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741.  パルコフィクション 流行の発信地から赤字続きのテナント・ビルへと凋落した渋谷パルコをモチーフとする、パルコのパルコによるパルコ起死回生の為の、パルコらしいオムニバス不条理コメディ。鑑賞中は充分楽しいし、1時間ちょいの中品なので観易いことは観易い。しかし、どうにも納得いかないのが、既に「ウォーターボーイズ」でメジャー・デヴューを果たした矢口史靖監督が、何でまたキャリアを一歩後退させる様な映画を撮らなければならないのかということ。これは「エイリアン2」でメジャー進出したジェームズ・キャメロンが次に「T2」を撮らないで、「殺人魚フライングキラー2」(原題で言えば「ピラニア3」か)を撮る様なもの。自主映画並のお遊び感覚では原点回帰とは呼べません。それに、得意の人形アクションにも飽きてきました、6点献上。6点(2004-11-12 00:54:17)

742.  チキン・ハート 切ねー、とにかく切ねー。彼らは決して一生懸命生きてない。何か心に引っ掛かりを感じつつも、のんべんだらりと日々を流されていく。それはアパートを追い出されることが決まってからも変わらない。この逃げの姿勢は堪らなく羨ましい。別に自らの殻を破ることや目標に邁進することだけが美徳じゃない。主人公(周りが皆「本人」ぽかった所為か、本作の池内博之は凄く巧く感じました)にだけは最後にちょっとした変化が訪れますが、松尾スズキはダメなままだし、忌野清志郎は遂に逃げ切ってしまった。これは「今」だからこその映画ですネ。で、この切なさに+1点して、7点献上。7点(2004-11-12 00:53:48)

743.  Dolls ドールズ(2002) 表現手法には寺山修司の匂いも感じますが、田舎者の前衛芸術と違い、こちらは非常に洗練されていました。しかも、深みがあって発色の良い美麗な映像は、近年の邦画の中ではピカ一。これは撮影自体に相当贅沢な手間隙をかけたのでしょう。こういう映画はストーリーなど二の次で映像こそが主役であって良いとは思いますが、中途半端なオムニバス形式のラヴ・ストーリーは、どれもカビ臭いものばかり。映像で間を持たせる自信が無かったのか、ヤクザ者とアイドルの話はまるで取って付けた様(やっつけ仕事感は、深キョンの振り付けのいい加減さに表れてる)。尺を削ってでも、もっともっと繋がり乞食の二人に迫っていけば、更に面白い映画になったと思います。それにしても、菅野美穂は相変わらずいいなぁ、5点献上。5点(2004-11-12 00:53:26)

744.  非・バランス いじめに傷ついた心と子供から見た大人の世界ってことで、小・中学生には良いかもしれません。しかし、(原作が児童文学らしいので仕方ないかもしれませんけど)大人が観るには少し辛い出来。中途半端にファンタジックな演出は、フワフワと浮ついてる様で座りが悪いし、子供の心の「アンバランス」に、安っぽい原因と結果を示してるのも面白くない。本作を観ると、同じ様にアンバランスな中学生を描いた「害虫」が、いかに優れていたかが解ります(ま、宮崎あおいが相手じゃ分が悪すぎる様な気もしますが…)。この映画は逆R-15(15歳以上、視聴制限)に指定したい、5点献上。5点(2004-11-12 00:53:04)

745.  完全なる飼育 愛の40日 ≪完全なる飼育完全制覇・その2/獲物=深海りえ≫ 最初っから全く初々しくない深海りえの「パパになってください」に続いて出てくる台詞が「UFOを探してたんです」って…、この不条理感爆発のオープニングに前作から引き続き唖然。そして前半をほとんどすっ飛ばしていた前作に対し、こちらは前半を比較的リアルに描いていく。しかし後半は前作の方が原作に忠実。女子高生側の視点で物語を進めるのも良いですけど、深海嬢の棒読みによるナレーションが入る度に苦笑してしまう。場所が判れば是非行ってみたい、治外法権的性行為空間と化している公園にも爆笑してしまった。それにしても「続編」ではなく、際限なく「リメイク」され続けていくシリーズってのも凄い。これは「富江」シリーズ並の増殖力ですネ、4点献上。4点(2004-11-12 00:52:39)

746.  シベリア超特急3 ≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 3≫ これは余り面白くなかったなぁ。これじゃテレビのサスペンス・ドラマと全く変わりないじゃん。製作規模は更に拡大したようですけど、もうそんなことには驚かない。閣下も影が薄過ぎ。前作の「やめたぁ~」みたいな殺人的爆笑シーンも無い。確かに映画としての出来は一番良いですけど、誰も「シベ超」にそんなものを求めてないんじゃないですか? 「シベ超」を極めるのではなく本格ミステリーを目指すなら、中途半端にしないで、推理作家と脚本家を総動員して「オリエント急行殺人事件」並の作品に仕上げて欲しいです、3点献上。3点(2004-11-12 00:52:15)

747.  シベリア超特急2 ≪コンプリート・シベリアン・エクスプレスPart 2≫ 何と、普通に面白かった。いや、きっと普通に観せられた場合は、憤慨しないにしても退屈だったとは思いますが、「シベ超」だと思って観ればとても楽しい作品だと思う。冒頭、新幹線のカットから入る予想を裏切る展開にまずビックリ。前作からはとても考えられないオールスター・キャストにビックリ(SKD時代を思わせる草笛光子の役と脚線美にもビックリ。寺島しのぶに至っては、これが銀幕デヴュー作)。あの「シベリア超特急」の続編だというのに、よくこれだけ製作規模が拡大したと思う。これは快挙です。そしてこのオールスターの中に於いても、「やめたぁ~」のたった一言で、全てをさらってしまうマイク水野は半端じゃなく凄い。映画への愛も充分感じられました、6点献上。6点(2004-11-12 00:51:55)(笑:1票) (良:1票)

748.  陰陽師Ⅱ 前作から全く進歩の見られない出来。「滝田洋二郎という人にはこういう映画を撮るセンスが皆無」だと「Ⅰ」のレヴューに書きましたけど、相変わらずです。本来なら一本経験して慣れた筈なのに、更に酷くなってるのは何故? そして、人気・実力共に現在No.1の大根役者・伊藤英明君と元スピードの女の子だけで充分鬱陶しかった配役に、深キョンと市原隼人が追い討ちをかけてくる。特に今回は、深キョンが伊藤君以上に酷いぞ。背中からのヌードすら拒否する位なら、最初から出演を断りなさい! ということで、女形姿まで披露して前作同様孤軍奮闘の野村萬斎に、3点献上。3点(2004-11-09 00:11:53)

749.  ソウ 全ては私の先入観の所為。ほとんど情報を仕入れず、「大評判の密室不条理ミステリー」だとばかり思い込んでたので、「数多ある猟奇連続殺人モノの一つ」だったことに、とにかく拍子抜けしてしまった。ラストにしたって「そうだったのかっ!」ではなく、「な~んだ…」程度の印象。うるさい編集と音響にも特別な新味は無い。【六本木ソルジャー】さんの仰る様に、被害者達が全く繋がってこないのが最大のマイナス要因だと思う。どうせ予算も限られてた訳だから、医師、カメラマン、犯人、死体の四人だけに物語を絞って、脚本をもっと煮詰めた方が良かった。ということで、6点献上。6点(2004-11-03 12:37:18)(笑:1票)

750.  父、帰る 公式ウェブ・サイトのトップ・ページには「なんで今さら帰ってきたんだ」を始めとした疑問が羅列してありますが(これってほとんどネタバレに等しいゾ)、それらの疑問はほとんど物語には関係無いと思う。ここには父親と息子の関係性に於ける真理がある。兄にとっては逞しく、全知全能の絶対的な存在。弟にとっては疎ましく、得体の知れない存在。息子にとってはどちらも正しい父親像です。父親は、互いに涙を流して抱き合う様な腑抜けた存在であってはいけない。私は本作を非常に微笑ましく観ました。だから、この不必要な「謎」やラストの展開は残念でならない。映画に過剰な説明は不要だと思いますが、同時に思わせぶりな謎も不要。その所為で本作も、出来損ないのミステリーみたいになってしまった感じです、6点献上。6点(2004-11-03 12:36:57)

751.  スナイパー(2002) 《ネタバレ》 いつの間にか黒人B級俳優の帝王として君臨していたウェズリー・スナイプス主演の、原題・邦題から連想される通りのB級サスペンス映画。銃規制を訴えるにはスナイプスの目的が良く解らないし、夫は殺し、妻を逃がしてしまうのも良く解らない。これもまた銃規制を訴える手段だとは思いますが、最後に拳銃自殺してしまうのも非常に後味が悪い。ということで、どうも旗色が悪いようですが、B級らしいポップな演出もあって、久々のリアル・タイム・サスペンスとして、観てる間はそこそこ楽しめました。でも、もう一盛り上がりさせても良かった気もしますネ、6点献上。6点(2004-11-03 12:36:34)

752.  えびボクサー ホントにイギリスって、この手の映画しか作ってないんじゃないか? これもスポ根特撮馬鹿映画と思わせといて、実は「フル・モンティ」等から脈々と続く、お馴染みのダメ人間達の再生奮闘コメディになってます。映画としては、今一つ弾けきらなかったという所でしょうか。近年のイギリス映画には絶対不可欠な失業者達も、映画の中ではいつもながら大活躍ですね。それにしても、これは確かにシャコです。しかしポスター等のPR媒体に載ってたのは、本作にはチラッとも姿を現さないエビ(つーか、こりゃザリガニか?)。これって、完全に景品表示法違反じゃないのか? 5点献上。5点(2004-11-03 12:36:13)(笑:1票)

753.  ボイス ビデオが携帯電話になっただけで、基本設定は毎度お馴染みの「リング」。しかしその設定と、これまたお馴染みの「殺された者が復讐を果たす」という話が、全く噛み合ってない。また、携帯電話、援交男、少女、不妊治療、怨霊女子高生と、エピソードも多過ぎる。最後に全てのエピソードが溶け合ってる様で、全く溶け合わない。演出もジャパニーズ・ホラー風の映像に、ハリウッド風音響を被せただけで、新鮮味の欠片も無い。しかも所々、良く判らない映像が混じる(「見せない」ことと「見えない」こととは全然違うゾ)。これなら「カルマ」の方がまだ良かった。という訳で、3点献上。3点(2004-11-03 12:35:49)

754.  春の日は過ぎゆく 極一般的な恋愛遍歴の1エピソードをそのまま切り取った、切ないラヴ・ストーリー。胸焦がす大熱愛でも運命の大悲恋でもないラヴ・ストーリーが、果たして面白いかどうかは別として、少なくとも本作は、これまでに私が観た恋愛映画の中では断トツにリアル。他愛ない恋愛感情の浮き沈みは、多くの男女の共感を呼ぶ筈(若い人には解らないかな)。特にイ・ヨンエの年相応の老け方と言うか、やつれ方と言うか、盛りを過ぎた等身大の容姿と、リアルに気まぐれな人物造形は秀逸。こういう女性は男の方からキッパリと別れないとダメ。美人なだけに性質が悪い。こうして女の車に傷を付けてた馬鹿な子供も、やがて男になっていくのです(このシーン、私にとっては余りにも予想外の行動だったので、大笑いしてしまった)、7点献上。7点(2004-11-03 12:35:29)

755.  ドッペルゲンガー 劇中のドッペルゲンガーは二重人格者の妄想でも霊的な存在でもなく、完全に別個の生きた人間として登場する。そこには一切の説明が無く、正体も不明のまま。従って、本作は最初から不条理劇ということになりますが、「抑えられていた内なる欲求が具現化する」等という単純な話とも思えなかったし、おまけに後半は更に物語が壊れていく。黒沢清お得意の、「日常風景の中に溶け込む様に存在する狂気」といったものは感じられたし、古典的手法を新鮮に見せる手腕には感心しましたけど、個人的に今一つ釈然としませんでした。観てる間は面白いんですけどネ…、5点献上。5点(2004-11-03 12:35:00)

756.  カリスマ 《ネタバレ》 何かモダンな寺山修司って感じ…。私も訳が解らないけど、不思議と駄作だという印象は受けなかったし、つまらなくもなかった。基本的にはAを採るか、Bを採るか、両方採るかという3択問題。それぞれに正論があり、それぞれに権利がある。この森の中にはマジョリティのA派とマイノリティのB派がいて、役所広司が両方採る派。しかし、両方採ることには両方失うというリスクも付いて回る。玉石混交、全滅なら全滅でもいいじゃないか、全員が同じリスクを背負う方がフェアじゃないかというのは理想ですけど、人の生死が関わってくればそうも言っていられない。難しい問題です。ところでこのラスト・シーンですけど、これは両方採った役所広司が勝ったことで、終末が訪れたってことなんでしょうか? 6点献上。6点(2004-11-03 12:34:35)

757.  The AURORA 海のオーロラ 当時のスクウェアに触発されたのか、「A・LI・CE」と同時期にひっそりと公開された、日本テレビがどーゆーつもりで製作したのか解らない、もう一つのフルCGアニメーション映画。「A・LI・CE」は陳腐な話を美少女アニメ風に仕上げた志の低い映画でしたけど、こちらは処理速度の遅いマシンしか使えなかったかの様に全ての動きが緩慢で、キャラ・デザイン共々、仕上がりはまるで人形劇。最新のテクノロジーを使いながら超ローテクにしか見えない映像は、もしかして演出なの? 生物をモチーフにしたメカ・デザインも斬新な様で古臭い。これじゃ実験作とさえ呼べませんヨ、3点献上。3点(2004-11-03 12:33:05)

758.  福耳 伝説の2時間ドラマ版「リング」を演出した瀧川治水の劇場用デヴュー作にして、俳優・宮藤官九郎の初主演映画は、老人マンションでバイトを始めたフリーター青年に、死んだ老人の霊が取り憑いてしまうというファンタジック・コメディ。老人達の色恋沙汰に巻き込まれながら、青年が自らの進む道を発見していく王道のストーリー展開。王道故に新しさはありませんが、ベテラン俳優達の楽しげな演技と、クドカンの情けないルックスを十二分に活かした設定で、老若男女、誰でも楽しめる佳作に仕上がってます。邦画で「誰でも楽しめる」というのも、最近では中々貴重ですヨ、6点献上。6点(2004-10-29 00:37:14)

759.  蛇イチゴ 表層的に取り繕われた平和の中で価値観を培ってきた人間が、その背後にある真実が露見しても尚、自らの価値観にしがみ付く様を描いた異色ホーム・ドラマ。本作に登場するのは父、母、婚約者、そしてホームルームで正義感ぶる女子児童等の偽善者と、露悪な兄。既に偽善者達に裏切られた主人公は、「兄は悪である」という最後の価値観が崩壊することに恐れおののき逃げ出してしまう。兄の本意は遂に明かされませんが、彼は妹にとって唯一の真実を残して去っていく。それが「蛇イチゴ」。宮迫博之以下、周りを固める役者陣に対し、つみきみほが少し弱い気もしますが、テーマ性、リアルな脚本と登場人物、そして充分に面白い娯楽性は、今の日本では橋口亮輔に匹敵するかもしれません。という訳で、7点献上。7点(2004-10-29 00:36:55)(良:1票)

760.  NOEL ノエル(2003年/邦画) La'cryma Christi(おじさんには読解不能です)のTAKA主演のアイドル・アクション映画かと思いきや、何と平良とみ主演の馬鹿映画だった。南国沖縄が舞台になってるのに、この寒さは一体何だ?(「ナビィの恋」のパロディのつもりか?) やる事成す事、全て寒いぞ。よく「新春かくし芸大会」並などとゆー形容をしますけど、これが正にそれ。人気者のとみさんにあるのは雰囲気だけで、演技はもの凄~く下手。もしかして、今、日本で一番下手な女優じゃないか。もちろんTAKA君も期待を裏切らない酷さ。それに加えて、演出が「かくし芸大会」の様なバラエティ・ドラマのまんま。情けない効果音出し捲り、みたいな。最も寒さを感じた瞬間は、ラストに「Ⅱ」の製作を表明した所。悪いことは言わないから、やめた方が良いヨ、2点献上。2点(2004-10-29 00:36:35)

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