一点に尽きます。ノアははじめから「アリー」を見ていましたが、ロンが見ていたのは「アリー・ハミルトン」だったのかもしれません。ノアが、二人の約束の家を完成させた写真をアリーが見たとき、アリーは思い出したようにロンに言います。 「私は絵を描きたい。」 原作が小説のためか、美しいセリフにもたびたび心動かされます。 「ママは最愛の人だ。ママのいるところが私の家だよ。」[DVD(字幕)] 9点(2012-05-13 22:21:50)《改行有》 712. グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 今までに見たことがあるドイツ映画の中では、一番面白いと思いました。東西ドイツの統一によって、人々の生活や社会環境がどのように変化していったのかがよくわかる映画です。えてしてそのような映画はエンターテイメント性を犠牲にすることもあるのですが、この映画については多くの人が楽しめるようにコメディ色の強い演出も頻繁に出てきます。また、登場人物たちそれぞれに魅力があり、ヒューマンドラマとしても完成度の高い作品だと思います。僕の場合は、母親の命を助けるためとはいえ、ずっと嘘をつき続けることが果たして正しいことなのか、ということを深く考えさせられました。[DVD(字幕)] 8点(2012-05-13 22:20:16)(良:2票) 713. ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 30を過ぎると、いつの間にかホラー映画が怖くなくなる時がきます。スプラッタも、日本ホラー特有の雰囲気も平気になります。ですが、刺激はあるので、普通にエンターテイメントとしてホラー映画を時々見たくなります。この映画も、そんなスタンスで見ました。心臓握りつぶされるかと思いました。これは怖すぎです。ホラー映画をよくここまで真面目に作ったね。感心します。怖さの一番の原因は、ある日、ある瞬間に突然日常から隔離されるところにあると思います。巻き込まれ型と言ってしまえばそれまでですが。実際「ドキュメンタリー風+巻き込まれストーリー」のホラーが一番怖いのではないだろうかと気付かされた一品です。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-13 22:19:56) 714. インファナル・アフェア 今までに見たスパイ系サスペンスでは最高傑作です。かなり感情移入して見てしまいました。このDVD、普通に市立図書館で借りました。今の図書館は普通にアクションやサスペンスやホラー映画まで置いてあるので凄いですね。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-13 22:19:33) 715. ランド・オブ・ザ・デッド 大好きです。面白い。テッド号強い。硬い。頭の良い黒人ゾンビだけ、ゾンビに見えない。周りのゾンビから、「オマエなんてゾンビじゃない。」とか思われて食べられちゃえば面白かったのに。でもゾンビって、なんで最後まで食べないのだろう。本能で生きているのなら、それこそきちんと最後まで召し上がっていただかないとねぇ。まさか、仲間を増やしたくてかじっているだけ?[DVD(字幕)] 8点(2012-05-13 22:18:36) 716. A.I. 《ネタバレ》 10年前くらいに、「シックスセンス」で「ハーレイ・ジョエル・オスメント」という子役を初めて見て、すっかりファンになってしまいました。 彼が出ている他の映画を見てみたくて、「ペイ・フォワード」を見て感動しました。 それから、何かのテレビで、「この子役は本当にすごい役者さんです。今度上映される『A.I.』の役づくりのために、まばたきをしない練習をしているそうです。」という裏話を聞いて、「A.I.」を見たくて見たくてたまらない日が続きました。 そして、何週間かして、ようやく鑑賞する日がやってきました。 やっとやっと、見ることができました。 冒頭からすぐに物語にひきこまれ、ずっと画面に釘付けでした。 次が気になって気になって、ずっと見ていました。 人類が滅んでしまいました。 宇宙人が出てきました。 ・・・その日以降、すごく楽しみにしていた「A.I.」への熱意とともに、「ハーレイ・ジョエル・オスメント」さんへの熱も少しだけ冷めてしまったみたいです。 [DVD(字幕)] 2点(2012-05-13 19:44:59)(笑:1票) 《改行有》 717. どろろ 《ネタバレ》 CMで赤い髪の妖怪が暴れているのを見て、無条件で見たいと思っていた映画です。 そいつさえ見られれば、ストーリーなんてどうでも良かった。 ところが、意外とストーリーがちゃんとあるし、次から次に妖怪が出てくるので、個人的にはとても楽しく鑑賞しました。ただ後半になるにつれて盛りさがっちゃったのは残念です。特にラスボスはちょっと・・・ 小さい頃に仮面ライダーやウルトラマン、ゴレンジャーなんかを、ストーリーそっちのけで戦闘シーンだけを楽しんでいた人たちには、ある種のノスタルジーを感じさせてくれる映画かもしれないです。 ただし、ドラマの「オレンジデイズ」なんかで、妻夫木さんや柴崎コウさんのファンになっちゃった方には、この映画では二人の良さは完全に殺されているので注意が必要です。[DVD(邦画)] 7点(2012-05-10 16:09:28)《改行有》 718. 28日後... 《ネタバレ》 僕が初めて走るゾンビと出会ったのはこの映画でした。 それはもう衝撃的でした。 ゾンビが速いというだけで、こんなに恐ろしくなるものかと。 わりとホラー映画、とくにゾンビ系はストーリーそのものは記憶があやふやになりがちなのですが、この映画だけは色褪せることなく、今でもまぶたを閉じると、ほらそこに走るゾンビが・・・ このあとにドーン・オブ・ザ・デッドを見てしまいましたので、僕の中でインパクトが強いのはこちらです。 確かに、多くの方がご指摘されているように、前半と後半でテイストが少し変わります。 前半はゾンビホラー、後半はサスペンスアクションに近いノリにシフトします。 ただ走るゾンビが初めての経験だったもので、軍隊導入で少しホラーから離れてくれた時は、箸休め的な意味でほっとしました。 そのままハッピーエンドにいってくれたので、一安心。 ゾンビ映画はハッピーエンドに限りますね。 ただ、もうひとつのエンディングがあったことは知りませんでした。 ぜひ見てみたいです。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-07 16:34:49)《改行有》 719. ALIENS エイリアンズ(2005) 《ネタバレ》 今まで見た中で最低の映画。面白くない。でも何故か最後まで見てしまった。これが怖いものみたさというやつでしょうか。 見たあとに、しばらくすると90分無駄にしたという後悔の念が押し寄せてきます。さらに、こんな映画を見たことが恥ずかしくなります。自分で選んで借りてきた映画ではないことが唯一の救いですね。[DVD(字幕)] 1点(2012-02-22 14:37:17)《改行有》 720. ロッカーズ ROCKERS(2003) 福岡、博多が舞台になっただけでうれしか。「きさん」って久しぶりに聞いた。昔はヤンキーが多かったけん、こんな言葉遣いみんなしよった。バンドもよかー。なつかしか。良い映画やけど、福岡出身じゃない人にはセリフが聞き取りづらかろーっ。[DVD(邦画)] 7点(2011-12-06 03:48:01)
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